JP2757286B2 - テレビブラウン管のファンネルとフレアレスネックとを封合する方法 - Google Patents

テレビブラウン管のファンネルとフレアレスネックとを封合する方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビブラウン管のファンネルとフレアレ
スネックとを加熱溶着して封合する方法に関する。
[従来技術] 周知のように、テレビブラウン管は画像面部を形成す
るパネルとそれに連なる漏斗状のファンネルと円筒状の
ネックとのガラス製の各部材からなる。前記各部材は個
別に製作され後で互いに封合されてバルブと称する封合
体が製造され、後のチューブ製造工程においてバルブの
ネック口より電子銃が挿入される。
ところで、第3図に示すように従来のネック1は、ネ
ック1の頂部がフレア状に形成されており、電子銃をネ
ック1内の所定位置に挿入した後、該フレア部を含むネ
ック1の余剰部分を溶断していた。この従来のフレア付
ネック1とファンネル2との封合は、ファンネル2の中
心軸とネック1の中心軸とを正確に一致させて封合して
いた。
しかしながら、フレア付ネック1を封合したバルブの
場合、上記のようにネック1の溶断が必要であるばかり
でなく、この溶断作業にともなって微小なガラス粉等の
塵埃が発生し作業環境の悪化をきたすと共にブラウン管
の品質に悪影響を及ぼす等の問題を引き起こしていた。
そこで、最近、かかる溶断作業を不要とするような第2
図に示すフレアを有しない所謂フレアレスネック3の使
用が試みられている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、ファンネル2と所定長さのフレアレスネッ
ク3とを従来の封合方法を用いて封合した場合、ファン
ネル2とフレアレスネック3の中心軸は正確に一致する
もののフレアレスネック3頂面の位置が所定位置に正確
に定まらないという問題があった。即ち、封合の際フレ
アレスネック3頂面が所定位置よりも高い位置で封合さ
れている場合には、後で電子銃を挿入する際、フレアレ
スネック3頂面を所定位置に形成するために従来のよう
にフレアレスネック3頂面を溶断しなければならず、当
然、先記の溶断作業に伴う問題を生ぜしめることにな
る。また逆に、フレアレスネック3頂面が所定位置より
も低い場合には、電子銃の終端がフレアレスネック3頂
面より突出した挿入状態になってしまい結果的に電子銃
を所定位置に設置することが不可能となっていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記の問題点に鑑み、ファンネルと所定長
さのフレアレスネックとの中心軸を一致させ、ファンネ
ルのシールエッジ面から所定長さのフレアレスネック頂
面までの距離を基準にファンネルとフレアレスネックと
を溶着することを特徴とするテレビブラウン管のファン
ネルとフレアレスネックとを封合する方法を提供する。
ファンネルのシールエッジ面は、テレビブラウン管の
製作工程に於てパネルと封合する際の端面となるため、
ファンネルの成形工程に於て、該シールエッジ面は、平
坦であると共に、ファンネルの中心軸に対して垂直な面
に精度良く形成される。本発明はこのファンネルの中心
軸に対して実質的に垂直に形成されているシールエッジ
面から所定長さのフレアレスネック頂面までの距離を基
準としてファンネルとフレアレスネックとを封合するも
のである。尚、ファンネルの成形工程によるだけではフ
ァンネルの中心軸に対するシールエッジ面の垂直精度が
十分に得られていない場合には、成形後該シールエッジ
面に研磨加工が実施される。
[実施例] 本発明方法を第1図に示す実施例につき具体的に説明
する。
2はファンネル、2′はそれのシールエッジ面、3は
所定長さのフレアレスネック、4は固定台、5は回転主
軸で固定台4内の定位置に回転自在に支持させる。6は
回転主軸5上に直立状に取り付けられた支持筒で上端に
載台7を水平に取り付け支持させる。載台7の上面中央
にファンネル2の中心をだすためのガイド棒8を立設
し、載台7の上面のファンネル2のシールエッジ面2′
の4隅に対応する位置には4個のブロック9をその上面
が同一水平面をなすように敷設する。ガイド棒8には、
その上端のストッパー8′の手前部に中心孔を備えた傘
形の当板10を昇降自在に装着し、当板10の下面と載台7
との間のガイド棒8周囲にコイルスプリング11を巻装し
て圧縮介在させる。載台7の両側部に略L形に屈曲した
一対のチャックアーム12を左右開閉自在に装着する。即
ち、チャックアーム12の各根部を載台7の下面左右に設
けたブラケット13に横ピン14により回動自在に軸支し、
各先部を載台7の両側方からファンネル2中央部上方に
臨ませる。チャックアーム12の各根部には扇形ギヤー15
を夫々対向状に設ける。支持筒6の側面に上記扇形ギヤ
ー15を回転駆動してチャックアーム12を開閉させるため
のエアーシリンダー16を直立状に固設し、ピストンロッ
ド17の上端に歯列を刻設したラック18を両側の扇形ギヤ
ー15,15に噛合させる。19はファンネル2とネック3と
の溶着部を加熱するバーナーを示す。
20は、ネック3を保持するチャック体で、ネック3の
内径面を内張り状に支持するようにチャック体20の軸方
向にはチャック爪21を数列設けてあり、チャック体20は
図示しない駆動源により昇降可能にしてある。
22はネック3頂面の所定位置を読みとる受光器であ
り、該受光器22は載台7のブロック9上に乗せられたフ
ァンネル2のシールエッジ面2′を基準としてネック3
頂面までの所定距離dの間隔を有して適当な手段を介し
て設置してある。また、受光器22からネック3を隔てた
対向位置でネック3頂面の水平線上には投光器23が設け
てある。
以上の構成よりなる装置を用いた本発明の封合方法は
以下のように行う。
ファンネル2を載台7上へ載置する前、エアーシリン
ダー16を作動してピストンロッド17を退入させラック18
に噛合している各扇形ギヤー15を回転させ、横ピン14に
軸支されている各チャックアーム12を左右に拡開させて
おく。この状態で載台7上の各4個のブロック9上にフ
ァンネル2をそのシールエッジ面2′の4隅が接するよ
うにガイド棒8の上方から載せ、ガイド棒8の上端の当
板10でファンネル2を支持する。次にエアーシリンダー
16を作動してピストンロッド17を伸長させ横ピン14に軸
支した各チャックアーム12を載台7上の閉合する方向に
回動し、先端をファンネル2の外面に当接させる。前記
のことからファンネル2をブロック9上へ載せると、フ
ァンネル2のヨーク部のラッパ状の内径面がガイド棒8
の傘形の当板10と当接してファンネル2が載台7のほぼ
中心に芯出ガイドされることになり、次に各チャックア
ーム12が閉合動作をすると夫々のチャックアーム12の先
端がファンネル2の外面を押さえてファンネル2を位置
決め固定し、しかしてファンネル2の中心軸を正確に芯
出しする。
次いでチャック体20に下方のファンネル2と同心軸状
に支持したネック3を下降させながら、載台7の回転主
軸5とチャック体20とを同調回転させ、バーナー19でフ
ァンネル2とネック3との溶着部を加熱しネック3をフ
ァンネル2に突き合わせ押し込みして溶着させる。しか
る後チャック体20と共にネック3を若干上昇後退させバ
ックストレッチによって溶着部を滑らかに形成する。こ
の溶着の際、ネック3頂面の移動はネック3の押し込み
の後発せられる投光器23からの投射光を受光器22が受光
すると、チャック体20の駆動が停止する。従って、受光
器22が受光した位置が、ファンネル2のシールエッジ面
2′から所定距離dを有したネック3頂面の位置にな
る。
溶着した後、回転主軸5及びチャック体20の回転を停
止させ、次いでネック3を支持しているチャック爪21を
解放してチャック体20を上昇復帰させると共に、エアー
シリンダー16を作動させて各チャックアーム12を左右に
拡開させ載台7のブロック9上のファンネル2ネック3
の封合製品を取り出す。
[発明の効果] 本発明方法は上記した構成であり、ファンネルの中心
軸と所定長さのフレアレスネックの中心軸とを一致させ
ると同時に、ファンネルのシールエッジ面から所定長さ
のフレアレスネック頂面までの距離を基準に溶着するよ
うにしたので、フレアレスネック頂面は常に正確な位置
となり、バルブへの電子銃挿入の際、ネックの溶断が全
く不要なファンネルネックの封合体を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を実施する装置の一実施例を示す
縦断面図、第2図はファンネルに溶着されたフレアレス
ネックを示す正面断面図、第3図はファンネルに溶着さ
れたフレア付ネックを示す正面断面図である。 2……ファンネル、3……ネック 12……チャックアーム、20……チャック体 22……受光器、23……投光器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンネルと所定長さのフレアレスネック
    との中心軸を一致させ、ファンネルのシールエッジ面か
    ら所定長さのフレアレスネック頂面までの距離を基準に
    ファンネルとフレアレスネックとを溶着することを特徴
    とするテレビブラウン管のファンネルとフレアレスネッ
    クとを封合する方法。
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KR100394257B1 (ko) * 1999-08-04 2003-08-09 한국전기초자 주식회사 넥크융착장치 및 그 제어방법
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