JPH05106620A - 固定要素 - Google Patents
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- JPH05106620A JPH05106620A JP3153391A JP15339191A JPH05106620A JP H05106620 A JPH05106620 A JP H05106620A JP 3153391 A JP3153391 A JP 3153391A JP 15339191 A JP15339191 A JP 15339191A JP H05106620 A JPH05106620 A JP H05106620A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
- F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
- F16B21/08—Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part
- F16B21/084—Releasable fastening devices with snap-action in which the stud, pin, or spigot has a resilient part with a series of flexible ribs or fins extending laterally from the shank of the stud, pin or spigot, said ribs or fins deforming predominantly in a direction parallel to the direction of insertion of the shank
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/02—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose in one piece with protrusions or ridges on the shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/002—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose self-cutting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 固定要素の軸1に、環状体5とスペーサー1
4からなる或る数のアンカー部材4が並べられる。この
アンカー部材4は、軸1のストッパー9とロック部分1
2の間に軸方向に変位不能に固定される。アンカー部材
4は軸1から分離された構造部品として存在し、もっぱ
ら軸1上に並べられる。 【効果】 軸の形状と共に、多数の種々に形成されたア
ンカー部材が用いられ、このため製造コストが著しく安
くなり、固定要素の普遍性が高められる。特に、軸とア
ンカー部材は金属で造られるので、固定要素はひっくる
めて従来のプラスチック要素と比較して非常に高い強度
を有することができる。
4からなる或る数のアンカー部材4が並べられる。この
アンカー部材4は、軸1のストッパー9とロック部分1
2の間に軸方向に変位不能に固定される。アンカー部材
4は軸1から分離された構造部品として存在し、もっぱ
ら軸1上に並べられる。 【効果】 軸の形状と共に、多数の種々に形成されたア
ンカー部材が用いられ、このため製造コストが著しく安
くなり、固定要素の普遍性が高められる。特に、軸とア
ンカー部材は金属で造られるので、固定要素はひっくる
めて従来のプラスチック要素と比較して非常に高い強度
を有することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定要素を構造部品に
形成された開口に係留するために、頭端部および足端部
を有する軸と、軸を囲む少なくとも一つのアンカー部材
とを有する固定要素に関する。
形成された開口に係留するために、頭端部および足端部
を有する軸と、軸を囲む少なくとも一つのアンカー部材
とを有する固定要素に関する。
【0002】
【従来の技術】このような固定要素は、通例合成物質か
ら一体に形成された製造品である。そこにおいては、そ
のような固定要素の形状と形式は意図した使用に応じて
変り、特に固定要素をそれぞれ挿入すべき構造部品の材
料によって変る。その理由から、そのような種々の固定
要素を製造するために、多数の異なる工具、例えば射出
成形の型が必要であり、そのため個々の固定要素の製造
が高くつく。さらに、周知の固定要素には、アンカー部
材と軸が同じ材料から製造され、そのため相応して例え
ば軸とアンカー部材が同じ材料からならなければならな
いことにより製造に制約を加えるという欠点がある。
ら一体に形成された製造品である。そこにおいては、そ
のような固定要素の形状と形式は意図した使用に応じて
変り、特に固定要素をそれぞれ挿入すべき構造部品の材
料によって変る。その理由から、そのような種々の固定
要素を製造するために、多数の異なる工具、例えば射出
成形の型が必要であり、そのため個々の固定要素の製造
が高くつく。さらに、周知の固定要素には、アンカー部
材と軸が同じ材料から製造され、そのため相応して例え
ば軸とアンカー部材が同じ材料からならなければならな
いことにより製造に制約を加えるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した欠点を除去することである。
した欠点を除去することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による固定要素は、少なくとも一つのアン
カー部材が、軸から分離された環状体を有し、この環状
体は、ロック配置を介して軸に対して軸方向の運動をし
ないように軸にロックされていることを特徴とする。
めに、本発明による固定要素は、少なくとも一つのアン
カー部材が、軸から分離された環状体を有し、この環状
体は、ロック配置を介して軸に対して軸方向の運動をし
ないように軸にロックされていることを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
に説明する。
【0006】図1に示した固定要素は頭端部2の付いた
軸1を有し、その頭端部2はこの形式では、固定要素を
ハンマーの打撃により構造部品の開口部に打ち込むこと
ができるように形成されている。軸1は次いで頭端部2
に第一の部分10を有し、この第一部分10は図面から
明らかなように滑らかな壁面を有し、その第一部分10
には、点線で示された第二の部分11が続いている。相
応して、第一部分10と第二部分11の間には、ストッ
パー9として作用する段部が軸1に存在している。軸1
は最後に足端部3で終わっている。軸1の第二部分11
には、今や或る数の円板状のアンカー部材4が並べられ
ているが、これについてはさらに以下になお詳細に論ず
る。アンカー部材4はスペーサー14によりそれぞれ相
互に間隔を置いて保持されており、このスペーサー14
は、個々にそれぞれのアンカー部材4の間で摺動される
かまたはそれぞれアンカー部材4と一体に形成されるブ
シュ状体である。参照数字12は、軸1の第二部分11
からその足端部3への移行のときの例えばすえ込み部を
示すが、このすえ込み部により軸方向圧力が、軸1の第
二部分11に並べられたアンカー部材4に及ぼされ、そ
の結果これらのアンカー部材は、ロック部分12として
役立つすえ込み部とストッパー9との間に軸1に対して
軸方向運動をしないように軸1に止められている。
軸1を有し、その頭端部2はこの形式では、固定要素を
ハンマーの打撃により構造部品の開口部に打ち込むこと
ができるように形成されている。軸1は次いで頭端部2
に第一の部分10を有し、この第一部分10は図面から
明らかなように滑らかな壁面を有し、その第一部分10
には、点線で示された第二の部分11が続いている。相
応して、第一部分10と第二部分11の間には、ストッ
パー9として作用する段部が軸1に存在している。軸1
は最後に足端部3で終わっている。軸1の第二部分11
には、今や或る数の円板状のアンカー部材4が並べられ
ているが、これについてはさらに以下になお詳細に論ず
る。アンカー部材4はスペーサー14によりそれぞれ相
互に間隔を置いて保持されており、このスペーサー14
は、個々にそれぞれのアンカー部材4の間で摺動される
かまたはそれぞれアンカー部材4と一体に形成されるブ
シュ状体である。参照数字12は、軸1の第二部分11
からその足端部3への移行のときの例えばすえ込み部を
示すが、このすえ込み部により軸方向圧力が、軸1の第
二部分11に並べられたアンカー部材4に及ぼされ、そ
の結果これらのアンカー部材は、ロック部分12として
役立つすえ込み部とストッパー9との間に軸1に対して
軸方向運動をしないように軸1に止められている。
【0007】アンカー部材4はばね弾性的であるので、
構造部分の開口部に挿入したときに外周に関して若干内
側に曲げられ、そして相応して力が開口部の内壁に及ぼ
されるが、その力は引き抜き負荷の下で増大され、その
結果それぞれの開口部の内壁へのアンカー部材4の縁部
分の確実な固定が行われる。図1からさらに、アンカー
部材4が皿状に形成されていることが明らかである。従
って、引き抜き方向に張力が起こると、アンカー部材4
に若干起き上がろうとする力が生じ、それによってこれ
らのアンカー部材により軸1の第二部分11に加えられ
る圧力が増大するかまたは圧力が生じ、そしてアンカー
部材4と第二部分の間でクランプ作用が発生し、このク
ランプ作用は第二部分ですえ込み部12、すなわちロッ
ク部分と協働して、アンカー部材4と軸1の間の相対運
動を阻止するので、固定要素を打ち込んであるそれぞれ
の開口部に固定要素が強固に係留される。
構造部分の開口部に挿入したときに外周に関して若干内
側に曲げられ、そして相応して力が開口部の内壁に及ぼ
されるが、その力は引き抜き負荷の下で増大され、その
結果それぞれの開口部の内壁へのアンカー部材4の縁部
分の確実な固定が行われる。図1からさらに、アンカー
部材4が皿状に形成されていることが明らかである。従
って、引き抜き方向に張力が起こると、アンカー部材4
に若干起き上がろうとする力が生じ、それによってこれ
らのアンカー部材により軸1の第二部分11に加えられ
る圧力が増大するかまたは圧力が生じ、そしてアンカー
部材4と第二部分の間でクランプ作用が発生し、このク
ランプ作用は第二部分ですえ込み部12、すなわちロッ
ク部分と協働して、アンカー部材4と軸1の間の相対運
動を阻止するので、固定要素を打ち込んであるそれぞれ
の開口部に固定要素が強固に係留される。
【0008】図2は、円板または皿状に形成された環状
体5を有するアンカー部材4の一つの形式を示すが、環
状体5はそれぞれスペーサー14と一体に形成されてい
る。そのようなアンカー部材4を備えた固定要素は、矢
印Aの方向にそれぞれの開口部に打ち込まれる。そのと
き、縁部分21がそれぞれの開口部の内壁に係留するこ
とにより引き抜かれないようにロックされる。この縁部
分21は種々の発展形状を有することができ、角を尖ら
すことができ、さらに開口部の材料への侵入を、従って
その材料への係留を支持する別の発展形状を有すること
ができる。環状体5はスペーサー14と一体に形成さ
れ、このスペーサーは第一部分15と第二部分16を有
する。そのとき、スペーサー14の第一部分15の内径
は第二部分16の外径に対して、それぞれの第二の部分
16がそれぞれの第一部分15に組み合わされて押し込
まれることができるように寸法決めされ、その際固定要
素が完成されたときに、或る数のそのようなアンカー部
材4が軸1の第二部分11に並べられている。図2によ
り一群のアンカー部材4の左端に配置されたアンカー部
材はストッパー9(図1参照)に隣接しており、そして
右端に置かれたアンカー部材はスペーサー14の第二部
分16を介してそれぞれのロック部分12に隣接してい
る。
体5を有するアンカー部材4の一つの形式を示すが、環
状体5はそれぞれスペーサー14と一体に形成されてい
る。そのようなアンカー部材4を備えた固定要素は、矢
印Aの方向にそれぞれの開口部に打ち込まれる。そのと
き、縁部分21がそれぞれの開口部の内壁に係留するこ
とにより引き抜かれないようにロックされる。この縁部
分21は種々の発展形状を有することができ、角を尖ら
すことができ、さらに開口部の材料への侵入を、従って
その材料への係留を支持する別の発展形状を有すること
ができる。環状体5はスペーサー14と一体に形成さ
れ、このスペーサーは第一部分15と第二部分16を有
する。そのとき、スペーサー14の第一部分15の内径
は第二部分16の外径に対して、それぞれの第二の部分
16がそれぞれの第一部分15に組み合わされて押し込
まれることができるように寸法決めされ、その際固定要
素が完成されたときに、或る数のそのようなアンカー部
材4が軸1の第二部分11に並べられている。図2によ
り一群のアンカー部材4の左端に配置されたアンカー部
材はストッパー9(図1参照)に隣接しており、そして
右端に置かれたアンカー部材はスペーサー14の第二部
分16を介してそれぞれのロック部分12に隣接してい
る。
【0009】使用目的に応じて、今や与えられた軸1
に、相応する数のアンカー部材4が並べられ、そしてそ
の上軸1を与えられた加工材料から製造することができ
るが、アンカー部材4には、例えば固定要素を挿入しな
ければならない材料によっては、軸1の材料と無関係に
他の材料を選択することができる。例えば、木材のよう
な軟らかい材料の場合には、例えば煉瓦の場合、コンク
リートの場合などにそうであるのと異なる要求がアンカ
ー部材にされる。例えば、土木でしばしば要求されるよ
うに、軸1は錆がなく、従って例えば不錆鋼製であり、
かつアンカー部材4が、固定要素が挿入される構造部品
の物質に適合された材料製、例えばばね鋼、セラミッ
ク、複合物質または合成物質製であると言うことができ
る。
に、相応する数のアンカー部材4が並べられ、そしてそ
の上軸1を与えられた加工材料から製造することができ
るが、アンカー部材4には、例えば固定要素を挿入しな
ければならない材料によっては、軸1の材料と無関係に
他の材料を選択することができる。例えば、木材のよう
な軟らかい材料の場合には、例えば煉瓦の場合、コンク
リートの場合などにそうであるのと異なる要求がアンカ
ー部材にされる。例えば、土木でしばしば要求されるよ
うに、軸1は錆がなく、従って例えば不錆鋼製であり、
かつアンカー部材4が、固定要素が挿入される構造部品
の物質に適合された材料製、例えばばね鋼、セラミッ
ク、複合物質または合成物質製であると言うことができ
る。
【0010】固定要素を係留すべき高強度の物質、例え
ば補強コンクリートの場合、図3に示した形式が特に有
利である。ここでは、アンカー部材4は固定要素の軸1
の第二部分11に一つのくさびブシュの形態で存在する
か、または多数のそのようなくさびブシュが並べられて
いる。
ば補強コンクリートの場合、図3に示した形式が特に有
利である。ここでは、アンカー部材4は固定要素の軸1
の第二部分11に一つのくさびブシュの形態で存在する
か、または多数のそのようなくさびブシュが並べられて
いる。
【0011】アンカー部材4は、切頭円錐状の外被を有
する。内側に切頭円錐状の内被部分18を有し、この内
被部分には円筒状の内被部分19が続いている。それと
共に、このアンカー部材4は、再び、開口部のそれぞれ
の縁に係留する環状体5から、一体にスペーサー14が
続いた状態で形成されている。環状体5は図3には確か
に中実体として示されているが、続いてなお図4〜13
に示された発展形態の一つを採択して、固定要素をその
都度の開口部に挿入したときに軸1に対して弾性的にそ
れるように許容することができる。さらに、くさびブシ
ュの堅さを物質の適当な選択およびそれぞれの厚さによ
り選択することができる。そのような固定要素は、すで
に一つまたは二つのそのようなアンカー部材4を備えて
その目的を完全に果たすことができる。
する。内側に切頭円錐状の内被部分18を有し、この内
被部分には円筒状の内被部分19が続いている。それと
共に、このアンカー部材4は、再び、開口部のそれぞれ
の縁に係留する環状体5から、一体にスペーサー14が
続いた状態で形成されている。環状体5は図3には確か
に中実体として示されているが、続いてなお図4〜13
に示された発展形態の一つを採択して、固定要素をその
都度の開口部に挿入したときに軸1に対して弾性的にそ
れるように許容することができる。さらに、くさびブシ
ュの堅さを物質の適当な選択およびそれぞれの厚さによ
り選択することができる。そのような固定要素は、すで
に一つまたは二つのそのようなアンカー部材4を備えて
その目的を完全に果たすことができる。
【0012】固定要素の挿入方向は、図3に再び矢印A
で示されている。スペーサー14は、例えば予めあけら
れたコンクリートの穴に打ち込むのを簡単にするため
に、挿入方向の端面側に斜面22を有する。図示の形式
では、外被と長手方向軸線に対する固定要素の平行線と
の間の角度αは3°であり、環状体5と長手方向軸線に
対する平行線との間の角度βは5°である。これによ
り、固定要素をコンクリートの穴に打ち込んだときに、
開口部の内壁に対してアンカー部材4の弾性により生ず
る大きな半径方向力が確保されるので、その都度の穴へ
の固定要素の確実なくさび止めが行われる。
で示されている。スペーサー14は、例えば予めあけら
れたコンクリートの穴に打ち込むのを簡単にするため
に、挿入方向の端面側に斜面22を有する。図示の形式
では、外被と長手方向軸線に対する固定要素の平行線と
の間の角度αは3°であり、環状体5と長手方向軸線に
対する平行線との間の角度βは5°である。これによ
り、固定要素をコンクリートの穴に打ち込んだときに、
開口部の内壁に対してアンカー部材4の弾性により生ず
る大きな半径方向力が確保されるので、その都度の穴へ
の固定要素の確実なくさび止めが行われる。
【0013】すでに心にとめられているように、図2に
よる円板状または皿状の形式にも、環状体5の図3によ
る円錐状またはくさび状の形式にも、最も異なる横断面
形状が、意図される使用に応じて、例えば固定要素を挿
入すべき構造部品の材料にまたは環状体5の材料自体に
予定される。
よる円板状または皿状の形式にも、環状体5の図3によ
る円錐状またはくさび状の形式にも、最も異なる横断面
形状が、意図される使用に応じて、例えば固定要素を挿
入すべき構造部品の材料にまたは環状体5の材料自体に
予定される。
【0014】そのような横断面形状の例が図4〜13に
示されており、その際それぞれ図示された板の場合に、
外周に沿った形成および中央の穴の形成が無条件に図に
従って両方同時に存在してはならない。すなわち、図4
による外周形状は直ちに円形の中央の開口部と共に実行
できることが指摘される。
示されており、その際それぞれ図示された板の場合に、
外周に沿った形成および中央の穴の形成が無条件に図に
従って両方同時に存在してはならない。すなわち、図4
による外周形状は直ちに円形の中央の開口部と共に実行
できることが指摘される。
【0015】図4に示したアンカー部材4の環状体5
は、ぎざぎざの外周の形状が存在するように、外周に沿
って凹部6または突起7を有する。突起7の尖端によ
り、明らかにそれぞれの開口部の内壁に侵入するのが容
易になる。同様に、中央の穴が突起と凹部を有すること
により、一方では選択された軸1の材料に応じて環状体
5から軸1へのクランプ力の増加が起こるかまたはアン
カー部材4がねじれないように確実に軸1に着座するこ
とが確保される。図4の右側は、この形式では皿状であ
る環状体5の断面を示す。その上、軸線23に対して環
状体5の斜角の位置は純粋に例であることに注意しなけ
ればならない。最も異なる角度位置、円板が軸線23と
直角をなす平面の形式さえも考えられる。さらに、ここ
では環状体5のみが示されていて、スペーサーは示され
てないことを心にとめておかなければならない。それぞ
れのスペーサーがアンカー部材4と一体に形成されるこ
とは無条件に必要ではない。アンカー部材は直ちにその
ような純粋の円板状であることができ、その際それぞれ
のスペーサーはブッシュ状に形成されかつ分離された構
造部品としてそれぞれ二つの環状体5の間に軸1に並べ
られ、その際始めに述べた軸方向クランプにより強固な
結合を形成することができる。
は、ぎざぎざの外周の形状が存在するように、外周に沿
って凹部6または突起7を有する。突起7の尖端によ
り、明らかにそれぞれの開口部の内壁に侵入するのが容
易になる。同様に、中央の穴が突起と凹部を有すること
により、一方では選択された軸1の材料に応じて環状体
5から軸1へのクランプ力の増加が起こるかまたはアン
カー部材4がねじれないように確実に軸1に着座するこ
とが確保される。図4の右側は、この形式では皿状であ
る環状体5の断面を示す。その上、軸線23に対して環
状体5の斜角の位置は純粋に例であることに注意しなけ
ればならない。最も異なる角度位置、円板が軸線23と
直角をなす平面の形式さえも考えられる。さらに、ここ
では環状体5のみが示されていて、スペーサーは示され
てないことを心にとめておかなければならない。それぞ
れのスペーサーがアンカー部材4と一体に形成されるこ
とは無条件に必要ではない。アンカー部材は直ちにその
ような純粋の円板状であることができ、その際それぞれ
のスペーサーはブッシュ状に形成されかつ分離された構
造部品としてそれぞれ二つの環状体5の間に軸1に並べ
られ、その際始めに述べた軸方向クランプにより強固な
結合を形成することができる。
【0016】図5は、外周に沿って同様に凹部6または
突起7が形成されかつ中央の穴が同様な内周形状を有す
る形式を示す。
突起7が形成されかつ中央の穴が同様な内周形状を有す
る形式を示す。
【0017】同様に、図6の形式は、凹部6と突起7を
備えた形式を示し、その際中央の穴は粗大な正方形に形
成されている。
備えた形式を示し、その際中央の穴は粗大な正方形に形
成されている。
【0018】図7による形式は、鈍角の突起7を有する
直線の縁部分を含む外周の形状を示す。付加的に、穴に
挿入するときに環状体5を外側に曲げることを簡単にす
るスリット8が書き込まれている。そのようなスリット
の縁は無条件に接触してはならず、スリットは半径方向
に外方に向かって弱いV形に分岐して、それぞれの穴に
またはそれぞれの開口部に挿入する際に外側に曲がるの
を容易にすることができる。図7による形式の中央の穴
は、ここではいびつである。
直線の縁部分を含む外周の形状を示す。付加的に、穴に
挿入するときに環状体5を外側に曲げることを簡単にす
るスリット8が書き込まれている。そのようなスリット
の縁は無条件に接触してはならず、スリットは半径方向
に外方に向かって弱いV形に分岐して、それぞれの穴に
またはそれぞれの開口部に挿入する際に外側に曲がるの
を容易にすることができる。図7による形式の中央の穴
は、ここではいびつである。
【0019】図8による形式では、本来もっぱら二つの
突起7が存在しているので、係留が点対称に互いに相対
する環状体5の外周の二つの部分で行われる。
突起7が存在しているので、係留が点対称に互いに相対
する環状体5の外周の二つの部分で行われる。
【0020】図9は、環状体5の横断面の狭い形式を中
央の穴の形状の別の例と共に示す。曲線の側壁を有する
三角形の別の形式は、図10に示されている。
央の穴の形状の別の例と共に示す。曲線の側壁を有する
三角形の別の形式は、図10に示されている。
【0021】図11による形成は半径方向に走るスリッ
ト8を有し、このスリットは再び穴に挿入のときに弾性
的に外側に曲がるのを容易にする。図12による形式の
スリット8は環状体5の長手方向中心線に対し接線方向
に走っており、図13による形式のスリット8は弧状に
走っている。特に、図12と13によるスリット8の形
成は、固定要素が回転運動でその都度の穴に打ち込まれ
るときに、有利であることができ、その際それぞれのス
リット8の間に存在する環状体5の部分がねじ込まれる
ときに若干プロペラ状にねじられる。この形式は、例え
ば、固定要素がさらになお後述されるように、自己ボー
リング固定要素として形成されるときに有利であること
ができる。
ト8を有し、このスリットは再び穴に挿入のときに弾性
的に外側に曲がるのを容易にする。図12による形式の
スリット8は環状体5の長手方向中心線に対し接線方向
に走っており、図13による形式のスリット8は弧状に
走っている。特に、図12と13によるスリット8の形
成は、固定要素が回転運動でその都度の穴に打ち込まれ
るときに、有利であることができ、その際それぞれのス
リット8の間に存在する環状体5の部分がねじ込まれる
ときに若干プロペラ状にねじられる。この形式は、例え
ば、固定要素がさらになお後述されるように、自己ボー
リング固定要素として形成されるときに有利であること
ができる。
【0022】図14〜18は軸1の、または特に軸1の
第二部分11の種々の横断面形状を示し、この軸の第二
部分11の上にそれぞれの環状体5またはアンカー部材
4が並べられる。これらの図示した横断面形状は、環状
体5の横断面形状の上記の形式のそれぞれの中央穴に対
応する。
第二部分11の種々の横断面形状を示し、この軸の第二
部分11の上にそれぞれの環状体5またはアンカー部材
4が並べられる。これらの図示した横断面形状は、環状
体5の横断面形状の上記の形式のそれぞれの中央穴に対
応する。
【0023】図19は、環状体5を例えば簡単な打ち抜
き製品としてスペーサー14と一体に形成されるアンカ
ー部材4を示す。再び、これらのアンカー部材4は軸1
の第二部分11に並べられている。この形式では、環状
体5の図示した横断面の反りを付けた発展が注目すべき
であり、環状体5は縁に向かって鋭い角を付けて先細に
なっている。図20は、アンカー部材4の環状体5の横
断面が弧状に走っていてかつ再びそれぞれのスペーサー
と一体に形成されている形式を示す。ここでも、鋭い角
の付いた外周縁が存在している。
き製品としてスペーサー14と一体に形成されるアンカ
ー部材4を示す。再び、これらのアンカー部材4は軸1
の第二部分11に並べられている。この形式では、環状
体5の図示した横断面の反りを付けた発展が注目すべき
であり、環状体5は縁に向かって鋭い角を付けて先細に
なっている。図20は、アンカー部材4の環状体5の横
断面が弧状に走っていてかつ再びそれぞれのスペーサー
と一体に形成されている形式を示す。ここでも、鋭い角
の付いた外周縁が存在している。
【0024】図21による形式では、いっそう多くのア
ンカー部材5がブシュ24と一体に形成されている。こ
のような形式は、例えばアンカー部材4の材料が射出成
形に適する場合に選択することができる。図21による
形式のスペーサー14は、ここではブシュ24の左側の
端部に突起により形成されている。
ンカー部材5がブシュ24と一体に形成されている。こ
のような形式は、例えばアンカー部材4の材料が射出成
形に適する場合に選択することができる。図21による
形式のスペーサー14は、ここではブシュ24の左側の
端部に突起により形成されている。
【0025】図22は、環状体5がスペーサー14と一
体に形成されかつ一個所に半径方向に貫通するスリット
8を有するアンカー部材4を示す。環状体5の周縁は、
角度γで示されるように、尖らせてある。明らかなよう
に、全ての形式においてそれぞれの環状体5の周縁がそ
れぞれの使用によっては種々に構成される(図4〜1
0)だけではなく、種々に面取りされることができる。
体に形成されかつ一個所に半径方向に貫通するスリット
8を有するアンカー部材4を示す。環状体5の周縁は、
角度γで示されるように、尖らせてある。明らかなよう
に、全ての形式においてそれぞれの環状体5の周縁がそ
れぞれの使用によっては種々に構成される(図4〜1
0)だけではなく、種々に面取りされることができる。
【0026】図23は、特にボーリングビット13を備
えている固定要素、従って自己ボーリングする固定要素
を示す。軸1の頭端部2は、相応する工具と協働できる
ために、ねじナット状に形成されている。異なる直径を
有する軸1の第一部分10と第二部分11が明らかに見
ることができるが、それによってストッパー9として役
立つ肩部が形成されている。図解はもっぱら種々に描か
れた軸1の部分を明らかにするためであるが、アンカー
部材4の図示した配置と強制的に結合されるものではな
いことを心にとめておかなければならない。図23によ
る形式では、アンカー部材4は軸方向のクランプによっ
て保持されないで、溶接、ろう付け、硬ろう付けまたは
接着により軸1と材料一体的に結合されている。図24
は、アンカー部材4が軸1の環状溝または切り欠き25
に係留されている形式を示す。この例の形式も、ボーリ
ングビット13および異なる直径を有する軸1の第一部
分10と第二部分11を再び有する自己ボーリング固定
要素としての固定要素を示している。図25は、アンカ
ー部材4が、強く押圧された節26を介して軸1と確実
結合により結合されている形式を示す。
えている固定要素、従って自己ボーリングする固定要素
を示す。軸1の頭端部2は、相応する工具と協働できる
ために、ねじナット状に形成されている。異なる直径を
有する軸1の第一部分10と第二部分11が明らかに見
ることができるが、それによってストッパー9として役
立つ肩部が形成されている。図解はもっぱら種々に描か
れた軸1の部分を明らかにするためであるが、アンカー
部材4の図示した配置と強制的に結合されるものではな
いことを心にとめておかなければならない。図23によ
る形式では、アンカー部材4は軸方向のクランプによっ
て保持されないで、溶接、ろう付け、硬ろう付けまたは
接着により軸1と材料一体的に結合されている。図24
は、アンカー部材4が軸1の環状溝または切り欠き25
に係留されている形式を示す。この例の形式も、ボーリ
ングビット13および異なる直径を有する軸1の第一部
分10と第二部分11を再び有する自己ボーリング固定
要素としての固定要素を示している。図25は、アンカ
ー部材4が、強く押圧された節26を介して軸1と確実
結合により結合されている形式を示す。
【0027】図26は、アンカー部材4の別の形式を示
す。このアンカー部材では、環状体5の縁部分17が曲
げられて設計されているので、これらの縁部分はその縁
でそれぞれ軸方向に隣接するアンカー部材4に相互の間
隔を決定するように密接することによりスペーサーとし
て作用する。
す。このアンカー部材では、環状体5の縁部分17が曲
げられて設計されているので、これらの縁部分はその縁
でそれぞれ軸方向に隣接するアンカー部材4に相互の間
隔を決定するように密接することによりスペーサーとし
て作用する。
【0028】図27は、軸1の、特に第二部分11の足
端部3を示す。足部分3を圧縮することにより、この足
部分はロック部分12を形成するように円錐状に変形さ
れている。固定要素に引き抜き力が作用すると、このロ
ック部分12は直接ロック部分に隣接するアンカー部材
4の拡大方向に、従って環状体5の半径方向に作用する
力を働かせ、それによって固定要素が挿入されているそ
れぞれの穴またはそれぞれの開口部の壁への係留が強化
される。図28は、同様にくさび状に形成されている軸
1の足端部3の別の可能な形成を示す。足端部3におけ
る横断面の拡張は、アンカー部材4を並べた後可塑的変
形により発生させるので、同時に軸1へのアンカー部材
4のロックが場合によってはストッパー9に対するクラ
ンプを生ずる。図29による形式では、ロック部分12
に隣接する部分がねじピンとして形成されているので、
これを軸端部にねじこむことができる。
端部3を示す。足部分3を圧縮することにより、この足
部分はロック部分12を形成するように円錐状に変形さ
れている。固定要素に引き抜き力が作用すると、このロ
ック部分12は直接ロック部分に隣接するアンカー部材
4の拡大方向に、従って環状体5の半径方向に作用する
力を働かせ、それによって固定要素が挿入されているそ
れぞれの穴またはそれぞれの開口部の壁への係留が強化
される。図28は、同様にくさび状に形成されている軸
1の足端部3の別の可能な形成を示す。足端部3におけ
る横断面の拡張は、アンカー部材4を並べた後可塑的変
形により発生させるので、同時に軸1へのアンカー部材
4のロックが場合によってはストッパー9に対するクラ
ンプを生ずる。図29による形式では、ロック部分12
に隣接する部分がねじピンとして形成されているので、
これを軸端部にねじこむことができる。
【0029】図30は、自己ボーリングする固定要素と
しての設計を示す。工具と力を伝達する結合のために形
成されている頭端部2に、軸1の第一部分10が隣接し
ており、これにストッパー9と軸1の第二部分11が続
いている。この第二部分11には、環状体5ならびにそ
の間に配置されたスペーサー14を有するアンカー部材
4が並べられ、スペーサー14は分離されたブシュまた
は環状体5と一体に形成されたブシュであることができ
る。軸1の足端部3はロック部分12を形成するために
可塑的に変形されており、その際この変形と共にアンカ
ー部材4がロック部分とストッパー9の間にクランプさ
れて保持される。さらに、このロック部分12は図27
の表現に似てくさび状に形成されているので、図30で
右の方に向けられた引き抜き力が生じたときに、少なく
とも、直接ロック部分12に隣接する環状体5がその半
径方向に係留を高めるように拡大される。それから、ロ
ック部分12には、ボーリングビット13が隣接してい
る。図23〜25による形式と比較して、このアンカー
部材4は軸1と材料一体的または形状一体的な結合では
なく、クランプされて保持されている。
しての設計を示す。工具と力を伝達する結合のために形
成されている頭端部2に、軸1の第一部分10が隣接し
ており、これにストッパー9と軸1の第二部分11が続
いている。この第二部分11には、環状体5ならびにそ
の間に配置されたスペーサー14を有するアンカー部材
4が並べられ、スペーサー14は分離されたブシュまた
は環状体5と一体に形成されたブシュであることができ
る。軸1の足端部3はロック部分12を形成するために
可塑的に変形されており、その際この変形と共にアンカ
ー部材4がロック部分とストッパー9の間にクランプさ
れて保持される。さらに、このロック部分12は図27
の表現に似てくさび状に形成されているので、図30で
右の方に向けられた引き抜き力が生じたときに、少なく
とも、直接ロック部分12に隣接する環状体5がその半
径方向に係留を高めるように拡大される。それから、ロ
ック部分12には、ボーリングビット13が隣接してい
る。図23〜25による形式と比較して、このアンカー
部材4は軸1と材料一体的または形状一体的な結合では
なく、クランプされて保持されている。
【0030】図示の形式は、全ての実施例で可能な軸1
の別の変形を示す。第一部分10と頭端部2の間で、軸
1に第三の部分101が形成されており、この第三部分
は、第一部分10よりなおいっそう大きい直径を有す
る。第三部分101の直径は少なくとも固定要素のため
の予備ボーリング直径に対応するので、挿入された固定
要素の頭端部2の範囲で全く半径方向隙間を生じえな
い。
の別の変形を示す。第一部分10と頭端部2の間で、軸
1に第三の部分101が形成されており、この第三部分
は、第一部分10よりなおいっそう大きい直径を有す
る。第三部分101の直径は少なくとも固定要素のため
の予備ボーリング直径に対応するので、挿入された固定
要素の頭端部2の範囲で全く半径方向隙間を生じえな
い。
【0031】これに加えて注意しなければならないこと
は、時々非常に小さいクランプ力しか作用しないことで
ある。すなわち、穴を穿孔するために軸1を回転運動さ
せたときに、アンカー部材4、すなわち少なくとも環状
体5が回転する軸1に対して静止し、すなわち回転運動
に関与せず、それと共に穿孔された穴への侵入が相応し
て容易になる。なぜなら、もっぱら環状体5の弾性的な
外側への曲げだけでは穿孔された穴で環状体の回転運動
を生じないからである。
は、時々非常に小さいクランプ力しか作用しないことで
ある。すなわち、穴を穿孔するために軸1を回転運動さ
せたときに、アンカー部材4、すなわち少なくとも環状
体5が回転する軸1に対して静止し、すなわち回転運動
に関与せず、それと共に穿孔された穴への侵入が相応し
て容易になる。なぜなら、もっぱら環状体5の弾性的な
外側への曲げだけでは穿孔された穴で環状体の回転運動
を生じないからである。
【0032】図31は固定要素の別の形式を示す。この
形式は、アンカー部材が軸から分離された構造部品であ
ることにより、二つの異なる仕方およびその上対向する
方向に有効なアンカー部材を有する。この固定要素は、
例えば異なる材料からなる二つの本体を一緒に保持する
のに役立つことができる。例として、ここでは、木材か
らなる構造部品Hがコンクリートからなる構造部品Bと
結合されている。固定要素の足端部3は、例えば図27
に示した形式と同じに形成されているロック部分12を
有する。ロック部分には、図の記載により心にとめおか
れたようにコンクリートに係留するのに適している図3
の形式による二つのアンカー部材4が隣接している。そ
れから、スペーサー27を介して、環状体5とスペーサ
ー14を有するアンカー部材4が隣接しており、このア
ンカー部材は何か円板または皿状の形成の設計により形
成されている。第二に、最も右側のアンカー部材は、若
干大きい直径を有する軸の第一の部分10と比較して肩
部に隣接しており、その第一部分10は最後に、コンク
リートをハンマーの打撃で打ち込めるように形成されて
いる頭端部2で終わっている。例えば、コンクリートに
盲穴を穿孔して、その後固定要素をこの盲穴に打ち込む
ことができる。木材のような構造部品でも、同様に対応
する一つまたは複数の位置に別の盲穴を作り、それから
木材からなるこの構造部品をコンクリート構造部品から
突出する固定要素に圧力作用により上を摺動させるかま
たは押圧することができる。それと共に、固定要素を、
例えばコンクリート壁が木材板で上張りされるとき、外
から見ることができないので、上張り板の概観を損なう
ことは全くない。明らかに、ここでも固定要素を、足端
部3にボーリングビットを有する自己ボーリングする固
定要素として形成できるので、固定要素を唯一の作業段
階でコンクリートに挿入できかつもっぱら木材構造部品
に穴を予備穿孔することしか必要でない。
形式は、アンカー部材が軸から分離された構造部品であ
ることにより、二つの異なる仕方およびその上対向する
方向に有効なアンカー部材を有する。この固定要素は、
例えば異なる材料からなる二つの本体を一緒に保持する
のに役立つことができる。例として、ここでは、木材か
らなる構造部品Hがコンクリートからなる構造部品Bと
結合されている。固定要素の足端部3は、例えば図27
に示した形式と同じに形成されているロック部分12を
有する。ロック部分には、図の記載により心にとめおか
れたようにコンクリートに係留するのに適している図3
の形式による二つのアンカー部材4が隣接している。そ
れから、スペーサー27を介して、環状体5とスペーサ
ー14を有するアンカー部材4が隣接しており、このア
ンカー部材は何か円板または皿状の形成の設計により形
成されている。第二に、最も右側のアンカー部材は、若
干大きい直径を有する軸の第一の部分10と比較して肩
部に隣接しており、その第一部分10は最後に、コンク
リートをハンマーの打撃で打ち込めるように形成されて
いる頭端部2で終わっている。例えば、コンクリートに
盲穴を穿孔して、その後固定要素をこの盲穴に打ち込む
ことができる。木材のような構造部品でも、同様に対応
する一つまたは複数の位置に別の盲穴を作り、それから
木材からなるこの構造部品をコンクリート構造部品から
突出する固定要素に圧力作用により上を摺動させるかま
たは押圧することができる。それと共に、固定要素を、
例えばコンクリート壁が木材板で上張りされるとき、外
から見ることができないので、上張り板の概観を損なう
ことは全くない。明らかに、ここでも固定要素を、足端
部3にボーリングビットを有する自己ボーリングする固
定要素として形成できるので、固定要素を唯一の作業段
階でコンクリートに挿入できかつもっぱら木材構造部品
に穴を予備穿孔することしか必要でない。
【0033】図32には、アンカー部材4の別の形式が
示されている。このアンカー部材は、図3による形式の
アンカー部材に対応して再びブシュ状である。ここで
も、それぞれの固定要素は、一つだけのまたは複数のそ
のようなアンカー部材を備えることができる。
示されている。このアンカー部材は、図3による形式の
アンカー部材に対応して再びブシュ状である。ここで
も、それぞれの固定要素は、一つだけのまたは複数のそ
のようなアンカー部材を備えることができる。
【0034】図32による形式の横断面形状は、例えば
図4〜13により記載されている、例えば先行の横断面
の何か一つに同じであることができる。図示の外被の形
状は図4のそれに対応しているが、長手方向に図4によ
る多数のそのような突起5が存在しているので、図32
によるアンカー部材4の外被は少なくともその長手方向
広がりの一部に沿って、参照数字31で示されているよ
うに構成されていることに明らかに注目できる。
図4〜13により記載されている、例えば先行の横断面
の何か一つに同じであることができる。図示の外被の形
状は図4のそれに対応しているが、長手方向に図4によ
る多数のそのような突起5が存在しているので、図32
によるアンカー部材4の外被は少なくともその長手方向
広がりの一部に沿って、参照数字31で示されているよ
うに構成されていることに明らかに注目できる。
【0035】中央の穴、すなわちこのブシュ状のアンカ
ー部材4の軸方向貫通孔は滑らかな壁で示されている。
明らかに、この中央の孔も同様に上記の形式による横断
面形状を有することができ、その際全ての形式におい
て、この横断面形状は、有利には図14〜18に示され
ているように軸11の横断面形状に対応しているので、
アンカー部材4はそれぞれの軸11に相対回転しないよ
うに着座する。特に好都合な形式として、アンカー部材
の外被の横断面形状がその中央孔のそれに対応し、従っ
て軸11の横断面形状に対応する形成を示してある。
ー部材4の軸方向貫通孔は滑らかな壁で示されている。
明らかに、この中央の孔も同様に上記の形式による横断
面形状を有することができ、その際全ての形式におい
て、この横断面形状は、有利には図14〜18に示され
ているように軸11の横断面形状に対応しているので、
アンカー部材4はそれぞれの軸11に相対回転しないよ
うに着座する。特に好都合な形式として、アンカー部材
の外被の横断面形状がその中央孔のそれに対応し、従っ
て軸11の横断面形状に対応する形成を示してある。
【0036】図3による形式の斜角面22に類似して、
図32による形式は、外被部分30を有する端部分を有
し、この端部分は長手方向中心軸線に対し角度δだけ斜
角をなして走っており、その際この角度δは、長手方向
軸線29に対し斜角をなして走るアンカー部材の外被の
角度αより大きい。
図32による形式は、外被部分30を有する端部分を有
し、この端部分は長手方向中心軸線に対し角度δだけ斜
角をなして走っており、その際この角度δは、長手方向
軸線29に対し斜角をなして走るアンカー部材の外被の
角度αより大きい。
【0037】この形式では、環状体5を実施する二つ
の、例えば三つのスリット28を見ることができる。明
らかに、一つだけのスリットまたは多数のそのようなス
リット28が存在することができる。
の、例えば三つのスリット28を見ることができる。明
らかに、一つだけのスリットまたは多数のそのようなス
リット28が存在することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の固定要素は以上のように構成さ
れているので、軸の形状と共に、多数の種々に形成され
たアンカー部材を用いることができ、このため製造コス
トが安くなり、かつ固定要素の普遍性が高められる。特
に、軸とアンカー部材は金属で造られるので、固定要素
はひっくるめて従来のプラスチック要素と比較して非常
に高い強度を有することができる。
れているので、軸の形状と共に、多数の種々に形成され
たアンカー部材を用いることができ、このため製造コス
トが安くなり、かつ固定要素の普遍性が高められる。特
に、軸とアンカー部材は金属で造られるので、固定要素
はひっくるめて従来のプラスチック要素と比較して非常
に高い強度を有することができる。
【図1】固定要素の側面図である。
【図2】互いの中へ組み合わせ可能なアンカー部材を有
する固定要素の形式を示す。
する固定要素の形式を示す。
【図3】高い強度の係留材料と共に用いるための形式を
示す。
示す。
【図4】環状体の一つの形式を示す。
【図5】環状体の別の形式を示す。
【図6】環状体のさらに別の形式を示す。
【図7】環状体の異なる形式を示す。
【図8】環状体のさらに異なる形式を示す。
【図9】環状体のさらに異なる形式を示す。
【図10】環状体のさらに異なる形式を示す。
【図11】環状体のさらに異なる形式を示す。
【図12】環状体のさらに異なる形式を示す。
【図13】環状体のさらに異なる形式を示す。
【図14】軸の一つの形式を示す。
【図15】軸の異なる形式を示す。
【図16】軸のさらに異なる形式を示す。
【図17】軸の別の形式を示す。
【図18】軸のさらに別の形式を示す。
【図19】スペーサーと一体に形成された環状体の別の
形式を示す。
形式を示す。
【図20】スペーサーと一体に形成された環状体のさら
に別の形式を示す。
に別の形式を示す。
【図21】共通のブシュを有する或る数の環状体が設計
されている形式を示す。
されている形式を示す。
【図22】アンカー部材の別の形式を示す。
【図23】軸を有するアンカー部材の結合の形式を示
す。
す。
【図24】軸を有するアンカー部材の結合の別の形式を
示す。
示す。
【図25】軸を有するアンカー部材の結合のさらに別の
形式を示す。
形式を示す。
【図26】アンカー部材4の別の形式を示す。
【図27】くさび状の形成を有する軸の足端部の形式を
示す。
示す。
【図28】くさび状の形成を有する軸の足端部の別の形
式を示す。
式を示す。
【図29】くさび状の形成を有する軸の足端部のさらに
別の形式を示す。
別の形式を示す。
【図30】自己ボーリングする固定要素を示す。
【図31】異なる材料からなる構造部品を結合するため
の固定要素を示す。
の固定要素を示す。
【図32】アンカー部材の別の形式を示す。
1 軸 2 頭端部 3 足端部 4 アンカー部材 5 環状体 6 凹部 7 突起 8 スリット 9 ストッパー 10 第一部分 11 第二部分 12 ロック部分 14 スペーサー 15 第一部分 16 第二部分 17 一対の縁部分 18 第一内被部分 19 第二内被部分 20 ブシュ部材 101 第三部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
Claims (28)
- 【請求項1】 固定要素を構造部品に形成された開口に
係留するために、頭端部(2) および足端部(3) を有する
軸(1) と、軸(1)を囲む少なくとも一つのアンカー部材
(4) とを有する固定要素において、少なくとも一つのア
ンカー部材(4) が、軸(1) から分離された環状体(5) を
有し、この環状体は、ロック配置を介して軸(1) に対し
て軸方向の運動をしないように軸にロックされているこ
とを特徴とする固定要素。 - 【請求項2】 前記ロック配置は、少なくとも一つの環
状体を軸方向にクランプするように形成されていること
を特徴とする請求項1の固定要素。 - 【請求項3】 前記ロック配置は、軸のろう付け、硬ろ
う付け、溶接、接着または可塑的変形により形成される
ことを特徴とする請求項1の固定要素。 - 【請求項4】 環状体(5) は、開口部のそれぞれの内壁
に嵌まりこむべき決められた周縁に凹部(6) または突起
(7) を有することにより、周縁に沿って単に部分ごとに
かつそれと共に増大した押圧で行われる開口部のそれぞ
れの内壁への侵入が起こることを特徴とする請求項1か
ら3までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項5】 環状体(5) は、それぞれの開口部に侵入
したときに軸方向に弾性的に外側に曲がるのを容易にす
るために、周縁まで走る少なくとも一つのスリット(8)
を有することを特徴とする請求項1から4までのうちの
いずれか一つの固定要素。 - 【請求項6】 環状体は、周縁まで走っている、直線で
環状体の半径方向または接線方向にまたは曲線で延びて
いる少なくとも一つのスリット(8) を有することを特徴
とする請求項1から5までのうちのいずれか一つの固定
要素。 - 【請求項7】 軸(1) が、それぞれ軸方向にクランプさ
れて保持されたアンカー部材(4) のためのストッパーを
形成するように、第一の直径を有する第一の部分(10)を
有し、この第一の部分にはこれに足端部側で隣接する第
二の直径を有する第二の部分(11)が続いており、この第
二の直径は第一の直径より小さくなっており、その第二
部分(11)にそれぞれのアンカー部材(4) が並べられ、ま
た軸の足端部(3) には、第二部分(11)を遮断するロック
部分(12)が、それぞれのアンカー部材(4) をロック部分
(12)とストッパー(9) の間に軸方向にクランプしてロッ
クするように形成されていることを特徴とする請求項1
から6までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項8】 軸(1) の足端部(3) に、円錐形またはく
さび状のロック部分(12)が形成され、このロック部分
は、固定要素の引き抜き方向に作用する力が生じたとき
に、拡張力がそれぞれこの部分に隣接するアンカー部材
(4) に作用し、従ってアンカー部材の強化された押圧力
が開口部の内壁に作用することを特徴とする請求項1か
ら7までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項9】 軸(1) の足端部(3) がボーリングビット
(13)として形成されていることを特徴とする請求項1か
ら8までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項10】 少なくとも軸(1) の第二部分(11)が、
円形と異なる横断面形状を有することを特徴とする請求
項1から9までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項11】 各環状体(5) は、隣接する環状体の軸
方向間隔を固定するためにスペーサー(14)を備えている
ことを特徴とする請求項1から10までのうちのいずれ
か一つの固定要素。 - 【請求項12】 それぞれのスペーサー(14)がそれぞれ
の環状体(5) と一体に形成されていることを特徴とする
請求項1から11までのうちのいずれか一つの固定要
素。 - 【請求項13】 それぞれのスペーサー(14)が、環状体
(5) と一体に形成されたブシュであることを特徴とする
請求項1から12までのうちのいずれか一つの固定要
素。 - 【請求項14】 環状体(5) が板状に形成されているこ
とを特徴とする請求項1から13までのうちのいずれか
一つの固定要素。 - 【請求項15】 環状体(5) が皿状に形成されているこ
とを特徴とする請求項1から14までのうちのいずれか
一つの固定要素。 - 【請求項16】 ブシュ状のスペーサー(14)が、環状体
(5) に隣接する第一部分(15)を有し、この第一部分は第
二部分(16)に続いており、その際第一部分(15)の内径は
第二部分(16)の外径に対して次のように、すなわち軸
(1) にアンカー部材(4) が多数並べられている場合に、
それぞれのブシュ状スペーサー(14)のそれぞれの第二部
分(16)が、隣接するアンカー部材(4) のブシュ状スペー
サー(14)の第一部分(15)に組み合わされて突出するよう
にいっそう大きく寸法決めされていることを特徴とする
請求項1から15までのうちのいずれか一つの固定要
素。 - 【請求項17】 スペーサー(14)が多部分からなり、か
つ軸(1) の長手方向にアンカー部材(4) から曲げられた
状態で走る少なくとも一対の縁部分(17)により形成さ
れ、これらの縁部分はそれぞれ隣接するアンカー部材
(4) と間隔を保って接触するために役立つことを特徴と
する請求項1から15までのうちのいずれか一つの固定
要素。 - 【請求項18】 アンカー部材(4)が、軸に着座する
中空円錐の形状を有することを特徴とする請求項1から
13までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項19】 中空円錐形状のアンカー部材が、環状
体(5) の軸方向凹部を決定する切頭円錐形の第一の内被
部分(18)を有し、この内被部分には、スペーサー(14)の
軸方向凹部を決定する円筒状の第二の内被部分(19)が続
いていることを特徴とする請求項1から13までのうち
のいずれか一つのまたは請求項18の固定要素。 - 【請求項20】 各環状体(5) が板状に形成され、かつ
多数の環状体(5) が共通のブシュ部材(20)と一体に形成
され、このブシュ部材(20)は、軸方向に指向する、スペ
ーサー(14)を形成する突起を有することを特徴とする請
求項1から10までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項21】 第一部分(10)と頭端部(2) の間に軸
(1)の第三部分(101)が存在しており、その直径は第一部
分(10)の直径より大きいことを特徴とする請求項7の固
定要素。 - 【請求項22】 少なくとも一つのアンカー部材(4) が
軸(1) と異なる材料からなることを特徴とする請求項1
の固定要素。 - 【請求項23】 少なくとも軸(1) の第二部分(11)が、
円形と異なる横断面形状を有し、それぞれのアンカー部
材(4) が、軸(1)の第二部分(11)に釣り合っている横断
面形状をもった中央の孔を有することにより、それぞれ
のアンカー部材(4) がそれぞれの軸(1) のそれぞれの第
二部分(11)に相対回転しないように保持されることを特
徴とする請求項1から22までのうちのいずれか一つの
固定要素。 - 【請求項24】 アンカー部材(4) の中央の孔の横断面
形状がその周の形状と同じであることを特徴とする請求
項1から23までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項25】 アンカー部材(4) が、軸(1) に着座す
る中空円錐の形状を有し、その外被は長手方向中心軸線
(29)に対し角度( α) だけ斜角をなして走っていること
を特徴とする請求項1から24までのうちのいずれか一
つの固定要素。 - 【請求項26】 アンカー部材の外被が、それぞれの開
口部に挿入側で走る外被部分(30)のついた端部分を有
し、この外被部分は長手方向中心軸線(29)に対し或る角
度( δ) だけ斜角をなして走っており、この角度(δ)
は、長手方向中心軸線(29)に対し斜角をなして走る残り
の外被の角度( α) より大きいことを特徴とする請求項
18のまたは請求項23から25までのうちのいずれか
一つの固定要素。 - 【請求項27】 アンカー部材の外被が鋸刃状に(31)構
成されていることを特徴とする請求項18のまたは請求
項23から26までのうちのいずれか一つの固定要素。 - 【請求項28】 アンカー部材(4) が少なくとも一つの
長手方向スリット(28)を有し、このスリットは少なくと
もアンカー部材(4) の軸方向凹部の一部に沿って走るこ
とを特徴とする請求項18のまたは請求項23から27
までのうちのいずれか一つの固定要素。
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