JP2751425B2 - バーナ板 - Google Patents

バーナ板

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JP2751425B2
JP2751425B2 JP1162737A JP16273789A JP2751425B2 JP 2751425 B2 JP2751425 B2 JP 2751425B2 JP 1162737 A JP1162737 A JP 1162737A JP 16273789 A JP16273789 A JP 16273789A JP 2751425 B2 JP2751425 B2 JP 2751425B2
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    • F23D14/12Radiant burners
    • F23D14/16Radiant burners using permeable blocks
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    • F23D2203/10Flame diffusing means
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、放射エネルギーを利用するバーナの燃焼部
分たるバーナ板に関し、特に表面燃焼方式のバーナ板の
改良に関するものである。
[従来の技術] 従来のシュバングバーナあるいは焼結金属バーナ(微
細な金属粉を焼結したバーナ)等で代表される表面燃焼
方式バーナは、通気性を有する放射性固体とバーナ本体
とが一体構造となっているものであり、このため燃焼帯
が放射性固体の表面部に形成される。すなわち、放射性
固体の内部を通過してきた予混合気が出口表面にきわめ
て近い層内で燃焼し、そのエネルギーで固体自体が放射
体となるものであるから、火炎が放射性固体の表面から
浮上せず表面に付着した状態で燃焼する。そのため、非
常に効率よく燃料のもつエネルギーを放射面に伝えるこ
とができ、表面温度を均一に保つことができるという特
長を有している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の表面燃焼方式バーナは所定の空
隙率を有する単層構造のものであるため、燃焼帯の位置
を燃料ガスの上流側へ移動させることができない。この
ため、放射面積の拡大を図ることができず、放射熱量を
増加できない。また、空隙率を上げるには限度がある
(従来の焼結金属バーナの場合、最大でも40〜50%位で
ある)。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
であり、燃焼帯の位置を燃料ガスの上流側へ移動させる
ことを可能にすることにより、放射効率を高めることが
可能なバーナ板を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係るバーナ板は、
金属繊維の焼結板からなり、複数の層を有し、かつ表面
側すなわち燃料ガスの下流側の表面層の空隙率を90〜95
%と上流側の空隙率よりも大としたものである。
また、高い空隙率を得るために、繊維素材として、金
属長繊維を用いるのが適当である。
[作 用] 本発明のバーナ板は、空隙率の大なる表面層と空隙率
の小なる背面層の少なくとも2層をもつ金属繊維焼結板
である。このため、燃焼帯の位置を表面層と背面層の境
界付近に移動させることができる。したがって、表面層
の全面にわたって均一に赤熱されるため放射領域が増加
する。
また、金属繊維焼結板であるため、全体的に空隙率を
上げることができ、燃料ガスの背面層通過時の圧力損失
を小さくすることができるとともに、高負荷燃焼が可能
になる。特に、繊維素材として金属長繊維を用いた場合
には空隙率を最大95%にもすることができ、より一層の
高負荷燃焼が可能になる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図により説明する。第1図
は本発明のバーナ板の断面図、第2図はこのバーナ板を
用いたバーナを示す正面図、第3図はその側面図であ
る。
図において、1はバーナ板であり、空隙率の大なる表
面層11と空隙率の小なる背面層12の2層構造となってい
る。各層は繊維素材としてステンレス(SUS316)の長繊
維(繊維径25μm,繊維長50mm)を使用し、外径350mm,全
板厚4mmの円板に焼結してつくられている。表面層11の
板厚1mm位でよい。
バーナ板1を製造するには、普通最初に背面層12を所
定の空隙率で燃焼してつくり、この燃焼板の上に表面層
11を所定の空隙率で焼結してつくる。これと反対の方法
であっても差し支えないが、表面層11は比較的薄いもの
であり、また空隙率を高くしなければならないので、前
者の方法が適当である。
空隙率は、例えば表面層11を最大の95%に、表面層12
を90%以下にする。
第4図は表面層11の横断面を電子顕微鏡写真(倍率10
0)から模式的に示したものであり、同図から明らかな
ように、交錯した金属長繊維2によって微細な空隙3が
均一に設けられていることがよくわかる。
このバーナ板1における燃焼帯4は、表面層11と背面
層12の境界付近、主に背面層12の下流側表面に形成され
る。これは、背面層12を通る燃料ガスの速度によって燃
焼帯4の位置が決まるので、表面層11の空隙率を背面層
12の空隙率に比べてはるかに大きくすれば、燃焼帯4の
位置を最大限背面層12の表面位置まで上流側にすること
ができるからである。
第2図、第3図において、10はバーナ板1を取り付け
たバーナ本体、12は燃料ガスの供給装置で、燃料ガスを
ガスボンベ13からバーナ本体1内に設けられたノズル14
に供給するようになっている。燃料ガスにはプロパンガ
スを用いている。16は空気を供給するブロワーで、バー
ナ本体1の上流側でノズル14から噴出する燃料ガスと空
気との予混合気体をつくるようになっている。20は点火
プラグで、21は点火プラグ20及び燃料ガス用電磁弁15の
電源である。
上記のように構成されたバーナにおいて、燃料ガスと
空気との予混合気体は、バーナ板1の全面から均一に噴
出する。次いで、点火プラグ20により点火すれば、火炎
はバーナ板1全面に伝播し、燃焼帯4は表面層11と背面
層12の境界付近に形成され燃焼を開始する。このように
燃焼帯4の位置が表面層11の内部側へ移動するため、放
射体たる表面層11の放射領域が拡大し、放射熱量が増加
することになる。
例えば、表面層11の空隙率95%,背面層12の空隙率90
%の2層バーナ板と、空隙率90%の単層バーナ板とによ
る放射熱量の比較では、2層バーナ板の方が約1.2〜1.3
倍も高い放射熱量を発生することを確認している。
また、全体的に空隙率が高いので、圧力損失が減少
し、バーナの背圧が減少する。
第5図は単層バーナ板の場合の空隙率と単位面積当り
の燃焼量(面負荷)との関係を示したものであるが、本
発明のバーナ板は金属繊維焼結板からなるものであるた
め、従来の金属粉焼結板に比べてはるかに大きい空隙率
にすることができるので、面負荷を最大80kcal/cm2・h
にもでき、高負荷燃焼が実現できる。これに対して、従
来の金属粉焼結板の場合、空隙率は40〜50%であるの
で、面負荷は最大15kcal/cm2・hにしかできない。
本発明によるバーナ板は、上述のように金属繊維焼結
板からなるものであるため、その形状は自由にできる。
例えば、球面板としたり、円筒形などにすることもでき
る。また、被加熱物の形状に合せて異形のものに形成す
ることもできる。さらに、加熱方向も自由であり、横向
き、上向き、下向きなどにより左右されない。また、燃
料についても可燃性混合気体であれば何でも良く、家庭
用に用いられている6B,13Aか、またはプロパン、メタ
ン、ブタン等に限らず、可燃性の低カロリー廃ガス(CO
等)でも差し支えない。したがって、本発明によるバー
ナ板は、あらゆる用途の加熱手段、あるいは廃ガス処理
手段として用いることができ、高放射熱、高熱効率のバ
ーナを実現し得る。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、空隙率の大なる表面層
と空隙率の小なる背面層の少なくとも2層をもつ金属繊
維焼結板からなるバーナ板としたので、燃焼帯の位置を
表面層と背面層の境界付近へ移動させることができ、こ
れによって放射領域が増加するため放射熱量を増加させ
ることができる。また、全体的に空隙率がきわめて高い
ので、圧力損失を減少させることができるなどの多大の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明のバーナ板を用いたバーナの正面図、第3図は同側面
図、第4図は表面層の横断面を示す拡大模式図、第5図
は単層バーナ板の空隙率と単位面積当りの燃焼量との関
係を示した線図である。 1……バーナ板 2……金属長繊維 3……空隙 4……燃焼帯 11……表面層 12……背面層

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属繊維の焼結板であって複数の層を有
    し、燃料ガスの下流側にあたる表面層が上流側の層に比
    べて大なる空隙率を有し、前記表面層の空隙率を90〜95
    %とすることを特徴とするバーナ板。
  2. 【請求項2】繊維素材として金属長繊維を用いることを
    特徴とする請求項1記載のバーナ板。
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