JP2752408B2 - フィルム画像読取装置 - Google Patents

フィルム画像読取装置

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JP2752408B2 JP1027638A JP2763889A JP2752408B2 JP 2752408 B2 JP2752408 B2 JP 2752408B2 JP 1027638 A JP1027638 A JP 1027638A JP 2763889 A JP2763889 A JP 2763889A JP 2752408 B2 JP2752408 B2 JP 2752408B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルム画像読取装置に関し、詳しくは、
フィルム等の透過原稿を読取センサ上に投影し、順次画
像情報を電気信号に変換するフィルム画像読取装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種のフィルム画像読取装置は、ポジフィル
ムやネガフィルムのフィルム面に光を照射し、フィルム
からの透過光を光学系により読取センサ上に投影して読
取センサからの電気信号を画像情報として読取るように
構成されている。このような読取センサにはCCD等によ
るラインイメージセンサが用いられ、投影面を機械的に
走査することによって、フィルム全面の画像情報を得る
ようになっている。また一般にはフィルムは、いったん
スライドマウントに装着されたものをフィルム画像読取
装置の所定位置にセットするように構成されており、フ
ィルムに直接手を触れることなく、画像読取を行うこと
ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、スライドマウントは一般に正方形(約
50mm×50mm)の外形の中央にフィルムがはめ込まれる長
方形(約22.5mm×34.3mm)のアパーチャを有した形態の
ものであるために、フィルムを画像読取装置に装着する
時に、長方形の読取領域に対応して、スライドマウント
を縦位置もしくは横位置のいずれかにセットする必要が
あり、あやまって装着した場合には画像欠けやスライド
マウントの黒枠を読取ってしまうことになる。
また、縦位置および横位置の何れの場合においても画
像欠けが発生しないようにするとスライドマウントの黒
枠を読取ってしまう。
本発明の目的は、上述したような従来の課題に着目
し、その解決を図るべく、画像読取部に対するフィルム
の装填方向が複数ある場合でもフィルム自体に特別な加
工を施すことなくフィルムの画像読取部に対する装填方
向を確実に検出することができるフィルム画像読取装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために、本発明は、装填された
フィルムの画像を光電変換して画像読取を行うフィルム
画像読取装置において、フィルムの画像読取部に対する
装填方向と所定の位置関係をもって配され、フィルムに
対して光束を照射する発光手段と、発光手段により照射
された光束を受光して受光信号を出力する受光手段と、
受光手段からの受光信号に基づいてフィルムの装填方向
をあらわす出力を送出する検出手段とを具えたことを特
徴とするものである。
〔作 用〕
本発明によれば、検出手段により装填されるべきフィ
ルムの装填方向をあらわす出力が得られるので画像読取
部に対するフィルムの装填方向が複数ある場合でもフィ
ルム自体に特別な加工を施すことなくフィルムの画像読
取部に対する装填方向が確実に検出される。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明
するが、その説明に先立ち、本発明に適用するスライド
マウントおよびフィルム透過光を検知する検出手段に関
連する事項について述べておく。
まず、第1図および第2図にそれぞれ一般的なリバー
サルフィルムおよびネガフィルムの未露光部分の分光透
過率を示す。これらにおいて横軸は波長,縦軸は透過率
を示す。すなわちこれらの図から明らかなように、波長
900nm以上の赤外光においては、透過率が非常に高いこ
とが分かる。また、一般にフィルムに記録される画像情
報は400nm〜800nm程度の可視波長において、透過率の変
化として記録されるために、900nm以上の波長において
は、可視波長の透過率にかかわらず、ほぼ一定値を示す
ことが実験的に確認されている。
一方、スライドマウントは第3図に示すような形態に
構成されている。
ここで、1はスライドマウントであり、正方形をな
し、その中央部に長方形のアパーチャ2Aまたは2Bを有
し、図中実線で示した2Aが縦位置のアパーチャであり、
2点鎖線で示した2Bが横位置のアパーチャである。そこ
で、縦位置ではそのアパーチャ2A内にあっても横位置で
はアパーチャ2B外となるような領域が存在する。具体的
には、図中斜線を施して示した部分であり、例えば黒丸
で示す位置に関連して公知の光源、例えばIRED等を用い
て、その光束が透過するか否かを検知する光電変換素子
を設け、その透過赤外光を検出することによりスライド
マウント1が縦位置にあるか横位置にあるかを検出する
ことが可能である。
第4図は本発明フィルム画像読取装置の一例を示す。
ここで、11はフィルム画像読取装置の本体、12はオート
チェンジャであり、オートチェンジャ12ではスライドト
レイ12Aにセットされた不図示の複数のスライドマウン
トを読取装置本体11の後述するフィルム原稿セット位置
に順次自動的に挿入し、挿入されたスライドを読取装置
11に読取らせることができる。また、13はフィルム原稿
セット位置にあるフィルム画像が投影されるビュアであ
る。
第5図は、フィルム画像読取装置11の光学系の斜視図
である。21は光源のハロゲンランプ、22はコンデンサー
レンズ、赤外セットフィルター、およびフィールドレン
ズ等からなる照明光学系、23はフィルム原稿、24は読取
光学系とビュア光学系とに光路を切換えるための光路切
換ミラー、25は、フィルム原稿23上の画像を反射ミラー
26および27を介してラインイメージセンサ28上に投影す
る投影レンズであり、切換ミラー24、投影レンズ25、反
射ミラー26および27により読取り光学系を構成してい
る。なおここで、ラインイメージセンサ28は不図示の走
査機構により図中矢印方向に走査され、投影レンズ25に
より投影されたフィルム原稿23の画像情報を順次電気信
号に変換する。
次にビュア光学系について説明する。第4図に示した
ビュア13にフィルム原稿23の画像を投影する時には、ま
ず、切換ミラー24を図中破線で示すように光路外に退避
させることによって照明光学系22を介して照明されたフ
ィルム原稿23の画像が反射ミラー29、投影レンズ30、反
射ミラー31,32を介してビュア13上に投影される。
第6図は、オートチェンジャ12およびスライドトレイ
12Aの斜視図である。スライドトレイ12Aは、スライドマ
ウント1に装着されたフィルム5を複数枚矢印方向から
セット可能なもので、米国特許第3781103号等により既
に公知のものである。また、オートチェンジャ12はフィ
ルム画像読取装置11に着脱可能に構成されており、スラ
イドトレイ12Aにセットされたスライドマウント1を後
述するようにして上下させ、フィルム5を読取位置にセ
ットするための機構、スライドトレイ12Aを回転させる
ための機構およびスライドトレイ12Aを回転しないよう
に固定するための機構等を内蔵している。12Bはこれら
の機構を駆動するモータへの電力供給、および信号伝達
のために装置本体11と接続されるコネクタ部である。
次に第7図に従ってオートチェンジャ12に内蔵される
機構について説明する。
51はその駆動モータ、52は駆動モータ51の出力軸に一
体的に固定された複数の伝達カムであり、伝達カム52に
よりモータ51の回転力がレバー53,54,55および56に伝達
される。すなわち、53は、53Aを回転中心として揺動可
能に支持された第1レバーであり、その一端には、スラ
イドトレイ12A(第3図参照)にセットされたスライド
マウント1を上下させるためのフィルム駆動部53Bが設
けられており、レバー53の矢印Aで示す上下方向の往復
運動によりスライドマウント1を上下させることができ
る。
57はスライドマウント1をオートチェンジャ12の読取
位置に保持するフィルムホルダであり、第1レバー53に
より、スライドトレイ12Aから導かれたスライドマウン
ト1がセットされる。54は、54Aを回転中心として回動
可能に支持された第2レバーであり、第1レバー53と同
様に伝達カム52によって矢印Bで示すように揺動動作を
行う。第2レバー54の一端には、これと連動するレバー
58が水平に設けられており該レバー58はレバー54の揺動
動作に応じて、矢印Cの方向に往復スライドする。そこ
で、レバー58の右方向の往動によりレバー58の一端に設
けられた固定部58Aがスライドトレイ12Aの外周部に全周
にわたって設けられた複数個のピン59の間に入り込み、
スライドトレイ12Aがオートチェンジャ12に固定され
る。
第3レバー55は、同様に55Aを回転中心として回動可
能に支持され、伝達カム52によって揺動動作を行う。第
3レバー55の一端にはこれと連動するレバー60が水平に
設けられており、該レバー60は第3レバー55の揺動動作
に応じて、スライドし往復スライドする。そして、この
往復スライド動作によってスライドトレイ12Aがスライ
ド1枚分だけ回転させられる。すなわち、回転動作はレ
バー60の往復運動に伴う水平方向の揺動動作により行わ
れるものでレバー60の一端に設けられた先端部60Aがス
ライドトレイ12Aの外周部に配設されたピン59をスライ
ドトレイ12Aの回転方向に押動することにより、行なわ
れる。
61は、レバー60の往復運動においてその先端部60Aの
指向方向を変化させ、スライドトレイ12Aの回転方向を
変えるためのソレノイドで、例えば、ソレノイド61の通
電によって鉄心61Aが吸引され、レバー60を図中黒矢印
で示したように往復運動させることができ、ピン59を図
中反時計回りの方向に押して、結果的にスライドトレイ
12Aを同方向に回転させる。また逆に、ソレノイド61が
通電されない場合は、レバー60が図中白矢印で示したよ
うに往復動作し、ピン59を図中時計回りの方向に押し、
スライドトレイ12Aを同方向に回転させてスライド1コ
マ分だけ送る。
第4レバー56は56Aを回転中心として回動可能に支持
されており、伝達カム52によって矢印D方向に上下運動
を行う。第4レバー56の一端にはフィルム画像が縦横い
ずれの姿勢であるかを検出するフォトインタラプタ62が
取り付けられており、フィルム5が縦位置の時にはアパ
ーチャ2A内に、またフィルム5が横位置の時にはアパー
チャ2B外に、フォトインタラプタ62の発光部、受光部が
導かれることによって、フィルム5の姿勢が縦であるか
横であるかが判断される。なお、画像読取状態にある時
は、光路外に退避する。
63はフィルムホルダ57におけるマウントの有無を検知
するフォトインタラプタであり、フィルム5がフィルム
ホルダ57内にある時には、マウント1によりフォトイン
タラプタ63がさえぎられる。64および65は、それぞれと
もにフォトインタラプタであり、フォトインタラプタ64
は伝達カム52の初期位置検出、フォトインタラプタ65は
フィルム画像縦横検出のそれぞれタイミング検出のため
のものである。そこで、それぞれのタイミングに対応す
る伝達カム52の位置にフォトインタラプタ64をさえぎる
ための突起52Aが設けられている。
次にオートチェンジャ12の一連の動作を説明する。
初期位置においては、第1レバー53がマウント1を下
の位置に保持すると共に、第2レバー54はスライドトレ
イ12Aをロックしている状態に、また、第3レバー55は
スライドトレイ12Aの送り動作を行わない状態に、第4
レバー56はフォトインタラプタ62を光路外に導いた状態
に保たれている。そこで、モータ51が回転しはじめる
と、まず、第1レバー53が伝達カム52により反時計回り
の方向に回転し、マウント1を押し上げる。同時に、第
4レバー56も反時計回りの方向に回転し、フォトインタ
ラプタ62が光路内に入り、フィルム縦横検出位置にセッ
トされる。次に、第2レバー54が反時計回りの方向に回
転することによってスライドトレイ12Aのロック状態を
解除すると共に、第3レバー55が時計回り方向に回転
し、スライドトレイ12Aを所定方向に回転させ、一コマ
分送る。
かくして第3レバー55のスライドトレイ送り動作終了
に続いて第2レバー54は時計回りに回転し、再び、スラ
イドトレイ12Aを固定状態とする。そして、スライドト
レイの固定動作終了後、第1レバー53は時計回りに回転
し、マウント1をフィルムホルダ57に落し込む、また第
4レバー56はフィルム縦横位置検出の後フォトインタラ
プタ62を光路外に退避させ、一連の動作が終了する。な
おこれら一連の動作は伝達カム52の一回転の間に行なわ
れるものである。
つぎに、第8図に、本実施例のフィルム画像読取装置
を制御する回路の構成を示す。101は読取装置全体の各
モータや各センサ等を制御する制御部、102はオートチ
ェンジャ12の駆動モータ51やソレノイド61等を制御する
駆動制御部、103はフィルム5の縦横の向きを検出する
縦横検出部、104はラインイメージセンサ28を駆動する
ドライバ、105はイメージセンサ28の出力を増幅する増
幅部、106は増幅部105によって増幅されたイメージセン
サ28の出力信号を順次アナログ/デジタル変換するA/D
変換器、107は縦横検出部103の結果に基づいて縦位置、
横位置の画像領域を設定する領域設定部である。
第9図は縦横検出部103の構成を示す。縦横検出部103
はフィルム5の縦横を検出するフォトインタラプタ62、
フィルム5の有無を検知するフォトインタラプタ63およ
びそのタイミング検出のためのフォトインタラプタ65、
インバータ110,112、アンドゲート111,113,114および11
5等によって図示のように構成される。またここで、フ
ォトインタラプタ62の出力201は、フィルム5が縦位置
のときにはマウント1のアパーチャ2Aを介して光が透過
されることにより、Lレベルとなり、横位置のときに
は、マウント1に遮光されて、Hレベルとなる。一方、
フォトインタラプタ63の出力202はフィルム5がフィル
ムホルダ57に保持されているときにはマウント1によっ
て遮光されることによりHレベルとなり、無いときに
は、Lレベルとなる。
なお、この出力信号202はインバータ112、抵抗、コン
デンサおよびアンドゲート113により、所定幅のパルス
出力203として出力される。またフォトインタラプタ65
の出力204は、検出タイミング時にHレベルとなるもの
でこの出力204も同様にインバータ110、抵抗、コンデン
サおよびアンドゲート111により、所定幅のパルス出力2
05として出力される。かくしてタイミング検出の出力パ
ルス205とフィルム有無検出の出力パルス203とはアンド
ゲート114に入力され、アンド出力206は検出のタイミン
グ時にフィルム5が有る場合にHレベルとなる。また、
このアンド出力206は、縦横検出の出力201と共にアンド
ゲート115に入力され、アンド出力207は、フィルム5が
有り、かつフィルム5が横位置のときにHレベルとな
る。
そこで、制御部101では縦横検出部103からのアンド出
力206がHレベルでかつアンド出力207がLレベルのとき
に、フィルム5が縦位置であると判断し、アンド出力20
6がHレベルで、かつアンド出力207がHレベルのときに
フィルム5は横位置であると判断する。かくして縦横検
出部103からの出力信号によりフィルム5が有ると判断
した場合縦位置、横位置の結果に基づいて領域設定部10
7では、それぞれの画像領域に応じた領域を設定し、画
像読み取り動作を行う。
第10図は本発明による他の実施例で、そのオートチェ
ンジャ12の内部機構を示す。この実施例において第7図
にて詳細に説明した第1の実施例と相違する点は、マウ
ント有無検知用のフォトインタラプタ63を廃止するとと
もにフィルム画像縦横検出用のフォトインタラプタ(第
7図では62に対応する)で、マウント有無検知を兼ねて
行うようにしたことにある。その他の構造,機能は第1
の実施例と同一であるので、第7図と異なる機能につい
てのみ第10図を用いて説明する。
81は81Aを回転中心として回転可能に支持され、伝達
カム52によってA方向に上下運動を行うレバーである。
レバー81の一端にはフィルム画像縦横検出およびマウン
ト有無検知を行うフォトインタラプタ83が取付けられて
おり、フォトインタラプタ82の発光部および受光部はフ
ィルム画像検出時には第3図にて説明したマウント1の
下の黒丸印の位置に、またマウント有無検知時および画
像読取時には光路外で、かつマウント1の枠に対応する
位置(上述の黒丸印より下方の位置)に伝達カム52によ
って駆動される。
なお、一連の動作は第1の実施例と同様で、第1の実
施例におけるレバー56、フォトインタラプタ62をそれぞ
れレバー81、フォトインタラプタ82と置き換えることで
説明することができる。
第11図は第10図に対応する縦横検出部103の回路の構
成を示し、前述したようにフィルムの縦位置および横位
置とフィルムの有無を検知するフォトインタラプタ82と
初期位置検出用のフォトインタラプタ64、縦横位置検出
タイミングを検出するフォトインタラプタ65、インバー
タ310,303、アンドゲート302,304,305,306、フリップフ
ロップ307,308等によって図示のように構成される。
そこで、このように構成した縦横検出部103にあって
は、フォトインタラプタ82からの出力信号401が縦横検
出のタイミングにおいて縦位置のときはマウント1のア
パーチャ2A(第3図参照)を透過した光によりLレベル
となり、横位置のときはマウント1に遮光されてHレベ
ルとなる。また、フィルム有無検知のタイミングにおい
てフィルム5が無い場合はLレベル,フィルムが有る場
合にはマウント1に遮光されてHレベルとなる。さらに
また、フォトインタラプタ65からの出力信号402はイン
バータ301、抵抗コンデンサ、アンドゲート302を介して
所定幅のパルス出力403として出力され、フォトインタ
ラプタ82の出力信号401とともにアンドゲート305に入力
されてアンドゲート305からアンド出力404としてフリッ
プフロップ307に入力される。
同様にフォトインタラプタ64からの出力信号405はイ
ンバータ303、抵抗、コンデンサ、アンドゲート304を介
して所定幅のパルス出力406として出力され、フォトイ
ンタラプタ82の出力信号とともにアンドゲート306に入
力され、アンドゲート306からアンド出力407としてフリ
ップフロップ308に入力される。なお、フリップフロッ
プ307および308はともにオートチェンジャ12の送り動作
のスタート信号410によってリセットされる。
以上のような構成により、フリップフロップ307から
の出力408はフィルム5が横位置の時にHレベルとな
り、フリップフロップ308からの出力409はフィルム5が
有る場合にHレベルとなる。すなわち、出力409がHレ
ベルで、かつ出力408がHレベルの時に制御部101ではフ
ィルム5が横位置であると判断し、出力409がHレベル
で、出力408がLレベルの時にフィルム5が縦位置、ま
た出力409がLレベルの時は出力408の出力にかかわら
ず、フィルム無しと判断する。
かくしてこの判定結果に基いて領域設定部107が画像
読取領域を設定する。なお、以上に述べた2つの実施例
では、オートチェンジャに対応した実施例のみについて
説明したが、1枚ずつ手動でフィルムをセットするもの
においても縦横検出部を設けることにより同様の効果を
得ることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、装填されたフ
ィルムの画像を光電変換して画像読取を行うフィルム画
像読取装置において、フィルムの画像読取部に対する装
填方向と所定の位置関係をもって配され、フィルムに対
して光束を照射する発光手段と、発光手段により照射さ
れた光束を受光して受光信号を出力する受光手段と、受
光手段からの受光信号に基づいてフィルムの装填方向を
あらわす出力を送出する検出手段とを具えたので画像読
取部に対するフィルムの装填方向が複数ある場合でもフ
ィルム自体に特別な加工を施すことなくフィルムの画像
読取部に対する装填方向を確実に検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は一般的なフィルムの分光特性曲線
図、 第3図は本発明に適用するスライドマウントの説明図、 第4図は本発明フィルム画像読取装置の一例を示す外観
の斜視図、 第5図は本発明による読取用光学系の構成の一例を示す
斜視図、 第6図は本発明にかかる自動的フィルム送給手段の斜視
図、 第7図は第6図に示すフィルム送給手段の構成図、 第8図は本発明を制御するための回路構成を示すブロッ
ク図、 第9図は本発明にかかるフィルム縦横検出部の回路図、 第10図は本発明にかかる自動的フィルム送給手段の他の
実施例の構成図、 第11図は第10図に示したフィルム縦横検出部の回路図で
ある。 1……スライドマウント、 2A,2B……アパーチャ、 5……フィルム、 12……オートチェンジャ、 12A……スライドトレイ、 21……光源、 22……照明光学系、 28……ラインイメージセンサ、 51……駆動モータ、 52……伝達カム、 53,54,55,56,81……レバー、 57……フィルムホルダ、 58,60……レバー、 59……ピン、 61……ソレノイド、 62,63,64,65,82……フォトインタラプタ、 102……駆動制御部、 103……縦横検出部、 107……領域設定部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装填されたフィルムの画像を光電変換して
    画像読取を行うフィルム画像読取装置において、 前記フィルムの画像読取部に対する装填方向と所定の位
    置関係をもって配され、該フィルムに対して光束を照射
    する発光手段と、 前記発光手段により照射された光束を受光して受光信号
    を出力する受光手段と、 前記受光手段からの受光信号に基づいて前記フィルムの
    装填方向をあらわす出力を送出する検出手段と、 を具えたことを特徴とするフィルム画像読取装置。
JP1027638A 1989-02-08 1989-02-08 フィルム画像読取装置 Expired - Lifetime JP2752408B2 (ja)

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