JP2747368B2 - 液体中の微粒子数計測装置 - Google Patents
液体中の微粒子数計測装置Info
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、液体中の微粒子数を計測する装置に関する
ものである。
ものである。
<従来の技術> LSIの高集積化に伴い、LSI製造工程において、ウェハ
ーに付着した異物を除去するウェハー洗浄技術が、ウェ
ハーの高歩留り確保のために重要となっている。しか
し、ウェハーの洗浄に使用される薬液中には、異物が微
粒子として浮遊しており、この微粒子が逆にウェハーに
付着し、LSIの導通不良,短絡導通等の問題を引き起こ
す。従って、ウェハーの洗浄に使用する薬品や純水中の
微粒子を低減することが必要であり、そのためには、薬
品や純水中の微粒子数を正確に計算する技術が重要とな
っている。
ーに付着した異物を除去するウェハー洗浄技術が、ウェ
ハーの高歩留り確保のために重要となっている。しか
し、ウェハーの洗浄に使用される薬液中には、異物が微
粒子として浮遊しており、この微粒子が逆にウェハーに
付着し、LSIの導通不良,短絡導通等の問題を引き起こ
す。従って、ウェハーの洗浄に使用する薬品や純水中の
微粒子を低減することが必要であり、そのためには、薬
品や純水中の微粒子数を正確に計算する技術が重要とな
っている。
液体中に浮遊する微粒子数の計測には、通常、レーザ
ー光散乱方式が用いられている。この方式は、液体中に
浮遊している微粒子に、1のレーザー光を照射すると、
レーザー光の一部が微粒子により、散乱されるので、こ
の散乱光を光検出器で検出することにより、液体中の微
粒子数を計測するものである。
ー光散乱方式が用いられている。この方式は、液体中に
浮遊している微粒子に、1のレーザー光を照射すると、
レーザー光の一部が微粒子により、散乱されるので、こ
の散乱光を光検出器で検出することにより、液体中の微
粒子数を計測するものである。
<発明が解決しようとする課題> 上記レーザー光散乱方式による液体中の微粒子数計測
では、液体中に気泡が発生している場合、気泡によって
も、レーザー光が散乱されるため、気泡も微粒子として
誤検出される。したがって、気泡が発生しやすい薬品、
例えば、半導体ウェハーの洗浄薬品として広く使用され
ている過酸化水素等では、薬品中の微粒子数を正確に検
出することが困難である。
では、液体中に気泡が発生している場合、気泡によって
も、レーザー光が散乱されるため、気泡も微粒子として
誤検出される。したがって、気泡が発生しやすい薬品、
例えば、半導体ウェハーの洗浄薬品として広く使用され
ている過酸化水素等では、薬品中の微粒子数を正確に検
出することが困難である。
そこで、本発明は、液体中に気泡が発生していても、
液体中の微粒子数を正確に計測する装置を提供すること
を目的とする。
液体中の微粒子数を正確に計測する装置を提供すること
を目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明の液体中の微粒子数計測装置は、液体中の微粒
子数をレーザー光を用いて計測する装置において、微粒
子検出を行う液体中の検出部に対して等距離の位置に配
置された2つの同じ強度を発するレーザーと、前記検出
部及びレーザーに対して等距離に配置され、且つ、前記
検出部を中心としてそれぞれ対応する前記レーザーに対
して等角度になるように配置された、散乱光強度を検出
する2つの光検出器とを有することを特徴とする。
子数をレーザー光を用いて計測する装置において、微粒
子検出を行う液体中の検出部に対して等距離の位置に配
置された2つの同じ強度を発するレーザーと、前記検出
部及びレーザーに対して等距離に配置され、且つ、前記
検出部を中心としてそれぞれ対応する前記レーザーに対
して等角度になるように配置された、散乱光強度を検出
する2つの光検出器とを有することを特徴とする。
<作 用> 上記本発明を用いると、気泡にレーザー光を照射した
場合、気泡は、液体中では球形であるため2つのレーザ
ーの散乱光の方向分布は、各々のレーザー光の入射方向
に対して全く同じものになり、2つの光検出器で検出さ
れる散乱光強度は同じになる。これに対し、実際の微粒
子は複雑な形状をしているので、2つのレーザー光の散
乱光方向分布が、各々のレーザー光の入射方向に対し異
ったものになる。従って、光検出器で検出される散乱光
強度の差をとると、気泡による散乱の場合は、0となる
が、実際の微粒子による散乱の場合は0にならず、実際
の微粒子の数のみを計測することが可能である。
場合、気泡は、液体中では球形であるため2つのレーザ
ーの散乱光の方向分布は、各々のレーザー光の入射方向
に対して全く同じものになり、2つの光検出器で検出さ
れる散乱光強度は同じになる。これに対し、実際の微粒
子は複雑な形状をしているので、2つのレーザー光の散
乱光方向分布が、各々のレーザー光の入射方向に対し異
ったものになる。従って、光検出器で検出される散乱光
強度の差をとると、気泡による散乱の場合は、0となる
が、実際の微粒子による散乱の場合は0にならず、実際
の微粒子の数のみを計測することが可能である。
<実施例> 以下、図面を参照して、本発明の一実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図のように、2つの強度の等しいレーザ1,2を微
粒子又は気泡5に対して、等距離になるように、また、
各々のレーザー光が直角に前記微粒子又は気泡5に直角
に照射するように設置し、前記レーザー光の作る平面内
で、各レーザに対して45゜の角度で対称な位置に、前記
散乱光を検出する光検出器3,4を設置し、微粒子又は気
泡5からの散乱光を検出する場合を考える。
粒子又は気泡5に対して、等距離になるように、また、
各々のレーザー光が直角に前記微粒子又は気泡5に直角
に照射するように設置し、前記レーザー光の作る平面内
で、各レーザに対して45゜の角度で対称な位置に、前記
散乱光を検出する光検出器3,4を設置し、微粒子又は気
泡5からの散乱光を検出する場合を考える。
第2図において、6は遮光筒11の中心、7はレーザー
光が入射する窓、8はレーザー光が出射する窓、9は集
光レンズ、10はスリット、11は遮光筒、12は計測する液
体の給液口、13は計測する液体の排液口、14は信号処理
部を示す。
光が入射する窓、8はレーザー光が出射する窓、9は集
光レンズ、10はスリット、11は遮光筒、12は計測する液
体の給液口、13は計測する液体の排液口、14は信号処理
部を示す。
次に、計測手順について述べる。まず、計測する液体
を一定流量で、給液口12から遮光筒11へ注入し、排液口
13から排出する。次にレーザー1,2より、2つのレーザ
ー光は、窓7より遮光筒11へ照射され、遮光筒の中心6
で交差し、窓8より遮光筒11の外へ出る。前記遮光筒の
中心6において、微粒子又は気泡5にレーザー光が照射
し、散乱した散乱光は、集光レンズ9を通りスリット10
を通して、光検出器3,4で検出し、検出された信号は信
号処理部14で処理し、強度差より微粒子か気泡かを区別
し、流量及び上記手順で計測された遮光筒の中心6に存
在する微粒子の数により、液体中の微粒子の数を計測す
る。
を一定流量で、給液口12から遮光筒11へ注入し、排液口
13から排出する。次にレーザー1,2より、2つのレーザ
ー光は、窓7より遮光筒11へ照射され、遮光筒の中心6
で交差し、窓8より遮光筒11の外へ出る。前記遮光筒の
中心6において、微粒子又は気泡5にレーザー光が照射
し、散乱した散乱光は、集光レンズ9を通りスリット10
を通して、光検出器3,4で検出し、検出された信号は信
号処理部14で処理し、強度差より微粒子か気泡かを区別
し、流量及び上記手順で計測された遮光筒の中心6に存
在する微粒子の数により、液体中の微粒子の数を計測す
る。
レーザー1,2としては、例えばHe−Neレーザーを用
い、光検出器3,4としては、例えば光電子増倍管を用い
ることができる。また、レーザー1,2と光検出器3,4の配
置は、対称性が保たれている限り、本実施例の90゜,45
゜という数値に限定されず、任意の角度で配置が可能で
ある。
い、光検出器3,4としては、例えば光電子増倍管を用い
ることができる。また、レーザー1,2と光検出器3,4の配
置は、対称性が保たれている限り、本実施例の90゜,45
゜という数値に限定されず、任意の角度で配置が可能で
ある。
<発明の効果> 以上、詳細に説明した様に、本発明を用いることによ
り、液体中に気泡が発生している場合でも、液体中の微
粒子を気泡と区別して、正確に液体中に微粒子の数を計
測することが可能になる。
り、液体中に気泡が発生している場合でも、液体中の微
粒子を気泡と区別して、正確に液体中に微粒子の数を計
測することが可能になる。
第1図及び第2図は、本発明の実施例を示す図である。 符号の説明 1、2:レーザー,3,4:光検出器,5:微粒子又は気泡,6:遮
光筒の中心位置,7,8:窓,9:集光レンズ,10:スリット,11:
遮光筒,12:給液口,13:排液口,14:信号処理部。
光筒の中心位置,7,8:窓,9:集光レンズ,10:スリット,11:
遮光筒,12:給液口,13:排液口,14:信号処理部。
Claims (1)
- 【請求項1】液体中の微粒子数をレーザー光を用いて計
測する装置に於いて、微粒子検出を行う液体中の検出部
に対して等距離の位置に配置された2つの同じ強度を発
するレーザーと、前記検出部及び前記レーザーに対して
等距離に配置され、且つ、前記検出部を中心としてそれ
ぞれ対応する前記レーザーに対して等角度になるように
配置された、散乱光強度を検出する2つの光検出器とを
有することを特徴とする、液体中の微粒子数計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29468790A JP2747368B2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 液体中の微粒子数計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29468790A JP2747368B2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 液体中の微粒子数計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04167087A JPH04167087A (ja) | 1992-06-15 |
JP2747368B2 true JP2747368B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17811010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29468790A Expired - Fee Related JP2747368B2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 液体中の微粒子数計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747368B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6773577B1 (en) | 2001-09-19 | 2004-08-10 | Teledyne Technologies Incorporated | Electrochemical cell bubble detection |
US7664607B2 (en) | 2005-10-04 | 2010-02-16 | Teledyne Technologies Incorporated | Pre-calibrated gas sensor |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0786455B2 (ja) * | 1986-07-18 | 1995-09-20 | 興和株式会社 | 粒子測定方法及び装置 |
JPS63153449A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-25 | Fujitsu Ltd | 粒子計数器 |
-
1990
- 1990-10-30 JP JP29468790A patent/JP2747368B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04167087A (ja) | 1992-06-15 |
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Legal Events
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