JP2752385B2 - ドリル型リベット - Google Patents
ドリル型リベットInfo
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B25/00—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
- F16B25/10—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws
- F16B25/103—Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws by means of a drilling screw-point, i.e. with a cutting and material removing action
-
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- F16B25/0036—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw
- F16B25/0084—Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw characterised by geometric details of the tip
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、中・高層建築物におけるコンクリ
ート床支持用の薄金属板製デッキプレートを厚肉状横梁
に締結する場合のように、主として薄板部材を厚板部材
に対して固着するために使用するドリル型リベットに関
するものである。
ート床支持用の薄金属板製デッキプレートを厚肉状横梁
に締結する場合のように、主として薄板部材を厚板部材
に対して固着するために使用するドリル型リベットに関
するものである。
鉄筋コンクリートによる中・高層建築物においては、
一般に、H型鋼製の厚板状横梁の上面に薄金属板製デッ
キプレートを固着し、このデッキプレートの上にコンク
リートを流し込んで床(スラブ)を形成するようにして
おり、従来は、デッキプレートを横梁に固着する手段と
しては抵抗熔接によっていたが、この熔接による固着で
は、均質で強固に熔接するには高度の熟練を必要とする
ため固着作業の作業性が悪く、しかも、大がかりな装置
を必要とする問題があった。
一般に、H型鋼製の厚板状横梁の上面に薄金属板製デッ
キプレートを固着し、このデッキプレートの上にコンク
リートを流し込んで床(スラブ)を形成するようにして
おり、従来は、デッキプレートを横梁に固着する手段と
しては抵抗熔接によっていたが、この熔接による固着で
は、均質で強固に熔接するには高度の熟練を必要とする
ため固着作業の作業性が悪く、しかも、大がかりな装置
を必要とする問題があった。
これに対しては、ねじ自身に下穴穿孔機能を保持せし
めたドリルねじを利用することも考えられるが、このド
リルねじは、薄板同士を固着するのには有効であって
も、上記したような中・高層建築物におけるデッキプレ
ートを横梁に固着する場合のように薄板部材を厚板部材
に固着する手段としては非能率であった。
めたドリルねじを利用することも考えられるが、このド
リルねじは、薄板同士を固着するのには有効であって
も、上記したような中・高層建築物におけるデッキプレ
ートを横梁に固着する場合のように薄板部材を厚板部材
に固着する手段としては非能率であった。
つまり、ドリルねじによって薄板部材を厚板部材に固
着するには、第8図に示すように、ドリル部21で薄板部
材22及び厚板部材23に下穴24を穿設してから、その下穴
24にねじ山25を食い込ませて雌ねじを造形しつつねじ込
んでいくのであるが、下穴24の穿設はドリル部21を高速
回転させて徐々に行うものであるのに対して、雌ねじの
造形はねじ20を1回転あたり1ピッチずつ進入させるこ
とによって行うものであり、下穴24の穿設時と雌ねじの
造形時とではねじが1回転当たりに進む寸法が異なるた
め、下穴24の穿設と雌ねじの造形とを同時に行うことが
できないという性質を有する。
着するには、第8図に示すように、ドリル部21で薄板部
材22及び厚板部材23に下穴24を穿設してから、その下穴
24にねじ山25を食い込ませて雌ねじを造形しつつねじ込
んでいくのであるが、下穴24の穿設はドリル部21を高速
回転させて徐々に行うものであるのに対して、雌ねじの
造形はねじ20を1回転あたり1ピッチずつ進入させるこ
とによって行うものであり、下穴24の穿設時と雌ねじの
造形時とではねじが1回転当たりに進む寸法が異なるた
め、下穴24の穿設と雌ねじの造形とを同時に行うことが
できないという性質を有する。
従って、ドリルねじ20による固着手段では、ドリル部
21が厚板部材23に貫通してからねじ山25が薄板部材22に
食い込み始めるようにしなければならず、このため、下
穴24の穿設に多大の時間的・労力的ロスが発生して作業
能率が悪いのであった。しかも、このドリルねじ20は、
その長さ寸法lが、薄板部材22の厚さ寸法と厚板部材23
の厚さ寸法との和tの2倍以上になるため、材料にも多
大のロスが相じ、更に、厚板部材23からドリル部21が突
出するため、固着後における外観や安全性の面にも問題
があった。
21が厚板部材23に貫通してからねじ山25が薄板部材22に
食い込み始めるようにしなければならず、このため、下
穴24の穿設に多大の時間的・労力的ロスが発生して作業
能率が悪いのであった。しかも、このドリルねじ20は、
その長さ寸法lが、薄板部材22の厚さ寸法と厚板部材23
の厚さ寸法との和tの2倍以上になるため、材料にも多
大のロスが相じ、更に、厚板部材23からドリル部21が突
出するため、固着後における外観や安全性の面にも問題
があった。
本発明は、これら従来の固着手段の不完全性に鑑み成
されたもので、薄板部材を厚板部材に締結するに際し、
締結強度を損なうことなく作業性を向上し、しかも、材
料のロスや固着後における外観・安全性の問題も確実に
解消できるようにしたドリル型リベットを提供すること
を目的とするものである。
されたもので、薄板部材を厚板部材に締結するに際し、
締結強度を損なうことなく作業性を向上し、しかも、材
料のロスや固着後における外観・安全性の問題も確実に
解消できるようにしたドリル型リベットを提供すること
を目的とするものである。
この目的を達成するため本発明では、「軸部2の基端
に、回転工具が係合する頭部3を設ける一方、軸部2の
先端に、複数本の縦溝4bを備えたドリル部4を形成し、
このドリル部4に、前記複数本の縦溝4b間に連通する穴
5を形成することにより、当該ドリル部4のうち穴5の
箇所を、軸方向の圧縮力によって潰れ変形するような強
度に弱化する」の構成にした。
に、回転工具が係合する頭部3を設ける一方、軸部2の
先端に、複数本の縦溝4bを備えたドリル部4を形成し、
このドリル部4に、前記複数本の縦溝4b間に連通する穴
5を形成することにより、当該ドリル部4のうち穴5の
箇所を、軸方向の圧縮力によって潰れ変形するような強
度に弱化する」の構成にした。
この場合、請求項2に記載したように、前記軸部に、
前記ドリル部の外径よりやや大径の環状突起又はねじ山
状突起を一体的に造形しても良い。
前記ドリル部の外径よりやや大径の環状突起又はねじ山
状突起を一体的に造形しても良い。
このリベットを使用して薄板部材を厚板部材に締結す
るには、リベットの長さを、そのドリル部が厚板部材の
中途深さまでしか進入しないような寸法に設定しておい
て、このリベットの頭部を回転工具で掴持して回転させ
つつドリル部を薄板部材に押し当てることにより、ドリ
ル部を薄板部材及び厚板部材内に進入させるにおいて、
頭部の座面と薄板部材の表面との間に所定寸法の隙間が
残る状態までドリル部を進入させて回転を停止し、次い
で、頭部の頂面をハンマーで叩打して、頭部が薄板部材
の表面に密着するまで軸部を打ち込めば良い。
るには、リベットの長さを、そのドリル部が厚板部材の
中途深さまでしか進入しないような寸法に設定しておい
て、このリベットの頭部を回転工具で掴持して回転させ
つつドリル部を薄板部材に押し当てることにより、ドリ
ル部を薄板部材及び厚板部材内に進入させるにおいて、
頭部の座面と薄板部材の表面との間に所定寸法の隙間が
残る状態までドリル部を進入させて回転を停止し、次い
で、頭部の頂面をハンマーで叩打して、頭部が薄板部材
の表面に密着するまで軸部を打ち込めば良い。
すると、ドリル部は厚板部材の中途深さ位置で進入が
停止しているから、ドリル部のうち穴を空けた箇所が、
ハンマーでの叩打によって半径外向きに脹れ出るように
潰れ変形し、この潰れ変形箇所が厚板部材の内面を強く
押圧することになり、その摩擦により、リベットは、厚
板部材に対して抜け不能に保持されるのである。このよ
うに、回転工具によってリベットを厚板部材にある程度
進入させてからハンマーで頭部を叩打すると言う簡単な
作業により、薄板部材を厚板部材に対して迅速に且つ強
固に締結できるのである。
停止しているから、ドリル部のうち穴を空けた箇所が、
ハンマーでの叩打によって半径外向きに脹れ出るように
潰れ変形し、この潰れ変形箇所が厚板部材の内面を強く
押圧することになり、その摩擦により、リベットは、厚
板部材に対して抜け不能に保持されるのである。このよ
うに、回転工具によってリベットを厚板部材にある程度
進入させてからハンマーで頭部を叩打すると言う簡単な
作業により、薄板部材を厚板部材に対して迅速に且つ強
固に締結できるのである。
そして、ドリル部は厚板部材の中途深さまで進入して
いるに過ぎないから、換言するとドリル部が外部に露出
することはないから、締結状態において外観が悪化した
り安全性が低下したりすることは全くないし、材料のロ
スも生じない。
いるに過ぎないから、換言するとドリル部が外部に露出
することはないから、締結状態において外観が悪化した
り安全性が低下したりすることは全くないし、材料のロ
スも生じない。
従って本発明によると、薄板等の部材を厚板部材に締
結するに際し、締結強度を損なうことなく作業能率を向
上でき、しかも、材料費の無駄や固着後における外観の
悪化・安全性の低下等の問題も確実に防止できる効果を
有する。
結するに際し、締結強度を損なうことなく作業能率を向
上でき、しかも、材料費の無駄や固着後における外観の
悪化・安全性の低下等の問題も確実に防止できる効果を
有する。
また、請求項2の構成にすると、ハンマーでの打ち込
みに伴って環状突起又はねじ山状突起が厚板部材内部に
打ち込まれ、この環状突起又はねじ山状突起の箇所にお
いても厚肉部材との間に強い摩擦が生じるから、締結強
度をより一層向上できる利点がある。
みに伴って環状突起又はねじ山状突起が厚板部材内部に
打ち込まれ、この環状突起又はねじ山状突起の箇所にお
いても厚肉部材との間に強い摩擦が生じるから、締結強
度をより一層向上できる利点がある。
次に、本発明の実施例を図面(第1〜7図)に基づい
て説明する。
て説明する。
第1〜4図はでは第1実施例を示しており、このうち
第1図は正面図、第2図は第1図のII−II視断面図、第
3図は締結状態を示す図、第4図は第3図のIV−IV視断
面図である。
第1図は正面図、第2図は第1図のII−II視断面図、第
3図は締結状態を示す図、第4図は第3図のIV−IV視断
面図である。
これらの図において符号1で示すリベットは軸部2を
備えており、この軸部2の基端には回転工具(図示せ
ず)が係合する断面六角等の頭部3を備えている一方、
軸部2の先端にはドリル部4を形成している。ドリル部
4は、軸部2の先端面4aを円錐状に形成すると共に軸心
を挟んで相対向した2条の縦溝4bを刻設することによ
り、先端面4aと縦溝4bとの連接角部に切刃4cを形成した
構造になっている。
備えており、この軸部2の基端には回転工具(図示せ
ず)が係合する断面六角等の頭部3を備えている一方、
軸部2の先端にはドリル部4を形成している。ドリル部
4は、軸部2の先端面4aを円錐状に形成すると共に軸心
を挟んで相対向した2条の縦溝4bを刻設することによ
り、先端面4aと縦溝4bとの連接角部に切刃4cを形成した
構造になっている。
そして、前記ドリル部4において両縦溝4bで挟まれた
部位に、両縦溝4b間に連通する穴5を穿設することによ
り、当該穴5の箇所の強度を、軸方向への圧縮力によっ
て潰れ変形する程度に弱化している。
部位に、両縦溝4b間に連通する穴5を穿設することによ
り、当該穴5の箇所の強度を、軸方向への圧縮力によっ
て潰れ変形する程度に弱化している。
この構成のリベット1を用いて薄板部材7を厚板部材
6に締結するには、リベット1の頭部3を回転工具で掴
持し、これを回転させつつドリル部4を薄板部材7に向
けて押し当てることにより、軸部2を薄板部材7及び厚
板部材6に順次進入させ、頭部3の座面と薄板部材7と
の間の間隔が所定寸法eになった時点で回転を停止し、
次いで、頭部3の頂面をハンマーで叩打し、頭部4を薄
板部材7の表面に密着させれば良い。
6に締結するには、リベット1の頭部3を回転工具で掴
持し、これを回転させつつドリル部4を薄板部材7に向
けて押し当てることにより、軸部2を薄板部材7及び厚
板部材6に順次進入させ、頭部3の座面と薄板部材7と
の間の間隔が所定寸法eになった時点で回転を停止し、
次いで、頭部3の頂面をハンマーで叩打し、頭部4を薄
板部材7の表面に密着させれば良い。
すると、厚板部材6へのドリル部3の進入が途中で停
止しているため、ハンマーでの叩打によってドリル部4
のうち穴5の箇所が潰れ変形して、第3図及び第4図に
矢印Aで示すように、穴5の近傍部が半径外向きに膨出
変形して厚板部材6を強く押圧し、その膨出部と厚肉部
材6との間に巨大な摩擦が生じるから、リベット1は厚
板部材6に対して抜け不能に保持されるのである。
止しているため、ハンマーでの叩打によってドリル部4
のうち穴5の箇所が潰れ変形して、第3図及び第4図に
矢印Aで示すように、穴5の近傍部が半径外向きに膨出
変形して厚板部材6を強く押圧し、その膨出部と厚肉部
材6との間に巨大な摩擦が生じるから、リベット1は厚
板部材6に対して抜け不能に保持されるのである。
この場合、ドリル部4による穴空け作業に際して縦溝
4bに切粉で詰まるとドリル部4は厚肉部材6に進入不能
となるから、縦溝4bの上端を頭部3よりも若干寸法下方
に位置させ、頭部3と薄板7の表面との間隔が所定寸法
eになった時点で切粉の詰りのために押し込み不能とな
るように設定しておくことにより、侵入深さが自動的に
設定されるようにしても良い。
4bに切粉で詰まるとドリル部4は厚肉部材6に進入不能
となるから、縦溝4bの上端を頭部3よりも若干寸法下方
に位置させ、頭部3と薄板7の表面との間隔が所定寸法
eになった時点で切粉の詰りのために押し込み不能とな
るように設定しておくことにより、侵入深さが自動的に
設定されるようにしても良い。
第5図及び第6図に示すのは請求項2の具体化した他
の実施例であり、このうち第5図に示す第2実施例で
は、軸部2に、ドリル部4の直径D1よりも大径D2のねじ
山状突起10aを造形している。また、第6図に示す第3
実施例では、軸部2に、ドリル部4の直径D1よりも大径
D2で断面山形の環状突起10bを複数条造形している。
の実施例であり、このうち第5図に示す第2実施例で
は、軸部2に、ドリル部4の直径D1よりも大径D2のねじ
山状突起10aを造形している。また、第6図に示す第3
実施例では、軸部2に、ドリル部4の直径D1よりも大径
D2で断面山形の環状突起10bを複数条造形している。
これら第5図及び第6図の構成にすると、ハンマーに
よる叩打に伴ってねじ山状突起10a又は環状突起10bが厚
肉部材6内に侵入し、ドリル部4のみならず、これらね
じ山状突起10a又は環状突起10bの箇所においても、厚肉
部材6との間に強い摩擦力が生じるから、固着強度をよ
り向上することができる。なお、第1図の一点鎖線で示
すように環状突起10bを1条だけ造形しても良い。
よる叩打に伴ってねじ山状突起10a又は環状突起10bが厚
肉部材6内に侵入し、ドリル部4のみならず、これらね
じ山状突起10a又は環状突起10bの箇所においても、厚肉
部材6との間に強い摩擦力が生じるから、固着強度をよ
り向上することができる。なお、第1図の一点鎖線で示
すように環状突起10bを1条だけ造形しても良い。
第7図は第4実施形態であり、この実施形態いでは少
なくともドリル部4の外周面に、微小な突起11をローレ
ット加工によって形成している。このように形成する
と、ドリル部4の膨出変形にてこの微小な突起11を厚肉
部材7に食い込むため、固着強度をより向上できる。
なくともドリル部4の外周面に、微小な突起11をローレ
ット加工によって形成している。このように形成する
と、ドリル部4の膨出変形にてこの微小な突起11を厚肉
部材7に食い込むため、固着強度をより向上できる。
ドリル部4の外周面に突起11を形成することと、前記
ねじ山状突起10a又は環状突起10bとを形成することとを
組み合せても良いのである。
ねじ山状突起10a又は環状突起10bとを形成することとを
組み合せても良いのである。
なお、本発明においては、ドリル部における縦溝の条
数は2条に限ることはなく3条以上であっても良いこと
は言うまでもない。
数は2条に限ることはなく3条以上であっても良いこと
は言うまでもない。
第1〜4図は第1実施例を示し、第1図は正面図、第2
図は第1図のII−II視断面図、第3図は締結状態を示す
図、第4図は第3図のIV−IV視断面図、第5図は第2実
施例の正面図、第6図は第3実施例の正面図、第7図は
第4実施例の正面図、第8図は従来例であるドリルねじ
の使用状態を示す図である。 1……リベット、2……軸部、3……頭部、4……ドリ
ル部、4b……縦溝、5……穴、6……厚板部材、7……
薄板部材、10a,10b……環状突起。
図は第1図のII−II視断面図、第3図は締結状態を示す
図、第4図は第3図のIV−IV視断面図、第5図は第2実
施例の正面図、第6図は第3実施例の正面図、第7図は
第4実施例の正面図、第8図は従来例であるドリルねじ
の使用状態を示す図である。 1……リベット、2……軸部、3……頭部、4……ドリ
ル部、4b……縦溝、5……穴、6……厚板部材、7……
薄板部材、10a,10b……環状突起。
Claims (2)
- 【請求項1】軸部2の基端に、回転工具が係合する頭部
3を設ける一方、軸部2の先端に、複数本の縦溝4bを備
えたドリル部4を形成し、このドリル部4に、前記複数
本の縦溝4b間に連通する穴5を形成することにより、当
該ドリル部4のうち穴5の箇所を、軸方向の圧縮力によ
って潰れ変形するような強度に弱化していることを特徴
とするドリル型リベット。 - 【請求項2】前記軸部に、前記ドリル部の外径よりやや
大径の環状突起又はねじ山状突起を一体的に造形したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載したドリル
型リベット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63214659A JP2752385B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | ドリル型リベット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63214659A JP2752385B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | ドリル型リベット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0262413A JPH0262413A (ja) | 1990-03-02 |
JP2752385B2 true JP2752385B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=16659433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63214659A Expired - Lifetime JP2752385B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | ドリル型リベット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752385B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106523496A (zh) * | 2016-06-02 | 2017-03-22 | 祁欣妤 | 一种双片铆固装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4443931A (en) * | 1982-06-28 | 1984-04-24 | General Electric Company | Method of fabricating a semiconductor device with a base region having a deep portion |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP63214659A patent/JP2752385B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0262413A (ja) | 1990-03-02 |
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