JP2757818B2 - 補助データ処理回路 - Google Patents
補助データ処理回路Info
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/66—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
- H04B1/665—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using psychoacoustic properties of the ear, e.g. masking effect
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- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は補助データ処理回路に関
し、特にMPEG/オーディオ方式の補助データなどの
可変データ長のデータのビット列を8ビット単位のビッ
ト列に変換する補助データ処理回路に関する。
し、特にMPEG/オーディオ方式の補助データなどの
可変データ長のデータのビット列を8ビット単位のビッ
ト列に変換する補助データ処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン等の音声信号の符号化方式
として、ISO/IEC,JTC1/SC2/WG8で
標準化検討されたMPEG(Moving Pictu
reExpert Group)における規格案が知ら
れている。この1つであり勧告ISO/IEC−111
72−3(1993年)(文献1)に規定されたMPE
G(以下MPEGオーディオ方式)規格では、符号化音
声信号の圧縮伸長方式にしたがったビットストリームデ
ータに対する補助データ処理回路について規定してい
る。
として、ISO/IEC,JTC1/SC2/WG8で
標準化検討されたMPEG(Moving Pictu
reExpert Group)における規格案が知ら
れている。この1つであり勧告ISO/IEC−111
72−3(1993年)(文献1)に規定されたMPE
G(以下MPEGオーディオ方式)規格では、符号化音
声信号の圧縮伸長方式にしたがったビットストリームデ
ータに対する補助データ処理回路について規定してい
る。
【0003】MPEGオーディオ方式に規定されたレイ
ヤ1,2,および3の3つの方式のうち、ここでは説明
の便宜上、レイヤ2方式に準拠した従来技術を例として
説明する。
ヤ1,2,および3の3つの方式のうち、ここでは説明
の便宜上、レイヤ2方式に準拠した従来技術を例として
説明する。
【0004】MPEGオーディオレイヤ2方式は、ディ
ジタルオーディオ信号をフィルタを用いて32の周波数
帯域に分割し、上記フィルタ出力信号の量子化ビット数
をこのディジタルオーディオ信号の値にしたがって適応
的に変化させることにより情報量の圧縮を行う。
ジタルオーディオ信号をフィルタを用いて32の周波数
帯域に分割し、上記フィルタ出力信号の量子化ビット数
をこのディジタルオーディオ信号の値にしたがって適応
的に変化させることにより情報量の圧縮を行う。
【0005】MPEGオーディオレイヤ2方式の1フレ
ーム分のビット数NはビットレートRとサンプリング周
波数Fの各数値から以下の式により定まる。
ーム分のビット数NはビットレートRとサンプリング周
波数Fの各数値から以下の式により定まる。
【0006】N=1152R/F またビット数Nは8の整数倍とすることが定義されてい
る。一例としては、ビットレートRが192kbps,
サンプリング周波数Fが48kHzの場合の1フレーム
分のビット数Nは4608(=8×576)ビットにな
る。
る。一例としては、ビットレートRが192kbps,
サンプリング周波数Fが48kHzの場合の1フレーム
分のビット数Nは4608(=8×576)ビットにな
る。
【0007】MPEGオーディオレイヤ2方式のフレー
ムの構成を示す図5を参照すると、このフレームは、ヘ
ッダ情報と、CRC(Cyclic Redundan
cyCheck)符号と、ビット割当指標と、スケール
ファクタ選択情報と、スケールファクタ指標と、オーデ
ィオ信号のサンプルと、補助データとから構成される。
ムの構成を示す図5を参照すると、このフレームは、ヘ
ッダ情報と、CRC(Cyclic Redundan
cyCheck)符号と、ビット割当指標と、スケール
ファクタ選択情報と、スケールファクタ指標と、オーデ
ィオ信号のサンプルと、補助データとから構成される。
【0008】このうちヘッダ情報は常に32ビットであ
り、ビット割当指標は上記32の周波数帯域の各々のサ
ンプルに割当てる4から2ビットの符号であり1チャネ
ル当たり88ビット割当てる。これら以外の要素のビッ
ト数は圧縮対象オーディオ信号の特性により変化する。
また、ヘッダ情報にはCRC符号の有無を示すCRCフ
ラグビットを含み、CRC符号有りの場合はさらにCR
C符号用として16ビットが追加される。スケールファ
クタ指標は各周波数帯域サンプルヘのビット割当が0で
ない場合には、各周波数帯域に6,12,または18ビ
ットのいずれか1つを割当る。スケールファクタ選択情
報はスケールファクタ指標が上記3種類のいずれなのか
を表す。サンプルは各帯域のビット割当指標が0でない
場合、ビット割当指標の示すビット数で構成される。1
フレームの総ビット数Nから上記各構成要素で使用した
ビット数を減じた残りが補助データのビット数Aとな
る。補助データのビット数Aは8の倍数になるとは限ら
れておらず、また、フレーム毎にビット数が変化する。
り、ビット割当指標は上記32の周波数帯域の各々のサ
ンプルに割当てる4から2ビットの符号であり1チャネ
ル当たり88ビット割当てる。これら以外の要素のビッ
ト数は圧縮対象オーディオ信号の特性により変化する。
また、ヘッダ情報にはCRC符号の有無を示すCRCフ
ラグビットを含み、CRC符号有りの場合はさらにCR
C符号用として16ビットが追加される。スケールファ
クタ指標は各周波数帯域サンプルヘのビット割当が0で
ない場合には、各周波数帯域に6,12,または18ビ
ットのいずれか1つを割当る。スケールファクタ選択情
報はスケールファクタ指標が上記3種類のいずれなのか
を表す。サンプルは各帯域のビット割当指標が0でない
場合、ビット割当指標の示すビット数で構成される。1
フレームの総ビット数Nから上記各構成要素で使用した
ビット数を減じた残りが補助データのビット数Aとな
る。補助データのビット数Aは8の倍数になるとは限ら
れておらず、また、フレーム毎にビット数が変化する。
【0009】補助データの内容についてはMPEGオー
ディオ規格では特に定義されていない。このため、応用
分野毎に補助データの規格を定義することで、様々なデ
ィジタル情報、例えば、文字情報、コンピュータプログ
ラム、MPEGオーディオビットストリームの誤り訂正
符号等を送ることができる。
ディオ規格では特に定義されていない。このため、応用
分野毎に補助データの規格を定義することで、様々なデ
ィジタル情報、例えば、文字情報、コンピュータプログ
ラム、MPEGオーディオビットストリームの誤り訂正
符号等を送ることができる。
【0010】例えば、文字情報転送用の規格例として、
補助データの先頭8ビットに文字情報の文字数を、続く
補助データ列が1バイト毎に1文字を表し、残りの補助
データ列は意味を持たないというものが考えらる。
補助データの先頭8ビットに文字情報の文字数を、続く
補助データ列が1バイト毎に1文字を表し、残りの補助
データ列は意味を持たないというものが考えらる。
【0011】従来のこの種のMPEGオーディオ方式の
補助データを用いる文字データ転送用の補助データ処理
回路をブロックで示す図6を参照すると、この従来の第
1の補助データ処理回路は、外部の蓄積メデイア等(以
下外部装置)から供給されるMPEGオーディオ符号を
復号化し音声信号と補助データとを出力する伸長回路1
と、補助データDAの供給に応答して上記補助データ規
格にしたがって文字データDCを出力する文字出力制御
回路2と、文字データDCの供給に応答して文字を表示
する表示装置3とを備える。
補助データを用いる文字データ転送用の補助データ処理
回路をブロックで示す図6を参照すると、この従来の第
1の補助データ処理回路は、外部の蓄積メデイア等(以
下外部装置)から供給されるMPEGオーディオ符号を
復号化し音声信号と補助データとを出力する伸長回路1
と、補助データDAの供給に応答して上記補助データ規
格にしたがって文字データDCを出力する文字出力制御
回路2と、文字データDCの供給に応答して文字を表示
する表示装置3とを備える。
【0012】伸長回路1は、外部装置からMPEGオー
ディオ符号を読出すリード用のクロックCRの立下がり
時刻に値が変化するMPEGオーディオ符号のビットス
トリームBから同期位置を検出し同期検出信号Sを抽出
する同期検出回路11と、圧縮音声情報Pにしたがい伸
長処理を行い音声信号AFを出力する信号処理回路12
と、同期検出信号Sの供給に応答してビットストリーム
Bからヘッダ,CRC符号,ビット割当指標,スケール
ファクタ選択情報,スケールファクタ指標,サンプルな
どの圧縮音声情報Pと補助データ開始信号SAとを分離
出力するとともにリード用のクロックCKを発生するア
ンパック回路13と、補助データ開始信号SAの供給に
応答して補助データのストローブ信号SSと補助データ
用のクロックCDとリード用のクロックCPとを出力す
る補助データインタフェイス14と、クロックCK,C
Pの論理和をリード用のクロックCRとして出力するO
R回路15とを備える。
ディオ符号を読出すリード用のクロックCRの立下がり
時刻に値が変化するMPEGオーディオ符号のビットス
トリームBから同期位置を検出し同期検出信号Sを抽出
する同期検出回路11と、圧縮音声情報Pにしたがい伸
長処理を行い音声信号AFを出力する信号処理回路12
と、同期検出信号Sの供給に応答してビットストリーム
Bからヘッダ,CRC符号,ビット割当指標,スケール
ファクタ選択情報,スケールファクタ指標,サンプルな
どの圧縮音声情報Pと補助データ開始信号SAとを分離
出力するとともにリード用のクロックCKを発生するア
ンパック回路13と、補助データ開始信号SAの供給に
応答して補助データのストローブ信号SSと補助データ
用のクロックCDとリード用のクロックCPとを出力す
る補助データインタフェイス14と、クロックCK,C
Pの論理和をリード用のクロックCRとして出力するO
R回路15とを備える。
【0013】補助データインタフェイス14の構成をブ
ロックで示す図7を参照すると、この補助データインタ
フェイス14は、入力端Sに同期検出信号Sの入力端R
に補助データ開始信号SAのそれぞれの供給を受け出力
端Qからストローブ信号SSを出力するRS型のフリッ
プフロップ41と、ストローブ信号SSの供給に応答し
て補助データ用のクロックCDを出力するクロック生成
回路42と、ストローブ信号SSの供給に応答してクロ
ックCPを出力するクロック生成回路43とを備える。
ロックで示す図7を参照すると、この補助データインタ
フェイス14は、入力端Sに同期検出信号Sの入力端R
に補助データ開始信号SAのそれぞれの供給を受け出力
端Qからストローブ信号SSを出力するRS型のフリッ
プフロップ41と、ストローブ信号SSの供給に応答し
て補助データ用のクロックCDを出力するクロック生成
回路42と、ストローブ信号SSの供給に応答してクロ
ックCPを出力するクロック生成回路43とを備える。
【0014】次に、図6,図7および従来の第1の補助
データ処理回路の各信号波形をタイムチャートで示す図
8を併せてを参照して、本発明に関連する補助データイ
ンタフェイス14と文字出力制御回路2を中心に従来の
補助データ処理回路の動作について説明すると、まず、
同期検出回路11はビットストリームBから同期位置を
検出し、この同期検出信号Sをアンパック回路13と補
助データインタフェイス14とに供給する。アンパック
回路13は、クロックCKを出力するとともに、同期検
出信号Sの供給に応答してアンパック処理を開始し、ビ
ットストリームBからヘッダ,CRC符号,ビット割当
指標,スケールファクタ選択情報,スケールファクタ指
標,およびサンプルなどの圧縮音声情報Pを抽出して信
号処理回路12に出力する。信号処理回路12は供給を
受けた圧縮音声情報Pの内容にしたがって処理し音声信
号AFを出力する。補助データインタフェイス14は補
助データ開始信号SAの供給に応答してストローブ信号
SSとクロックCDおよびクロックCPを出力する。O
R回路15はクロックCK,CPの論理和信号をクロッ
クCRとして出力する。文字出力制御回路2は補助デー
タDAの供給を受け、上記補助データ規格にしたがって
表示装置3に文字データDCを出力する。表示装置3
は、供給を受けた文字データDCにしたがって文字を表
示する。
データ処理回路の各信号波形をタイムチャートで示す図
8を併せてを参照して、本発明に関連する補助データイ
ンタフェイス14と文字出力制御回路2を中心に従来の
補助データ処理回路の動作について説明すると、まず、
同期検出回路11はビットストリームBから同期位置を
検出し、この同期検出信号Sをアンパック回路13と補
助データインタフェイス14とに供給する。アンパック
回路13は、クロックCKを出力するとともに、同期検
出信号Sの供給に応答してアンパック処理を開始し、ビ
ットストリームBからヘッダ,CRC符号,ビット割当
指標,スケールファクタ選択情報,スケールファクタ指
標,およびサンプルなどの圧縮音声情報Pを抽出して信
号処理回路12に出力する。信号処理回路12は供給を
受けた圧縮音声情報Pの内容にしたがって処理し音声信
号AFを出力する。補助データインタフェイス14は補
助データ開始信号SAの供給に応答してストローブ信号
SSとクロックCDおよびクロックCPを出力する。O
R回路15はクロックCK,CPの論理和信号をクロッ
クCRとして出力する。文字出力制御回路2は補助デー
タDAの供給を受け、上記補助データ規格にしたがって
表示装置3に文字データDCを出力する。表示装置3
は、供給を受けた文字データDCにしたがって文字を表
示する。
【0015】補助データインタフェイス14のフリップ
フロップ41は、まず、初期状態でストローブ信号SS
のレベル1を出力している。次に、補助データ開始信号
SAの供給に応答してストローブ信号SSをレベル0に
し、同期検出信号Sの供給に応答してストローブ信号S
Sをレベル1に戻す。ストローブ信号SSがレベル0の
ときは、クロック生成回路42およびクロック生成回路
43の各々はクロックCDおよびクロックCPをそれぞ
れ出力する。
フロップ41は、まず、初期状態でストローブ信号SS
のレベル1を出力している。次に、補助データ開始信号
SAの供給に応答してストローブ信号SSをレベル0に
し、同期検出信号Sの供給に応答してストローブ信号S
Sをレベル1に戻す。ストローブ信号SSがレベル0の
ときは、クロック生成回路42およびクロック生成回路
43の各々はクロックCDおよびクロックCPをそれぞ
れ出力する。
【0016】文字出力制御回路2は、例えばマイクロプ
ロセッサを用いて構成される。補助データストローブ信
号SSのレベル0に応答してクロックCDの立上がりで
補助データDAを直並列変換して8ビット毎のパラレル
の文字データ列として内蔵するメモリ(図示省略)に転
送する。補助データストローブ信号SSがレベル1に変
化したとき変換対象の補助データDAが8ビット未満で
ある場合は、例えば最下位ビット方向に詰めて上記メモ
リに転送し、補助データDAの取込処理を終了する。次
に、上記メモリに取込んだ文字データ列を表示装置3に
供給し、表示する。このように、補助データの先頭から
8ビット毎に、文字数の情報,文字,文字,…と続くデ
ータを解読・表示できる。
ロセッサを用いて構成される。補助データストローブ信
号SSのレベル0に応答してクロックCDの立上がりで
補助データDAを直並列変換して8ビット毎のパラレル
の文字データ列として内蔵するメモリ(図示省略)に転
送する。補助データストローブ信号SSがレベル1に変
化したとき変換対象の補助データDAが8ビット未満で
ある場合は、例えば最下位ビット方向に詰めて上記メモ
リに転送し、補助データDAの取込処理を終了する。次
に、上記メモリに取込んだ文字データ列を表示装置3に
供給し、表示する。このように、補助データの先頭から
8ビット毎に、文字数の情報,文字,文字,…と続くデ
ータを解読・表示できる。
【0017】一方、補助データにより文字情報を転送す
る方法として、補助データの最後の8ビットが文字情報
の文字数を表し、その前の1バイト(8ビット)毎に1
文字を表す「後詰」と呼ばれる方法がある。上述の従来
の第1の補助データ処理回路ではこの後詰方法には対応
できない。この理由は、文字データはバイトすなわち8
の倍数のビット数で表現されるが、各フレームの補助デ
ータのビット数が常に8の倍数であるとは限らない。し
たがって、この文字情報転送方法を適用した補助データ
には、先頭部分に文字データとは異なる8ビット未満の
不要データが存在する可能性がある。このような補助デ
ータを従来の補助データ処理回路に供給した場合、文字
出力制御回路2は最後の1バイトのデータから文字数を
検出する必要があるが、補助データのビット数が8の倍
数でない場合は、最後の8ビットのどのビットまでが有
効なデータであるかの判断できないため、正しく文字を
表示することができない。
る方法として、補助データの最後の8ビットが文字情報
の文字数を表し、その前の1バイト(8ビット)毎に1
文字を表す「後詰」と呼ばれる方法がある。上述の従来
の第1の補助データ処理回路ではこの後詰方法には対応
できない。この理由は、文字データはバイトすなわち8
の倍数のビット数で表現されるが、各フレームの補助デ
ータのビット数が常に8の倍数であるとは限らない。し
たがって、この文字情報転送方法を適用した補助データ
には、先頭部分に文字データとは異なる8ビット未満の
不要データが存在する可能性がある。このような補助デ
ータを従来の補助データ処理回路に供給した場合、文字
出力制御回路2は最後の1バイトのデータから文字数を
検出する必要があるが、補助データのビット数が8の倍
数でない場合は、最後の8ビットのどのビットまでが有
効なデータであるかの判断できないため、正しく文字を
表示することができない。
【0018】従来、このような後詰文字情報転送方法を
適用した補助データに対応するためには、補助データ内
の有効なビット数を検出し、補助データのバイト境界を
変更するバイト境界変換回路が必要であった。
適用した補助データに対応するためには、補助データ内
の有効なビット数を検出し、補助データのバイト境界を
変更するバイト境界変換回路が必要であった。
【0019】従来の第2の補助データ処理回路を図6と
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
にブロックで示す図10を参照すると、この従来の第2
の補助データ処理回路と上述の従来の第1の補助データ
処理回路との相違点は、伸長回路1からの補助データD
A,ストローブ信号SS,クロックCDの供給に応答し
てバイト境界を変換した変換補助データACを出力する
バイト境界変換回路5を備えることである。
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
にブロックで示す図10を参照すると、この従来の第2
の補助データ処理回路と上述の従来の第1の補助データ
処理回路との相違点は、伸長回路1からの補助データD
A,ストローブ信号SS,クロックCDの供給に応答し
てバイト境界を変換した変換補助データACを出力する
バイト境界変換回路5を備えることである。
【0020】バイト境界変換回路5の構成を示す図10
を参照すると、このバイト境界変換回路5は、クロック
CDの供給に応答してシリアルデータである補助データ
DAを直並列変換し8ビットのパラレル補助データDP
を出力する直並列変換回路51と、パラレル補助データ
DPを格納するメモリ52と、補助データストローブ信
号SSの立下り(前縁)でリセットされクロックCDを
計数して計数値Nを出力するカウンタ53と、補助デー
タストローブ信号SSのレベルに応答してメモリ52の
書込読出制御用のライト信号SWおよびリード信号SR
の出力制御を行う制御回路54と、メモリ52の読出デ
ータRDを計数値Nの下位3ビット値にしたがってシフ
トし変換補助データACを出力するシフタ55とを備え
る。
を参照すると、このバイト境界変換回路5は、クロック
CDの供給に応答してシリアルデータである補助データ
DAを直並列変換し8ビットのパラレル補助データDP
を出力する直並列変換回路51と、パラレル補助データ
DPを格納するメモリ52と、補助データストローブ信
号SSの立下り(前縁)でリセットされクロックCDを
計数して計数値Nを出力するカウンタ53と、補助デー
タストローブ信号SSのレベルに応答してメモリ52の
書込読出制御用のライト信号SWおよびリード信号SR
の出力制御を行う制御回路54と、メモリ52の読出デ
ータRDを計数値Nの下位3ビット値にしたがってシフ
トし変換補助データACを出力するシフタ55とを備え
る。
【0021】図10を参照して動作について説明する
と、直並列変換回路51はクロックCDの供給に応答し
て入力した補助データDAを8ビット毎に直並列変換し
8ビットのパラレル補助データをメモリ52に格納す
る。メモリ52の所要メモリ容量は1フレーム分の最大
の補助データビット数を十分格納可能な容量値である必
要がある。カウンタ53は供給を受けたクロックCDの
数を計数し計数値Nを出力する。カウンタ53はストロ
ーブ信号SSの立下り前縁でリセットされ計数値Nは0
になる。制御回路54はストローブ信号SSのレベル0
のとき、直並列変換回路51の1バイトの出力毎にライ
ト信号SWを出力する。また、ストローブ信号SSがレ
ベル1になったとき、直並列変換回路51に補助データ
DAが残存しているならばこのデータDAの各ビットを
最上位ビット方向に詰め、この結果8ビットに満たず不
足したビットには0を代入してメモリ52に格納し、制
御回路54はライト信号SWを出力する。次に、計数値
Nで示すビット数のデータをメモリ52から読出すため
に1バイト毎にリード信号SRを出力する。シフタ55
はメモリ52からリードしたデータRDを計数値Nの下
位3ビット値にしたがってシフトすることにより、8ビ
ット単位にバイト境界を変換した変換補助データACを
出力する。
と、直並列変換回路51はクロックCDの供給に応答し
て入力した補助データDAを8ビット毎に直並列変換し
8ビットのパラレル補助データをメモリ52に格納す
る。メモリ52の所要メモリ容量は1フレーム分の最大
の補助データビット数を十分格納可能な容量値である必
要がある。カウンタ53は供給を受けたクロックCDの
数を計数し計数値Nを出力する。カウンタ53はストロ
ーブ信号SSの立下り前縁でリセットされ計数値Nは0
になる。制御回路54はストローブ信号SSのレベル0
のとき、直並列変換回路51の1バイトの出力毎にライ
ト信号SWを出力する。また、ストローブ信号SSがレ
ベル1になったとき、直並列変換回路51に補助データ
DAが残存しているならばこのデータDAの各ビットを
最上位ビット方向に詰め、この結果8ビットに満たず不
足したビットには0を代入してメモリ52に格納し、制
御回路54はライト信号SWを出力する。次に、計数値
Nで示すビット数のデータをメモリ52から読出すため
に1バイト毎にリード信号SRを出力する。シフタ55
はメモリ52からリードしたデータRDを計数値Nの下
位3ビット値にしたがってシフトすることにより、8ビ
ット単位にバイト境界を変換した変換補助データACを
出力する。
【0022】一例として、補助データDAのビット数が
13ビットならば計数値Nの下位3ビットの値は3にな
る。すなわち、1フレームのビット数は、上述のように
8ビットの倍数なので、8n−13のモジュロ8の剰余
は3になるからである(nは任意の整数)。バイト境界
変換回路5に入力される補助データDAを、図8に示す
ように、b0…b12とすると、最初のリード信号SR
によりシフタ55には補助データDAのうち下位ビット
b0…b7が入力される。シフタ55は上位ビットすな
わちb7方向に3ビットシフトして0,0,0,0,b
0,…b4の8ビットを変換補助データACとして出力
する。補助データDAの残りの下位ビットb5,b6,
b7はシフタ55の内部に記憶しておく。次のリード信
号SRにより、シフタ55には補助データDAの上位ビ
ットb8,…b12,0,0,0,0が入力されるので
最下位ビット方向に3ビット分シフトし、上位3ビット
には記憶してあるb5,b6,b7を代入し変換補助デ
ータACとして出力する。この処理によって、バイト境
界変換回路5は補助データDAを後詰の8の倍数のビッ
ト数の変換補助データACに変換する。
13ビットならば計数値Nの下位3ビットの値は3にな
る。すなわち、1フレームのビット数は、上述のように
8ビットの倍数なので、8n−13のモジュロ8の剰余
は3になるからである(nは任意の整数)。バイト境界
変換回路5に入力される補助データDAを、図8に示す
ように、b0…b12とすると、最初のリード信号SR
によりシフタ55には補助データDAのうち下位ビット
b0…b7が入力される。シフタ55は上位ビットすな
わちb7方向に3ビットシフトして0,0,0,0,b
0,…b4の8ビットを変換補助データACとして出力
する。補助データDAの残りの下位ビットb5,b6,
b7はシフタ55の内部に記憶しておく。次のリード信
号SRにより、シフタ55には補助データDAの上位ビ
ットb8,…b12,0,0,0,0が入力されるので
最下位ビット方向に3ビット分シフトし、上位3ビット
には記憶してあるb5,b6,b7を代入し変換補助デ
ータACとして出力する。この処理によって、バイト境
界変換回路5は補助データDAを後詰の8の倍数のビッ
ト数の変換補助データACに変換する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1の
補助データ処理回路は、補助データの最後の8ビットが
文字情報の文字数を表し、その前の1バイト(8ビッ
ト)毎に1文字を表す後詰文字情報転送方法には適用不
可能であるという欠点があった。
補助データ処理回路は、補助データの最後の8ビットが
文字情報の文字数を表し、その前の1バイト(8ビッ
ト)毎に1文字を表す後詰文字情報転送方法には適用不
可能であるという欠点があった。
【0024】上記後詰文字情報転送方法に適用可能とし
た従来の第2の補助データ処理回路は、後詰文字情報の
1バイト単位にバイト境界を変換するバイト境界変換回
路を必要とするので、回路規模が大きくなり、価格の上
昇要因となるという欠点があった。
た従来の第2の補助データ処理回路は、後詰文字情報の
1バイト単位にバイト境界を変換するバイト境界変換回
路を必要とするので、回路規模が大きくなり、価格の上
昇要因となるという欠点があった。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の補助データ処理
回路は、外部信号源から1フレーム分が予め定めた第1
の数の整数倍の第2の数のビットから成り第3の数のビ
ットから成る所定のヘッダ情報および主情報である音声
情報とに続いて前記第2および第3の数の差分である第
4の数のビットから成る補助データとを含むビット列で
あるビットストリームを読出すリードクロックを発生す
るクロック発生回路と、前記リードクロックの供給に応
答して前記ビットストリームの先頭を検出し同期検出信
号を出力する同期検出回路と、前記同期検出信号の供給
に応答して前記ビットストリームから前記補助データを
抽出するとともにこの補助データの同期用の補助データ
クロックを発生し前記補助データとこの補助データクロ
ックとをともに出力する補助データ抽出手段とを備える
補助データ処理回路において、前記補助データ抽出手段
が、前記ビットストリームの先頭から前記補助データの
開始位置までのビット数から前記第4の数を算出しこの
第4の数を前記第1の数で除算したときの剰余と前記第
1の数との差分に等しい第5の数の分前記リードクロッ
クをマスクして前記ビットストリームの読込みを停止す
るリードクロックマスク手段を備え、このビットストリ
ームの読込み停止期間中も前記補助データクロックを出
力することを特徴とするものである。
回路は、外部信号源から1フレーム分が予め定めた第1
の数の整数倍の第2の数のビットから成り第3の数のビ
ットから成る所定のヘッダ情報および主情報である音声
情報とに続いて前記第2および第3の数の差分である第
4の数のビットから成る補助データとを含むビット列で
あるビットストリームを読出すリードクロックを発生す
るクロック発生回路と、前記リードクロックの供給に応
答して前記ビットストリームの先頭を検出し同期検出信
号を出力する同期検出回路と、前記同期検出信号の供給
に応答して前記ビットストリームから前記補助データを
抽出するとともにこの補助データの同期用の補助データ
クロックを発生し前記補助データとこの補助データクロ
ックとをともに出力する補助データ抽出手段とを備える
補助データ処理回路において、前記補助データ抽出手段
が、前記ビットストリームの先頭から前記補助データの
開始位置までのビット数から前記第4の数を算出しこの
第4の数を前記第1の数で除算したときの剰余と前記第
1の数との差分に等しい第5の数の分前記リードクロッ
クをマスクして前記ビットストリームの読込みを停止す
るリードクロックマスク手段を備え、このビットストリ
ームの読込み停止期間中も前記補助データクロックを出
力することを特徴とするものである。
【0026】
【実施例】次に、本発明の実施例を図6と共通の構成要
素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロックで
示す図1を参照すると、この図に示す本実施例の補助デ
ータ処理回路は、従来と共通の文字出力制御回路2と、
表示装置3と、伸長回路1の代りに従来と共通の構成要
素11〜15に加えて、さらに同期検出信号Sの入力時
刻からのクロックCKのパルス数による設定期間クロッ
クCPをマスクしクロックCQとして出力するクロック
マスク回路16を備える伸長回路1Aを備える。
素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロックで
示す図1を参照すると、この図に示す本実施例の補助デ
ータ処理回路は、従来と共通の文字出力制御回路2と、
表示装置3と、伸長回路1の代りに従来と共通の構成要
素11〜15に加えて、さらに同期検出信号Sの入力時
刻からのクロックCKのパルス数による設定期間クロッ
クCPをマスクしクロックCQとして出力するクロック
マスク回路16を備える伸長回路1Aを備える。
【0027】次に、図1を参照して本実施例の動作につ
いて説明すると、従来と同様に、同期検出回路11はビ
ットストリームBから検出した同期検出信号Sを出力す
る。アンパック回路13はクロックCKの出力および同
期検出信号Sの供給に応答して圧縮音声情報Pを抽出し
信号処理回路12に出力する。信号処理回路12は圧縮
音声情報Pを処理し音声信号AFを出力する。補助デー
タインタフェイス14は補助データ開始信号SAの供給
に応答してストローブ信号SS,クロックCD,CPを
出力する。
いて説明すると、従来と同様に、同期検出回路11はビ
ットストリームBから検出した同期検出信号Sを出力す
る。アンパック回路13はクロックCKの出力および同
期検出信号Sの供給に応答して圧縮音声情報Pを抽出し
信号処理回路12に出力する。信号処理回路12は圧縮
音声情報Pを処理し音声信号AFを出力する。補助デー
タインタフェイス14は補助データ開始信号SAの供給
に応答してストローブ信号SS,クロックCD,CPを
出力する。
【0028】クロックマスク回路16は同期検出信号S
の入力時刻からクロックCKのパルス数により定まる期
間、クロックCPをマスクしてクロックCQとして出力
する。OR回路15はクロックCK,CQの論理和信号
をクロックCRとして出力する。文字出力制御回路2は
補助データDAの供給を受け、表示装置3に文字データ
DCを出力する。表示装置3は、文字データDCにした
がって文字を表示する。
の入力時刻からクロックCKのパルス数により定まる期
間、クロックCPをマスクしてクロックCQとして出力
する。OR回路15はクロックCK,CQの論理和信号
をクロックCRとして出力する。文字出力制御回路2は
補助データDAの供給を受け、表示装置3に文字データ
DCを出力する。表示装置3は、文字データDCにした
がって文字を表示する。
【0029】クロックマスク回路16の構成をブロック
で示す図2を参照すると、このクロックマスク回路16
は、同期検出信号Sにより0にリセットされクロックC
Kを計数し計数値NKを出力する3ビットのカウンタ6
1と、補助データ開始信号SAの供給に応答して計数値
NKを設定値NKとして入力しクロックCPにより減算
し0の次は7に戻る計数値NJを出力するカウンタ62
と、計数値NJが7になるとボロー検出信号DBを出力
するボロー検出回路63と、補助データ開始信号SAの
供給に応答してマスク信号Mをセットしボロー検出信号
DBの供給に応答してマスク信号MをリセットするRS
型のフリップフロップ64と、マスク信号Mがセットさ
れているときクロックCPを強制的に0にしてクロック
CQとして出力するマスク回路65とを備える。
で示す図2を参照すると、このクロックマスク回路16
は、同期検出信号Sにより0にリセットされクロックC
Kを計数し計数値NKを出力する3ビットのカウンタ6
1と、補助データ開始信号SAの供給に応答して計数値
NKを設定値NKとして入力しクロックCPにより減算
し0の次は7に戻る計数値NJを出力するカウンタ62
と、計数値NJが7になるとボロー検出信号DBを出力
するボロー検出回路63と、補助データ開始信号SAの
供給に応答してマスク信号Mをセットしボロー検出信号
DBの供給に応答してマスク信号MをリセットするRS
型のフリップフロップ64と、マスク信号Mがセットさ
れているときクロックCPを強制的に0にしてクロック
CQとして出力するマスク回路65とを備える。
【0030】図2および説明の便宜上補助データDAの
ビット数を13とした場合の各信号波形をタイムチャー
トで示す図3を参照して動作について説明すると、この
クロックマスク回路16は補助データ開始信号SAの入
力時のカウンタ61の計数値すなわちカウンタ62の設
定値NKから補助データDAのビット数の8の倍数から
の不足分を検出し、この間クロックCPを0にマスクし
てクロックCQとして出力する。外部装置リード用のク
ロックCRのレベルは0となるためビットストリームB
の供給は停止されるが、補助データ用のクロックCDは
出力されるので、このクロックCDの数は8の倍数にな
る。すなわち、計数値NKがmならば、補助データDA
のビット数は8の倍数に対しm+1不足していることを
示す。例えば、補助データDAのビット数が8の倍数+
5の場合は、上記不足分は3であるので設定値NKは2
となるが、このときクロックマスク回路16は以下のよ
うに動作する。
ビット数を13とした場合の各信号波形をタイムチャー
トで示す図3を参照して動作について説明すると、この
クロックマスク回路16は補助データ開始信号SAの入
力時のカウンタ61の計数値すなわちカウンタ62の設
定値NKから補助データDAのビット数の8の倍数から
の不足分を検出し、この間クロックCPを0にマスクし
てクロックCQとして出力する。外部装置リード用のク
ロックCRのレベルは0となるためビットストリームB
の供給は停止されるが、補助データ用のクロックCDは
出力されるので、このクロックCDの数は8の倍数にな
る。すなわち、計数値NKがmならば、補助データDA
のビット数は8の倍数に対しm+1不足していることを
示す。例えば、補助データDAのビット数が8の倍数+
5の場合は、上記不足分は3であるので設定値NKは2
となるが、このときクロックマスク回路16は以下のよ
うに動作する。
【0031】まず、補助データ開始信号SAの供給に応
答して設定値NK=2がカウンタ62に設定され、カウ
ンタ62は計数値NJをクロックCPの入力毎に減算
し、3回減算するとこの計数値NJは7になる。この間
マスク回路65はクロックCPを強制的にレベル0に保
持してクロックCQとして出力する。この間、ビットス
トリームBの供給は停止されるが、クロックCDおよび
これに同期した補助データDAの出力は継続され、結果
としてクロックCDの数は8の倍数になる。このときク
ロックCDの最初の3クロックの間は出力される補助デ
ータDAの値は同一となる。また、上記設定値NKが7
の場合は上記不足分は0、すなわち補助データDAのビ
ット数が8の倍数であるので、クロックCPはマスクさ
れることなくそのままクロックCQとして出力される。
この場合は当然クロックCDのクロック数も8の倍数で
ある。
答して設定値NK=2がカウンタ62に設定され、カウ
ンタ62は計数値NJをクロックCPの入力毎に減算
し、3回減算するとこの計数値NJは7になる。この間
マスク回路65はクロックCPを強制的にレベル0に保
持してクロックCQとして出力する。この間、ビットス
トリームBの供給は停止されるが、クロックCDおよび
これに同期した補助データDAの出力は継続され、結果
としてクロックCDの数は8の倍数になる。このときク
ロックCDの最初の3クロックの間は出力される補助デ
ータDAの値は同一となる。また、上記設定値NKが7
の場合は上記不足分は0、すなわち補助データDAのビ
ット数が8の倍数であるので、クロックCPはマスクさ
れることなくそのままクロックCQとして出力される。
この場合は当然クロックCDのクロック数も8の倍数で
ある。
【0032】以上の処理により文字出力制御回路2に供
給される補助データDAは、最初の8ビットがx,x,
x,b0,b1,b2,b3,b4、次の8ビットがb
5,b6,b7,b8,b9,b10,b11,b12
のように後詰になる(xは不定値を表す)。この結果、
文字出力制御回路2が最後に受け取る8ビットは必ず有
効値を持つようになる。
給される補助データDAは、最初の8ビットがx,x,
x,b0,b1,b2,b3,b4、次の8ビットがb
5,b6,b7,b8,b9,b10,b11,b12
のように後詰になる(xは不定値を表す)。この結果、
文字出力制御回路2が最後に受け取る8ビットは必ず有
効値を持つようになる。
【0033】次に、本発明の第2の実施例を図1と共通
の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブ
ロックで示す図4を参照すると、この図に示す本実施例
の前述の第1の実施例との相違点は、伸長回路1Bが、
選択信号Tに応答してクロックCP,CQのいずれか一
方を選択してクロックCTとしてクロックCQの代りに
OR回路15に供給するセレクタ17を備えことであ
る。
の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブ
ロックで示す図4を参照すると、この図に示す本実施例
の前述の第1の実施例との相違点は、伸長回路1Bが、
選択信号Tに応答してクロックCP,CQのいずれか一
方を選択してクロックCTとしてクロックCQの代りに
OR回路15に供給するセレクタ17を備えことであ
る。
【0034】これにより、第1の実施例の動作と従来の
第1の補助データ処理回路の動作とを任意に切替ること
ができる。
第1の補助データ処理回路の動作とを任意に切替ること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の補助デー
タ処理回路は、補助データ抽出手段が補助データが所定
のバイト境界で終了するようにリードクロックをマスク
してビットストリームの読込みを停止するとともに、こ
のビットストリームの読込み停止期間中も補助データク
ロックを出力することによりバイト境界を変更して補助
データを出力するので、バイト境界変換回路が不要とな
り、回路規模および価格の低減を可能とするという効果
がある。
タ処理回路は、補助データ抽出手段が補助データが所定
のバイト境界で終了するようにリードクロックをマスク
してビットストリームの読込みを停止するとともに、こ
のビットストリームの読込み停止期間中も補助データク
ロックを出力することによりバイト境界を変更して補助
データを出力するので、バイト境界変換回路が不要とな
り、回路規模および価格の低減を可能とするという効果
がある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の補助デー
タ処理回路は、補助データ抽出手段が補助データが所定
のバイト境界で終了するようにダミーデータの付加用の
ダミークロックを補助データクロックに追加することに
よりバイト境界を変更して補助データを出力するので、
バイト境界変換回路が不要となり、回路規模および価格
の低減を可能とするという効果がある。
タ処理回路は、補助データ抽出手段が補助データが所定
のバイト境界で終了するようにダミーデータの付加用の
ダミークロックを補助データクロックに追加することに
よりバイト境界を変更して補助データを出力するので、
バイト境界変換回路が不要となり、回路規模および価格
の低減を可能とするという効果がある。
【図1】本発明の補助データ処理回路の第1の実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本実施例のクロックマスク回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】本実施例の補助データ処理回路における動作の
一例を示すタイムチャートである。
一例を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の補助データ処理回路の第2の実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】MPEGオーディオレイヤ2方式のフレームの
フォーマットを示す図である。
フォーマットを示す図である。
【図6】従来の第1の補助データ処理回路の一例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】補助データインタフェイスの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】従来の補助データ処理回路の動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図9】従来の第2の補助データ処理回路の一例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図10】バイト境界変換回路の構成を示すブロック図
である。
である。
1,1A,1B 伸長回路 2 文字出力制御回路 3 表示装置 5 バイト境界変換回路 11 同期検出回路 12 信号処理回路 13 アンパック回路 14 補助データインタフェイス 15 OR回路 16 クロックマスク回路 17 セレクタ 41,64 フリップフロップ 42,43 クロック生成回路 51 直並列変換回路 52 メモリ 53,61,62 カウンタ 54 制御回路 55 シフタ 63 ボロー検出回路 65 マスク回路
Claims (4)
- 【請求項1】 外部信号源から1フレーム分が予め定め
た第1の数の整数倍の第2の数のビットから成り第3の
数のビットから成る所定のヘッダ情報および主情報であ
る音声情報とに続いて前記第2および第3の数の差分で
ある第4の数のビットから成る補助データとを含むビッ
ト列であるビットストリームを読出すリードクロックを
発生するクロック発生回路と、前記リードクロックの供
給に応答して前記ビットストリームの先頭を検出し同期
検出信号を出力する同期検出回路と、前記同期検出信号
の供給に応答して前記ビットストリームから前記補助デ
ータを抽出するとともにこの補助データの同期用の補助
データクロックを発生し前記補助データとこの補助デー
タクロックとをともに出力する補助データ抽出手段とを
備える補助データ処理回路において、 前記補助データ抽出手段が、前記ビットストリームの先
頭から前記補助データの開始位置までのビット数から前
記第4の数を算出しこの第4の数を前記第1の数で除算
したときの剰余と前記第1の数との差分に等しい第5の
数の分前記リードクロックをマスクして前記ビットスト
リームの読込みを停止するリードクロックマスク手段を
備え、このビットストリームの読込み停止期間中も前記
補助データクロックを出力することを特徴とする補助デ
ータ処理回路。 - 【請求項2】 前記補助データ抽出手段が、前記同期検
出信号の供給に応答して第1のリードクロックを発生し
て前記ビットストリームから前記音声情報を抽出しこの
音声情報の終了位置を検出して補助データ開始信号を出
力するとともに前記第1のリードクロックを停止するア
ンパック回路と、 前記同期検出信号の供給に応答して初期化され前記補助
データ開始信号の供給に応答して第2のリードクロック
および前記補助データクロックを発生する補助データク
ロック発生回路とを備え、 前記リードクロックマスク手段が、前記第1の数を最大
計数値とし前記同期検出信号の供給に応答して初期化さ
れ前記第1のリードクロックを計数して第1の計数値を
出力する第1のカウンタと、 前記第1の数を最大計数値とし前記補助データ開始信号
の供給に応答して前記第1の計数値に初期設定され前記
第2のリードクロックをダウン計数する第2のカウンタ
と、 前記補助データ開始信号の供給に応答して初期化され前
記第2のカウンタのオーバフロー信号の供給に応答して
真偽の状態を反転しマスク信号を出力するフリップフロ
ップ回路と、 前記マスク信号と前記第2のリードクロックとの組合せ
論理を演算し前記状態の真偽の各々に対応して前記第2
のリードクロックおよび非アクティブレベルのいずれか
一方を第3のリードクロックとして出力するマスク回路
とを備えるクロックマスク回路と、 前記第1のリードクロックと前記第3のリードクロック
との論理和を前記リードクロックとして出力する論理和
回路とを備えることを特徴とする請求項1の補助データ
処理回路。 - 【請求項3】 前記第1の数が8であることを特徴とす
る請求項1記載の補助データ処理回路。 - 【請求項4】 前記リードクロックマスク手段が、前記
第2のリードクロックと前記第3のリードクロックとの
いずれか一方を選択して選択リードクロックを出力する
選択回路をさらに備え、 前記論理和回路が、前記第1のリードクロックと前記選
択リードクロックとの論理和を出力することを特徴とす
る請求項2のデータ補助データ処理回路。備えることを
特徴とする請求項1記載の補助データ処理回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095255A JP2757818B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 補助データ処理回路 |
US08/633,193 US5768281A (en) | 1995-04-20 | 1996-04-16 | Ancillary data processing circuit for audio decoding system |
EP96106008A EP0739100A3 (en) | 1995-04-20 | 1996-04-17 | Ancillary data processing circuit for audio decoding system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095255A JP2757818B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 補助データ処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293859A JPH08293859A (ja) | 1996-11-05 |
JP2757818B2 true JP2757818B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=14132660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7095255A Expired - Fee Related JP2757818B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 補助データ処理回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5768281A (ja) |
EP (1) | EP0739100A3 (ja) |
JP (1) | JP2757818B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3043699B2 (ja) * | 1997-11-28 | 2000-05-22 | 埼玉日本電気株式会社 | Tdma−tdd方式の基地局同期装置 |
DE19959038A1 (de) * | 1999-12-08 | 2001-06-28 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Dekodierung von digitalen Audiodaten |
EP1315148A1 (en) * | 2001-11-17 | 2003-05-28 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Determination of the presence of ancillary data in an audio bitstream |
US7106753B2 (en) * | 2002-01-25 | 2006-09-12 | Infineon Technologies, Inc. | Interpolated timing recovery system for communication transceivers |
KR100562496B1 (ko) * | 2002-12-16 | 2006-03-21 | 삼성전자주식회사 | 리세트 및 클록 재생성 회로를 갖는 반도체 장치, 그것을포함한 고속 디지털 시스템, 그리고 리세트 및 클록재생성 방법 |
DE602004025688D1 (de) * | 2003-04-22 | 2010-04-08 | Nec Corp | Codeumsetzungsverfahren und einrichtung, programm und aufzeichnungsmedium |
US7617438B2 (en) * | 2004-04-15 | 2009-11-10 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for supporting checksum offload in partitioned data processing systems |
US11250867B1 (en) * | 2019-10-08 | 2022-02-15 | Rockwell Collins, Inc. | Incorporating data into a voice signal with zero overhead |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2800538B2 (ja) * | 1992-03-23 | 1998-09-21 | 日本電気株式会社 | 可変長ビット列処理プロセッサ |
EP0640909B1 (en) * | 1993-07-30 | 2001-05-16 | Texas Instruments Incorporated | Modular audio data processing architecture |
IT1268195B1 (it) * | 1994-12-23 | 1997-02-21 | Sip | Decodificatore per segnali audio appartenenti a sequenze audiovisive compresse e codificate. |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7095255A patent/JP2757818B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-16 US US08/633,193 patent/US5768281A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-04-17 EP EP96106008A patent/EP0739100A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0739100A3 (en) | 2000-11-08 |
EP0739100A2 (en) | 1996-10-23 |
US5768281A (en) | 1998-06-16 |
JPH08293859A (ja) | 1996-11-05 |
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