JP2740866B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2740866B2
JP2740866B2 JP63250131A JP25013188A JP2740866B2 JP 2740866 B2 JP2740866 B2 JP 2740866B2 JP 63250131 A JP63250131 A JP 63250131A JP 25013188 A JP25013188 A JP 25013188A JP 2740866 B2 JP2740866 B2 JP 2740866B2
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裕司 藤森
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、補聴器使用者の難聴度、病状、使用環境に
合わせたフィルター、及び音素ROMを備える電子式快聴
器に関する。
〔従来の技術〕
従来の補聴器は、マイクロホンで収音した音をアンプ
ユニットで増幅した後スピーカーで再生して外耳道に送
る気導方式と、マイクロホンで収音した音を振動に変え
てバイブレータ(振動子)によって頭蓋骨を振動させ内
耳に伝える骨導方式があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、かかる従来の補聴器は、マイクロホン、アン
プユニット、スピーカー等の特性により再生される音が
必ずしも補聴器使用者の難聴度及び病状に適合して再生
されるとは限らず、使用者によってその効果はまちまち
であった。また、補聴器使用者の使用環境によっては、
不必要な雑音や必要以上の巨大音が入力されてても、そ
れをそのままスピーカーから再生してしまい、補聴器使
用者に不快感を与えるという問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで上記課題を解決するため、本発明の補聴器は、
音声入力回路と音声出力回路の間に、音声認識部及び音
声合成部を備え、さらに、これらを構成するフィルター
及び音素ROMが、補聴器使用者の難聴度、病状及び使用
環境に合わせて組み込まれ、または交換出来ることを特
徴とする。
〔実 施 例〕
以下、本発明について実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の電子式快聴器のブロック図であ
る。フィルター回路5はたとえば第2図に示すようなコ
ンデンサー及び抵抗を組み合わせた回路及びその制御部
6よりなり、コンデンサーの容量と抵抗値を様々に掛け
合わせて得られた時定数の変化により入力音声の波形デ
ータの補正をなし、それによって得られた種々の波形の
うちもっとも多数である波形データのみを入力音声とし
て出力する回路である。また、このフィルター回路5は
特定周波数のみカットするフィルター、例えばローパス
フィルター、ハイパスフィルター等を備えていてもかま
わない。
これらのフィルターは、前述したフィルター制御部6
のプログラミングにより、補聴器使用者の難聴度、病状
及び使用環境に合わせてその特性を制御できるようにな
っている。たとえば、補聴器使用者の使用環境が、過度
の騒音を伴う場所であるならば、その騒音をカットする
ためにプログラムされたフィルターに切替えられ、補聴
器使用者の使用環境が変化しても、それに対応したフィ
ルターを得られるようになっている。また、フィルター
制御部は、そのプログラムを外部から転送できるように
なっていてもよい。
2の音声認識部は、フィルター5によって特定された
アナログの音声信号をデジタル化し、あらかじめ備えた
音素ROM・A(認識音素メモリー)のデータと比較検出
したのち音声として認識する回路である。
フィルターによって出力されたアナログの音声信号
は、A/Dコンバータ7を通してデジタル信号に変換され
た後、音声分析回路8のデジタル・BPF(Band Pass Fil
ter)により各サンプルごとのスペクトル情報に変換さ
れる。
このスペクトル情報は、正規化回路9で話者による入
力音声の発音の強度差を少なくされ(パワー正規化)、
有音無音判定及びスペクトルの正規化が行なわれた後、
有音判定を受けた入力音声がいつ始まり、いつ終わった
のか検出される。
これらのプロセスを経て得られたデジタル値は、デー
タの内容が変わるとパルスを発する検出回路10に入力さ
れた後、照合回路11で音素ROM・Aの内容と比較され、
一致すると一致信号を禁止回路14及び合成アドレス制御
回路13へ出力する。
3の音声合成部は、音声認識部により得られた音声デ
ータを、デジタル化した音声データを持つ音素ROM・B
(合成音素メモリー)の値に変換し、音声合成して出力
する回路である。
前述した検出回路10から発せられたデータ内容の変化
したことを知らせるパルスは、アドレス制御回路12のリ
セット端子に入力され、入力音声が変化するたびにアド
レス制御回路12をリセットするので、アドレス制御回路
12はそのたびに、プログラミングされたアドレスをはじ
めから順次合成アドレス制御回路と音素ROM・Aに出力
する。これをうけて音素ROM・Aは、アドレス制御回路
により指定されたアドレスのデータ照合回路に次々と出
力する。
アドレス制御回路12により指定されたアドレスを受け
取った合成アドレス制御回路13は、照合回路から一致信
号がこないとクロックに同期してそのアドレス内容を消
去し、一致信号がくるとクロックに同期してそのアドレ
ス内容を音素ROM・Bに出力する。音素ROM・Bは、合成
アドレス制御回路からのアドレスが入力されると合成ア
ドレス制御回路の指定したアドレスのデータを禁止回路
14に送るようにプログラムされている。このとき、禁止
回路14は、照合回路からの一致信号を受けて開かれてい
るので、データはD/A変換回路15に出力される。
D/A変換回路によりアナログ化され電圧値となったデ
ータは、ローパスフィルタ16を通じて滑らかな波形とな
り、アンプユニットで増幅された後、スピーカーにより
音声として出力される。なおスピーカーの代わりにバイ
ブレータ(振動子)を使用して、骨伝導方式としても良
い。
このとき、上述した音素ROM・Bは、補聴器使用者の
難聴度、病状及び使用環境に合わせて組み込まれ、また
は交換出来るようになっており、音素ROMにプログラム
されたデータは、たとえば補聴器使用者が高音域の難聴
症状者ならば、高音域を強調した音声データをもってい
るか、または高音域を強調した音声データに切替えられ
るようになっている。
また、音素ROM・Bは、補聴器使用者の難聴度、病状
及び使用環境に合わせてプログラムの変更が可能なRAM
であってもよい。
〔発明の効果〕
以上のような発明とすることによって、以下のような
効果が得られる。
すなわち、 (a)音声認識及び音声合成を経ることにより、フィル
ター部で得られた音声データを音素メモリーの音声デー
タになおして出力できるので音素メモリーにないデー
タ、すなわち、雑音等は出力されないことになり、明瞭
な音声のみを再生できる。
(b)音素メモリーは、明細書中に書かれているよう
に、音素メモリーそのものを交換するか、または、音素
メモリーをRAMにした場合には、RAM内のデータを書き換
えることにより、音素メモリーのデータを自由に変更す
ることができるので、使用者の生活環境や病状(難聴
度)等にあわせて最適にデータを対応させることができ
る。
(c)フィルター部の時定数を変えることにより、得ら
れた多数のデータのうち、もっとも多数であった波形デ
ータをのみを入力音声として出力できるので、きわめて
雑音の少ない正確な初期データが得られることになり、
音声認識率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である電子式快聴器のブロック
図。 第2図は本発明の電子式快聴器のフィルター回路の一例
を示す回路図。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声を収音する音声入力部と、デジタル化
    した音声データを記憶している認識音素メモリー、前記
    音声入力部が収音した音声をデジタル信号に変換するコ
    ンバータ、前記音声が変化し前記デジタル信号の音素デ
    ータが変化した時にパルスを発生する検出回路、前記認
    識音素メモリーのデータと前記音素データを比較する照
    合回路、前記パルスが入力された時に前記認識音素メモ
    リーにアドレスを順次出力するアドレス制御回路からな
    る音声認識部と、前記音声認識部の音声認識の結果得ら
    れたアドレスに基づいて合成音素メモリーのデータを出
    力し、これをアナログの音声データにする音声合成部
    と、前記音声合成部によって得られた音声データを音声
    として出力する音声出力部とを有することを特徴とする
    電子機器。
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