JP2744945B2 - 磁性多層膜 - Google Patents

磁性多層膜

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JP2744945B2
JP2744945B2 JP4226487A JP22648792A JP2744945B2 JP 2744945 B2 JP2744945 B2 JP 2744945B2 JP 4226487 A JP4226487 A JP 4226487A JP 22648792 A JP22648792 A JP 22648792A JP 2744945 B2 JP2744945 B2 JP 2744945B2
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修 石井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波磁気デバイス用
磁性多層膜に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル,トランス等高周波磁気デバイス
のコア材料としては、できるだけ高い周波数まで大きな
比透磁率が維持され、かつ損失の小さい磁性材料が要求
される。比透磁率μrはμr′を実部、μr″を虚部と
して、 μr=μr′−j・μr″ (1) と表される。ここで(−1)1/2 =jである。μr′は
実効的な比透磁率、μr″は損失にそれぞれ対応するた
め、コア材料としては、高周波までμr′が高く、μ
r″が低いことが要求される。磁性体に高周波磁場が印
加されると、磁性体内に電流が流れ、磁性体の磁化変化
に制動を与え、損失が生じる。これを渦電流損失とい
う。渦電流損失は磁性体の厚さが(2)式で表される表
皮深さδより厚くなると顕著となる。 δ={2ρm/(2πf・μr′・μ0 )}1/2 (2) ここで、ρmは磁性体の抵抗率、fは周波数、μ0 は真
空の透磁率である。フェライト系磁性体はρmが高いた
めδが厚くなり、100MHz以下の周波数領域では渦
電流損失が問題とならない。このような理由により、従
来、高周波磁気デバイス用コアの主要材料としてはフェ
ライト系磁性体が使用されてきた。図7に従来の代表的
な高周波用磁性材料であるNi−Znフェライト,フェ
ロクスプレナフェライトにおける比透磁率の周波数特性
を示す。横軸は周波数、縦軸は比透磁率を示す。Ni−
Znフェライトでは静的比透磁率μr′(0)は35、
強磁性共鳴周波数は300MHzであり、100MHz
付近からμr′が低下、μr″が増加し始める。一方、
フェロクスプレナフェライトでは、μr′(0)は3
5、強磁性共鳴周波数は700MHzであり、400M
Hz付近からμr′が低下およびμr″の増加が始まる
(参考文献:電子材料シリーズ「フェライト」平賀,奥
谷,尾島共著、1986,丸善)。近年、磁気デバイス
の小型・高周波化の要請に伴い、100MHz以上の高
周波帯域において使用可能な磁性材料が要求されてい
る。上記のように、従来材料であるフェライト系磁性体
は、μr′(0)があまり大きくなく、また百MHzか
ら数百MHzでμr′の低下、μr″の急増が生じるた
め、100MHz以上では使用できない。このため、動
作周波数100MHz以上の小型・高周波磁気デバイス
の実現が困難となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
改善するために提案されたもので、その目的は、従来の
高周波用磁性材料において数百MHzの周波数帯域で比
透磁率が低く、損失が大きいという点を解決した、高比
透磁率,低損失性を示す磁性多層膜を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は基板上に、シート状磁性体と、同じくシー
ト状非磁性絶縁体とを交互に積層してなる磁性多層膜に
おいて、強磁性共鳴周波数以下の周波数で用いる場合、
前記磁性体の厚さが強磁性共鳴周波数における表皮深さ
以下であり、かつ前記非磁性絶縁体の厚さが前記磁性体
間の電気的絶縁を保ち得る厚さ以上であることを最も主
要な特徴とする。従来の材料とは、材料構成および構造
が異なる。
【0005】
【作用】本発明によれば、磁性体の厚さを強磁性共鳴周
波数における表皮深さ以下にすることによって、強磁性
共鳴周波数以下の周波数帯域において渦電流損失を抑制
することができる。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
は、本発明の磁性多層膜の実施例を示す図であって、基
板4上に磁性体1と非磁性絶縁体2とが交互に積層した
磁性多層膜3が形成されている。磁性体の強磁性共鳴周
波数fkは、図1に示す座標系において、磁化方向をz
方向とすると、 fk=(γ/2π){Hez+(Ny−Nz)4πMs+Haz−Hay) ・(Hez+(Nx−Nz)4πMs+Haz−Hax)}1/2 (3) で表される。ここで、γはジャイロ磁気定数、Hezは
z方向の外部磁場、Nx,Ny,Nzは各々x,y,z
方向の反磁場定数、4πMsは磁性体の飽和磁束密度、
Hax,Hay,Hazは各々x,y,z方向の異方性
磁場である。ただし、磁性体が図1のように薄膜形状を
なす場合、Nx=1となる。今、磁性多層膜を強磁性共
鳴周波数fk以下の周波数で使用する場合、強磁性共鳴
周波数fkにおける表皮深さは、(2)式により{2ρ
m/(2πfk・μr′・μ0 )}1/2 となる。磁性体
の厚さをこの表皮深さ以下にすることによって、fk以
下では渦電流損失を回避することが可能となる。図1で
は、磁性体1の厚さはこの表皮深さ以下に設定されてい
る。また、非磁性絶縁体2の厚さが薄く、磁性体間の電
気的絶縁が不完全であると、磁性体間に電流が流れてし
まい、渦電流損失が生ずる。図1では非磁性絶縁体の厚
さは、磁性体間の電気的絶縁を保ち得る厚さ以上に設定
されている。
【0007】ここで、磁性体間の電気的絶縁をとれる非
磁性絶縁体の厚さについての検討結果例を示す。図2に
磁性体の厚さを固定し、磁性体間の厚さを変化させた磁
性多層膜における比透磁率(μr′,μr″)の周波数
特性を示す。磁性体としては50nm厚のNiFe合金
を、非磁性絶縁体としてはSiO2 を、基板にはコーニ
ングガラスを使用した。μr′,μr″はμr′(0)
で規格化した。SiO2 厚5nmでは、10MHz付近
からμr′は低下し始め、μr″も明確なピークを示さ
ない振舞いが観察される。このことから、SiO2 厚5
nmでは電気的絶縁が不十分であることがわかる。一
方、SiO2 厚50nmでは、NiFe合金の強磁性共
鳴周波数である650MHz付近にμr″のピークが現
れ、650MHzまでμr′の低下が生じない振舞いが
観察された。SiO2 厚100nmでは、この傾向は一
層明確となる。このことは、SiO2 厚50nmおよび
SiO2 厚100nmでは、磁性体間の電気的絶縁がほ
ぼ保たれていることを示唆している。以上の検討から、
SiO2 厚を50nmと設定することにより、磁性体間
の電気的絶縁をとることが可能であることがわかる。
【0008】高周波磁気デバイス用コアに用いる磁性材
料としては、できるだけ高周波までμr′の低下、μ
r″の増加が起きない特性を持つことが要求される。μ
r′の低下、μr″の増加は強磁性共鳴周波数fk付近
から起き始めるため、高周波特性を良くするためには、
強磁性共鳴周波数fkを大きくすることが必要である。
強磁性共鳴周波数fkを大きくするためには、(3)式
よりわかるように磁性体に大きな一軸磁気異方性を持た
せることが有効である。磁性体に一軸磁気異方性を持た
せる方法としては、z方向を容易軸とする大きな磁場
誘導磁気異方性を持たせる、z方向を容易軸とする大
きな歪磁気異方性を持たせる、y方向に大きな反磁場
定数を持たせる、z方向に大きな外部磁場を加える、
などの方法が挙げられる。以下に各々について説明す
る。
【0009】まず、のz方向を容易軸とする磁場誘導
磁気異方性を持たせるためには、磁性多層膜表面に平行
に直流磁場を印加させて磁場中成膜する方法と、成膜後
磁性多層膜表面に平行に直流磁場を印加させ磁場中熱処
理する方法が挙げられる。磁場誘導磁気異方性による異
方性磁場をHinとすると、(3)式においてHez=
Ny=Nz=Hax=Hay=0,Nx=1,Haz=
Hinとして、強磁性共鳴周波数fkは、 fk=(γ/2π){Hin(4πMs+Hin)}1/2 (4) となる。図3に磁性体としてCoZrNbアモルファス
合金を、非磁性絶縁体としてSiO2 を、基板としてコ
ーニングガラスを使用した場合の、強磁性共鳴周波数f
kのHin依存性を示す。強磁性共鳴周波数fkは
(4)式に従い、Hinの増加にともない増加する。強
磁性共鳴周波数fkを大きくするためには、Hinを大
きくすることが有効である。図4にHin=20Oeに
おけるCoZrNb/SiO2 多層膜の比透磁率の周波
数特性を示す。強磁性共鳴周波数fkは1.4GHzで
あり、CoZrNb合金のρmは120μΩcm,μ
r′は600であるため、この時(2)式から表皮深さ
は0.6μmとなる。図5に、1.4GHzにおけるC
oZrNb合金厚(tm)と比透磁率(μr′,μ
r″)との関係を示す。厚さ0.6μm以下ではμr′
の低下は見られないが、0.6μm以上ではμr′は急
減、μr″は急増し始める。このことからCoZrNb
合金厚を0.6μm以下に設定すれば、1.4GHz以
下で渦電流損失を抑えられることがわかる。図3ではマ
ージンをもたせ、CoZrNb合金厚を1.4GHzに
おける表皮深さ0.6μm以下の0.2μm(200n
m)に、SiO2 の厚さを電気的絶縁を保ち得る厚さ
0.05μm(50nm)以上である0.1μm(10
0nm)に設定してある。図4では、μr′は1GHz
までほぼフラットな特性を示し、強磁性共鳴周波数1.
4GHz付近で急減する。一方、μr″は1.4GHz
付近にピークを持つ特性を示す。CoZrNb/SiO
2 多層膜のμr′(0)は400程度の値となる。この
特性を図7の従来材料であるNi−Znフェライトの特
性と比較すると、μr′(0)値および強磁性共鳴周波
数fkが各々一桁以上大きな値となり、従来材料と比較
し、比透磁率が高く、損失が小さい特性が得られている
ことがわかる。
【0010】次に、の歪磁気異方性による異方性磁場
Hstは磁性体の磁歪定数をλs、膜応力をσfとし
て、 Hst=4π・2{(3/2)σf・λs}/4πMs (5) と表され、(3)式においてHez=Ny=Nz=Ha
x=Hay=0,Nx=1,Haz=Hstとして、強
磁性共鳴周波数fkは、 fk=(γ/2π){Hst(4πMs+Hst)}1/2 (6) となる。強磁性共鳴周波数fkはHstの増加にともな
い増加するため、強磁性共鳴周波数fkを大きくするに
はHstを大きくすることが有効である。磁性体のλs
は、例えばCoYでは+5×10-6,CoHfでは+3
×10-6,CoZrでは+3×10-6,CoTiでは+
1.5×10-6,CoTaでは−0.5×10-6,Co
Nbでは−1.5×10-6,CoNbFeでは+8×1
-6,CoNbNiでは−7×10-6,CoNbMnで
は−3×10-6である。一般にλs,σfは膜面内で等
方的であるため、Hstを発生させるためには、σfに
異方性を持たせる必要がある。σfに異方性を持たせる
方法としては、図6に示すように磁性多層膜の形状をス
トライプ状とする方法、および外部から機械的に一方向
に力を加える方法が挙げられる。例えば、図6では、σ
fが圧縮性の場合(<0)、λsが正ならばy方向が、
λsが負ならばz方向が容易軸となるようなHstが発
生することになる。σfが引っ張り性の場合(>0)は
この逆となる。今、σf=109 dyn/cm2 ,λs
=+10-5とすると、約40OeのHstがy方向に発
生し、この時4πMs=1 Teslaとすると、fk=1.
9GHzとなる。
【0011】次に、のy方向に大きな反磁場定数を持
たせる方法としては、図6に示すように、磁性多層膜形
状をy方向を短辺とするストライプ状とする方法が挙げ
られる。反磁場Hdは、 Hd=Ny・4πMs (7) で表され、(3)式においてHez=Nz=Hax=H
ay=Haz=0,Nx=1として、強磁性共鳴周波数
fkは、 fk=(γ/2π)(Hd・4πMs)1/2 (8) となる。強磁性共鳴周波数fkはHd従ってNyの増加
にともなって増加するため、強磁性共鳴周波数fkを大
きくするにはNyを大きくすることが有効である。Ny
は図4の磁性多層膜形状に依存し、長辺と短辺との比が
大きくなるほどNyは大きくなる。
【0012】最後に、の外部磁場(Hext)を加え
る方法としては、磁性多層膜を近接させた永久磁石から
の磁場を用いる方法、および磁性多層膜に近接させた導
線に電流を流し発生した磁場を用いる方法が挙げられ
る。(3)式においてNy=Nz=Hax=Hay=H
az=0,Nx=1,Hez=Hextとして、強磁性
共鳴周波数fkは、 fk=(γ/2π){Hext(Hext+4πMs)}1/2 (9) となる。強磁性共鳴周波数fkはHextの増加にとも
ない増加するため、強磁性共鳴周波数fkを大きくする
にはHextを大きくすることが有効である。以上、磁
性体厚さを強磁性共鳴周波数における表皮深さ以下に
し、非磁性絶縁体厚さを電気的絶縁を保ち得る厚さ以上
に設定した磁性多層膜において、からの方法によっ
て磁性体に大きな一軸磁気異方性を持たせることによ
り、従来材料に比較し、高周波まで大きな比透磁率を維
持し、低損失な磁性材料を得ることができる。
【0013】なお、磁性体に一軸磁気異方性を持たせる
ためには、上記からのうち複数の方法を併用しても
同様の効果を得ることができる。また、磁性体として
は、CoにZr,Nb,Y,Hf,Ti,Mo,W,T
a,Si,B,Re,Fe,Niのうち単独あるいは複
数の元素を添加したものを、一方、非磁性絶縁体として
は、SiO2 ,AlN, Al2 3 ,BN,TiN,
SiCを各々使用しても上記と同様の効果を得ることが
できる。以上、本発明による磁性多層膜では、従来材料
に比べ、高周波まで、高比透磁率,低損失性を示すとい
う改善があった。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による磁性
多層膜は、数百MHzの高周波帯域において、比透磁率
が高く、損失が小さいという利点がある。従って、本磁
性多層膜は、動作周波数100MHz以上の小型・高周
波磁気デバイスのコア材料として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】非磁性絶縁体としてのSiO2 厚を変化させた
場合の比透磁率の周波数特性を示す図である。
【図3】強磁性共鳴周波数の磁場誘導異方性磁場依存性
を示す図である。
【図4】比透磁率の周波数特性を示す図である。
【図5】CoZrNb合金厚と比透磁率との関係を示す
図である。
【図6】本発明の実施例を示す図である。
【図7】従来の磁性材料における比透磁率の周波数特性
を示す図である。
【符号の説明】
1 磁性体 2 非磁性絶縁体 3 磁性多層膜 4 基板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、シート状磁性体と同じくシー
    ト状非磁性絶縁体とを交互に積層してなる磁性多層膜に
    おいて、この磁性多層膜を強磁性共鳴周波数以下の周波
    数で使用する場合、前記磁性体の厚さが強磁性共鳴周波
    数における表皮深さ以下であり、かつ前記非磁性絶縁体
    の厚さが前記磁性体間の電気的絶縁を保ち得る厚さ以上
    であることを特徴とする磁性多層膜。
  2. 【請求項2】 磁性体の飽和磁束密度を4πMsとし、
    ジャイロ磁気定数をγ、異方性磁場をHkとするとき、
    強磁性共鳴周波数fk=(γ/2π)(4πMs・H
    k)1/2以下の周波数で使用する場合、ρm,μrを
    磁性体の抵抗率,比透磁率、μを真空の透磁率とする
    とき、磁性体の表皮深さδの最小値は{2ρm/(2π
    fk・μr・μ)}1/2あり、前記磁性体の厚さが
    前記表皮深さの最小値以下であり、かつ前記非磁性絶縁
    体の厚さが前記磁性体間の電気的絶縁を保ち得る厚さ以
    上であることを特徴とする請求項1記載の磁性多層膜。
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