JP2739716B2 - 人工降雪装置 - Google Patents

人工降雪装置

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JP2739716B2
JP2739716B2 JP2329128A JP32912890A JP2739716B2 JP 2739716 B2 JP2739716 B2 JP 2739716B2 JP 2329128 A JP2329128 A JP 2329128A JP 32912890 A JP32912890 A JP 32912890A JP 2739716 B2 JP2739716 B2 JP 2739716B2
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幸雄 磯田
憲一郎 船戸
照秋 萩原
幸二 中川
和平 吉弘
昭雄 盛
広美 国枝
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日立テクノエンジニアリング株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C3/00Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow
    • F25C3/04Processes or apparatus specially adapted for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Producing artificial snow for sledging or ski trails; Producing artificial snow

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人工降雪装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の人工降雪装置は、スプレー方式がほとんどであ
った。
なお、この種のものとして関連するものに例えば特開
昭63−140269号公報が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、吹雪濃度分布精度,風速分布精度の
点について配慮されておらず、吹出しノズルの形状が小
さいものにしか適用されなかった。すなわち、吹出しノ
ズル内に投入された雪は、ノズル内の風に乗り下流に流
される。ノズル高さの大きい場合、多少下方に雪が落下
する程度で、ノズル出口では、ほとんど上方にかたよっ
て雪が吹き出されてしまう。そのために、自動車用環境
実験室に使用される大きさのノズルには不適であり、実
際の吹雪状況を再現できない問題があった。
本発明は、ノズル形状の大きい自動車用環境試験装置
に適用可能であって、吹雪濃度分布精度及び、風速分布
精度のよい人工降雪装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
吹出しノズルの天井面に一端が回転自在に支持され他
端が水平に上下動する補助デフレクターと、この補助デ
フレクターの下流側に位置し前記吹出しノズルの天井面
に連結されて雪片を前記吹出しノズル内に落下させる雪
落とし用シュータとを備える人工降雪装置において、前
記雪落とし用シュータの下部に、前記補助デフレクター
の他端が上下動する方向と交差する方向に形成した複数
のスリット状の通風口を有し、この通風口の下流側の幅
を可変にできる開閉デフレクターを設けたものである。
〔作用〕
吹出しノズル内に投入された雪は、ノズル内の風に乗
り下流に流される。ノズル高さの大きい場合、多少下方
に雪が落下する程度で、ノズル出口では、ほとんど上方
にかたよって雪が吹き出されてしまう。そのために、本
デフレクターは、ノズル出口部で、ほぼ均等に、(地吹
雪条件を再現する場合は、下部の方が吹雪濃度を濃くす
る。)吹雪濃度分布を制御する様に作用する。すなわち
雪片投入口の下方に設置された開閉デフレクター部分に
投入された雪は、ただ単にデフレクター下側の出口で風
により下流側に流されることではなく以下の作用を有す
る。
すなわち、ノズル内に複数個設置されたデフレクター
間に流れる風は、通風口の下流側の幅が可変とされ流路
面積が小さくなる為に増速される。また、ノズル形状に
より、デフレクター下流部でノズル全体の断面積が小さ
くなっており、合わせて、風の流れは増速されることに
なる。デフレクター内部分に投入された雪は、デフレク
ター内部に生じる渦巻状の乱流により旋回浮遊しつつゆ
っくり落下していく間にこの増速流により、吸い取られ
てデフレクター間に引き出されるようになり、その結
果、デフレクター内より下流かつ水平方向に流出する。
この現象が、上下方向に連続して生じることとなり、雪
投入口位置ではノズル内で、上下方向にほぼ均一に、雪
が下流方向に流れることとなる。その結果、ノズル吹出
口での吹雪濃度分布を上下方向に均一化することが可能
となる。
また、雪を下方に落下させるためには、ある程度の開
口面積が必要である。しかし、吹雪試験時の風速分布の
向上を考えると、デフレクターによる障害物の面積が大
きいと、風速分布(特に横方向の風速分布)が低下する
ことが予想される。そこで、デフレクターの各々の開口
面積を小さくしてデフレクターをノズル内に数個(4〜
10個)設置することとした。それによって風速分布の向
上が計れると共に、デフレクター内部分に投入されずに
上方を流れる雪と、デフレクターに内部分に投入され、
下側に旋回して連続的に降下された雪との流れをある程
度混合させることを各デフレクター間の間隔を小さくす
ることにより実施した。
〔実施例〕
次に本発明の具体的実施例を第1図から第4図によっ
て説明する。
第1図は吹雪試験用の人工降雪装置の平面図、第2図
は第1図のA−A断面矢視図、第3図は第1図のB−B
断面矢視図、第4図は第3図のC−C断面矢視図で吹出
しノズル1、この吹出しノズル1の天井面に形成された
雪片投入口に連結された雪落とし用シュータ2、このシ
ュータ2の下部に位置し角度が自在に調整できて2枚は
板より構成される開閉デフレクター3、この開閉デフレ
クター3の上流に位置して一端が天井面にヒンジ10で回
転自在に支持され他端が水平に上下動する上流補助デフ
レクター4、この上流補助デフレクター4を上下動させ
るギャラック5、このギャラック5を駆動するギヤモー
トル6a、前記開閉デフレクター3の行きと帰りでそれぞ
れ一方の板に固定され、他方の板には穴を自在に通過す
る無端状のワイヤー7、このワイヤー7の一部に連結さ
れたチェーン8、前記開閉デフレクター3が角度を自在
に調整できるようにする開閉デフレクター用ヒンジ9よ
り構成されている。2枚の板で構成される開閉デフレク
ター3の間は上流補助デフレクター4の水平に上下動す
る他端と交差する方向に形成した複数のスリット状の通
風口OPNGである。また、11は開閉デフレクター3の各板
をヒンジ9で開閉自在に支持する垂直に設けられた半円
形(凸側が点線で示すように上流側になっている)の支
柱である。
上記構成において、ギヤモートル6bが矢印の方向に回
転すると、第3図に示すように、ワイヤー7はそれぞれ
矢印方向に移動する。
その結果、各々のデフレクターもワイヤーと同じ方向
に移動し、第4図に示す様に、デフレクター3は閉じる
方向に動作する。ギヤモートル6bが逆に回転すれば、デ
フレクター3は、開く方向となる。また、補助デフレク
ター4は、ギヤモートル6aによりギヤラック5が上下運
動を実施し、補助デフレクター4が、斜め方向に上下運
動を行う。
本実施例によれば、開閉デフレクター3の開度を任意
の位置に設定し、通風口OPNGの下流側の幅を調整するこ
とができるので、吹雪量及び風速が変化しても最適開度
を選定することにより、第1図に符号Aで示すデフレク
ター3間に落下された雪はデフレクター3間を流れる増
速流で吹出しノズル1の上側に濃く分布し、符号Bで示
すデフレクター3内に降下した雪は旋回して降下してい
くうちに増速流で引出されて吹出しノズル1の下側に濃
く分布し、複数のデフレクター3があることから、吹出
しノズル1から吹出す頃には上下で平均化して均一な吹
雪濃度分布を得ることができる。また、補助デフレクタ
ー4は、開閉デフレクター3に風を作用させて増速させ
る領域を可変として、この増速領域に投入される雪の高
さを調整するものであり、吹雪濃度分布の微調節用に使
用される。
一方、吹雪試験を行わない場合は、補助デフレクター
4は上側に収納され、開閉デフレクター3は全閉とな
る。開閉デフレクター3全閉時には、デフレクター3は
翼形となり、極力、風の流れの流線を乱さない層流状態
になる。また、吹雪試験時も前方が支柱11により半円形
になっており、風の流れを乱すことがないので、ある程
度の風速分布(走行試験時の風速分布に比べて多少劣
る)を得ることができる。
以上述べたように、本実施例により、吹雪量,風速の
各々の条件に対して、風速分布を乱すことなく、均一な
吹雪濃度分布を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、吹雪濃度分布,風速分布を制御可能
な人工降雪装置が可能であり、実際の吹雪状況下でのシ
ュミレーションを実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明人工降雪装置の一実施例を示す平面
図、第2図は第1図のA−A断面矢視図、第3図は第1
図のB−B断面矢視図、第4図は第3図のC−C断面矢
視図である。 1…吹雪ノズル、2…雪落とし用シュータ、3…開閉デ
フレクター、4…上流補助デフレクター、5…ギヤラッ
ク、6a,6b…ギヤモートル、7…ワイヤー、8…チェー
ン、9…開閉デフレクター用ヒンジ、10…上流補助デフ
レクター用ヒンジ、11…支柱、OPNG…通風口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 幸二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内 (72)発明者 吉弘 和平 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 盛 昭雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 国枝 広美 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吹出しノズルの天井面に上流側の一端が回
    転自在に支持され下流側の他端が水平に上下動する補助
    デフレクターと、この補助デフレクターの下流側に位置
    し前記吹出しノズルの天井面に連結されて雪片を前記吹
    出しノズル内に落下させる雪落とし用シュータとを備え
    る人工降雪装置において、前記雪落とし用シュータの下
    部に、前記補助デフレクターの他端が上下動する方向と
    交差方向に形成した複数のスリット状の通風口を有し、
    この通風口の下流側の幅を可変にできる開閉デフレクタ
    ーを設けたことを特徴とする人工降雪装置。
  2. 【請求項2】開閉デフレクターは、2枚の平板が一端で
    回転自在に連結したものを補助デフレクターの上下動す
    る方向と交差する方向に間隔を設けて配列し、前記2枚
    の平板の角度を調整し通風口の下流側の幅を可変にする
    ものであることを特徴とする請求項1記載の人工降雪装
    置。
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