JP2740538B2 - タレ付充填包装機 - Google Patents

タレ付充填包装機

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JP2740538B2 JP1058535A JP5853589A JP2740538B2 JP 2740538 B2 JP2740538 B2 JP 2740538B2 JP 1058535 A JP1058535 A JP 1058535A JP 5853589 A JP5853589 A JP 5853589A JP 2740538 B2 JP2740538 B2 JP 2740538B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、豆腐等の他にタレを収納した豆腐等のパッ
ク製品を製造する際に、容器に豆乳等とタレを充填する
とともに容器をシールするタレ付充填包装機に関する。
(従来の技術) 従来、豆腐のパック製品としては、立方体形状のプラ
スチック容器に豆腐のみを収納し、上部開口をシールし
たものが一般的であった。
ところが、豆腐を食する際に、タレを別途用意する必
要があるため、本出願人は豆腐の他にタレをも容器に封
入した豆腐のパック製品を製造する先願発明(特願昭63
−125518号)を提案している。
この発明では、まず、容器のタレ収納部にタレを充填
し、タレ収納部の開口をシール材によりシールし、容器
の豆腐収納部に豆乳を満杯に充填する。その後、満杯に
充填された豆乳表面の泡を泡取り器により除去し容器上
面全体に別のシール材を張設し豆腐収納部の開口のシー
ルを行なう。そして、タレと豆乳が充填されたパック容
器に熱処理を施し、豆腐のパック製品を得るようにして
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した先願発明によれば、豆乳の充
填後に表面の泡を除去する工程を受けねばならず、ま
た、容器のタレ収納部と豆乳収納部とを別々のシール材
によりシールしているので、製造工程が複雑となり、更
に、利用者においても2枚のシール材を剥さなければな
らない煩わしさがあった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するためになされたものであ
り、タレを収納するタレ収納部と豆腐等を収納する豆腐
等収納部とを有する容器にタレと豆乳等とをそれぞれ充
填した後、一枚のシール材により各々の収納部をシール
するタレ付充填包装機であって、前記容器を順次移送す
る搬送部と、前記容器の各々の収納部にタレと大半の豆
乳等を充填する主充填部と、移送される前記容器上にシ
ール材を供給するシール材供給部と、タレが充填された
前記容器のタレ収納部を加熱してシールするタレ部シー
ル部と、前記シール材の側部を持上げながら容器の豆腐
等収納部に豆乳等を満杯に充填する満杯充填部と、豆乳
等が満杯充填された豆腐等収納部を加熱してシールする
豆腐等部シール部と、シール材によりシールされた容器
の鍔部の周縁に沿ってシール材を打抜くトリミング部と
を備えた構成とされている。
(作 用) タレ収納部と豆腐等収納部を有する容器が搬送部によ
り順次移送され、移送される各容器の各収納部に主充填
部においてタレと大半の豆乳等が充填される。次に移送
される容器上にシール材供給部によりシール材が供給さ
れ、タレ部シール部においてタレ収納部の開口がシール
材を加熱することによりシールされる。次に、容器上の
シール材の側部を持上げながら豆腐等収納部に満杯充填
部により豆乳等が満杯となるように充填され、豆腐等部
シール部において豆腐等収納部の開口がシール材を加熱
することによりシールされる。その後、トリミング部に
おいて、容器の鍔部の周縁に沿ってシール材が打抜か
れ、タレと豆乳等が封入され、これを熱処理することに
よりタレを備えた豆腐等のパック製品が得られる。
したがって、豆乳等が主充填部と満杯充填部とにより
分けて充填されるので、充填後の豆乳等の表面の泡の発
生が減少する。また、一枚のシール材により双方の収納
部がシールされるので、利用者も食する際に便利とな
る。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
尚、本実施例では、豆腐等収納部に豆腐が収納される場
合につて説明する。
第1図、第2図は本実施例のタレ付充填包装機1の右
側面図および平面図を示す、図中右方向が容器移送方向
である。
この包装機1は、容器2を順次移送する搬送部3と、
タレと大半の豆乳とを充填する主充填部4と、移送され
る容器3上にプラスチックフィルムからなるシール材5
を供給するシール材供給部6と、容器3のタレ収納部を
シールするタレ部シール部7と、豆腐収納部に豆乳を満
杯に充填する満杯充填部8と、豆腐収納部をシールする
豆腐部シール部9と、容器3の鍔部の周縁に沿ってシー
ル材5を打抜くトリミング部10と、動力部44とから構成
されている。
尚、本実施例で用いる容器2は、第3図および第4図
に示すように、平面が略正方形の箱体にプラチックによ
り形成されており、その中央部にはタレ収納部11が形成
され、タレ収納部11の周りに豆腐収納部12が環状に形成
されている。また、タレ収納部11の開口部11aは容器周
縁の鍔部12aと面一に、且つ、平面に形成され、双方の
収納部11と12の周壁が下方へ向け先細りとなるように傾
斜面に形成されており、タレ収納部11の底面11bが豆腐
収納部12の底面12bよりも浮き底となるように一体プレ
ス成形により形成されている。更に、容器2の周壁の隅
部には、鍔部12aから所定の位置で外方へ膨出する突起1
3がそれぞれ設けられ、これらの突起13により、容器供
給時に容器2を重ねる際に、容器2の鍔部間に所定の隙
間が形成されるようになっている。
上記搬送部3は、容器2を所定間隔で移送するコンベ
ア15と、コンベア15上に容器2を順次供給する容器供給
部16とから構成されている。コンベア15は、第5図、第
6図に示すように、フレーム17の基端側に設けられた基
端側スプロケット18,19と、フレーム17の先端側に設け
られた先端側スプロケット20,21と、これらのスプロッ
ケット18と20、および19と21に懸け渡された一対のチェ
ーン22,23と、双方のチェーン22と23に取付けられた複
数のトレイ25とを備えている。
トレイ25は、容器供給部16から供給される容器2を受
けて支持するように形成されている。すなわち、第6
図、第7図に示すように、容器2のタレ収納部11を挿入
できるタレ部用空間部26と豆腐収納部12を挿入できる豆
腐部用空間部27とを備え、容器2を上方から挿入する
と、容器2のタレ収納部11の開口部11aが内壁26aの上面
により支持され、容器2の鍔部12aが外壁27aの上面によ
り支持される。また、外壁27aの上面には、鍔部12aの周
縁に沿って、所定深さのトリミング用溝28が設けられて
いる。この溝28は、後述の第18図に示すように、シール
材5を容易に剥す際に掴む掴み部80を設けるために、鍔
部12aの4つの隔部のうち一つの隅部では、隅部の縁よ
りも外側をたどるように形成されている。更に、トレイ
25の豆腐部用空間部27の下部には、容器移送方向に沿う
2つの溝29が底部から所定深さに形成されている。そし
て、各トレイ25は、その左右部が上記チェーン22と23に
移送方向へ所定の隙間を保って取付けられており、チェ
ーン22,23の駆動に伴って連続的に移送される。
容器供給部16は、コンベア15の基端側上方に設置さ
れ、第7図、第8図に示すように、積重ねられた複数の
容器2を垂直方向へ支持する複数のガイド31と、最下端
の容器2の鍔部12aの隅部を支持する4つのスクリュー
部材32とを備えている。各スクリュー部材32は、その周
面を一周する螺旋溝33を有し、これらの螺旋溝33に最下
端の容器2の鍔部隅部が入り込んで係止され、容器2が
支持される。各スクリュー部材32は複数の傘歯車34等を
通じて動力系に連結されている。そして、図示しないセ
ンサによりトレイ25が容器供給部16の下方に移送された
際に動力系が作動して各スクリュー部材32が一回転し、
これに伴って各スクリュー部材32の溝33に支持された容
器2の鍔部12aの隅部が溝33からはずれて下端の容器2
のみが下方へ落下しトレイ25上に供給される。
更に、第1図、第2図に示すように、搬送部3の先端
側には、トレイ25上のシール後の容器2を上方へ押上げ
る一対の押上げ板35と、押上げられた容器2を取出す一
対の取出し板36が設けられている。押上げ板35は、コン
ベア15の下方に容器移送方向に沿い、垂直に、且つ、上
記トレイ25の底部に設けられた各溝29にそれぞれ入り込
むように配設され、その上面が次第に上方に傾斜するよ
う形成されている。したがってトレイ25上の容器2が押
上げ板35上を通過する際にトレイ25から僅かに押上げら
れる。取出し板36は、コンベア15の上側に容器移送方向
に沿い水平に設けられ、これらの取出し板36はトレイ25
上の容器2の左右両側の鍔部12aにのみ係合するように
互いに離間して配設されている。また、これらの取出し
板36の基端側は、上記押上げ板35により押上げられる容
器2の鍔部2aよりも下方に位置するよう形成され、次第
に上方へ傾斜して先端側が所定高さとなるように形成さ
れている。したがって、押上げ板35により押上げられた
容器2は取出し板36に到ると、容器鍔部12aの左右両側
が取出し板36上に乗り移り、これによって容器2がトレ
イ25から取出される。
上記主充填部4は、第9図に示すように、容器2の豆
腐収納部12の各隅部に臨む4本の豆乳ノズル38と、タレ
収納部11に臨む1本のタレノズル39と、これらを支持す
る支持台40とを備え、支持台40は第1図第2図に示すよ
うに、フレーム17上に設けられたレール41上に載置され
ている。また、支持台40は、複数の水平ロッド42により
後述するタレ部シール部7、豆腐部シール部9およびト
リミング部10を介して動力部44の揺動ロッド45に連結さ
れている。揺動ロッド45は上端側が容器移送方向に揺動
可能に枢支され、下端側の摺動部が動力により回転する
カム溝46内に摺動自在に嵌合されており、動力部44の駆
動によりカム溝46が回転して揺動ロッド45が前後方向に
揺動し、水平ロッド42に連結された各部4,7,9,10が、ト
レイ25と同速度で所定距離だけ移動すると、すばやく戻
るという動作を繰返す。更に、上記各ノズル38および39
はチューブを通じてそれぞれタレ供給部や豆乳供給部に
連続され、この主充填部4においては第11図に示すよう
に、タレが全量充填される一方、豆乳が略8割程度充填
される。これは、豆乳を充填する際に豆乳の表面に泡が
発生するので、予め大半の豆乳を充填しておいて、泡の
消去を促進し、あとで満杯充填するためである。
上記シール材供給部6は、第1図に示すように、フレ
ーム17の上方に設けられシール材5が巻かれたドラム50
と、複数の案内ローラ群51と、フレーム17の先端側上方
に設けられた巻取りローラ52と、これを駆動するモータ
53とを備えている。シール材5は容器2の横幅よりも大
きな寸法に形成され、モータ53の駆動に伴ってシール材
5がドラム50からローラ群51を経てコンベア15上に設け
られた複数の案内ローラ54により移送される容器2上に
案内される。この場合、シール材5は移送される容器2
と同速度で供給され、後述するトリミング部10によるト
リミング後のシール材5が巻取りローラ53に巻取られ
る。更に、シール材供給部6には、シール材5に文字や
絵を印刷する印刷部55と、印刷された文字や絵を容器2
上に位置合せする位置合せ機構56とを備えている。位置
合せ機構56は後述のタレ部シール部7に取付けられた突
片57からなり、この突片57により移送されるシール材5
をトレイ25間の隙間に押込んでシール材5を引張ること
により行なわれ、突片57の押込み量を任意に調節するこ
とにより適切な位置合せを行うことができる。
上記タレ部シール部7は、フレーム17に容器移送方向
へ移動可能な支持板59に取付けられたエアシリンダ60
と、このエアシリンダ60のロッドに取付けられたヒータ
61およびヒートヘッド62とから構成されている。ヒート
ヘッド62は、その先端面形状が第10図に示すように、容
器2のタレ部開口部11aに対応した大きさの枠状に形成
され、このヒートヘッド62の先端内側には耐熱性のシリ
コン材からなるエア抜きパッド63が嵌入されている。ま
た、第11図に示すように、このパッド63の下面はヒート
ヘッド62の先端面よりも僅かに(例えば1〜2mm程度)
突出するように設けられ、ビス64によりロッド側に固着
されている。そして、第11図に示すように、上記水平ロ
ッド42によって容器2とともに移動しながら、エアシリ
ンダ60のロッドの伸張に伴ってヒートヘッド62によりシ
ール材5をタレ部開口部11aに押当てて加熱し、タレ部
開口部11aがシールされる。この場合、エア抜きパッド6
3がヒートヘッド62の先端面よりも突出して設けられて
いるため、パッド63がタレ収納部11内に僅かに入り込
み、これによりシールに先立ってタレ収納部11内の空気
が外部に逃げることになり、ヒートシールによりタレ収
納部11内の空気膨張に伴うシール材5の外方への膨出を
防止できる。
上記満杯充填部8は、第12図、第13図に示すように、
移送されるシール材5の左側を持上げる持上げロッド66
と、シール材5の右側を持上げるとともに豆乳を充填す
るノズル67と、持上げロッド66とノズル67の前後でシー
ル材5を押える三角板68と69とから構成されている。上
記持上げロッド66とノズル67はフレーム17の左右から所
定の高さで中央部へやや傾斜するようフレーム17に固設
され、ノズル67の基端部がチューブを介して豆乳供給部
に接続されている。そして、移送される容器2上のシー
ル材5の左右両側が持上げロッド66とノズル67により持
上げられ、ノズル67から容器2の豆腐収納部12内に満杯
となるように豆乳が充填される。
上記豆腐部シール部9は、容器移送方向へ移動可能な
支持板71に取付けられたエアシリンダ72と、このエアシ
リンダ72のロッドの伸縮に伴って上下動する第1ヒート
ヘッド73および第2ヒートヘッド75と、これらを加熱す
るヒータ74,76とから構成されている。第1ヒートヘッ
ド73は、第14図に示すように、先端面形状が容器2の鍔
部12aに対応した大きさの枠状に形成され、第15図に示
すように、先端面が下方に膨出する曲面に形成されてい
る。この第1ヒートヘッド73の先端内側には、耐熱性の
シリコン材からなるエア抜きパッド77が嵌入され、この
エア抜きパッド77は、中央部に容器2のタレ収納部11が
挿通できる大きさの切欠部77aが設けられ、第15図に示
すように、パッド下面が第1ヒートヘッド73の先端面よ
りも僅かに(例えば1〜2mm程度)突出するように、ビ
ス64によりロッド側に固着されている。そして、上記タ
レ部シール部7と同様に、容器移送方向へ移動しなが
ら、エアシリンダ72のロッドの伸張に伴って、第1ヒー
トヘッド73によりシール材5を鍔部12aへ押当てながら
加熱し、鍔部12aが一面的にシールされる。この場合、
僅かに突出したエア抜きパッド77が豆腐収納部12内に入
り込むことにより、シールに先立って、豆腐収納部12内
の豆乳表面の泡や空気が外方に逃げることになり、豆腐
収納部12内の泡および空気を確実に除去した状態でシー
ルすることができる。
また、上記第2ヒートヘッド75は、第1ヒートヘッド
73の先に設けられ、この先端面形状は、第1ヒートヘッ
ド73と同様に枠状に形成されている。この第2ヒートヘ
ッド75では、その先端面は平面状に形成され、先端面内
には、第16図、第17図に示すように、環状の突起78が複
数突設されている。そして、エアシリンダ72の駆動によ
り第2ヒートヘッド75が略シールされた鍔部12aに押当
てられて加熱される。したがって、第2ヒートヘッド75
先端面の環状突起78により鍔部12aのシールが幾重にも
行なわれ、より確実なシールがされていることになる。
上記トリミング部10は、上記支持板71に取付けられた
エアシリンダ90と、このエアシリンダ90のロッドに取付
けられた切断刃91と、支持板71に上下動移動可能に設け
られた枠状の押え部材92とからなる。上記切断刃91は、
容器2の鍔部12aの略周縁に沿う環状に形成され、上述
したトリミング溝29に対応するように鍔部12aの一の隅
部では隅部の縁よりも外側をたどるよう形成されてい
る。上記押え部材92は、切断刃91の周囲を囲む枠状に形
成され、打抜き時には上述したトレイ25とによりシール
材5を挟んで固定する。そして、切断刃91および押え部
材92はシールされた容器2とともに移動しながら、切断
刃周囲のシール材5を押えながら、エアシリンダ90の駆
動により切断刃91が下降し、第18図に示すように、シー
ル材5の鍔部12aの一の隅部に掴み部80を備えた状態で
トリミングが行なわれる。
このような包装機においては、搬送部3により順次移
送される容器2のタレ収納部11と豆腐収納部12とに、主
充填部4において第11図に示すように、タレと大半の豆
乳が充填され、シール材供給部6により容器2上に供給
されたシール材5が、タレ部シール部7において、加熱
シールされる。この場合、シール部7のヒートヘッド62
に設けられたエア抜きパッド63によりタレ収納部11内の
空気が外方へ僅かに逃げるので、タレ収納部11のシール
後のシール材5が外方へ膨むことが防止される。
次に、満杯充填部8においては、第13図に示すよう
に、持上げロッド66とノズル67によりシール材5の左右
両側が持上げられ、ノズル67から豆腐収納部12へ豆乳が
満杯に充填される。したがって、先の主充填部4で大半
の豆乳を充填するようにしたので、豆乳表面の泡が満杯
充填部8に到るまでに略消失してしまい、満杯に充填し
た際には泡の発生が極小となる。
更に、満杯に充填された豆腐収納部12は、第15図に示
すように、豆腐部シール部9の第1ヒートヘッド73によ
り加熱シールされる。この場合、第1ヒートヘッド73の
エア抜きパッド77により豆腐収納部12の泡や空気が外方
へ除去される。その後、第2ヒートヘッド75により確実
にシールされ、トリミング部10において第18図に示す如
く、シール材5が容器鍔部周縁に沿って掴み部80を残す
ように打抜かれ、トリミングされた容器2は取出し板36
上に取出される。
尚、本実施例では、豆腐を例に採って説明したが、こ
れに限らず、豆腐に似た他のものにも適用することがで
きる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、大半の豆乳等
を充填した後満杯充填するので、満杯までに泡の殆どが
消失し、全体として泡の発生を極めて少なくすることが
可能となる。また、一枚のシール材により双方の収納部
がシールできるので、利用時に一枚のシール材を剥くだ
けでよいので、便利となる。更に、充填からシールまで
容器を移送しながら行なえるので作業能率を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第18図は本発明の一実施例に係り、第1図
は包装機を示す概略右側面図、第2図は包装機の概略平
面を示す第1図中のII−II矢視断面図、第3図、第4図
は容器の斜視図および縦断面図、第5図、第6図は搬送
部の平面図および斜視図、第7図は容器供給部を示す第
2図中のVII−VII矢視断面図、第8図は容器供給部を示
す第7図中のVIII−VIII矢視断面図、第9図は主充填部
の拡大平面図、第10図、第11図はタレ部シール部のヒー
トヘッドの底面図および縦断面図、第12図は満杯充填部
の拡大平面図、第13図は第12図のXIII−XIII矢視断面
図、第14図、第15図は豆腐等部シール部の第1ヒートヘ
ッドの底面図および縦断面図、第16図は第2ヒートヘッ
ドの底面図、第17図は第16図中のXVII−XVII矢視断面
図、第18図はトリミング後の容器を示す斜視図である。 1……タレ付充填包装機、2……容器 3……搬送部、4……主充填部 5……シール材、6……シール材供給部 7……タレ部シール部、8……満杯充填部 9……豆腐等部シール部、10……トリミング部 11,12……容器のタレ収納部および豆腐等収納部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タレを収納するタレ収納部と豆腐等を収納
    する豆腐等収納部とを有する容器にタレと豆乳等とをそ
    れぞれ充填した後、一枚のシール材により各々の収納部
    をシールするタレ付充填包装機であって、 前記容器を順次移送する搬送部と、前記容器の各々の収
    納部にタレと大半の豆乳等を充填する主充填部と、移送
    される前記容器上にシール材を供給するシール材供給部
    と、タレが充填された前記容器のタレ収納部を加熱して
    シールするタレ部シール部と、前記シール材の側部を持
    上げながら容器の豆腐等収納部に豆乳等を満杯に充填す
    る満杯充填部と、豆乳等が満杯充填された豆腐等収納部
    を加熱してシールする豆腐等部シール部と、シール材に
    よりシールされた容器の鍔部の周縁に沿ってシール材を
    打抜くトリミング部とを備えたことを特徴とするタレ付
    充填包装機。
JP1058535A 1989-03-10 1989-03-10 タレ付充填包装機 Expired - Lifetime JP2740538B2 (ja)

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