JP2755801B2 - 配管内の支保工による補修工法 - Google Patents

配管内の支保工による補修工法

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JP2755801B2 JP2208123A JP20812390A JP2755801B2 JP 2755801 B2 JP2755801 B2 JP 2755801B2 JP 2208123 A JP2208123 A JP 2208123A JP 20812390 A JP20812390 A JP 20812390A JP 2755801 B2 JP2755801 B2 JP 2755801B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/18Appliances for use in repairing pipes

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原油、天然ガス等の流体を長距離輸送する
パイプラインの補修工法に関し、更に限定して言えば、
海底に敷設された管径が1m以上の大管の補修工法に関す
るものである。
[従来の技術] 長距離パイプライン輸送が、経済的に優れた流体輸送
手段であることが認識され、流体燃料の輸送に供されて
いる。そしてその安全運転の維持、確保に各種の検査法
が適用されている。例えば超音波法の原理を用いて、パ
イプラインの管壁面の平面画像や断面画像のデータを処
理し、溶接部或いはその近傍の腐食の検査が実施されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のパイプラインの検査法は、ただ
検査するだけで、損傷した管壁の補修は行われていな
い。その理由は、色々あるが、海底に敷設されたパイプ
ラインは、補修のため水或いは原油を排出するとパイプ
ラインが浮力のため浮き上り、パイプラインが破損して
しまうから、内部の水を抜くことができないからであ
る。また排水すると、水圧によって管が変形するからで
もある。
したがって本発明は検査は勿論のこと、補修も実施で
きる配管の補修工法を提供することを目的としている。
すなわち人間がパイプライン中に入って行って、管壁を
点検・補修することのできる補修工法を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、水で充填され
た配管の管壁に、移動式隔壁で管内を遮断する隔壁設置
工程と、前記工程によって遮断された一方の管内の水を
排水して空気と置換する水抜き工程と、前記工程で空気
と置換された管内に支保工を設けて管壁が変形するのを
防止する補強工程と、前記各工程を配管の端部から繰り
返し実施して全配管を空気と置換して管壁を点検・補修
するように構成されている。
[実施例] 以下、本発明の実施例に供される装置について説明す
る。
管内を遮断する隔壁装置Kは、第1図に示されている
ように複数個のパッカから構成されている。すなわち固
定バルクヘッド1とスライドバルクヘッド2とから構成
されている。
固定バルクヘッド1は、中心管50と、この管の前後端
部に固定されているリング状のパッカ保持部材51、51、
51、51と、これらの保持部材にそれぞれ設けられている
パッカ52、52・・・とから構成されている。そしてパッ
カは、例えば空気を吹き込むと膨脹して管壁を密封する
ようになっている。
固定バルクヘッド1は、その両端部にパッカ52、52・
・・を備えているが、これらのパッカの間にスライドバ
ルクヘッド2が設けられている。すなわち中心管50にス
ライド可能に保持部材53がシール54、54を介して設けら
れ、そしてこの保持部材53に例えば空気で膨脹させるこ
とのできるパッカ55、55が所定の間隔をおいて2個設け
られている。中心管50には更にジョイントワイヤ16、16
が挿通され、図において左端のワイヤロープアンカー装
置7に固定されている。
隔壁装置内には排水ポンプ4が設けられ、その吸込口
5は、固定バルクヘッド1のパッカ52、52間と、固定バ
ルクヘッド1のパッカ52とスライドバルクヘッド2のパ
ッカ55間にそれぞれ開口している。なお中心管50の中に
は排水リタンパイプ6も設けられている。
隔壁装置Kには、更に付属的に図において左端に支保
工取付装置が設けられている。この取付装置は、例えば
空気圧で作動するエレクタレグ8を備え、クリッパ10、
10が伸長して管壁を押すと、この支保工取付装置は管内
に固定される。エレクタレグには、エレクタ昇降装置9
が設けられ、この装置からエレクタスライドアーム11が
伸縮自在に延びている。そしてこのエレクタスライドア
ーム11の略中心点においてエレクタ起伏装置12が枢着さ
れている。起伏装置12にはエレクタ旋回装置13が回動可
能に取付けられ、そしてこのエレクタ旋回装置13の他端
はエレクタスライドアーム11の先端に枢着されている。
したがって、エレクタ起伏装置12を回動しながら腕を伸
ばすと、エレクタ旋回装置13は水平軸のまわりに旋回す
ることになる。エレクタ旋回装置13には、第2図に示さ
れているように、複数本の支保工拡径装置14、14と、支
保工グリッパ15、15が設けられている。
詳しくは作用とともに後述するが、支保工が立設され
た内部には、第1図、第4図に示されているように、軌
道21が敷設され、この軌道上をシャトル台車18、人員輸
送台車18′等が走行するようになっている。また支保工
の内側には、軌道21と共に、動力ケーブル、制御、通信
ケーブル、給・排水管等を収納した風管30、シャトル台
車の走行に支障をきたさない位置に設けられている。な
お、第1図中の符号17はシャトル台車18に搭載されたシ
ャトルフイーダを示し、19はシャトル制御装置を、そし
て20はワンタッチ充電ピックアップをそれぞれ示してい
る。
次に上記実施例の作用を説明する。支保工の施工は、
パイプラインの片方から実施することもできるが、第4
図にも示されているように、両側から施工する例につい
て述べる。
配管或いはパイプラインPは、第4図ないし第11図に
示されているように、一方は陸上で片方は例えば船上に
接続され、そして途中は海底に敷設されているとする。
まず従来周知のピグで管内を清掃して水Wを置換す
る。このとき、シャトルワイヤ16も管内に挿しておく
(第5図)。次に第6図に示されているように、パイプ
ラインの両側の所定位置に隔壁装置Kをセットして、管
内を遮断して排水する。このとき両隔壁装置Kは、シャ
トルワイヤ16でワイヤロープアンカ装置7を介して相互
に連結しておく。
隔壁装置Kのセット及び支保工の取付けは、施工の進
行と共に、繰り返し実施されるので、ここでまとめて説
明する。隔壁装置の固定バルクヘッド1が所定位置にな
るように、ワイヤロープ16を巻き込む。そして固定バル
クヘッドのパッカ52、52・・・を膨脹させて管を遮断す
る(第1図)。このとき、スライドバルクヘッド2のパ
ッカ55、55は縮小させておく。そしてポンプ4を起動し
て、固定バルクヘッド1の内部A、Bの水を排水する。
スライドバルクヘッド2は中心管50に対してスライド可
能であるが、このヘッド2をスライドさせて、第1図に
おいて右端まで移動される。そしてこのスライドバルク
ヘッド2のパッカ55、55を膨脹させて管壁を遮断する。
したがって、固定バルクヘッド1のパッカ52、52を縮小
しても、第1図において、右方の水は、左方へ流出する
ようなことはない。そこで固定バルクヘッド1を図にお
いて右方へ移動させ、そしてパッカを同様にして膨脹さ
せる。以下同様に尺取り虫的に隔壁装置を移動させ、管
P内を空気と置換して行く。
上記のようにして、パイプラインPの内部を空気と置
換すると、パイプラインが水圧で圧壊するので、或いは
浮力により浮上するので、支保工22を順次敷設する。ま
た必要に応じて錘を設置していく。
支保工22は、第2図、第3図に示されているように、
弧状の6個のセグメントから構成され、そしてこれらの
セグメントは相互にピン結合されている。したがって、
拡径されると、パイプラインPの内径と同径になるが、
対向した2点のピンを内側へ押し込み、第3図に示され
るように縮径することができる。そして縮径された状態
で、第1図、第2図に示されているように、シャトル台
車18上のシャトルフィーダ17に乗せられて、水平にして
隔壁装置K近傍まで運ばれる。
そこで、エレクタスライドアーム11を操作して、支保
エグリッパ15、支保工を把持する。そしてエレクタ起伏
装置12を回動伸縮させて、リング状の支保工22の面が垂
直になるように旋回させる。この状態は第3図に示され
ている。そしてエレクタ昇降装置9を適宜操作して、支
保工拡径装置14によって拡径して支保工をセットする。
この支保工のセットは隔壁装置Kの設置と並行して実施
される。これと同時に、軌道21及び風管30等も接ぎ足し
て順次敷設される。また軌道、支保工等で重力が不足す
るときは適宜錘も設置される。
さて、第6図に戻って、上述のように隔壁装置K及び
支保工をセットし、パイプラインのベンドBを通過した
ら、ベンドBには第4図にも示されているようにローラ
から成るベンド下部フィーダ31、31をセットする(第7
図)。そして水平敷設部分も同様に施工する(第8図
(イ)、(ロ))。
本実施例のように、陸上からと海上から施工するとき
は、一方で隔壁装置をセットし、そして支保工を設け、
他方では管壁の補修・点検を実施し、これらを交互に実
施して第9図、第10図に示すように全パイプラインPに
ついて施工する。なお、第4図中の台車18′には溶接機
32が搭載され、補修は人によって管壁の溶接などが行わ
れる。
補修が終了したら、第11図に示すように逆の手順で水
を順次注入しながら、支保工22、軌道21、風管30等を撤
去する。
[発明の効果] 以上のように本発明によると、例えば海底に敷設され
たパイプラインは、隔壁装置によって尺取り虫的にこれ
を移動させながら水を空気と置換し、かつ支保工が順次
設置されるので、水或いは原油等の流体を抜いてもパイ
プラインが圧壊するようなことはない。また支保工など
の重みで浮き上ることもない。したがって作業員が中に
入って行き安全に壁を点検・補修することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施に供される装置の拡大断面
図、第2図は第1図において矢視Aでみた横断面図、第
3図は他の状態を示す第2図と同様な横断面図、第4図
は施工状態を示す斜視図、第5図ないし第11図はそれぞ
れ施工順序を説明するためのそれぞれ異なった状態を示
す模式図である。 K……隔壁装置、P……パイプライン(配管)、9……
エレクタ昇降装置、22……支保工、52〜55……パッカ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水で充填された配管の管壁に、移動式隔壁
    で管内を遮断する隔壁設置工程と、前記工程によって遮
    断された一方の管内の水を排水して空気と置換する水抜
    き工程と、前記工程で空気と置換された管内に支保工を
    設けて管壁が変形するのを防止する補強工程と、前記各
    工程を配管の端部から繰り返し実施して全配管を空気と
    置換して管壁を点検・補修することを特徴とする配管内
    の支保工による補修工法。
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