JP2755222B2 - ラッチアップ防止回路 - Google Patents

ラッチアップ防止回路

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JP2755222B2
JP2755222B2 JP7241326A JP24132695A JP2755222B2 JP 2755222 B2 JP2755222 B2 JP 2755222B2 JP 7241326 A JP7241326 A JP 7241326A JP 24132695 A JP24132695 A JP 24132695A JP 2755222 B2 JP2755222 B2 JP 2755222B2
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JP
Japan
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power supply
pin
latch
package
plug
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JP7241326A
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幸彦 清水
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、マザーボードとプ
ラグインパッケージを備えた装置において、装置の電源
を切断しないままプラグインパッケージを挿入/抜去す
るときに発生するIC等のラッチアップを防止するため
の回路に関する。
【0001】
【従来の技術】プラグインパッケージを挿入/抜去する
ときに発生するIC等のラッチアップを防止するため、
従来は図2に示すような構成が用いられている。すなわ
ち、プラグインパッケージ10において、両外側に形成
される電源ピン1とグランドピン2が、これらの間に形
成される信号ピン3より長く形成されている。
【0002】このためプラグインパッケージ10の挿入
時、まず最初に電源ピン1とグランドピン2がマザーボ
ード11側に接続され、その後に信号ピン3が接続す
る。またプラグインパッケージ10の抜去時は信号ピン
3が先に抜け、その後電源が切断される。この構成によ
り異常電流の流入によるIC等のラッチアップを防止し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2の構成ではピンの
物理的な形状(長さ)により接続の順序が決まる。この
ため、図3のようにプラグインパッケージ10をマザー
ボード11に対して傾けて挿入/抜去するとき、電源と
信号線の接続と切断を定められた順序で行うことができ
ないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源ピンとグ
ランドピンと信号ピンを備え、かつ挿入、抜去可能なプ
ラグインパッケージに搭載されるラッチアップ防止回路
であって、電源ピンの電源側から順に、電源ピンとグラ
ンドピンとの間に並列にリレーの電磁石駆動用コイルの
端子を接続し、次に電源ピンに直列にダイオードを接続
し、更にその次に電源ピンとグランドピンとの間に並列
にコンデンサを接続し、また各信号線に前記リレーの接
点端子を直列に接続した構成を備えている。また、同じ
ラッチアップ防止回路であって、電源ピンとグランドピ
ンと信号ピンを備え、かつ挿入、抜去可能なプラグイン
パッケージと接続するマザーボードに搭載され、電源ピ
ンの電源側から順に、スイッチを配置し、電源ピンとグ
ランドピンとの間に並列にリレーの電磁石駆動用コイル
の端子を接続し、次に電源ピンに直列にダイオードを接
続し、更にその次に電源ピンとグランドピンとの間に並
列にコンデンサを接続し、また各信号線に前記リレーの
接点端子を直列に接続した構成を備えたラッチアップ防
止回路である。本発明は、これらの構成により、確実に
電源と信号との接続を行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図1を用
いて説明する。図1にプラグインパッケージの電源入力
部と信号入力部に配置された本発明のラッチアップ防止
回路の例を示す。電源ピン1において、電源側に、まず
電源に直列にコイル4を配置する。このコイル4は突入
電流防止のため配置することが望ましいものである。次
に、リレー5の磁石駆動用コイルの端子を電源ピン1と
グランドピン2の間に並列に配置する。さらに、電源に
直列にダイオード7を配置する。このダイオード7はプ
ラグインパッケージの抜去時にリレー5に電流が流れる
のを阻止する。さらに、電源に並列にコンデンサ8を配
置する。このコンデンサ8はプラグインパッケージの抜
去後、一定時間ICに電流を供給する。また各信号線に
はリレー5の接点6端子が直列に配置されている。
【0006】次に、前記回路の動作について説明する。
プラグインパッケージを挿入し、電源ピン1とグランド
ピン2の間に電圧が印加されると、リレー5の磁石駆動
用コイルの端子に電圧が印加され、またコンデンサへの
充電が開始され、IC9にも電圧が印加される。リレー
5では磁石駆動用コイルの端子に電圧が印加された後コ
イルに電流が流れ、磁石が作動し、所定時間経過後にリ
レー5の接点6が閉じる。するとマザーボードからの信
号が信号ピン3を通ってIC9に供給される。すなわ
ち、IC9にはまず電源が接続し、その後信号が接続す
る。プラグインパッケージをマザーボードから抜くとき
は、電源ピン1、グランドピン2、信号ピン3は同時に
切断される。この時、IC9と並列にコンデンサ8が配
置されており、所定の時間IC9には電圧が印加されれ
ている。この間にリレー5の接点6が開き、信号は切断
される。その後、IC9に印加されていた電圧が低下す
る。この際、ダイオード7はコンデンサ8の電荷がリレ
ー5のコイルに流れるのを阻止する。このようにプラグ
インパッケージを抜く場合は、先に信号が切断され、そ
の後電圧が切断される。
【0007】なお、この回路はプラグインパッケージの
電源入力部に形成されるのが望ましいが、マザーボード
に形成することもできる。この場合さらにこの回路の電
源側にスイッチを形成し、プラグインパッケージを挿入
後、スイッチをオンにして電源と接続させる。
【0008】本発明の構成により、プラグインパッケー
ジを挿入、抜去する場合に、電源と信号の接続、切断の
順序が保たれる。
【0009】
【発明の効果】このように、本発明の回路によればマザ
ーボードとプラグインパッケージとの間に傾きがあった
場合でも、確実に電源と信号の接続、切断を確実に行う
ことができ、IC等のラッチアップを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】従来のプラグインパッケージとマザーボードと
の結合部を示す平面図。
【図3】従来のプラグインパッケージとマザーボードと
の結合部を示す平面図。
【符号の説明】
1 電源ピン 2 グランドピン 3 信号ピン 4 コイル 5 リレー 6 リレー接点 7 整流素子 8 コンデンサ 9 IC 10 プラグインパッケージ 11 マザーボード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源ピンとグランドピンと信号ピンを備
    え、かつ挿入、抜去可能なプラグインパッケージに搭載
    されるラッチアップ防止回路であって、電源ピンの電源
    側から順に、電源ピンとグランドピンとの間に並列にリ
    レーの電磁石駆動用コイルの端子を接続し、次に電源ピ
    ンに直列にダイオードを接続し、更にその次に電源ピン
    とグランドピンとの間に並列にコンデンサを接続し、ま
    た各信号線に前記リレーの接点端子を直列に接続した構
    を備えたことを特徴とするラッチアップ防止回路。
  2. 【請求項2】前記電源ピンにおいて、前記リレーより電
    源側に直列にコイルを接続した請求項1に記載のラッチ
    アップ防止回路。
  3. 【請求項3】電源ピンとグランドピンと信号ピンを備
    え、かつ挿入、抜去可能なプラグインパッケージと接続
    するマザーボードに搭載されるラッチアップ防止回路で
    あって、電源ピンの電源側から順に、スイッチを配置
    し、電源ピンとグランドピンとの間に並列にリレーの電
    磁石駆動用コイルの端子を接続し、次に電源ピンに直列
    にダイオードを接続し、更にその次に電源ピンとグラン
    ドピンとの間に並列にコンデンサを接続し、また各信号
    線に前記リレーの接点端子を直列に接続した構成を備え
    たことを特徴とするラッチアップ防止回路。
JP7241326A 1995-09-20 1995-09-20 ラッチアップ防止回路 Expired - Lifetime JP2755222B2 (ja)

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JPH0983163A JPH0983163A (ja) 1997-03-28
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