JP2753940B2 - 商品販売管理方法および該方法に用いるシステム - Google Patents
商品販売管理方法および該方法に用いるシステムInfo
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- JP2753940B2 JP2753940B2 JP17585893A JP17585893A JP2753940B2 JP 2753940 B2 JP2753940 B2 JP 2753940B2 JP 17585893 A JP17585893 A JP 17585893A JP 17585893 A JP17585893 A JP 17585893A JP 2753940 B2 JP2753940 B2 JP 2753940B2
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品(本明細書では物
品などの外、サービスの提供なども含めて販売の対象と
なるものを商品という)等の販売管理を行うシステムに
関し、特に、商品を直接扱う店舗などで、商品のクレジ
ット販売を容易かつ迅速に取り扱うことのできる方法お
よびシステムに係る。
品などの外、サービスの提供なども含めて販売の対象と
なるものを商品という)等の販売管理を行うシステムに
関し、特に、商品を直接扱う店舗などで、商品のクレジ
ット販売を容易かつ迅速に取り扱うことのできる方法お
よびシステムに係る。
【0002】
【従来の技術】近年、商品を購入したり、サービスの提
供を受ける際にカードを用いて支払いするシステムが多
く採用されている。特に百貨店、チェーン化された小売
店、割賦販売店等では、自社カードを発行し、この自社
カードを通じて自社特有のサービスを行う等により顧客
の離散を防ぎ、その固定化を図ろうとしている。
供を受ける際にカードを用いて支払いするシステムが多
く採用されている。特に百貨店、チェーン化された小売
店、割賦販売店等では、自社カードを発行し、この自社
カードを通じて自社特有のサービスを行う等により顧客
の離散を防ぎ、その固定化を図ろうとしている。
【0003】上記特有のサービスの一つとして購入者に
購入金額に応じてその都度点数を与え、次回の購入に際
して、当該点数に対応する金額を購入金額から割り引い
たり、あるいは、点数を累積して、これと交換に割引き
や景品のサービスを受けることができるようにしたもの
がある。
購入金額に応じてその都度点数を与え、次回の購入に際
して、当該点数に対応する金額を購入金額から割り引い
たり、あるいは、点数を累積して、これと交換に割引き
や景品のサービスを受けることができるようにしたもの
がある。
【0004】また、顧客が商品の購入代金をクレジット
で支払うことを希望する場合に、そのような自社カード
を用いてクレジットによる取扱いを可能とすることも重
要なサービスの一つであり、前記のような百貨店、チエ
ーン店、小規模な店舗が集合して運営する管理システム
等においても、それぞれの組織毎に固有のクレジットサ
ービス処理を可能にすることが望まれている。しかしな
がらクレジットにより商品を販売しようとする場合に
は、購入者に対し信用調査を行った後入会手続きを行
い、特定の識別番号を付したカードを発行し、以後当該
購入者に対するクレジット販売のために必要な与信管理
等の情報の管理を行うなど、高度の管理体系が必要であ
り、そのためには大型の情報処理システムと専門化した
ノウハウと大量の情報の蓄積が必要であった。従って、
前記のような小規模の組織毎にクレジット販売を可能に
するために、従来はクレジット専門会社と契約して小規
模の組織が有する自社システムとクレジット専門会社と
を回線等で結び、クレジット専門会社に委託して自社カ
ードによるクレジット販売の処理をするか、若しくはク
レジット専門会社と提携して全面的にクレジット業務を
クレジット会社に代行して貰うなどの方法によってい
た。
で支払うことを希望する場合に、そのような自社カード
を用いてクレジットによる取扱いを可能とすることも重
要なサービスの一つであり、前記のような百貨店、チエ
ーン店、小規模な店舗が集合して運営する管理システム
等においても、それぞれの組織毎に固有のクレジットサ
ービス処理を可能にすることが望まれている。しかしな
がらクレジットにより商品を販売しようとする場合に
は、購入者に対し信用調査を行った後入会手続きを行
い、特定の識別番号を付したカードを発行し、以後当該
購入者に対するクレジット販売のために必要な与信管理
等の情報の管理を行うなど、高度の管理体系が必要であ
り、そのためには大型の情報処理システムと専門化した
ノウハウと大量の情報の蓄積が必要であった。従って、
前記のような小規模の組織毎にクレジット販売を可能に
するために、従来はクレジット専門会社と契約して小規
模の組織が有する自社システムとクレジット専門会社と
を回線等で結び、クレジット専門会社に委託して自社カ
ードによるクレジット販売の処理をするか、若しくはク
レジット専門会社と提携して全面的にクレジット業務を
クレジット会社に代行して貰うなどの方法によってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなクレジッ
ト販売システムにあっては、クレジット販売情報を他の
システムに依存して処理するため、百貨店、チエーン店
や店舗の集合体等の小規模な自社カードシステム限りで
クレジット販売処理ができないという問題がある。上記
の方式は販売管理システムそのものの負担が大きくなる
上、通信回線を使っての情報伝達、クレジット販売管理
システムにおける検索等に相当の時間を要するから、結
果としてそのレスポンスタイムが大きなものとならざる
を得ないという問題がある。即ち顧客がクレジットの販
売を希望しても、クレジットカードの発行にあたって先
ず専門会社のクレジットシステムにクレジット販売の可
否を問い合わせ、その発行の許可を得ることを必要と
し、さらにカードの発行後にあっても、販売の都度同様
に専門会社のクレジットシステムにカードが無効となっ
ていないか、販売額が与信限度を越えていないかどう
か、などの問い合わせを必要とするなど、クレジット販
売について処理時間がかかり、顧客を長時間待たせる必
要があるなどの問題がある。
ト販売システムにあっては、クレジット販売情報を他の
システムに依存して処理するため、百貨店、チエーン店
や店舗の集合体等の小規模な自社カードシステム限りで
クレジット販売処理ができないという問題がある。上記
の方式は販売管理システムそのものの負担が大きくなる
上、通信回線を使っての情報伝達、クレジット販売管理
システムにおける検索等に相当の時間を要するから、結
果としてそのレスポンスタイムが大きなものとならざる
を得ないという問題がある。即ち顧客がクレジットの販
売を希望しても、クレジットカードの発行にあたって先
ず専門会社のクレジットシステムにクレジット販売の可
否を問い合わせ、その発行の許可を得ることを必要と
し、さらにカードの発行後にあっても、販売の都度同様
に専門会社のクレジットシステムにカードが無効となっ
ていないか、販売額が与信限度を越えていないかどう
か、などの問い合わせを必要とするなど、クレジット販
売について処理時間がかかり、顧客を長時間待たせる必
要があるなどの問題がある。
【0006】またクレジット情報と顧客の販売管理情報
とが別々のシステムに管理されているため、これらを統
合した一元的管理ができないという問題がある。クレジ
ット情報については、専門会社の大型システムに管理さ
れており、全チェーン店等の自社カードシステム単位と
は別の管理体系によっており、顧客の販売管理情報につ
いても当該チェーン店等毎に管理されていないから、自
社システム側でそれらのクレジット販売にかかる顧客情
報を集約して利用しようとしてもできないという問題が
あり、クレジット情報と顧客の販売管理情報を自社カー
ドシステム側で統合して管理しようとしても、そのよう
な一元管理ができない。
とが別々のシステムに管理されているため、これらを統
合した一元的管理ができないという問題がある。クレジ
ット情報については、専門会社の大型システムに管理さ
れており、全チェーン店等の自社カードシステム単位と
は別の管理体系によっており、顧客の販売管理情報につ
いても当該チェーン店等毎に管理されていないから、自
社システム側でそれらのクレジット販売にかかる顧客情
報を集約して利用しようとしてもできないという問題が
あり、クレジット情報と顧客の販売管理情報を自社カー
ドシステム側で統合して管理しようとしても、そのよう
な一元管理ができない。
【0007】このような問題を回避し、クレジットカー
ドを即時に発行し、信用調査等を短時間で処理するに
は、自社側で当該クレジット管理と販売管理が可能なシ
ステムを保有すればよいが、このような顧客に関する諸
情報を収集し、管理して、これを検索できるようにする
のは容易でなく、前述のとおり当該情報処理システムの
規模も相応に大きなものとなることは避けられない。そ
のため、比較的小規模な店舗や、これらが集合して運営
する販売管理システムでは、経済的な理由からそのよう
なクレジット販売処理を行うことが容易ではなかった。
ドを即時に発行し、信用調査等を短時間で処理するに
は、自社側で当該クレジット管理と販売管理が可能なシ
ステムを保有すればよいが、このような顧客に関する諸
情報を収集し、管理して、これを検索できるようにする
のは容易でなく、前述のとおり当該情報処理システムの
規模も相応に大きなものとなることは避けられない。そ
のため、比較的小規模な店舗や、これらが集合して運営
する販売管理システムでは、経済的な理由からそのよう
なクレジット販売処理を行うことが容易ではなかった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点を解決
するために成されたものであって、顧客がクレジットに
よる商品の購入を希望したとき、迅速に必要情報を得る
ことが可能であり、かつクレジットカード等の即時発行
も可能とするため、顧客を待たせることのない、サービ
ス性が高く、なお顧客のクレジット管理情報と販売情報
の一元的管理を可能とする方法およびシステムを得るこ
とを目的としている。
するために成されたものであって、顧客がクレジットに
よる商品の購入を希望したとき、迅速に必要情報を得る
ことが可能であり、かつクレジットカード等の即時発行
も可能とするため、顧客を待たせることのない、サービ
ス性が高く、なお顧客のクレジット管理情報と販売情報
の一元的管理を可能とする方法およびシステムを得るこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
問題点は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項1の発明は、主として、顧客
の商品購入に係る情報を管理する情報処理システムA
と、主として、顧客のクレジットによる商品購入に係る
情報を管理する情報処理システムBとが通信回線等の手
段で接続させるか若しくはMTなどの記憶手段を通じて
相互にデータを入力できるように連携させ、情報処理シ
ステムAにおける顧客の識別番号と情報処理システムB
における顧客の識別番号とが異なる場合に識別番号を対
応させる手段を少なくとも一方の情報処理システムに設
け、情報処理システムAに、顧客の識別番号に対応せし
めて該顧客のクレジット利用限度額を設定し、当該顧客
のクレジットを利用しての商品購入ごとに、上記クレジ
ット利用限度額を更新し、情報処理システムAおよびB
に情報処理システムA、B間で授受した情報に基づい
て、顧客ごとのクレジットによる商品購入に係る情報を
更新する商品販売管理方法である。
問題点は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項1の発明は、主として、顧客
の商品購入に係る情報を管理する情報処理システムA
と、主として、顧客のクレジットによる商品購入に係る
情報を管理する情報処理システムBとが通信回線等の手
段で接続させるか若しくはMTなどの記憶手段を通じて
相互にデータを入力できるように連携させ、情報処理シ
ステムAにおける顧客の識別番号と情報処理システムB
における顧客の識別番号とが異なる場合に識別番号を対
応させる手段を少なくとも一方の情報処理システムに設
け、情報処理システムAに、顧客の識別番号に対応せし
めて該顧客のクレジット利用限度額を設定し、当該顧客
のクレジットを利用しての商品購入ごとに、上記クレジ
ット利用限度額を更新し、情報処理システムAおよびB
に情報処理システムA、B間で授受した情報に基づい
て、顧客ごとのクレジットによる商品購入に係る情報を
更新する商品販売管理方法である。
【0010】請求項2の発明は、顧客の商品購入に係る
情報を管理する手段を有する情報処理システムであっ
て、主として顧客のクレジットによる商品購入に係る情
報を管理する他の情報処理システムと連携する手段を備
えると共に、前記他の情報処理システムにおける顧客の
識別番号と自情報処理システムにおける顧客の識別番号
とが異なる場合にこれらの識別番号を対応させる手段を
有し、自情報処理システムに、顧客の識別番号に対応し
た該顧客のクレジット利用限度額を設定し、当該顧客の
クレジットを利用しての商品購入ごとに、上記クレジッ
ト利用限度額を更新する手段を設けると共に、前記他の
情報処理システムとの間で授受した情報に基づいて、顧
客ごとのクレジットによる商品購入に係る情報を更新す
る手段を設けたことを特徴とする商品販売管理システム
である。
情報を管理する手段を有する情報処理システムであっ
て、主として顧客のクレジットによる商品購入に係る情
報を管理する他の情報処理システムと連携する手段を備
えると共に、前記他の情報処理システムにおける顧客の
識別番号と自情報処理システムにおける顧客の識別番号
とが異なる場合にこれらの識別番号を対応させる手段を
有し、自情報処理システムに、顧客の識別番号に対応し
た該顧客のクレジット利用限度額を設定し、当該顧客の
クレジットを利用しての商品購入ごとに、上記クレジッ
ト利用限度額を更新する手段を設けると共に、前記他の
情報処理システムとの間で授受した情報に基づいて、顧
客ごとのクレジットによる商品購入に係る情報を更新す
る手段を設けたことを特徴とする商品販売管理システム
である。
【0011】請求項3の発明は上記請求項2のシステム
の情報処理システムに接続したターミナルから通知され
た購入額に応じて付加点数を計算し該付加点数およびそ
の累積値を前記ターミナルに通知する手段と、商品のク
レジットによる購入に係るターミナルからの照会に対
し、必要情報を通知する手段とを備えて成る商品販売管
理システムである。
の情報処理システムに接続したターミナルから通知され
た購入額に応じて付加点数を計算し該付加点数およびそ
の累積値を前記ターミナルに通知する手段と、商品のク
レジットによる購入に係るターミナルからの照会に対
し、必要情報を通知する手段とを備えて成る商品販売管
理システムである。
【0012】請求項4の発明は、請求項2の発明の情報
処理システムに接続したターミナルに、購入額に応じて
付加点数を計算し、該付加点数およびその累積値を蓄積
して、これを情報処理システムに通知する手段を設ける
と共に、情報処理システムに、商品のクレジットによる
購入に係るターミナルからの照会に対し、必要情報を通
知する手段を備えて成る商品販売管理システムである。
処理システムに接続したターミナルに、購入額に応じて
付加点数を計算し、該付加点数およびその累積値を蓄積
して、これを情報処理システムに通知する手段を設ける
と共に、情報処理システムに、商品のクレジットによる
購入に係るターミナルからの照会に対し、必要情報を通
知する手段を備えて成る商品販売管理システムである。
【0013】
【作用】請求項1の発明においては、情報処理システム
Aが自システムのファイルに顧客の識別番号に対応せし
めて該顧客のクレジット利用限度額を設定し記憶してい
る。このクレジット利用限度額の当初の設定に当っては
情報処理システムBに照会して顧客がクレジットシステ
ムの会員であるか否か、およびその信用度等を調査する
必要があるが、その結果が“可”であれば、情報処理シ
ステムAが当該顧客に対するクレジット利用限度額を自
システム内のファイルに設定する。そして、以降の当該
顧客のクレジット利用による商品購入に際しては、情報
処理システムBとは無関係に、情報処理システムA内で
前記ファイル内のクレジット利用限度額を参照し、顧客
のその回の利用金額を減算してクレジット利用限度額の
値を更新する。従って、顧客からのクレジット販売を利
用する旨の申出があたったとき、情報処理システムAが
自システム内のファイルを参照するのみで顧客のクレジ
ット利用の要求に直ちに応ずることができる。
Aが自システムのファイルに顧客の識別番号に対応せし
めて該顧客のクレジット利用限度額を設定し記憶してい
る。このクレジット利用限度額の当初の設定に当っては
情報処理システムBに照会して顧客がクレジットシステ
ムの会員であるか否か、およびその信用度等を調査する
必要があるが、その結果が“可”であれば、情報処理シ
ステムAが当該顧客に対するクレジット利用限度額を自
システム内のファイルに設定する。そして、以降の当該
顧客のクレジット利用による商品購入に際しては、情報
処理システムBとは無関係に、情報処理システムA内で
前記ファイル内のクレジット利用限度額を参照し、顧客
のその回の利用金額を減算してクレジット利用限度額の
値を更新する。従って、顧客からのクレジット販売を利
用する旨の申出があたったとき、情報処理システムAが
自システム内のファイルを参照するのみで顧客のクレジ
ット利用の要求に直ちに応ずることができる。
【0014】また、このような処理では情報処理システ
ムAには殆ど負担が掛からないから、クレジット販売に
係る処理のために、通常の販売に係る処理が影響を受け
ることもない。 情報処理システムAと情報処理システ
ムBの顧客の情報を収めたファイルは、店舗などのサー
ビス終了後、あるいは、販売業務の閑散なときに、情報
処理システムAからはクレジット限度額の最新の値を、
また情報処理システムBからは、脱会、無効などの情報
を互に相手システムに送信するなどの手段により連携さ
せ、顧客のクレジット販売に係る情報を同期させてお
く。
ムAには殆ど負担が掛からないから、クレジット販売に
係る処理のために、通常の販売に係る処理が影響を受け
ることもない。 情報処理システムAと情報処理システ
ムBの顧客の情報を収めたファイルは、店舗などのサー
ビス終了後、あるいは、販売業務の閑散なときに、情報
処理システムAからはクレジット限度額の最新の値を、
また情報処理システムBからは、脱会、無効などの情報
を互に相手システムに送信するなどの手段により連携さ
せ、顧客のクレジット販売に係る情報を同期させてお
く。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明を実施
するためのシステムであり、請求項1の発明のシステム
Aに相当するシステムに関するもので、その作用は前述
したところと同様である。
するためのシステムであり、請求項1の発明のシステム
Aに相当するシステムに関するもので、その作用は前述
したところと同様である。
【0016】請求項3の発明は、請求項2の発明の情報
処理システムに接続したターミナルから通知された購入
額に応じて予め定められた割合の付加点数を計算し、該
付加点数およびその累積値をターミナルに通知する機能
を有する。ターミナルでは、必要に応じてその値をレシ
ートにプリントしたり、顧客の磁気カードに記録したり
することができる。 また、ターミナルを通じての顧客
のクレジット利用に係る照会があったとき、これに対し
直ちに情報処理装置が自システム内のファイルを検索し
て所定の情報をターミナルに送出する。
処理システムに接続したターミナルから通知された購入
額に応じて予め定められた割合の付加点数を計算し、該
付加点数およびその累積値をターミナルに通知する機能
を有する。ターミナルでは、必要に応じてその値をレシ
ートにプリントしたり、顧客の磁気カードに記録したり
することができる。 また、ターミナルを通じての顧客
のクレジット利用に係る照会があったとき、これに対し
直ちに情報処理装置が自システム内のファイルを検索し
て所定の情報をターミナルに送出する。
【0017】請求項4の発明は請求項2の発明の情報処
理システムに接続したターミナル自身で購入額に応じた
所定の割合で付加点数を計算し、該付加点数およびその
累積値を蓄積しておいて、適切な時期にその内容を情報
処理システムに知らせる。顧客からクレジットによる商
品の代金の支払いの申出があったとき、ターミナルから
情報処理システムに対して照会し、該情報処理システム
が自システムのファイルを検索して必要な情報をターミ
ナルに送出する。
理システムに接続したターミナル自身で購入額に応じた
所定の割合で付加点数を計算し、該付加点数およびその
累積値を蓄積しておいて、適切な時期にその内容を情報
処理システムに知らせる。顧客からクレジットによる商
品の代金の支払いの申出があったとき、ターミナルから
情報処理システムに対して照会し、該情報処理システム
が自システムのファイルを検索して必要な情報をターミ
ナルに送出する。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の方法およびシステムを実現
する実施例を示す図であって、1は商品販売管理を行う
情報処理装置、2は顧客に係る情報を格納するファイ
ル、3はディスプレイ装置、4はキーボード、5は情報
処理装置に接続されるレジスタ機能を持つ端末機、6は
回線対応部を表している。また、7,8はファクシミリ
装置、9はクレジット販売管理を行う情報処理装置、1
0は顧客情報を格納するファイル、11はディスプレイ
装置、12はキーボード、13は回線対応部を表してい
る。以下同図に基づいて本実施例の運用と動作について
説明する。
する実施例を示す図であって、1は商品販売管理を行う
情報処理装置、2は顧客に係る情報を格納するファイ
ル、3はディスプレイ装置、4はキーボード、5は情報
処理装置に接続されるレジスタ機能を持つ端末機、6は
回線対応部を表している。また、7,8はファクシミリ
装置、9はクレジット販売管理を行う情報処理装置、1
0は顧客情報を格納するファイル、11はディスプレイ
装置、12はキーボード、13は回線対応部を表してい
る。以下同図に基づいて本実施例の運用と動作について
説明する。
【0019】顧客が現金による商品の購入を申し出たと
き、店舗の担当者は、端末機5に接続されているレジス
タを用いて、入金、精算等を行い出力されたレシートを
顧客に手渡す。このとき、顧客が当該販売店の会員とし
て未登録である場合には、顧客から氏名、住所、性別、
生年月日等の識別情報を得て、該識別情報と、顧客の商
品購入に係る情報を情報処理装置1に入力するか、特定
の識別番号を付したカードを顧客に渡し、該顧客の識別
番号を入力すると、登録日時、売上日時、売上金額、品
名その他販売管理に必要な情報がファイル2の販売情報
領域に登録される。以後顧客が商品を購入する都度、識
別番号によって同顧客を検索し同一領域に販売情報を蓄
積する。
き、店舗の担当者は、端末機5に接続されているレジス
タを用いて、入金、精算等を行い出力されたレシートを
顧客に手渡す。このとき、顧客が当該販売店の会員とし
て未登録である場合には、顧客から氏名、住所、性別、
生年月日等の識別情報を得て、該識別情報と、顧客の商
品購入に係る情報を情報処理装置1に入力するか、特定
の識別番号を付したカードを顧客に渡し、該顧客の識別
番号を入力すると、登録日時、売上日時、売上金額、品
名その他販売管理に必要な情報がファイル2の販売情報
領域に登録される。以後顧客が商品を購入する都度、識
別番号によって同顧客を検索し同一領域に販売情報を蓄
積する。
【0020】この実施例で顧客が商品のクレジットによ
る購入を希望する場合には、先ず、申込書に必要事項を
記入の上、ファクシミリ装置7を用いて、これをファク
シミリ装置8に送るが、該連絡は他の通信手段を用いて
も勿論差し支えない。情報処理装置9は、例えばクレジ
ット専門会社等の大型システムであり、その運用者はフ
ァクシミリ装置8に着信した情報を元に必要情報をキー
ボード12を用いて情報処理装置9に入力する。情報処
理装置9では、管理情報との照会等により、当該顧客の
信用度を調べその結果をディスプレイ装置11に出力す
る。当該顧客の信用度に問題がなければ、該運用者はそ
の旨ファクシミリ装置8を通じてファクシミリ装置7に
回答するか、電話等の手段で回答し、かつ当該顧客特有
の情報処理装置1における識別番号(IDa)を情報処
理装置9における識別番号(IDb)と対応させ、ファ
イル10に必要情報を登録する。
る購入を希望する場合には、先ず、申込書に必要事項を
記入の上、ファクシミリ装置7を用いて、これをファク
シミリ装置8に送るが、該連絡は他の通信手段を用いて
も勿論差し支えない。情報処理装置9は、例えばクレジ
ット専門会社等の大型システムであり、その運用者はフ
ァクシミリ装置8に着信した情報を元に必要情報をキー
ボード12を用いて情報処理装置9に入力する。情報処
理装置9では、管理情報との照会等により、当該顧客の
信用度を調べその結果をディスプレイ装置11に出力す
る。当該顧客の信用度に問題がなければ、該運用者はそ
の旨ファクシミリ装置8を通じてファクシミリ装置7に
回答するか、電話等の手段で回答し、かつ当該顧客特有
の情報処理装置1における識別番号(IDa)を情報処
理装置9における識別番号(IDb)と対応させ、ファ
イル10に必要情報を登録する。
【0021】そして、情報処理装置9は回線対応部13
を通じて、該登録情報を含む必要情報を送出する。この
情報は回線対応部6を通じて情報処理装置1に通知され
る。情報処理装置1はファイル2上に当該顧客について
の領域を確保し必要項目を設定して初期データを格納す
る。これらの一連の情報は、キーボード4からの操作に
よりディスプレイ装置3に表示させることができる。情
報処理装置1の運用者もしくは販売員は、顧客にクレジ
ット購入申込手続の完了を通知し、顧客に該顧客固有の
識別番号の記されたクレジット購入のためのカードを渡
す。
を通じて、該登録情報を含む必要情報を送出する。この
情報は回線対応部6を通じて情報処理装置1に通知され
る。情報処理装置1はファイル2上に当該顧客について
の領域を確保し必要項目を設定して初期データを格納す
る。これらの一連の情報は、キーボード4からの操作に
よりディスプレイ装置3に表示させることができる。情
報処理装置1の運用者もしくは販売員は、顧客にクレジ
ット購入申込手続の完了を通知し、顧客に該顧客固有の
識別番号の記されたクレジット購入のためのカードを渡
す。
【0022】登録情報についての情報処理装置9からの
通知が時間的に遅れるシステムの場合には、情報処理装
置1は、運用者が前期ファクシミリ通信によって信用度
を確認した結果の情報を入力すると、ファイル2のクレ
ジット情報格納領域に当該顧客についての領域を確保し
識別番号(IDa)と、仮に付した識別番号(IDb)
と、クレジット利用限度額などの必要項目を設定して仮
登録データを作成して格納し、直ちに顧客のクレジット
購入に対応する。後に情報処理装置9から該顧客に関す
る正式な登録情報が送られてきたときには、情報処理装
置1は前記仮登録情報を該受信情報によって全て更新す
る。
通知が時間的に遅れるシステムの場合には、情報処理装
置1は、運用者が前期ファクシミリ通信によって信用度
を確認した結果の情報を入力すると、ファイル2のクレ
ジット情報格納領域に当該顧客についての領域を確保し
識別番号(IDa)と、仮に付した識別番号(IDb)
と、クレジット利用限度額などの必要項目を設定して仮
登録データを作成して格納し、直ちに顧客のクレジット
購入に対応する。後に情報処理装置9から該顧客に関す
る正式な登録情報が送られてきたときには、情報処理装
置1は前記仮登録情報を該受信情報によって全て更新す
る。
【0023】以降、当該顧客は、クレジット購入申込手
続を行うことなく、該カードを提示するのみで、直ちに
クレジット購入のサービスを受けることができる。すな
わち、顧客がカードを提示して店舗の販売担当者にクレ
ジットによる商品の購入を申し出ると、該販売担当者は
端末機5から顧客の識別番号、商品コード、クレジット
購入希望であることなどを入力する。 これを受けた情
報処理装置1は、ファイル2をサーチして、当該顧客に
対するクレジット販売の可否、購入額がクレジット限度
額を超過していないか等を調べて直ちに結論を出し端末
に知らせる。
続を行うことなく、該カードを提示するのみで、直ちに
クレジット購入のサービスを受けることができる。すな
わち、顧客がカードを提示して店舗の販売担当者にクレ
ジットによる商品の購入を申し出ると、該販売担当者は
端末機5から顧客の識別番号、商品コード、クレジット
購入希望であることなどを入力する。 これを受けた情
報処理装置1は、ファイル2をサーチして、当該顧客に
対するクレジット販売の可否、購入額がクレジット限度
額を超過していないか等を調べて直ちに結論を出し端末
に知らせる。
【0024】そして購入が決定すると、ファイル2のク
レジット限度額から購入額を減算してその結果を新たな
クレジット限度額として書き込む。このとき情報処理装
置1は、顧客のクレジットによる購入に関し、これを情
報処理装置9にいちいち照会することなく、自装置内の
みで処理できるから端末機5に対する非常に迅速な応答
が可能であり、顧客を待たせることがない。
レジット限度額から購入額を減算してその結果を新たな
クレジット限度額として書き込む。このとき情報処理装
置1は、顧客のクレジットによる購入に関し、これを情
報処理装置9にいちいち照会することなく、自装置内の
みで処理できるから端末機5に対する非常に迅速な応答
が可能であり、顧客を待たせることがない。
【0025】ファイル2の内容は、情報処理装置9のフ
ァイル10の内容と同期させるため、情報処理装置9か
ら通信回線を通じて送出される情報や、運搬されたMT
の情報等で定期的に更新される。例えばファイル10の
内容において、当該顧客についての脱会、延滞、その他
の事故情報があるときには、前記定期的更新によってフ
ァイル2の内容が更新されるので、当該端末5において
顧客に対するクレジット販売を中止することが可能とな
る。該定期的な更新は、通信による場合にはシステムの
実情に応じて、サービス時間中のトラヒックの閑散時あ
るいは当日のサービス開始前、又はサービス開始後の一
定の時刻に顧客の情報を授受することにより行えばよ
い。緊急の場合には、直ちに情報の授受を行い即時にク
レジット販売の中止を行うこともできる。
ァイル10の内容と同期させるため、情報処理装置9か
ら通信回線を通じて送出される情報や、運搬されたMT
の情報等で定期的に更新される。例えばファイル10の
内容において、当該顧客についての脱会、延滞、その他
の事故情報があるときには、前記定期的更新によってフ
ァイル2の内容が更新されるので、当該端末5において
顧客に対するクレジット販売を中止することが可能とな
る。該定期的な更新は、通信による場合にはシステムの
実情に応じて、サービス時間中のトラヒックの閑散時あ
るいは当日のサービス開始前、又はサービス開始後の一
定の時刻に顧客の情報を授受することにより行えばよ
い。緊急の場合には、直ちに情報の授受を行い即時にク
レジット販売の中止を行うこともできる。
【0026】情報処理装置1で処理する情報は、当該チ
ェーン店等の限られた顧客に関する情報であり、クレジ
ット情報も当該顧客等に限られるため、情報処理装置9
で処理される全国規模の多量の情報処理と異なり、比較
的小規模の処理装置で処理が可能である。
ェーン店等の限られた顧客に関する情報であり、クレジ
ット情報も当該顧客等に限られるため、情報処理装置9
で処理される全国規模の多量の情報処理と異なり、比較
的小規模の処理装置で処理が可能である。
【0027】情報処理装置1を含む系と情報処理装置9
を含む系とはそれぞれ独立したシステムであるため、情
報処理装置1で用いる顧客の識別番号と情報処理装置9
で用いる顧客の識別番号は異なったものとなる。そのた
め、この例ではファイル2およびファイル10の各顧客
情報の領域には、両方の識別番号を登録して、いずれの
識別番号からでも他の系の識別番号を検索することを可
能としている。通常相手系への通知等に際しては、相手
系で用いている識別番号を使用する。
を含む系とはそれぞれ独立したシステムであるため、情
報処理装置1で用いる顧客の識別番号と情報処理装置9
で用いる顧客の識別番号は異なったものとなる。そのた
め、この例ではファイル2およびファイル10の各顧客
情報の領域には、両方の識別番号を登録して、いずれの
識別番号からでも他の系の識別番号を検索することを可
能としている。通常相手系への通知等に際しては、相手
系で用いている識別番号を使用する。
【0028】図2は、顧客に関するファイルの内容の例
を示す図であって、(a)は、情報処理装置1がアクセ
スするファイル2の内容の例を、(b)は情報処理装置
9がアクセスするファイル10の内容の例を示してい
る。ファイル2には、顧客の識別情報を格納する領域、
クレジット情報を格納する領域、販売情報を格納する領
域、ポイント情報を格納する領域等に別れ、それぞれの
領域にそれぞれの管理に必要な情報が蓄積されている。
また、それぞれの管理情報は同一のファイルに格納され
ていても、或いは別々のファイルに分けて蓄積してもよ
く、またそれぞれの管理に必要な情報を別のファイルに
分割して保持していてもよいことは勿論である。
を示す図であって、(a)は、情報処理装置1がアクセ
スするファイル2の内容の例を、(b)は情報処理装置
9がアクセスするファイル10の内容の例を示してい
る。ファイル2には、顧客の識別情報を格納する領域、
クレジット情報を格納する領域、販売情報を格納する領
域、ポイント情報を格納する領域等に別れ、それぞれの
領域にそれぞれの管理に必要な情報が蓄積されている。
また、それぞれの管理情報は同一のファイルに格納され
ていても、或いは別々のファイルに分けて蓄積してもよ
く、またそれぞれの管理に必要な情報を別のファイルに
分割して保持していてもよいことは勿論である。
【0029】同図において識別情報領域には、顧客の氏
名、住所、生年月日、性別、登録日等のほか、会員番号
としての識別番号IDaとIDbが登録されている。I
Daは情報処理装置1を含む系で使用する顧客の識別番
号、IDbは、情報処理装置9を含む系で使用する顧客
の識別番号を示している。また、クレジット情報領域に
は、カードの無効情報、有効期限、クレジット販売合計
額、クレジット利用可能残額、当月請求金、売り掛け残
高、未収金などの情報が格納され、ポイント情報領域に
は顧客の購入額に応じて付与され累積される点数で各種
のサービスに利用される種々の情報が格納される。販売
情報領域には、買い上げ日、支払い区分、売上金額、分
割回数、商品コード、店舗コード、伝票番号等の情報が
格納され蓄積される。
名、住所、生年月日、性別、登録日等のほか、会員番号
としての識別番号IDaとIDbが登録されている。I
Daは情報処理装置1を含む系で使用する顧客の識別番
号、IDbは、情報処理装置9を含む系で使用する顧客
の識別番号を示している。また、クレジット情報領域に
は、カードの無効情報、有効期限、クレジット販売合計
額、クレジット利用可能残額、当月請求金、売り掛け残
高、未収金などの情報が格納され、ポイント情報領域に
は顧客の購入額に応じて付与され累積される点数で各種
のサービスに利用される種々の情報が格納される。販売
情報領域には、買い上げ日、支払い区分、売上金額、分
割回数、商品コード、店舗コード、伝票番号等の情報が
格納され蓄積される。
【0030】図3は、本発明の第2の実施例を示す図で
あって数字符号1〜4、6〜13は図1と同じである
が、情報処理装置1を含む系に端末14が接続されてお
り、該端末14にカード読取機が付属していることが異
なる。この実施例のシステムでは、顧客に対し予め、顧
客固有の識別番号を記録したカード15を発行し、該識
別番号に対応した顧客情報が前記同様の方法でファイル
2に登録される。商品の購入に際しては、店舗の担当者
が顧客のカード15を端末14に読み取らせて、必要事
項を打鍵すれば、当該顧客の識別番号が情報処理装置1
に入力され、該情報処理装置1がファイル2をサーチし
て当該顧客の識別番号を検出し当該領域にアクセスして
付加点数処理、販売情報処理など必要な処理を行う。
あって数字符号1〜4、6〜13は図1と同じである
が、情報処理装置1を含む系に端末14が接続されてお
り、該端末14にカード読取機が付属していることが異
なる。この実施例のシステムでは、顧客に対し予め、顧
客固有の識別番号を記録したカード15を発行し、該識
別番号に対応した顧客情報が前記同様の方法でファイル
2に登録される。商品の購入に際しては、店舗の担当者
が顧客のカード15を端末14に読み取らせて、必要事
項を打鍵すれば、当該顧客の識別番号が情報処理装置1
に入力され、該情報処理装置1がファイル2をサーチし
て当該顧客の識別番号を検出し当該領域にアクセスして
付加点数処理、販売情報処理など必要な処理を行う。
【0031】クレジットによる商品の購入に際しての処
理も、前記第1の実施例における処理と同じであり、情
報処理装置1のファイル2に当該顧客のクレジット情報
登録後は、情報処理装置1側の処理のみで前記同様クレ
ジットの可否判定、クレジット限度額情報の表示等が自
動的に行われる。本実施例では顧客がカード15を用い
ることにより、顧客固有の識別情報を担当者が一々入力
する必要がなく、迅速な処理が行われる。
理も、前記第1の実施例における処理と同じであり、情
報処理装置1のファイル2に当該顧客のクレジット情報
登録後は、情報処理装置1側の処理のみで前記同様クレ
ジットの可否判定、クレジット限度額情報の表示等が自
動的に行われる。本実施例では顧客がカード15を用い
ることにより、顧客固有の識別情報を担当者が一々入力
する必要がなく、迅速な処理が行われる。
【0032】図4は、本発明の第3の実施例を示す図で
ある。同図において、数字符号1〜4、6〜15は図3
と同様であり、16は小型の処理装置を示している。該
小型処理装置は、先にも述べた付加点数(ポイント)の
加算、減算を行いその結果を磁気カード等の記憶手段を
有するカードに書き込み、読み出し、該情報を記憶する
機能を有している。そして、端末14はレジスタ機能を
有しているから通常の商品購入に関しては、端末からの
入力をその都度情報処理装置1に送る必要はなく、端末
14と処理装置16とによって処理できる。これらのデ
ータは、総て蓄積され販売サービス終了時等にまとめて
情報処理装置1に転送する。顧客がクレジットによる購
入を希望する場合については、端末14から情報処理装
置1に処理を依頼する。
ある。同図において、数字符号1〜4、6〜15は図3
と同様であり、16は小型の処理装置を示している。該
小型処理装置は、先にも述べた付加点数(ポイント)の
加算、減算を行いその結果を磁気カード等の記憶手段を
有するカードに書き込み、読み出し、該情報を記憶する
機能を有している。そして、端末14はレジスタ機能を
有しているから通常の商品購入に関しては、端末からの
入力をその都度情報処理装置1に送る必要はなく、端末
14と処理装置16とによって処理できる。これらのデ
ータは、総て蓄積され販売サービス終了時等にまとめて
情報処理装置1に転送する。顧客がクレジットによる購
入を希望する場合については、端末14から情報処理装
置1に処理を依頼する。
【0033】顧客の磁気カードやICカード等のカード
に付加点数情報を書き込むようにしている場合において
も、この実施例のシステムでは、前述のように処理装置
16で付加点数の処理ができるので、端末独自で処理を
行いその結果をカードに記録し読み出すようにすること
ができる。このような構成の場合、端末14のレスポン
スが向上する。また、万一情報処理装置1が故障したと
きにおいても顧客がクレジット購入を希望する場合を除
いては、付加点数に係る処理を含めて総て正常に処理す
ることができる。上記以外の動作については、第1の実
施例の場合と同様である。
に付加点数情報を書き込むようにしている場合において
も、この実施例のシステムでは、前述のように処理装置
16で付加点数の処理ができるので、端末独自で処理を
行いその結果をカードに記録し読み出すようにすること
ができる。このような構成の場合、端末14のレスポン
スが向上する。また、万一情報処理装置1が故障したと
きにおいても顧客がクレジット購入を希望する場合を除
いては、付加点数に係る処理を含めて総て正常に処理す
ることができる。上記以外の動作については、第1の実
施例の場合と同様である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、比
較的小規模の商品販売管理システムによってクレジット
販売管理を行うことができ、クレジット販売の都度、一
々大型のシステムにアクセスする必要がなく、該商品販
売管理システム自身でクレジットカードの発行や販売管
理を行うことができるから、顧客との対応が迅速に行わ
れ、サービス性が向上する利点がある。また、大型のク
レジット販売システムとの連携によって、小規模のシス
テム限りの狭い範囲の情報に限らず、大型システムがカ
バーする広い範囲から得られる顧客のクレジット情報を
利用することができるので、信頼性の高い信用情報等を
得ることができ、債権の焦げ付き事故等を未然に防止で
きる。また、小規模の商品販売管理システム側で必要な
範囲の顧客に関するクレジット情報を利用できるから、
顧客の販売管理情報とクレジット管理とを合わせた一元
的な管理が可能となる。
較的小規模の商品販売管理システムによってクレジット
販売管理を行うことができ、クレジット販売の都度、一
々大型のシステムにアクセスする必要がなく、該商品販
売管理システム自身でクレジットカードの発行や販売管
理を行うことができるから、顧客との対応が迅速に行わ
れ、サービス性が向上する利点がある。また、大型のク
レジット販売システムとの連携によって、小規模のシス
テム限りの狭い範囲の情報に限らず、大型システムがカ
バーする広い範囲から得られる顧客のクレジット情報を
利用することができるので、信頼性の高い信用情報等を
得ることができ、債権の焦げ付き事故等を未然に防止で
きる。また、小規模の商品販売管理システム側で必要な
範囲の顧客に関するクレジット情報を利用できるから、
顧客の販売管理情報とクレジット管理とを合わせた一元
的な管理が可能となる。
【0035】請求項4の発明においては、クレジットに
よる商品の購入以外の付加点数の計算等の処理をその都
度、商品販売管理システムの情報処理装置に依頼するこ
となく端末側で行うことができる。従って、良好なレス
ポンスを期待できると共にホストである前期情報処理装
置が故障したような場合においても端末側限りでサービ
スを続行できる利点がある。
よる商品の購入以外の付加点数の計算等の処理をその都
度、商品販売管理システムの情報処理装置に依頼するこ
となく端末側で行うことができる。従って、良好なレス
ポンスを期待できると共にホストである前期情報処理装
置が故障したような場合においても端末側限りでサービ
スを続行できる利点がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】顧客ファイルの内容の例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図である。
【符号の説明】 1, 情報処理装置 2, ファイル 3, ディスプレイ装置 4, キーボード 5, 端末 6, 回線対応部 7, ファクシミリ装置 8, ファクシミリ装置 9, 情報処理装置 10, ファイル 11, ディスプレイ装置 12, キーボード 13, 回線対応部 14, 端末 15, カード 16, 小型の処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 敏男 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (72)発明者 風間 眞一 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (72)発明者 佐藤 博一 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (72)発明者 太田 次 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (72)発明者 打田 公孝 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (72)発明者 長野 睦 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (72)発明者 室住 淳一 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (72)発明者 加藤 喜一 東京都文京区本郷3丁目33番5号日本信 販株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−82392(JP,A) 特開 昭59−94168(JP,A) 特開 平4−262493(JP,A) 特開 平4−70993(JP,A) 特開 平5−89372(JP,A) 特開 平3−196394(JP,A)
Claims (4)
- 【請求項1】顧客の商品購入に係る情報を管理する情報
処理システムAと、主として、顧客のクレジットによる
商品購入に係る情報を管理する情報処理システムBとを
連携させ、情報処理システムAにおける顧客の識別番号
と情報処理システムBにおける顧客の識別番号とが異な
る場合にこれらの識別番号を対応させる手段を少なくと
も一方の情報処理システムに設け、情報処理システムA
に、顧客の識別番号に対応した該顧客のクレジット利用
限度額を設定し、当該顧客のクレジットを利用しての商
品購入ごとに、上記クレジット利用限度額を更新すると
共に、AおよびBにおいて、情報処理システムA、B間
で授受した情報に基づいて、顧客ごとのクレジットによ
る商品購入に係る情報を更新することを特徴とする商品
販売管理方法。 - 【請求項2】顧客の商品購入に係る情報を管理する手段
を有する情報処理システムであって、主として顧客のク
レジットによる商品購入に係る情報を管理する他の情報
処理システムと連携する手段を備えると共に、前記他の
情報処理システムにおける顧客の識別番号と自情報処理
システムにおける顧客の識別番号とが異なる場合にこれ
らの識別番号を対応させる手段を有し、自情報処理シス
テムに、顧客の識別番号に対応した該顧客のクレジット
利用限度額を設定し、当該顧客のクレジットを利用して
の商品購入ごとに、上記クレジット利用限度額を更新す
る手段を設けると共に、前記他の情報処理システムとの
間で授受した情報に基づいて、顧客ごとのクレジットに
よる商品購入に係る情報を更新する手段を設けたことを
特徴とする商品販売管理システム。 - 【請求項3】自情報処理システムに接続されたターミナ
ルから通知された購入額に応じて付加点数を計算し該付
加点数およびその累積値を前記ターミナルに通知する手
段と、商品のクレジットによる購入に係るターミナルか
らの照会に対し、必要情報を通知する手段とを備えた請
求項2記載の商品販売管理システム。 - 【請求項4】自情報処理システムに接続したターミナル
に購入額に応じて付加点数を計算し、該付加点数および
その累積値を蓄積して、これを自情報処理システムに通
知する手段を設けると共に、自情報処理システムに、商
品のクレジットによる購入に係るターミナルからの照会
に対し、必要情報を通知する手段を備えた請求項2記載
の商品販売管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17585893A JP2753940B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 商品販売管理方法および該方法に用いるシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17585893A JP2753940B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 商品販売管理方法および該方法に用いるシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785373A JPH0785373A (ja) | 1995-03-31 |
JP2753940B2 true JP2753940B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=16003433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17585893A Expired - Fee Related JP2753940B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 商品販売管理方法および該方法に用いるシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753940B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002024717A (ja) * | 2000-07-04 | 2002-01-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 小額代金支払い用カードシステム |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP17585893A patent/JP2753940B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0785373A (ja) | 1995-03-31 |
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