JP2746531B2 - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP2746531B2
JP2746531B2 JP2424294A JP2424294A JP2746531B2 JP 2746531 B2 JP2746531 B2 JP 2746531B2 JP 2424294 A JP2424294 A JP 2424294A JP 2424294 A JP2424294 A JP 2424294A JP 2746531 B2 JP2746531 B2 JP 2746531B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータと
これに複数接続された情報記録再生装置からなる情報処
理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、いわゆるホストコンピュータの
外部記憶装置としては様々な情報記録再生装置が接続さ
れ、1台のホストコンピュータに同じ情報記録再生装置
を複数接続して使用することも多い。こうした情報記録
再生装置としては、例えば磁気ディスク装置や光ディス
ク装置など磁気的、光学的情報記録再生装置があるが、
特に最近では光学的情報記録再生装置は大容量の外部記
憶装置として注目されている。また、光学的情報記録媒
体としても光ディスク、光カードなど各種のものが知ら
れているが、光カードは小型軽量で持ち運びに便利な
上、記憶容量も大容量であるため、今後大きな需要が見
込まれている。
【0003】図4はその光カードを記録媒体として情報
を記録、再生する光カード情報記録再生装置を外部記憶
装置としてホストコンピュータに接続した情報処理シス
テムの概略構成を示したブロック図である。ここでは、
2台の光カード情報記録再生装置を接続した例を示して
ある。図中30は上位制御装置であるホストコンピュー
タ、30aはホストコンピュータ30に内蔵または外付
けされたインターフェースボードである。31及び32
はホストコンピュータ30にインターフェースボード3
0aを介して接続された光カード情報記録再生装置(以
下、ドライブという)である。
【0004】光カードに情報を記録あるいは再生する場
合は、光カードがドライブ31または32に挿入され
る。例えば、光カードがドライブ31に挿入されたとす
ると、ドライブ31ではそれを検知して光カードが挿入
されたことがインターフェースボード30aを介してホ
ストコンピュータ30へ通知される。そして、ホストコ
ンピュータ30はこの通知によってドライブ31が情報
の記録、再生が可能になったことを認識し、ドライブ3
1に対して記録あるいは再生コマンドを送信することで
情報の記録、再生が行われる。また、ドライブ31,3
2の両方に光カードを挿入すれば、ホストコンピュータ
30は両方のドライブに記録、再生を指示することがで
きる。特に、この場合はドライブ31に再生コマンドを
送信してドライブ31の光カードの情報を再生し、ドラ
イブ32に対しては記録コマンドを送信することによ
り、ドライブ31の光カードのデータを他方のドライブ
32の光カードに記録することができる。また、逆にド
ライブ32の光カードのデータをドライブ31の光カー
ドに記録することも可能である。更に、ドライブ31,
32に対して同じ記録コマンドを送信すれば、同じ内容
の光カードを同時に作成することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
述のように複数の光カードに同じデータを記録する場合
は、ホストコンピュータは複数のドライブに対して同じ
コマンドを送信しなければならないので、ホストコンピ
ュータ上で動作するアプリケーションソフトウェアの処
理が煩雑になるという問題があった。また、送信するコ
マンドの数が多いと、コマンドの送信が終了するまでに
時間がかかるという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は1回のコマンドの送信で複数のド
ライブに同じ処理を実行させることができ、これによっ
てアプリケーションソフトウェアの処理を簡単化するこ
とができる情報処理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ホスト
コンピュータと、このホストコンピュータにそれぞれ接
続され、該ホストコンピュータが送信するコマンドに基
づいて、情報記録媒体に情報の記録、あるいは、記録さ
れた情報の再生を行う複数の情報記録再生装置からなる
情報処理システムにおいて、該情報記録再生装置が、前
記ホストコンピュータから受信したコマンドを実行する
と共に、該受信したコマンドをあらかじめ指定されてい
る他の情報記録再生装置に対して送信を行う状態と、前
記ホストコンピュータから受信したコマンドを実行する
状態の2つの状態を有し、該ホストコンピュータから、
状態の設定を行う状態設定コマンドを受信した時は、前
記2つの状態間の状態遷移のみを行い、状態設定コマン
ド以外の通常のコマンドを受信した場合は、該情報記録
再生装置が現在の状態を判別し、前記2つの状態に対応
する動作を行うことを特徴とする情報処理システムによ
って達成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の情報処理システムの
一実施例を示したブロック図である。図1において、3
0は上位制御装置であるところのホストコンピュータ、
31及び32はそれぞれホストコンピュータ30に接続
された光カード情報記録再生装置(ドライブ)である。
図1ではホストコンピュータ30にドライブ31,32
の2台のドライブを接続しているが、実際にはそれ以上
のドライブが接続されることもある。このようにホスト
コンピュータ30には複数のドライブが接続され、各ド
ライブではホストコンピュータ30の指示に基づいて光
カード1上に情報の記録あるいは記録情報の再生を行
う。
【0009】次に、ドライブ31の構成について説明す
る。なお、図1ではドライブ32の構成については図示
していないが、ドライブ31と全く同じである。まず、
37は不図示の搬送機構によって光カード1をドライブ
31内に導入し、所定の位置にてR方向に往復移動さ
せ、更に装置外へと排出するためのモータである。38
は光源を含む光ビーム照射光学系であり、これにより情
報記録時および情報再生時には光カード1上に光ビーム
スポットが走査される。39は光検出器で、光カード1
上の光ビームスポットの反射光を受光する。
【0010】40は光ビーム照射光学系38の一部を駆
動して光カード1面上の光ビームスポットのピント位置
をZ方向、即ち光カード面と垂直方向に移動させてオー
トフォーカシング(AF)を行うためのAFアクチュエ
ータ、41は光ビーム照射光学系38の一部を駆動して
光カード面上の光ビームスポットをトラッキング方向の
Y方向、即ちR方向とZ方向との双方に直交する方向に
移動させてオートトラッキング(AT)を行うためのA
Tアクチュエータである。この光ビーム照射光学系3
8、光検出器39、AFアクチュエータ40及びATア
クチュエータ41などを一体化して光ヘッド45が構成
されている。36はこの光ヘッド45をY方向に移動さ
せて光ビームスポットを光カード1上の所望のトラック
へとアクセスさせるための駆動モータである。
【0011】33はROM、RAMを内蔵したMPUで
あり、カード送りモータ37、ヘッド送りモータ36を
制御し、またホストコンピュータ30の制御により、ホ
ストコンピュータ30とデータの通信、制御等を行う。
AT/AF制御回路34は光検出器39の信号を受け
て、AFアクチュエータ40、ATアクチュエータ41
を駆動し、フォーカシングやトラッキングを制御する。
情報を再生する場合は、光検出器39の出力は変復調回
路35に出力されて読み取り情報の復調が行われると共
に、こうして再生された情報はMPU33からホストコ
ンピュータ30へ転送される。情報を記録する場合は、
変復調回路35はMPU33から送られてくる情報信号
を変調し、変調信号に従い光ビーム照射光学系38を駆
動して情報の記録が行われる。以上のようにホストコン
ピュータ30はドライブ31,32とデータの送受信を
行い、各ドライブ31,32ではホストコンピュータ3
0の指示に基づいて光カード1にセクタごとの記録・再
生を行う。
【0012】図2はホストコンピュータ30から送信さ
れる2つのコマンドを示した図である。通常のコマンド
は情報の記録や再生などを指示するものであるが、ここ
でのコマンドはドライブの状態を制御するための状態設
定コマンドである。図2(a)はドライブに対して受信
したコマンドを実行すると共に、受信したコマンドを図
2(a)の転送先IDにより指定された他のドライブに
送信する状態になるように指示するコマンドである。以
下、これをコマンドAとし、コマンドAによって設定さ
れた状態を状態Aと呼ぶ。図2(a)ではコマンドコー
ド01HでコマンドAが表わされており、また転送先I
Dはコマンドを転送すべき他のドライブを指定するため
の情報である。図2(b)はドライブに対して受信した
コマンドを実行する状態になるように指示するコマンド
であり、コマンドコード02Hで表わされている。以
下、これをコマンドBとし、コマンドBによって設定さ
れた状態を状態Bと呼ぶ。なお、コマンドA,Bのその
他の情報はリザーブエリアなどの情報である。また、コ
マンドA,Bのコマンドコードは01H,02Hとなっ
ているが、他のコマンドと区別できれば、これ以外であ
ってもよい。
【0013】次に、上記実施例の具体的な動作を図3に
基づいて説明する。図3において、まず各ドライブでは
ホストコンピュータ30からのコマンドを受信すると、
それがコマンドAであるかどうかを調べ(S1)、コマ
ンドAであれば図2(a)のコマンドAで指定された転
送先IDを記憶する(S2)。次いで、ドライブの状態
を状態Aに設定する(S3)。転送先ID及び現在の状
態が状態Aであることは、MPU33内のRAMに記憶
される。一方、受信したコマンドがAでなかった場合
は、コマンドBであるかどうかが判定され(S4)、コ
マンドBであればドライブの状態を状態Bに設定する
(S5)。状態Bであることは同様にMPU33のRA
Mに記憶される。こうして各ドライブはホストコンピュ
ータ30によって状態が制御され、次のコマンドを待つ
状態となる。そして、ホストコンピュータ30から次の
コマンドが送信されると、同様に受信したコマンドがコ
マンドAであるかどうかが判定される(S1)。
【0014】ここで、ホストコンピュータ30から受信
したコマンドが通常の記録や再生などのコマンドである
場合は、S1ではNOとなり、受信したコマンドがコマ
ンドBであるかどうかが判定される(S4)。このとき
もコマンドBではないのでNOと判定され、次のステッ
プに進んで現在のドライブの状態がAであるかどうかが
判定される(S6)、ドライブの状態は前述のようにM
PU33のRAMに記憶されているので、RAMの記憶
内容を読み出すことによってドライブの状態が判別され
る。ここで、もしドライブが状態Aであった場合は、R
AMに記憶されている転送先のIDのドライブに対して
今回ホストコンピュータ30から送られたコマンドを送
信し(S7)、また自身のドライブにおいても今回ホス
トコンピュータ30から送られたコマンドを実行する
(S8)。一方、S6でドライブが状態Aでなかった場
合は、このときは状態Bであるので、そのまま受信した
コマンドを実行する(S8)。
【0015】このように本実施例では、通常のコマンド
を送信する前に、ドライブに対してコマンドAを送信し
て他のドライブに同じコマンドを発行する状態Aに設定
することにより、複数のドライブに対していちいち同じ
コマンドを送信する必要がなくなるので、ホストコンピ
ュータ上で動作するアプリケーションソフトウェアの処
理を大幅に軽減することができる。
【0016】従って、例えば3台のドライブで同じ内容
の光カードを同時に作成する場合は1台目のドライブに
コマンドAを送信し、2台目のドライブに対して通常の
コマンドを送信するように指定し、2台目のドライブに
もコマンドAを送信し、3台目のドライブに対して通常
のコマンドを送信するように指定する。このように、あ
らかじめ1台目と2台目のドライブを状態Aに設定し、
この後、1台目のドライブに記録コマンドを送信すれ
ば、自動的に2台目と3台目のドライブに対して記録コ
マンドが送信されるので、3台のドライブで同じ内容の
光カードを同時に作成することができる。
【0017】なお、ホストコンピュータからコマンドA
を送信し、このときドライブで受信したコマンドAの転
送先IDが自身のドライブであるような場合は、不正コ
マンドとして処理すればよい。また、実施例ではドライ
ブとして光カード情報記録再生装置の例を示したが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、通常のコ
マンドを送信する前に、装置の状態を制御する状態設定
コマンドを送信して指定した他の情報記録再生装置に同
じコマンドを送信する状態に設定することにより、複数
の情報記録再生装置にいちいち同じコマンドを送信しな
くても、1回のコマンドの送信で指定した他の装置に同
じコマンドを送信できるので、ホストコンピュータのア
プリケーションソフトウェアの処理を簡単化できるとい
う効果がある。また、1回のコマンド送信で複数のドラ
イブに同じコマンドを送信できるので、コマンドの送信
が終了するまでに時間がかかることはなく、短時間でコ
マンドの送信を終了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理システムの一実施例を示した
ブロック図である。
【図2】図1の実施例のホストコンピュータからドライ
ブに送信されるコマンドを示した図である。
【図3】図1の実施例の動作を示したフローチャートで
ある。
【図4】従来のホストコンピュータと光カード情報記録
再生装置からなる情報処理システムの概略構成を示した
ブロック図である。
【符号の説明】
1 光カード 30 ホストコンピュータ 31,32 光カード情報記録再生装置(ドライブ) 33 MPU 45 光ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、このホストコン
    ピュータにそれぞれ接続され、該ホストコンピュータが
    送信するコマンドに基づいて、情報記録媒体に情報の記
    録、あるいは、記録された情報の再生を行う複数の情報
    記録再生装置からなる情報処理システムにおいて、該情
    報記録再生装置が、前記ホストコンピュータから受信し
    たコマンドを実行すると共に、該受信したコマンドをあ
    らかじめ指定されている他の情報記録再生装置に対して
    送信を行う状態と、前記ホストコンピュータから受信し
    たコマンドを実行する状態の2つの状態を有し、該ホス
    トコンピュータから、状態の設定を行う状態設定コマン
    ドを受信した時は、前記2つの状態間の状態遷移のみを
    行い、状態設定コマンド以外の通常のコマンドを受信し
    た場合は、該情報記録再生装置が現在の状態を判別し、
    前記2つの状態に対応する動作を行うことを特徴とする
    情報処理システム。
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