JP2757122B2 - バラスト整理機 - Google Patents

バラスト整理機

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JP2757122B2 JP17350894A JP17350894A JP2757122B2 JP 2757122 B2 JP2757122 B2 JP 2757122B2 JP 17350894 A JP17350894 A JP 17350894A JP 17350894 A JP17350894 A JP 17350894A JP 2757122 B2 JP2757122 B2 JP 2757122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバラスト整理機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鉄道の保線作業において、例えば、マル
チプルタイタンパーと呼ばれる大型車両を用いて、レー
ルを吊り上げて矯正する作業を行うと、図9に示すよう
に、マルチプルタイタンパーのツールにより符号fで示
す部分のバラスト(敷石)a…が突き固められた状態と
なって不足するため、この不足部分fに、枕木gの外側
に用意された補充用バラストa1 …を新たに補給する必
要がある。このうち、レールb,bの内側の不足部分f
にバラストを補給する作業は、従来、ほとんど手作業に
て行われていたが、近年、機械化されつつある。
【0003】その機械化の一例として図10に示すものが
ある。この場合、レールb上を跨ぐように配置されたベ
ルトコンベアd上に、補充用バラストa1 …を供給機c
にて掻き上げて乗せ、ベルトコンベアdにより補充用バ
ラストa1 …をレールb,bの外側から内側に乗り越え
させて補給し、そのバラストa1 をスイーパと呼ばれる
多数の放射状突起付きの回転体eにて均一に分布させる
と共に図示省略のコンベア等で余分なバラストをレール
b,bの外側へ排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような供
給機cやベルトコンベアd等を用いると、作業に時間が
掛かり効率が悪くなると共に、全体の構造が複雑化及び
大型化する問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記問題点を解決し
て、バラスト補給の作業効率が良く、コンパクトなバラ
スト整理機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一対のレールを走行する台車を備え、回
転軸心が該レールと平面視平行乃至傾斜状であって一対
の該レールの外側に夫々配置されて回転駆動により上記
バラストを該レールの外側から内側に跳ね上げる一対の
外側回転体と、該外側回転体にて跳ね上げられたバラス
トを該レールの内側の所定位置に誘導落下させる内側誘
導カバーと、回転軸心が該レールと平面視平行乃至傾斜
状であって一対の該レールの内側に夫々配置されて回転
駆動により上記バラストを該レールの内側から外側に跳
ね上げる一対の内側回転体と、該内側回転体にて跳ね上
げられたバラストを該レールの外側の所定位置に誘導落
下させる一対の外側誘導カバーと、を上記台車に設け
た。
【0007】また、回転体が、回転軸部材と、該回転軸
部材の外周に放射状として軸心方向に多数並設されるバ
ラスト跳ね上げ用棒状弾性突起部と、を備えると共に、
該回転軸部材の軸心方向に隣合う該突起部を近接させ、
かつ、該突起部が該回転軸部材の軸心方向に進むにした
がって周方向に順次ずれるように配設した。
【0008】さらに、回転体とレールとの間に配置され
ると共に跳ね上げられたバラストを斜め上に誘導案内し
て該レールを越えさせる斜行ガイド板を、台車に設け、
かつ、該斜行ガイド板の水平面に対する傾斜角度を35°
以上55°以下に設定した。
【0009】また、下方に開口する落下口を有すると共
に跳ね上げられたバラストを受け止めて誘導案内して該
落下口から排出する誘導カバーを、防振材にて形成する
と共に、該誘導カバーの落下口がレールの幅方向に移動
可能に設けられている。
【0010】
【作用】レールの内側のバラストが不足した部分に、レ
ールの外側に盛られた補充用バラストを補給するには、
内側回転体から外側回転体へ向かう方向へ台車を走行さ
せつつ、外側回転体と内側回転体を夫々回転駆動させれ
ばよく、まず、外側回転体にて、バラストを跳ね上げ
て、レールをその外側から内側へ飛び越させ、そのバラ
ストを、内側誘導カバーにてレールの内側のバラスト不
足部分に誘導落下させて、バラストを自動的に補給でき
る。
【0011】次に、補給されたバラストの余分な部分
を、内側回転体にて跳ね上げて、レールをその内側から
外側へ飛び越させ、そのバラストを、外側誘導カバーに
て所定位置に誘導落下させる。これにより、内側のバラ
スト不足部分に補給されたバラストを自動的に均一に分
布させることができる。
【0012】このとき、回転体とレールとの間に斜行ガ
イド板を所定傾斜角度で配置すれば、回転体にて跳ね上
げられたバラストが確実にレールを飛び越えて、バラス
トの衝突等から保護できる。また、誘導カバーを防振材
にて形成すれば、バラストの衝突による騒音発生を抑え
ることができ、さらに、誘導カバーの落下口をレールの
幅方向に移動可能に設ければ、バラスト不足部分の位置
が変わっても、それに合わせてバラスト落下位置を調整
できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0014】図1,図2及び図3は、本発明に係るバラ
スト整理機の一実施例を示し、このバラスト整理機は、
枕木M…に支持された一対のレール1,1を走行する台
車2を、備えており、外側回転体3,3と、内側誘導カ
バー4,4と、内側回転体5,5と、外側誘導カバー
6,6と、掻き寄せ機7と、コンパクター8,8とが、
台車2に設けられる。
【0015】外側回転体3,3は、レール1,1の幅方
向Fに隣合うようにして、支持部材10を介して台車2に
回転自在に枢着されると共に、チェーンやスプロケット
等からなる伝動機構を介してモータ11にて回転駆動され
る。外側回転体3,3は、その回転軸心A,Aがレール
1と平面視平行となるように一対のレール1,1の外側
に夫々配置されて、バラスト9…を回転駆動によりレー
ル1,1の外側から内側に跳ね上げる。
【0016】内側回転体5,5も、レール1,1の幅方
向Fに隣合うようにして、支持部材12を介して台車2に
回転自在に枢着されると共に、図示省略のチェーンやス
プロケット等からなる伝動機構を介してモータにて回転
駆動される。内側回転体5,5は、その回転軸心B,B
がレール1と平面視平行となるように一対のレール1,
1の内側に夫々配置されて回転駆動によりバラスト9…
をレール1,1の内側から外側に跳ね上げる。
【0017】この外側回転体3と内側回転体5は、レー
ル1の長手方向にずらして配設される。また、外側回転
体3及び内側回転体5は、同じ構成であって、回転軸部
材13と、回転軸部材13の外周に放射状として軸心方向に
多数並設されるバラスト跳ね上げ用棒状弾性突起部14…
と、を備えている。
【0018】さらに、回転軸部材13の軸心方向に隣合う
突起部14,14を近接させ、かつ、突起部14…が回転軸部
材13の軸心方向に進むにしたがって周方向に順次ずれる
ように配設してある。図例では、突起部14…が螺旋を描
くように構成している。
【0019】図4と図5に示すように、突起部14…は、
円筒状であって、バラスト9を外径方向へ弾き飛ばせる
ように、ゴムや合成樹脂等にて適度な弾性と剛性をもつ
ように形成する。
【0020】回転軸部材13は、放射状に突出する取付短
杆15…を有し、この取付短杆15…に突起部14の一端部を
外嵌して、締付けバンド等の固定具16にて両者14,15を
着脱交換自在に取付けてある。
【0021】また、図1〜図3に示すように、斜行ガイ
ド板19が、台車2に設けられる。この斜行ガイド板19
は、外側回転体3とレール1との間と、内側回転体5と
レール1との間とに、夫々配置される。
【0022】図例では、斜行ガイド板19は、支持部材10
と支持部材12に、夫々、水平軸心C廻りに揺動可能かつ
ボルトナット等にて固定可能に取付けられて、水平面に
対する傾斜角度θを調整し得るようになっている。
【0023】この斜行ガイド板19は、跳ね上げられたバ
ラスト9…を斜め上に誘導案内してレール1を越えさせ
て、誘導カバー4,6の開口部20からその内部にバラス
ト9…を導き入れる。この斜行ガイド板19と突起部14…
はバラスト9…が跳ね返らないように近接させて、突起
部14…にて跳ね上げられたバラスト9…が斜行ガイド板
19に沿ってスムースに斜め上に誘導案内されるようにす
る。
【0024】この傾斜角度θは、バラスト9…処理のた
めにその飛散角度,飛散量及び飛散方向の最適化を図る
点から、35°以上55°以下が好ましく、特に好ましく
は、40°以上50°以下である。この下限値よりも傾斜角
度θを小さくすると、回転体3,5とレール1の間隔を
大きくとらねばならずバラスト9…の飛距離が不足して
レール1を越えにくくなり、逆に上限値よりも傾斜角度
θを大きくすると、バラスト9…の飛散角度が真上に近
くなってレール1を越えにくくなる。
【0025】また、このように斜行ガイド板19を設けれ
ば、レール1を枕木Mに締結する締結具22にバラストが
当たらず、締結具22の隙間23にバラスト9が噛み込むト
ラブルを防止できる。なお、斜行ガイド板19は、金属,
非金属,又は制振鋼板等の金属と非金属のコンビネーシ
ョン素材の各種防振材にて、形成して、バラスト9…と
の衝突による振動及び騒音の発生を防止する。
【0026】次に、内側誘導カバー4は、外側回転体3
にて跳ね上げられたバラスト9…をレール1の内側の所
定位置───例えばバラスト9…が不足した部分───
に誘導落下させ、また、外側誘導カバー6は、内側回転
体5にて跳ね上げられたバラスト9…をレール1の外側
の所定位置───例えばバラスト9…が不足した部分─
──に誘導落下させる。
【0027】具体的には、誘導カバー4,6は、同じ構
成であって、下方に開口する落下口17を有する箱型に形
成されてバラスト9…の飛散方向に配設され、跳ね上げ
られたバラスト9…を飛び過ぎないように受け止めると
共に受け止めたバラスト9…を誘導案内して落下口17か
ら排出する。この落下口17の周囲の内面18はバラスト9
…が落下口17まで滞留なく滑り落ちるように下窄まりに
形成される。
【0028】この落下口17はレール1の幅方向に移動可
能に設けられており、バラスト9の落下点(補給点)を
自由に変更できるようにしてある。図例では、内側誘導
カバー4を支持部材10に幅方向にスライド自在に取付け
ると共に、外側誘導カバー6を支持部材12に幅方向にス
ライド自在に取付けて、落下口17を移動可能としてい
る。
【0029】なお、鉄道の保線作業は夜間作業が中心と
なるため、誘導カバー4,6は、金属,非金属,又は制
振鋼板等の金属と非金属のコンビネーション素材の各種
防振材にて、形成して、バラスト9…の跳ね返りを抑制
すると共にバラスト9…との衝突による振動及び騒音の
発生を防止し、鉄道周辺への悪影響を無くすようにす
る。
【0030】次に、掻き寄せ機7は、ウィング状の一対
のガイド部材21,21を、備え、図示省略の揺動駆動アー
ムの先端部に連結されて、その拡開角度αが自由に変更
できるようになっている。このガイド部材21,21は、外
側回転体3の前方であってレール1,1の外側に配置さ
れる。
【0031】また、コンパクター8は、図示省略の起振
機を振動板上に取付けてなり、振動する振動板にてバラ
スト9…を突き固めて、バラスト9…の密度を上げて安
定させる。このコンパクター8は、内側回転体5の後方
であってレール1,1の外側に配置される。
【0032】しかして、鉄道の保線作業等によりレール
1,1の外側と内側のバラスト9…が不足した部分(図
9の符号fで示す部分)に、枕木M…の外側に盛り上げ
るようにして用意された補充用バラスト9…を補給する
バラスト処理作業を次に説明する。
【0033】即ち、外側回転体3と内側回転体5を夫々
所定方向に回転駆動させて、台車2を、コンパクター8
から掻き寄せ機7へ向かう方向D(図3参照)に進行さ
せる。すると、台車2の進行にともなって、バラスト9
…が、掻き寄せ機7のガイド部材21,21にて、矢印Eの
如く掻き寄せられて外側回転体3,3に案内され、外側
回転体3,3にてバラスト9…がレール1,1の外側か
ら内側へ跳ね上げられて内側誘導カバー4,4内に入り
込む。
【0034】内側誘導カバー4,4に入ったバラスト9
…は、落下口17からレール1,1の内側のバラスト不足
部分の上に排出・補給される。次に、余分に補給された
バラスト9…は、内側回転体5,5にてレール1,1の
内側から外側へ跳ね上げられて外側誘導カバー6,6内
に入り込み、落下口17からレール1,1の外側に排出さ
れる。
【0035】この内側回転体5,5のスイーパー機能に
より、レール1,1の内側のバラスト9…が一定高さに
均される。なお、レール1,1の外側のバラスト不足部
分には、掻き寄せ機7にて寄せ集められたバラスト9…
と、外側誘導カバー6の落下口17から排出されたバラス
ト9…により補給される。
【0036】その後、コンパクター8にて、図6に示す
ように、道床圧力を上げるため、符号Hで示す残留バラ
スト落下点付近を突き固める。このようにしてバラスト
不足の部分にバラスト9…が自動的に補給されて、図例
の状態となる。
【0037】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、回転体3,5は、その回転軸心A,Bがレ
ール1と平面視平行乃至傾斜状であってもよい。図7で
は、回転軸心A,Bを何れもレール1の長手方向に対し
て所定角度β,γだけ傾けて、回転軸心A,Bをレール
1と平面視傾斜状とした場合を示している。
【0038】このようにすれば、上述のバラスト処理作
業を広範囲にわたって効率的に行えると共に、外側回転
体3,3にて補充用バラストの掻き寄せをも同時に行え
る利点がある。上記角度β,γとしては、45°以下、好
ましくは35°以下に設定するのが良く、この値よりも角
度β,γが大きくなると、回転体3,5の一端部がレー
ル1から遠くなり、その部分で跳ね上げられたバラスト
9…がレール1を越えることができないため、バラスト
処理作業の効率が悪くなる。図示省略するが、回転体
3,5の回転軸心A,Bのいずれか一方をレール1と平
面視平行とし、他方を平面視傾斜状とするも自由であ
る。なお、回転体3,5を上記以外の配置に変更して、
バラストスイーパーや道床交換作業等の別用途に使用す
ることもできる。
【0039】また、図8に示すように、回転体3,5の
突起部14…が波型(凹凸)のカーブを描くように構成す
るも自由である。あるいは、図1と図2に於て、誘導カ
バー4,6全体が移動せず、落下口17が移動するように
構成してもよく、例えば落下口17の周辺部のみを別部材
として、その部分のみをレール1の幅方向に移動可能に
構成すればよい。さらに、内側誘導カバー4,4は、図
例では別体となっているが、一体に形成してもよい。
【0040】また、図示省略するが、軌道上の障害物を
避けるために、回転体3,誘導カバー4,支持部材10等
と、回転体5,誘導カバー6,支持部材12等と、掻き寄
せ機7と、コンパクター8と、を各々又は一体に、任意
の高さに昇降駆動自在として、台車2に設けるも好まし
い。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0042】請求項1記載のバラスト整理機によれば、
自動的にバラスト9…を、バラスト不足の部分に補給し
て均一に分布させることができ、人的作業の軽減を図れ
る。また、回転体3,5にてバラスト9…を跳ね上げて
バラスト処理を行うので、ベルトコンベア等を用いたも
のと比べて、非常に作業効率が良い。しかも、台車2
に、軽量かつ簡単な機構の回転体3,5及び誘導カバー
4,6を設けて集約化し、全体をコンパクトなものとす
ることができる。
【0043】請求項2記載のバラスト整理機によれば、
回転軸部材13の軸心方向に進むにしたがって周方向に順
次ずれる多数の弾性突起部14…にて、バラスト9…を効
率良く跳ね上げることができると共に、一度に固まるこ
と無しにまんべんなくバラスト9…を飛散させることが
でき、バラスト補給量のばらつきを防止できる。
【0044】請求項3記載のバラスト整理機によれば、
斜行ガイド板19により、回転体3,5にて跳ね上げられ
たバラスト9…が確実にレール1を越えるので、該レー
ル1及びレール1を枕木Mに締結する締結具22を、バラ
スト9…の衝突から保護できると共に、締結具22の隙間
23にバラスト9が噛み込むのを防止できる。
【0045】請求項4記載のバラスト整理機によれば、
回転体3,5にて跳ね上げられたバラスト9…の衝突に
よって生じる騒音や振動を抑えることができるので、夜
間作業を行なっても、鉄道の周囲の住民等に迷惑がかか
らない。しかも、落下口17をレール1の幅方向に移動さ
せることにより、バラスト不足部分に合わせて、自由に
バラスト落下(補給)位置を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部正面図である。
【図2】要部正面図である。
【図3】要部平面図である。
【図4】回転体の正面図である。
【図5】回転体の要部断面図である。
【図6】バラスト処理作業後の断面図である。
【図7】回転体の配置の変形例を示す平面図である。
【図8】回転体の変形例を示す平面図である。
【図9】バラスト処理作業前の断面図である。
【図10】従来例を示す要部簡略平面図である。
【符号の説明】
1 レール 2 台車 3 回転体 4 誘導カバー 5 回転体 6 誘導カバー 9 バラスト 13 回転軸部材 14 突起部 17 落下口 19 斜行ガイド板 A 回転軸心 B 回転軸心

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレールを走行する台車を備え、回
    転軸心が該レールと平面視平行乃至傾斜状であって一対
    の該レールの外側に夫々配置されて回転駆動によりバラ
    ストを該レールの外側から内側に跳ね上げる一対の外側
    回転体と、該外側回転体にて跳ね上げられたバラストを
    該レールの内側の所定位置に誘導落下させる内側誘導カ
    バーと、回転軸心が該レールと平面視平行乃至傾斜状で
    あって一対の該レールの内側に夫々配置されて回転駆動
    により上記バラストを該レールの内側から外側に跳ね上
    げる一対の内側回転体と、該内側回転体にて跳ね上げら
    れたバラストを該レールの外側の所定位置に誘導落下さ
    せる一対の外側誘導カバーと、を上記台車に設けたこと
    を特徴とするバラスト整理機。
  2. 【請求項2】 回転体が、回転軸部材と、該回転軸部材
    の外周に放射状として軸心方向に多数並設されるバラス
    ト跳ね上げ用棒状弾性突起部と、を備えると共に、該回
    転軸部材の軸心方向に隣合う該突起部を近接させ、か
    つ、該突起部が該回転軸部材の軸心方向に進むにしたが
    って周方向に順次ずれるように配設した請求項1記載の
    バラスト整理機。
  3. 【請求項3】 回転体とレールとの間に配置されると共
    に跳ね上げられたバラストを斜め上に誘導案内して該レ
    ールを越えさせる斜行ガイド板を、台車に設け、かつ、
    該斜行ガイド板の水平面に対する傾斜角度を35°以上55
    °以下に設定した請求項1又は2記載のバラスト整理
    機。
  4. 【請求項4】 下方に開口する落下口を有すると共に跳
    ね上げられたバラストを受け止めて誘導案内して該落下
    口から排出する誘導カバーを、防振材にて形成すると共
    に、該誘導カバーの落下口がレールの幅方向に移動可能
    に設けられている請求項1,2又は3記載のバラスト整
    理機。
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