JP2740735B2 - 成形機の型締装置 - Google Patents

成形機の型締装置

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JP2740735B2 JP33521293A JP33521293A JP2740735B2 JP 2740735 B2 JP2740735 B2 JP 2740735B2 JP 33521293 A JP33521293 A JP 33521293A JP 33521293 A JP33521293 A JP 33521293A JP 2740735 B2 JP2740735 B2 JP 2740735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイカストマシンや射
出成形機などの成形機の型締装置に関し、詳細には金型
の開閉と型締とを別々のシリンダで行うとともに、型締
時の型締反力をタイロッド外周面の係合溝とロック片内
周面の係合溝とで受ける際の係合溝の位置決め装置を備
えてなる成形機の型締装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金型の開閉と型締とを別々のシリンダで
行うとともに、型締時の型締反力をタイロッド外周面の
係合溝とロック片内周面の係合溝とで受ける際の係合溝
の位置決め装置を備えてなる成形機の型締装置は、本出
願人が先願した特公平 1− 13407号公報に記載されたも
のがある。
【0003】上記公報に記載されている成形機の型締装
置を図9乃至図13に基づいて説明する。
【0004】図示の成形機は、固定盤1上に固定金型2
が設置され、固定盤1には前記金型2を囲んで金型中心
を通る対角方向に前後左右4本のタイロッド3(図では
2本のみを示している)が各平行に立設され、タイロッ
ド3の各上端にはサポートプレート4が共通に敷設さ
れ、これらタイロッド3に亘って移動盤(スライド)5
を昇降自在に架装され、同移動盤5に移動金型6が固定
金型2と対応状に設置され、固定盤1側に装設した型開
閉シリンダ7のピストンロッド7aが前記移動盤5に連結
されることによって、移動盤5の固定盤1に向かっての
昇降進退、従って固定金型2に対する移動金型6の開閉
が行われるものである。なお、符号8、9および10は押
出機構を示す。
【0005】上記成形機の型締装置は、各タイロッド3
の固定金型2より上方における外周面に、ロック用の
合溝11を形成するものであり、その係合溝の構造として
は、図10に1例を示すような溝状歯面の連続形成したも
のであり、同係合溝11は図9に示すように軸方向に亘り
所定の長さの間に止まるものとされる。この係合溝11に
対し同タイロッド3上にロック部材12が軸方向スライド
自在かつ係合溝11に対して係脱自在に設けられる。同ロ
ック部材12は図9に示すように、タイロッド3の外周を
包囲しかつタイロッド3が通過可能とされたケーシング
12a内に、タイロッド3の各半周を囲みかつ図10に一例
を示すように、タイロッド3における溝状歯面による
合溝11と係脱自在な同様の溝状歯面による半円状係合溝
11aを対称状に形成した一対の分割ロック片13, 14から
成り、かつこれら分割ロック片13, 14は、例えば駆動シ
リンダ15、同ピストンロッド 15a等の進退機構を介し、
互いにタイロッド中心に向かって進退自在とされること
により、その溝状歯面の係合離脱を介しタイロッド3と
ロック可能とされたものである。
【0006】上記型締装置では、各タイロッド3上に摺
動兼ロック自在に設けた各ロック部材12を、図示のよう
にそのケーシング 12aを共通のロックプレート16上面に
固定することによって一体に支持させるのであり、同ロ
ックプレート16は各タイロッド3に亘ってスライド自在
に遊嵌されたものである。この各ロック部材12を共通に
支持するロックプレート16の下面と前記した移動盤5の
上面との間において、それぞれロック部材12と対応位置
に型締シリンダ17が介設されるのであり、その型締シリ
ンダ17本体側が移動盤5の上面に固定され、同シリンダ
17のピストンロッド 17aがロックプレート16に連結され
る。
【0007】さらに、上記型締装置では、ロックプレー
ト16のロッキング位置決め手段として図9、図11乃至図
13に例示するような位置決め装置22を設けるのである。
図11に一例として示したものは、対角方向における2本
のタイロッド3,3において同時にその位置決めを行う
ようにしたものであり、同装置22はサポートプレート4
を利用して設けられ、同プレート4上に設置した駆動モ
ータ23より図11および図12に示すように、ベベルギャ25
等の伝動部材を介して駆動横軸26より一対の駆動縦軸2
7,27を正逆回動自在に設け、この駆動縦軸27,27の下
部に設けたスクリュウネジ27a, 27aにストッパ28, 28
(スクリュナットを用いる)を、前記縦軸27を被包する
ガイド筒29のガイド長孔 29aに係合させた凸子 28aを介
し、昇降自在に螺嵌することにより、駆動縦軸27の正逆
回動を介しストッパ28を所望位置に上下させかつ、同ス
トッパ28に前記ロックプレート16を支承させるようにし
たものである。30はロータリカムスイッチであって、こ
れは係合溝11と係合溝 11aが図10に示すように溝状歯面
等の場合、その係合状態が安全であるか、安全でないか
について確認し、安全確実である時はスイッチ31をオフ
とし、安全確実でない時はスイッチ31をオンとするため
のもので、駆動モータ23と駆動横軸26間に図12のように
介入され、図13に示すようにカム32の周面に安全域に相
当する欠所33を設けたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した型締装置で
は、タイロッド3の係合溝11に対するロック部材12の
合溝 11aの係合位置の位置決めは、型開閉シリンダ7に
より固定金型2と移動金型6を閉じた状態で、サポート
フレーム4を利用して設けられた位置決め装置22のスト
ッパ28の位置調整を行うことにより、ロック部材12を載
置しているロックプレート16の停止位置を係合位置に調
整して行われるが、この位置決め装置22では、ストッパ
28の位置調整のため、サポートフレーム4上に駆動モー
タ23、ベベルギャ25、駆動横軸26、駆動縦軸27等を備え
ており、装置が複雑であると共に部品点数も多く、組
立、調整にも相当の工数がかかりコストが高くなる傾向
にあった。また、サポートフレーム4上に装置の駆動部
が設置されるため、成形機の全高が高くなり、型締装置
をタイロッド3の各々に設ける省スペース効果が薄れる
欠点も有る。さらに、ロック部材12を載置したロックプ
レート16が金型開閉毎にストッパ28と衝突を繰り返すと
言う問題もある。
【0009】本発明は、上記の問題点を解消するべくな
したものであって、その目的は、比較的簡単な構造で以
てタイロッドの係合溝に対するロック部材の係合溝の係
合位置の位置決めを確実になし得る成形機の型締装置を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の成形機の型締装置は、固定金型を有する
固定盤に設けたタイロッドに移動金型を有する移動盤を
移動可能に設け、移動盤の上方にタイロッドに貫装させ
て割型状のロック部材を設けるとともに、タイロッドの
外周面に係合溝を設け、さらに割型状のロック部材のロ
ック片内周面にタイロッドの係合溝に係脱しうる係合溝
を設け、金型閉鎖状態で型締した後、前記ロック部材に
よってロックするように構成した成形機の型締装置にお
いて、移動盤に対してロックプレートが昇降する昇降装
置を設けるとともに、タイロッドの係合溝とロック部材
の係合溝との位置決めを行うために、移動盤に対するロ
ック部材の位置およびタイロッドの係合溝内の基準位置
に対する移動盤の位置のそれぞれを検出するための位置
検出手段を設けたものである。
【0011】そして、上記成形機の型締装置において
は、位置検出手段が昇降距離検出装置であってロックプ
レートの昇降装置と移動盤を固定盤に対して接離するた
めの開閉シリンダのそれぞれに設けてあってもよい。
【0012】
【作用】本発明では、移動盤の上面とロックプレートと
の間に直接昇降装置を設けているので、移動盤に対する
ロックプレートの昇降が極めて簡単な構成の装置によっ
て行えるとともに、成形機のサポートフレームの上に機
器を設ける必要が無いのでその分全高を低くできる。そ
してさらに、タイロッドの係合溝とロック部材の係合溝
との位置決めを行うために、移動盤に対するロック部材
の位置およびタイロッドの係合溝内の基準位置に対する
移動盤の位置のそれぞれを検出するための位置検出手段
が設けられているので、移動盤に対するロック部材の位
置検出手段により移動盤の上面からロック部材の基準
合溝までの距離(X1)を、またタイロッドの係合溝内の
準位置に対する移動盤の位置検出手段により移動盤の上
面からタイロッドの基準係合溝までの距離(X2)を求め、
これらの距離(X1, X2)の差Aを求めて調整することによ
りロック部材の基準係合溝をタイロッドの基準係合
確実に係合させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の成形機の型締装置の断面正面図
である。なお、図中、従来技術で説明した従来装置と同
じ部位は同一符号をもって示す。
【0014】1は固定盤、2は固定盤1に取付けた固定
金型、5は移動盤、6は移動盤5に取付けた移動金型で
ある。固定盤1には、上記移動盤5を貫通する複数本
(通常4本、図では2本のみを示す)のタイロッド3を
垂直に突設し、このタイロッド3によって移動盤5を昇
降、すなわち固定盤1に対して接離する方向に移動案内
するように構成している。
【0015】4はタイロッド3の上端部を支持するサポ
ートプレート、7は型開閉シリンダ、7aはピストンロッ
ドであって、この型開閉シリンダ7は、ピストンロッド
7aの昇降距離を検出する装置7bを備えるとともに、固定
盤1と移動盤5との間に跨設され移動盤5を上記の如く
タイロッド3に沿って昇降移動させて金型2,6を開閉
する。
【0016】11はタイロッド3の固定金型2より上方に
おける外周面に形成されたロック用の係合溝であって、
この係合溝11はのこ歯型5aをリング状に4段形成した構
造になっている。この係合溝11に対しタイロッド3上に
ロック部材12が軸方向スライド自在かつ係合溝11に対し
て係脱自在に設けられる。ロック部材12は、タイロッド
3の外周を包囲しかつタイロッド3が通過可能とされた
ケーシング 12a内に、タイロッド3の各半周を囲みかつ
タイロッド3におけるのこ歯型5aを備える係合溝11と係
脱自在な同様ののこ歯型5bを備える半円状係合溝11a
対称状に形成した一対の分割ロック片13, 14からなり、
かつこれら分割ロック片13, 14は、駆動シリンダ15、同
ピストンロッド 15a等の進退機構を介し、互いにタイロ
ッド中心に向かって進退自在とされ、のこ歯型5bとのこ
歯型5aの係合離脱を介しタイロッド3とロック可能とさ
れている。
【0017】16はロックプレートであって、このロック
プレート16は各タイロッド3に亘ってスライド自在に遊
嵌され、その上面には、上述した各タイロッド3上に摺
動兼ロック自在に設けた各ロック部材12が、そのケーシ
ング 12aを固定することによって一体に支持されてい
る。またロックプレート16の下面と移動盤5の上面との
間において、それぞれのロック部材12と対応する位置に
型締シリンダ17が介設され、その型締シリンダ17の本体
側が移動盤5の上面に固定され、シリンダ17のピストン
ロッド 17aがロックプレート16の下面に固着された押圧
板 16aに接離可能に設けられている。
【0018】34はロックプレート16を昇降するためのシ
リンダであって、この昇降シリンダ34は、ピストンロッ
ド 34aの昇降距離を検出する装置 34bを備えたもので、
ロックプレート16の上面の、各タイロッド3の対角線の
中心位置に固設され、そのピストンロッド 34aはロック
プレート16の中心位置に設けられた貫通孔35に挿通させ
その先端を移動盤5の上面に当接状態に設けられてい
る。
【0019】上記構成の型締装置による型締作業につい
て、その手順を順を追って示す図2乃至図6を基に説明
する。なお、図は左右対称の右半分を図示する。
【0020】図2は、型開閉シリンダ7のピストンロッ
ド7aが伸長し移動盤5が上昇限にあって金型2,6が開
放された状態を示す。この状態では、ロック部材12の分
割ロック片13, 14は開放位置に、また型締シリンダ17の
ピストンロッド 17aは短縮位置にそれぞれあって、この
状態で昇降シリンダ34のピストンロッド 34aが短縮位置
にあってピストンロッド 17aの上端はロックプレート16
の押圧板 16aの下面に当接している。そしてこの状態に
おいて、移動盤5の上面と分割ロック片13, 14の最上段
ののこ歯型5bの上面までの距離(X1)が昇降シリンダ34の
昇降距離検出装置 34bによって測定され、また移動盤5
の上面とタイロッド3の係合溝11の基準位置となる最上
段ののこ歯型5aの下面までの距離(X2)が型開閉シリンダ
7の昇降距離検出装置7bによって測定される。
【0021】図3は、図2の状態より型開閉シリンダ7
のピストンロッド7aが短縮し移動盤5が下降し金型2,
6が閉鎖した状態を示す。この時、距離(X2)が変化する
が昇降距離検出装置7bによって測定され、距離(X1)との
差Aが求められ、差Aが存在する場合には、この差Aが
ゼロあるいは所定の値内に入るように昇降シリンダ34の
昇降距離検出装置 34bによって距離(X1)を測定しながら
ピストンロッド 34aを伸長させロックプレート16を上昇
させる。図4は、ロックプレート16が上昇し差Aがゼロ
になった状態を示す。
【0022】図5は、図4の状態より駆動シリンダ15の
ピストンロッド 15aを伸長し分割ロック片13, 14をタイ
ロッド3の係合溝11に噛み合わせた状態を示す。次い
で、図6に示すように、型締シリンダ17のピストンロッ
ド 17aを伸長させることにより型締が行われる。この状
態で金型2,6内を昇圧させ所望の成形を行う。
【0023】成形後に金型2,6を開くには、型締とは
逆の手順で行われ、型締シリンダ17から圧油を逃がすと
同時に駆動シリンダ15のピストンロッド 15aを短縮させ
る。こうすると、型締力が解除されると同時に、分割ロ
ック片13, 14が開いてタイロッド3の係合溝11から離脱
する。この状態で型開閉シリンダ7により移動盤5を上
昇させれば、移動盤5と共にロックプレート16がタイロ
ッド3に案内されて上昇し、図2に示す金型2,6が開
放された状態に戻る。
【0024】なお、上記実施例では、ロックプレート16
の昇降装置として昇降シリンダ34を例に説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば図7に示
すように、昇降シリンダ34に換えて、ロックプレート16
の下面に鉛直にラック36を固定するとともに、移動盤5
の上面に高足のブラケット37を介在させてラック36に噛
み合うピニオン38を設け、このピニオン38をパルスモー
タ39で駆動する構成としてもよい。この場合は、移動盤
5の上面と分割ロック片13, 14の最上段ののこ歯型5bの
上面までの距離(X1)はパルスモータ39により検出され
る。
【0025】あるいは、ロックプレート16の昇降装置と
しては図8に示すような昇降装置40であってもよい。こ
の昇降装置40は、ロックプレート16の上面の、前後のタ
イロッド3の間の中央部のそれぞれにネジジャッキ41
を、ネジ軸42をロックプレート16の貫通孔に通して設け
るとともに、このネジ軸42の先端を、移動盤5の上面
の、前後のタイロッド3の間の中央部のそれぞれに設け
たダミー材43の上端部に連結させる一方、ロックプレー
ト16の上面にマイタギヤボックス44を設けるとともに、
このマイタギヤボックス44を覆うようにして支持台45を
設けてその上にブレーキ付ギヤモータ46を設け、ブレー
キ付ギヤモータ46の出力軸とマイタギヤボックス44の入
力軸をローラチェンカップリング47で連結し、さらにマ
イタギヤボックス44の左右に突出している出力軸のそれ
ぞれを、右出力軸は右ネジジャッキ41の入力軸とローラ
チェンカップリング47で連結し、左出力軸は左ネジジャ
ッキ41の入力軸と連結棒48を介在させてローラチェンカ
ップリング47で連結し、そしてさらに、右ネジジャッキ
41の入力軸の後端部にエンコーダ49を連結して構成した
ものであって、この場合は、移動盤5の上面と分割ロッ
ク片13, 14の最上段ののこ歯型5bの上面までの距離(X1)
はエンコーダ49により検出される。
【0026】また、移動盤5の上面と分割ロック片13,
14の最上段ののこ歯型5bの上面までの距離(X1)について
は、昇降シリンダ34の昇降距離検出装置 34b、昇降装置
40のエンコーダ48等によって、また移動盤5の上面とタ
イロッド3の係合溝11の最上段ののこ歯型5aの下面まで
の距離(X2)については型開閉シリンダ7の昇降距離検出
装置7bによって測定する例を説明したが、この点につい
ても本例に限定されるものではなく、移動盤5に対する
分割ロック片13, 14の位置およびタイロッド3に対する
移動盤5の位置がリミットスイッチ等によってわかるよ
うに構成されてあってもよい。
【0027】さらに、上記実施例では、縦型成形機を例
に説明したが、本発明はこの例に限定されるものではな
く、横型成形機に対しても同様に適用しうるものであ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる成
形機の型締装置によれば、移動盤の上面とロックプレー
トとの間に直接昇降装置を設けているので、移動盤に対
するロックプレートの昇降が簡単な構成の装置によって
行えるとともに、成形機のサポートフレームの上に機器
を設ける必要が無いのでその分全高を低くできる。
【0029】また、移動盤に対するロックプレートの位
置〔あるいは距離(X1)〕および固定盤に対する移動盤の
位置〔あるいは距離(X2)〕がわかるようにリミットスイ
ッチ等や距離検出手段が設けられており、これらリミッ
トスイッチ等や距離検出手段からの信号によってロック
部材の基準係合溝をタイロッドの基準係合に確実に係
合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形機の型締装置の断面正面図であ
る。
【図2】本発明に係わる成形機の型締装置の実用手順の
説明図である。
【図3】本発明に係わる成形機の型締装置の実用手順の
説明図である。
【図4】本発明に係わる成形機の型締装置の実用手順の
説明図である。
【図5】本発明に係わる成形機の型締装置の実用手順の
説明図である。
【図6】本発明に係わる成形機の型締装置の実用手順の
説明図である。
【図7】本発明の成形機の型締装置の別の昇降装置の断
面図である。
【図8】本発明の成形機の型締装置の別の昇降装置の断
面図である。
【図9】従来の成形機の型締装置の要部断面正面図であ
る。
【図10】従来の成形機の型締装置に係わるロック構造
の係合説明図である。
【図11】従来の成形機の型締装置に係わる位置決め装
置の平面図である。
【図12】従来の成形機の型締装置に係わる位置決め装
置の駆動構造説明図である。
【図13】従来の成形機の型締装置に係わる位置決め装
置のロータリカムスイッチ要部の説明図である。
【符号の説明】
1:固定盤 2:固定金型
3:タイロッド 4:サポートプレート 5:移動盤 5
a,5b:のこ歯型 6:移動金型 7:型開閉シリンダ 7
b:昇降距離検出装置 11:係合溝 12:ロック部材 1
2a:ケーシング 13, 14:ロック片 15:駆動シリンダ 1
6:ロックプレート 16a:押圧板 17:型締シリンダ 3
4:昇降シリンダ 34a:ピストンロッド 34b:昇降距離検出装置 3
5:貫通孔 36:ラック 37:ブラケット 3
8:ピニオン 39:パルスモータ 40:昇降装置 4
1:ネジジャッキ 42:ネジ軸 43:ダミー材 4
4:マイタギヤボックス 45:支持台 46:ブレーキ付ギヤモータ 47:ローラチェンカップリング 4
8:連結棒 49:エンコーダ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−186225(JP,A) 実開 平4−33515(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型を有する固定盤に設けたタイロ
    ッドに移動金型を有する移動盤を移動可能に設け、移動
    盤の上方にタイロッドに貫装させて割型状のロック部材
    を設けるとともに、タイロッドの外周面に係合溝を設
    け、さらに割型状のロック部材のロック片内周面にタイ
    ロッドの係合溝に係脱しうる係合溝を設け、金型閉鎖状
    態で型締した後、前記ロック部材によってロックするよ
    うに構成した成形機の型締装置において、移動盤に対し
    てロックプレートが昇降する昇降装置を設けるととも
    に、タイロッドの係合溝とロック部材の係合溝との位置
    決めを行うために、移動盤に対するロック部材の位置お
    よびタイロッドの係合溝内の基準位置に対する移動盤の
    位置のそれぞれを検出するための位置検出手段を設けた
    ことを特徴とする成形機の型締装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成形機の型締装置におい
    て、位置検出手段が昇降距離検出装置であってロックプ
    レートの昇降装置と移動盤を固定盤に対して接離するた
    めの開閉シリンダのそれぞれに設けられてなる成形機の
    型締装置。
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