JP2756104B2 - 多点ロックシステム - Google Patents
多点ロックシステムInfo
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- JP2756104B2 JP2756104B2 JP7343355A JP34335595A JP2756104B2 JP 2756104 B2 JP2756104 B2 JP 2756104B2 JP 7343355 A JP7343355 A JP 7343355A JP 34335595 A JP34335595 A JP 34335595A JP 2756104 B2 JP2756104 B2 JP 2756104B2
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- JP
- Japan
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- lock system
- door
- multipoint
- spring
- locking
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B63/00—Locks or fastenings with special structural characteristics
- E05B63/14—Arrangement of several locks or locks with several bolts, e.g. arranged one behind the other
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C9/00—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
- E05C9/002—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with arrangements allowing the wing to be slam-shut, e.g. by securing elements with latching action
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C9/00—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
- E05C9/02—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening
- E05C9/026—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening comprising key-operated locks, e.g. a lock cylinder to drive auxiliary deadbolts or latch bolts
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C9/00—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
- E05C9/18—Details of fastening means or of fixed retaining means for the ends of bars
- E05C9/1825—Fastening means
- E05C9/1833—Fastening means performing sliding movements
- E05C9/185—Fastening means performing sliding movements parallel with actuating bar
- E05C9/1858—Fastening means performing sliding movements parallel with actuating bar of the roller bolt type
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B59/00—Locks with latches separate from the lock-bolts or with a plurality of latches or lock-bolts
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T292/0801—Multiple
- Y10T292/0834—Sliding
- Y10T292/0836—Operating means
- Y10T292/0837—Cam and lever
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- Y10T292/1014—Operating means
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- Y10T70/50—Special application
- Y10T70/5093—For closures
- Y10T70/5155—Door
- Y10T70/5199—Swinging door
- Y10T70/5226—Combined dead bolt and latching bolt
- Y10T70/5235—Multiple latch bolts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Structural Engineering (AREA)
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は多点ロックシステ
ムに関する。
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】家屋の屋外及び屋内のドアは、通常、ド
アの中程においてラッチとボルトによって閉じるように
なっている。さまざまな理由から、興味があるのは、ロ
ックケース外側のドア枠から遠い箇所でドア前部をロッ
クすることによって、例えば強盗を防いだり、閉じたド
アが撓んだりしないようにすることである。そのために
使用されるドアロックは、通常、ローラーピンや、トラ
ス(mushroom-head) ピン、舌などのロック用部材を二
つ、あるいはそれ以上有している。これらのロック用部
材は前端部に沿って等間隔に配置されており、前端部背
後の摺動ガイド上を長手方向に可動になっているプッシ
ュロッドによって作動され、操作される。ロック用部材
は、ドア枠の中の適当な箇所に設置されている対応する
溝と係合する。これらのいわゆる駆動ロッドロックは、
ロック用シリンダの中へ挿入されるキーを回すことによ
って作動するか、あるいは回転可能に取付けられたハン
ドル(レバー)をバネ力に抗して操作することによって
作動する。
アの中程においてラッチとボルトによって閉じるように
なっている。さまざまな理由から、興味があるのは、ロ
ックケース外側のドア枠から遠い箇所でドア前部をロッ
クすることによって、例えば強盗を防いだり、閉じたド
アが撓んだりしないようにすることである。そのために
使用されるドアロックは、通常、ローラーピンや、トラ
ス(mushroom-head) ピン、舌などのロック用部材を二
つ、あるいはそれ以上有している。これらのロック用部
材は前端部に沿って等間隔に配置されており、前端部背
後の摺動ガイド上を長手方向に可動になっているプッシ
ュロッドによって作動され、操作される。ロック用部材
は、ドア枠の中の適当な箇所に設置されている対応する
溝と係合する。これらのいわゆる駆動ロッドロックは、
ロック用シリンダの中へ挿入されるキーを回すことによ
って作動するか、あるいは回転可能に取付けられたハン
ドル(レバー)をバネ力に抗して操作することによって
作動する。
【0003】ドアを閉じたとき、ハンドルへ力を加える
ことなく、ロック用部材がそれらが協働するロック部分
と自動的に係合するようにするために、プッシュロッド
を用いてドアを開けそのドアを開いた状態で固定すると
きに、ロック用部材にはバネ力に抗して予引張力ががか
けられる。ドアがドアフレームに接触すると、プッシュ
ロッドはトリガ装置によってトリガがかけられ、ロック
用部材はバネの作用によって自動的に閉じた状態に戻
り、そこへ係合する。このとき作用するバネの力は、ド
アが確実に閉じるような大きさに設定される。
ことなく、ロック用部材がそれらが協働するロック部分
と自動的に係合するようにするために、プッシュロッド
を用いてドアを開けそのドアを開いた状態で固定すると
きに、ロック用部材にはバネ力に抗して予引張力ががか
けられる。ドアがドアフレームに接触すると、プッシュ
ロッドはトリガ装置によってトリガがかけられ、ロック
用部材はバネの作用によって自動的に閉じた状態に戻
り、そこへ係合する。このとき作用するバネの力は、ド
アが確実に閉じるような大きさに設定される。
【0004】このタイプの閉鎖装置が例えば欧州特許公
報第0385213 号(EP-B1-0385213)に開示されている。前
部レール部分の背後をガイドされる駆動用ロッドは、ハ
ンドルを回すか、あるいは駆動用ロッドへ作用するエネ
ルギーアキュムレータを解放すると、フレームのサイド
上に設けられた協働するロック部分の中へ移動する。エ
ネルギーアキュムレータの解放は、ドアが閉じられたと
きにフレームによって駆動されるリリースを用いて行わ
れる。フィーラー部材を備えた回転レバーであるリリー
スと、圧縮バネからなるエネルギーアキュムレータは、
自在な状態で突き出している前部レール部分の後ろに配
置されている。これに関連して、これらの部分と駆動用
ロッドは対向する形の曲線部を有している。回転レバー
はテンションスプリングによって中央の位置に保持さ
れ、駆動用ロッドの上に固定されているアバットメント
のスロートの中に収まっている。レバー制御されるロッ
クを解除するには、ピンタイプのフィーラー部材を、回
転レバーの旋回点と同心状に設けられた曲線状スロット
の中へ通す。ドアが閉じられたときに、フィーラー部材
はドアフレームのサイド上に設けられたストライキング
プレートの入口開口部の中へ移動する。回転レバーはそ
の中心位置から回転されて、バネで付勢されている駆動
用ロッドを解放する。ドアの閉鎖を正しく行うには、駆
動用ロッドの上に設けられた閉鎖用部材に加えて、比較
的複雑なレバー構造を有する別のフィーラー部材が必要
となる。さらに、ドアフレームに特別な溝を設けること
によって、ドア前端部の外側の膨らみが突き出してドア
フレームへ当たることがないようにしなければならな
い。設計と製造には多大な労力を必要とし、それに応じ
てドアロックは高価なものとなってしまう。
報第0385213 号(EP-B1-0385213)に開示されている。前
部レール部分の背後をガイドされる駆動用ロッドは、ハ
ンドルを回すか、あるいは駆動用ロッドへ作用するエネ
ルギーアキュムレータを解放すると、フレームのサイド
上に設けられた協働するロック部分の中へ移動する。エ
ネルギーアキュムレータの解放は、ドアが閉じられたと
きにフレームによって駆動されるリリースを用いて行わ
れる。フィーラー部材を備えた回転レバーであるリリー
スと、圧縮バネからなるエネルギーアキュムレータは、
自在な状態で突き出している前部レール部分の後ろに配
置されている。これに関連して、これらの部分と駆動用
ロッドは対向する形の曲線部を有している。回転レバー
はテンションスプリングによって中央の位置に保持さ
れ、駆動用ロッドの上に固定されているアバットメント
のスロートの中に収まっている。レバー制御されるロッ
クを解除するには、ピンタイプのフィーラー部材を、回
転レバーの旋回点と同心状に設けられた曲線状スロット
の中へ通す。ドアが閉じられたときに、フィーラー部材
はドアフレームのサイド上に設けられたストライキング
プレートの入口開口部の中へ移動する。回転レバーはそ
の中心位置から回転されて、バネで付勢されている駆動
用ロッドを解放する。ドアの閉鎖を正しく行うには、駆
動用ロッドの上に設けられた閉鎖用部材に加えて、比較
的複雑なレバー構造を有する別のフィーラー部材が必要
となる。さらに、ドアフレームに特別な溝を設けること
によって、ドア前端部の外側の膨らみが突き出してドア
フレームへ当たることがないようにしなければならな
い。設計と製造には多大な労力を必要とし、それに応じ
てドアロックは高価なものとなってしまう。
【0005】ドイツ連邦共和国公開特許公報第4110556
号(DE-A1-4110556)に開示されている別の閉鎖装置は、
ロックケースの中にエネルギーアキュムレータを有して
いる。このエネルギーアキュムレータはロックを開ける
操作によって充填され、フィーラがドアフレームへ接触
することによって解放される。この解決策もまた、高価
なレバー及びギヤーからなる構造を使うことになる。こ
の構造は使用するのに複雑でもある。駆動用ロッドのプ
リテンションは、ロック用シリンダを後ろへ閉じる動き
によってのみ可能となる。一方、固定動作は、フィーラ
と、ハンドルによって操作されるラッチとを同期させた
状態で操作することによって解放する必要がある。
号(DE-A1-4110556)に開示されている別の閉鎖装置は、
ロックケースの中にエネルギーアキュムレータを有して
いる。このエネルギーアキュムレータはロックを開ける
操作によって充填され、フィーラがドアフレームへ接触
することによって解放される。この解決策もまた、高価
なレバー及びギヤーからなる構造を使うことになる。こ
の構造は使用するのに複雑でもある。駆動用ロッドのプ
リテンションは、ロック用シリンダを後ろへ閉じる動き
によってのみ可能となる。一方、固定動作は、フィーラ
と、ハンドルによって操作されるラッチとを同期させた
状態で操作することによって解放する必要がある。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、設計が簡単であり、
使いやすい多点ロックシステムを提供することである。
なお、ロックケース及び前端部のレールに必要となるス
ペースを最小限に抑える必要がある。
使いやすい多点ロックシステムを提供することである。
なお、ロックケース及び前端部のレールに必要となるス
ペースを最小限に抑える必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の主な特徴は、
特許請求の範囲の請求項1、請求項14、請求項16の
特徴部分に記載されている。実施態様は請求項2〜1
3、請求項15及び請求項17〜22に記載されてい
る。
特許請求の範囲の請求項1、請求項14、請求項16の
特徴部分に記載されている。実施態様は請求項2〜1
3、請求項15及び請求項17〜22に記載されてい
る。
【0008】すなわち、本発明はロックケースと、そこ
へ取付けられたドア前端部と、バネで付勢されており前
記ドア前端部を貫通するラッチと、ドア前端部を貫通す
るブロック用ボルトと、長手方向に可動な少なくとも二
つのプッシュロッドとを有する、ドアをロックするため
の多点ロックシステムである。プッシュロッドは、連結
用部材により互いに連結され、少なくとも一方にドアフ
レ−ム側に設けられた溝の中に係合するロック用部材を
有する。プッシュロッドはナットの中に回動可能に取付
けられたハンドルによってバネの復元力に抗して開いた
状態まで動かすことができ、この復元力が蓄勢される状
態に固定可能である。この発明では、プッシュロッドは
ドア前端部の長手方向にロック用部材を直接操作するこ
とによって、固定された状態から開放可能である。駆動
用ロッドに取付けられたロック用部材をドアフレームに
設けられた溝へ係合するために、特別なリリースレバー
機構をドア前端部に設けたり、ロックケースの中に一体
化したりする必要はない。そのかわりに、この発明の設
計によれば、驚くほど簡単でかつ頑丈な構造の多点ロッ
クシステムが可能であり、このシステムは使用にも便利
である。
へ取付けられたドア前端部と、バネで付勢されており前
記ドア前端部を貫通するラッチと、ドア前端部を貫通す
るブロック用ボルトと、長手方向に可動な少なくとも二
つのプッシュロッドとを有する、ドアをロックするため
の多点ロックシステムである。プッシュロッドは、連結
用部材により互いに連結され、少なくとも一方にドアフ
レ−ム側に設けられた溝の中に係合するロック用部材を
有する。プッシュロッドはナットの中に回動可能に取付
けられたハンドルによってバネの復元力に抗して開いた
状態まで動かすことができ、この復元力が蓄勢される状
態に固定可能である。この発明では、プッシュロッドは
ドア前端部の長手方向にロック用部材を直接操作するこ
とによって、固定された状態から開放可能である。駆動
用ロッドに取付けられたロック用部材をドアフレームに
設けられた溝へ係合するために、特別なリリースレバー
機構をドア前端部に設けたり、ロックケースの中に一体
化したりする必要はない。そのかわりに、この発明の設
計によれば、驚くほど簡単でかつ頑丈な構造の多点ロッ
クシステムが可能であり、このシステムは使用にも便利
である。
【0009】 請求項2によれば、上記の溝はドアフレ
ームに設けられたストライキングプレートに形成されて
いる。ストライキングプレートはロック用部材の入口部
分にストップ面が設けられており、このストップ面はプ
ッシュロッドの長手方向に対して或る角度で傾斜してい
る。ロック用部材が接触すると、プッシュロッドと平行
に作用する力成分は、ロック用部材の上に有効に作用す
る。この結果、固定動作に対して自動的にトリガがかけ
られることになる。 請求項3によれば、プッシュロッド
と平行に作用する力が、ドアを閉じることによってロッ
ク用部材の上へ作用するようにできる。その結果、それ
以外にレバー/ハンドル操作を行うことなく、駆動用ロ
ッドは固定された状態から、閉じる方向に開放される。
ロック用部材がドアをドアフレームへ積極的に引っ張る
ようにするために、請求項4においてはストライキング
プレートには、プッシュロッドの長手方向に対して角度
変位状態で配置された少なくとも一つの側面が設けられ
ている。
ームに設けられたストライキングプレートに形成されて
いる。ストライキングプレートはロック用部材の入口部
分にストップ面が設けられており、このストップ面はプ
ッシュロッドの長手方向に対して或る角度で傾斜してい
る。ロック用部材が接触すると、プッシュロッドと平行
に作用する力成分は、ロック用部材の上に有効に作用す
る。この結果、固定動作に対して自動的にトリガがかけ
られることになる。 請求項3によれば、プッシュロッド
と平行に作用する力が、ドアを閉じることによってロッ
ク用部材の上へ作用するようにできる。その結果、それ
以外にレバー/ハンドル操作を行うことなく、駆動用ロ
ッドは固定された状態から、閉じる方向に開放される。
ロック用部材がドアをドアフレームへ積極的に引っ張る
ようにするために、請求項4においてはストライキング
プレートには、プッシュロッドの長手方向に対して角度
変位状態で配置された少なくとも一つの側面が設けられ
ている。
【0010】請求項5においては、少なくとも一つのロ
ック用部材はリリースとして機能するローラーピンであ
り、請求項6においてはローラーピンは偏心状態に取付
けられている。このため、ローラーピンを簡単に調節で
きるようになり、閉じたドアの接触を最適化することが
できる。閉じたドアが撓まないようにするために、請求
項7においては、ドア前端部の長さはドアの高さ全体に
わたって延びている。また、請求項8においては少なく
とも一つのローラーピンが各プッシュロッドに設けられ
ている。ローラーピンは固定動作をうまく開放する機能
を持っている。これは、単一のピンによっても可能であ
るし、すべてのローラーピンを協働かつ同期させてもよ
い。
ック用部材はリリースとして機能するローラーピンであ
り、請求項6においてはローラーピンは偏心状態に取付
けられている。このため、ローラーピンを簡単に調節で
きるようになり、閉じたドアの接触を最適化することが
できる。閉じたドアが撓まないようにするために、請求
項7においては、ドア前端部の長さはドアの高さ全体に
わたって延びている。また、請求項8においては少なく
とも一つのローラーピンが各プッシュロッドに設けられ
ている。ローラーピンは固定動作をうまく開放する機能
を持っている。これは、単一のピンによっても可能であ
るし、すべてのローラーピンを協働かつ同期させてもよ
い。
【0011】請求項9の実施態様においては、プッシュ
ロッド間の連結用部材は例えばヘリカルスプリングなど
の圧縮バネによって、閉じる方向に付勢されている。こ
れによって、復元力の正確な印加が可能になり、動作上
の高い信頼性が得られる。ハンドルやノブなどによって
操作されるナットは、請求項10においては、ラッチを
動作させるためのドライバーノーズと、円周方向に90
度ずれて配置されたドライバーピンとを有している。こ
のピンは、ナットスリーブのストップ端部を備えた周辺
リセスと係合する。請求項11の実施態様においては、
周辺リセスはナットのまわりを囲んでいる。さらに、請
求項12においては、ナットスリーブは連結用部材の溝
と係合するつめを有する。ハンドルによってナットへ加
えられる回転運動は、ナットスリーブ及び連結用部材を
介してプッシュロッドへ簡単に伝達される。ハンドルを
下方へ駆動すると、それと同時にラッチ及び駆動用部材
がそれらの係合状態から持ち上げられ、ロック用部材は
開いた状態に固定される。こうしてドアを開けることが
できる。ハンドルを上方へ回すと、ナットスリーブを使
って固定動作も開放される。ロック用部材は手動でスト
ライキングプレートの中へ係合することができる。これ
はドアが撓んでしまった場合に特に必要なことである。
ロッド間の連結用部材は例えばヘリカルスプリングなど
の圧縮バネによって、閉じる方向に付勢されている。こ
れによって、復元力の正確な印加が可能になり、動作上
の高い信頼性が得られる。ハンドルやノブなどによって
操作されるナットは、請求項10においては、ラッチを
動作させるためのドライバーノーズと、円周方向に90
度ずれて配置されたドライバーピンとを有している。こ
のピンは、ナットスリーブのストップ端部を備えた周辺
リセスと係合する。請求項11の実施態様においては、
周辺リセスはナットのまわりを囲んでいる。さらに、請
求項12においては、ナットスリーブは連結用部材の溝
と係合するつめを有する。ハンドルによってナットへ加
えられる回転運動は、ナットスリーブ及び連結用部材を
介してプッシュロッドへ簡単に伝達される。ハンドルを
下方へ駆動すると、それと同時にラッチ及び駆動用部材
がそれらの係合状態から持ち上げられ、ロック用部材は
開いた状態に固定される。こうしてドアを開けることが
できる。ハンドルを上方へ回すと、ナットスリーブを使
って固定動作も開放される。ロック用部材は手動でスト
ライキングプレートの中へ係合することができる。これ
はドアが撓んでしまった場合に特に必要なことである。
【0012】上方へのハンドルの動きを制限するため
に、請求項13においてはナットスリーブに、ロックケ
ースの突起部と接触させるためのストップ面が設けられ
ている。この発明をさらにずっと発展させたものが請求
項14に示されている。この請求項では独立した保護が
請求されている。連結用部材は例えばボールソケットの
ような係合用溝を有している。プッシュロッドがドアの
開いた状態にあるときには、このボールソケットの中に
はバネで付勢された係合部材が積極的に係合する。こう
したボール係合によって、ブロック用のレバー機構を用
いることなく、驚くほど簡単にプッシュロッドはドアが
開いた状態に保持される。請求項15においては、係合
用溝は細長い形状にすることができ、係合部材はボール
か、あるいは例えば長さ5mmの円柱にすることができ
る。
に、請求項13においてはナットスリーブに、ロックケ
ースの突起部と接触させるためのストップ面が設けられ
ている。この発明をさらにずっと発展させたものが請求
項14に示されている。この請求項では独立した保護が
請求されている。連結用部材は例えばボールソケットの
ような係合用溝を有している。プッシュロッドがドアの
開いた状態にあるときには、このボールソケットの中に
はバネで付勢された係合部材が積極的に係合する。こう
したボール係合によって、ブロック用のレバー機構を用
いることなく、驚くほど簡単にプッシュロッドはドアが
開いた状態に保持される。請求項15においては、係合
用溝は細長い形状にすることができ、係合部材はボール
か、あるいは例えば長さ5mmの円柱にすることができ
る。
【0013】この発明による多点ロックシステムの請求
項16における独立的な設計もまた重要である。ここで
は、閉鎖用ボルトは例えばロック用シリンダからなる閉
鎖用部材を用いて、レバー機構を介して間接的に駆動さ
れる。従来型のラックのようなボルト溝や、キーを回す
ことによってボルトが若干しか排除(exclusion) されな
いような複雑な歯車装置は用いられていない。そのかわ
りに、容易に実現可能なレバー機構が用いられている。
請求項17においては、このレバー機構は旋回点にバネ
により取付保持されたロッカを有し、かなり大きなボル
ト排除が得られる。このロッカは、旋回点と反対側の端
部にスロットを有している。このスロットは請求項18
においてはボルトのガイドカムを取り囲んでいる。請求
項19においては、ガイドカムはガイドスロットの中を
摺動可能にガイドされる。ロッカをロック用シリンダの
ビットによって駆動するために、請求項20においては
ロッカにはロック用シリンダと対向するリセスが設けら
れている。
項16における独立的な設計もまた重要である。ここで
は、閉鎖用ボルトは例えばロック用シリンダからなる閉
鎖用部材を用いて、レバー機構を介して間接的に駆動さ
れる。従来型のラックのようなボルト溝や、キーを回す
ことによってボルトが若干しか排除(exclusion) されな
いような複雑な歯車装置は用いられていない。そのかわ
りに、容易に実現可能なレバー機構が用いられている。
請求項17においては、このレバー機構は旋回点にバネ
により取付保持されたロッカを有し、かなり大きなボル
ト排除が得られる。このロッカは、旋回点と反対側の端
部にスロットを有している。このスロットは請求項18
においてはボルトのガイドカムを取り囲んでいる。請求
項19においては、ガイドカムはガイドスロットの中を
摺動可能にガイドされる。ロッカをロック用シリンダの
ビットによって駆動するために、請求項20においては
ロッカにはロック用シリンダと対向するリセスが設けら
れている。
【0014】この発明による多点ロックシステムによっ
てロックされているドアが勝手に開かないようにするた
めに、請求項22の実施態様においては、ボルトが閉じ
た状態にあるときに連結用部材の溝と係合するようなつ
めがボルトに設けられている。連結用部材の、従ってプ
ッシュロッドの動きは、簡単な方法によって止めること
ができる。ハンドルもナットスリーブを介して連結用部
材へ連結されているため、このナットスリーブも下方へ
は動作できないようになっている。この発明のその他の
特徴や詳細、利点については、特許請求の範囲の請求項
や図面に基づく以下の説明から理解できよう。
てロックされているドアが勝手に開かないようにするた
めに、請求項22の実施態様においては、ボルトが閉じ
た状態にあるときに連結用部材の溝と係合するようなつ
めがボルトに設けられている。連結用部材の、従ってプ
ッシュロッドの動きは、簡単な方法によって止めること
ができる。ハンドルもナットスリーブを介して連結用部
材へ連結されているため、このナットスリーブも下方へ
は動作できないようになっている。この発明のその他の
特徴や詳細、利点については、特許請求の範囲の請求項
や図面に基づく以下の説明から理解できよう。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。図1の分図(a),(b)及び図2の分図
(a),(b)に示した多点ロックシステム10は、底
部12及びカバー13を備えたロックケース11と、ロ
ックケース11の前部14へ取付けられたドア前端部2
0と、上側のプッシュロッド30及び下側のプッシュロ
ッド31を有する。ドア前端部20は、ドアTの高さ全
体にわたって延びていることが好ましい。プッシュロッ
ド30,31の各々は、これらの一方にドア前端部20
を貫くように設けられた、ドアのロック用部材であるロ
ーラーピン33を有し、長手方向に可動な状態で取り付
けられている。ドアの閉状態においてはこのローラーピ
ン33はストライキングプレート34の溝35に係合す
ることによって、ドアTをドアケース即ちドアフレーム
Rへ積極的にロックする。
を説明する。図1の分図(a),(b)及び図2の分図
(a),(b)に示した多点ロックシステム10は、底
部12及びカバー13を備えたロックケース11と、ロ
ックケース11の前部14へ取付けられたドア前端部2
0と、上側のプッシュロッド30及び下側のプッシュロ
ッド31を有する。ドア前端部20は、ドアTの高さ全
体にわたって延びていることが好ましい。プッシュロッ
ド30,31の各々は、これらの一方にドア前端部20
を貫くように設けられた、ドアのロック用部材であるロ
ーラーピン33を有し、長手方向に可動な状態で取り付
けられている。ドアの閉状態においてはこのローラーピ
ン33はストライキングプレート34の溝35に係合す
ることによって、ドアTをドアケース即ちドアフレーム
Rへ積極的にロックする。
【0016】ロックケース11の底部12の上を摺動す
るシュー40の形の連結用部材は、プッシュロッド3
0,31の動きを、例えばこれらプッシュロッド30,
31の抜孔32とこれに対応するシュー40のノーズ4
1を形状結合により係合させるとにより連結している。
シュー40は、プッシュロッド30,31の長手方向L
に作用する圧縮バネ48によって付勢されている。この
圧縮バネ48はロックケース11の突起部16とシュー
40のショルダ42とに当接している。ここで長手方向
のスリット43を案内するピン17は、シュー40が摺
動するときにこのシュー40が側方へそれないようにし
ている。シュー40はその上端45に、例えばボールソ
ケットの形の係合用溝46を有している。シュー40は
その上端45の下縁で底部12に垂直に延びて抜ける穴
51を有するガイドブロック50を保持する。この穴5
1は、リーフスプリング53によって覆われており、穴
の方向に自由に動き得る、例えばボールなどの係合部材
52を保持している。その場合に、穴51の長さは底部
12にのっている係合部材52が穴51の中に沈み込む
けれども飛び出さないような寸法になっている。
るシュー40の形の連結用部材は、プッシュロッド3
0,31の動きを、例えばこれらプッシュロッド30,
31の抜孔32とこれに対応するシュー40のノーズ4
1を形状結合により係合させるとにより連結している。
シュー40は、プッシュロッド30,31の長手方向L
に作用する圧縮バネ48によって付勢されている。この
圧縮バネ48はロックケース11の突起部16とシュー
40のショルダ42とに当接している。ここで長手方向
のスリット43を案内するピン17は、シュー40が摺
動するときにこのシュー40が側方へそれないようにし
ている。シュー40はその上端45に、例えばボールソ
ケットの形の係合用溝46を有している。シュー40は
その上端45の下縁で底部12に垂直に延びて抜ける穴
51を有するガイドブロック50を保持する。この穴5
1は、リーフスプリング53によって覆われており、穴
の方向に自由に動き得る、例えばボールなどの係合部材
52を保持している。その場合に、穴51の長さは底部
12にのっている係合部材52が穴51の中に沈み込む
けれども飛び出さないような寸法になっている。
【0017】ロックケース11の底部12とカバー13
の間には、ロックナット60が回転可能な状態で取付け
られている。これは、図1の分図(a)及び図2の分図
(b)において点線でのみ示されているハンドル61を
保持するために使用される。ハンドル61はIで示した
中央の位置に復元バネ62によって保持されている。ロ
ックナット60はドライバーピン63とドライバーノー
ズ64を有する。ドライバーノーズ64はラッチ65を
動作させるために、好ましくはドライバーピン65に対
して90°の角度だけずれて配置されている。ラッチ6
5はロックナット60の上方をロックケース11の底部
12とカバー13の間で摺動し得るようにガイドされ
る。ラッチ65はロックケースの後壁15に当接してい
る圧縮バネ66によって外側方向へ付勢されており、そ
の後端67に、下方に向いた舌68を有している。
の間には、ロックナット60が回転可能な状態で取付け
られている。これは、図1の分図(a)及び図2の分図
(b)において点線でのみ示されているハンドル61を
保持するために使用される。ハンドル61はIで示した
中央の位置に復元バネ62によって保持されている。ロ
ックナット60はドライバーピン63とドライバーノー
ズ64を有する。ドライバーノーズ64はラッチ65を
動作させるために、好ましくはドライバーピン65に対
して90°の角度だけずれて配置されている。ラッチ6
5はロックナット60の上方をロックケース11の底部
12とカバー13の間で摺動し得るようにガイドされ
る。ラッチ65はロックケースの後壁15に当接してい
る圧縮バネ66によって外側方向へ付勢されており、そ
の後端67に、下方に向いた舌68を有している。
【0018】ロックナット60の上には、ナットスリー
ブ70が回動可能に取付けられている。ナットスリーブ
70は周辺リセス71と反対側に設けられた延長部74
を有する。延長部74はつめ75によってプッシュロッ
ドのシュー40の溝44に係合する。周辺リセス71は
上側のストップ端部72と下側のストップ端部73を有
する。一方、ストップ面76が、ロックケースの突起部
16の上へ当接することによって、ナットスリーブ70
の回転運動を制限する。
ブ70が回動可能に取付けられている。ナットスリーブ
70は周辺リセス71と反対側に設けられた延長部74
を有する。延長部74はつめ75によってプッシュロッ
ドのシュー40の溝44に係合する。周辺リセス71は
上側のストップ端部72と下側のストップ端部73を有
する。一方、ストップ面76が、ロックケースの突起部
16の上へ当接することによって、ナットスリーブ70
の回転運動を制限する。
【0019】図1の分図(a)はドアの閉じた状態にあ
る多点ロックシステム10を示している。圧縮バネ48
はプッシュロッドのシュー40を、従ってプッシュロッ
ド30,31をローラーピン33と一緒に下方へ付勢し
ている。ローラーピン33が端部位置にくると、シュー
40はストッパ、例えばピン17に当接し、ローラーピ
ン33は完全にドアフレーム側のストライキングプレー
トの溝35の中に係合する(図4の分図(c)参照)。
ロックナット60のドライバーピン63は、ナットスリ
ーブ70の周辺リセス71の下側のストップ端部73と
接触している。ナットスリーブ70はそのストップ面7
6においてロックケースの突起部16の上へ載ってい
る。ガイドブロック50の中に着座した係合部材52は
ロックケースの底部12の上へ載っている(図3の分図
(a)参照)。
る多点ロックシステム10を示している。圧縮バネ48
はプッシュロッドのシュー40を、従ってプッシュロッ
ド30,31をローラーピン33と一緒に下方へ付勢し
ている。ローラーピン33が端部位置にくると、シュー
40はストッパ、例えばピン17に当接し、ローラーピ
ン33は完全にドアフレーム側のストライキングプレー
トの溝35の中に係合する(図4の分図(c)参照)。
ロックナット60のドライバーピン63は、ナットスリ
ーブ70の周辺リセス71の下側のストップ端部73と
接触している。ナットスリーブ70はそのストップ面7
6においてロックケースの突起部16の上へ載ってい
る。ガイドブロック50の中に着座した係合部材52は
ロックケースの底部12の上へ載っている(図3の分図
(a)参照)。
【0020】ハンドル61を復元バネ62及び圧縮バネ
48の力に抗して、IIで示した位置(図2の分図(a)
参照)まで下方へ押すと、ラッチ65は舌68に係合し
ているロックナット60のドライバーノーズ64からロ
ックナット60のバネ66の力に抗して後退する。そし
て、周辺リセス71の中に位置するロックナット60の
ドライバーピン63はナットスリーブ70を、従って延
長部74を回転させる。その結果、プッシュロッドのシ
ュー40と連結されているプッシュロッド30,31と
ローラーピン33は開方向に移動する。ガイドブロック
50の下側に係合するシュー40の上端45は、リーフ
スプリング53の力に抗して穴51の中の係合部材52
を持ち上げる。ラッチ65の背後がロックケースの後壁
15へ接触するとすぐに、ボールソケット形態の係合用
溝46は穴51の下で同心状態で停止し、係合部材52
はリーフスプリング53によって係合用溝46の中にし
っかりと押し込まれる(図3の分図(b)参照)。この
ときには、圧縮バネ48の力はシュー40をその下側の
ドア閉位置まで移動させるにはもはや不十分になってお
り、プッシュロッド30,31及びローラーピン33は
開位置に固定されたままになる。ハンドル61を解放す
ると、その復元バネ62によってハンドル61は最初の
位置Iまで戻されるが、ロックナット60のドライバー
ピン63は周辺リセス71の上側のストップ端部72と
接触している。
48の力に抗して、IIで示した位置(図2の分図(a)
参照)まで下方へ押すと、ラッチ65は舌68に係合し
ているロックナット60のドライバーノーズ64からロ
ックナット60のバネ66の力に抗して後退する。そし
て、周辺リセス71の中に位置するロックナット60の
ドライバーピン63はナットスリーブ70を、従って延
長部74を回転させる。その結果、プッシュロッドのシ
ュー40と連結されているプッシュロッド30,31と
ローラーピン33は開方向に移動する。ガイドブロック
50の下側に係合するシュー40の上端45は、リーフ
スプリング53の力に抗して穴51の中の係合部材52
を持ち上げる。ラッチ65の背後がロックケースの後壁
15へ接触するとすぐに、ボールソケット形態の係合用
溝46は穴51の下で同心状態で停止し、係合部材52
はリーフスプリング53によって係合用溝46の中にし
っかりと押し込まれる(図3の分図(b)参照)。この
ときには、圧縮バネ48の力はシュー40をその下側の
ドア閉位置まで移動させるにはもはや不十分になってお
り、プッシュロッド30,31及びローラーピン33は
開位置に固定されたままになる。ハンドル61を解放す
ると、その復元バネ62によってハンドル61は最初の
位置Iまで戻されるが、ロックナット60のドライバー
ピン63は周辺リセス71の上側のストップ端部72と
接触している。
【0021】ロック用部材33をその閉位置まで戻すた
めには、係合部材52へ作用しているリーフスプリング
53の係合力に打ち勝たなければならない。これは係合
力のレベルがリーフスプリング53の厚みに依存するの
で、二つの方法によって簡単に行うことができる。例え
ば単にいくつかのリーフスプリング53をお互いの上に
層状に重ねることによって容易に設定することができ
る。そうした目的で、個々のリーフスプリング53は、
図3の分図(c)に示されているようにスクリュ54を
用いてガイドブロック50へ取付けられている。
めには、係合部材52へ作用しているリーフスプリング
53の係合力に打ち勝たなければならない。これは係合
力のレベルがリーフスプリング53の厚みに依存するの
で、二つの方法によって簡単に行うことができる。例え
ば単にいくつかのリーフスプリング53をお互いの上に
層状に重ねることによって容易に設定することができ
る。そうした目的で、個々のリーフスプリング53は、
図3の分図(c)に示されているようにスクリュ54を
用いてガイドブロック50へ取付けられている。
【0022】図1の分図(a)においてIIIで示されて
いる位置へハンドル61を回すことによって、ナットス
リーブ70、従って延長部74は、上側のストップ端部
72に接触しているドライバーピン63によって左の方
へ回される。その結果、係合部材52の係合を解除する
のに十分な力がプッシュロッドのシュー40へ伝えられ
る。圧縮バネ48はシュー40やこれに取付けられてい
るプッシュロッド30,31を下方の端部位置まで押し
下げる。この端部位置は、ピン17及び/もしくはスト
ップ面76によって予め設定できる。ローラーピン33
がストライキングプレート34の溝35に係合すると、
ドアTがドアフレームRにロックされる。
いる位置へハンドル61を回すことによって、ナットス
リーブ70、従って延長部74は、上側のストップ端部
72に接触しているドライバーピン63によって左の方
へ回される。その結果、係合部材52の係合を解除する
のに十分な力がプッシュロッドのシュー40へ伝えられ
る。圧縮バネ48はシュー40やこれに取付けられてい
るプッシュロッド30,31を下方の端部位置まで押し
下げる。この端部位置は、ピン17及び/もしくはスト
ップ面76によって予め設定できる。ローラーピン33
がストライキングプレート34の溝35に係合すると、
ドアTがドアフレームRにロックされる。
【0023】ドアTをX方向に閉じて、ストライキング
プレート34の溝35に係合しているローラーピン33
が傾斜したストップ面37に当接すると。多点ロックシ
ステム10の自動ロックが行われる。図4の分図(a)
〜(c)に示されているように、このストップ面37は
ストライキングプレート34の入口開口部36の上方に
配置されている例えば35°の傾斜した面であり、傾斜
したストップ面37と交わっている側面38と角度βを
なしているプッシュロッドの長手方向Lに対して角度α
で傾いている(図4の分図(c)参照)。このため、ロ
ーラピン33には係合部材52による係止を解除するの
に十分なほどの垂直に作用する力Fが、閉方向Yに加え
られる。前述したように、圧縮バネ48はプッシュロッ
ドのシュー40及びそれへ連結されているプッシュロッ
ド30のローラーピン33を下方押し下げることによっ
て、ドアTをロックする(図2の分図(a)及び図4の
分図(c)参照)。ドアが例えば好ましくない気候など
の理由によって撓んでしまっており、その結果、ローラ
ピン33がストライキングプレート34の中へ完全に係
合できなかったり、及び./もしくは圧縮バネ48の力
がプッシュロッドのシュー40を端部位置まで移動させ
るのに十分でない場合には、単にハンドル61を図1
(a)に示した位置IIIまで上方へ回すことによってロ
ック動作を実現することが可能である。
プレート34の溝35に係合しているローラーピン33
が傾斜したストップ面37に当接すると。多点ロックシ
ステム10の自動ロックが行われる。図4の分図(a)
〜(c)に示されているように、このストップ面37は
ストライキングプレート34の入口開口部36の上方に
配置されている例えば35°の傾斜した面であり、傾斜
したストップ面37と交わっている側面38と角度βを
なしているプッシュロッドの長手方向Lに対して角度α
で傾いている(図4の分図(c)参照)。このため、ロ
ーラピン33には係合部材52による係止を解除するの
に十分なほどの垂直に作用する力Fが、閉方向Yに加え
られる。前述したように、圧縮バネ48はプッシュロッ
ドのシュー40及びそれへ連結されているプッシュロッ
ド30のローラーピン33を下方押し下げることによっ
て、ドアTをロックする(図2の分図(a)及び図4の
分図(c)参照)。ドアが例えば好ましくない気候など
の理由によって撓んでしまっており、その結果、ローラ
ピン33がストライキングプレート34の中へ完全に係
合できなかったり、及び./もしくは圧縮バネ48の力
がプッシュロッドのシュー40を端部位置まで移動させ
るのに十分でない場合には、単にハンドル61を図1
(a)に示した位置IIIまで上方へ回すことによってロ
ック動作を実現することが可能である。
【0024】多点ロックシステム10によってロックさ
れているドアTのロック状態を無許可の人間から守るた
めに、閉鎖用のボルト80がロックケース11の底部1
2とカバー13の間で摺動可能に取り付けられている
(図5の分図(a)及び(b)参照)。このボルト80
は下側のプッシュロッド31に通されており、ロッカ9
1を介してロック用シリンダ81によって間接的に駆動
されるのが好ましい。ロッカ91は、長手方向のスロッ
ト92によってロッカ91の旋回点であるベヤリングピ
ン93のまわりに旋回可能に取付けられており、ロック
ケース11のカバー13に設けられたU字形の切欠き部
95内の横方向のボルト94によってガイドされてい
る。ベヤリングピン93と反対側のロッカ91端部には
リセス98が設けられており、このリセス98はボルト
80のガイドカム83を取り囲んでいる。
れているドアTのロック状態を無許可の人間から守るた
めに、閉鎖用のボルト80がロックケース11の底部1
2とカバー13の間で摺動可能に取り付けられている
(図5の分図(a)及び(b)参照)。このボルト80
は下側のプッシュロッド31に通されており、ロッカ9
1を介してロック用シリンダ81によって間接的に駆動
されるのが好ましい。ロッカ91は、長手方向のスロッ
ト92によってロッカ91の旋回点であるベヤリングピ
ン93のまわりに旋回可能に取付けられており、ロック
ケース11のカバー13に設けられたU字形の切欠き部
95内の横方向のボルト94によってガイドされてい
る。ベヤリングピン93と反対側のロッカ91端部には
リセス98が設けられており、このリセス98はボルト
80のガイドカム83を取り囲んでいる。
【0025】図5の分図(a)に示したドアが開いた状
態において、ロッカ91の横方向のボルト94はU字形
の切欠き部95の後部96の端部に積極的に当接し、テ
ンションスプリング99によって下方へ引っ張られてい
る。ロック用シリンダ81をキー(図示しない)によっ
て閉方向Sに回すと、キービット82がリセス100に
下側から係合し、ロッカ91をテンションスプリング9
9の力に抗して持ち上げる。この状態で横方向のボルト
94はU字形の切欠き部95の後部96から持ち上げら
れ、ロッカ91はボルト80とともにその排除方向Sに
回転する。ボルト94が端部に達すると、キービット8
2はリセス100を離れ、ロッカ91はバネ99によっ
て再び下方へ引っ張られる。横方向のボルト94はU字
形の切欠き部95の下方を向いている前部97に係合す
る。こうして、簡単な方法によって、ボルト80が開く
方向へ摺動して戻ってしまうことがないようにしてい
る。しかし、ロック用シリンダ81を開く方向に回す
と、キービット82が、テンションスプリング99によ
って引っ張り保持されたロッカ91を再び持ち上げ、ボ
ルト80はガイドカム83によって回転されて戻され
る。ロッカ91の旋回点であるベヤリングピン93の位
置を適切に選択することによって、キーの同じ回転角度
に対して、従来の駆動方式に比較してかなり大きなボル
ト排除を実現できるようなレバー比が得られる。
態において、ロッカ91の横方向のボルト94はU字形
の切欠き部95の後部96の端部に積極的に当接し、テ
ンションスプリング99によって下方へ引っ張られてい
る。ロック用シリンダ81をキー(図示しない)によっ
て閉方向Sに回すと、キービット82がリセス100に
下側から係合し、ロッカ91をテンションスプリング9
9の力に抗して持ち上げる。この状態で横方向のボルト
94はU字形の切欠き部95の後部96から持ち上げら
れ、ロッカ91はボルト80とともにその排除方向Sに
回転する。ボルト94が端部に達すると、キービット8
2はリセス100を離れ、ロッカ91はバネ99によっ
て再び下方へ引っ張られる。横方向のボルト94はU字
形の切欠き部95の下方を向いている前部97に係合す
る。こうして、簡単な方法によって、ボルト80が開く
方向へ摺動して戻ってしまうことがないようにしてい
る。しかし、ロック用シリンダ81を開く方向に回す
と、キービット82が、テンションスプリング99によ
って引っ張り保持されたロッカ91を再び持ち上げ、ボ
ルト80はガイドカム83によって回転されて戻され
る。ロッカ91の旋回点であるベヤリングピン93の位
置を適切に選択することによって、キーの同じ回転角度
に対して、従来の駆動方式に比較してかなり大きなボル
ト排除を実現できるようなレバー比が得られる。
【0026】ボルト80が閉じる位置Sにあるときにつ
め86がボルト80の後部に位置し、このつめ86がプ
ッシュロッドのシュー40の溝49に係合することで、
全体の解放機構がブロックされる。なぜなら、ロックを
開けるために必要なすべての部材は互いに連結されてし
まうからである。
め86がボルト80の後部に位置し、このつめ86がプ
ッシュロッドのシュー40の溝49に係合することで、
全体の解放機構がブロックされる。なぜなら、ロックを
開けるために必要なすべての部材は互いに連結されてし
まうからである。
【0027】多点ロックシステム10を運搬し貯蔵する
ためには、ドア前端部20はロックケース11へ取り外
し可能な状態で連結されているのが好ましい。この目的
のために、ドア前端部20には取付け用フック21が設
けられている。取付け用フック21は、好ましくはガイ
ドブロック50に配置されている横方向のピン18に掛
け止めされる。つまり、ドア前端部20及びロックケー
ス11は横方向のピン18のまわりに回転され、ロック
ケース11の下端に設けられているキャッチ19の中で
お互いに非積極的に連結される。この連結は、迅速に実
行でき、便利であり、長く運搬しても緩まない。多点ロ
ックシステム10を実際にドアTへ取付けるときには、
ドア前端部20はスクリュ87だけでロックケース11
へしっかりと連結される。ここでは、ロック用シリンダ
81のスクリュ87がうまく使われている。
ためには、ドア前端部20はロックケース11へ取り外
し可能な状態で連結されているのが好ましい。この目的
のために、ドア前端部20には取付け用フック21が設
けられている。取付け用フック21は、好ましくはガイ
ドブロック50に配置されている横方向のピン18に掛
け止めされる。つまり、ドア前端部20及びロックケー
ス11は横方向のピン18のまわりに回転され、ロック
ケース11の下端に設けられているキャッチ19の中で
お互いに非積極的に連結される。この連結は、迅速に実
行でき、便利であり、長く運搬しても緩まない。多点ロ
ックシステム10を実際にドアTへ取付けるときには、
ドア前端部20はスクリュ87だけでロックケース11
へしっかりと連結される。ここでは、ロック用シリンダ
81のスクリュ87がうまく使われている。
【0028】この発明は上述した実施例に限定されるわ
けではなく、いろいろな形に変形することができる。例
えば、係合用溝46の断面を円柱状とし、係合部材52
をそれに応じた円柱形状にすることができる。必要であ
れば、圧縮バネ48を取り除くことによって、ドアTを
閉じるときにローラーピン33の自動係合を容易に行う
ことができる。ドアを開けたときには、係合用溝46、
係合部材52、リーフスプリング53によってプッシュ
ロッドのシュー40を開いた状態に固定する。しかし、
シュー40の解放と、ロック用部材であるローラーピン
33のストライキングプレート34の溝35への係合
は、ハンドル61を上方の位置III へ手動で回すことに
よって行い、動作上の高い信頼性を達成する必要があ
る。しかし、ハンドル61を下方へ押し下げるために加
える力は、かなり小さい。このことは、多点ロックシス
テム10を子供や老人がいる家で使用するときには利点
がある。
けではなく、いろいろな形に変形することができる。例
えば、係合用溝46の断面を円柱状とし、係合部材52
をそれに応じた円柱形状にすることができる。必要であ
れば、圧縮バネ48を取り除くことによって、ドアTを
閉じるときにローラーピン33の自動係合を容易に行う
ことができる。ドアを開けたときには、係合用溝46、
係合部材52、リーフスプリング53によってプッシュ
ロッドのシュー40を開いた状態に固定する。しかし、
シュー40の解放と、ロック用部材であるローラーピン
33のストライキングプレート34の溝35への係合
は、ハンドル61を上方の位置III へ手動で回すことに
よって行い、動作上の高い信頼性を達成する必要があ
る。しかし、ハンドル61を下方へ押し下げるために加
える力は、かなり小さい。このことは、多点ロックシス
テム10を子供や老人がいる家で使用するときには利点
がある。
【0029】以上の説明によって明らかなように、多点
ロックシステム10はロックケース11と、そこへ取り
付けられるドア前端部20と、ラッチ65と、ロック用
のボルト80と、連結用部材40によって互いに連結さ
れ、ストライキングプレート34に係合するロック用部
材33を有する長手方向に可動な二つのプッシュロッド
30,31を有している。ロック用部材33は例えば偏
心状態で取り付けられたローラーピンである。この発明
においては、係合用溝46が設けられた連結用部材40
は、バネで付勢された係合部材52によて圧縮バネ48
の力に抗してドアの開いた位置に固定可能である。連結
用部材40はまた、ロック用部材33をドア前端部20
の長手方向に直接動かすことによってこの位置から解放
可能である。この目的のために、ストライキングプレー
ト34は傾斜したストップ面37を有していることが好
ましい。ストップ面37はロック用部材33の入口部分
36に配置されていて、ロック用部材33へ閉じる方向
Yに力Fを加える。多点ロックシステム10をロックす
るには、摺動用のボルト80を、例えば閉鎖用部材であ
るロック用シリンダ81によって、バネの引っ張りによ
り取り付け保持されたロッカ91を介して間接的に動作
させることができる。本発明による多点ロックシステム
は設計が極めて簡単で、頑丈である。通常はいくつかの
機能を組み合わせたいくつかのコンポーネントを極めて
寸法の小さいロックケース11の中に容易に収容するこ
とができ、このため、本発明の多点ロックシステム10
は枠状フレームドアの中にも設置することが可能であ
る。
ロックシステム10はロックケース11と、そこへ取り
付けられるドア前端部20と、ラッチ65と、ロック用
のボルト80と、連結用部材40によって互いに連結さ
れ、ストライキングプレート34に係合するロック用部
材33を有する長手方向に可動な二つのプッシュロッド
30,31を有している。ロック用部材33は例えば偏
心状態で取り付けられたローラーピンである。この発明
においては、係合用溝46が設けられた連結用部材40
は、バネで付勢された係合部材52によて圧縮バネ48
の力に抗してドアの開いた位置に固定可能である。連結
用部材40はまた、ロック用部材33をドア前端部20
の長手方向に直接動かすことによってこの位置から解放
可能である。この目的のために、ストライキングプレー
ト34は傾斜したストップ面37を有していることが好
ましい。ストップ面37はロック用部材33の入口部分
36に配置されていて、ロック用部材33へ閉じる方向
Yに力Fを加える。多点ロックシステム10をロックす
るには、摺動用のボルト80を、例えば閉鎖用部材であ
るロック用シリンダ81によって、バネの引っ張りによ
り取り付け保持されたロッカ91を介して間接的に動作
させることができる。本発明による多点ロックシステム
は設計が極めて簡単で、頑丈である。通常はいくつかの
機能を組み合わせたいくつかのコンポーネントを極めて
寸法の小さいロックケース11の中に容易に収容するこ
とができ、このため、本発明の多点ロックシステム10
は枠状フレームドアの中にも設置することが可能であ
る。
【0030】特許請求の範囲や、上述した説明、添付図
面に示されている構造の詳細や、空間的な配置、手順な
どを含むすべての特徴や利点は、それ自体、またそれら
を組み合わせたものが、この発明をなすものである。
面に示されている構造の詳細や、空間的な配置、手順な
どを含むすべての特徴や利点は、それ自体、またそれら
を組み合わせたものが、この発明をなすものである。
【図1】分図(a)は本発明による閉状態の多点ロック
システムをロックケースのカバーを取り外した状態でか
つ一部断面で示した側面図、分図(b)はその正面図で
ある。
システムをロックケースのカバーを取り外した状態でか
つ一部断面で示した側面図、分図(b)はその正面図で
ある。
【図2】分図(a)は開状態の多点ロックシステムをロ
ックケースのカバーを取り外した状態でかつ一部断面で
示した側面図、分図(b)その正面図である。スのカバ
ーは取り外されている。
ックケースのカバーを取り外した状態でかつ一部断面で
示した側面図、分図(b)その正面図である。スのカバ
ーは取り外されている。
【図3】分図(a)は図1の分図(a)のA−A線断面
図、分図(b)は図2の分図(a)のB−B線断面図、
分図(c)は半開き状態の多点ロックシステムを示す図
1の分図(a)及び図2の分図(a)のC−C線部分断
面図である。
図、分図(b)は図2の分図(a)のB−B線断面図、
分図(c)は半開き状態の多点ロックシステムを示す図
1の分図(a)及び図2の分図(a)のC−C線部分断
面図である。
【図4】ストライキングプレートを閉じ方向の様々な位
置におけるロック用部材とともに示した平面図である。
置におけるロック用部材とともに示した平面図である。
【図5】分図(a)及び(b)は開状態及び閉状態にあ
る閉鎖用ボルトをそれぞれ示すの側面図である。
る閉鎖用ボルトをそれぞれ示すの側面図である。
10 多点ロックシステム 11 ロックケース 16 突起部 20 ドア前端部 30,31 プッシュロッド 33 ローラピン 34 ストライキングプレート 35 溝 36 入口部分 37 ストップ面 38 側面 40 シュー 44 溝 46 係合用溝 48 圧縮バネ 49 溝 52 係合部材 60 ロックナット 63 ドライバーピン 64 ドライバーノーズ 65 ラッチ 70 ナットスリーブ 71 周辺リセス 72,73 ストップ端部 75 つめ 76 ストップ面 80 ボルト 81 ロック用シリンダ 83 ガイドカム 86 つめ 91 ロッカ 92 スロット 93 ベヤリングピン 94 横方向のボルト 95 切欠き部 98 リセス T ドア R ドアフレーム
Claims (22)
- 【請求項1】 溝(35)を有するストライキングプレ
ート(34)が取り付けられたドアフレーム(R)には
まり込むドアの前端部(20)に取り付けられたロック
ケース(11)と、前記前端部(20)を貫通する、バ
ネ付勢されたラッチ(65)と、前記前端部(20)を
貫通し、ドアの閉鎖用部材(81)を介して操作される
ブロック用のボルト(80)と、連結用部材(40)に
より互いに連結された少なくとも二つのプッシュロッド
(30,31)と、このプッシュロッドの少なくとも一
方に設けられ、前記溝(35)に係合するロック用部材
(33)とを有し、前記プッシュロッド(30,31)
はナット(60)に回動可能に取り付けられたハンドル
(61)によって、バネの復元力に抗してドアの開位置
へ可動であり、バネが復元力を蓄勢される位置に拘止さ
れ得、前記ロック用部材(33)を前記前端部(20)
の長手方向(L)において直接動かすことにより前記拘
止された位置から解除されるドアをロックするための多
点ロックシステム。 - 【請求項2】 前記ストライキングプレート(34)が
前記ロック用部材(33)の入口部分(36)に配置さ
れたストップ面(37)を有し、このストップ面(3
7)が前記プッシュロッド(30,31)の長手方向L
に対して角度αだけ傾斜している請求項1に記載の多点
ロックシスム。 - 【請求項3】 前記連結用部材(40)が、前記ロック
用部材(33)がドア(T)が閉められれる際に前記ス
トップ面(37)に当たるときに、前記プッシュロッド
(30,31)に平行な方向に、前記ロック用部材(3
3)に作用する力(F)を伝えるためにバネ付勢されて
いる請求項1に記載の多点ロックシスム。 - 【請求項4】 前記ストライキングプレート(34)
が、前記プッシュロッドの長手方向Lに対して角度βだ
け変位して配置された少なくとも一つの側面を有する請
求項2又は3に記載の多点ロックシスム。 - 【請求項5】 前記少なくとも一つのロック用部材(3
3)がローラーピンである請求項1〜4のいずれか1項
に記載の多点ロックシスム。 - 【請求項6】 前記ローラーピンのローラがピンに対し
て偏心している請求項 5に記載の多点ロックシスム。 - 【請求項7】 前記ドア前端部(20)の長さがドア
(T)の高さ全体にわたって延びている請求項1〜6の
いずれか1項に記載の多点ロックシスム。 - 【請求項8】 前記少なくとも一つのローラーピンが前
記プシュロッド(30,31)の各々へ取付けられてい
る請求項5〜7のいずれか1項に記載の多点ロックシス
ム。 - 【請求項9】 前記プッシュロッド(30,31)の間
の連結用部材(40)が例えばヘリカルスプリング等の
圧縮バネ(48)によって、閉じる方向Yに付勢されて
いる請求項1〜8のいずれか1項に記載の多点ロックシ
スム。 - 【請求項10】 前記ナット(60)が前記ラッチ(6
5)を作動させるためのドライバーノーズ(64)と、
好ましくはこのドライバーノーズ(64)と円周方向に
90度ずれて配置されたドライバーピン(63)とを有
する請求項1〜9のいずれか1項に記載の多点ロックシ
スム。 - 【請求項11】 前記ナット(60)が回動可能に取付
けられているナットスリーブ(70)によって囲まれて
おり、このナットスリーブ(70)がストップ端部(7
2,73)を備えた周辺リセス(71)を有している請
求項1〜10のいずれか1項に記載の多点ロックシス
ム。 - 【請求項12】 前記ナットスリーブ(70)が、連結
用部材(40)に設けられた溝(44)と係合するつめ
(75)を有している請求項1〜11のいずれか1項に
記載の多点ロックシスム。 - 【請求項13】 前記ナットスリーブ(70)が、ロッ
クケースの突起部(16)と接触するためのストップ面
(76)を有する請求項1〜12のいずれか1項に記載
の多点ロックシスム。 - 【請求項14】 前記連結用部材(40)が例えばボー
ルソケットのような係合用溝(46)を有し、プッシュ
ロッド(30,31)がドアが開いた位置にあるとき、
バネで付勢された係合部材(52)が前記係合用溝に積
極的に係合する請求項1〜13のいずれか1項に記載の
多点ロックシスム。 - 【請求項15】 前記係合用溝(46)が細長い形状で
あり、前記係合部材(52)がボールか円柱形状である
請求項14に記載の多点ロックシスム。 - 【請求項16】 前記閉鎖用のボルト(80)が、例え
ばロック用シリンダなどの閉鎖用部材(81)によりレ
バー状のロッカ(91)を介して間接的に作動可能であ
る請求項1〜15のいずれか1項に記載の多点ロックシ
スム。 - 【請求項17】 前記ロッカ(91)が前記旋回点(9
3)にバネの付勢により取り付け保持され、このロッカ
(91)が前記旋回点(93)から離れる側へのスロッ
トを有している請求項16に記載の多点ロックシスム。 - 【請求項18】 前記ロッカ(91)がそのスロットに
よってボルト(80)のガイドカム(83)を囲んでい
る請求項16もしくは請求項17のいずれか1項に記載
の多点ロックシスム。 - 【請求項19】 前記ボルト(80)がノーズによって
ガイドスロットの中を摺動可能にガイドされる請求項1
6〜18のいずれか1項に記載の多点ロックシステム。 - 【請求項20】 前記ロッカ(91)が、U形形状の切
欠き部(95)の中を摺動可能にガイドされるボルト
(94)を有する請求項16〜19のいずれ1項に記載
の多点ロックシスム。 - 【請求項21】 前記ロッカ(91)がロック用シリン
ダなどの閉鎖用部材(81)と対向するリセス(10
0)を有する請求項16〜20のいずれか1項に記載の
多点ロックシスム。 - 【請求項22】 前記ボルト(80)が、このボルトが
ドアが閉じた位置にあるときに、前記連結用部材(4
0)の前記溝(49)と係合するつめ(86)を有して
いる請求項16〜21のいずれか1項に記載の多点ロッ
クシスム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE29500502U DE29500502U1 (de) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | Mehrpunktverriegelung |
DE29500502:5 | 1995-01-13 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254052A JPH08254052A (ja) | 1996-10-01 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2756104B2 (ja) |
KR (1) | KR100186498B1 (ja) |
CN (1) | CN1139173A (ja) |
AT (1) | ATE157138T1 (ja) |
CA (1) | CA2164084C (ja) |
DE (2) | DE29500502U1 (ja) |
DK (1) | DK0725198T3 (ja) |
ES (1) | ES2107888T3 (ja) |
GR (1) | GR3025331T3 (ja) |
MY (1) | MY113576A (ja) |
SG (1) | SG38919A1 (ja) |
SI (1) | SI0725198T1 (ja) |
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