JP2754283B2 - テーピング電子部品の製造方法 - Google Patents

テーピング電子部品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動挿入用電子部品であるテーピング電子部
品の製造方法、特に電子部品のリード端子をテープで保
持する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
電子部品保持用テープは近年、材料コストを低減する
ためテープ幅が6.0mm程度と狭くなっている。そして、
リード端子を出来るだけ短くしてリード端子のプレス加
工時の材料無駄を少なくするため、リード端子のテープ
への挿入長さも短くなっており、最短挿入長さが3.0mm
程度のものも出てきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、リード端子のテープへの挿入長さが短くな
ると、リード端子の「横ずれ」と「抜け」の問題が発生
する。保持用テープの接着剤が強度を大きくすれば、
「横ずれ」に対してはかなり効果的であるが、「抜け」
の問題は充分に解消されていないのが現状である。
ここで、従来の保持用テープBについて具体的に説明
する。第4図において、10は基材テープ、11は貼着テー
プであり、貼着テープ11には予めアクリル系接着剤12が
50μmの厚みで塗布されている。そして、基材テープ10
上にリード端子13を載置した状態で、その上から貼着テ
ープ11を圧着することにより、第5図のように両方のテ
ープ10,11の間でリード端子13を保持している。
上記保持用テープBの保持強度を検査するため、第6
図のように保持用テープBを垂直に支持し、電子部品14
に対して260gの荷重を10秒間掛けた。なお、ここでリー
ド端子の挿入長さl=3.0mm、リード端子の幅寸法d=
0.5mm、板厚t=0.3mm、リード端子13のピッチp=2.5m
mとした。この検査によると、全体の90%に「抜け」が
発生した。その原因は、リード端子13の側縁部への接着
剤12の回り込みが悪く、隙間δが発生しているため、充
分な接着力が得られないからであると考えられる。
そこで、本発明の目的は、リード端子の側縁部への接
着剤の回り込みを良くし、リード端子の挿入長さが短く
ても横ずれや抜けを防止できるテーピング電子部品の製
造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、板状のリード
端子を基材テープと貼着テープとの間で保持するととも
に、リート端子の貼着テープへの挿入長を約3mm以下と
したテーピング電子部品の製造方法において、基材テー
プの上に電子部品のリード端子を載置する工程と、予め
接着剤がリード端子の厚みの1/5以上の糊厚で塗布され
た貼着テープを、基材テープ上に、上記接着剤の軟化温
度以上の温度で加熱圧着し、上記接着剤をリード端子の
側縁部に回り込ませる工程と、を含むものである。
〔作用〕
テーピング電子部品の場合、リード端子の板厚は0.3m
m以上であるため、従来のように接着剤の糊厚が50μm
であるとリード端子の板厚の1/6以下となり、充分な量
の接着剤がリード端子の側縁部へ回り込むことができな
い。これに対し、本発明では貼着テープの接着剤の糊厚
をリード端子の板厚の1/5以上としているので、リード
端子の側縁部に回り込む接着剤の量を確保できる。しか
も、貼着テープを基材テープ上に接着剤の軟化温度以上
の温度で加熱圧着するため、接着剤の回り込みが更に促
進される。その結果、接着剤がリード端子の上面だけで
なく側縁にも隙間なく密着し、接着強度が大幅に向上し
て、テープへのリード端子の挿入長さを約3mm以下にし
ても「横ずれ」や「抜け」を確実に防止できる。
なお、本発明における貼着テープの加熱と圧着は、貼
着テープを加熱した後で基材テープに圧着してもよく、
あるいは貼着テープを基材テープに圧着しながら加熱し
てもよい。
〔実施例〕
第1図,第2図は本発明にかかるテーピング電子部品
の製造工程を示す。
保持用テープAは、幅広な基材テープ1と、テープ幅
が6.0mm程度の幅狭な貼着テープ2よりなり、いずれも
紙系材料で構成されている。貼着テープ2の下面全面に
は予めアクリル系接着剤3が60μm以下の糊厚で塗布さ
れている。4はフープ材からプレス加工により形成され
た電子部品のリード端子であり、これら3本のリード端
子4は基材テープ1上にその側縁から一定の挿入長さを
もって載置される。
上記のように基材テープ1上にリード端子4を載置し
た後、その上より貼着テープ2を基材テープ1の側縁と
合致させて圧着する。この時、貼着テープ2を含むテー
プ全体を接着剤3の軟化温度である約65℃に加熱し、か
つ約20kgの加圧力をかけて貼着テープ2を圧着する。こ
れにより、接着剤3は各リード端子4の上面だけでなく
側縁部にも回り込み、第2図のように接着剤3はリード
端子4および基材テープ1とほぼ隙間なく密着する。
上記保持用テープAの保持強度を検査するため、第3
図のように保持用テープAを垂直に支持し、電子部品5
に対して260gの荷重を10秒間掛けた。なお、リード端子
4の挿入長さl,幅寸法d,板厚t,ピッチp,テープおよび接
着剤3の材料等の条件は従来(第5図,第6図)と同様
にした。この検査によると、リード端子4の「抜け」の
発生率は0%、即ち「抜け」が全く発生しないという良
好な結果が得られた。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によれば貼着テ
ープに予め板状リード端子の厚みの1/5以上の糊厚を有
する接着剤を塗布しておき、この貼着テープを接着剤の
軟化温度以上の温度で基材テープ上に加熱圧着したの
で、接着剤が板状のリード端子の上面だけでなく側縁部
にも回り込み、接着力が格段に向上する。その結果、リ
ード端子の挿入長さが約3mm以下と短い場合であって
も、「横ずれ」や「抜け」を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるテーピング電子部品のテープへ
の保持前の断面図、第2図は保持後の断面図、第3図は
その保持強度検査を示す図、第4図は従来のテーピング
電子部品のテープへの保持面の断面図、第5図は保持後
の断面図、第6図はその保持強度検査を示す図である。 1……基材テープ、2……貼着テープ、3……接着剤、
4……リード端子、5……電子部品。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のリード端子を基材テープと貼着テー
    プとの間で保持するとともに、リート端子の貼着テープ
    への挿入長を約3mm以下としたテーピング電子部品の製
    造方法において、 基材テープの上に電子部品のリード端子を載置する工程
    と、 予め接着剤がリード端子の厚みの1/5以上の糊厚で塗布
    された貼着テープを、基材テープ上に、上記接着剤の軟
    化温度以上の温度で加熱圧着し、上記接着剤をリード端
    子の側縁部に回り込ませる工程と、 を含むテーピング電子部品の製造方法。
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