JP2758290B2 - 燃焼制御方法 - Google Patents
燃焼制御方法Info
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Description
と燃焼量の小さな低燃焼と燃焼停止の三状態の選択によ
りビニールハウス内の温度制御を行なう農業用燃焼制御
方法に関するものである。
を示す概要図であり、1は任意に温度設定(SP値)を
変更することができる可変抵抗器などの温度設定器、2
は例えばビニールハウスなどの被加熱対象物の温度検出
を行ない実測値(PV値)を得るサーミスタなどの温度
検出器、3は温度設定器1および温度検出器2からのア
ナログ信号を入力してアナログ/デジタル(A/D)変
換器4,5でデジタル信号に変換して高燃焼、低燃焼、
燃焼停止のいずれかを判断し、出力端子01,02に出
力するCPU、6はHiバーナ7の回路に設けた接点6
aを閉成するリレー、8はLoバーナ9の回路に設けた
接点8aを閉成するリレーである。
3の出力端子01,02に出力が生じ、リレー6,8を
オンにしてHiバーナ7およびLoバーナ9の両方を使
用する。また、低燃焼の場合はCPU3の出力端子02
のみに出力が生じ、リレー8をオンにしてLoバーナ9
のみを使用する。そして燃焼停止の場合はCPU3の出
力端子01,02のいずれにも出力がなく、Hiバーナ
7およびLoバーナ9の両方とも作動しない。
より温度制御を行なう従来の燃焼制御方法の説明図であ
り、高燃焼時はHiバーナ7とLoバーナ9の両方をオ
ンすることで燃焼量を大きくし、低燃焼時はLoバーナ
9のみオンして燃焼量を小さくしている。つまり、Lo
バーナ9のみの燃焼で設定温度SPまで実測温度PVが
上昇する場合は該Loバーナ9のオン/オフのみで燃焼
制御し(図5に示すT5a領域)、Loバーナ9のみの
燃焼では実測温度PVが経時的に下降する場合または設
定温度SPから予じめ規定されたハンチング幅tH だけ
温度が下った場合(図5に示すT5b領域)は、上記L
oバーナ9を継続燃焼とするとともにHiバーナ7の継
続燃焼を行なう(図5に示すT5c領域)。
すると、Hiバーナ7およびLoバーナ9を共に停止さ
せ(図5に示すT5d領域)、しかる後、実測温度PV
が設定温度SPからディファレンシャル幅tD だけ減算
した値になるまではLoバーナ9のみの燃焼制御を行い
(図5に示すT5e領域)、実測温度PVが設定温度S
Pからハンチング幅tH を減算した値まで下った場合、
再びHiバーナ7を継続燃焼する(図5に示すT5f領
域)。
以上のように行なわれているので、単位時間当り、実測
温度がハンチング幅tH 変化する回数が多く、温度変化
が大きくなる。また、Hiバーナ7、Loバーナ9は2
つの同じ設定温度で違うディファレンシャルtD、ハン
チング幅tH を有するサーモスタットを2つ組み合わせ
て構成されていることにより、Hiバーナ7の動作時の
時間が長くなればなるほど、Loバーナ9の燃焼による
ディファレンシャルはだんだん意味がなくなり、使用範
囲は限定される。
するためになされたもので、温度変化の小さな農業用燃
焼制御方法を提供することを目的とする。
方法は、燃焼量の大きな高燃焼と燃焼量の小さな低燃焼
と燃焼停止の三状態の選択によりビニールハウス内の温
度制御を行なう農業用燃焼制御方法において、前記低燃
焼のみで設定温度まで実測温度が上昇する場合は該低燃
焼と燃焼停止のオン/オフで温度制御し、この状態で前
記低燃焼では実測温度が経時的に下降する場合又は前記
設定温度から予め規定された温度まで下がった場合は高
燃焼に切り替え、該低燃焼と高燃焼のオン/オフで温度
を制御し、この温度制御時に前記実測温度が経時的に上
昇した場合は、低燃焼に切り替え、前記低燃焼と燃焼停
止のオン/オフによる温度制御を行なうことを特徴とす
る。
焼のみで実測温度が設定温度から予じめ設定された温度
まで下がった場合は高燃焼に切り替え、低燃焼と燃焼停
止のオン/オフで温度制御し、この温度制御時に実測温
度が設定温度を越えて経時的に上昇したときは、低燃焼
に切り替え、低燃焼と燃焼停止のオン/オフによる温度
制御を行なうことにより、単位時間当たり、実測温度が
ハンチング幅tH変化する回数を少なくし、温度変化を
小さく押えることを可能にする。
する。図1はこの発明の農業用燃焼制御方法を説明する
フローチャート図、図2はこの発明の農業用燃焼制御方
法により制御したビニールハウス内の実測温度の変化
図、図3は実施例装置を示す概要図である。
ーナ9の両方をオンすることで燃焼量を大きくした高燃
焼)かを判断し(ステップST1−1)、YESの場合
は実測温度PVが(設定温度SP+設定温度SPからの
規定の上昇値tOFF )より大きいかを判断し(ステップ
ST1−2)、YESの場合はHiバーナ7、Loバー
ナ9をオフとし(ステップST1−3)、Hiバーナ
7、Loバーナ9をオフとしてHiモードの燃焼を停止
する(ステップST1−4)。
Oの場合は、Loバーナ9のみで燃焼制御を行なう(図
2のT11領域)。実測温度PVが(設定温度SP−ハン
チング幅tH )より小かを判断し(ステップST1−1
0)、YESの場合は図2のT12時点でHiバーナ7を
オンする(ステップST1−11)。
断がNOの場合とともに実測温度PVが設定温度SPよ
りも大きいかを判断し(ステップST1−8)、YES
の場合はHiバーナ7をOFFし(ステップST1−
9)、ステップST1−4、ステップST1−8のNO
の場合とともにステップST1−1に戻って上記の動作
を繰返す。
場合は、実測温度PVが(設定温度SP−ハンチング幅
tH )よりも小さいかを判断し(ステップST1−1
0)、YESの場合はHiバーナ7、Loバーナ9をオ
ンし(ステップST1−11)、Hiモードとする(ス
テップST1−12)。そして、上記ステップST1−
10の判断がNOの場合は、実測温度PVが(設定温度
SP−ディファレンシャルtD )よりも小さいかを判断
し(ステップST1−13)、YESの場合はLoバー
ナ9をオンする(ステップST1−14)。次いで、ス
テップST1−13の判断がNOの場合とともに実測温
度PVが設定温度SPよりも大きいかを判断し(ステッ
プST1−15)、YESの場合はLoバーナ9をOF
Fし(ステップST1−16)、しかる後、ステップS
T1−15のNOの場合とともにステップST1−1に
戻り上記の処理を繰返すものである。
ように温度制御を行なうもので、期間T3aはステップ
ST1−1,ST1−10,ST1−13〜ST1−1
6によってLoバーナ9のみの燃焼制御を行い、期間T
3bはステップST1−10〜ST1−12によってH
iバーナ7、Loバーナ9を共にオンとし、期間T3c
はステップST1−2,ST1−5〜ST1−9によっ
てLoバーナ9は継続燃焼するとともにHiバーナ7を
燃焼制御し、期間T3dはステップST1−3,ST1
−4によってHiバーナ7、Loバーナ9を共にオフに
する。
バーナ9の二つのバーナの燃焼を制御して温度制御を行
なっているが、一つのバーナを用い、その燃焼量を制御
しても上記実施例と同様の効果が得られるもので、図3
はこの場合の実施例を示す構成図である。図3におい
て、10はファン11の回転速度を制御する送風制御
器、12はノズル13に対する燃料供給量を制御する燃
料ポンプであり、送風量制御器10と燃料ポンプ12に
CPU3の出力端子01,02が接続されている。
駆動信号が出力されたときは、送風量制御器10の送風
量を増大させるとともに燃料ポンプ12による燃料供給
を増大させて高燃焼を行なわせる。また、CPU3の出
力端子02に低燃焼駆動信号が出力されたときは、送風
量制御器10の送風量を低減させるとともに燃料ポンプ
12による燃料供給を低減させて低燃焼を行なわせる。
そして、上記出力端子01,02のいずれにも駆動信号
が出力されない場合は燃焼停止となるものである。
よれば、単位時間当たり、ビニールハウス内の実測温度
がハンチング幅変化する回数が少なくなり、高燃焼を必
要とするような被加熱対象の負荷が重い場合でも、温度
変化を小さくすることができる効果がある。
にハンチング幅が広くなってしまうため、温度平均値が
SP値よりもかなり低くなってしまい、特に利用対象が
農作物の育成のためのビニールハウス内の温度制御など
の場合、農作物に悪影響を及ぼす可能性が大である。し
かし、本発明の燃焼制御方法を実施すれば高負荷時にお
ける温度平均値がSP値とあまり変わらずに済むため、
ビニールハウス内の農作物に悪影響を与えることもない
ものである。
ート図である。
図である。
る。
る。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼量の大きな高燃焼と燃焼量の小さな
低燃焼と燃焼停止の三状態の選択によりビニールハウス
内の温度制御を行なう農業用燃焼制御方法において、前
記低燃焼のみで設定温度まで実測温度が上昇する場合は
該低燃焼と燃焼停止のオン/オフで温度制御し、この状
態で前記低燃焼では実測温度が経時的に下降する場合又
は前記設定温度から予じめ規定された温度まで下がった
場合は高燃焼に切り替え、該低燃焼と高燃焼のオン/オ
フで温度を制御し、この温度制御時に前記実測温度が経
時的に上昇した場合は、低燃焼に切り替え、前記低燃焼
と燃焼停止のオン/オフによる温度制御を行なうことを
特徴とする農業用燃焼制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244135A JP2758290B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 燃焼制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244135A JP2758290B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 燃焼制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560324A JPH0560324A (ja) | 1993-03-09 |
JP2758290B2 true JP2758290B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17114284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3244135A Expired - Fee Related JP2758290B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 燃焼制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758290B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100337B2 (ja) * | 1985-03-18 | 1994-12-12 | 松下電器産業株式会社 | 温風暖房機 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3244135A patent/JP2758290B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0560324A (ja) | 1993-03-09 |
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