JP2743811B2 - 用紙類添付装置 - Google Patents
用紙類添付装置Info
- Publication number
- JP2743811B2 JP2743811B2 JP6010693A JP1069394A JP2743811B2 JP 2743811 B2 JP2743811 B2 JP 2743811B2 JP 6010693 A JP6010693 A JP 6010693A JP 1069394 A JP1069394 A JP 1069394A JP 2743811 B2 JP2743811 B2 JP 2743811B2
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- JP
- Japan
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- paper
- wall
- papers
- sheet
- attachment device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、椅子その他の製品の外
壁に、取扱説明書や保証書等の用紙類を着脱可能に添付
する場合に好適に使用される用紙類添付装置に関するも
のである。
壁に、取扱説明書や保証書等の用紙類を着脱可能に添付
する場合に好適に使用される用紙類添付装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の用紙類添付装置として
は、外壁にスリットを設けるとともに、その外壁の内面
側にそのスリットに連続するポケット部を設けたものが
知られており、そのスリットを通して前記ポケット部に
用紙類を挿入し収納しておくことができるようになって
いる。
は、外壁にスリットを設けるとともに、その外壁の内面
側にそのスリットに連続するポケット部を設けたものが
知られており、そのスリットを通して前記ポケット部に
用紙類を挿入し収納しておくことができるようになって
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものは、狭いスリットからポケット内に用紙類を
摺動させつつ挿入する必要があり、途中で用紙類が凹凸
部分や屈曲部分等に引っ掛かる可能性があるため、用紙
類の装着に手間がかかるという問題がある。また、この
ようなものは構造が複雑で、外壁に一体的に形成するの
が難しいという不具合もある。
構成のものは、狭いスリットからポケット内に用紙類を
摺動させつつ挿入する必要があり、途中で用紙類が凹凸
部分や屈曲部分等に引っ掛かる可能性があるため、用紙
類の装着に手間がかかるという問題がある。また、この
ようなものは構造が複雑で、外壁に一体的に形成するの
が難しいという不具合もある。
【０００４】本発明は、このような問題に着目してなさ
れたもので、製作が容易である上に、用紙類の装脱を迅
速かつ確実に行うことができる用紙類添付装置を提供す
ることを目的としている。
れたもので、製作が容易である上に、用紙類の装脱を迅
速かつ確実に行うことができる用紙類添付装置を提供す
ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る用紙類添付装置は、製品の外壁
と、添付すべき用紙類の縁部を該用紙類の一時的な弾性
変形を利用して挿入可能な部位に位置させて前記外壁に
形成された用紙類保持用の係合部とを具備してなり、外
壁に、該外壁を内方に陥没させた形態をなす用紙類を収
容するための凹陥部を設け、この凹陥部の周壁部分所要
箇所を欠除させることにより形成した透孔状の用紙類保
持用の係合部を設けたことを特徴とする。
達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る用紙類添付装置は、製品の外壁
と、添付すべき用紙類の縁部を該用紙類の一時的な弾性
変形を利用して挿入可能な部位に位置させて前記外壁に
形成された用紙類保持用の係合部とを具備してなり、外
壁に、該外壁を内方に陥没させた形態をなす用紙類を収
容するための凹陥部を設け、この凹陥部の周壁部分所要
箇所を欠除させることにより形成した透孔状の用紙類保
持用の係合部を設けたことを特徴とする。
【０００６】 この場合に、用紙類の着脱操作を容易にす
るには、凹陥部を、用紙類と略同等の縦長寸法を有する
とともに用紙類よりも狭い横幅寸法を有する四角形をな
す用紙類収容領域と、この用紙類収容領域の両側に連続
させて形成した指挿入領域とからなり、用紙類収容領域
の４隅から各指挿入領域に亘る部位に用紙類保持用の係
合部をそれぞれ設けたものにしたり、対向する２辺間の
距離が用紙類の縦長寸法に相当する大きさの略６角形状
をなし、前記各２辺の両側に隣接する辺に用紙類保持用
の係合部をそれぞれ設けたものにするのが望ましい。
るには、凹陥部を、用紙類と略同等の縦長寸法を有する
とともに用紙類よりも狭い横幅寸法を有する四角形をな
す用紙類収容領域と、この用紙類収容領域の両側に連続
させて形成した指挿入領域とからなり、用紙類収容領域
の４隅から各指挿入領域に亘る部位に用紙類保持用の係
合部をそれぞれ設けたものにしたり、対向する２辺間の
距離が用紙類の縦長寸法に相当する大きさの略６角形状
をなし、前記各２辺の両側に隣接する辺に用紙類保持用
の係合部をそれぞれ設けたものにするのが望ましい。
【０００７】製品の外壁としては、椅子のアウターシェ
ル等を挙げることができる。
ル等を挙げることができる。
【０００８】
【作用】このような構成のものであれば、用紙類を一時
的に弾性変形させて、その縁部を係合部に係合させるだ
けで、該用紙類を製品の外壁に装着することができる。
装着した段階では、用紙類が元の平面形状に自己復帰
し、その剛性により係合状態が維持される。そのため、
用紙類の腰の強さ等を考慮に入れて係合部に対する係合
深さを設定しておけば、用紙類を落下することなく確実
に添設しておくことができる。用紙類を取り外す場合に
は、該用紙類を再び弾性変形させてその縁部を係合部か
ら離脱させるだけでよい。また、用紙類を突出すること
なく好適に収容しておくことができる。
的に弾性変形させて、その縁部を係合部に係合させるだ
けで、該用紙類を製品の外壁に装着することができる。
装着した段階では、用紙類が元の平面形状に自己復帰
し、その剛性により係合状態が維持される。そのため、
用紙類の腰の強さ等を考慮に入れて係合部に対する係合
深さを設定しておけば、用紙類を落下することなく確実
に添設しておくことができる。用紙類を取り外す場合に
は、該用紙類を再び弾性変形させてその縁部を係合部か
ら離脱させるだけでよい。また、用紙類を突出すること
なく好適に収容しておくことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図１〜図６を参
照して説明する。
照して説明する。
【００１０】この用紙類添付装置１は、図１に示すよう
に、製品の外壁である椅子２のアウターシェル３に取扱
説明書や保証書等の用紙類４を添付するためのもので、
例えば、前記アウターシェル３における座２１の下面を
覆う部位に形成されている。
に、製品の外壁である椅子２のアウターシェル３に取扱
説明書や保証書等の用紙類４を添付するためのもので、
例えば、前記アウターシェル３における座２１の下面を
覆う部位に形成されている。
【００１１】詳述すれば、この用紙類添付装置１は、図
２に示すように、前記アウターシェル３の所要箇所に用
紙類４を収容するための凹陥部１１を形成し、この凹陥
部１１の周壁部分１１ａに用紙類保持用の係合部１２を
設けてなる。凹陥部１１は、用紙類４と略同等の縦長寸
法Ｌを有するとともに用紙類４よりも狭い横幅寸法Ｗを
有する四角形をなす用紙類収容領域１１ｂと、この用紙
類収容領域１１ｂの両側に連続させて形成した指挿入領
域１１ｃとからなり、用紙類収容領域１１ｂの４隅から
各指挿入領域１１ｃに亘る部位に用紙類保持用の係合部
１２をそれぞれ設けている。用紙類収容領域１１ｂは、
図４に示すように、アウターシェル３の対応箇所を内方
に一定深さだけ断面偏平台形状に陥没させた形態をなす
ものであるとともに、指挿入領域１１ｃは、アウターシ
ェル３の対応箇所を部分球面状に陥没させたものであ
り、合成樹脂によりアウターシェル３を成形する際に一
体に形成される。係合部１２は、図５に示すように、凹
陥部１１の周壁部分１１ａ所要箇所を欠除させることに
より形成された透孔状のもので、これら係合部１２を通
してアウターシェル３の内外が連通させてある。
２に示すように、前記アウターシェル３の所要箇所に用
紙類４を収容するための凹陥部１１を形成し、この凹陥
部１１の周壁部分１１ａに用紙類保持用の係合部１２を
設けてなる。凹陥部１１は、用紙類４と略同等の縦長寸
法Ｌを有するとともに用紙類４よりも狭い横幅寸法Ｗを
有する四角形をなす用紙類収容領域１１ｂと、この用紙
類収容領域１１ｂの両側に連続させて形成した指挿入領
域１１ｃとからなり、用紙類収容領域１１ｂの４隅から
各指挿入領域１１ｃに亘る部位に用紙類保持用の係合部
１２をそれぞれ設けている。用紙類収容領域１１ｂは、
図４に示すように、アウターシェル３の対応箇所を内方
に一定深さだけ断面偏平台形状に陥没させた形態をなす
ものであるとともに、指挿入領域１１ｃは、アウターシ
ェル３の対応箇所を部分球面状に陥没させたものであ
り、合成樹脂によりアウターシェル３を成形する際に一
体に形成される。係合部１２は、図５に示すように、凹
陥部１１の周壁部分１１ａ所要箇所を欠除させることに
より形成された透孔状のもので、これら係合部１２を通
してアウターシェル３の内外が連通させてある。
【００１２】このような構成のものであれば、用紙類４
を、その両側縁４ａを摘んで図６（ｂ）に示すように一
時的に弾性変形させ、凹陥部１１の用紙類収容領域１１
ｂ内に位置させる。その際、用紙類４を摘んだ指は、指
挿入領域１１ｃに挿入されることになる。この状態で摘
んでいた指を用紙類４から離すと、該用紙類４が自らの
保形力によって元の平面状態に復帰することになり、そ
の用紙類４の各コーナー縁部４ａが対応する各係合部１
２内に侵入することになり、図３及び図６（ａ）に示す
ようにこの用紙類４が自らの剛性により凹陥部１１内に
保持されることになる。用紙類４を取り出す場合には、
以上の操作を逆に行えばよい。
を、その両側縁４ａを摘んで図６（ｂ）に示すように一
時的に弾性変形させ、凹陥部１１の用紙類収容領域１１
ｂ内に位置させる。その際、用紙類４を摘んだ指は、指
挿入領域１１ｃに挿入されることになる。この状態で摘
んでいた指を用紙類４から離すと、該用紙類４が自らの
保形力によって元の平面状態に復帰することになり、そ
の用紙類４の各コーナー縁部４ａが対応する各係合部１
２内に侵入することになり、図３及び図６（ａ）に示す
ようにこの用紙類４が自らの剛性により凹陥部１１内に
保持されることになる。用紙類４を取り出す場合には、
以上の操作を逆に行えばよい。
【００１３】なお、凹陥部の形状は、以上説明したもの
に限定されないのは勿論であり、例えば、図７及び図８
に示すようなものであってもよい。すなわち、この凹陥
部１１１は、対向する２辺１１３間の距離ｌが用紙類４
の縦長寸法に相当する大きさの略６角形状をなすもの
で、前記各２辺１１３の両側に隣接する辺１１４に用紙
類４保持用の係合部１１２をそれぞれ設けている。
に限定されないのは勿論であり、例えば、図７及び図８
に示すようなものであってもよい。すなわち、この凹陥
部１１１は、対向する２辺１１３間の距離ｌが用紙類４
の縦長寸法に相当する大きさの略６角形状をなすもの
で、前記各２辺１１３の両側に隣接する辺１１４に用紙
類４保持用の係合部１１２をそれぞれ設けている。
【００１４】その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形が可能である。
種々変形が可能である。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、用紙類
を一時的に弾性変形させて、その縁部を係合部に係合さ
せるだけで、該用紙類を製品の外壁に装着することがで
きる。装着した段階では、用紙類が元の平面形状に自己
復帰し、その剛性により係合状態が維持される。そのた
め、用紙類の腰の強さ等を考慮に入れて係合部に対する
係合深さを設定しておけば、用紙類を落下することなく
確実に添設しておくことができる。用紙類を取り外す場
合には、該用紙類を再び弾性変形させてその縁部を係合
部から離脱させるだけでよく、用紙類の装脱を迅速かつ
確実に行うことができる。さらに、本発明によれば、奥
の深いポケットを設ける必要がなくなるので製品の外壁
に一体的に形成し易いという効果も得られる。
を一時的に弾性変形させて、その縁部を係合部に係合さ
せるだけで、該用紙類を製品の外壁に装着することがで
きる。装着した段階では、用紙類が元の平面形状に自己
復帰し、その剛性により係合状態が維持される。そのた
め、用紙類の腰の強さ等を考慮に入れて係合部に対する
係合深さを設定しておけば、用紙類を落下することなく
確実に添設しておくことができる。用紙類を取り外す場
合には、該用紙類を再び弾性変形させてその縁部を係合
部から離脱させるだけでよく、用紙類の装脱を迅速かつ
確実に行うことができる。さらに、本発明によれば、奥
の深いポケットを設ける必要がなくなるので製品の外壁
に一体的に形成し易いという効果も得られる。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図２】同実施例の用紙類添付装置部分を拡大して示す
斜視図。
斜視図。
【図３】同部分を示す斜視図。
【図４】同部分の縦断面図。
【図５】同部分の横断面図。
【図６】同実施例の作用説明図。
【図７】本発明の他の実施例の用紙類添付装置部分を拡
大して示す斜視図。
大して示す斜視図。
【図８】同部分を示す斜視図。
１…用紙類添付装置 １１、１１１…凹陥部 １１ａ…凹陥部の周壁部分 １１ｂ…用紙類収納領域 １１ｃ…指挿入領域 １２、１１２…係合部 ２…椅子 ３…外壁 ４…用紙類 ４ａ…縁部 Ｌ…縦長寸法 Ｗ…横幅寸法
Claims (4)
- 【請求項１】製品の外壁と、添付すべき用紙類の縁部を
該用紙類の一時的な弾性変形を利用して挿入可能な部位
に位置させて前記外壁に形成された用紙類保持用の係合
部とを具備してなり、 外壁に、該外壁を内方に陥没させた形態をなす用紙類を
収容するための凹陥部を設け、この凹陥部の周壁部分所
要箇所を欠除させることにより形成した透孔状の用紙類
保持用の係合部を設けた ことを特徴とする用紙類添付装
置。 - 【請求項２】凹陥部が、用紙類と略同等の縦長寸法を有
するとともに用紙類よりも狭い横幅寸法を有する四角形
をなす用紙類収容領域と、この用紙類収容領域の両側に
連続させて形成した指挿入領域とからなり、用紙類収容
領域の４隅から各指挿入領域に亘る部位に用紙類保持用
の係合部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項１記
載の用紙類添付装置。 - 【請求項３】凹陥部が、対向する２辺間の距離が用紙類
の縦長寸法に相当する大きさの略６角形状をなし、前記
各２辺の両側に隣接する辺に用紙類保持用の係合部をそ
れぞれ設けたことを特徴とする請求項１記載の用紙類添
付装置。 - 【請求項４】製品の外壁が、椅子のアウターシェルであ
る請求項１、２又は３記載の用紙類添付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6010693A JP2743811B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 用紙類添付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6010693A JP2743811B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 用紙類添付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07213379A JPH07213379A (ja) | 1995-08-15 |
| JP2743811B2 true JP2743811B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=11757371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6010693A Expired - Lifetime JP2743811B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 用紙類添付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2743811B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0736795U (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-11 | 株式会社内田洋行 | 収納部付き椅子 |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP6010693A patent/JP2743811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07213379A (ja) | 1995-08-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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