JP2754096B2 - 電子線による試料表面の状態測定装置 - Google Patents

電子線による試料表面の状態測定装置

Info

Publication number
JP2754096B2
JP2754096B2 JP3038491A JP3849191A JP2754096B2 JP 2754096 B2 JP2754096 B2 JP 2754096B2 JP 3038491 A JP3038491 A JP 3038491A JP 3849191 A JP3849191 A JP 3849191A JP 2754096 B2 JP2754096 B2 JP 2754096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
electron beam
output
sample
sample surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3038491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04276509A (ja
Inventor
浩 松田
鈴木道孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENSHI TEKUNIKUSU KK
Original Assignee
NIPPON DENSHI TEKUNIKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENSHI TEKUNIKUSU KK filed Critical NIPPON DENSHI TEKUNIKUSU KK
Priority to JP3038491A priority Critical patent/JP2754096B2/ja
Priority to GB9202562A priority patent/GB2255253B/en
Priority to US07/844,250 priority patent/US5182454A/en
Publication of JPH04276509A publication Critical patent/JPH04276509A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2754096B2 publication Critical patent/JP2754096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/26Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes
    • H01J37/28Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes with scanning beams
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B15/00Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons
    • G01B15/04Measuring arrangements characterised by the use of electromagnetic waves or particle radiation, e.g. by the use of microwaves, X-rays, gamma rays or electrons for measuring contours or curvatures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/244Detection characterized by the detecting means
    • H01J2237/2448Secondary particle detectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/244Detection characterized by the detecting means
    • H01J2237/24495Signal processing, e.g. mixing of two or more signals

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走査型電子顕微鏡等にお
いて、試料の組成元素、あるいは入射電子線量に影響さ
れることなく試料表面の凹凸及び組成元素像等を測定す
ることができる電子線による試料表面の状態測定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】試料に細く収束した電子線を照射する
と、試料からは反射電子、2次電子等が放出され、これ
らの放出電子の強度は試料表面の凹凸形状や組成元素に
よって異なる。そこで、光軸に対して対称な位置に設け
た検出器で、例えば反射電子を検出し、試料表面の凹凸
形状と組成元素による分離を2個の検出器で行うことが
でき、両検出器の差信号から凹凸信号を、和信号から組
成元素信号を区別して検出することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光軸に対し
て対称な位置に設けた両検出器の差信号は、試料表面の
凹凸形状のみに依存するとするのが定説であったが、実
際には放出電子は原子番号による強度差があり、振幅方
向に対しては正確な値とはならない。
【0004】従来、このような組成元素による強度差に
対する影響を無くすために、試料表面を1つの原子番号
の物質、例えば金等の単一金属でコーティングを行った
上で測定しているが、このようなコーティングは粒子の
集合体であるため、コーティング量のバラツキ等を考慮
した場合、特に高倍率時には正確にその試料の持つ凹凸
表面形態を得るのは困難である。
【0005】また、反射電子検出器で凹凸信号を検出し
た後に、この信号を積分し、高さ方向の絶対値を得るた
めには、入射電子線の設定条件を固定せねばならない
が、通常加速電圧やガンバイアスの制御、ドリフトによ
る変化、フィラメント飽和点の設定具合による変化、ま
たCL(コンデンサレンズ)励磁電流を変えた場合、そ
の出力信号の振幅値が変り正確な測定値を保つことがで
きず、その都度入射電子線の変化量に対し信号強度の補
正を行わなければ正確な定量測定ができない。そのため
高さ方向、三次元方向による体積比等の定量的な測定を
必要とする場合には、その入射電子線量の変化分が誤差
そのものとなる。
【0006】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、電子線を試料面上において走査し、試料法線に対し
て略対称な方向に発生する電子線をそれぞれの方向に配
置された検出器により検出し、各検出信号に基づいて試
料表面の凹凸形状を測定する装置において、組成元素に
よる放出電子の強度差や入射電子線量の変化があっても
正確に定量測定できる試料表面の状態測定装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子線を試料
面上において走査し、試料法線に対して略対称な方向に
発生する電子線をそれぞれの方向に配置された検出器に
より検出し、各検出信号に基づいて試料表面の凹凸形状
を測定する装置において、各検出信号間の減算を行う減
算回路と、各検出信号を加算する加算回路出力で減算回
路出力を除算補正する除算補正回路と、除算補正回路出
力を積分する積分回路とを備えたこと、また、各検出信
号間の減算を行う減算回路と、試料吸収電流検出器と、
試料吸収電流検出値で減算回路出力を乗算補正する乗算
補正回路と、乗算補正回路出力を積分する積分回路とを
備えたこと、また、各検出信号間の減算を行う減算回路
と、各検出信号を加算する加算回路と、入射電子線変化
量により減算回路出力、加算回路出力を除算補正する除
算補正回路と、除算補正回路出力を積分する積分回路と
を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、試料表面に電子線を照射したとき試
料法線に対して対称な方向に試料から放出される電子線
を検出し、各検出信号の差を、各検出信号の和または試
料の吸収電流値で除算または乗算して補正することによ
り、組成元素による影響を除去し、除算補正した信号を
積分して正確な表面凹凸等の状態を定量的に測定するこ
とが可能となり、また、入射電子線変化量により各検出
信号の差または和の信号を除算補正することにより、入
射電子線量の変化による影響をなくして表面凹凸形態、
組成元素像や組成元素分布を得ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図、図2は原
子番号と反射電子係数の関係を示す図、図3は図1によ
る補正方法を説明するための図である。図において、1
は電子銃より射出され、電子レンズにより細く集束され
た電子線、2は試料、3は前記電子線を試料面上におい
て2次元的に走査させるための偏向装置、4A,4Bは
それぞれ試料より発する反射電子線5の検出器であり、
試料法線に対して略対称的な位置に配置されている。6
は減算回路、9は加算回路でそれぞれ検出器4A,4B
からの信号の差信号、和信号を生成するためのものであ
る。7は積分回路、8は表示装置、10は除算補正回路
であり、除算回路10は差信号を和信号で除算して補正
するためのものであり、積分回路7は除算回路10の補
正出力を積分するためのものである。
【0010】今、試料表面に図3(a)に示すような左
右対称のV字型の凹部が存在し、試料が境界面を境にし
て一方の側が元素A、他方の側が元素Bであるような異
種元素から構成されており、元素A及びBの反射電子係
数が図2に示すようにそれぞれ0.5、0.4であると
し、V字型凹部の中心線に対して対称に検出器4Aを元
素A側、検出器4Bを元素B側に配置して電子線を矢印
方向に走査して試料から放出される反射電子を検出器4
A及び4Bにより検出したとする。
【0011】元素Bの反射係数は元素Aに対して80%
であり、平坦面において検出器4Aにより検出される信
号の振幅は、図3(b)に示すように元素B側が元素A
側に対して20%程低く、平坦面に対する傾斜面におけ
る振幅の変化も元素B側が元素A側に対して20%程低
い。ただし、検出信号の振幅変化は元素A側の傾斜面で
は減少方向であり、元素B側では増加方向である。ま
た、検出器4Bにより検出される信号は、図3(c)に
示すように傾斜面における振幅変化の方向が検出器4A
により検出された信号と逆方向である以外は同じであ
る。
【0012】そして、両検出器による検出信号の差を減
算回路6により求めれば、即ち図3(b)の波形から図
3(c)の波形を引くと、図3(d)に示すように元素
及び凹凸双方に依存した出力が得られ、この出力を図1
に示すように減算回路6から積分回路7に点線の如く直
接入力し、その信号波形を単純に積分すれば図3(e)
に示す如く、異なる元素の境界線に対して振幅の異なっ
た左右非対称の出力波形となり図3(a)の断面形状と
はならない。
【0013】ここで両検出信号の出力を加算回路9で加
算すると、即ち図3(b)の波形と図3(c)の波形を
加算すれば図3(f)に示す如く元素のみに依存する出
力を得ることができる。この加算回路9の出力と減算回
路6の出力を除算補正回路10に導き、元素Aの出力を
基準として除算する。即ち、元素Aの反射電子係数と元
素Bの反射電子係数が同じ値となるように係数比率=B
/A=0.4 /0.5 =0.8 の値で元素B側の信号強度を除
算すると、その出力波形は図3(g)に示すように、極
性の異なった同振幅の対称波形出力が得られる。そし
て、積分回路7により積分すれば元素の違いによる影響
を完全に排除することができ図3(h)に示すように試
料表面の凹凸に等しい対称的な出力波形を得ることがで
きる。この信号を表示装置8に描かせることにより凹凸
の表面形態を得ることができ、且つ高さ方向、すなわち
図3(h)に示すように試料高さ方向Z等を正確に定量
測定することができる。
【0014】このように2種類の既知元素A、Bで較正
しておけば、原子番号と反射電子係数の関係グラフ値の
元素全般に亙り補正できることになる。なお、通常の組
成元素に対しては単純な除算のみで補正が可能である
が、組成元素のみの特性に基ずかない性状の異なる試料
に対してはその特性を実測して部分的補正、段階的補正
又は連続的補正等が必要である。
【0015】図4は本発明の他の実施例を説明する図、
図5は原子番号に対する吸収電流係数の関係を示す図、
図6は図4による補正方法を説明するための図である。
【0016】本実施例は組成元素の影響を除去するため
の補正を試料吸収電流により行うようにしたものであ
り、その他の点は図1の実施例と同様であり、図1と同
一番号は同一内容を示している。なお、11は吸収電流
検出器、12は乗算補正回路である。
【0017】試料表面が図6(a)に示すように図3
(a)の場合と同じ組成、形状であり、元素A及びBの
吸収電流係数比が図5に示すようにそれぞれ1.0:
1.2であるとすると、反射電子の割合は0.5:0.
4に相当する。したがって、検出器4A、4Bによる検
出信号は図3(b)、(c)と同じように図6(b)、
(c)のようになり、減算回路の出力は図6(d)に示
すようになって、元素及び凹凸双方に依存し、この出力
を直接積分回路7で積分すれば図6(e)に示す如く異
種元素の境界に対して振幅の異なった左右非対称の出力
波形となり、図6(a)の断面形状とはならない。
【0018】ここで、吸収電流検出器11の検出信号の
出力は反射電子係数の逆数に略比例するため、図6
(f)に示す如く元素のみに依存する出力を得ることが
できる。そこで、本実施例では吸収電流検出器11の出
力を乗算補正回路12へ導き、元素A、元素Bの吸収電
流係数が等しい、従って反射電子強度が等しくなるよう
に元素Aの出力を基準とし元素A、元素Bの係数比を乗
算(元素B側の検出信号を1.2倍)して原子番号によ
る振幅補正を行うことにより、その出力波形は図6
(g)に示す如く極性の異なった同振幅の対称波形な
る。これを積分回路7により積分すれば元素の違いによ
る影響を完全に排除することができ図6(h)に示す如
く試料表面の凹凸に等しい対称的な出力波形を得ること
ができる。
【0019】図7、図8は本発明の他の実施例を示す
図、図9は補正方法を説明するための図である。
【0020】図7は入射電子線変化量により補正するよ
うにしたものであり、試料の形状、検出器の配置等は図
1の場合と同様であり、図1と同一番号は同一内容を示
している。なお、10ー1、10ー2は除算補正回路、
20は入射電子線変化量検出器、21は電流増幅器であ
る。
【0021】図7において、電子銃より放出された電子
線1は電子レンズにより集束され、対物絞りの上部に配
置された入射電子線変化量検出器20、または対物絞り
を兼ね備えた入射電子線変化量検出器に直接入射し、対
物絞りを通過して対物レンズにより細く集束されて偏向
装置3により試料面上を走査され、試料より発する反射
電子線5が試料法線に対して対称に配置された反射電子
検出器4A、4Bにより検出される。この場合検出器4
A及び4Bにより検出される信号の内、凹凸に依存する
部分は極性が逆の変化を示すためそれぞれの検出信号は
図9(b)、(c)に示す如く変化する。そして、それ
ぞれの検出信号を減算回路6に導いて減算を行えば、図
9(d)に示す如く凹凸のみに依存した出力を得ること
ができる。減算回路6の出力を直接積分回路7へ導いて
積分すれば図9(e)に示す如く試料表面の断面形状に
対し、相似形の出力波形を得ることができ、この出力波
形に対し、予め高さ校正用試料で振幅の校正を行ってお
けば高さ方向Zの定量的な測定ができる。
【0022】しかし試料への入射電子線が変化した場
合、試料の高さ方向Zの測定値が図9(e)の一点鎖線
で示すZH 又はZL の如く変化し、正確な測定値とはな
らない。そこで、入射電子線量の変化分を入射電子線変
化量検出器20により検出し、電流増幅器21により適
正な値まで増幅した後、この変化分出力で減算回路6の
出力を除算補正回路10ー1で基準出力Zに対する
H ,ZL の変動係数比率分(図ではZH / Z=1.2 /1
又はZL =0.8/1 =0.8 )の値で補正を行えば変動分を
補正することが可能である。そして、この信号を表示装
置10に描かせることにより入射電子線量の変化分の影
響を排除した凹凸の表面形態を得ることができ、図9
(e)の実線部分に示すように高さ方向Z等の定量測定
を正確に行うことができる。
【0023】また、検出器4A及び4Bにより検出され
る信号を加算する加算回路9の出力も同様に除算補正回
路10ー2で基準出力Zに対するZH ,ZL の変動係数
比率分の値で補正を行えば、振幅が常に補正された出力
を得ることができるので、正確な組成元素像を表示する
ことが可能である。
【0024】図8は入射電子線の変化分を電子線発生用
高圧回路32の一部から入射電子線の変化量のみの検出
を電流検出回路33により検出し、また集束用電子レン
ズ30の制御回路31による入射電子線量の変化分に相
当する制御電圧を制御回路31に内蔵する電圧増幅器に
より適正な値まで増幅した後、これらの変化分出力で減
算回路6の出力を、図9(e)の基準出力(実線部分)
を基準として除算補正回路10ー1において除算し、一
点鎖線で示される変動部分の補正を行えば図9(e)の
実線部分に示すように高さ方向Z等の正確な定量測定を
行うことができる。
【0025】加算回路9の出力についても同様に補正す
ることにより、振幅が常に補正された出力を得ることが
でき、正確な組成元素像や組成元素分布を図2の反射電
子係数曲線より平均原子番号として特定し、表示するこ
とも可能である。
【0026】なお、上記実施例では電子線を試料面上で
1次元的に走査し、一対配置した検出器で検出する場合
について説明したが、複数対の検出器、例えば試料法線
に対し4方向に略対称に検出器を配置した場合にも、電
子線を2次元的に走査させ、取り込んだ画像信号をフレ
ームメモリ等に記憶させ、記憶された画像信号を左右上
下方向に対しても異種の組成元素の補正を上記実施例と
同様に行うようにしてもよい。また、除算補正後の積分
信号を用いて試料の高さ測定に限らず、表面粗さ測定を
行うことも可能である。また、表示装置においてアナロ
グ信号またはデジタル信号処理し、1ライン毎の断面形
状の表示並びに測定だけでなく立体的な体積比、等高線
表示、山及び谷等の立体的な粗さ等を測定し、立体像解
析を行うことが可能である。さらに、検出器は反射電子
検出器を用いた例について説明したが、2次電子検出器
を複数対備えた場合も実施可能であり、その場合も、組
成元素と発生効率係数、性状の実測値等を加味した補正
を同様に行うようにすればよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、試料表面
を単一金属でコーティングする必要がなく、コーティン
グを行った場合の試料表面のバラツキによる影響も排除
でき、正確な表面凹凸形態の表示及び定量的な測定が原
理的に可能となる。また、試料表面に入射する電子線量
を固定する必要が無く、反復して強度補正をせねばなら
ない複雑さも排除でき、正確な表面凹凸形態の表示及び
定量的な測定が原理的に広範囲に亙り可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す図である。
【図2】 原子番号と反射電子係数の関係を示す図であ
る。
【図3】 図1の各部における波形図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】 原子番号と吸収電流係数の関係を示す図であ
る。
【図6】 図4の各部における波形図である。
【図7】 本発明の他の実施例を示す図である。
【図8】 本発明の他の実施例を示す図である。
【図9】 図7、図8の各部における波形図である。
【符号の説明】
1…電子線、2…試料、3…偏向コイル、4A,4B…
反射電子検出器、5…反射電子、6…減算回路、7…積
分回路、8…表示装置、9…加算回路、10,10ー
1,10ー2…除算補正回路、11…吸収電流検出器、
12…乗算補正回路、20…入射電子線変化量検出器、
30…集束用電子レンズ、31…制御回路、32…電子
線発生用高圧回路、33…電流検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−51038(JP,A) 特開 昭57−50289(JP,A) 特開 昭60−186739(JP,A) 特開 昭57−42129(JP,A) 特公 昭40−17999(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 15/00 G01N 23/225 H01J 37/22 H01J 37/244 H01J 37/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子線を試料面上において走査し、試料
    法線に対して略対称な方向に発生する電子線をそれぞれ
    の方向に配置された検出器により検出し、各検出信号に
    基づいて試料表面の状態を測定する装置において、各検
    出信号間の減算を行う減算回路と、各検出信号間の加算
    を行う加算回路と、加算回路出力で減算回路出力を除算
    補正する除算補正回路と、除算補正回路出力を積分する
    積分回路とを備えたことを特徴とする電子線による試料
    表面の状態測定装置。
  2. 【請求項2】 電子線を試料面上において走査し、試料
    法線に対して略対称な方向に発生する電子線をそれぞれ
    の方向に配置された検出器により検出し、各検出信号に
    基づいて試料表面の状態を測定する装置において、各検
    出信号間の減算を行う減算回路と、試料吸収電流検出器
    と、試料吸収電流検出値で減算回路出力を乗算補正する
    乗算補正回路と、乗算補正回路出力を積分する積分回路
    とを備えたことを特徴とする電子線による試料表面の状
    態測定装置。
  3. 【請求項3】 電子線を試料面上において走査し、試料
    法線に対して略対称な方向に発生する電子線をそれぞれ
    の方向に配置された検出器により検出し、各検出信号に
    基づいて試料表面の状態を測定する装置において、各検
    出信号間の減算を行う減算回路と、各検出信号を加算す
    る加算回路と、入射電子線変化量により減算回路出力、
    加算回路出力を除算補正する除算補正回路と、除算補正
    回路出力を積分する積分回路とを備えたことを特徴とす
    る電子線による試料表面の凹凸形状測定装置。
JP3038491A 1991-03-05 1991-03-05 電子線による試料表面の状態測定装置 Expired - Fee Related JP2754096B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3038491A JP2754096B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 電子線による試料表面の状態測定装置
GB9202562A GB2255253B (en) 1991-03-05 1992-02-07 Scanning electron microscope
US07/844,250 US5182454A (en) 1991-03-05 1992-03-02 Scanning electron microscope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3038491A JP2754096B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 電子線による試料表面の状態測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04276509A JPH04276509A (ja) 1992-10-01
JP2754096B2 true JP2754096B2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=12526736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3038491A Expired - Fee Related JP2754096B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 電子線による試料表面の状態測定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5182454A (ja)
JP (1) JP2754096B2 (ja)
GB (1) GB2255253B (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3291880B2 (ja) * 1993-12-28 2002-06-17 株式会社日立製作所 走査形電子顕微鏡
US5586321A (en) * 1995-02-21 1996-12-17 Ramot Ltd. Diffracting token router and applications thereof
US5869833A (en) * 1997-01-16 1999-02-09 Kla-Tencor Corporation Electron beam dose control for scanning electron microscopy and critical dimension measurement instruments
JPH1167139A (ja) * 1997-08-25 1999-03-09 Hitachi Ltd 走査電子顕微鏡
EP0949652A1 (de) * 1998-03-24 1999-10-13 Institut für Festkörper- und Werkstofforschung Dresden e.V. Verfahren zur Erzeugung von Echtzeit-Stereobildern von Werkstoffproben mittels Teilchenstrahl-Rastermikroskopen
JP2000048758A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Nikon Corp 反射電子検出装置
JP2000275197A (ja) 1999-03-25 2000-10-06 Fuji Photo Optical Co Ltd X線分析装置およびこれを使用した測定方法
JP2001093455A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Nikon Corp 電子ビーム装置
JP4312910B2 (ja) * 1999-12-02 2009-08-12 株式会社日立製作所 レビューsem
CN101233444B (zh) * 2005-07-30 2010-12-08 电子线技术院株式会社 利用微柱检验精细图案和形态的检验设备
JP5530959B2 (ja) * 2011-02-28 2014-06-25 株式会社アドバンテスト パターン高さ測定装置及びパターン高さ測定方法
JP6088337B2 (ja) * 2013-04-17 2017-03-01 株式会社アドバンテスト パターン検査方法及びパターン検査装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3329813A (en) * 1964-08-25 1967-07-04 Jeol Ltd Backscatter electron analysis apparatus to determine elemental content or surface topography of a specimen
US3351755A (en) * 1964-09-25 1967-11-07 Applied Res Lab Inc Method of and apparatus for spectroscopic analysis having compensating means for uncontrollable variables
JPH0643885B2 (ja) * 1984-05-25 1994-06-08 株式会社日立製作所 荷電粒子マイクロプロ−ブ装置
DE3677034D1 (de) * 1985-03-11 1991-02-28 Nippon Telegraph & Telephone Methode und geraet zum testen eines integrierten elektronischen bauteils.
DE3602366A1 (de) * 1986-01-27 1987-07-30 Siemens Ag Verfahren und anordnung zum nachweis der auf einer probe von einem primaeren korpuskularstrahl ausgeloesten sekundaerkorpuskeln
JPS62190405A (ja) * 1986-02-17 1987-08-20 Hitachi Ltd 電子ビ−ム測長装置
JP2786207B2 (ja) * 1988-08-26 1998-08-13 株式会社日立製作所 走査型顕微鏡における表面形状算出方法

Also Published As

Publication number Publication date
GB9202562D0 (en) 1992-03-25
US5182454A (en) 1993-01-26
GB2255253B (en) 1994-09-14
GB2255253A (en) 1992-10-28
JPH04276509A (ja) 1992-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2754096B2 (ja) 電子線による試料表面の状態測定装置
US5055679A (en) Surface analysis method and apparatus
US7923701B2 (en) Charged particle beam equipment
US20030006371A1 (en) Charged-particle beam apparatus and method for automatically correcting astigmatism of charged-particle beam apparatus
US5108176A (en) Method of calibrating scanners and arrangement for producing defined scattered light amplitudes
US6140644A (en) Inspection apparatus and method using a particle beam
JP2007171193A (ja) 距離を測定するための方法および装置
US4659936A (en) Line width measuring device and method
US7569819B2 (en) Electron beam system and method of operating the same
JP3889851B2 (ja) 膜厚測定方法
US4881818A (en) Differential imaging device
US4751384A (en) Electron beam metrology system
JP2000021346A (ja) 走査透過型電子顕微鏡
JPH067043B2 (ja) 位置検出方法
US4233510A (en) Scanning electron microscope
JPH0349363B2 (ja)
JP3420037B2 (ja) 寸法測定装置及び寸法測定方法
JPH01120749A (ja) 電子顕微鏡の自動焦点合せ装置
JPS6298208A (ja) 電子線を用いた表面粗さ測定装置
JPS6327642B2 (ja)
JPS623609A (ja) 測距装置
Radovanović et al. Digital measurement of optical transfer function: On the example of image intensifier tubes
JP4392933B2 (ja) シンクロトロン放射光計測装置および方法
JPS5912553A (ja) 電子線装置
JPS5999216A (ja) 物体の表面高さ測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees