JP2741478B2 - 汚物の焼却装置 - Google Patents

汚物の焼却装置

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JP2741478B2 JP6060181A JP6018194A JP2741478B2 JP 2741478 B2 JP2741478 B2 JP 2741478B2 JP 6060181 A JP6060181 A JP 6060181A JP 6018194 A JP6018194 A JP 6018194A JP 2741478 B2 JP2741478 B2 JP 2741478B2
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設現場、キャンプ
場、催物会場などに設置される移動式仮設トイレの汚物
を現場において焼却するための汚物の焼却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建設現場、キャンプ場、催物会場等の野
外などに設置される移動式仮設トイレにおいては、従
来、その内部に溜った汚物はバキュームカーなどにより
回収するのが一般的であった。しかしながらこのような
回収方式では、単に回収作業が面倒であるだけでなく、
トイレの周囲に異臭を放つため環境上の問題が生じ、ま
た長期間使用する間に設備が不潔になるなどの問題点が
あった。
【0003】そこで近年は、上記バキューム方式の問題
点を解決するための手段として、汚物を現場において焼
却処理する手段が提案されている(例えば実開昭63−
29495号公報、実開平2−6592号公報)。この
ような従来の汚物の焼却装置は、トイレから排出された
汚物を焼却炉へ送り、この焼却炉で燃焼させて灰にする
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の汚物の焼却装
置は、熱効率よく短時間で汚物を焼却でき、またユーザ
ーが簡単に操作でき、また焼却の結果生じた灰の処理を
簡単に行えることなどが要求される。しかしながら従
来、これらの要求を十分に満足する汚物の焼却装置は実
現していなかったため、現在のところ汚物の焼却装置は
ほとんど普及しておらず、依然として上述したバキュー
ム方式のものが使用されている実情にある。
【0005】そこで本発明は、熱効率よく短時間で汚物
を焼却でき、しかもユーザーが簡単に操作できる汚物の
焼却装置を提供することを第1の目的とする。また汚物
を焼却した結果生じる灰の処理を簡単に行える汚物の焼
却装置を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、移動
式仮設トイレの便器1から洗浄水とともに汚物Aが送ら
れるドラム2と、このドラム2を水平な軸心線Kを中心
回転させる回転手段15と、このドラム2をこの回転
手段15で回転させることによりこのドラム2内の汚物
を撹拌しながら、このドラム2の一方の端面から他方の
端面へ向って炎を放射することにより、このドラム2内
の汚物Aと洗浄水とを加熱して水分を蒸発させるととも
に汚物Aを焼却するバーナ6と、このドラム2の前記他
方の端面側に接続されて焼却された汚物Aの灰A’が前
記バーナ6の炎の風圧により圧送される回収部9と、
のドラム2の温度を測定する温度測定器30と、この温
度測定器30で測定された温度に基づいて前記バーナ6
や回転手段15を制御する制御部35とから汚物の焼却
装置を構成したものである。請求項2の発明は、ドラム
2内の所定箇所に汚物Aを集中させる集中手段18を設
け、この集中手段が、前記ドラム2の内面にドラム2の
長手方向に対して傾斜角度θを付与して突設された長板
状のリブ18から成り、バーナ6の炎をこのリブ18で
集中された汚物Aに向って放射するようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1の発明は、ドラム2を回転させて汚物
Aを攪拌しながら、バーナ6により汚物Aや洗浄水を加
熱する。するとドラム2内の雰囲気温度は徐々に上昇し
て水分は徐々に蒸発し、水分がなくなると、ドラム2内
の温度は急上昇する。そこでこの温度変化を温度測定器
30により検知し、これに基づいてバーナ6や回転手段
15を制御する。また焼却の結果生じた軽量な灰A’
は、バーナ6の炎の風圧によりそのまま回収部9に回収
される。請求項2の発明は、汚物Aをドラム2の一定箇
所に集中させ、バーナ6の炎をこの集中された汚物Aに
向って放射することにより、熱効率よく短時間で汚物A
を焼却する。そしてこの集中手段を傾斜角度θを有する
長板状のリブ18としたことにより、汚物Aの撹拌効果
と、汚物Aが高熱のリブ18の広い面に接触することに
よる焼却効果をより一層あげることができる。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は汚物の焼却装置の全体構成図である。
図中、1は便器であって、この便器1は図示しない移動
式仮設トイレに設置されている。2はドラムであって、
その外周面は複数個のローラ3に軸受されている。ドラ
ム3の左端面には開口部4が開口されている。便器1に
接続された排出管5の先端部5aは、この開口部4から
ドラム2の内部に挿入されている。6はバーナであっ
て、そのパイプ7の先端部7aは開口部4からドラム2
の内部に挿入されている。バーナ6の燃料としては、例
えば灯油やプロパンガスなどが用いられる。バーナ6は
ファン6aおよびファン6aを回転させるモータ6bを
備えており、ファン6aが回転することにより、バーナ
6の炎はドラム2の右端面側へ向って放射される。
【0009】ドラム2の右端面にはダクト8が設けられ
ている。9は縦長の長筒形の回収部であって、その左側
面にはダクト10が突設されており、このダクト8とダ
クト10は着脱自在に連結されている。回収部9の上部
には排気ダクト11が立設されており、また下部には汚
物を焼却した結果生じた灰A’を回収する回収箱12が
着脱自在に装着されている。ダクト8をダクト10から
引き抜いてドラム2と回収部9を分離することにより、
簡単に取り扱い運搬することができ、またダクト8とダ
クト10を接続することにより簡単に組み立てることが
できる。
【0010】上記ダクト8の外周にはスプロケット14
が装着されている。15はモータであって、その回転軸
にはスプロケット16が装着されており、スプロケット
14とスプロケット16にはチェン17が調帯されてい
る。したがってモータ15が駆動すると、ドラム2は水
平な軸心線Kを中心に回転する。この回転速度は任意に
設定するものであるが、毎分3〜10回転程度が望まし
く、更には毎分5〜6回程度が望ましい。すなわち、モ
ータ15、スプロケット14,16、チェン17はドラ
ム2の回転手段となっている。
【0011】図1において、30は温度測定器である。
本実施例の温度測定器30は熱電対であって、ドラム2
の近傍に配置されており、ドラム2の雰囲気温度を測定
する。この温度測定器30は制御部(後述)36に接続
されている。31はタンクであって、洗浄水が貯溜され
ている。タンク31はパイプ32を通して便器1に連結
されており、パイプ32の途中にはバルブ33が設けら
れている。このバルブ33は電磁バルブである。34は
スイッチ部であって、ユーザーが操作する。35はタン
ク31の手動レバーである。
【0012】図4は電気回路のブロック図である。36
はCPUなどから成る制御部である。上記温度測定器3
0の信号はこの制御部36に送られる。この制御部36
は、バーナ6、モータ15、バルブ33などを制御す
る。
【0013】次にドラム2の内部構造について説明す
る。図2はドラム2の内部を示す断面斜視図、図3は同
縦断面図である。このドラム2は円筒形であって、その
内部にはリブ18が複数枚(本実施例ではドラム2の左
右に4枚づつ合計8枚)溶接手段により固着されてい
る。リブ18の形状は先細の長板状であり、ドラム2の
端部から中央へ向ってドラム2の長手方向に対し傾斜角
度θを付与して配設されている。図3において、Aは排
出管5からドラム2内に排出された汚物である。この汚
物Aは、洗浄水とともに便器1から送られたものであ
る。したがってモータ15に駆動されてドラム2が回転
すると、ドラム2内の汚物Aはリブ18に案内されてド
ラム2の中央部Sに集中する。すなわちモータ15など
のドラム2の回転手段とリブ18は、汚物Aをドラム2
の中央部S(図1)に集中させる集中手段となってい
る。なお図1および図2において、汚物Aは省略してい
る。
【0014】この汚物の焼却装置は上記のような構成よ
り成り、次に汚物の焼却方法について説明する。図1に
おいてユーザーがスイッチ部34を操作すると、バルブ
33が作動してタンク31内の洗浄水はパイプ32を通
して便器1へ送られ、便器1内の汚物Aは、洗浄水とと
もに排出管5を通ってドラム2の内部に排出される。ま
たスイッチ部34を操作すると、モータ15は駆動を開
始してドラム2は回転を始め、またバーナ6は点火し、
モータ6bも駆動を開始してファン6aは回転し、パイ
プ7の先端から炎が放射される。上述したようにドラム
2が回転すると、その内部の汚物Aはリブ18に案内さ
れてドラム2内の中央部Sに集中する。
【0015】そこでバーナ6の炎が集中した汚物Aに向
って放射されるようにパイプ7の先端部7aは配置され
ている。また中央部Sに集中した汚物Aはリブ18に攪
拌されるので、汚物Aは炎によりきわめて熱効率よく加
熱される。しかもリブ18も炎によって加熱されるの
で、リブ18は高熱となり、リブ18が汚物Aに接触す
ることにより、その伝熱によっても汚物Aは加熱され
る。
【0016】汚物Aが加熱されると、水分は蒸発してガ
スとなるが、発生したガスはドラム2の右端面すなわち
回収部9側へ向って放射される炎の風圧により右方へ圧
送され、図1において破線矢印で示すようにダクト8,
10を通って回収部9内に入り、更に排気ダクト11か
ら外界へ放出される。また汚物Aは水分が蒸発した後
も、更に炎やリブ18の伝熱により加熱されることによ
り燃焼して灰A’になる。この灰A’は軽量であり、し
たがってダクト8側へ向う炎の風圧により実線矢印で示
すようにダクト8,10を通って回収部9に入り、その
下部の回収箱12内に落下して回収される。回収箱12
内に回収された灰A’は、回収箱12を回収部9から取
りはずすことにより、袋(図外)などに回収される。
【0017】図5および図6は温度測定器の温度測定図
である。次に図5および図6を参照しながら本汚物の焼
却装置の更に詳しい運転動作を説明する。図5はある時
間内に1回だけ使用された場合を示している。外気温度
は10℃である。またT1はドラム2のOFFラインで
あって、本実施例では70℃に設定されており、70℃
になるとドラム2を回転させるモータ15は駆動を停止
する。またT2はバーナ6のOFFラインであって、本
実施例では90℃に設定されており、90℃になるとバ
ーナ6は消火する。またT3はファン6aのOFFライ
ンであって、本実施例では20℃に設定されており、2
0℃になるとファン6aを回転させるモータ6bは駆動
を停止する。
【0018】さて、タイミングt1(時間0分)におい
て、ユーザーがスイッチ部34を操作すると、バルブ3
3は開き、1000ccの洗浄水とともに汚物Aはドラ
ム2へ送られる。その直後(タイミングt2)にバーナ
6は点火し、またファン6aとドラム2は回転を開始す
る。そして温度は徐々に上昇し、タイミングt3におい
て温度は急上昇を始める。これはドラム2内の水分が蒸
発してなくなったためであり、このタイミングt3から
水分がほぼ完全になくなった汚物Aの焼却が始まる。そ
して温度が70℃(ラインT1)になったならば(タイ
ミングt4)、ドラム2の回転は停止する。このように
ドラム2の回転を停止することにより、ドラム2内で水
気がなくなって焼却中の汚物Aが不要に散乱するのを防
止する。
【0019】次に90℃(ラインT2)になったならば
バーナ6は消火し(タイミングt5)、やがて温度は低
下し始める。この間、ドラム2内の汚物Aは高温のため
に焼却されて徐々に灰A’となり、ファン6aは回転を
継続していることにより、その風圧により回収部9へ送
り込まれ、回収箱12に回収される。そしてファン6a
がなおも回転を継続していることにより、ドラム2は風
冷されて温度は急速に低下し、20℃(ラインT3)に
なるとファン6aは回転を停止し(タイミングt6)、
一連の動作は終了し、外気温度(10℃)に戻る。
【0020】図6は、ある時間間隔をおいて2回使用し
た場合を示している。タイミングt1(時間0分)にお
いて、ユーザーがスイッチ部34を操作して第1回目の
1000ccの洗浄水が流されてから、タイミングt6
において、ユーザーがスイッチ部34を操作して第2回
目の1000ccの洗浄水が流されるまでの経過は図5
の場合と同様である。
【0021】さてタイミングt6においてスイッチ部3
4が操作されると、バーナ6は再び点火し、またドラム
2も回転を始める。そしてタイミングt7で70℃(ラ
インT1)に達すると、ドラム2は回転を停止し、また
90℃(ラインT2)になるとバーナ6は消火する(タ
イミングt8)。すると、やがて温度は急速に低下し、
タイミングt9で20℃(ラインT3)になるとファン
6aは回転を停止し外気温度(10℃)まで低下する。
以上のような動作は、制御部36により制御される。こ
のようにこの汚物の焼却装置によればユーザーがある時
間内に連続的に使用しても、すなわち第1回目の動作が
完了する前に、第2回目の動作が始まっても、汚物Aを
焼却することができる。
【0022】ところでモータ15によるドラム2の回転
速度が早すぎると、内部の汚物Aが飛散して開口部4か
ら外部へ飛散するおそれがあり、またドラム2の回転速
度が遅すぎると、汚物Aを十分に攪拌することはできな
いので、上述したように毎分5〜6回程度の速度で回転
させることが望ましい。勿論この回転速度は、ドラム2
の寸法などによって異る。なお開口部4は、排出管5や
パイプ7をドラム2内に挿入するために開口されたもの
であるが、この開口部4は外部の新鮮な空気をドラム2
内に導入して燃焼を促進する役目を具有している。また
リブ18は必ずしも設ける必要はないが、上述したよう
にリブ18は汚物Aの攪拌作用と加熱焼却作用があり、
したがってリブ18を設けた方がより熱効率よく汚物A
を焼却できる。
【0023】次に本発明の他の実施例を説明する。図7
は本発明の他の実施例のドラムの横断面図である。ドラ
ム20の直径は両端部から中央へ向って次第に大きくな
っており、その内面は傾斜面aとなっている。またドラ
ム20を軸受するローラ3’はドラム20の外周面に当
接できるように傾斜周面を有する形状となっている。な
おこのドラム20の内部にはリブ18は設けられていな
い。他の構成は図1に示す第1実施例と同じであり、図
では省略している。
【0024】したがってモータ15が駆動すると、ドラ
ム20は軸心線Kを中心に回転するが、ドラム20の内
面は両端部から中央へ向って下り勾配の傾斜面aとなっ
ているので、汚物Aは中央部Sに集中し、集中した汚物
Aにバーナ6の炎が放射されて汚物Aは焼却される。す
なわちこのものは、ドラム20を上記形状とすることに
より、汚物Aをドラム20の中央に集中させるものであ
り、傾斜面aが汚物Aの集中手段となっている。勿論こ
のものも、第1実施例と同様に、ドラム20の内部にリ
ブ18を設けてもよいものであり、また制御部36によ
り同様に制御される。
【0025】このように本発明は種々の設計変更が考え
られるのであって、更には例えば上記各実施例では、汚
物Aはドラム2,20の中央部Sに集中させているが、
回収部9側の端部に集中させ、その汚物に炎を放射して
焼却してもよいものである。もっとも、汚物Aは上記実
施例のように中央部Sに集中させるのが設計上望まし
い。またスイッチ部34によりバルブ33を作動させ、
タンク31の洗浄水を便器1へ送っているが、手動レバ
ー35の操作により洗浄水を便器1へ送ってもよく、こ
の場合バルブ33は不要である。またスイッチ部34
は、手動操作するものに限らず、足踏み式などでもよ
く、また上記スイッチ部34に代えて手動レバー35を
スイッチ部にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ドラム2を回転させて汚物Aを攪拌しながら、熱
効率よく短時間で汚物Aを焼却でき、また焼却の結果生
じた軽量な灰A’をバーナ6の炎の風圧によりそのまま
回収部9に回収できる。また温度測定器30によりドラ
ム2の雰囲気温度を測定しながら、バーナ6や回転手段
15を自動制御でき、ユーザーが便器1に流す洗浄水の
量、季節や時間による大気の温度変化、ユーザーの使用
頻度などに関係なく、汚物Aを確実に焼却でき、またバ
ーナ6を必要以上に燃焼させることもないので、燃費の
節約、バーナ6の燃焼熱によるドラム2の痛みも極力軽
減できる。
【0027】また請求項2の発明は、ドラム2内の
箇所に汚物を集中させる集中手段18を設け、バーナ6
の炎をこの集中された汚物Aに向って放射することによ
り、汚物Aを熱効率よく焼却できる。
【0028】またこの集中手段を傾斜角度θを有する長
板状のリブ18としたことにより、汚物Aの撹拌効果
と、汚物Aが高熱のリブ18の広い面に接触することに
よる焼却効果をより一層あげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の汚物の焼却装置の全体構成
【図2】本発明の一実施例の汚物の焼却装置のドラムの
内部を示す断面斜視図
【図3】本発明の一実施例の汚物の焼却装置のドラムの
縦断面図
【図4】本発明の一実施例の汚物の焼却装置の電気回路
のブロック図
【図5】本発明の一実施例の汚物の焼却装置のドラムの
温度測定器の温度測定図
【図6】本発明の一実施例の汚物の焼却装置のドラムの
温度測定器の温度測定図
【図7】本発明の他の実施例の汚物の焼却装置のドラム
の横断面図
【符号の説明】
1 便器 2,20 ドラム 6 バーナ 9 回収部 12 回収箱 14,16 スプロケット(回転手段) 15 モータ(回転手段) 17 チェン(回転手段) 18 リブ(集中手段) 30 温度測定器 36 制御部 a 傾斜面(集中手段) A 汚物 A’ 灰 S 中央部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23G 7/00 104 F23G 7/00 104B ZAB ZAB

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動式仮設トイレの便器1から洗浄水と
    ともに汚物Aが送られるドラム2と、このドラム2を
    平な軸心線Kを中心に回転させる回転手段15と、この
    ドラム2をこの回転手段15で回転させることによりこ
    のドラム2内の汚物を撹拌しながら、このドラム2の一
    方の端面から他方の端面へ向って炎を放射することによ
    り、このドラム2内の汚物Aと洗浄水とを加熱して水分
    を蒸発させるとともに汚物Aを焼却するバーナ6と、
    のドラム2の前記他方の端面側に接続されて焼却された
    汚物Aの灰A’が前記バーナ6の炎の風圧により圧送さ
    れる回収部9と、このドラム2の温度を測定する温度測
    定器30と、この温度測定器30で測定された温度に基
    づいて前記バーナ6や回転手段15を制御する制御部3
    6とを備えたことを特徴とする汚物の焼却装置。
  2. 【請求項2】 前記ドラム2内の所定箇所に汚物Aを集
    中させる集中手段18を備え、この集中手段が、前記ド
    ラム2の内面にドラム2の長手方向に対して傾斜角度θ
    を付与して突設された長板状のリブ18から成り、前記
    バーナ6の炎をこのリブ18で集中された汚物Aに向っ
    て放射することを特徴とする請求項1記載の汚物の焼却
    装置。
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