JP2752639B2 - 操作スイッチの制御装置 - Google Patents

操作スイッチの制御装置

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JP2752639B2
JP2752639B2 JP63191047A JP19104788A JP2752639B2 JP 2752639 B2 JP2752639 B2 JP 2752639B2 JP 63191047 A JP63191047 A JP 63191047A JP 19104788 A JP19104788 A JP 19104788A JP 2752639 B2 JP2752639 B2 JP 2752639B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電装品の動作システムを作動制御する操
作スイッチの制御装置に関する。
[従来の技術] 従来、例えば、自動車等の車両に搭載される電装品と
しては、ラジオ受信機、オーディオセット、及び空調装
置などが広く知られているが、近年では、これらに加え
て、テレビ受信機、電話装置、あるいはナビゲーション
システムなどについても、車載用のものが実用化されて
いる。
これら数多くの電装品を搭載する場合、各電装品毎に
その操作部を設けたのでは操作性が悪く、また、スペー
スの限られた車室内において上記電装品の全てを運転席
の近傍に配置することは不可能である。
このため、各電装品の操作部及び動作状態等の表示部
を共通化することが考えられており、例えば特開昭60-1
21142号公報では、ファンクションキー群を設けて作動
制御すべき電装品の種類を選択できるようにし、各電装
品の動作システムの操作キーを共通化することにより、
全ての電装品の操作部を一箇所にまとめて設置すること
ができるようにしたものが提案されている。
また、各電装品の動作システムを作動制御する操作ス
イッチをテレビ画面上に表示するとともに、この画面の
周囲に、探査線が縦横に交差するように、例えば赤外線
センサを配置し、操作スイッチの画面上での表示部分を
指で直接タッチすると、これを感知した赤外線センサか
らのマトリックス信号により電装品の動作システムが作
動制御されるようにした操作スイッチの表示制御装置が
知られている。この表示制御装置では、画面表示を変え
ることにより、多数の電装品についてその操作部及び動
作状態の表示部を共通化することができる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、車両に搭載される電装品が多くなり、乗員
が取り扱うべき操作スイッチの数及び種類が多くなるほ
ど、これらスイッチに対する誤操作の可能性も不可避的
に多くなる。そして、この誤操作に伴って電装品の動作
に関しロスタイムが生じるという問題があった。例え
ば、上述のように操作スイッチをテレビ画面上に表示す
るようにしたものの場合を1つの例にとって説明すれ
ば、上記車載用のテレビ受信機の場合、スペース上の制
約等のため画面サイズを余り大きくすることができず、
また、操縦性及び前方視野の確保のために、通常、上記
テレビ画面は、運転者の目の位置よりもかなり下方に配
置されている。
このため、テレビ画面上に表示された操作スイッチを
タッチ操作する場合、例えば第8図に示すように、例え
ばカソードレイチューブ52(CRT)により映し出された
表示画面50において、運転者が見る操作スイッチ53の画
面50上の位置と該操作スイッチ53の画面50上の実際の位
置との間にずれが生じ、上記操作スイッチ53を操作する
つもりが、該スイッチ53よりも上方に位置する操作スイ
ッチ54にタッチしてしまう場合がある。そして、この誤
操作されたスイッチ54により作動させられる電装品の動
作システムの呼び出し時間が経過し終えるまでは、他の
操作スイッチの入力は受付けられず、上記操作スイッチ
53を再操作して入力することができないので、特に、上
記呼び出し時間が長い場合には長時間のロスタイムが生
じるという問題がある。
このため、入力された操作スイッチの表示色を入力時
に特定の色へ変更させることにより、入力された操作ス
イッチを容易に視認させるようにしたものが知られてい
るが、この場合でも、表示色の変更によって入力された
操作スイッチを視認した時点では、当該電装品の動作シ
ステムは既に作動されているので、上記の場合と同様
に、スイッチの誤操作によるロスタイムの発生を防止す
ることはできない。
このように、車両に搭載される電装品が多くなって乗
員が取り扱うべき操作スイッチの数および種類が多くな
るほど、一般にスイッチの誤操作が生じ易くなり、この
誤操作に伴ってロスタイムが発生するという難点があっ
た。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、動
作時間がそれぞれ異なる複数の動作システムを各々作動
制御する複数の操作スイッチを入力操作するに際して、
操作スイッチの誤操作に伴うロスタイムの発生防止を図
ることができる操作スイッチの制御装置を提供すること
を基本的な目的とする。
[課題を解決するための手段] このため、本願の第1の発明は、動作時間がそれぞれ
異なる複数の動作システムを各々作動制御する複数の操
作スイッチを制御する操作スイッチの制御装置であっ
て、上記複数の操作スイッチのうちのどの操作スイッチ
が入力されたかを検出する操作スイッチ検出手段と、上
記操作スイッチに対する入力の継続時間を検出する入力
継続時間検出手段と、該入力継続時間検出手段の検出結
果と、各操作スイッチに対して設定された所定時間とを
比較する比較判定手段とを備えるとともに、上記各操作
スイッチは、該操作スイッチに対して上記所定時間以上
継続して入力されたときにのみ上記動作システムを作動
制御することができ、かつ、上記所定時間は、各操作ス
イッチにより作動制御されるべき各々の動作システムの
動作時間に応じて、各操作スイッチ毎にそれぞれ設定さ
れていることを特徴としたものである。
また、本願の第2の発明は、上記第1の発明におい
て、上記所定時間は、当該操作スイッチにより作動制御
されるべき動作システムの動作時間が長いほど長く設定
されていることを特徴としたものである。
更に、本願の第3の発明は、上記第2の発明におい
て、上記所定時間の長さは、上記動作システムの動作時
間の長さに正比例するように設定されていることを特徴
としたものである。
また更に、本願の第4の発明は、上記第1〜第3の発
明のいずれか一において、上記操作スイッチに対して上
記所定時間以上継続して入力されたことを報知する報知
手段が設けられていることを特徴としたものである。
また、本願の第5の発明は、動作時間がそれぞれ異な
る少なくとも二つの動作システムを各々作動制御する二
つの操作スイッチを制御する操作スイッチの制御装置で
あって、上記二つの操作スイッチのうちの一方の操作ス
イッチが入力されたことを検出する操作スイッチ検出手
段と、上記一方の操作スイッチが入力された場合におい
て、該一方の操作スイッチに対する入力の継続時間を検
出する入力継続時間検出手段と、該入力継続時間検出手
段の検出結果と、上記一方の操作スイッチに対して設定
された第1の所定時間とを比較判定手段とを備え、上記
第1の所定時間は他方の操作スイッチに対応する第2の
所定時間よりも長く設定されており、上記一方の操作ス
イッチは、該一方の操作スイッチに対して上記第1の所
定時間以上継続して入力されたときにのみ上記動作シス
テムを作動制御することができることを特徴したもので
ある。
更に、本願の第6の発明は、上記第5の発明におい
て、上記一方の操作スイッチに対して上記第1の所定時
間以上継続して入力されたことを報知する報知手段が設
けられていることを特徴としたものである。
また更に、本願の第7の発明は、上記第1〜第6の発
明のいずれか一において、上記各操作スイッチは、表示
手段上に表示されることを特徴としたものである。
[発明の効果] 本願の第1の発明によれば、各操作スイッチを、所定
時間以上継続して入力されたときにのみ動作スイッチを
作動制御可能とするように設定したので、スイッチ操作
時、当該操作スイッチを上記所定時間(ホールドタイ
ム)以上継続して入力し続けなければ動作システムは作
動せず、この間に自分が操作した操作スイッチを確認
し、間違っていることに気が付いた場合には容易に再操
作することができるので、誤操作に伴うロスタイムの発
生を有効に防止することができる。
また、上記所定時間(ホールドタイム)を、各操作ス
イッチにより作動制御されるべき各々の動作システムの
動作時間に応じて、各操作スイッチ毎にそれぞれ設定す
るようにしたので、動作時間の長い操作スイッチに対し
ては、十分な長さのホールドタイムを設けて誤操作に伴
うロスタイムの発生防止を図り、一方、動作時間が短い
操作スイッチに対しては、上記ホールドタイムを短くし
てその操作を可能にすることができる。すなわち、上記
ホールドタイムを各動作システムについて一律に設けた
のでは、動作時間がホールドタイムよりも短いものの場
合には対応することができず、また、上記ホールドタイ
ムを全動作システムの動作時間のうちで最短のものより
も短く設定したのでは、ホールドタイムが短か過ぎて入
力された操作スイッチを十分に確認することができない
という難点があるが、上記のように、各操作スイッチ毎
に、作動制御すべき動作システムの動作時間に応じてホ
ールドタイムを設定することにより、最適のホールドタ
イムをそれぞれ設定することができ、ホールドタイムを
一律とした場合の不具合を解消することができる。
また、本願の第2の発明によれば、基本的には、上記
第1の発明と同様の効果を奏することができる。特に、
上記所定時間(ホールドタイム)は、当該操作スイッチ
により作動制御されるべき動作システムの動作時間が長
いほど長く設定されているので、各操作スイッチについ
て、作動制御すべき動作システムの動作時間に応じたよ
り好適なホールドタイムの設定を行うことができる。
更に、本願の第3の発明によれば、基本的には、上記
第1の発明と同様の効果を奏することができ、特に、上
記所定時間(ホールドタイム)の長さは、上記動作シス
テムの動作時間の長さに正比例するように設定されてい
るので、各操作スイッチについて、作動制御すべき動作
システムの動作時間に正比例したより一層好適なホール
ドタイムの設定を行うことができる。
また更に、本願の第4の発明によれば、基本的には、
上記第1〜第3の発明のいずれか一と同様の効果を奏す
ることができる。特に、上記報知手段が設けられている
ので、上記操作スイッチに対して上記所定時間(ホール
ドタイム)以上継続して入力された際には、これを操作
者に報知することができ、利便性が向上する。
また、本願の第5の発明によれば、二つの操作スイッ
チのうち一方の操作スイッチについて、当該操作スイッ
チに対し設定された第1の所定時間(ホールドタイム)
以上継続して入力されたときにのみ動作システムを作動
制御可能とするように設定したので、スイッチ操作時、
当該操作スイッチをそのホールドタイム以上継続して入
力し続けなければ動作システムは作動しない。上記一方
の操作スイッチのホールドタイム(第1の所定時間)は
他方の操作スイッチに対応する第2の所定時間よりも長
く設定されており、上記一方の操作スイッチを入力した
際には、そのホールドタイム期間内に自分が操作した操
作スイッチを確認し、間違っている場合には、他方の操
作スイッチを入力して再操作することができ、誤操作に
伴うロスタイムの発生を有効に防止することができる。
また、本願の第6の発明によれば、基本的には、上記
第5の発明と同様の効果を奏することができる。特に、
上記報知手段が設けられているので、上記操作スイッチ
に対して上記第1の所定時間(ホールドタイム)以上継
続して入力された際には、これを操作者に報知すること
ができ、利便性が向上する。
また更に、本願の第7の発明によれば、基本的には、
上記第1〜第6の発明のいずれか一と同様の効果を奏す
ることができる。特に、上記各操作スイッチは表示手段
上に表示されるようにしたので、多数の電装品について
その動作システムの操作スイッチの表示部を共通化する
ことが可能となり、省スペース化を図ることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を、例えば、多数の電装品の
操作スイッチを表示手段上に表示し得る操作スイッチの
表示制御装置に適用した場合について、添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図に示すように、本実施例に係る操作スイッチの
表示制御装置1は、例えばCRT2a(カソードレイチュー
ブ)で構成された表示装置2と、該表示装置2の表示画
面10を変更・制御するためのCRTコントローラ3と、上
記表示画面10に表示された複数の操作スイッチのうちの
どのスイッチが入力(タッチ操作)されたかを検知する
ためのデコーダ4と、例えばマイクロコンピュータで構
成されたコントロールユニット5と、各電装品の動作シ
ステムに対する操作スイッチの画像処理データを記憶す
るビデオRAM6とを備えている。
上記コントロールユニット5には、例えば、ラジオ受
信機7やコンパクトディスク(CD)プレーヤ8などの電
装品が信号授受可能に接続されており、また、上記表示
装置2は、CRTコントローラ3及びビデオRAM6を介して
コントロールユニット5に接続されて、該コントロール
ユニット5のマイクロコンピュータで作成した画像処理
データをビデオRAM6により記憶するとともに、その記憶
データに基づいてCRTコントローラ3によって表示装置
2の表示画面10上に所定の画面を表示させるようになっ
ている。
上記表示装置2の表示画面10の周囲には、第2図に詳
しく示すように、該表示画面10の上部に所定間隔を隔て
て配置された多数の赤外線発光部11が設けられる一方、
表示画面10の下部には、上記赤外線発光部11から発光さ
れた赤外線を受光するための赤外線受光部12,…,12が上
記赤外線発光部11,…,11に対向して設けられている。こ
の赤外線発光部11,…,11及び赤外線受光部12,…,12は、
上下方向だけでなく左右方向にも設けられており、赤外
線は、表示画面10の表面に沿って上下方向及び左右方向
にそれぞれ平行に互いに交差状態で発光されている。そ
して、表示画面10上の一部をタッチすると、その部分に
対応した赤外線の受光が妨げられて、上記赤外線受光部
12,…,12はデコーダ4に対してマトリックス信号を出力
し、この出力信号はデコーダ4で処理されてコントロー
ルユニット5に入力される。
従って、上記表示画面10に表示された画像の操作スイ
ッチを押し操作(タッチ)すると、そのタッチされた位
置から操作されたスイッチが検知され、上記コントロー
ルユニット5は、その操作スイッチに応じて、ビデオRA
M6に命令信号を出力して所定の画像を呼び出すととも
に、CRTコントローラ3によりこの画像を表示装置2の
表示画面10上に表示させる。又は、タッチされた操作ス
イッチに応じて、電装品7又は8に所定の作動を行わせ
るべく、これら電装品7又は8に命令信号を出力するよ
うになっている。
ところで、本実施例では、上記表示画面10上に表示さ
れる操作スイッチが誤って入力されることにより長時間
のロスタイムが生じることを防止するために、各操作ス
イッチは、該スイッチに対する入力操作が所定時間(ホ
ールドタイム)以上継続して行なわれたときにのみ電装
品の動作システムを作動制御することができるようにな
っている。しかも、上記ホールドタイムは、各操作スイ
ッチで制御される電装品の動作システムのシステム作動
時間に応じてそれぞれ異なる値に設定されている。
以下、入力された操作スイッチの検出、及び、該スイ
ッチに対する入力操作の継続時間の検出について、第3
図のブロック構成図を参照しながら説明する。
上記コントロールユニット5は、デコーダ4からの出
力信号に基づいて、入力された操作スイッチを検出する
操作スイッチ検出回路14と、該操作スイッチに対する入
力操作の継続時間を検出する入力継続時間検出回路15
と、該入力継続時間検出回路15の検出結果と、入力され
た上記操作スイッチに対して定められたホールドタイム
とを比較する比較判定回路16とを備えている。
そして、表示画面10上のある操作スイッチが入力され
ると、前記したように、赤外線受光部12,…,12及びデコ
ーダ4を順次経て上記操作スイッチ検出回路14に出力信
号が入力され、該操作スイッチ検出回路14により入力さ
れた操作スイッチの検出が行なわれ、検出結果は上記比
較判定回路16に出力される。また、同時に、上記デコー
ダ4の出力信号は上記入力継続時間検出回路15に入力さ
れ、上記操作スイッチに対する入力操作の継続時間の検
出が開始される。そして、操作スイッチに対する入力操
作が終了すると、入力継続時間の検出結果が上記比較判
定回路16に入力され、該比較判定回路16は、入力された
操作スイッチに対して定められたホールドタイムと、上
記入力継続時間検出回路15の検出結果とを比較し、この
検出結果が上記ホールドタイムよりも長いときにのみ、
上記操作スイッチによる電装品の動作システムの作動が
開始されるようになっている。
尚、本実施例に係る表示装置2の表示画面10は、モー
ドスイッチをタッチ操作することにより、一旦、基本画
面に戻りこの基本画面上で、ラジオ受信機7またはCDプ
レーヤ8などの電装品のうちのいずれかを選択してその
操作スイッチの画像を表示させることができる。また、
本実施例では、ナビゲーションシステムのソフトウエア
はコンパクトディスク(CD)に格納されており、CDを交
換することにより上記CDプレーヤ8を用いて作動させる
ようになっている。
以下、本発明の具体例について説明する。
例えば、上記ラジオ受信機7の操作スイッチの表示画
面を呼び出した場合、第4図に示すように、FM/AMの切
換スイッチ21、自動選局スイッチ22、周波数変更スイッ
チ23,24、音量調節スイッチ25,26、周波数表示部27、及
びモードスイッチ20が表示される。そして、例えば上記
自動選局スイッチ22を選択してタッチ操作すると、自動
選局スイッチにより受信可能な放送局の周波数を自動的
に探索し、電波の強い周波数から順に上記周波数表示部
27に表示させる。このシステムの動作時間は30秒であ
る。また、上記周波数変換スイッチ23又は24を選択する
と、ラジオチューナの受信周波数を0.1MHzずつ高くして
ゆく。この場合、システム動作時間は3秒である。
また、上記モードスイッチ20を操作してナビゲーショ
ンシステムの操作スイッチの画面を呼び出すと、第5図
に示すように、地図表示部31と、別の地図を呼び出すた
めの再設定スイッチ32と、地図を移動させるための地図
送りスイッチ33と、表示された地図の一部を拡大表示さ
せる地図拡大スイッチ34と、上記モードスイッチ20とが
表示される。そして、例えば上記再設定スイッチ32を選
択してタッチ操作すると、表示中の地図に替えて別の地
図を表示させることができる。この場合、システム動作
時間は60秒である。また、上記地図送りスイッチ33を選
択すると、1秒間の動作時間で地図を移動させてゆくこ
とができる。
更に、モードスイッチ20を操作してCDプレーヤ8の操
作スイッチの画面を呼び出すと、第6図に示すように、
CDを自動的に交換させるディスク交換スイッチ36と、CD
のトラック変更を行わせるトラック変換スイッチ37と、
上記モードスイッチ20とが表示される。上記ディスク交
換及びトラック変更のシステム動作時間は、それぞれ、
20秒及び10秒である。
本実施例では、前記したように、各操作スイッチに対
してホールドタイムが設定されおり、このホールドタイ
ムは、第1表に示すように、各操作スイッチのシステム
動作時間に応じてそれぞれ異なる値(例えば、各々のシ
ステム動作時間の1/10)に設定されている。
すなわち、従来のように、ホールドタイムが設けられ
ていない場合であれば、例えば、ラジオ受信機7を操作
する場合(第4図参照)、周波数を変更するために周波
数変更スイッチ23を操作するつもりが誤って自動選局ス
イッチ22を操作してしまうと、該自動選局システムの動
作時間(30秒)が経過するまでに、他の操作スイッチの
入力は受けられず、上記周波数変更スイッチ23に操作し
直すことができなかった。
本実施例では、上記ホールドタイムが設けられている
ので、このホールドタイムの時間内に自分が操作した操
作スイッチが確認し、間違っている場合には再操作する
ことができ、操作スイッチの誤操作により長時間のロス
タイムが生じることを防止できるのである。
また、ホールドタイムを設けても、各操作スイッチの
システム動作時間の違いにかかわらず、ホールドタイム
を一律に設けた場合には、このホールドタイムを最も短
いシステム動作時間(すなわち、ナビゲーションシステ
ムの地図送り操作スイッチのシステム動作時間:1秒間)
以下に設定する必要があるが、これではホールドタイム
が短かすぎる。このため、上記のようなシステム動作時
間が短い操作スイッチがある場合には実質的に対応する
ことができない。
本実施例では、各操作スイッチに対するホールドタイ
ムをそれぞれのシステム動作時間に応じて設定したので
(第1表参照)、システムの動作時間が長い操作スイッ
チに対しては十分な長さのホールドタイムを設けて誤操
作の防止を図り、且つ、システムの動作時間が短い操作
スイッチに対しては上記ホールドタイムを短くしてその
操作を可能にすることができるのである。
尚、上記実施例(以下、第1実施例という。)では、
各操作スイッチに対するホールドタイムがスイッチ毎に
異なるので、これら操作スイッチを入力操作する乗員
は、各操作スイッチ毎にそのホールドタイムを記憶して
おく必要がある。この不便さを解消するために、ホール
ドタイムが経過したことをブザー等の音で乗員に知らせ
るようにすることができる。
以下、本発明の第2実施例について説明する。
すなわち、本実施例では、具体的には図示しなかった
が、コントロールユニット5に設けられた比較判定回路
16(第3図参照)にブザーを接続し、操作スイッチが入
力されることにより入力の継続時間の検出を開始する入
力継続時間検出回路15(タイマ)による計測時間が操作
スイッチのホールドタイムを越えた時に上記ブザーが作
動するようになっている。
また、本実施例では、入力された操作スイッチの表示
色が、入力時に特定の色(例えば緑色)に変更され、ど
の操作スイッチが入力されたかが視認し易くされてい
る。
以下、本実施例に係る操作スイッチの表示制御装置の
作動について、第7図のフローチャートに基づいて説明
する。尚、以下の説明において、第1実施例と同じもの
には同一の符号を付して、それ以上の説明は省略する。
まず、ステップ#1で表示画面10上のある操作スイッ
チがタッチ操作されると、ステップ#2で赤外線受光部
12及びデコーダ4を介して、操作スイッチ検出回路14に
より、入力操作された操作スイッチの検出が行なわれ
る。この検出結果に基づいて、ステップ#3で表示画面
10上の当該操作スイッチの表示色が変更される。そし
て、ステップ#4でタイマが始動され、ステップ#5で
他の操作スイッチがタッチ操作されているかどうかの判
断が行なわれる。
この判断結果がYESの場合には、再びステップ#3に
戻って上記他の操作スイッチの表示色も変更させる。す
なわち、二つ以上の操作スイッチの色が変更されること
により、乗員に入力操作をやる直すよいうに注意を促
す。この場合は、いずれの操作スイッチについても入力
が受付けられない。また、上記ステップ#5での判断結
果がNOの場合には、ステップ#6で、比較判定回路16に
よって、タイマによる時間経過の計測結果が入力された
操作スイッチのホールドタイムを越えたか否かの比較判
定が行なわれる。
この判定結果が、YESの場合には、ステップ#7でブ
ザーが作動され、次いで、ステップ#8で、入力された
操作スイッチで制御されるべき電装品のシステム動作が
開始される。また、上記ステップ#6での判定結果がNO
の場合、すなわち、入力継続時間がホールドタイムに達
していない場合には、再びステップ#5に戻り、タイマ
による入力継続時間の計測が続けられるようになってい
る。
以上、説明したように、本実施例によれば、タイマに
より操作スイッチに対する入力継続時間を計測するとと
もに、この入力継続時間が上記操作スイッチのホールド
タイムを越えた場合には、ブザーが作動するようにした
ので、乗員は、各操作スイッチについて、それぞれのホ
ールドタイムを記憶しておく必要はなくなり、操作スイ
ッチの表示制御装置の操作性を向上させることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る操作スイッチの表示
制御装置の全体構成を示すブロック構成図、第2図は上
記第1実施例に係る表示装置の表示画面の正面図、第3
図は上記第1実施例に係る表示制御装置による制御を説
明するためのブロック構成図、第4図は第1実施例に係
るラジオ受信機の操作スイッチの表示画面の正面図、第
5図は第1実施例に係るナビゲーションシステムを作動
させる場合の操作スイッチの表示画面の正面図、第6図
はコンパクトディスクプレーヤの操作スイッチの表示画
面の正面図、第7図は本発明の第2実施例に係る表示制
御装置の作動を説明するためのフローチャート、第8図
は従来例に係る表示装置を説明するための概略側面図で
ある。 1……操作スイッチの表示制御装置、2……表示装置、
5……コントロールユニット、7……ラジオ受信機、8
……コンパクトディスクプレーヤ、10……表示画面、14
……操作スイッチ検出回路、15……入力継続時間検出回
路、16……比較判定回路。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作時間がそれぞれ異なる複数の動作シス
    テムを各々作動制御する複数の操作スイッチを制御する
    操作スイッチの制御装置であって、 上記複数の操作スイッチのうちのどの操作スイッチが入
    力されたかを検出する操作スイッチ検出手段と、上記操
    作スイッチに対する入力の継続時間を検出する入力継続
    時間検出手段と、該入力継続時間検出手段の検出結果
    と、各操作スイッチに対して設定された所定時間とを比
    較する比較判定手段とを備えるとともに、上記各操作ス
    イッチは、該操作スイッチに対して上記所定時間以上継
    続して入力されたときにのみ上記動作システムを作動制
    御することができ、かつ、上記所定時間は、各操作スイ
    ッチにより作動制御されるべき各々の動作システムの動
    作時間に応じて、各操作スイッチ毎にそれぞれ設定され
    ていることを特徴とする操作スイッチの制御装置。
  2. 【請求項2】上記所定時間は、当該操作スイッチにより
    作動制御されるべき動作システムの動作時間が長いほど
    長く設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の操作スイッチの制御装置。
  3. 【請求項3】上記所定時間の長さは、上記動作システム
    の動作時間の長さに正比例するように設定されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の操作スイッ
    チの制御装置。
  4. 【請求項4】上記操作スイッチに対して上記所定時間以
    上継続して入力されたことを報知する報知手段が設けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3
    項のいずれか一に記載の操作スイッチの制御装置。
  5. 【請求項5】動作時間がそれぞれ異なる少なくとも二つ
    の動作システムを各々作動制御する二つの操作スイッチ
    を制御する操作スイッチの制御装置であって、 上記二つの操作スイッチのうちの一方の操作スイッチが
    入力されたことを検出する操作スイッチ検出手段と、上
    記一方の操作スイッチが入力された場合において、該一
    方の操作スイッチに対する入力の継続時間を検出する入
    力継続時間検出手段と、該入力継続時間検出手段の検出
    結果と、上記一方の操作スイッチに対して設定された第
    1の所定時間とを比較する比較判定手段とを備え、上記
    第1の所定時間は他方の操作スイッチに対応する第2の
    所定時間よりも長く設定されており、上記一方の操作ス
    イッチは、該一方の操作スイッチに対して上記第1の所
    定時間以上継続して入力されたときにのみ上記動作シス
    テムを作動制御することができることを特徴とする操作
    スイッチの制御装置。
  6. 【請求項6】上記一方の操作スイッチに対して上記第1
    の所定時間以上継続して入力されたことを報知する報知
    手段が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の操作スイッチの制御装置。
  7. 【請求項7】上記各操作スイッチは、表示手段上に表示
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項
    のいずれか一に記載の操作スイッチの制御装置。
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