JP2740169B2 - 集積半導体装置 - Google Patents

集積半導体装置

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JP2740169B2 JP62168906A JP16890687A JP2740169B2 JP 2740169 B2 JP2740169 B2 JP 2740169B2 JP 62168906 A JP62168906 A JP 62168906A JP 16890687 A JP16890687 A JP 16890687A JP 2740169 B2 JP2740169 B2 JP 2740169B2
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、軸を有し、所定の波長帯域で動作する光導
波路G1と光検出器Dとの間を結合するカップリング手段
を具えた集積半導体装置において、このカップリング手
段は、III−V化合物の半絶縁基板Sの表面に、以下に
示すIII−V化合物の層、すなわち、III−V化合物の制
限層C0と、III−V化合物の透明層C1と、を具え、前記
透明層C1は、動作導波路に対して、透明であって、前記
制限層C0の屈折率より大きい屈折率を具え、前記光導波
路G1は、前記透明層C1に形成され、該カップリング手段
は、さらに、動作導波路に対するIII−V化合物の吸収
層C3を具え、前記吸収層C3は、前記光導波路G1の屈折率
より大きい屈折率を具え、前記光検出器Dは、前記吸収
層C3に形成され、前記吸収層C3は、前記光導波路G1の頂
部に堆積して設け、前記吸収層C3は、前記光導波路G1
垂直に直接結合させて設けた集積半導体装置に関するも
のである。 本発明による装置を、例えばマッハ・ツェンダータイ
プの干渉計のチャネルのうちの一つすなわち光切替マト
リックスの出力チャネルの出力信号を検出するのに適用
することができ、これにより例えば不所望なドリフトを
補償するために電極電圧を調整する負帰還を制御する。
この装置を、例えば双安定光学装置を製造するのに用い
ることもできる。 このような結合装置は、「集積導波路を介して証明す
るモノリシックInGaAsフォトダイオード配列」と題す
る。「エレクトロニック レタース(Electronics Lett
ers)」Vol.21,No9(1985年4月25日)に記載されてい
る。この文献には、n+型で220μmの厚さを有し、硫
黄がドープされた100配向のリン化インジウム(InP)基
板の頂部に形成されたアレイが記載されており、この基
板の一方の表面に集積導波路が形成され、かつ、その他
方の表面にインジウム−ガリウム砒素(InGaAs)PINフ
ォトダイオードが形成されている。この装置は2段階で
製造される。第1段階では、活性層として作用し、3μ
mの厚さを有するn型の非ドープインジウム−ガリウム
砒素(InGaAs)層の液相エピタキシャル成長工程による
フォトダイオードの形成、次いで二つの四元InGaAsP肉
薄緩衝層の形成、これに続くリン化インジウム(InP)
キャップ層の形成を行う。このリン化インジウムキャッ
プ層により、第2エピタキシャル工程中装置を保護しよ
うとしている。この第2のエピタキシャル工程中、導波
路が、第1にリン化インジウム(InP)、第2にInGaAsP
(λg=1Z036μm)、第3にリン化インジウム(InP)
の3層によって基板の反対の表面に配置される。光が、
全表面を通過するフォトダイオードに案内される。この
ために、光導波路を形成する層に異方性エッチングを行
うことにより、ファセットを、フォトダイオードの下で
これら層を横切るように形成す。プレーナタイプのフォ
トダイオードの製造では、イジウム−ガリウム砒素(In
GaAs)層の100μm直径での亜鉛原子(Zn)拡散、プラ
ズマ堆積されたSi3N4層による外側表面不活性化並びに
チタン及び金(Ti及びAu)金属化によるp及びn接触の
形成を行う。 上記文献に記載された装置は、信号の存在を検出する
ために使用する場合には以下の不都合を有する。 −第1に、フォトダイオードが形成される検出器は、導
波路が形成される基板表面と異なる表面に形成される。
これは、例えばケーシングすなわち基板のあらゆる他の
支持素子に基板を配置するには不都合である。 −第2に、光ビームが基板を通過する必要があるため、
非常に肉厚な標準的な330μmの目安の半絶縁基板を用
いることができない。 −第3に、スラブから反射された光はもはや案内されな
い。この装置では、基板が厚くなるに従って増大する損
失が発生する。 −第4に、既知の装置では反射された光が案内されない
ので、複数の装置を互いに隣接して配置することができ
ない。実際には、このような状態では、各装置が、隣接
する装置に対する信号の一部を受信する。したがって既
知の装置を、例えば、異なる波長の信号を搬送する複数
の光導波路によって出力部が形成されたデマルチプレキ
シングシステム(demultiplixing system)の出力部の
信号を検出するのに使用することができない。その理由
は、この装置を使用すると、これら信号の不所望なマル
チプレキシングが生じるおそれがあるからである。 −第5に、光導波路から搬送される全信号を検出器に送
信する必要がある。このため、この信号を、既知の装置
が一つのチャネルしか有しないために、この検出動作以
外に使用することができない。その結果、この装置は、
例えば全信号取り出すことなく信号検出を実行する必要
がある場合や、検出器が他の動作を行うために用いられ
る場合のように、信号の存在を簡単に検出するのには不
適切である。 本発明の目的は、これら不都合を除去することができ
る装置を提供することである。 本発明によれば、この目的を、軸を有し、所定の帯域
で動作する光導波路G1と光検出器Dとの間を結合するカ
ッリング手段を具えた集積半導体装置において、このカ
ップリング手段は、III−V化合物の半絶縁基板Sの表
面に、以下に示すIII−V化合物の層、すなわち、III−
V化合物の制限層C0と、III−V化合物の透明層C1と、
を具え、前記透明層C1は、動作導波路に対して、透明で
あって、前記制限層C0の屈折率より大きい屈折率を具
え、前記光導波路G1は、前記透明層C1に形成され、該カ
ップリング手段は、さらに、動作導波路に対するIII−
V化合物の吸収層C3を具え、前記吸収層C3は、前記光導
波路G1の屈折率より大きい屈折率を具え、前記光検出器
Dは、前記吸収層C3に形成され、前記吸収層C3は、前記
光導波路G1の頂部に堆積して設け、前記吸収層C3は、前
記光導波路G1に垂直に直接結合させて設けた集積半導体
装置において、前記光導波路G1の頂部に形成された前記
吸収層C3は、所定値を有するカップリング長と称する長
さL2に亘って、前記光導波路G1の前記軸に並行に延在
し、前記所定値は、前記光導波路G1から到来し、前記光
検出器Dによって検出される光強度の所定量に相当し、
光強度の前記所定量は、前記光導波路G1における光強度
伝搬の全量よりも小さいことを特徴とする集積半導体装
置によって達成することができる。 本発明による半導体装置は以下の利点を有する。 −一つ又は複数の導波路を光検出器と同一の基板表面に
配置することにより、カプセル封止及び他の関連する半
導体装置との同時製造を容易にする。さらに、基板を標
準的な厚さにすることができる。 −光が常に案内されるため、本発明による装置を、不所
望なマルチプレクシングが存在するおそれなく隣接る光
導波路の表面に配置することができる。 −光検出器から取り出される光量はカップリング長の関
数であり、したがって、この光量を、光導波路から搬送
される信号を処理する装置の動作が妨害されない程度に
十分小さくすることができる。 −光検出器から取り出される光量により、例えば、光導
波路に位置する偏光電極を調整する負帰還を与えるのに
十分な情報を発生させる。 −本発明による装置を、所望ならばコミュニケーション
システムに使用することができる。 本発明による集積半導体装置の実施例を図面を参照し
て詳細に説明する。 第1a図に示すように、上から見た本発明によるカップ
リング手段を具えた集積半導体装置の一方を光導波路G1
に接続するとともに、その他方を光検出器Dに接続す
る。 第1b図は、第1a図に示す装置のI−I′線上の断面を
示す。第1b図に線図的に示すように、この装置は第1に
III−V化合物の半導体基板Sの一方の表面に堆積され
るとともに適合性結晶メッシュ(compatible crystalli
ne mesh)及び屈折率n0を有する制限層C0を含む。 この制限層C0の頂部に、前の層に適合する結晶メッシ
ュ及びn1>n0の屈折率を有するIII−V半導体化合物の
層C1を堆積する。 屈折率n1を有するこの層C1に、例えば後に説明する堆
積工程によって光導波路を構成する細条を形成する。こ
のために、C1を形成する材料を、例えばλ≒1.3μm
又はλ≒1.55μmとする電気通信用波長に対して選定
される波長帯域の透明化合物から選択する。 第1c図は、第1a図に示す装置のJ−J′線上の断面を
示す。 第1c図に線図的に示すように、この装置は、層C1の頂
部に堆積されるとともに前の層に適合する結晶メッシュ
n3>n1>n0の屈折率を有するIII−V化合物の層C3を含
む。 このキャップ層C3に、光検出器Dを、例えば後に説明
する堆積プロセスによって形成する。このために、C3
を形成する材料にも、選定された動作波長の範囲内の吸
収化合物から選択する。 層C3に堆積された光検出器を、導波路G1の表面に堆積
し、かつ、L2のカップリング長全体に亘って導波路G1
軸線に平行に層C3と結合する。 この装置に種々の屈折率の材料が含まれることを考慮
すると、光導波路G1に導入される信号φは、カップリ
ング長L2及び屈折率の関数である信号部φで吸収層C3
に入る。したがって、所定の屈折率を有する材料に対し
て選定されたカップリング長に従って、光検出器Dによ
って受信される信号の割合φを、数%からほぼ100%
に変えることができる。 第1d図は、第1a図に示す装置のK−K′線上の断面を
示す。さらに、光検出器は、例えば層C3とともにpn接合
を形成する層C4と、電極E1及びE2とを具える。 これらの状況において、小さい割合の信号Φを取り
出す場合、本発明による装置を、本発明の一部を形成し
ないためここでは説明しない信号処理装置(図示せず)
に信号Φそれ自体が導波路G1を介して伝送される際、
信号の存在を検出するのに使用することができる。従っ
て、この場合、本発明による装置は、使用するのに好適
な二つの光学チャネル、すわわち以後主導波路と称する
導波路G1に主信号φを搬送する第1チャネルと、検出
用信号の信号部φを搬送する第2チャネルとを設け
る。 それに対して、全信号φが検出器によって取り出さ
れる場合、本発明による装置の動作は、従来既知の装置
の動作と同一である。 しかしながら、いずれの場合にも、すなわち1チャネ
ルの場合でも2チャネルの場合でも、本発明による装置
によれば、既に説明したように既知の装置に比べて次の
顕著な利点が得られる。 −導波路及び検出器が基板の同一表面に配置される。 −光が基板を通過しない。 −光が常に案内される。 本発明の実施例では、基板SをAIII−BV二元化合物と
する(ここで、A及びBを、りん化インジウム(InP)
を形成するインジウム(In)元素及びりん(P)元素と
する。)。この基板を、Feイオンがドーピングされた半
絶縁性のものとすることができる。 本例では、制限層C0を、cm3当たり約1018の不純物を
含むりん化インジウム(InP)とすることができるAIII
−BVn+化合物とし、主導波路を形成する層C1を、故意に
ドープしないりん化インジウム(InP)とすることがで
きるAIII−BVn-化合物とする。したがってこの材料は、
波長λの関数として吸収係数αを与える第2b図の曲線IB
によって示すように、λ≒1.3μmの波長に対して透
明である。それに対して、この材料は、λ≒1.3μm
の波長に対して値n1波長λの関数として曲線IAによって
第2a図に示した屈折率を有する。 吸収層C3を形成する材料を、好適には三元(AIIIXIII
YV)化合物(ここでAをインジウム(In)とし、Xをガ
リウム(Ga)とし、Yを砒素(As)とする。)、すなわ
ちGaInAsとすることができる。この材料を好適には、式
(AIIIXIIIBVYV)(ここでAをインジウム(In)とし、
Xをガリウム(Gaとし、Yを砒素(As)とし、Bをリン
(P)とする。)の四元化合物及び化合物(GaxIn1-xAs
yP1-y)(ここで濃度yを0.7以上の目安とする。)で構
成することもできる。実際には、波長の関数としてこの
四元化合物の屈折率の変化を示す第2a図の曲線IIIAは、
λ=1.3μmにおいてこの屈折率n3が導波路G1の屈性
率n1より十分大きいことを示す。それに対して、波長の
関数としてこの化合物の吸収係数αを示する第2b図の曲
線IIIBは、λ=1.3μmにおいてこの化合物が検出動
作を実現するのにかなり重要な吸収を有することを示
す。 さらに、第2a及び2b図から、三元GaInAs化合物の屈折
率が四元化合物GaxIn1-xAsyP1-y(ここでy>0.7)の屈
折率より高くなり、かつ、前記三元化合物の吸収係数が
前記四元化合物の吸収係数よりも大きいことが導き出せ
る。式GaxIn1-xAsyP1-y(ここで0.7<y≦1)の四元化
合物が対応する前記三元化合物と前記四元化合物との間
の値を有する屈折率及び吸収係数となることも導き出せ
る。これにより、検出器Dを形成する吸収層C3を形成す
るのに好適に使用すことができる化合物のセットを規定
することができる。 第2a及び2b図の曲線から、四元化合物を、屈折率に対
して関係n1<n3を得るように透明層を形成するために選
定することができ、かつ、吸収係数が動作波長の透明領
域に対応することも導き出せる。例えば、次の関係0.1
≦y<0.7を得ることができる。最後に、他の波長基準
λ=1.55μmを用いる必要がある場合、第2図の曲線
により、層C1,C3を形成するための前記条件に適合した
式の化合物を選択することができる。 光検出器Dを構成するために層C3とともにpn接合を形
成するようにした層C4を好適には、C3層の区域にZn又は
Cdのようなイオンを注入することによって得ることがで
き、層C4の表面に、接点を有する電極E1を、従来既知の
方法で、例えば多層Ti−Pt−Auによって設ける。光検出
器を動作させるために、層C0が見える区域に製造するこ
とができる第2電極E2が要求される。この区域を、例え
ばキャップ層のエッチング除去によって明確にし、その
上に例えば多層Au−Ge−Niを堆積する。 本発明による装置を、制限層C0について説明した組成
に基づく化合物の基板上に直接製造することもできる。
この場合、検出器の第2電極E2を基板の裏面に配置する
ことができる。 本発明の第1実施例 上記実施例によって提案された本発明のこの第1応用
例を用いるために、信号の小部分のみを光検出器Dによ
って受信し、それに対して信号の大部分が導波路G1内に
伝播され続けるようにカップリング長を設定した場合に
のみ、装置又は二つの変形例のうちのいずれか一方を本
発明において使用する。 本発明のこの第1使用例を第3a図に示す。この第3a図
は、欧州特許明細書第0179507号に記載された技術に基
づいて単結晶半導体基板S上に完全かつモノリシックに
集積されたマッハ・ツェンダータイプの干渉計を示す。
この干渉計は、例えばλ=1.33μmの波長を有する単
色光信号φを進入させる光導波路GEを具える。 この光ビームφは、光ビームφを振幅が等しい二
つのビームφ11及びφ12に分割する半反射プレートM10
と出合う。ビームφ11及びφ12が半反射プレートM20
よって再結合される前に、枝路B11及びB12中のφ11及び
φ12によってカバーされる光学的距離は同一となる。枝
路B11及びB12中のこれら経路は、全反射ミラーM11及びM
12それぞれからの反射だけでなく、二つの電極K11及びK
12のうちの一つを貫通する電界の影響も被る。同時に、
電位差がこのために、これら電極のうちの一方(例えば
K12)と例えば基板上に選定されたアース電極との間に
印加され、かつ、他方の電極(例えばK11)を装置の対
称のためにのみ製造し、この他方の電極をアースに接続
する。 第3b図は、電極K12に印加される電圧V1の変動を時間
tの関数として示す。 第3c図は、電圧V1の変動から導き出される光強度I(Q)
の変動を時間の関数として示す。 第3d図は、出力枝路G1の光ビームφを符号化する信
号Qの形態を示す。ここで、信号重を、出力枝路G′
中の光ビームφ′を符号化する信号Qの相補形とす
る。 第3e図は、出力枝路G1及びG′中の信号Q及びQの
光強度I(Q)の変動を移相Δφの関数として示す。最後
に、第3f図は、吸収係数 TE=Imax/IE=I(Q)/I(Q) の変動をI(Q)とI(Q)との間の移相誤差δφの関数として
示す。 第3e図及び第3f図を比較すると、僅かに補足的な移相
誤差δφが、理論的には相反する移相を有するはずであ
るI(Q)とI(Q)との間に現れると、吸収係数TEは非常に急
速に減少し、実際にはもやは消光される。このことは、
例えば電極K11又はK12により温度変化の関数としてバイ
アス電圧が発生するために起こりうる。 本発明による装置を干渉計の出力枝路のうちの一つに
挿入する場合、吸光がないか否か、より簡単には最大に
到達するか否かを本発明による装置によって検出するこ
とができ、かつ、装置10(図示せず)を、電極K11(及
びK12)の電圧の値を調整するよう動作させることがで
きる。 本発明の第2実施例 双安定光学装置は、EIE(パリ、リュ デアサス所
在)のアライン カレンコ氏による文献から既知であ
り、この装置は、半導体基板上に集積されるとともに電
極によって横側から結合された二つの光導体と、集積さ
れていない信号検出器とを具える。 本発明による検出器を製造する場合、この双安定装置
を改善することができる。れがあるからである。 本発明による装置の製造プロセス 本発明の好適な製造プロセスを、例を挙げて以下詳細
に説明する。 このプロセスは気相エピタキシャル成長(VPE)又は
液相エピタキシャル成長(LPE)から開始するが、VPE成
長の方が好適である。 第1層C0すなわち制限層を、単結晶配向された基板S
上に堆積する。次いで、溝1を、異方性エッチングによ
り層C0に形成して、この溝が結晶ファセットにより形成
された長手方向側面を有するようにする(第1b図)。 次いで、層C1を、好適にはVPE成長により層C0の頂部
に堆積する。実際には、このプロセスによる溝の長手側
面の成長速度を、層C0の頂部表面の成長速度より速くす
ることができる。したがって、VPE成長により、層C1
頂部表面には、プレーナタイプのうちの一つとなる。こ
のような結果を得るには、大抵の場合均一な厚さの層を
形成するMOVPE又はMBEと称されるタイプの成長ではより
困難となり、これらのタイプの成長では、溝にプレーナ
構造を得ることができない。このようにして溝には、導
波路G1を形成する層C1が充填される。 最後に、適切なマスクの開口に、検出器Dを局所的に
エピタキシャル成長により形成する。この検出器Dは、
導波路G1上を突出し、端子及び結晶ファセットにより形
成された長手方向面を有する。 層C4並びに電極E1及びE2を従来既知の方法で形成す
る。 異方性エッチング及び局所的エピタキシーを含むこの
製造プロセスにより、光が導波路及び検出器内で特に良
好に制限され、損失をできるだけ低減することができ
る。同時に、光が常に案内されるため、これらの損失は
従来の装置に比べて低減される。 第4a図及び第4b図は、本発明による装置の光の伝搬を
示す。 第4a図は、カップリングの始めにおける第1c図の断面
に示す装置の等強度曲線を示し、これにより読出装置は
導波路G1中の光の位置を判断することができる。 第4b図は、所定のカップリング距離後の第1c図の断面
に示す位置の等強度曲線を示し、これにより読出装置
は、検出器Dの導波路G1内のカップリングを通過する光
の位置を判断することができる。 さらに、非局所的エピタキシャル成長させ、次いで適
切な形態のマスク開口に選択的エッチングを施すことに
より本発明による装置を製造することもできる。 このような技術は等業者には既知である。 最後に、この製造プロセスの最終工程において、基板
を、制限層C0に好適な化合物と同一のものとする場合、
第1図の装置を単一のエピタキシャル工程で実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1a図は、光導波路に直接接合された本発明による装置
の一実施例の上面図、 第1b図は、第1a図のI−I′線上の断面図、 第1c図は、第1a図のJ−J′線上の断面図、 第1d図は、第1a図のK−K′線上の断面図、 第2a図は、二元化合物InP−n-(曲線IA)、四元化合物G
axIn1-xAsyP1-y(y≒0.2)(曲線IIA)及び四元化合物
GaxIn1-xAsyP1-y(y≒0.7)(曲線IIIA)の各屈性率
n1,n2,n3の、波長λの関数としての変動、 第2b図は、二元化合物InP−n-(曲線IA)、四元化合物G
axIn1-xAsyP1-y(y≒0.2)(曲線IIA)及び四元化合物
GaxIn1-xAsyP1-y(y≒0.7)(曲線IIIA)の各吸収係数
αの、波長λの関数としての変動、 第3a図は、本発明による装置を見えるマッハ・ツェンダ
ータイプの集積型干渉計を示す図、 第3b〜f図は、電圧変動又は電流変動としての第4a図の
干渉計の信号シーケンスを示す図、 第4a図及び第4b図は、カップリングの始め及び所定のカ
ップリング距離の後の第1c図に対応する本発明による装
置の断面の等強度曲線を示す図である。 S……半導体基板、C0……制限層 C1……第1透明層、C3……吸収層 C4……層、D,D1,D2……光検出器 E1,E2……電極、C1……主導波路 L1,L2……カップリング長、M1,M2……反射ファセット M10,M20……半反射プレート、M11,M12……全反射ミラー K11,K12……電極、B11,B12……枝路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルコ・エルマン フランス国95012 パリ ブールバール ド レウイリ30 (56)参考文献 特開 昭61−32804(JP,A) 特開 昭59−164534(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.軸を有し、所定の波長帯域で動作する光導波路G1
    光検出器Dとの間を結合するカッリング手段を具えた集
    積半導体装置において、 このカップリング手段は、III−V化合物の半絶縁基板
    Sの表面に、以下に示すIII−V化合物の層、 すなわち、 III−V化合物の制限層C0と、 III−V化合物の透明層C1と、 を具え、 前記透明層C1は、動作導波路に対して、透明であって、
    前記制限層C0の屈折率より大きい屈折率を具え、 前記光導波路G1は、前記透明層C1に形成され、 該カップリング手段は、さらに、 動作導波路に対するIII−V化合物の吸収層C3 を具え、前記吸収層C3は、前記光導波路G1の屈折率より
    大きい屈折率を具え、 前記光検出器Dは、前記吸収層C3に形成され、 前記吸収層C3は、前記光導波路G1の頂部に堆積して設
    け、前記吸収層C3は、前記光導波路G1に垂直に直接結合
    させて設け た集積半導体装置において、 前記光導波路G1の頂部に形成された前記吸収層C3は、所
    定値を有するカップリング長と称する長さL2に亘って、
    前記光導波路G1の前記軸に並行に延在し、前記所定値
    は、前記光導波路G1から到来し、前記光検出器Dによっ
    て検出される光強度の所定量に相当し、光強度の前記所
    定量は、前記光導波路G1における光強度伝搬の全量より
    も小さいことを特徴とする集積半導体装置。 2.前記吸収層C3の前記カップリング長L2は、前記光導
    波路G1における主信号伝搬が実質上弱められないように
    するため、前記光導波路G1から到来し、前記光検出器D
    によって検出される光強度の所定の実質上小さい量に相
    当する所定の実質上小さい値を具えることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の集積半導体装置。 3.基板SをAIIIBV化合物(ここにAは例えばインジウ
    ム元素(In)及びBは例えばりん元素(P)を示す)と
    し、制限層をn+導電型のAIIIBV化合物とし、第1透明層
    C1をn-導電型のAIIIBV化合物とし、吸収層C3を式GaInAs
    yP1-y(ここに濃度yは、選定作動波長において化合物
    の吸収特性を得るように選択する)で表わされる四元化
    合物を形成するAIIIXIII、BVYV化合物(ここにAは例え
    ばインジウム元素(In)、Xは例えばガリウム元素(G
    a)、Bは例えばりん元素(P)及びYは例えば砒素元
    素(As)を示す)としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1又は2項記載の集積半導体装置。 4.選定作動波長λ=1.3μmの場合、濃度yを0.7≦y
    <1の関係を満足させるようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載の集積半導体装置。 5.透明層C1を式GaInAsyP1-y(ここに濃度yは選定波
    長に対する透明特性を得るように選択する)で表わされ
    る四元化合物を形成するAIIIXIII、BVYV化合物(ここに
    Aは例えばインジウム(In)、Xは例えばガリウム(G
    a)、Bは例えばりん(P)及びYは例えば砒素(As)
    を示す)としたことを特徴とする特許請求の範囲第2,3
    又は4項記載の集積半導体装置。 6.λ=1.3μmの選定作動波長に対して、濃度yを0.1
    ≦y<0.7の関係を満足させるようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第5項記載の集積半導体装置。 7.光導波路の縦面及び検出器の面を結晶学的面で制限
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいず
    れかに記載の集積半導体装置。
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