JP2739881B2 - 多品種部品の配列確認方法 - Google Patents

多品種部品の配列確認方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多気筒内燃機関のカム
シャフトを組み付けるベアリングキャップの如き多品種
部品を、配列して組み付けるに際し、この配列の正誤を
確認する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】組付孔の軸間が同一で、部分的に形状が
異なる多品種部品として、内燃機関のクランクシャフト
をシリンダブロックの半体に組み付けるベアリングキャ
ップがある。ベアリングキャップは、クランクシャフト
のジャーナル部を支持するもので、気筒数に応じた数用
意され、夫々はボルト挿通孔の軸間は同一で、形状は極
めて近似し、しかしながら若干形状が相違する。かかる
ベアリングキャップは、ワークであるシリンダブロック
に組み付けるに際し、予め配列板に4個、或いは6個
等、所定の順序に従って組をなして多数組配列してお
き、移載装置等でこれら一組をなす複数のベアリングキ
ャップを把持、搬送し、シリンダブロックに投入し、ボ
ルト締めを行なって組み付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のベアリングキャ
ップの如き多品種部品のワークへの供給のための配列に
際し、以下の如き問題がある。即ち、部品相互の形状が
近似し、近似する異種の複数部品を、指定された順序に
従って配列板に配列させ、その確認は、形状が僅かに相
違する配列された部品の指定配列順序を、作業者が目視
で短時間に確認しているのが現状である。かかる従来の
確認方法は、多数組の部品群の指定配列順序の正誤の確
認を、作業者が目視で長時間反復して行なっているの
で、作業者の疲労、錯誤等によって見間違いが発生し易
く、組付孔の軸間が同一であることから、組をなす部品
群を、誤った配列の儘、ワークに誤組み付けする虞があ
る。
【0004】ワークの種類識別方法としては、従来技術
として特開平2―147143号が開示されているが、
この技術は、ワークに対するスポット溶接の溶接痕を検
出してワークの種類を識別しているが、解決技術の前提
が、多品種部品の配列の確認では無い。
【0005】本発明は、上記したベアリングキャップの
如き多品種部品の、組をなす指定された配列順序の確認
に際し、ワークに組み付ける以前に配列の正誤を確認
し、誤りを検出、報知することが出来るようにし、ワー
クへの部品の誤組み付を防止するようにし、以上を簡易
に、正確に行ない得るようにした確認方法を得せしめる
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、組付孔の軸間が同一で、形状が近似する多
品種部品の、各部品の取付け面以外の平面部に固有の検
知部を設け、検知配列板に組をなす上記部品を配列さ
せ、各部品の検知部を、これと対応する検出スイッチを
有する確認装置で検出し、上記部品の配列の正誤を検出
するようにした多品種部品の配列確認方法である。
【0007】又、上記多品種部品は、各部品の上面に少
なくとも位置等が異なる固有の検知部が設けられ、各部
品は組をなして指定された順序で配列板に配列され、配
列板の側方には上記配列された組をなす部品上に臨む開
閉自在な検出板を設け、この検出板には各部品と対応す
る近接スイッチを備え、検出板の閉止状態で近接スイッ
チにより上記部品の検知部を検出するようにした上記の
配列確認方法である。
【0008】更に、前記多品種部品は、内燃機関のベア
リングキャップであり、これを部品配列板に組をなして
配列し、この配列の正誤を確認するようにした上記の配
列確認方法である。
【0009】
【作用】上記手段によれば、指定された順序で配列され
た多品種部品は、配列された状態の儘、各部品の検知部
に対応する近接スイッチ等で正規位置が確認され、誤配
列の場合は直ちに判別出来、警告等でこれを検知するこ
とが出来る。そして、上記したベアリングキャップの如
き部品では、外形が殆ど同じであることから誤配列を迅
速、確実、省力化して検出することが出来る。
【0010】
【実施例】次に本発明の一実施例を添付した図面に従っ
て詳述する。図1は多品種部品の配列、供給、配列確
認、ワークへの組付を示す斜視図、図2は部品の正規の
配列の例を示す平面図、図3は配列板に部品をセットし
た状態の一部破断正面図、図4は同部品の底面図、図5
は他の部品の例を示す正面図、図6は同底面図、図7は
複数の組をなす部品の配列を示す平面図、図8は配列検
出、確認装置の一例を示す斜視図、図9は同装置の検
出、確認作動以前の正面図、図10は同作動状態の図、
図11は回路説明図、図12は部品を組み付けるワーク
の縦断正面図、図13は同平面図、図14は部品を組み
付けた状態の縦断正面図である。
【0011】本実施例は、ワークWとしてシリンダブロ
ック半体を、他品種部品としてベアリングキャップPを
用い、シリンダブロック半体にベアリングキャップを組
み付ける際して用いられる確認方法を示している。図1
2、図13はワークとしてのシリンダブロックWの半体
を示し、ワークWは、図12の如くシリンダボアW1側
を下にして倒立し、図1で示す組付ステーションCの作
業台T上の所定位置に載置、セットされている。従って
ワークWの上半部にクランクケースの上半部W2が臨
み、シリンダボアW1底部の下方(図では上方)にクラ
ンクシャフトのジャーナル部を支持する半円状の軸受け
部W3…が設けられ、軸受け部W3…は図13で示すよ
うに、左右方向に横架され、前後方向に設けられたリブ
W4…の中央部に形成されている。実施例では6気筒エ
ンジンを示しているので、リブW4、軸受け部W3は前
後方向に離間して6個設けられ、各軸受け部W3…の左
右周辺部には、同心のノックピン挿通孔を含むボルト取
付け孔W5…が穿設され、左右の取付け孔W5…は、
径、位置、軸間が同一である。
【0012】以上の軸受け部W3…は、図13中左から
1番ジャーナル軸受け部、右に2番ジャーナル軸受け
部、・・・・・右端の6番ジャーナル軸受け部の6個を
備え、各軸受け部W3…に夫々と対応する固有の部品で
あるベアリングキャップP…を組み付ける。
【0013】図14はベアリングキャップPを軸受け部
W3に組み付けた状態を示す。ベアリングキャップP
は、下面の取付け面P1の中央部に上記軸受け部W3の
半円状部と対称形状の半円状の軸受け部P2を備え、こ
れの両側に取付け孔P3,P3が縦通穿設され、各取付
け孔P3の下部は大径でノックピンP4が下半を垂下突
出して組付けられ、ノックピンP4は取付け孔W5の上
部の大径部に嵌合し、ベアリングキャップPの各取付け
孔P3上からボルトBを挿通し、取付け孔W5に螺合結
着する。このベアリングキャップPとシリンダブロック
Wの対向する軸受け部P2,W3で形成される円形の軸
受け部にクランクシャフトCSのジャーナル部を回転自
在に支持する。かかるベアリングキャップP…は6個用
意され、既述の如く上記した6ヵ所の各軸受け部W3…
に固有のものを組み付ける。従って、6個のベアリング
キャップP…は、作業台T上にセットされたシリンダブ
ロックWの軸受け部の配列順序に従って移載装置等から
供給されなければならない。
【0014】以上の6個のベアリングキャップP…が、
正規の順序で配列されているか否かを確認し、これが正
しい配列の場合のみシリンダブロックWに移載装置で供
給する。以下にその確認方法を説明する。
【0015】図1に於て、1はベアリングキャップP…
の配列、供給、確認、シリンダブロックWへの組付エリ
アを示す。組付エリア1には上方に移載装置2を上下、
左右、前後に案内するフレームを含むガイドレール3が
設けられ、レール3は複数の支柱4…で床面に支持され
ている。ガイドレール3は、移載装置本体2―1を上下
動自在、前後動自在に支持する左右摺動レール3―1、
これを案内する前後に設けられた固定レール3―2、フ
レーム等からなる。移載阻位置本体2―1の下部には、
クランププレート2―2が旋回自在に設けられ、これの
下面には6列のクランプ2―3…が垂下突設され、各ク
ランプ2―3は上記したベアリングキャップPの左右の
取付け孔P3,P3に嵌合してこれと係合し、支持する
ような構造になっている。
【0016】組付エリア1の図1の手前には他品種部品
P、即ちベアリングキャップの配列ステースションAが
設けられ、配列ステーションAは配列テーブル5で構成
されている。テーブル5は多数組の部品群を載置、配列
させるに充分の面積を有する。テーブル5は、図3で示
すように、上記ベアリングキャップPの取付け面P1の
左右から下方に突出するノックピンP4,P4を嵌合支
持する2個の支持孔5―1,5―1を備え、この支持孔
5―1,5―1は前後方向に6組所定間隔で配設され、
6組の支持孔で1組をなす。かかる組の支持孔を多数組
備える。かかる支持孔を介して、図1の如く多数組の部
品P…が配列テーブル5上に規則正しく配列されてい
る。
【0017】図2は、一組のベアリングキャップP…を
示す平面図で、6個の夫々異なるベアリングキャップか
らなり、夫々は所定の間隔で配列されている。ベアリン
グキャップPは、図の端から便宜上PA,PB,PC,
PD,PE,PFの符号を付し、図は平面図なので夫々
の上面P5が示されている。かかる各ベアリングキャッ
プP…の上面に検知部6を設ける。
【0018】検知部6は、1番ジャーナルのベアリング
キャップPAにあっては、上面P5の左右の取付け孔P
3,P3間を繋ぐリブ部P6が一段低く形成されている
ことから、左側の取付け孔P3の上面周辺部の図下側に
偏寄した部位に設けられる。検知部6は、取付け孔P3
の上面と同レベルとなるように上方に突出し、近接スイ
ッチ等で検出するに必要、且つ充分な大きさに設定さ
れ、ベアリングキャップの成形時に同時に成形する。
【0019】2番ジャーナルのベアリングキャップPB
では、リブ部P6の左右方向の中央部に検知部6が設け
られ、同様に上方に突出するように設けられている。3
番ジャーナルのベアリングキャップPCでは、図の左側
の取付け孔P3の外側方に、図5で示すように他の部品
の取付けベースP7を、一体に側方に突出するように設
け、これには取付け孔P8を有し、これの端部側の上面
を上方に上記と同様に突出させ、検知部6を形成した。
【0020】4番ジャーナルのベアリングキャップPD
では、右側の取付け孔P3周辺部の左側のリブ部P6の
幅方向中央部に、検知部6を上記と同様に突出するよう
に設けた。5番ジャーナルのベアリングキャップPEで
は、左側の取付け孔P3の図上側に偏寄した部位に検知
部6を設け、又、6番ジャーナルのベアリングキャップ
PFでは、リブ部P6の中央部、及び左側の取付け孔P
3の周辺部で図の上側に偏寄した部位の2ヵ所に検知部
6,6を設けた。
【0021】 以上が6個で一組をなすベアリングキャ
ップの正規の配列で、かかる配列を前提としてテーブル
5上に多数組のベアリングキャップ群P…が配列されて
いる。このベアリングキャップP…の一組を移載装置2
でクランプし、組付ステーションCに搬送する。かかる
搬送に際し、ベアリングキャップP…の配列が正しいか
否かを判別する必要があり、従来では、既述のように作
業者の目視によって各組の配列が正しいか否かを確認し
ていた。
【0022】本発明では、配列ステーションAから組付
ステーションCへベアリングキャップP…を移送するに
際し、この間に配列確認ステーションBを設け、移送す
るベアリングキャップP…の配列が正しいか否かを確認
するようにした。
【0023】図8乃至図10は確認ステーションBに設
けられる配列確認装置7である。確認装置7は、図の如
く移載装置2でクランプされた一組のベアリングキャッ
プP…を、そのノックピンP4,P4を凹部8―1,8
―1上から嵌合して、上面8―2上に起立保持する検知
配列板である支持台8を備える。移載装置2のクランプ
テーブル2―2を降下させ、クランプ2―3…で配列テ
ーブル5の一組のベアリングキャップP…をクランプ
し、移載装置2の本体2―1を上昇させ、且つ前後に移
動させ、摺動レール3―1を左右に摺動させ、配列確認
装置7の支持台8上に移送し、降下させ、各ベアリング
キャップP…を支持台8上の凹部8―1,8―1…に夫
々のノックピンP4,P4で嵌合、支持せしめる。
【0024】支持台8の一側方には、支軸9を支点とし
て開閉する検出板である蓋体10を設け、蓋体10の基
部は、ステイ10―1が支持台8側のブラケット8―3
に支軸9で枢着されている。蓋体10のステイ10―1
は、支持台8の側方下位に縦設されたシリンダ11のロ
ッド11―1に枢着11―2され、ロッド11―1の伸
縮で蓋体10は支軸9を支点として回動し、開閉動を行
ない、図9は解放状態を、図8、図10は閉じた状態を
示す。
【0025】蓋体10は、図8で示すように、支持台8
上に載置、支持、配列された6個一組のベアリングキャ
ップP…の全ての上を覆うような大きさを有する板状
で、実施例では軽量化窓10―2…を備え、平面視梯状
に形成されている。窓10―2…間のブリッジ部10―
3…が、支持台8上に配列されたベアリングキャップP
…の上に臨み、図10で示すように閉蓋状態でベアリン
グキャップP…の左右の取付け孔P3,P3部分の上端
面に下面の両側に垂下した当て面10―4,10―4が
当接するように設定されている。
【0026】以上の蓋体10に、配列された各ベアリン
グキャップP…の上記した検知部6を検出する検出装置
12が設けられる。検出装置12は、実施例では各ベア
リングキャップP…に対応する近接スイッチが13…が
用いられ、各近接スイッチ13…は、ブリッジ部10―
3…にスイッチ部を下向きにして配設される。各近接ス
イッチ13は、各ブリッジ部10―3の下に位置する正
規の各ベアリングキャップPの検知部6に対応するよう
に位置付けて配設され、近接スイッチ13…の配列が、
正規に配列されたベアリングキャップP…の検知部6…
と一致するように配設されている。
【0027】各近接スイッチ13…は、蓋体10の上か
ら引出された配線14…に接続され、集合されて図11
の如く、例えば判断部15、異常表示部16、異常箇所
表示部17に接続され、異常の場合には、図1の警報器
18、警告灯19を介してこれを警告し、一方、操作盤
20には異常箇所表示部を設け、異常部を表示するよう
に構成されている。
【0028】かかる蓋体10を図8、図10の如く閉蓋
し、近接スイッチ13…は各ベアリングキャップP…の
上の夫々の検知部6…上に接近し、検知部6…の有無を
検出する。検知部6…の配列が正規であればその旨を表
示し、警報器18、警告灯19は警告作動を行なわず、
何れかの近接スイッチがこれの正規の場所に検知部を発
見しない場合には、この旨を判断して警報器18、警告
灯19を作動させて警告し、操作盤20に異常箇所を表
示する。
【0029】かくして配列が正しいか否かを確認装置7
で確認し、異常が無い場合には、待機していた移載装置
2が降下してベアリングキャップP…をクランプし、組
付ステーションCの作業台上のワークWに供給する。若
し、異常がある場合には、上記したように異常箇所が判
別され、蓋体10を開蓋してベアリングキャップP…を
正規の位置関係に並べ直したり、交換する。このように
配列されたベアリングキャップP…の配列を確認してか
らワークWへ移送、供給する。
【0030】図7は、配列の正しいものと、誤ったもの
の例を示すもので、図の左側のベアリングキャップP…
は正規の配列を示し、図2で示した配列と同じで、上か
らPA,PB,PC,PD,PE,PFの順序で配列さ
れている。真ん中のベアリングキャップの配列は、検知
部の位置関係から上からPB,PA,PC,PD,P
E,PFの順序で配列されており、上記確認装置7で
は、これに対応する近接スイッチ13と接近した際、検
知部6が直下の近接位置に無いので容易に発見され、上
記の如くこの旨を報知し、異常箇所を表示する。爾後、
PAとPBを入替える。
【0031】図の右側のベアリングキャップP…の配列
は、上からPA,PB,PC,次のPDの位置にはこれ
の近接スイッチ対応する部位に検知部6が無いのは勿
論、該当する検知部が無いベアリングキャップである。
その下のPE,PFは正規の順序で配列されているの
で、異常表示箇所は元来のPDのいちにあるもので、検
知部6が本来では右側であるが、左側にあり、従って左
右を逆に逆さまにベアリングキャップPDを配列させた
ことが原因であり、ベアリングキャップPDを逆に置き
直せば良いこととなる。
【0032】以上のように多品種部品の配列の正誤を、
誤りが不可避である作業者の目視に頼ることなく自動的
に、機械的に、確実に検出、確認することができる。尚
実施例では、検出装置を近接須位置としたが、近接接触
式のマイクロスイッチ、光電式のスイッチ等でも良い。
又多品種部品は上記したベアリングキャップに限られず
任意である。
【0033】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
複数の多品種部品を配列し、移載装置でワークに供給す
るに際し、ワークへの移載、供給手前で、配列された部
品を確認装置に移載、投入して配列の正誤を確認するよ
うにしたので、誤組付を未然に防止することが出来る。
【0034】特に配列の正誤の確認は、多品種部品をワ
ークへ移載する配列の儘、これを確認装置の検知配列板
に移載し、部品には固有の検知部を上面に備え、これを
上から被せる検出板の検出スイッチで検出するようにし
たので、正誤の検出、確認動が確実になされ、誤りの無
い正誤判定がなされ、作業者の目視による如き錯誤、疲
労による見間違い等は一切発生することがなく、配列の
正誤の確認を正確に、確実に行なうことが出来る。従っ
て、配列確認の為の作業者は不要となり、省力化が図
れ、自動的に、機械的に配列確認がなされ、合理的な確
認作業を実現出来る。
【0035】又、部品固有の検知部の検出は、開閉する
検出板に近接スイッチを検知部の位置に合せて配設した
構造なので、構造が簡素で、作動も正確、確実のものが
期待でき、ベアリングキャップの如く形状、寸法が殆ど
同じで、極めて近似する部品の配列の確認に最適で、精
度の高い確認を行なうこと出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】多品種部品の配列、供給、配列確認、ワークへ
の組付を示す斜視図
【図2】部品の正規の配列の例を示す平面図
【図3】配列板に部品をセットした状態の一部破断正面
【図4】同部品の底面図
【図5】他の部品の例を示す正面図
【図6】同底面図
【図7】複数の組をなす部品の配列を示す平面図
【図8】配列検出、確認装置の一例を示す斜視図
【図9】配列検出、確認装置の検出、確認作動以前の正
面図
【図10】同作動状態の図
【図11】回路説明図
【図12】部品を組み付けるワークの縦断正面図
【図13】同平面図
【図14】図14は部品を組み付けた状態の縦断正面図
【符号の説明】
P…多品種部品、ベアリングキャップ、 P1…取付け
面、 P3…組付孔、P5…上面、 W…ワーク、内燃
機関のシリンダブロック、 5…多品種部品の配列板、
6…多品種部品の固有の検知部、 7…確認装置、
8…検知配列板、 10…検出板、 13…近接スイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23P 19/00 303 B23P 19/00 303A (56)参考文献 特開 平2−147143(JP,A) 特開 平2−65928(JP,A) 特開 昭64−16334(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組付孔の軸間が同一で、部分的に形状が
    異なる組をなす多品種部品を配列して、ワークに組み付
    けるために、この組をなす部品を配列させてワークに供
    給する以前に、この部品の配列を確認する方法であっ
    て、前記多品種部品の各部品の取付け面以外の平面部に
    固有の検知部を設け、検知配列板に組をなす上記部品を
    配列させ、各部品の検知部を、これと対応する検出スイ
    ッチを有する確認装置で検出し、上記部品の配列の正誤
    を検出するようにしたことを特徴とする多品種部品の配
    列確認方法。
  2. 【請求項2】 上記多品種部品は、各部品の上面に少な
    くとも位置等が異なる固有の検知部が設けられ、各部品
    は組をなして指定された順序で配列板に配列され、配列
    板の側方には上記配列された組をなす部品上に臨む開閉
    自在な検出板を設け、この検出板には各部品と対応する
    近接スイッチを備え、検出板の閉止状態で近接スイッチ
    により上記部品の検知部を検出するようにした請求項1
    記載の多品種部品の配列確認方法。
  3. 【請求項3】 前記多品種部品は内燃機関のベアリング
    キャップであり、これを部品配列板に組をなして配列
    し、この配列の正誤を確認するようにした請求項1若し
    くは2記載の多品種部品の配列確認方法。
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