JP2744779B2 - 加熱調理器用重量検出装置 - Google Patents
加熱調理器用重量検出装置Info
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Description
テーブルを有する加熱調理器の重量検出装置に係り、特
にターンテーブルに載せられた物の重量を静電容量変化
に変換して測定する加熱調理器用重量検出装置に関す
る。
際、ターンテーブルに物を載せると、自動的に重量測定
が行われ、測定された重量に応じて加熱調理されるよう
になっている。このような電子レンジに用いられる重量
検出装置(従来装置という)について図面を参照して説
明する。
一実施の形態を示す縦断面正面図、図6は従来の加熱調
理器用重量検出装置の他の実施の形態を示す縦断面正面
図である。
10内に回転自在に配置されたターンテーブル、12は
ターンテーブルの支持軸、20は駆動部で加熱室10の
下側に設けられ、支持軸12を軸支する上軸受21、下
軸受22、従動ギヤ23、図外の駆動ギヤ、モータ等を
含んでいる。
けられ、固定電極板31と可動電極板32と両電極板3
1、32に電気的に接続されたリード線33を含んでい
る。固定電極板31は重量検出装置の本体34に絶縁板
35を介して固定されている。可動電極板32は固定電
極板31と僅かな空隙を設けて配設されている。
4に回動可能に軸支されており、他端部は常時バネ37
によって弾性支持されている。また中間部は支持軸12
の荷重を受けている。前記両電極板31、32はいずれ
も金属製で互いに絶縁されており、一種の空気コンデン
サが形成されている。38はバネ37を含む調整機構で
バネ定数及び空隙の初期設定を調整するものである。リ
ード線33は図外の静電容量検出用素子に電気的に接続
されている。
軸12が下向きに槽動し、可動電極板32を押圧し、固
定電極板31との空隙が変化する。これによって両電極
板31、32の静電容量が変化し、物の重量が前記静電
容量検出用素子によって測定される。
他の実施の形態で、駆動部20は上軸受21、下軸受2
2、従動ギヤ23、駆動ギヤ24、モータ25、支持軸
12と上、下軸受21、22を支持する上下支持板2
6、27を含んでいる。重量検出装置40は固定電極板
41と可動電極板42と、上下1対の板バネ43、44
と左右1対のバネ固定具45、46と、固定電極取付板
47と可動電極取付板48を含んでいる。板バネ43、
44はそれぞれ端部でバネ固定具45、46を上下から
挟み込んでいる。
取付けられた固定電極取付板47に固定されており、ま
た固定電極取付板47には絶縁物47Aを介して固定電
極板41が取付けられている。また右のバネ固定具46
には上、下支持板26、27が固定されるとともに、L
字状をした可動電極取付板48が取付けられている。ま
た可動電極取付板48の下端部には絶縁物48Aを介し
て可動電極板42が取付けられている。
によって固定電極取付板47を支点としてロバーバル機
構の原理に基づいて支持軸12にかかる荷重に比例して
上下動するようになっている。そして、両電極板の空隙
変化は静電容量変化に変換され、静電容量変化を発振周
波数の変化として物の重量を測定するようになってい
る。
加熱調理器用重量検出装置においては、電極板、絶縁
板、リード線、発振回路基板の4部品が不可欠である
が、これら部品の組合せによる部品誤差、組立のバラッ
キなどの累積によって測定値の精度不良をおこすおそれ
がある。
で、低コストで小型化した新規な加熱調理器用重量検出
装置を提供することを目的としている。
量検出装置は加熱室内のターンテーブル上に載せられた
物の重量をターンテーブルの支持軸のスラスト方向変位
量として捕らえ、スラスト方向変位量を支持軸下方に配
設した固定電極板と可動電極板の間の空隙寸法変化によ
って静電容量変化に変換し、静電容量変化を検出して重
量検出を行う加熱調理器用重量検出装置であって、前記
固定電極板は表面を電気導電体で張り合わせた積層板で
形成されており、且つ積層板上に静電容量検出素子から
なる発振回路基板が配置されていることを特徴としてい
る。また前記可動電極板はジンバルバネ形状(ジンバル
バネを含む)に形成されており、その周辺が前記発振回
路基板に電気的に接続されるとともに、中心部が支持軸
の荷重を受けるように配置されている。
する積層板に設けられているので、固定電極板との間の
リード線が不要になる。可動電極板にジンバルバネ形状
を用いると、ジンバルバネ形状の周辺が発振回路基板に
電気的に接続されているので、可動電極板と発振回路基
板との間のリード線が不要になる。またジンバルバネ形
状の中心部は支持軸の荷重を受けて平行に移動するの
で、静電容量は荷重に対して略直線的に変化する。
熱調理器用重量検出装置の実施の形態を説明する前に本
発明の加熱調理器用重量検出装置の前提となる加熱調理
器用重量検出装置について図1乃至図3とともに説明す
る。
の前提となる加熱調理器用重量検出装置の縦断面正面
図、図2は図1の固定電極板の平面図、図3は図2の側
面図であり、また、従来の技術と同一の部分は同一の符
号で示している。
面に設けられた円形皿状のターンテーブルで、受台13
に載せられている。12はターンテーブルの支持軸で、
受台13の中心下方に固定され、加熱室10の底面に設
けられた開口14を貫通し加熱室10の下方に延出して
いる。前記支持軸12は上軸受21、下軸受22、軸下
端のボール15で回転自在に軸支され、支持軸12に固
定された従動ギヤ23がモータ25に直結された駆動ギ
ヤ24と噛み合って加熱特に回転する。前記上軸受21
は上支持板26に、また下軸受22はモータ25ととと
もに略コの字形に加工された下支持板27にそれぞれビ
ス26Aで固定されている。
電極板42と、板バネ43、44と、バネ固定具45、
46と、固定電極取付板47と可動電極取付板48を含
んでいる。
キシ樹脂等の積層板の表面に銅箔等の電気導電体を張り
つけたもので、一般にプリント基板と称する導体張り積
層板で、エッチング処理で所定の導体パターンが形成さ
れている。前記固定電極板51は固定電極取付板47に
ネジ47Bによって取付けられており、図2、図3に示
すように、電極部52と発振回路基板53と1対のリー
ドパターン部54、55を含んでいる。
な空隙を介して対向しており、これと略同じ面積を有し
ており、全面に銅箔を残している。発振回路基板53は
両電極51、42の静電容量に応じた周波数で発振する
ように構成されている。
52と発振回路基板53を電気的に接続するもので、前
記銅箔によって形成されている。他方のリードバターン
部55は発振回路基板53の所定位置に設けられ、可動
電極板42より引き出されたリード線56が前記リード
パターン部55にハンダ等により接続されている。固定
電極板51に設けられたネジ47Bの挿入用ネジ孔57
の周辺は銅箔がなく、ネジ47Bと電極部52とは絶縁
されている。また発振回路基板53の部品58は一般の
プリント基板に見られるように、裏面から部品を挿入
し、表面であるパターン側でハンダつけをしてもよく、
または図外の実装チップを銅箔側に載せてハンダつけを
すると、装置をより小型化することができる。
42は2枚の板バネ43、44によって固定電極板51
側を支点としてロバーバル機構の原理に基づいて支持軸
12にかかる荷重に比例して上下動するように構成され
ている。
の実施の形態について図4とともに説明する。
の実施の形態をを示す重量検出装置50の縦断面正面図
で、加熱室やターンテーブルは前記と同様であり、図示
を省略している。また従来の技術と同一の部分は同一の
符号で示している。
5の駆動軸と兼用されており、上下方向に擢動可能に設
けられている。前記支持軸12の下端には円錐状の突部
12Aが形成されている。重量検出装置60は固定電極
板61と可動電極板65からなっている。固定電極板6
1は前記固定電極板51と同様に形成され電極部62、
発振回路基板63、リードパターン部64を備えてお
り、ネジ47Bにより本体68に固定されている。
バルバネを含む)に形成されている。そしてジンバルバ
ネ形状の中心平面部66の中心点は前記突部12Aを支
持している。中心平面部66に荷重がかかると、平面を
保ったまま、上下に移動して可動電極として作用すると
ともに、支持軸12の回転トルクを少なくし、ターンテ
ーブル11及び物の重量を正確に可動電極板65に云え
るようになっている。ジンバルバネ形状の外周部67は
周辺が下方に向けて折曲されており、その先端が電極部
62の外側でリードパターン部64に電気的に接続され
ている。この実施例によれば、ロバーバル機構を用いな
いため、構成部品点数が少なくなり、装置のより小型化
が可能となる。また可動電極板と発振回路基板間のリー
ド線が不要となるので、より薄型化、低コスト化するこ
とができる。
器用重量検出装置は固定電極板と発振回路基板を一体化
して配置している。また可動電極板はジンバルバネ状に
形成し、その周辺が前記発振回路基板に電気的に接続さ
れ中心平面部が支持軸の荷重を受ける配置にされてい
る。従って、取付部材、絶縁部材、配線部材が不要にな
りコンパクト化、低コスト化することができる。
る加熱調理器用重量検出装置の縦断面正面図である。
面図である。
態を示す縦断面正面図である。
形態を示す縦断面正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱室内のターンテーブル上に載せられ
た物の重量をターンテーブルの支持軸のスラスト方向変
位量として捕らえ、スラスト方向変位量を支持軸下方に
配設した固定電極板と可動電極板の間の空隙寸法変化に
よって静電容量変化に変換し、静電容量変化を検出して
重量検出を行う加熱調理器用重量検出装置であって、前
記固定電極板は表面を電気導電体で張り合わせた積層板
で形成されており、且つ積層板上に静電容量検出素子か
らなる発振回路基板が配置され、前記可動電極板はジン
バルバネ形状に形成されており、その周辺が前記発振回
路基板に電気的に接続されるとともに、中心部が支持軸
の荷重を受けるように配置されていることを特徴とする
加熱調理器用重量検出装置。 - 【請求項2】 前記可動電極板は、ジンバルバネ形状の
外周部の周辺が下方に向けて折曲されて、その先端が電
極部の外側で発振回路基板に電気的に接続されている請
求項1記載の加熱調理器用重量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11931396A JP2744779B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 加熱調理器用重量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11931396A JP2744779B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 加熱調理器用重量検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320124A JPH08320124A (ja) | 1996-12-03 |
JP2744779B2 true JP2744779B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=14758357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11931396A Expired - Lifetime JP2744779B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 加熱調理器用重量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2744779B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004301795A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | A & D Co Ltd | 静電容量式荷重センサ |
EP1654522A4 (en) * | 2003-08-12 | 2007-05-09 | Heung Joon Park | LOAD-MEASURING CONVERTER WITH ELASTIC STRUCTURE AND MEASURING DEVICE WITH INDUCED VOLTAGE AND LOAD MEASUREMENT SYSTEM THEREWITH |
KR100919477B1 (ko) | 2009-06-16 | 2009-09-28 | 박흥준 | 측정 오차를 제거하기 위한 유도 전압을 이용한 하중 측정 트랜스듀서 및 그 트랜스듀서를 이용한 하중 측정 시스템 |
KR100919478B1 (ko) | 2009-06-16 | 2009-09-28 | 박흥준 | 편심 오차를 극복하기 위한 유도 전압을 이용한 하중 측정 트랜스듀서 및 그 트랜스듀서를 이용한 하중 측정 시스템 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP11931396A patent/JP2744779B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08320124A (ja) | 1996-12-03 |
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