JP2753605B2 - マレイン酸誘導体−イソブチレン共重合体およびその製造法 - Google Patents
マレイン酸誘導体−イソブチレン共重合体およびその製造法Info
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/30—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
- C08F8/32—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups by reaction with amines
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマレイン酸誘導体とイソブチレンとの新規な
共重合体に関する。本発明の共重合体は、ネガタイプの
感光性平板印刷版又は蝕刻用感光性レジスト用感光性樹
脂として有用である。
共重合体に関する。本発明の共重合体は、ネガタイプの
感光性平板印刷版又は蝕刻用感光性レジスト用感光性樹
脂として有用である。
従来技術 マレイン酸誘導体とイソブチレンとの共重合体として
は、N−(ヒドロキシフェニル)マレイミドとイソブチ
レンとの共重合体(特開昭62−151409号)がある。ま
た、側鎖にビニル基を有するマレイン酸の共重合体とし
ては、永松元太郎、乾英夫著「感光性高分子」、246〜2
47頁(1977年)に記載の側鎖にアリルアミノ基を導入し
たエチレン−無水マレイン酸共重合体、あるいはメチル
ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体に2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、さらにはグリシジルアレー
トを反応させた共重合体が開示されている。
は、N−(ヒドロキシフェニル)マレイミドとイソブチ
レンとの共重合体(特開昭62−151409号)がある。ま
た、側鎖にビニル基を有するマレイン酸の共重合体とし
ては、永松元太郎、乾英夫著「感光性高分子」、246〜2
47頁(1977年)に記載の側鎖にアリルアミノ基を導入し
たエチレン−無水マレイン酸共重合体、あるいはメチル
ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体に2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、さらにはグリシジルアレー
トを反応させた共重合体が開示されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、これらの共重合体は、印刷用の感光性
樹脂として用いた場合、いずれも耐摩耗性、親油性、支
持体との接着性、現像性、保存安定性などの点で未だ充
分な特性を有していない。
樹脂として用いた場合、いずれも耐摩耗性、親油性、支
持体との接着性、現像性、保存安定性などの点で未だ充
分な特性を有していない。
本発明の目的は、優れた親油性、現像性を有し保存安
定性にも優れたする感光性印刷版用、および蝕刻用の感
光性を有する共重合体を提供することである。本発明者
らは、かかる観点から従来公知の共重合体の問題点につ
いて鋭意検討をおこなった結果、感光性組成物として用
いる場合、他の添加剤との相溶性がよく、平版印刷版レ
ジストとして要求されている耐摩耗性、親油性、支持体
との接着性、現像性、保存性に優れた感光性高分子化合
物を見い出した。
定性にも優れたする感光性印刷版用、および蝕刻用の感
光性を有する共重合体を提供することである。本発明者
らは、かかる観点から従来公知の共重合体の問題点につ
いて鋭意検討をおこなった結果、感光性組成物として用
いる場合、他の添加剤との相溶性がよく、平版印刷版レ
ジストとして要求されている耐摩耗性、親油性、支持体
との接着性、現像性、保存性に優れた感光性高分子化合
物を見い出した。
課題を解決するための手段 本発明は下式: [式中、R1は−CH2CH(OH)−CH2−R4でありR4はビニル
基を有する基;R2はシクロアルキル、アラルキル、置換
または非置換のフェニル基により置換されたアミノ基、
あるいはアミノ酸残基を意味する。] で表される構造単位からなるマレイン酸誘導体−イソブ
チレン共重合体を提供するものである。
基を有する基;R2はシクロアルキル、アラルキル、置換
または非置換のフェニル基により置換されたアミノ基、
あるいはアミノ酸残基を意味する。] で表される構造単位からなるマレイン酸誘導体−イソブ
チレン共重合体を提供するものである。
該共重合体において、R4のビニル基を有する基として
は、例えば、アクリロイル、メタクリロイル、アリルオ
キシ、スチリルオキシ、シンナミルなどが挙げられる。
は、例えば、アクリロイル、メタクリロイル、アリルオ
キシ、スチリルオキシ、シンナミルなどが挙げられる。
R2としては、例えばシクロプロピルアミノ、シクロブ
チルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルア
ミノ等のシクロアルキル置換アミノ基;アニリノ、p−
トルイジノ、p−n−ブチルアニリノ、α−ナフチルア
ミノ、β−ナフチルアミノ等の置換または非置換のアリ
ール置換アミノ基;ベンジルアミドなどのアラルキル置
換アミノ基、あるいはカルボキシメチルアミノ、2−カ
ルボキシメチルアミノ、3−カルボキシエチルアミノ、
m−カルボキシアニリノ等のアミノ酸残基であるアミノ
基が挙げられる。
チルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルア
ミノ等のシクロアルキル置換アミノ基;アニリノ、p−
トルイジノ、p−n−ブチルアニリノ、α−ナフチルア
ミノ、β−ナフチルアミノ等の置換または非置換のアリ
ール置換アミノ基;ベンジルアミドなどのアラルキル置
換アミノ基、あるいはカルボキシメチルアミノ、2−カ
ルボキシメチルアミノ、3−カルボキシエチルアミノ、
m−カルボキシアニリノ等のアミノ酸残基であるアミノ
基が挙げられる。
重合体中、R1およびR2は、それぞれに共重合体の耐摩
耗性、親油性、および他の樹脂との相溶性、感光液溶剤
との溶解性、又は現像液に対する易溶性、感度等に影響
する。すなわち、l(またはl′)は5〜15モル%であ
るのが好ましい。lが5モル%より少ないと焼付時の感
度の低下をきたし、又、皮膜の摩耗強度が弱くなる。一
方、15モル%より多いと感光性溶剤に対する溶解性が悪
くなる。
耗性、親油性、および他の樹脂との相溶性、感光液溶剤
との溶解性、又は現像液に対する易溶性、感度等に影響
する。すなわち、l(またはl′)は5〜15モル%であ
るのが好ましい。lが5モル%より少ないと焼付時の感
度の低下をきたし、又、皮膜の摩耗強度が弱くなる。一
方、15モル%より多いと感光性溶剤に対する溶解性が悪
くなる。
また、m(またはm′)は20〜40モル%であるのが好
ましい。mが20モル%未満であると焼付時、感度の低下
をきたし皮膜強度が弱くなり、又、感光液とした場合の
溶剤の選定が狭くなる。一方、40モル%を越えるとアル
カリ現像液に溶けやすく、現像時間が短くなりすぎ作業
性が悪くなる。
ましい。mが20モル%未満であると焼付時、感度の低下
をきたし皮膜強度が弱くなり、又、感光液とした場合の
溶剤の選定が狭くなる。一方、40モル%を越えるとアル
カリ現像液に溶けやすく、現像時間が短くなりすぎ作業
性が悪くなる。
さらに、(l+m+n)/qは0.1〜10であるのが好ま
しい。この値が0.1未満であると感光性樹脂としての性
能が劣り、一方、10を越えると被膜が弱くなる。
しい。この値が0.1未満であると感光性樹脂としての性
能が劣り、一方、10を越えると被膜が弱くなる。
本発明共重合体の好ましい構造の典型的なものとして
は、次の式(II a)、(II b)、(II c)および(II
d)の構造単位を有する共重合体が挙げられる。
は、次の式(II a)、(II b)、(II c)および(II
d)の構造単位を有する共重合体が挙げられる。
かかる本発明光重合体の平均重合度は300〜1100であ
る。
る。
本発明共重合体の好ましい製造方法としては、イソブ
テンと無水マレイン酸の下記(III): [平均重合度rは300〜1100である。] で表される共重合物を用い、その側鎖又は末端の遊離酸
基にアミノ化合物、ついでエポキシ基とビニル基とを有
する重合性単量体を反応させる。
テンと無水マレイン酸の下記(III): [平均重合度rは300〜1100である。] で表される共重合物を用い、その側鎖又は末端の遊離酸
基にアミノ化合物、ついでエポキシ基とビニル基とを有
する重合性単量体を反応させる。
すなわち、無水マレイン酸−イソブチレン共重合体を
加熱下、溶媒に溶解する。しかる後、1次反応としてア
ニリンなどのアミノ化合物を添加して、反応温度120℃
〜60℃にて6〜20時間程度の反応を行う。続いて、重合
禁止剤(ハイドロキノン)を添加後、2次反応としてビ
ニル基を含むエポキシ化合物を添加し反応を行う。反応
終了後、反応液の温度を室温まで低下し、反応樹脂を得
る。つぎに、得られた樹脂を洗浄し、洗浄水が中性にな
るまで充分洗浄して濾過を行い、しかる後メタノールで
精製を行い、樹脂を乾燥する。
加熱下、溶媒に溶解する。しかる後、1次反応としてア
ニリンなどのアミノ化合物を添加して、反応温度120℃
〜60℃にて6〜20時間程度の反応を行う。続いて、重合
禁止剤(ハイドロキノン)を添加後、2次反応としてビ
ニル基を含むエポキシ化合物を添加し反応を行う。反応
終了後、反応液の温度を室温まで低下し、反応樹脂を得
る。つぎに、得られた樹脂を洗浄し、洗浄水が中性にな
るまで充分洗浄して濾過を行い、しかる後メタノールで
精製を行い、樹脂を乾燥する。
本発明共重合体の製造に用いられる無水マレイン酸−
イソブチレン共重合体としては平均分子量5.5〜17×104
のものが用いられる。
イソブチレン共重合体としては平均分子量5.5〜17×104
のものが用いられる。
本発明共重合体の製造の1次反応に用いられるアミノ
化合物としては、例えばシクロプロピルアミン、シクロ
ブチルアミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシル
アミン等の脂環式アミン、アニリン、p−トルイジン、
ベンジルアミン、p−n−ブチルアニリン、α−ナフチ
ルアミン、β−ナフチルアミン等の芳香族アミン、グリ
シン、β−アミノプロピオン酸、γ−アミノ酪酸、m−
アミノ安息香酸等のアミノ酸などが挙げられる。
化合物としては、例えばシクロプロピルアミン、シクロ
ブチルアミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシル
アミン等の脂環式アミン、アニリン、p−トルイジン、
ベンジルアミン、p−n−ブチルアニリン、α−ナフチ
ルアミン、β−ナフチルアミン等の芳香族アミン、グリ
シン、β−アミノプロピオン酸、γ−アミノ酪酸、m−
アミノ安息香酸等のアミノ酸などが挙げられる。
1次反応に用いられる前記原料共重合体とアミノ化合
物との割合は、無水マレイン酸単位1モルに対してアミ
ノ化合物0.5〜1.5モルであるのが好ましい。
物との割合は、無水マレイン酸単位1モルに対してアミ
ノ化合物0.5〜1.5モルであるのが好ましい。
該反応に用いられる溶媒としては、ジメチルホルムア
ミド(DMF)が代表的であるが、その他ジメチルスルホ
キシド、ジオキサンなどが挙げられる。
ミド(DMF)が代表的であるが、その他ジメチルスルホ
キシド、ジオキサンなどが挙げられる。
また、2次反応に用いられるビニル基およびエポキシ
基を有する重合単量体としては、例えば、グリシジル−
アクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリ
シジルエーテル、スチリルグリシジルシンナメート等の
化合物が挙げられる。
基を有する重合単量体としては、例えば、グリシジル−
アクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリ
シジルエーテル、スチリルグリシジルシンナメート等の
化合物が挙げられる。
該反応に用いられる重合単量体の割合は無水マレイン
酸単位1モルに対して前記単量体0.5〜1.5モルであるの
が好ましい。
酸単位1モルに対して前記単量体0.5〜1.5モルであるの
が好ましい。
1次反応後に添加される重合禁止剤としては、例えば
ハイドロキノン、メチルハイドロキノンなどのハイドロ
キノン誘導体、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾー
ルなどのフェノール誘導体、その他ニトロベンゼンある
いはその誘導体等の公知の熱重合禁止剤を用いることが
できる。
ハイドロキノン、メチルハイドロキノンなどのハイドロ
キノン誘導体、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾー
ルなどのフェノール誘導体、その他ニトロベンゼンある
いはその誘導体等の公知の熱重合禁止剤を用いることが
できる。
かくして得られた本発明の共重合体は、感光性材料と
して用いる場合、芳香族ジアゾ縮合物の有機酸塩又は光
重合開始剤及び光増感剤など他の添加剤との相溶性がよ
く、平版印刷版レジストとして要求されている耐摩耗
性、親油性、支持体との接着性、現像性、保存性に優れ
る。本発明の共重合体に、適宜の他の樹脂、染料及顔
料、感光剤、光反応開始剤、光増感剤を配合することに
より感光性樹脂組成物が得られる。このようにして得ら
れた感光性組成物を用いたネガ型感光液によるPS板は特
に経時安定性に優れる。
して用いる場合、芳香族ジアゾ縮合物の有機酸塩又は光
重合開始剤及び光増感剤など他の添加剤との相溶性がよ
く、平版印刷版レジストとして要求されている耐摩耗
性、親油性、支持体との接着性、現像性、保存性に優れ
る。本発明の共重合体に、適宜の他の樹脂、染料及顔
料、感光剤、光反応開始剤、光増感剤を配合することに
より感光性樹脂組成物が得られる。このようにして得ら
れた感光性組成物を用いたネガ型感光液によるPS板は特
に経時安定性に優れる。
実施例 つぎに本発明を実施例にもとづきさらに具体的に説明
する。
する。
実施例1 撹拌機、温度計をとりつけた4口フラスコにDMF200g
と無水マレイン酸−イソブチレン共重合体((共重合比
1:1)クラレ製イソバン−04)61.6gを入れ、80℃で完全
に溶解させる。しかる後、1次反応としてアニリン37.2
gを添加して、反応温度80〜85℃にて9時間の反応を計
る。続いて2次反応としてハイドロキノン1.0gを添加
後、グリシジルメタアクリレート56.8gを添加し、反応
温度同じく80〜85℃で9時間の反応を計る。反応終了
後、反応液を20〜25℃に落とし、倍量のメタノールで希
釈して、塩酸による弱酸水中に撹拌し乍ら希釈反応液を
滴下して反応樹脂をとり出す。続いて、樹脂を洗浄し、
洗浄水が中性に成る迄十分洗浄して濾過を行い、しかる
後、メタノールで十分精製を行い樹脂を乾燥する。出来
上がった樹脂の酸価は90であった。元素分析値は、C;6
7.7%、H;6.9%、N;4.5%、O;21.2%であった。
と無水マレイン酸−イソブチレン共重合体((共重合比
1:1)クラレ製イソバン−04)61.6gを入れ、80℃で完全
に溶解させる。しかる後、1次反応としてアニリン37.2
gを添加して、反応温度80〜85℃にて9時間の反応を計
る。続いて2次反応としてハイドロキノン1.0gを添加
後、グリシジルメタアクリレート56.8gを添加し、反応
温度同じく80〜85℃で9時間の反応を計る。反応終了
後、反応液を20〜25℃に落とし、倍量のメタノールで希
釈して、塩酸による弱酸水中に撹拌し乍ら希釈反応液を
滴下して反応樹脂をとり出す。続いて、樹脂を洗浄し、
洗浄水が中性に成る迄十分洗浄して濾過を行い、しかる
後、メタノールで十分精製を行い樹脂を乾燥する。出来
上がった樹脂の酸価は90であった。元素分析値は、C;6
7.7%、H;6.9%、N;4.5%、O;21.2%であった。
得られた共重合体のNMRスペクトルを第1図に、赤外
線吸収スペクトルを第2図に示す。
線吸収スペクトルを第2図に示す。
発明の効果 本発明の共重合体は、芳香族ジアゾ縮合物の有機酸塩
又は光重合開始剤及び光増感剤との相溶性が良好であ
り、平版印刷版レジストとして要求されている耐摩耗
性、親油性、支持体との接着性、現像性、保存性に優れ
る。
又は光重合開始剤及び光増感剤との相溶性が良好であ
り、平版印刷版レジストとして要求されている耐摩耗
性、親油性、支持体との接着性、現像性、保存性に優れ
る。
第1図は実施例1にて得られた共重合体のNMRスペクト
ル図、第2図は赤外線吸収スペクトル図である。
ル図、第2図は赤外線吸収スペクトル図である。
Claims (4)
- 【請求項1】下式: [式中、R1は−CH2CH(OH)−CH2−R4でありR4はビニル
基を有する基;R2はシクロアルキル、アラルキル、置換
または非置換のフェニル基により置換されたアミノ基、
あるいはアミノ酸残基を意味する。また、l、m、n及
びqの割合はlが5〜15モル%、mが20〜40モル%、n
が75〜45モル%であり、(l+m+n)/q=0.1〜10で
あって、平均重合度が300〜1100である。] で表される構造単位からなるマレイン酸誘導体−イソブ
チレン共重合体。 - 【請求項2】R4がアクリロイル、メタクリロイル;R2が
アニリノ、シクロ置換アルキルアミノである前記第
(1)項の共重合体。 - 【請求項3】前記共重合体が下式: [式中、また、l′、m′、n′及びq′の割合はl′
が5〜15モル%、m′が20〜40モル%、n′が75〜45モ
ル%であり、(l′+m′+n′)/q′=0.1〜10であ
って、平均重合度が300〜1100である。] で表される構造単位からなる前記第(1)項の共重合
体。 - 【請求項4】下式: [平均重合度rは300〜1100である。] で表されるイソブチレンと無水マレイン酸の共重合体に
アミノ化合物を反応させ、ついでエポキシ基とビニル基
とを有する重合性単量体を反応させることを特徴とする
前記第(1)項のマレイン酸誘導体−イソブチレン共重
合体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63045439A JP2753605B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | マレイン酸誘導体−イソブチレン共重合体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63045439A JP2753605B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | マレイン酸誘導体−イソブチレン共重合体およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01217009A JPH01217009A (ja) | 1989-08-30 |
JP2753605B2 true JP2753605B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=12719353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63045439A Expired - Lifetime JP2753605B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | マレイン酸誘導体−イソブチレン共重合体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753605B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63314205A (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-22 | Ube Ind Ltd | 光硬化性組成物 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63045439A patent/JP2753605B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01217009A (ja) | 1989-08-30 |
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