JP2000028145A - 調理器用重量センサー - Google Patents

調理器用重量センサー

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Publication number
JP2000028145A
JP2000028145A JP10198222A JP19822298A JP2000028145A JP 2000028145 A JP2000028145 A JP 2000028145A JP 10198222 A JP10198222 A JP 10198222A JP 19822298 A JP19822298 A JP 19822298A JP 2000028145 A JP2000028145 A JP 2000028145A
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JP
Japan
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electrode plate
food
spring plate
plate
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP10198222A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Nishino
俊久 西野
Osamu Sakurai
修 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電容量変化形重量センサーの、食品荷重が
取り除かれたときの機械的ゼロ点復帰の精度を高める。 【解決手段】 固定電極板をプリント基板108に配置
された金属箔110で構成し、他方可動電極板を固定電
極板の下面に対向させるとともに一側辺が回転可能に保
持され他側辺が滑り移動可能に保持されて回転軸103
の下端突起を通じて加えられるスラスト荷重を受け止め
るバネ板9で構成し、かつこのバネ板中央部の回転軸下
端突起115受止部を複数の支持アーム13〜16によ
って支持される島状平板部10にしたので、加熱が終了
してターンテーブル102から食品が撤去され、回転軸
103を通じて加えられていたスラスト荷重が解除され
たときには、バネ板平板部は、極めて良好にゼロ点へ復
帰することができるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ等の調理
器において、ターンテーブル上の食品の重量を検知する
ための重量センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の重量検知部の一例を図4に示し
た。この図4において、101は加熱室で、102はこ
の加熱室101内の底部に設置されたターンテーブル、
103はこのターンテーブル102の回転中心に取り付
けられたセラミック製回転軸、104は加熱室外におい
てこの回転軸103の下端に設けられたプラスチック製
被駆動ギヤであり、105はこの回転軸被駆動ギヤ10
4を回転駆動するプラスチック製駆動ギヤ、106はこ
の駆動ギヤ105に接続した電動モーター、107はこ
れら駆動・被駆動各ギヤ104、105、電動モーター
106を加熱室底壁に取り付ける取付枠である。108
は回転軸103の取り付けられた被駆動ギヤ104の下
端部に設けられた電気絶縁材料製のプリント基板で、1
09はこのプリント基板108の下面に沿って取り付け
られて被駆動ギヤ104(回転軸103)のスラスト荷
重を受け止める金属製のバネ板である。
【0003】図5は図4のバネ板部を断面にしたもので
あり、この図5において、110はプリント基板108
の下面側においてバネ板109の上面に対面するように
設けられた金属(銅)箔で、上述した金属製バネ板10
9との間で蓄電器を構成するようにしたものである。こ
の構造において、バネ板109が回転軸103のスラス
トによって押し下げられ、バネ板109と銅箔110と
の間の距離が変化して静電容量が変化したときに、発振
回路(詳細図示していないが、上述プリント基板に形成
されている)の発振周波数の変化として捉えられるよう
にしたものである。
【0004】次にバネ板109をより詳しく説明する。
図6はそのバネ板109の下面図であり、111はバネ
板枠、112はこのバネ板枠111の中央部に形成され
た島状平板部、113はバネ板枠111がこの平板部1
12を4か所で接続して支える支持アームである。11
4はこのバネ板枠111、平板部112、支持アーム1
13からなるバネ板109をプリント基板108ともど
も取付枠107の下面に取り付けるための止めねじであ
る。
【0005】再び図5において、115は被駆動ギヤ1
04の下端突起で、116はこの下端突起115を通す
ために取付枠107、プリント基板108、金属箔11
0に開設された貫通孔である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の従来
例において、バネ板109の四隅が止めねじ114によ
って強固に固定されているために、各部に残留歪が温存
されやすいため、荷重が取り除かれたときの平板部11
2のゼロ点(機械的なゼロ位置)への復帰精度が良くな
いという問題があった。つまり、制御回路の側が持って
いるゼロ点と機械的なゼロ位置が一致しない状況が発現
しやすいという問題があるため、正確な重量の測定が困
難な場合があった。
【0007】本発明はその点を解決するためになされた
ものであり、構造簡便にしてゼロ点への戻りの精度の高
い重量センサーを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、加熱室
内のターンテーブル上に載置される食品の重量を、固定
電極板と食品重量に応動する可動電極板との間の静電容
量の変化としてとらえる調理器用重量センサーにおい
て、固定電極板をプリント基板に配置された金属箔で構
成し、他方可動電極板を固定電極板の下面に対向させる
とともに一側辺が回転可能に保持され他側辺が滑り移動
可能に保持されて回転軸の下端突起を通じて加えられる
スラスト荷重を受け止めるバネ板で構成し、かつこのバ
ネ板中央部の回転軸下端突起受止部を複数の支持アーム
によって支持される島状平板部にしたというものであ
る。そしてそれによって、加熱が終了してターンテーブ
ルから食品が撤去され、回転軸を通じて加えられていた
スラスト荷重が解除されたときには、良好にゼロ点へ復
帰するようした、というものである。
【0009】
【実施例】以下、図1から図3を参照して本発明の一実
施例を説明する。なお、各図において、従来例と同一部
品には同一符号を付した。
【0010】各図において、9は本発明のために改良さ
れたバネ板で、10はこのバネ板の中央部において食品
重量に応じて下降変位する島状の平板部、11、12は
バネ板9の左右においてそれぞれ片仮名のコ字状および
逆コ字状に打ち抜かれた部分であり、13、14、1
5、16はそれら打ち抜き部11、12によって形成さ
れて島状の平板部10を変位自在に支える支持アーム、
17はこの平板部10、支持アーム13〜16からなる
バネ板9の一側辺を、被駆動ギヤ104の下端突起11
5を通じて加えられるスラスト荷重に対して回転自在に
支持する回転支持軸である。
【0011】18、18は取付枠107の側に設けられ
て上述の回転支持軸17を保持する折曲舌片で、19、
19はバネ板9左端側において自身を回転支持軸17に
回転自在に取り付けるための折曲舌片である。なお、バ
ネ板9左端には回転支持軸17に沿って折曲リブ20を
形成し、その部分における変形が起きにくいようにして
いる。
【0012】21はバネ板9の右端側において、バネ板
9の落下が生じないように設けられた保持棒で、22、
22は取付枠107側に設けられてこの保持棒21の両
端を固定する折曲舌片である。
【0013】このような構成の一実施例において、ター
ンテーブル102上に食品が載置されていないときに
は、バネ板9の平板部10には、ターンテーブル10
2、回転軸103および被駆動ギヤ104からなる一連
の部品の垂直方向荷重が加わっている。制御回路(図示
せず)は、その状態のときのプリント基板107側金属
箔110と平板部10との距離が反映された静電容量に
基づく発振回路の発振周波数をもって、ゼロ点(無負
荷)を認識する。
【0014】この状態に対して、ターンテーブル102
上へ食品を載置すると、回転軸103を通じてバネ板平
板部10に伝わるスラスト荷重は増加し、その重量に対
応した量だけ平板部の下降変位が生じる。それによって
金属箔110と平板部10との間の静電容量が変化して
発振回路の発振周波数が変化するので、制御回路はその
変化したあとの周波数を判別し、載置された食品の重量
を知るところとなる。その場合、バネ板の平板部10が
正確にゼロ点から変位を開始し、かつ食品重量に対応し
た位置に到達しているので、制御回路はその到達点に対
応する発振回路の周波数情報を読み取るだけで、正確な
食品重量を検出することができる。
【0015】詳しくは説明しないが、制御回路はこの得
られた食品重量を用いて、最適加熱時間を算出し、その
時間の間マグネトロン等を作動させて加熱調理を実行す
ることになる。
【0016】加熱が終了してターンテーブル102上か
ら食品が撤去されると、回転軸103を通じて加えられ
ていたスラストが解除されるので、バネ板の平板部10
は元の位置に復帰することになる。その際、従来と違っ
て、バネ板9がねじ等により強固に拘束されておらず、
一端側が回転自在に、他端側が滑り自在に保持されてい
るだけなので、極めて良好にゼロ点へ復帰することがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、固定電極板をプリント基板に配置された金属箔で構
成し、他方可動電極板を、固定電極板の下面に対向する
とともに一側辺が回転可能に保持され他側辺が滑り移動
可能に保持されて回転軸の下端突起を通じて加えられる
スラスト荷重を受け止めるバネ板で構成し、かつこのバ
ネ板中央部の回転軸下端突起受止部を複数の支持アーム
によって支持される島状平板部にしたので、加熱が終了
してターンテーブルから食品が撤去され、回転軸を通じ
て加えられていたスラスト荷重が解除されたときには、
バネ板平板部は、極めて良好にゼロ点へ復帰することが
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明調理器用重量センサーを説明するための
概略側面図である。
【図2】本発明重量センサー部の断面図である。
【図3】本発明重量センサー部の下面図である。
【図4】従来例の概略側面図である。
【図5】従来例の重量センサー部の断面図である。
【図6】従来例の重量センサー部の下面図である。
【符号の説明】
102:ターンテーブル、103:回転軸、104:被
駆動ギヤ、107:取付枠、108:プリント基板、
9:バネ板、10:平板部、11、12:打抜部、13
〜16:支持アーム、17:回転支持軸、18、19、
22:折曲舌片、21:保持棒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内のターンテーブル上に載置され
    る食品の重量を、固定電極板と食品重量に応動する可動
    電極板との間の静電容量の変化としてとらえる調理器用
    重量センサーにおいて、前記固定電極板をプリント基板
    (108)に配置された金属箔(110)で構成し、他
    方前記可動電極板を前記固定電極板の下面に対向させる
    とともに一側辺が回転可能に保持され他側辺が滑り移動
    可能に保持されて前記回転軸(103)の下端突起を通
    じて加えられるスラスト荷重を受け止めるバネ板(9)
    で構成し、かつこのバネ板中央部の前記回転軸下端突起
    (115)受止部を複数の支持アーム(13〜16)に
    よって支持される島状平板部(10)にしたことを特徴
    とする重量検出機能付加熱装置。
JP10198222A 1998-07-14 1998-07-14 調理器用重量センサー Pending JP2000028145A (ja)

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JP (1) JP2000028145A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104486915A (zh) * 2014-12-31 2015-04-01 竺珺 一种便于搬运的电子装置安装柜

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