JP2751887B2 - フィルム搬送用リーダの製造方法 - Google Patents

フィルム搬送用リーダの製造方法

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JP2751887B2
JP2751887B2 JP23252995A JP23252995A JP2751887B2 JP 2751887 B2 JP2751887 B2 JP 2751887B2 JP 23252995 A JP23252995 A JP 23252995A JP 23252995 A JP23252995 A JP 23252995A JP 2751887 B2 JP2751887 B2 JP 2751887B2
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滋 増田
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Noritsu Koki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動現像装置の
フィルム移送経路に沿ってフィルムを移動させるリーダ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、リーダ搬送方式のフィルム自動
現像装置によってフィルムを現像処理する場合、図4に
示すように、パトローネPから引き出したフィルムFの
先端部をリーダLに接続し、そのリーダLを先行させて
フィルム現像部にフィルムFを移送させるようにしてい
る。
【0003】ここで、リーダLは合成樹脂シートから形
成された可とう性を有し、フィルム現像部に設けられた
スプロケットと係合可能な送り用の孔aが等間隔に設け
られている。
【0004】ところで、フィルムFの現像処理時に、フ
ィルムFがリーダLから外れると、フィルムFが処理液
中で停止して現像処理を行なうことができず、また、フ
ィルムFの取出しに手間がかかり、取出しの際にフィル
ムFが感光する危険がある。したがって、フィルムFは
リーダLに対して強固に接続する必要がある。
【0005】リーダLとフィルムFの連結は、スプライ
ステープTの貼付けによって結合することが一般的であ
るが、スプライステープTの貼付けおよび現像処理後の
取外しに手間がかかり、しかもリーダLに対してフィル
ムFを所定の位置に精度よく連結する必要があるため、
スプライス用の特殊な作業台を必要とする不都合があ
る。また、スプライステープTは再使用することができ
ないため、経済性に問題がある。
【0006】上記のような問題点を解決するため、本件
出願人は、可とう性を有するシート状リーダ本体の移送
方向後部に第1挿入孔と第2挿入孔とを前後方向に所要
の間隔を設け、リーダ本体上には上記第1挿入孔を覆う
シート片を接合し、そのシート片の第1挿入孔と対向す
る位置に窓を設け、その窓の内周に第1挿入孔をリーダ
移動方向に横切る突片を設け、この突片のリーダ移送方
向後部を第1挿入孔の周縁部で支持したリーダを提案し
ている(特願平7−168783号明細書)。
【0007】上記リーダにおいては、先端部に係合孔を
有するフィルムを第2挿入孔に挿入し、リーダ本体の裏
面に突出するフィルムの先端部を第1挿入孔に挿入する
ことにより、突片がフィルムの先端で押されて上方に変
形し、係合孔が突片の先端と対向すると、突片が係合孔
に係合するため、リーダの所定位置にフィルムの先端部
を簡単に精度よく連結することができる。
【0008】また、突片がリーダの移送方向と逆方向に
向いているため、フィルムの移送時に突片がフィルム移
送経路に引っ掛かるという不都合の発生がなく、しか
も、フィルムは第1挿入孔および第2挿入孔の両側縁に
よって横方向への移動が防止されるため、フィルムを蛇
行させることなく移送させることができるという特徴を
有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リーダ
においては、リーダ本体の第1挿入孔とシート片の突片
との間で相対的に位置ずれがあると、フィルムを精度よ
く連結することができなくなるため、リーダ本体に対し
てシート片を精度よく接合する必要があり、作業者の感
による接合では精度のよいリーダを得ることはできな
い。
【0010】この発明の課題は、リーダ本体とシート片
との間で相対的な位置のずれがない精度の高いリーダを
簡単に作ることができる製造方法を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、送り用の孔が形成された可
とう性を有するシート状リーダ本体の移送方向後部にフ
ィルム挿入用の挿入孔を設け、リーダ本体上に接合した
シート片の上記挿入孔と対向する位置に窓を形成し、そ
の窓の内周に上記挿入孔を理だ移送方向に横切るフィル
ム連結用の突片を設けたフィルム搬送用リーダの製造方
法において、前記リーダ本体とシート片のそれぞれに複
数の位置決め孔を形成し、治具に設けられた複数の位置
決めピンにリーダ本体の位置決め孔およびシート片の位
置決め孔を嵌合し、その嵌合によりリーダ本体とシート
片とを相対的に位置決めして両者を接合する構成を採用
したのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、リーダ1は、リーダ本
体10と、そのリーダ本体10上に接着あるいは溶着に
よる手段を介して接合されたシート片20とから成る。
【0014】リーダ本体10は、合成樹脂シートから形
成された可とう性を有する。このリーダ本体10には送
り用の孔11が等間隔に形成され、その孔11に対する
スプロケットの係合によって一方向に移送される。リー
ダ本体10の移送方向後部には、直線状に並ぶ上記孔1
1の両側に第1挿入孔12と第2挿入孔13とがリーダ
本体1の移送方向に所要の間隔をおいて設けられてい
る。
【0015】第1挿入孔12および第2挿入孔13の幅
寸法はフィルム30の幅寸法に略等しく、各挿入孔1
2、13にフィルム30を挿入し得るようになってい
る。この第1挿入孔12と第2挿入孔13との間には複
数の位置決め孔14が設けられている。
【0016】シート片20は、第1挿入孔12および複
数の位置決め孔14を覆うことができる大きさとされて
いる。シート片20には、第1挿入孔12と対向する位
置に窓21と、位置決め孔14と対向する位置に複数の
位置決め孔22とが設けられている。
【0017】窓21の内周前縁には突片23が設けら
れ、その突片23のリーダ移送方向の後端部は窓21の
後縁に形成した切欠き24に嵌り、その後端部が第1挿
入孔12の周縁部で支持されている。
【0018】リーダ1に接続されるフィルム30の先端
部には突片23が係合可能な係合孔31が設けられてい
る。ここで、突片23および係合孔31はフィルムを傾
きのないよう精度よく連結するため、複数設けておくの
がよい。
【0019】リーダ1に対するフィルム30の連結は、
フィルム30の先端部を第2挿入孔13に挿入し、リー
ダ本体1の裏面側に突出するフィルム30の先端部を第
1挿入孔12に挿入する。このとき、突片23は、フィ
ルム30の先端で押されて上方に弾性変形し、係合孔3
1が突片23の先端と対向すると、突片23は形状復元
して係合孔31に係合し、フィルム30を引き戻すこと
により、フィルム30の弛みが取り除かれると共に、突
片23は第1挿入孔12を横切る自然な状態に戻されて
後端部が第1挿入孔12の周縁部で支持され、図2に示
すように、リーダ1にフィルム30を連結することがで
きる。
【0020】上記リーダ1の製造に際しては、図3に示
す治具40を用いる。治具40は板体から成り、その治
具40に複数の位置決めピン41が設けられ、各位置ピ
ン41はリーダ本体10の位置決め孔14およびシート
片20の位置決め孔22に対して挿入可能とされてい
る。
【0021】いま、治具40の位置決めピン41にリー
ダ本体10の位置決め孔14を嵌合し、かつシート片2
0の位置決め孔22を嵌合することによってリーダ本体
10とシート片20とは相対的に位置決めされる。そこ
で両者を接合することにより、第1挿入孔12と突片2
3の相互間に位置のずれがない精度の高いリーダ1を得
ることができる。
【0022】ここで、リーダ本体10とシート片20の
接合には、シート片20の裏面に予め接着剤を塗布し、
その接着剤を介してリーダ本体10にシート片20を接
着する方法や、リーダ本体10とシート片20と相対的
に位置決めする状態で超音波溶着する方法を採用するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、治
具に設けられた位置決めピンにリーダ本体の位置決め孔
とシート片の位置決め孔とを嵌合し、リーダ本体とシー
ト片とを相対的に位置決めする状態で両者を接合するよ
うにしたから、リーダ本体の第1挿入孔とシート片の突
片の相互間に位置のずれがない精度の高いリーダをきわ
めて簡単に能率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法によって製造されたリーダを示
す斜視図
【図2】図1のII−II線にそった断面図
【図3】この発明の製造方法に使用される治具、リーダ
本体およびシート片を示す分解斜視図
【図4】リーダとフィルムの連結の従来例を示す斜視図
【符号の説明】
10 リーダ本体 12 第1挿入孔 14 位置決め孔 20 シート片 21 窓 22 位置決め孔 40 治具 41 位置決めピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り用の孔が形成された可とう性を有す
    るシート状リーダ本体の移送方向後部にフィルム挿入用
    の挿入孔を設け、リーダ本体上に接合したシート片の上
    記挿入孔と対向する位置に窓を形成し、その窓の内周に
    上記挿入孔をリーダ移送方向に横切るフィルム連結用の
    突片を設けたフィルム搬送用リーダの製造方法におい
    て、前記リーダ本体とシート片のそれぞれに複数の位置
    決め孔を形成し、治具に設けられた複数の位置決めピン
    にリーダ本体の位置決め孔およびシート片の位置決め孔
    を嵌合し、その嵌合によりリーダ本体とシート片とを相
    対的に位置決めして両者を接合することを特徴とするフ
    ィルム搬送用リーダの製造方法。
JP23252995A 1995-09-11 1995-09-11 フィルム搬送用リーダの製造方法 Expired - Lifetime JP2751887B2 (ja)

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