JP2758376B2 - 医科または歯科治療用椅子 - Google Patents

医科または歯科治療用椅子

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JP2758376B2
JP2758376B2 JP7066457A JP6645795A JP2758376B2 JP 2758376 B2 JP2758376 B2 JP 2758376B2 JP 7066457 A JP7066457 A JP 7066457A JP 6645795 A JP6645795 A JP 6645795A JP 2758376 B2 JP2758376 B2 JP 2758376B2
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用または歯科治療
用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】そのような治療用椅子は、二つの主な要
求を満足する必要がある。すなわち、一方で、その椅子
に座りまたは横たわる患者に、快適な座り位置または快
適な横たわり位置を提供することであり、他方では、患
者の体と治療に関係する人、特に医師との配置を、安全
で快適な治療が保証されるような位置にすることであ
る。
【0003】上述したこの種の歯科治療用椅子は、ドイ
ツ国特許出願公開公報3048804号(DE−30
48804 A1)に記述されている。この知られてい
る治療用椅子から連想されるのは、背もたれを旋回する
時に、背もたれと患者の背中との相対的な変位を防ぐた
めの、背もたれ長さ補正装置である。このような補正装
置は、治療用椅子の水平に横断して延びている背もたれ
ジョイントのジョイント軸が、患者の骨盤の関節の関節
軸と一致しないような治療用椅子のために必要である。
患者の骨盤の関節の関節軸は、ジョイント軸が座る面に
ほぼ等しく配置されている時に、治療用椅子の座るまた
は横たわる面よりもある一定量だけ上に位置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】背もたれジョイント軸
が患者の骨盤関節の軸と一致し、したがって補正装置が
必要ないような歯科治療用椅子がすでに提案されてきて
いる。しかし、そのような治療用椅子は、患者の骨盤近
くの少なくとも一方の側に凹構造を有しており、これ
は、患者が治療用椅子に載ったり離れたりするのをより
難しくしたり、安定性に影響を及ぼしていたりする。
【0005】前述したドイツ国特許出願公開公報第30
48804号(DE−3048804A1)において、
補正装置は背もたれの中に形成されている。その背もた
れは、背もたれ搬送部上で長手方向に自由に移動可能に
据え付けらている。背もたれ搬送部は、位置決め装置
として提供されており、好適にはバネを用いて形成さ
れ、背もたれ搬送部上の背もたれを、その中間位置に位
置させる。そのような構成において、背もたれ部分は患
者の背中としっかりくっついているので、背もたれが
する時に自動的に移動する。すなわち、それは背もた
れの下方向の旋回により下方向へ、上方向の旋回により
上方向へ移動される。前述した位置決めバネの調整によ
って、背もたれ部分は後ろ側に押し進められ、患者が椅
子を離れた後そのバネによって中間位置に自動的にもど
される。体格の異なる患者に治療台を適合させるための
背もたれ長さ調整装置は、この知られた治療台において
は提供されていない。背もたれ部分を手動でその中間位
置から上方向へ、あるいは、下方向へ移動させることは
可能である。しかし、この知られている構成は、体格の
異なる患者に対して背もたれを適合させることを意図さ
れたものではないので、背もたれ部分の有効な移動範囲
は体格の補正に対する移動には不十分である。
【0006】ドイツ国特許公報第3611400号(D
E−3611400 C1)には、最初の背もたれの長
さが、体格の異なる患者に適合できるように、歯科治療
用椅子を調整するための装置についての記述がある。し
かし、この既知の構成には、背もたれの旋回に対する背
もたれの長さの補正は提供されていない。
【0007】本発明の目的は、請求項1の序文中に記述
された種類の医科または歯科治療用椅子に関し、体格の
異なる患者に対する適合性を改良すること、および、背
もたれの旋回に対する患者の背中の動きを可能な限り改
良することある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】この目的は、
請求項1の特徴点によって達成される。請求項1による
発明に従った医科または歯科治療用椅子においては、背
もたれが旋回している間、背もたれ部分は、背もたれ搬
送部に対応して、適合するようにまたは患者の背中に近
づくように、自動的に内にまたは外に移動される。その
結果、患者の背中は背もたれ部分に伝えられた作用のた
めに移動をする必要はなく、これにより、治療用椅子の
快適さが改善される。このように、患者の背中はいかな
る調整作業も実行する必要がない。背もたれ部分は自動
的に各補正された位置や特に初期の位置に移動させられ
る。その結果、背もたれを起こす前かあるいは合間でさ
えも、患者の背中を背もたれから起こし、そして、背も
たれ部分を初期の位置に戻したり位置を変えたりするこ
となく、再び横たわることが可能になる。それによっ
て、この補正を確保しながら、異なる体格に対して着座
および体保持部の長さの適合をすることが可能になる。
【0009】本発明に従って、背もたれ長さ調整装置を
補正装置と一体的に構成すること、または、背もたれ長
さ調整装置を補正装置とともに、その動きが補正される
補正装置の構成部と背もたれとの間に並べて配置するこ
とは可能であり利点がある。請求項1に従った本発明に
よる解決手段では、背もたれ長さの補正の駆動および制
御は、背もたれの旋回により、その旋回運動および旋回
角度に依存して成し遂げられる。最初のケースにおいて
は、補正のために、特別な駆動モータは必要としない。
なぜならば、背もたれを旋回するために利用された旋回
力および動きが、補正の動きを実行するために利用され
るからである。2番目のケースにおいては、補正動作の
制御は、大幅に単純化され、それによって、補正動作を
行うための駆動モータは、具備してもされなくとも良く
なる。本構成の重要な利点は、補正動作を制御するため
に、旋回移動の軌道が利用されることであり、その結
果、特定の予め定めたコントロールパラメータまたは値
を省略することができる。
【0010】本発明は、請求項の前文による医科また
は歯科治療用椅子にさらに係わり、そこで、ドイツ特許
公報第3611400号(DE−3611400 C
1)における従来技術に関する範囲を定めている。請求
項2に従った本発明による解決手段では、体格の異なる
患者に対する、手動による背もたれの迅速な適合および
調整を可能にしている。本構成においても、この治療用
椅子に対する費用は、製造と管理の両方の点において著
しく引き下げられている。これにより、製造コストは相
当額引き下げられる。さらに、この治療用椅子は、故障
の影響を受けにくく、エネルギーの節約になる。
【0011】本発明に関する前述した3つの解決手段
は、それらの解決手段のうちの少なくとも1つの他の解
決手段と組み合わせて、それぞれ都合よく適用させるこ
とができる。従属請求項は、構成および取り扱いをより
簡単にしたり、寿命をより長くするために機能的な構成
を提供したりした発明によって提起された問題の解決に
役に立つという特徴を含む。これにより、補正動作の自
動調整のための改良も成し遂げられる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明と、さらにそれによって成し
遂げられた効果を、好適実施例および図面に関して記述
する。図1は、治療用椅子、特に、本発明による歯科治
療用椅子の斜視図である。
【0013】図2は、治療用椅子の背もたれの、一部が
断面にされた正面図である。図3は、図2のIII −III
における断面図である。全体を1に示す医科または歯科
治療用椅子1の主な構成部は、座部2、背もたれ4、頭
部支持部8、好適には左側のアームレスト12、背もた
れ補正装置13、および、背もたれ長さ調整装置14で
ある。座部2は、好適には、一部品であり、特に、延長
されて脚部支持部3と一体的に形成される。背もたれ4
は、治療用椅子1を横方向に水平に延ばされたジョイン
ト軸6aを有する背もたれジョイント6を用いて、支持
部2の後ろ側の端部で座部2に結合されている。さらに
その背もたれは、そのジョイント軸6aの回りに、直立
な着座位置とほぼ水平に横たわる位置の間を、第1の調
整装置7により移動可能であり、それぞれの調整された
位置で固定可能である。頭部支持部8では、その支持体
9が、背もたれ4の長手方向に移動する1つまたは2つ
の搬送ロッド11により、背もたれ4の上に移動可能に
設けられている。好適には左側のアームレスト12は、
本実施例においては第1の調整装置7の一部である。背
もたれ補正装置13は、背もたれ4の旋回に対して患者
の背中を適合させる。そして、好適には背もたれ4と一
体的に形成される。背もたれ長さ調整装置14も、背も
たれ4と一体的に形成されており、その長さが、異なる
体格の患者への適合を可能にする。
【0014】これまで記述された治療用椅子1、または
その座部2は、搬送台15上に設けられて、好適には、
その搬送台15と一体的に形成されたさらなる調整装置
16によって治療用椅子1の水平方向および横方向に移
動するジョイント軸の回りを旋回可能であり、さらに、
旋回された位置において固定可能である。さらに、こ
の治療用椅子1は、高さが調整可能なように設置され
る。この目的のために、さらなる調整装置17が供され
る。これは、椅子基台18と搬送台15の間に作用を
し、好適には搬送台15を椅子基台18に結合している
旋回レバー19を有する。
【0015】その治療用椅子1は、それ自体が既知の治
療器具用支持部21,22と、口洗浄器23とを有する
治療設備の一部である。第1の調整装置7は、背もたれ
4を旋回させたり、または横たえたり、および起こした
りするために、座部2内に設けられた駆動モータ24を
有する。この駆動モータは、減速ギア、特に歯状のギア
を用いて、棒状のアームレスト支持部25に結合されて
いる。アームレスト支持部25は、座部2の水平方向に
横方向に延ばされた旋回軸の回りに旋回可能に座部2上
に設けられており、さらに、その他方の端部で、これも
また水平および横方向に延ばされたジョイント軸を有す
るジョイント26により、アームレスト12に結合され
ている。アームレストは、着座面27とほぼ平行に延ば
されており、その後方の端部で背もたれ4と、これもま
た水平および横方向に延ばされた旋回軸を有するジョイ
ント28によって結合されている。アームレスト支持部
25が駆動モータ24によりあちこちへ旋回することに
より、背もたれ4は、好適には水平面に対してほぼ70
°の直立した着座位置と、実質上水平の横たわった位置
の間で、そして選択された中間の位置に調整できる。そ
して、各旋回した位置で固定できる。前述した、限界の
両位置を図3に示す。
【0016】背もたれ4は、背もたれ搬送部4aと背も
たれ部分4bを有する。背もたれ搬送部4aは、旋回
るように座部2にジョイント6により結合されている。
背もたれ部分4bは、調整されるように、背もたれ4の
長手方向に、これらの2つの構成部の間に配置されたガ
イド31中を案内される。そして、背もたれ4は、各調
整された位置で補正装置13によって位置決めが可能で
ある。ガイド31は、2つのガイドロッド31aにより
形成されており、そのガイドロッドは、それらの端部で
背もたれ部分4bに固定されるように結合されており、
好適には橋状に形成された背もたれ搬送部4aのガイド
凹所31bにより、自由に移動可能なように設けられて
いる。
【0017】補正装置13は、プッシュプル結合部32
を有する。プッシュプル結合部32は、一方の端部が、
ジョイント6の付近で旋回可能に座部2と結合されてお
り、また、他方の端部が背もたれ部分4bと結合されて
いる。結合部32は、好適には長さが調整可能なロッド
33を有しており、そのロッドは、背もたれ4の長手方
向に延びており、座部2に対して連結してある。この場
合においては、ジョイント部品2aを用い、ジョイント
部は、ジョイント軸6aから放射方向に一定間隔を置い
た位置で、座部2と結合されている。そのジョイント部
品は、本構成においては、円形据え付けピンであり、そ
れは、この場合は、据え付けアーム4dにより形成され
る背もたれ搬送部4の貫通した据え付け穴4cに位置す
る。両方の据え付けピン2aは、据え付けアーム4dに
設けられた据え付け穴4c中に内部から、または好適に
は外部から、嵌め込むことができる。本構成において
は、据え付けピン2aは、座分2の上側に延ばされた据
え付けアーム2cの内側に配置される。結合軸2dはジ
ョイント軸6aと偏心した位置に配置され、これによっ
て偏心部2eが形成され、これに対して、プッシュプル
結合部32が旋回可能に設けられる。結合軸2dは、本
構成においては、座部2に係合するジョイント6のジョ
イント部品2aの下側で後ろ側の4半円部2fに位置す
る。
【0018】ロッド33は、好適にはネジが切られた連
結装置によって長さが調整可能であり、本構成において
は、動きのための必要な遊びを持って、関連する据え付
けアーム4d中の長手方向に向いたスルーホール34中
で延び、ジョイント6から離れた方の端部で旋回可能に
レバーに結合されている。そのレバーは、特に2つのア
ームを有するレバー35であり、横方向にそしてほぼ水
平に内部方向に延びている。そして、それは、2つのレ
バーのアーム35a,35bの間に設けられたジョイン
ト36に、背もたれ4とほぼ平行に自由に旋回するよう
に設けられている。本構成において、ジョイント36は
ジョイント板37により形成される。ジョイント板37
は、一方の端部をジョイント36aで、他方の端部をジ
ョイント36bで、ジョイント軸が背もたれ4を横切る
方向に延びるように、背もたれ搬送部4aおよびレバー
35と結合されている。これにより、ジョイント板は、
好適には背もたれ搬送部4aから上方向に延び、レバー
35は背もたれ搬送部4aのジョイント6から離れた側
に位置される。ロッド33から離れた側のレバーのアー
ム35bの開放端は、背もたれ部分4bに結合されてい
る1個のまたは2個の結合部品38に旋回自在に結合さ
れる。レバー3は、このようにほぼ水平に可動に、背
もたれ搬送部4aに結合される。
【0019】特に図3から認識されるように、背もたれ
4が下方向に旋回する際には、ロッド33は頭部支持部
8に向かって移動する。なぜなら、背もたれ搬送部4a
が、その上方後ろ側4半円部の分だけ、結合軸2dに近
づくからである(図3参照)。この結果、レバー35
は、その内側のレバーのアーム35bが下向きになるよ
うに旋回される。そして、このアームにより、背もたれ
部分4bは、より低く補正された位置の方向に移動され
る。背もたれ4の上方旋回の際には、背もたれ部分4b
には、逆方向の駆動が生じ、上方補正位置に向けて上方
に変位する。これらの端部の位置において、および、全
ての中間の位置においてもまた、背もたれ部分4bは補
正装置13により位置決めされる。換言すれば、背もた
れ部分4bは、ガイド31の変位に対して保持される。
これらの補正の動きのために、特別の駆動力は必要とさ
れない。背もたれ4の旋回力および旋回移動は、それら
の駆動および制御のために専用に使用される。背もたれ
4の補正移動量およびその制御量は、患者の骨盤の関節
よりもより低く配置されているジョイント軸6a回りに
背もたれ4が旋回する時に、背もたれ部分4bと患者の
背中との間にいかなる相対的な動きも生じることもな
い、あるいは、ほとんどない程度である。すなわち、背
中に関しては、背もたれ搬送部4aが相対移動に影響を
与え、背もたれ部分4bは、その相対移動には貢献しな
い。なぜならば、背もたれ部分4bの相対的は動きは補
正されるからである。
【0020】背もたれ長さ調整装置14は、背もたれ補
正装置13と連続的に配置される。そして、本構成にお
いては、背もたれ補正装置13と背もたれ部分4bの間
に配置される。これにより、背もたれの長さ、または、
ジョイント軸6aからの背もたれ部分4bの放射方向の
間隔が、補正装置13から独立に調整されること、およ
び、各調整された位置で固定されることが許される。本
構成において、背もたれ長さ調整装置14は、補正装置
13と背もたれ部分4bの間の接続(接続部38)を形
成する。
【0021】背もたれ長さ調整装置14は、その長さを
連続的に、または、段階的に調整可能であり、各調整し
た位置において固定可能である。図3による構成におい
ては、いくつかの、たとえば3段階の調整が提供され
る。背もたれ長さ調整装置14は、結合ロッド38を有
する。結合ロッド38は、ガイド31と平行に延びてお
り、好適には長方形または薄い断面であり、好適には中
央で背もたれ搬送部4aから頭部支持部8の方に向かっ
て突き出しており、さらに、装着具41によって、この
位置に保持されている。本構成においては、結合ロッド
38のジョイント6に向かう端部は、背もたれ搬送部4
aに、軸方向移動自在に連結されている。たとえば、4
2において、締め金で締められ、または、ネジ留めされ
る。結合ロッド38のジョイントから離れた端部付近
は、背もたれのハウジング44において、対応した形状
のガイドホール43を貫通している。背もたれのハウジ
ング44は、背中に対して表側に装着されたクッション
45とともに、背もたれ部分4bを形成する。背もたれ
のハウジング44は、ほぼ平面の搬送板44aとなべ状
のハウジング44bを有する。搬送板44aには、背の
クッション45が装着される。ハウジング44bの淵は
搬送板44aに面して置かれ、さらにその上に見えない
ように装着される。ガイドホール43は、背もたれ4に
横方向に延びた金属板46中に配置される。その金属板
は背もたれのハウジング44の後ろ側の内壁44cか
ら、搬送板44aの方に向かって突き出しており、好適
にはその後ろ側の内壁44cと一体的に形成されてい
る。この調整に合わせて、結合ロッド38は、調整の方
向に1つずつずれた3つのラッチングホール47を有す
る。このラッチングホールの中に向かって、ピン状のラ
ッチ機構48はラッチすることができる。このラッチ機
構はラッチ接続部49上に配置される。そのラッチ接続
部49は、調整可能な、好適には手で調整可能に背もた
れ部分4bに設けられる。この場合には、ラッチ位置
(図3に示す)とリリース位置の間で、背もたれのハウ
ジング44に設けられる。
【0022】本構成では、ラッチ接続部49は、背もた
れ4の後ろ側から手で動かすことができる。それは、グ
リップ部51を有する旋回部により形成される。グリッ
プ部51は、背もたれ部分4bの裏側、この場合は背も
たれのハウジング44の中で、特に中央部に配置され
る。ラッチ接続部49が、不必要に背もたれ部分4bか
ら突出しないように、好適には、少なくとも部分的に、
背もたれ部分4bの開口部52の中に、この場合は、背
もたれのハウジング44の、好適には後ろ側の壁44c
の中に、沈ませて配置される。ラッチ接続部49は、好
適にはフラップ状の構成部であり、ほぼ手の大きさであ
り、内側に向かって引っ張り入れられたグリップ凹部5
3を有する。そのグリップ凹部53によってグリップバ
ー54が形成される。グリップバー54は、接続ジョイ
ント55の反対の位置の端部に配置さる。ラッチ接続
部49は、好適には、後ろ側の壁44cの開口52を実
質的に塞ぐように配置される。これにより、グリップバ
ー54は窪んだフランジのような真っ直ぐな環56を有
する。環56はラッチ位置において、背もたれ部分4b
の外側に向かう力に耐える。ラッチ接続部49の外側に
向かっての旋回の動きは、栓によって制限され、その栓
は、好適には内側に向かって環56の反対側に位置し、
この場合には、好適には斜めの接続壁54aにより形成
される。ピン状のラッチ機構48は、グリップ凹部53
の底面49a上の接続ジョイント55から離れた端部付
近に一体的に形成される。ラッチ接続部49は、そのラ
ッチ位置にバネによって押し寄せられている。本構成に
おいては、圧縮バネ58が具備され、それが、グリップ
凹部53の床部から、またはラッチ部材48から横方向
に接続部55から離れる方向に伸びるウェブ59と、関
連するハウジング壁、この場合には、後壁44cとの間
に装着される。本構成においては、ラッチ接続部49
は、水平な旋回軸を有する接続ジョイント55により
するように設けられている。その接続ジョイント55
は、ラッチ接続部49のより低いエッジ部分に設けられ
ている。
【0023】本構成において、ハウジング44b、ラッ
チ接続部49、背もたれ搬送部4a、そして可能なら
ば、結合ロッド38およびプッシュプル結合部32も、
ジョイント6と同様にプラスチック製である。好適に
は、背もたれ部分4bにはバネの力によって、そのプッ
シュインまたはプッシュアウトの端部位置に向けて付勢
され、それらは調整時の扱いを楽にする。開示した典型
的な実施例においては、図2によれば、テンションバネ
が背もたれのハウジング44中に、人間工学的な取扱い
(片手による操作)を容易にするという目的のために、
提供されている。および/または、圧力をかけるバネ6
1が重さの補正の目的のために提供されている。そのバ
ネは背もたれ部分4bと背もたれ搬送部4aの間に設け
られている。そして、図2に一致して、背もたれ部分
より低いまたはより高い位置に向かっての圧力をかけ
る。図2にさらに示すように、凹部62が、背もたれ搬
送部4aの上側端部付近に、構造をよりコンパクトにす
る目的のために、提供されている。この凹部付近におい
ては、ラッチ接続部49は、少なくとも背もたれ部分
bのプッシュイン位置に位置すればよい。
【0024】横方向に貫通した凹部63は、背もたれ部
4bの上端の中央に形成されている。この凹部の中
に、頭部支持部8は、搬送ロッド11により、小さい体
格の体に適合するために、押し込まれる。搬送ロッド1
1または搬送レールは、背もたれのハウジング44の中
のガイドの中を長手方向に移動することができ、打ち勝
つことができるブレーキ力によって、または、取り外し
可能な固定装置によって、所望の位置で固定することが
できる。本構成においては、凹部63は背中のクッショ
ン45および背もたれのハウジング44にまで横方向に
貫通して広がっており、これにより、上部のハウジング
の壁44dも対応して凹部を形成している。
【0025】最後に、本発明によってなし遂げられる以
下の利点を強調する。頭部支持部8の変位移動に最大の
移動を可能にしたにも関わらず、背部分の支持を確実に
している。本発明に関わる構成は、特に大きな人に対し
てと、小さなまたは子供に対しての両方において、良
好な頭部、肩、および背中付近のサポートを提供する。
【0026】背もたれ4が旋回している間に、全くない
かあるいはわずかな量の、クッションに対する患者の滑
りの結果、続いて行う上顎の治療と下顎の治療の間の変
化に対する頭部支持部の調整は必要ない。背もたれ4は
次のような旋回範囲を有する。
【0027】 患者の着席:背もたれ 水平に対して約70° 下顎の治療:背もたれ 水平に対して約45° 上顎の治療:背もたれ 水平に対して約5° 本発明に係わる構成は、緊急時の応急処置に対する背も
たれ4の水平方向の位置(折り畳まれた状態)決めも可
能にする。
【0028】補正の動きは、背もたれ4の旋回機構に関
しては、ほぼ直線的に正方向に制御される。この正方向
制御は、背もたれ4の回転または旋回する動きを長手方
向の動きに変換するための偏心部、プッシュロッド33
および偏向または変位伝達レバー5によって達成され
る。
【0029】本発明に関する構成によれば、唯一の共通
のガイド31が提供され、これが、補正移動と背もたれ
の長さの調整との両方のために用いられる。本発明の範
囲内で、ラッチ接続部49を、開口52を用いて操作可
能に配置することなく、たとえば後壁44cのような弾
性のある可とう性壁の内側にラッチ接続部49を配置
し、その壁または壁領域の弾性変形を用いて、ラッチ位
置と、ラッチがリリースされる位置との間に移動するこ
とができるように構成することもできる。その可とう性
壁の曲折インと曲折アウトとは、壁の把持部上を引っ張
りまたは壁に押圧をかけることで達成できる。
【0030】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、背もたれが旋回している間、背もたれ部分は、背も
たれ搬送部に対応して、適合するようにまたは患者の背
中に近づくように、自動的に内にまたは外に移動され
る。その結果、患者の背中は背も たれ部分に伝えられた
作用のために移動をする必要はなく、これにより、治療
用椅子の快適さが改善される。このように、患者の背中
はいかなる調整作業を行なう必要がない。背もたれ部分
は自動的に各補正された位置や特に初期の位置に移動さ
せられる。その結果、背もたれを起こす前かあるいは合
間でさえも、患者の背中を背もたれから起こし、そし
て、背もたれ部分を初期の位置に戻したり位置を変えた
りすることなく、再び横たわることが可能になる。それ
によって、この補正を確保しながら、異なる体格に対し
て着座および体保持部の長さの適合をすることが可能に
なる。
【0032】また、本発明では、体格の異なる患者に対
する、手動による背もたれの迅速な適合および調整を可
能にしている。また、本発明の治療用椅子に対する費用
は、製造と管理の両方の点において著しく引き下げられ
ている。これにより、製造コストは相当額引き下げられ
る。さらに、この治療用椅子は、故障の影響を受けにく
く、エネルギーの節約になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、治療用椅子、特に、本発明による歯科
治療用椅子の斜視図である。
【図2】図2は、治療用椅子の背もたれの、一部が断面
にされた正面図である。
【図3】図3は、図2のIII −III における断面図であ
る。
【符号の説明】
1… 歯科治療用椅子 2… 座部 3… 脚部支持部 4… 背もたれ 8… 頭部支持部 12… アームレスト 13… 背もたれ補正装置 14… 背もたれ長さ調整装置
フロントページの続き (72)発明者 カール−ハインツ ラップ ドイツ連邦共和国,ミッテルビブラッヘ D−88441,リンデンストラーセ 33 (72)発明者 アンドレアス スペヒ ドイツ連邦共和国,シューマエルホーフ ェン/アスマンシャルト D−88433, セイント・ミハエルストラーセ 6 (72)発明者 ラインホルト・フォン・バンク ドイツ連邦共和国,シューマエルホーフ ェン D−88433,ベートーベンヴェー ク 6 (72)発明者 ゲープハルト・ヴィースト ドイツ連邦共和国,ホッホドルフ−シュ ヴァインハウゼン D−88454,タール ブリック 24 (56)参考文献 特開 昭62−298330(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61G 1/00 - 15/18

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調整可能な座部(2)、調整可能な背もた
    れ(4)および、調整可能な頭部支持部(8)を有し、 背もたれ(4)は、治療用椅子(1)に水平方向および
    横方向に延びているジョイント軸(6a)回りに第1の
    調整装置(7)によって、それぞれのピボット位置を通
    って旋回可能であり、各ピボット位置において固定可能
    であり、背もたれ搬送部(4a)と背もたれ部分(4
    b)とを有し、 背もたれ部分(4b)は、背もたれ搬送部(4a)に配
    置されており、背もたれ(4)の位置を調整する背もた
    れ補正装置(13)によって長手方向に移動可能であ
    り、それにより、背もたれ(4)の旋回中に生じる背も
    たれ(4)と患者の背中との間の相対的な変位が防止さ
    れる医科または歯科治療用椅子(1)において、 身長の異なる患者に合わせた調整を行うための手動背も
    たれ調整装置(14)が設けられ、 該手動で駆動可能な背もたれ長さ調整装置(14)は機
    械的結合機構を有し、該機械的結合機構は可動のクラン
    ピングまたはラッチ結合部(49)を有するクランピン
    グまたはラッチング装置により該機械的結合機構の長さ
    が調節及び固定可能であり、 背もたれ長さ調整装置(14)は、背もたれ補正装置
    (13)に含有されるか、もしくは、背もたれ補正装置
    (13)の移動補正部分(38)と背もたれ部分(4
    b)との間に、背もたれ補正装置(13)と並べて配置
    され、背もたれ補正装置(13)による補正動作のと
    き、背もたれ長さの調節およびその調節された位置にお
    ける背もたれ(4)の固定を可能にした ことを特徴とす
    る医科または歯科治療用椅子。
  2. 【請求項2】調整可能な座部(2)、調整可能な背もた
    れ(4)及び、好適には調整可能な 頭部支持部(8)を
    有し、 背もたれ(4)は、治療用椅子(1)に水平および及び
    横方向に延びているジョイント軸(6a)回りに第1の
    調整装置(7)によって、それぞれのピボット位置を通
    って旋回可能であり、各ピボット位置において固定可能
    であり、背もたれ搬送部(4a)を有し、 該背もたれ搬送部(4a)は、ジョイント軸(6a)回
    りに旋回可能であって、 該ジョイント軸(6a)は、一端を座部(2)に、他端
    を背もたれ部分(4b)に接続されており、 背もたれ部分(4b)は、背もたれ搬送部(4a)上の
    ガイド(31)に装着され、 背もたれ搬送部(4a)は、ジョイント軸(6a)に対
    して、ほぼ半径方向に変位可能であり、背もたれ長さ調
    整装置(14)により位置調節及び固定が可能である
    科または歯科治療用椅子(1)において、 手動で駆動可能な背もたれ長さ調整装置(14)が設け
    られ、 該背もたれ長さ調整装置(14)は、背もたれ搬送部
    (4a)と背もたれ部分(4b)との間に設置された機
    械的結合機構により形成され、 該機械的結合機構は、可動のクランピングまたはラッチ
    結合部(49)を有するクランピングまたはラッチング
    装置により、該機械的結合機構の長さが調節及び固定可
    能であり、 背もたれ部分(4b)は、背もたれのハウジング(4
    4)と、そのハウジングの表側に配されたクッション
    (45)とを有し、 背もたれ長さ調整装置(14)は、その背もたれのハウ
    ジング(44)の中に設けられ、 クランピングまたはラッチ結合部(49)は、開口(5
    2)または背もたれのハウジング(44)における通路
    を介してハウジングの外側から接近可能であることを特
    徴とする医科または歯科治療用椅子。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の医科または歯科
    治療用椅子であって、 補正装置(13)は、背もたれ(4)の各角度位置に依
    存して制御され、および、背もたれ(4)の旋回時の調
    整力によって駆動される、または、前記制御または前記
    駆動のいずれか一方が行なわれることを特徴とする医科
    または歯科治療用椅子。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの請求項に記載の
    医科または歯科治療用椅子(1)であって、 背もたれ(4)は、背もたれ搬送部(4a)と、その上
    に設けられ、ジョイント軸(6a)に対して、ガイド
    (31)に沿ってほぼ放射方向に移動可能に設けられて
    いる背もたれ部分(4b)とを有し、その背もたれ搬送
    部(4a)は、旋回可能に、ジョイント軸(6a)を有
    するジョイント(6)により座部(2)に結合されてお
    り、そして、背もたれ搬送部が、背もたれ部分(4b)
    で補正装置(13)に係合していることを特徴とする医
    科または歯科治療用椅子。
  5. 【請求項5】前記請求項1〜4のいずれかの請求項に記
    載の医科または歯科治療用椅子であって、 補正装置(13)は、ジョイント(6)付近で、ジョイ
    ント軸(6a)に偏心して、座部(2)またはそのジョ
    イント部(2a)に、背もたれ(4)の旋回面で旋回
    在に結合されているプッシュプル結合部(32)を有す
    ることを特徴とする医科または歯科治療用椅子。
  6. 【請求項6】請求項に記載の医科または歯科治療用椅
    子であって、 プッシュプル結合部(32)は、背もたれ部分(4b)
    中、特に背もたれのハウジング(44)中のほぼ放射方
    向のスルーホール(34)を通過して延びており、さら
    に好適には、ジョイント(6)に装着してある背もたれ
    搬送部(4a)のアーム(4d)を通過して長手方向に
    延びていることを特徴とする医科または歯科治療用椅
    子。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の医科または歯科
    治療用椅子であって、 プッシュプル結合部は2本のアーム、特にダブルアーム
    レバー(35)を有することを特徴とする医科または歯
    科治療用椅子。
  8. 【請求項8】請求項4〜6のいずれかの請求項に記載の
    医科または歯科治療用椅子であって、 プッシュプル結合部(32)は、調整可能であり、その
    長さで固定可能であることを特徴とする医科または歯科
    治療用椅子。
  9. 【請求項9】前記請求項1〜8のいずれかの請求項に記
    載の医科または歯科治療用椅子であって、 背もたれ長さ調整装置(14)は、補正装置(13)
    と、背もたれ部分(4b)との間に設けられていること
    を特徴とする医科たは歯科治療用椅子。
  10. 【請求項10】前記請求項1〜9のいずれかの請求項に
    記載の医科または歯科治療用椅子であって、 背もたれ長さ調整装置(14)は、その有効長さが連続
    的にまたは段階的に調整される機械的結合機構により形
    成され、各調整された位置において固定されることを特
    徴とする医科または歯科治療用椅子。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれかの請求項に記
    載の医科または歯科治療用椅子であって、 前記結合機構は、ガイド(31)の長手方向に延びてい
    る結合ロッド(38)を有し、そのロッドで、背もたれ
    部分(4b)と結合されているクランピング部または固
    定部(49)が、背もたれ部分(4b)の選択されたプ
    ッシュインまたはプッシュウトの位置で、結合ロッド
    (38)と結合可能であることを特徴とする医科または
    歯科治療用椅子。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の医科または歯科治療
    用椅子であって、 ラッチ結合が、前記結合ロッド(38)と固定部(4
    9)の間に提供され、これらの2つの構成部の1つはラ
    ッチング位置とリリース位置との間を移動可能である
    とを特徴とする医科または歯科治療用椅子。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の医科または歯科治療
    用椅子であって、前記ラッチ結合は、前記ラッチング位置方向に力がかけ
    られていることを特徴とする医科または歯科治療用椅
    子。
  14. 【請求項14】請求項1〜13のいずれかの請求項に記
    載の医科または歯科治療用椅子であって、 背もたれ長さ調整装置(14)は、背もたれのハウジン
    グ(44)の中に設けられ、ハウジング(44)の開口
    を通して、またはそのハウジングの壁を貫通するグリッ
    プ部(54)を介して手動で駆動可能であることを特徴
    とする医科または歯科治療用椅子。
  15. 【請求項15】前記請求項1〜14のいずれかの請求項
    に記載の医科または歯科治療用椅子であって、 クランピングまたはラッチ結合部(49)は、少なくと
    も部分的に背もたれのハウジング(44)の開口(5
    2)中に沈みこまされて設けられていることを特徴とす
    る医科または歯科治療用椅子。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の医科または歯科治療
    用椅子であって、前記 クランピングまたはラッチ結合部(49)は、旋回
    可能に設けられていることを特徴とする医科または歯科
    治療用椅子。
  17. 【請求項17】前記請求項1〜16のいずれかの請求項
    に記載の医科または歯科治療用椅子であって、クランピングまたはラッチ結合部(49)は、背もたれ
    のハウジング(44)の背後の壁(44c)の、好適に
    は垂直方向に中央部の面付近に、好適にはさら に水平方
    向に中央の面付近に、設けられていることを特徴とする
    医科または歯科治療用椅子。
  18. 【請求項18】前記請求項1〜17のいずれかの請求項
    に記載の医科または歯科治療用椅子であって、 クランピ
    ングまたはラッチ結合部(49)は、その下側の端部に
    ジョイントにより、好適には水平の横方向の軸回りに旋
    回可能に設けられることを特徴とする医科または歯科治
    療用椅子。
  19. 【請求項19】前記請求項1〜18のいずれかの請求項
    に記載の医科または歯科治療用椅子であって、 クランピングまたはラッチ結合部(49)は、特にクラ
    ンピングまたはラッチ結合部(49)の下側の内側への
    出っ張りにより形成されるグリップバー形状のグリップ
    部を有することを特徴とする医科または歯科治療用椅
    子。
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