JP2742067B2 - データ秘密保護方式 - Google Patents

データ秘密保護方式

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JP2742067B2 JP63269376A JP26937688A JP2742067B2 JP 2742067 B2 JP2742067 B2 JP 2742067B2 JP 63269376 A JP63269376 A JP 63269376A JP 26937688 A JP26937688 A JP 26937688A JP 2742067 B2 JP2742067 B2 JP 2742067B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光記録媒体や磁気記録媒体などに記録され
ているデータの管理方式に関する。
〔従来の技術〕 光デイスク、磁気デイスクなどの大容量の記録媒体を
用いたシステムとして、多数の必要なデータを記録媒体
に記録して管理するデータフアイルシステムが知られて
いるが、このデータフアイルシステムも種々の分野に利
用されるようになり、たとえば個人的データのように、
決められた者しか利用できないデータの管理にも利用さ
れるようになつてきている。この個人的データを管理す
るシステムの一例としては、たとえば、医療用のデータ
の管理システムがあり、個人のX線写真などをフアイル
するものであつて、他人に対しては秘密性を保持する必
要がある。
一方、個人的データの秘密性を保持するデータフアイ
ルシステムとしては、従来、ICカードシステムが知られ
ている。これはマイクロコンピユータとメモリとを内蔵
するICカードを用いるものであつて、メモリに必要なデ
ータが記憶されているとともにマイクロコンピユータに
暗証番号が格納されており、外部から入力される暗証番
号がマイクロコンピユータに格納されている暗証番号と
一致したときのみ、マイクロコンピユータがメモリから
のデータの読出しを可能とするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のICカードシステムでは、上記のように暗証番号
の一致、不一致によつてICカード内のマイクロコンピユ
ータがメモリからのデータ読出しの可、不可を決定する
ものであるから、メモリの記憶されているデータに対し
て高い秘密性を維持できる。つまり、メモリからのデー
タ読出し手段であるマイクロコンピユータがこのメモリ
とともにICカードに内蔵され、しかも暗証番号によつて
のみ動作するものであり、これ以外の手段ではマイクロ
コンピユータが動作しないから、データの秘密性を維持
できるのである。
これに対し、光デイスクや磁気デイスクなどの記録媒
体はデータが記録されているだけのものであり、ドライ
ブ装置に取りつけることによつて容易にデータの読み出
しが可能である。ICカードシステムと対比して暗証番号
によりドライブ装置による記録媒体からのデータ読出し
の可、不可を決定するようにすることも考えられるが、
これは特定のドライブ装置について可能であつて、暗証
番号を必要としない他のドライブ装置や既存のドライブ
装置を用いれば簡単にデータ読出しが行なえる。
以上のように、光デイスクや磁気デイスクなどを用い
たフアイルシステムでは、従来、データの秘密性を保持
することは不可能であつた。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、記録媒体に
記録されているデータの秘密保護を実現可能としたデー
タ秘密保護方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体のデ
ータフオーマツトを特定化するとともに、該記録媒体に
少なくとも1つの情報参照エリアが設けられて該情報参
照エリアにユーザ固有の情報が記録されており、該特定
のフオーマツト化された該記録媒体のデータ再生を行な
うシステムで外部から入力される比較情報と該記録媒体
から読み出された該ユーザ固有の情報とを比較し、両者
が一致したときのみ該システムは該記録媒体から該デー
タの再生を可能とする。
また、本発明は、記録媒体がユーザデータエリアとデ
イレクトリデータエリアとを有し、前記ユーザ固有の情
報と前記比較情報とが不一致のとき、該デイレクトリデ
ータエリアからのデイレクトリデータの再生を不能、も
しくは該デイレクトリデータエリアから再生されるデイ
レクトリデータの判読を不能とする。
〔作用〕
記録媒体に記録されているデータは特定のフオーマツ
ト化されているために、この特定のフオーマツトを取り
扱うドライブ装置でしかデータ再生ができない。これに
より、データ再生が可能なドライブ装置が特定される。
しかも、データ再生が可能なドライブ装置に該記録媒体
を使用しても、入力される比較情報が該記録媒体に記録
されているユーザ固有の情報と一致しなければ、該記録
媒体からのデータ再生は行なわれない。該ユーザ固有の
情報としては指紋,筆跡や印章などの情報を用いること
ができ、個人個人の判別が可能となる。したがつて、デ
ータの秘密保護が完全に達成されることになる。
また、ユーザ固有の情報と比較情報とが一致しないと
き、デイレクトリデータの再生や判読が不能となるよう
にすることにより、該記録媒体が不正使用された痕跡を
残すことができるし、また、さらに確実に不正使用に際
してのデータ再生を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明によるデータ秘密保護方式の一実施例
を示すブロック図であつて、1はホストコンピユータ、
2はデイスクドライブ装置、21,22は画像バツフア、3
は光デイスク、4はイメージスキヤナ、5はデイスプレ
イ装置である。
同図において、光デイスク3は、たとえばISO−9171
で規格されたカートリツジ付きの5.25インチ光デイスク
であつて、ユーザデータエリアとデイレクトリデータエ
リアとを有している。ユーザデータエリアには、たとえ
ばX線写真などの秘密保護が必要な画像データが多数記
録されており、デイレクトリデータエリアには、各画像
データについて、スタートアドレス、データ長、フアイ
ル名、日付などのデイレクトリデータが記録されてい
る。ここで、これら画像データ、デイレクトリデータは
特定のフオーマツトで記録されており、さらに、光デイ
スク3には、これらユーザデータエリア、デイレクトリ
データエリアとは異なる特定のエリア(以下、これを情
報参照エリアという)に、この光デイスク3の所有者な
どのユーザ個人を表わす特定の情報(以下、これをユー
ザ固有情報という)が記録されている。このユーザ固有
情報としては、指紋、眼底模様、顔写真などの身体的特
徴を表わす情報、筆跡、声紋などのユーザから生ずる特
徴を表わす情報、印章などのユーザの所有物の特徴を表
わす情報などが用いられる。数値のパターンからなる暗
証番号であつてもよい。
イメージスキヤナ4は、かかるユーザ固有情報が指紋
などの画像情報である場合には、光デイスク3をデイス
クドライブ装置2に装着して使用するユーザの指紋など
の画像情報の入力手段である。ユーザ固有情報が声紋で
あれば、入力手段としてマイクロフオンが用いられ、暗
証番号であればキーボードが用いられる。以下、かかる
入力手段から入力される情報を比較情報と呼ぶことにす
るが、ここでは、かかる比較情報を画像情報として説明
する。
デイスクドライブ装置2には2つの画像バツフア21,2
2と比較手段(図示せず)とが設けられており、画像バ
ツフア21にはイメージスキヤナ4から入力された比較情
報がホストコンピユータ1で処理された後格納され、画
像バツフア22には光デイスク3から読み出されたユーザ
固有情報が格納される。
次に、この実施例の動作を第2図を用いて説明する。
まず、光デイスク3をデイスクドライブ装置2に挿入
すると(ステツプ101)、ホストコンピユータ1はデイ
スクドライブ装置2を起動して光デイスクの情報参照エ
リアから指紋画像情報であるユーザ固有情報を読み出さ
せる。読み出されたユーザ固有情報はデイスクドライブ
装置2の画像バツフア22に格納される(ステツプ10
2)。そして、ユーザが必要とする画像データのフアイ
ル名を指定するとともに、イメージスキヤナ4によつて
ユーザの比較情報である、たとえば指紋画像情報を入力
すると、ホストコンピユータ1はこの比較情報を処理し
てデイスクドライブ装置2に送り、その画像バツフア21
に格納させる(ステツプ103)。
次いで、デイスクドライブ装置2では、これら比較情
報とユーザ固有情報とが比較され(ステツプ104)、こ
の比較結果がホストコンピユータ1に送られる。ホスト
コンピユータ1は、比較情報とユーザ固有情報とが一致
したときには、デイスクドライブ装置2にデータ再生指
令を送る。これにより、まず、デイスクドライブ装置2
は光デイスク3からデイレクトリデータエリアの再生を
行ない、再生されるデイレクトリデータが順次ホストコ
ンピユータ1に供給される。このホストコンピユータ1
では、このデイレクトリデータでのフアイル名とユーザ
が指示したフアイル名とが比較される。両者が一致する
と、このフアイル名を含むデイレクトリデータからスタ
ートアドレスとデータ長に抽出してデイスクドライブ装
置2に供給し、光デイスク3のユーザデータエリアから
ユーザが指示したフアイル名の画像データの再生を行な
わせる。この再生された画像データはホストコンピユー
タ1でアナログの画像信号に変換され、デイスプレイ装
置5に供給される。したがつて、デイスプレイ装置5に
は、ユーザが希望した画像が表示される(以上、ステツ
プ105)。しかる後、ユーザの指示によつて光デイスク
3はデイスクドライブ装置2から排出される。(ステツ
プ107)。
デイスクドライブ装置2の画像バツフア21に格納され
た比較情報と画像バツフア22に格納されたユーザ固有情
報とが一致しない場合には、ホストコンピユータ1は光
デイスク3からのデータ再生を禁止し、たとえば「ユー
ザ不適」などのメツセージを出力するエラー処理を行な
い(ステツプ106)、しかる後、光デイスク3をデイス
クドライブ装置2から排出する(ステツプ107)。
ユーザ固有情報を指紋画像情報としたときの比較につ
いては、たとえば昭和63年電子情報通信学会秋季全国大
会において、「ICカードの所有者確認のための指紋照合
方法」(NEC)と題する論文で発表されている。
以上のように、この実施例では、光デイスク3のデー
タに特定のフオーマツトが使用されていること、比較情
報とユーザ固有情報との比較によつて所有者など真のユ
ーザを判定していることから、真のユーザのみがデータ
再生が可能となり、光デイスク3に記録されているデー
タの秘密保持が達成される。
なお、第1図において、画像バツフア21,22や比較手
段はホストコンピユータ1などデイスクドライブ装置2
以外の装置に設けるようにしてもよい。
また、情報参照エリアへのユーザ固有情報の登録処理
は、光デイスク3をユーザが購入したときなどで行なわ
れ、たとえば販売元、あるいはユーザ自身がイメージス
キヤナ4から指紋などをユーザ固有情報として入力し、
ホストコンピユータ1の指示のもとに光デイスク3に記
録される。
次に、第3図および第4図により、本発明によるデー
タ秘密保護方式の他の実施例を説明する。
光デイスクなどの記録媒体では、一般に追記可能であ
り、したがつて、不正使用された場合には、記録されて
いる所望データに重ね書きを行なつてこの所望データが
変更、もしくは破壊されているような場合もある。この
ため、光ディスクの記録データの信頼性が低下するとい
う問題もある。特に個人データを記録する記録媒体につ
いては、秘密保護とともにデータの信頼性も高める必要
がある。この実施例は、第1図に示した実施例について
さらにデータの信頼性を高めるようにしたものである。
このために第2図において、比較情報とユーザ固有情報
とが不一致の場合、通常光デイスクは不正使用されたこ
とになるので、エラー処理(ステツプ106)でその痕跡
も光デイスク内に留めるようにする。
第3図はデイレクトリエリアでのセクタフオーマツト
を示しており、ここでは、“CONTINOUS SERVO OPTICA
L 512 BYTE SECTOR FORMAT"に従っている。
第2図のエラー処理(ステツプ106)においては、デ
イレクトリデータエリアにおける1つおきのデイレクト
リデータの記憶エリアのデイレクトリデータが記録され
ているセクタに対し、第3図に示す3つの“ID+CRC"ブ
ロックのプリフオーマツト化されているトラツクナンバ
とセクタナンバを表わすアドレスデータを破壊し、この
デイレクトリデータが記録されている記録エリアの次の
デイレクトリデータが記録されている記録エリアにおい
て、この記録エリアの直前の破壊されたアドレスデータ
を記録する。そして、デイレクトリデータエリア全体に
ついてかかる処理をした後、先の“ユーザ不適”という
メツセージを出力する。
このように処理された光デイスクをデイスクドライブ
装置に再度挿入した場合には、デイレクトリデータエリ
アでの上記記録エリアについての判定が不能となるの
で、デイレクトリデータの再生ができない。これによ
り、光デイスクが不正使用されたことが判明する。
一方、秘密保護が必要なユーザデータは、一般に、1
つの光デイスクにのみ記録され、かつ、いつでも使用で
きるようにしておく必要がある。このために、上記のよ
うにアドレスデータが破壊された光デイスクはそのまま
破棄されるのではなく、他の光デイスクにコピーなどし
て再利用ができるようにしなければならない。
第4図はこのように破壊処理された光デイスクからユ
ーザデータの再生を可能とするデイスクドライブ装置の
一具体例を示すものである。
同図において、デイスクドライブ装置6にはセクタマ
ークカウンタ61とアドレスマークカウンタ62とが設けら
れている。このデイスクドライブ装置6に第3図に示し
たように処理された光デイスクを挿入すると、まず、そ
のデイレクトリデータエリアのデータ再生を行なう。
そこで、いま、アドレスデータが破壊された記録エリ
アを再生すると、この記録エリアでのセクタ判定は不可
能であるが、次の記録エリアでは、アドレスデータが記
録されているから各セクタが判定でき、先に説明したよ
うに、この記録エリアには、その直前の記録エリアのア
ドレスデータが記録されているので、これを読み出す。
いま、この記録されているアドレスデータが10進数で00
10〜0016とすると、デイスクドライブ装置6は再度同じ
トラツクを再生し、このとき、破壊されていない記録エ
リアから0009のアドレスデータを読み取つたとき、セク
タマークカウンタ61とアドレスマークカウンタ62とを夫
々0にリセツトする。その後、破壊された記録エリアの
再生に移るわけであるが、第3図に示す各セクタ毎にセ
クタマークSMを検出する毎にセクタマークカウンタ62は
1ずつカウントアツプし、また、アドレスマークAMを検
出する毎にアドレスマーク61は1ずつカウントアツプす
る。これらのカウント値がセクタのアドレスデータとな
るのであるが、いま、セクタマークカウンタ61のカウン
ト値が1でアドレスマークカウンタ62のカウント値が3
のときには、アドレスデータが0010のセクタと判定され
る。同様に、セクタマークカウンタ61のカウント値がn
で1≦n≦10のとき、アドレスマークカウンタ62のカウ
ント値が3nであるときには、(0010+n)のセクタと判
定される。このようにして破壊されたセクタのアドレス
データが復元され、各記録エリアでのデイレクトリデー
タの再生が可能となる。
光デイスクの記録データの信頼性を向上させるための
本発明によるデータ秘密保護方式のさらに他の実施例を
第5図〜第8図により説明する。
この実施例は、デイレクトリデータエリアに記録され
ているデイレクトリデータに変調を施こし、このデイレ
クトリデータの判読を不能にするものである。
すなわち、第2図におけるエラー処理(ステツプ10
6)において、光デイスクにおけるデイレクトリデータ
エリアに記録されているデイレクトリデータエリアを破
壊する。これにより、ユーザデータエリアでの画像デー
タのアドレス指定が不可能になる。他の例としては、記
録されているデイレクトリデータに特定パターンのデー
タ(変調データ)を重ね書きしてこのデイレクトリデー
タを変調する。これにより、デイレクトリデータエリア
の再生は行なわれるが、デイレクトリデータの判読がで
きない。この場合、特定パターンの復調データを用いる
ことにより、元のデイレクトリデータを復元できるよう
にする。これにより、デイレクトリデータやユーザデー
タの他の光デイスクへのコピーが可能となる。
このように、重ね書きによるデイレクトリデータの変
調および復調処理を第5図〜第7図に示す。
いま、デイレクトリデータが2−7変調されているも
のとすると、第5図において、復調データとして示す元
のデータは、夫々変調データとして示すパターンのデー
タに2−7変調されている。かかるデータに対し、“1"
ビツトの後に必ず1つ“1"ビツトが続くように、重ね書
きによる変調を施こすと、第6図に示すように、第5図
で変調データであるエラー処理前のデータはエラー処理
後のデータとして変調される。かかるデータはもはや2
−7変調によるデータではなく、復調不能となつてデイ
レクトリデータは判読不能である。
かかるデータを判読するためには、“0"ビツトに続く
“1"ビツトの次のビツトは“0"に変換するという復調を
行なうことにより、2−7変調されたデータに変換する
ことができ、これにより、第7図に示すエラー処理後の
データから元の復調データを得ることができ、光デイス
クからのデータ再生が可能であつて、他の光デイスクへ
のコピーが可能となる。
以上のようなデイレクトリデータの破壊や重ね書きに
よる変調処理のプログラム(エラープログラム)はデイ
スクドライブ装置に設けてもよいが、光デイスクの特定
のエリアに書き込まれるようにしてもよい。この場合に
は、第8図に示すように、光デイスクの挿入(ステツプ
101)とともに、この光デイスクからエラープログラム
を読み出してデイスクドライブ装置内のエラー処理テー
ブルに格納し(108)、その後は第2図と同様の処理を
行なつてエラー処理時(ステツプ106)、このエラープ
ログラムに従って上記の処理を行なうようにする。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体にユ
ーザ固有情報を登録したユーザのみが該記録媒体のデー
タ再生が可能となり、データの秘密保護が確実に達成で
きる。
また、本発明によれば、記録媒体の正統なユーザ以外
のユーザによる使用の痕跡を確実に残すことができ、記
録データの信頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ秘密保護方式の一実施例を
示すブロック図、第2図はその動作を示すフローチヤー
ト、第3図は本発明によるデータ秘密保護方式の他の実
施例でのデータ再生不能とする機能を説明するための
図、第4図はデータ再生不能とされた記録媒体からのデ
ータ再生可能手段の一具体例を示す図、第5図〜第7図
は本発明によるデータ秘密保護方式のさらに他の実施例
でのデータ判別不能とするためのデータ変調方法を示す
図、第8図はその動作を示すフローチヤートである。 1……ホストコンピユータ、2……デイスクドライブ装
置、21,22……画像バツフア、3……光デイスク、4…
…イメージスキヤナ、5……デイスプレイ装置。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光記録媒体に記録されているデータの秘密
    保護方式において、 該光記録媒体に、特定のフォーマットで該ユーザデータ
    が記録されているユーザデータエリアと、該特定フォー
    マットで該ユーザデータ夫々に対するディレクトリデー
    タが記録されているディレクトリエリアと、該光記録媒
    体を使用するユーザ固有の情報が記録されている1つの
    情報参照エリアとが設けられ、 該特定のフォーマットについて該光記録媒体からのデー
    タ再生を行なうことができるシステムに該光記録媒体を
    使用するに際し、外部から入力される比較情報と該光記
    録媒体の該情報参照エリアから読み出される該ユーザ固
    有の情報とを比較し、該比較情報と該ユーザ固有の情報
    とが一致したとき、該ディレクトリエリアに記録されて
    いる該ディレクトリデータを用いて該ユーザデータエリ
    アに記録されている所望の該ユーザデータを再生可能と
    し、該比較情報と該ユーザ固有の情報とが不一致のと
    き、該ディレクトリエリアに記録されている該ディレク
    トリデータの再生を不能として、該ユーザデータエリア
    からの該ユーザデータの再生を不能とすることを特徴と
    するデータ秘密保護方式。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 前記ディレクトリデータエリアに記録されているアドレ
    スデータを所定個数おきに破壊することにより、前記デ
    ィレクトリデータの再生を不能とすることを特徴とする
    データ秘密保護方式。
  3. 【請求項3】請求項(2)において、 破壊されないアドレスデータからのアドレス部検出回数
    により、破壊された前記アドレスデータの検出を可能に
    したことを特徴とするデータ秘密保護方式。
  4. 【請求項4】光記録媒体に記録されているデータの秘密
    保護方式において、 該光記録媒体に、特定のフォーマットで該ユーザデータ
    が記録されているユーザデータエリアと、該特定フォー
    マットで該ユーザデータ夫々に対するディレクトリデー
    タが記録されているディレクトリエリアと、該光記録媒
    体を使用するユーザ固有の情報が記録されている1つの
    情報参照エリアとが設けられ、 該特定のフォーマットについて該光記録媒体からのデー
    タ再生を行なうことができるシステムに該光記録媒体を
    使用するに際し、外部から入力される比較情報と該光記
    録媒体の該情報参照エリアから読み出される該ユーザ固
    有の情報とを比較し、該比較情報と該ユーザ固有の情報
    とが一致したとき、該ディレクトリエリアに記録されて
    いる該ディレクトリデータを用いて該ユーザデータエリ
    アに記録されている所望の該ユーザデータを再生可能と
    し、該比較情報と該ユーザ固有の情報とが不一致のと
    き、該ディレクトリエリアに記録されている該ディレク
    トリデータを判読不能として、該ユーザデータエリアか
    らの該ユーザデータの再生を不能とすることを特徴とす
    るデータ秘密保護方式。
  5. 【請求項5】請求項(4)において、 前記ディレクトリデータに所定パターン情報を重ね書き
    して前記ディレクトリデータを変調し、前記ディレクト
    リデータを判読不能とすることを特徴とするデータ秘密
    保護方式。
  6. 【請求項6】請求項(5)において、 前記変調されたディレクトリデータは所定の復調コード
    で復調可能とすることを特徴とするデータ秘密保護方
    式。
  7. 【請求項7】請求項(5)において、 前記ディレクトリデータを判読不能にするためのプログ
    ラムを前記光記録媒体の特定エリアに記録したことを特
    徴とするデータ秘密保護方式。
  8. 【請求項8】請求項(1)〜(7)のいずれか1つにお
    いて、 前記比較情報と前記ユーザ固有の情報との比較処理手段
    を前記光記録媒体のドライブ装置に設けたことを特徴と
    するデータ秘密保護方式。
  9. 【請求項9】請求項(1)〜(7)のいずれか1つにお
    いて、 前記ユーザ固有の情報は、筆跡,指紋,印章,声紋,顔
    写真,眼底模様などの情報の少なくとも1つであること
    を特徴とするデータ秘密保護方式。
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