JP2741476B2 - 生分解性を有する成形品用原料の製法と生分解性を有する成形品の製法 - Google Patents

生分解性を有する成形品用原料の製法と生分解性を有する成形品の製法

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    • B29L2031/712Containers; Packaging elements or accessories, Packages

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生分解性を有する成形
品用原料の製法と生分解性を有する成形品の製法に係る
ものである。詳しくは、植物由来の生分解性材料である
澱粉を主原料とするもので、成形品とは、緩衝資材、包
装資材、容器あるいは皿等である。そして、この成形品
は、使用済み品を回収することにより、肥料、土壌改良
剤の副資材、充填材等として再利用し、土壌還元でき、
また、家畜、ペット等の飼料の副資材、充填材等として
再利用でき、さらに、本発明による成形品の製品原料、
充填材としても再利用できるものである。また、成形品
は食用としても利用可能である。以上のように本発明に
よる成形品は、環境に調和した資材という一面と共に、
再資源化が容易にできるという新な側面を持っている。
そして、資源と環境に限界があることが明らかになった
今日、環境に対して調和、かつ再資源化できる材料の開
発が求められており、本発明はその一役を担うものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。環境汚染を引き起こしている
プラスチック廃棄物の対策として、第1方法として、回
収して再利用する。第2方法として、再利用のできない
ものは埋立てたり、焼却等が行われていたが、以下の問
題を抱えている。すなわち、第2方法については、1.
プラスチック廃棄物は単位重量当りの容積比が大きく、
埋立て施設の効率を著しく低下させている。2.プラス
チック廃棄物を焼却する際、発熱量が高く、焼却施設の
寿命を著しく損ねると共に、有害ガスが発生し、環境保
全対策の障害となっている。このような背景のもと、環
境問題にいかに対処し、これをどう解決していくかとい
う社会的ニーズにより、廃棄物処理問題の一環として、
プラスチック廃棄物に目が向けられるようになり、自然
環境に配慮した生態系に負担をかけない微生物によって
分解できるプラスチックすなわち、生分解性プラスチッ
クが微生物生産方式、天然物改質方式、化学合成方式等
の各種の方法で開発、生産されている。
【0003】その背景としては、下記事項が存在するも
のと思われる。1.環境保全問題の一つにプラスチック
廃棄物に起因する環境汚染がある。これはプラスチック
廃棄物が自然界で容易に分解しないことや、単位重量当
りの容積比が大きいことや、焼却処理した場合に他の資
材に比べて発熱量が高く、中には有害ガスを発生するも
のもあることに起因している。2.そこで、プラスチッ
ク廃棄物の対策として、再利用を前提とした商品開発や
自然界で微生物により分解される生分解性プラスチック
の開発等が進められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた生
分解性プラスチックは非常に注目を集めているが、下記
のような問題を有している。 1.微生物生産による生分解性プラスチックはポリエス
テルの一種である。それは水素細菌により生産され、汎
用の熱可塑性プラスチックと同様に成形できる等の利点
があるものの、生産効率の向上とコストダウン等課題を
抱えている。 2.天然物改質による生分解性プラスチックは汎用プラ
スチックに澱粉等を配合した天然崩壊性資材である。こ
れはプラスチックに澱粉等の生分解を起こす物質を配合
したものであり、部分的な分解に過ぎないという課題を
持っている。 3.化学合成による生分解性プラスチックは大規模化学
系企業の多くが研究開発を進めているが、分子設計によ
る高度な技術が必要である。また、分解に12ケ月前後
を要する等分解時間が遅く分解物の安全性が保証されて
いない等課題を持っている。このように従来の技術は、
自然界での分解速度、経済性、技術的にも解決すべき課
題を有している。また、上記手法の製造はいずれも大掛
かりな装置と高度な技術管理が必要となり、導入にも多
大な費用を要する。
【0005】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のようなことのできるものを提供しようとするも
のである。本発明は澱粉を主原料とする各種成形品の基
本的製造方法であり、農作物を食用のみならず、工業製
品の原料としても、利用拡大を図っていくものである。
澱粉を主原料とした本発明による成形品は、従来使用さ
れている発泡スチロール製トレーの物性と同程度のもの
であり、使用後も肥料、飼料、土壌改良剤等の充填副資
材として再利用でき、そのまま捨てても自然界で容易に
分解される大きな特徴を有している。また、食品加工上
の管理にのっとり製造された成形品は、食用としても用
いることができるなど画期的な発明である。
【0006】すなわち、本発明の特徴を列挙すると下記
の通りである。 1.澱粉を主原料としているため、従来の製法により生
産されている生分解性プラスチックと比較して、その生
産性及びコスト面から見ると、格段の優位性があるもの
である。 2.従来の汎用プラスチックに澱粉等を添加した成形品
は部分的な生分解をするのに対し、殆どが植物由来の澱
粉で構成され、完全な生分解性材料ということができ
る。 3.従来からある化学合成による生分解性プラスチック
と比較して、澱粉を主原料としているため、高度な分子
設計、大規模装置等が不要であるという点である。ま
た、その生分解も土壌中では短期間に行われ、天然物で
ある澱粉を利用しているため分解物の安全性は確保さ
れ、さらに、自然還元という点で優位性があるものであ
る。
【0007】4.澱粉を主原料とし、食品添加物より選
ばれた副資材を用いているので、再利用が可能となり、
飼料、肥料の副資材としても利用できる。 5.澱粉を主原料としている成形品であるため、回収、
粉砕し澱粉のりに対する充填材としても再利用が可能と
なり、経済性に優れている。 6.澱粉のみを用い現在の発泡スチロール製トレー、容
器、緩衝資材等と同程度の物性を有する成形品を得るこ
とができる。 7.上記成形品に柔軟性、耐水性等を付与することがで
きる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明は、下記の第1工程ないし第3工程から構成さ
れている生分解性を有する成形品用原料の製法である。 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部水100〜250部
入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
〜60部、および柔軟性付与剤として、レシチン、ソル
ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の
乳化剤、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カ
ルボキシルメチルセルロースナトリウム、デンプングリ
コール酸ナトリウム等の安定剤、ポリリン酸ナトリウ
ム、メタリン酸ナトリウム等の品質改良剤を夫々2〜1
0部、耐水性付与として大豆タンパク、白卵、寒天、ゼ
ラチン、植物油のうちの一種を3〜10部を添加し、撹
拌混合する。
【0009】第2発明は、下記の第1工程ないし第4工
程から構成されている生分解性を有する成形品の製法で
ある。 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部に水100〜250部混
入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
〜60部、および柔軟性付与剤として、レシチン、ソル
ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の
乳化剤、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カ
ルボキシルメチルセルロースナトリウム、デンプングリ
コール酸ナトリウム等の安定剤、ポリリン酸ナトリウ
ム、メタリン酸ナトリウム等の品質改良剤を夫々2〜1
0部、耐水 性付与として、大豆タンパク、白卵、寒天、
ゼラチン、植物油のうちの一種を3〜10部を添加し、
撹拌混合する。 第4工程〜第3工程で得た生分解性を有する成形品用原
料を緩衝資材用の成形用型1にて、型温度150〜25
0℃、成形圧力は5〜50kg/cm 、成形時間は1
〜5分の条件で成形する。 緩衝資材用の成形用型1は、
下型1Aと上型1Bとから構成され、下型1Aの上面に
は半球状のくぼみ部1A1が形成され、下面にはヒータ
ー1A2が添着され、上面隅にはガイドピン1A3が植
設され、また、上型1Bの下面には半球状のくぼみ部1
B1が形成され、上面にはヒーター1B2が添着され、
下面隅にはガイド孔1B3が開設されていると共に、く
ぼみ部1B1の頂部には外気に連通する水蒸気抜き1B
11が開設されていること。
【0010】第3発明は、下記の第1工程ないし第4工
程から構成されている生分解性を有する成形品の製法で
ある。 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部に水100〜250部混
入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
〜60部、および柔軟性付与剤として、レシチン、ソル
ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の
乳化剤、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カ
ルボキシルメチルセルロースナトリウム、デンプングリ
コール酸ナトリウム等の安定剤、ポリリン酸ナトリウ
ム、メタリン酸ナトリウム等の品質改良剤を夫々2〜1
0部、耐水性付与として、大豆タンパク、白卵、寒天、
ゼラチン、植物油のうちの一種を3〜10部を添加し、
撹拌混合する。 第4工程〜第3工程で得た生分解性を有する成形品用原
料を容器あるいは皿用の成形用型2にて、型温度150
〜250℃、成形圧力は5〜50kg/cm 、成形時
間は1〜5分の条件で成形する。 容器あるいは皿用の成
形用型2は、下型2Aと上型2Bとから構成され、下型
2Aの上面には皿用の扁平なくぼみ部2A1が形成さ
れ、下面にはヒーター2A2が添着され、上面隅にはガ
イドピン2A3が植設されていると共に、上型2B の下
面にはくぼみ部2A1に対応する突出部2B1が形成さ
れ、上面にはヒーター2B2が添着され、下面隅にはガ
イド孔2B3が開設されていると共に、くぼみ部2A1
の頂部には外気に連通する水蒸気抜き2A11が開設さ
れていること。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。実
施例として従来不均一な厚みの成形しかできないという
加工性に難のある馬鈴薯澱粉を主原料とした代表例を参
照して説明する。従来の製造工程による例を簡単に述べ
ると、 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部、水50〜300部混
入、撹拌する。 第2工程〜加温あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったものを成形型に移し、密閉加
工プレスにて成形する。この際、成形条件は概ね次の通
りである。型温度は120〜150℃、成形圧力は10
〜50kg/cm、成形時間は1〜5分である。成形
された外観性状は膨化状況が不均一で成形されたものは
凹凸である。そして、物性は固くてもろい傾向がある。
【0012】膨化状況を均一にするため、種々検討し下
記の配合を得た。 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部に水100〜250部混
入、撹拌する。 第2工程〜加温あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、炭酸カルシウム等
の充填材を20〜60部混入、撹拌する。 第4工程〜開放加圧プレスにて成形する。この際、成形
条件は型温度150〜250℃、成形圧力は5〜10k
g/cm、成形時間は1〜5分である。この製造法に
より均一な厚みの成形ができた。しかし、固くてもろい
という物性は改善されなかった。この物性を解決するた
めに充填材の種類を量とともに調整し、上記第3工程の
充填材を馬鈴薯澱粉としたところ発泡スチロール製品に
近い物性を得ることができた。
【0013】そこで、第1発明(生分解性を有する成形
品用原料の製法)は、下記のように構成されている。 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部に水100〜250部混
入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
〜60部、および柔軟性付与剤として乳化剤(レシチ
、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル等)、安定剤(アルギン酸プロピレングリコールエ
ステル、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、デ
ンプングリコール酸ナトリウム等)、品質改良剤(ポリ
リン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等)等を夫々
2〜10部添加し、撹拌混合する。 馬鈴薯澱粉と水によ
りのり状とする目的は、添加する充填澱粉20〜60部
の分散を良くするためである。 さらに、食品添加物を添
加する理由は、澱粉に対する浸透性、粘度調整などの効
果を発揮させるためであると共に、上述した馬鈴薯澱粉
と水によるのり状のものと充填する馬鈴薯澱粉の分散性
を促進する効果があるからである
【0014】乳化剤は、水と油脂を分散させる目的で使
用されるもので、メーカーが花王、日本油脂のものを使
用した。安定剤は、成形時の熱による変質を防止する目
的で使用されるもので、メーカーが紀文フードケミフ
ァ、君津化学のものを使用した。品質改良剤は、成形品
の物性を改良する、例えば柔軟性を与える目的で使用さ
れるもので、メーカーが関東化学、米山化学のものを使
用した。もちろん、これらに限定されるものではない。
なお、第1工程と第3工程において、充填材として馬鈴
薯澱粉を用いた例を列記したが、例えば充填材としてコ
ーンスターチ、小麦澱粉、米澱粉、またはコストの安い
輸入澱粉が代替可能である。
【0015】また、第3工程において、耐水性付与とし
て、大豆タンパク、白卵、寒天、ゼラチン、植物油のう
ちの一種を3〜10部添加することにより有効であるこ
とを確認した。耐水性付与として、大豆タンパク、白
卵、寒天、ゼラチン、植物油のうち一種を3〜10部添
加する理由は下記の通りである。 すなわち、耐水性に対
する考え方は、成形品用原料の中に水などに強いと考え
られる蛋白質、植物油などを添加して耐水性の向上を検
討した。 その結果では、未添加の製品の耐水率は70〜
80%であるが、蛋白質、植物油の添加は、耐水率30
〜40%に低下し耐水性に寄与する効果がある。 このこ
とから、成形品用原料の製法時から耐水性を与えること
が良好であることを確認した。この耐水性付与について
は生分解性に対する抵抗性を有することになり、用途に
より配合調整をしなければならない。その他、第3工程
において、酸化防止剤、保存料(食品防腐剤)等を添加
することも成形品の保存に有効であることを確認した。
当然のことながら、酸化防止剤は、空気中の酸素による
酸化を防止する。保存料は、防カビ剤などである。この
際、添加剤は食品添加剤より選定し、環境に対する二次
汚染を考慮に入れなければならない。
【0016】ついで、第2発明(生分解性を有する成形
品の製法)は、下記のように構成されている。 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部に水100〜250部混
入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
〜60部、および柔軟性付与剤として乳化剤(レシチ
、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル等)、安定剤(アルギン酸プロピレングリコールエ
ステル、カルボキシルメチルセルロースナトリウム、デ
ンプングリコール酸ナトリウム等)、品質改良剤(ポリ
リン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等)等を夫々
2〜10部添加し、撹拌混合する。 第4工程〜開放加圧プレスにて成形する。この際の成形
条件は、型温度150〜250℃、成形圧力は5〜50
kg/cm、成形時間は1〜5分である。これにより
発泡スチロール製品と同等以上のタワミ量が得られた。
【0017】ここで、成形品である緩衝資材用の成形用
型1、容器あるいは皿用の成形用型2について、その1
例を図示しながら説明する。緩衝資材用の成形用型1
は、図1ないし図3を参照して、下型1Aと上型1Bと
から構成され、下型1Aの上面には半球状のくぼみ部1
A1が形成され、下面にはヒーター1A2が添着され、
上面隅にはガイドピン1A3が植設されている。また、
上型1Bの下面には半球状のくぼみ部1B1が形成さ
れ、上面にはヒーター1B2が添着され、下面隅にはガ
イド孔1B3が開設されている。くぼみ部1B1の頂部
には外気に連通する水蒸気抜き1B11が開設されてい
る。1Cは原料、1C1はこの成形用型1で製造された
緩衝資材である。金型に投入した原料1Cは、150〜
250℃の成形温度により加熱されると、金型内部の原
料は水分と共に沸騰し、一部は原料に含まれている水分
が水蒸気となり発生し、上型の水蒸気抜き1B11よ
り、水蒸気として放出される。 原料中の澱粉は、水分と
共に加熱され徐々に圧力が加わると、沸騰と水蒸気によ
り拡散されながらのり化し水蒸気が発泡剤の役割をし
て、1〜5分後には金型内での成形を終了し、金型を開
き成形品としての球状の緩衝資材1C1を得ることがで
きる。
【0018】容器あるいは皿用の成形用型2は、図4な
いし図6を参照して、下型2Aと上型2Bとから構成さ
れ、下型2Aの上面には皿用の扁平なくぼみ部2A1が
形成され、下面にはヒーター2A2が添着され、上面隅
にはガイドピン2A3が植設されている。また、上型2
Bの下面にはくぼみ部2A1に対応する突出部2B1が
形成され、上面にはヒーター2B2が添着され、下面隅
にはガイド孔2B3が開設されている。くぼみ部2A1
の頂部には外気に連通する水蒸気抜き2A11が開設さ
れている。2Cは原料、2C1はこの成形用型2で製造
された容器あるいは皿である。金型に投入した原料2C
に、成形温度150〜250℃の温度で加熱され、次に
型締めされて圧力が徐々に加わると、原料は流動しなが
ら沸騰され、図6におけるいくつかの水蒸気抜き2A1
1より、初期には一部の水蒸気が放出される。 一方、流
動しながら沸騰する原料は、水蒸気と共に拡散され、の
り化する。 この時、水蒸気が発泡剤の役割をしながら徐
々に水蒸気抜きより残っている水蒸気が放出され、1〜
5分後には金型内での成形を終了し、金型を開き成形品
としての角型の容器あるいは皿2C1を得ることができ
る。これにより澱粉を主原料とした成形が可能になり、
各方面への応用が可能となった。
【0019】作用について効果と共に説明する。
【0020】
【発明の効果】本発明により製造される製品は、従来の
生分解性プラスチックに比べ多くの課題を克服したもの
であり、 1.従来の発泡スチロール製トレー、容器、緩衝資材等
と同じく菓子、果物、、各種機器の緩衝包装資材として
使用される。 2.耐水性付与された資材は、含水比率の高い品物例え
ば魚介類、飲料用等の容器、包装資材として利用できる
ものである。
【0021】また、本願は従来の技術の持つ課題を克服
し、以下の効果(作用)を提供しようとするものであ
る。 1.澱粉を主原料とし、農産物の食品以外の利用拡大の
一役を担うことができる。 2.澱粉の中でも馬鈴薯澱粉による加工については、澱
粉粒子の分布の広さにより、均一な加工に難しさがあっ
たが、充填材の添加量を調整することにより均一な成形
を可能にしたものである。すなわち、馬鈴薯澱粉のみで
のり状にし、通常のプラスチック成形のように密閉加工
プレスにて成形すると、馬鈴薯澱粉粒子の本来持ってい
る性状(粒度分布が広い)と成形品中の残留水分のた
め、その膨化状況に不揃(凹凸)が生じる。そのため、
馬鈴薯澱粉の本来持っている膨化性状を均一にするた
め、充填材(炭酸カルシウム)を配合して、本来持って
いる性状を緩和する必要があると考えた。歯磨き、うど
んなどに配合している炭酸カルシウムを配合した。しか
し、炭酸カルシウムでは膨化性状が均一になるものの固
くてもろい素材になる。そこで、その他の充填材を配合
し試みたが、良好な結果が得られず、馬鈴薯澱粉をその
まま配合してかかる問題を解決した。
【0022】3.澱粉を主原料としているので、自然界
におかれると100%生分解的に分解するものである。 4.使用済みの廃棄物は回収することにより、本来持ち
合わせている性質により、飼料、肥料、土壌改良剤等に
有効に再利用できる。 5.また、この廃棄物は上記の再利用のほかに、粉末に
して製造原料の充填材として有効的に再利用できる。 6.現在、プラスチック製品の廃棄物は、回取、再資源
化など非常に困難な状況で処理過程で様々な問題を持っ
ている。 本発明のものは、豊産物を主原料とし、添加剤
は食品添加物、耐水性付与は食品蛋白質および植物油で
あるため、食することができると共に、自然界において
は100%分解するので広い範囲での用途が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】緩衝資材用の成形用型を分離した状態の要部拡
大縦断面図である。
【図2】緩衝資材用の成形用型に原料を入れた状態の縦
断面図である。
【図3】緩衝資材用の成形用型の作用を示す縦断面図で
ある。
【図4】容器あるいは皿用の成形用型を分離した状態の
要部拡大縦断面図である。
【図5】容器あるいは皿用の成形用型の作用を示す縦断
面図である。
【図6】容器あるいは皿用の成形用型の下型の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 緩衝資材用の成形用型 1A 下型 1B 上型 2 容器あるいは皿用の成形用型 2A 下型 2B 上型
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08J 3/20 CEP C08J 3/20 CEPZ 5/00 CEP 5/00 CEP // B29K 96:00 B29L 22:00 (72)発明者 太田 英之 北海道札幌市豊平区美園7条2丁目1番 20号 (72)発明者 平野 徹 北海道札幌市手稲区新発寒6条5丁目11 番25号 (72)発明者 清水 條資 北海道札幌市南区北ノ沢6条2丁目2番 2号 (56)参考文献 特開 平5−320401(JP,A) 特開 平6−135487(JP,A) 特表 平5−505104(JP,A) カナダ公開特許公報2075384(CA, A) 「12394の化学商品」 化学工業日報 社 1994年1月26日発行 「デンプンハンドブック」 朝倉書店 昭和40年 第5版発行 P.601−603 「澱粉科学ハンドブック」 朝倉書店 昭和54年 初版第3刷発行 P.34− 37

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の第1工程ないし第3工程から構成
    されていることを特徴とする生分解性を有する成形品用
    原料の製法。 第1工程〜馬鈴薯澱粉100部水100〜250部
    入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
    〜60部、および柔軟性付与剤として、レシチン、ソル
    ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の
    乳化剤、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カ
    ルボキシルメチルセルロースナトリウム、デンプングリ
    コール酸ナトリウム等の安定剤、ポリリン酸ナトリウ
    ム、メタリン酸ナトリウム等の品質改良剤を夫々2〜1
    0部、耐水性付与として大豆タンパク、白卵、寒天、ゼ
    ラチン、植物油のうちの一種を3〜10部を添加し、撹
    拌混合する。
  2. 【請求項2】 下記の第1工程ないし第4工程から構成
    されていることを特徴とする生分解性を有する成形品
    製法。第1工程〜馬鈴薯澱粉100部に水100〜250部混
    入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
    〜60部、および柔軟性付与剤として、レシチン、ソル
    ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の
    乳化剤、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カ
    ルボキシルメチルセルロースナトリウム、デンプングリ
    コール酸ナトリウム等の安定剤、ポリリン酸ナトリウ
    ム、メタリン酸ナトリウム等の品質改良剤を夫々2〜1
    0部、耐水性付与として大豆タンパク、白卵、寒天、ゼ
    ラチン、植物油のうちの一種を3〜10部を添加し、撹
    拌混合する。 第4工程〜第3工程で得た生分解性を有する成形品用原
    料を緩衝資材用の成形用型1にて、型温度150〜25
    0℃、成形圧力は5〜50kg/cm 、成形時間は1
    〜5分の条件で成形する。 緩衝資材用の成形用型1は、
    下型1Aと上型1Bとから構成され、下型1Aの上面に
    は半球状のくぼみ部1A1が形成され、下面にはヒータ
    ー1A2が添着され、上面隅にはガイドピン1A3が植
    設され、また、上型1Bの下面には半球状のくぼみ部1
    B1が形成され、上面にはヒーター1B2が添着され、
    下面隅にはガイド孔1B3が開設されていると共に、く
    ぼみ部1B1の頂部には外気に連通する水蒸気抜き1B
    11が開設されていること。
  3. 【請求項3】 下記の第1工程ないし第4工程から構成
    されていることを特徴とする生分解性を有する成形品
    製法。第1工程〜馬鈴薯澱粉100部に水100〜250部混
    入、撹拌する。 第2工程〜加熱あるいは加圧等によりのり状にする。 第3工程〜のり状になったところで、馬鈴薯澱粉を20
    〜60部、および柔軟性付与剤として、レシチン、ソル
    ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の
    乳化剤、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カ
    ルボキシルメチルセルロースナトリウム、デンプングリ
    コール酸ナトリウム等の安定剤、ポリリン酸ナトリウ
    ム、メタリン酸ナトリウム等の品質改良剤を夫々2〜1
    0部、耐水性付与として大豆タンパク、白卵、寒天、ゼ
    ラチン、植物油のうちの一種を3〜10部を添加し、撹
    拌混合する。 第4工程〜第3工程で得た生分解性を有する成形品用原
    料を容器あるいは皿用の成形用型2にて、型温度150
    〜250℃、成形圧力は5〜50kg/cm 、成形時
    間は1〜5分の条件で成形する。 容器あるいは皿用の成
    形用型2は、下型2Aと上型2Bとから構成され、下型
    2Aの上面には皿用の扁平なくぼみ部2A1が形成さ
    れ、下面にはヒーター2A2が添着され、上面隅にはガ
    イドピン2A3が植設されいていると共に、上型2Bの
    下面にはくぼみ部2A1に対応する突出部2B1が形成
    され、上面にはヒーター2B2が添着され、下面隅には
    ガイド孔2B3が開設されていると共に、くぼみ部2A
    1の頂部には外気に連通する水蒸気抜き2A11が開設
    れていること。
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「デンプンハンドブック」 朝倉書店 昭和40年 第5版発行 P.601−603
「澱粉科学ハンドブック」 朝倉書店 昭和54年 初版第3刷発行 P.34−37

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