JPH02186114A - ドリル付きねじ体 - Google Patents

ドリル付きねじ体

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JPH02186114A
JPH02186114A JP579489A JP579489A JPH02186114A JP H02186114 A JPH02186114 A JP H02186114A JP 579489 A JP579489 A JP 579489A JP 579489 A JP579489 A JP 579489A JP H02186114 A JPH02186114 A JP H02186114A
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screw body
cylindrical screw
drill
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shaft body
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Yutaka Yagi
豊 八木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、中高層建築物におけるコンクリート
床支持用の全屈板製デツキプレー1〜を横梁に締結する
場合のように、主として薄肉部利を厚肉部材に締結する
ために使用するドルリ付きねじ体に関するものである。
〔従来の技術〕
中高層建築においてその床を形成するには、第10図に
示すように、I−1型鋼製の厚内状横梁100上面に、
断面凹凸状の薄金rL J&製デツキプレート11を固
着し、該デ・ツキプレート11の上にコンクリート12
を打ち込むようにしている。
そして、前記デツキプレート11を横=10に固着する
手段として従来は、焼抜き栓溶接によっていたが、この
溶接による固着手段は、均質に溶接するのに高度の熟練
を要するため、その作渚性が悪く、しかも、大がかりな
装置を必要とするため、作業コストも嵩む問題があった
これに対しては、第11図で示すように、先端にドルリ
部13aを造形したドリルねe13を使用することが考
えられるが、このドルリねじ13は、回転工具にて高速
回転させつつドルリ部13aを薄肉部材14及び厚肉部
材15に侵入させることにより、薄肉部材14及び厚肉
部材15に下孔16を徐々に穿設するものである一方、
下孔16に対してねじ山13bを1回転当たりlピッチ
ずつ進入させることにより、下孔I6の内周面に雌ねじ
を刻設してねじ込むものであり、下孔16を穿設する場
合とねじ山13bをねじ込む場合とで、1回転当たりに
進入する寸法が異なるため、下孔1Gの穿孔とねじ山1
3bのねじ込みとを同時に行えないと言う特性がある。
従って、ドルリねじ13を用いて厚肉部材15に薄板部
材14を締結するには、ドルリ部13aからねじ山13
bの始端までの長さ寸法(i!1)を、両部材14.1
5の厚さ寸法の和の寸法(12)よりも長く設定するこ
とにより、ドルリ部13aが厚肉部材15を貫通してか
らねじ山り3b力’B肉部材14に食い込み始めるよう
にせねばならないため、ねじ13の全長くりが非常に長
くなって下孔16の穿設作業に多大の手間を要すると共
に、締結後においてドルリ部13aが厚肉部材15から
突き抜けるため、外観や安全性の点にも問題があった。
本発明は、これら従来のドルリねじの問題を解消するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、請求項1では、回転工具が係
合する係合部を上端に形成した軸体に、外周面にねじ山
を造形した頭付きの筒状ねじ体を回転自在で且つ摺動自
在に被嵌すると共に、前記軸体の下端には、前記筒状ね
じ体の螺着用下孔を穿設するためのドリル部を一体的に
造形する構成にした。
また、請求項2では、請求項1の構成に加えて、軸体の
うちその軸方向に沿った中途高さ部位に、当該軸体を折
れ切断するだめの弱化手段を形成する構成にした。
〔発明の作用・効果〕
請求項1の構成において、軸体の上端に回転工具を係合
し、これを回転させつつドルリ部を薄肉部材及び厚肉部
材に押し当てると、軸体のみが薄肉部材及び厚内部材に
進入して行き、薄肉部材と厚肉部材とに下孔が順次穿設
されて行くから、下孔の深さが筒状ねじ体のねじ部が侵
入し得るだけの寸法になったら下孔の穿孔を停止し、次
いで、回転工具にて筒状ねじ体の頭部を係合し、筒状ね
じ体のねじ部を下孔内にねじ込むことにより、筒状ねじ
体の頭部にて、薄肉部材が厚肉部材に押さえ固定される
ことになる。
この場合、筒状ねじ体のねじ込みに際しては、筒状ねじ
体が軸体に被嵌していることにより、筒状ねじ体が軸体
にガイドされ、筒状ねじ体は偏芯することなく下孔に対
して同心状の状態でねじ込まれるから、筒状ねじ体のね
じ込み作業も軽い力で行うことができることになる。
従って、請求項1によれば、ドルリ部を厚肉部材から貫
通させなくても、薄肉部材を厚内部材に締結することが
できるから、ドルリ突きねじ体による締結でありながら
、締結後にドルリ部が厚肉部材から突出することによる
外観の悪化や安全性の低下等の問題を確実に防止できる
のであり、しかも、下孔を必要以上に深く穿設する必要
がないこと、軸体を抜き取る必要がないこと、筒状ねじ
体のねじ込みを軽い力で行えること、及び、作業に熟練
を必要としないこととにより、作業能率の向上と作業コ
ストの低減とを図ることもできる。
また、請求項2の構成にすると、薄肉部材を厚肉部材に
締結した状態で、軸体の係合部側面をハンマーにて叩打
する等することにより、締結後において薄肉部材から突
出していた軸体を、弱化手段箇所において簡単に折り切
断できる。
従って、請求項2の構成によると、前記請求項1の効果
に加えて、締結後においてねじ体の頭部から軸体が突出
することによる外観の悪化等の不具合を、至極簡単に防
止できる効果を有する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面(第1〜6図)に基づいて
説明すると、図において符号1は、上端に回転工具(図
示せず)が係合する断面六角の係合部1aを形成した断
面円形の軸体を示し、該軸体lに、外周面にねじ山2a
を造形した筒状ねじ体2を回転自在で摺動自在に被嵌し
、該筒状ねじ体2の上端に、前記軸体lの係合部laよ
り大径で断面六角の頭部2bを一体的に形成する一方、
軸体1の下端には、前記筒状ねじ体2のねじ部2Cに対
する下孔を穿設するためのドルリ部1bを一体的に造形
している。
この場合、筒状ねじ体2におけるねじ部2cの先端部を
若干角度(θ)で先細りのテーバ状に形成すると共に、
筒状ねじ体2におけるねじ部2cには、当該筒状ねじ体
2の軸方向に延びる溝3を1条又は複数条刻設して、部
材に対するねじ山2aの食い込みを良好にしている。ま
た、筒状ねじ体2の頭部2b頂面から軸体1の係合部1
a下面までの長さ寸法(Ll)、換言すると、筒状ねじ
体2の上下移動ストロークを、筒状ねじ体2におけるね
じ部2Cの長さ寸法(L2)よりも若干長い寸法に設定
する。
なお、ドルリ部1bの直径寸法(DI)は、筒状ねじ体
2におけるねじ山2aの山径(D2)よりも小さく谷径
よりも大きい寸法(望ましくは、ねじ山2aの有効径と
略同じ寸法)に設定されていることは言うまでもない。
以上の構成において、薄肉部材4を厚内部材5に締結す
るには、先ず、第4図に示すように、軸体1の係合部1
aを回転工具(図示せず)で閃持し、ドリル部1bを回
転させつつ両部材4.5に押し当てることにより、両部
材4.5に下孔6を穿設していき、軸体1の係合部1a
と薄肉部材4との間に筒状ねじ体2が挟まってドルリ部
ibが侵入不能になったら、軸体lの回転を停止し、第
5図に示すように、筒状ねじ体2の頭部2bを回転工具
(図示せず)にて掴持して、ねじ部2cを下孔6内にね
じ込めば良く、これにより、第6図に示すように、筒状
ねじ体2の頭部2bにて、薄肉部材4が厚肉部材5に押
さえ固定されるのである。
このように、ドルリ部1bを貫通させることなく、筒状
ねじ体2にて締結できるから、締結後においてドルリ部
1bが厚肉部材5から貫通することによって外観が悪化
したり、人が傷付いたりすることを確実に防止できるの
であり、しかも、筒状ねじ体2が軸体1に被嵌している
ことにより、筒状ねじ体2は偏芯することなく下孔6と
同心状の状態が保持されるから、筒状ねじ体2のねじ込
み作業も軽い力で行うことができるのである。
なお、実施例のように、筒状ねじ体2の移動ストローク
(Ll)を、筒状ねじ体2におけるねじ部2bの長さ寸
法(L2)よりも若干寸法だけ大きい値に設定しておく
と、上記した通り、薄肉部材4の上面と軸体lの頭部1
a下面との間に筒状ねじ体2が挟まって押し込み不能に
なることにより、下孔6を所定の深さ寸法に自動的に設
定することができる利点がある。
第7図に示すのは、請求項2に対する実施例であり、請
求項1に対する実施例と同じ形態に加えて、軸体1の軸
方向に沿った中途高さ部位に、当該軸体lを折れ切断す
る弱化手段の一例として、断面V字状の環状溝7を刻設
する。
この構成において、薄肉部材4を厚肉部材5に締結する
締結方法は前記の場合と全く同じであるが、締結後にお
いて、第8図に示すように、筒状ねじ体2における頭部
2bの上方に環状溝7が露出するから、矢印Aで示すよ
うに、軸体1の係合部1a側面等をハンマーで叩打する
と、軸体1は応力集中によって環状溝7箇所で簡単に折
れ切断し、第9図に示すように、通常のねじにて締結し
たのと同様の状態になるから、締結後において軸体l筒
状ねじ体2の頭部2bから突出するごとによって外観が
悪化したり、作業の邪魔になったりする不具合防1トす
ることができるのである。
なお、上記実施例は、軸体の係合部及び筒状ねじ体のf
flfl部を断面六角形に形成した場合であったが、こ
れら軸体の保合部及び節状ねじ体における頭部の形態は
、断面四角形にするなど、回転T1が係合する形態であ
れば如何なる形態であう一〇も良いのであり、また、軸
体1に形成する弱化下1′よとしては、実施例のような
環状溝に限らず、単なる切欠きにするなど、(Ltの形
態であっても良いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の実施例を示す正面図、第2図は第1
図の平面図、第3図は第1図のIII −iff 攬断
面図、第4図、第5図、第6図は締結の手順を示す図、
第7図は請求項2の実施例を示す正面図、第8図及び第
9図はその作用を示す図、第10図は本発明の通用例と
しての中高層住宅における床の断面図、第11図は従来
技術を示す図である。 1・・・・軸体、1a・・・・軸体の係合部、1b・・
・・軸体のドルリ部、2・・・・筒状ねじ体、2a・・
・・ねじ山、2b・・・・筒状ねじ体の頭部、2C・・
・・筒状ねじ体のねじ部、4・・・・薄肉部材、5・・
・・厚肉部材、6・・・・下孔、7・・・・弱化手段の
一例としての環状溝。 特許比j願人   ニスコ株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、回転工具が係合する係合部を上端に形成した軸
    体に、外周面にねじ山を造形した頭付きの筒状ねじ体を
    回転自在で且つ摺動自在に被嵌すると共に、前記軸体の
    下端には、前記筒状ねじ体の螺着用下孔を穿設するため
    のドリル部を一体的に造形したことを特徴とするドルリ
    付きねじ体。
  2. (2)、前記軸体のうちその軸方向に沿った中途高さ部
    位に、当該軸体を折れ切断するための弱化手段を形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載のドルリ付きねじ体
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2014931A1 (en) * 2008-04-04 2009-01-14 Shu-Yun Chuang Fastener with removable element
JP2011196472A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Iifas Co Ltd 座掘機能付ロックボルト
KR20200032526A (ko) * 2018-09-18 2020-03-26 김종탁 자천공 크랙 보수용 특수 볼트 키트
KR20200039320A (ko) * 2018-10-05 2020-04-16 김경수 누수방지용 볼트

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KR20200039320A (ko) * 2018-10-05 2020-04-16 김경수 누수방지용 볼트

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