JP2739179B2 - 果菜類の包装用中仕切板並びに果菜類の収容包装構造 - Google Patents
果菜類の包装用中仕切板並びに果菜類の収容包装構造Info
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- JP2739179B2 JP2739179B2 JP1053994A JP5399489A JP2739179B2 JP 2739179 B2 JP2739179 B2 JP 2739179B2 JP 1053994 A JP1053994 A JP 1053994A JP 5399489 A JP5399489 A JP 5399489A JP 2739179 B2 JP2739179 B2 JP 2739179B2
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Description
【発明の詳細な説明】 I.発明の目的 (1)産業上の利用分野 この発明は西瓜,ザボン、メロンの様な果菜類を箱体
内に包装する場合の中仕切板、並びに中仕切板を用いた
果菜類の収容包装構造に関するものである。
内に包装する場合の中仕切板、並びに中仕切板を用いた
果菜類の収容包装構造に関するものである。
(2)従来の技術 従来、西瓜の様な果菜類を段ボール箱内に収容して輸
送したり、保管したりする場合においては、箱内底面に
発泡スチロールのクッション材を敷込み、更に西瓜相互
の接触や転がりによる傷付きを防止するために段ボール
板で形成した中仕切板を西瓜相互の間隙に挿入してい
る。
送したり、保管したりする場合においては、箱内底面に
発泡スチロールのクッション材を敷込み、更に西瓜相互
の接触や転がりによる傷付きを防止するために段ボール
板で形成した中仕切板を西瓜相互の間隙に挿入してい
る。
前記中仕切板は、当初段ボール板に適当な切り込みを
いれてそれを十字型に組合せたものが使用されたが、し
かし、西瓜のサイズが一定でなく、箱内に納る数が異な
るため切込み装置を異にした数組の中仕切板を用意して
おき、その中で西瓜のサイズに合うものを選び出し使用
しなければならず、作業性が悪いと共に非経済的であっ
た。
いれてそれを十字型に組合せたものが使用されたが、し
かし、西瓜のサイズが一定でなく、箱内に納る数が異な
るため切込み装置を異にした数組の中仕切板を用意して
おき、その中で西瓜のサイズに合うものを選び出し使用
しなければならず、作業性が悪いと共に非経済的であっ
た。
そこで、近年実公昭55−16848号公報に示される中仕
切板が開発され、可撓性のある帯状長板に3本の折線を
設けおき、これを二つ折りしたり、三角形状や四角形状
に折込みさせ、段ボール箱内に収納した西瓜の間隙に折
込みした中仕切板の各短辺部を縦型に挿入して各西瓜を
保護している。
切板が開発され、可撓性のある帯状長板に3本の折線を
設けおき、これを二つ折りしたり、三角形状や四角形状
に折込みさせ、段ボール箱内に収納した西瓜の間隙に折
込みした中仕切板の各短辺部を縦型に挿入して各西瓜を
保護している。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、近年西瓜やメロン等の果菜類の自動包
装機が開発され、形状選別した果菜類を自動的に段ボー
ル箱内に収容する様になしているが、前記中仕切板を段
ボール箱内の西瓜の間隙に後工程で装着させるため、中
仕切板をセットする作業者を必要とし、完全な自動包装
をなし得ない欠点があった。
装機が開発され、形状選別した果菜類を自動的に段ボー
ル箱内に収容する様になしているが、前記中仕切板を段
ボール箱内の西瓜の間隙に後工程で装着させるため、中
仕切板をセットする作業者を必要とし、完全な自動包装
をなし得ない欠点があった。
本発明は、上記従来の欠点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は可撓性のある帯状材に山型状区分枠を曲
折し得る折線を設けた中仕切板、並びにこの中仕切板を
用いた収容包装構造であって、自動包装機を用いて段ボ
ール箱内に西瓜やメロン等を包装する場合、作業性、経
済性を向上させ得る果菜類の包装用中仕切板、並びにそ
の中仕切板を用いた果菜類の収容包装構造を提供するこ
とにある。
り、その目的は可撓性のある帯状材に山型状区分枠を曲
折し得る折線を設けた中仕切板、並びにこの中仕切板を
用いた収容包装構造であって、自動包装機を用いて段ボ
ール箱内に西瓜やメロン等を包装する場合、作業性、経
済性を向上させ得る果菜類の包装用中仕切板、並びにそ
の中仕切板を用いた果菜類の収容包装構造を提供するこ
とにある。
II.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、箱20内に配置
され、果菜類を収容包装するための果菜類の包装用中仕
切板10であって、段ボール等の可撓性を有する帯状長板
12と、この帯状長板12の略中央に起立する山型区分枠18
を曲折形成するための複数の折線14と、を備え、前記複
数の折線14のうちのいずれかの両端部には、起立させて
山型区分枠18を形成させた状態でこの山型区分枠18を両
側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾力補強部26を曲
折形成するため、同山形区分枠18を曲折させる際に内部
に折り返されるV型折線が設けられたことを特徴とする
果菜類の包装用中仕切板10を構成するものである。
され、果菜類を収容包装するための果菜類の包装用中仕
切板10であって、段ボール等の可撓性を有する帯状長板
12と、この帯状長板12の略中央に起立する山型区分枠18
を曲折形成するための複数の折線14と、を備え、前記複
数の折線14のうちのいずれかの両端部には、起立させて
山型区分枠18を形成させた状態でこの山型区分枠18を両
側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾力補強部26を曲
折形成するため、同山形区分枠18を曲折させる際に内部
に折り返されるV型折線が設けられたことを特徴とする
果菜類の包装用中仕切板10を構成するものである。
また、段ボール等の可撓性を有する帯状長板12の中央
部分に複数の折れ線14を設け、この折れ線14から曲折さ
せて帯状長板12の略中央に山型区分枠18を形成させ、前
記複数の折線14のうちのいずれかの両端部に同山型区分
枠18を曲折させる際に内部に折り返させるV型折線を設
け、該山型区分枠18を形成させる際にこのV型折線を内
部に折り返し、山型区分枠18を両側に拡開させる方向に
弾力付勢させる弾力補強部26を曲折形成させた包装用中
仕切板10を箱20内に配置させ、この弾力補強部26を形成
させた状態で前記区分枠18内に果菜類を収容し、これら
の果菜類を前記箱20の内面側に付勢させつつ果菜類を収
容包装する果菜類の収容包装構造としてもよい。
部分に複数の折れ線14を設け、この折れ線14から曲折さ
せて帯状長板12の略中央に山型区分枠18を形成させ、前
記複数の折線14のうちのいずれかの両端部に同山型区分
枠18を曲折させる際に内部に折り返させるV型折線を設
け、該山型区分枠18を形成させる際にこのV型折線を内
部に折り返し、山型区分枠18を両側に拡開させる方向に
弾力付勢させる弾力補強部26を曲折形成させた包装用中
仕切板10を箱20内に配置させ、この弾力補強部26を形成
させた状態で前記区分枠18内に果菜類を収容し、これら
の果菜類を前記箱20の内面側に付勢させつつ果菜類を収
容包装する果菜類の収容包装構造としてもよい。
(2)作用 本発明の果菜類の包装用中仕切板は、箱内に配置さ
れ、果菜類を収容包装するための包装用中仕切板であ
る。段ボール等の可撓性を有する帯状長板と、この帯状
長板の略中央に起立する山型区分枠を曲折形成するため
の複数の折線と、を備えている。帯状の長板の複数の折
線を上方へ曲折して起立させて山型区分枠を形成し、こ
れを長方形状の箱内に配置させ、山型区分枠の両側に西
瓜の様な果菜類を収容して箱内に包装するものである。
れ、果菜類を収容包装するための包装用中仕切板であ
る。段ボール等の可撓性を有する帯状長板と、この帯状
長板の略中央に起立する山型区分枠を曲折形成するため
の複数の折線と、を備えている。帯状の長板の複数の折
線を上方へ曲折して起立させて山型区分枠を形成し、こ
れを長方形状の箱内に配置させ、山型区分枠の両側に西
瓜の様な果菜類を収容して箱内に包装するものである。
前記複数の折線のうちのいずれかの両端部には、起立
させて山型区分枠を形成させた状態でこの山形区分枠を
両側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾力補強部を曲
折形成するため、同山型区分枠を曲折させる際に内部に
折り返されるV型折線が設けられる。この弾力補強部は
複数の折線のうち、例えば中央の折線の両端部にV型折
線を設けることにより、起立させた状態の山型区分枠を
両側に拡開させる方向に弾力付勢させる。山型区分枠の
両側に挿入された果菜類例えば西瓜等は箱内面に押し付
けられ西瓜相互の接触や転がりによる傷付きが防止され
る。
させて山型区分枠を形成させた状態でこの山形区分枠を
両側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾力補強部を曲
折形成するため、同山型区分枠を曲折させる際に内部に
折り返されるV型折線が設けられる。この弾力補強部は
複数の折線のうち、例えば中央の折線の両端部にV型折
線を設けることにより、起立させた状態の山型区分枠を
両側に拡開させる方向に弾力付勢させる。山型区分枠の
両側に挿入された果菜類例えば西瓜等は箱内面に押し付
けられ西瓜相互の接触や転がりによる傷付きが防止され
る。
また、山型区分枠を曲折形成した第1包装用中仕切板
の両側において、山型区分枠を曲折形成した2組の第2
包装用中仕切板を交差配置することによって、4個の果
菜類の包装もなし得る。
の両側において、山型区分枠を曲折形成した2組の第2
包装用中仕切板を交差配置することによって、4個の果
菜類の包装もなし得る。
次に、段ボール等の可撓性を有する帯状長板の中央部
分に複数の折線を設け、この折線から曲折させて帯状長
板の略中央に山型区分枠を形成させ、前記複数の折線の
うちのいずれかの両端部に同山型区分枠を曲折させる際
に内部に折り返させるV型折線を設け、該山型区分枠を
形成させる際にこのV型折線を内部に折り返し、山型区
分枠を両側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾力補強
部を曲折形成させた包装用中仕切板を箱内に配置させ、
この弾力補強部を形成させた状態で前記区分枠内に果菜
類を収容し、これらの果菜類を前記箱の内面側に付勢さ
せつつ果菜類を収容包装するものである。収容包装され
た果菜類の確実に保持し西瓜等相互の接触や転がりによ
る傷付きが防止される。予め箱内に配置された山型区分
枠の両側の区分枠内に果菜類を上方より挿入するだけで
自動包装が可能となり作業性、経済性を向上させ得る。
分に複数の折線を設け、この折線から曲折させて帯状長
板の略中央に山型区分枠を形成させ、前記複数の折線の
うちのいずれかの両端部に同山型区分枠を曲折させる際
に内部に折り返させるV型折線を設け、該山型区分枠を
形成させる際にこのV型折線を内部に折り返し、山型区
分枠を両側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾力補強
部を曲折形成させた包装用中仕切板を箱内に配置させ、
この弾力補強部を形成させた状態で前記区分枠内に果菜
類を収容し、これらの果菜類を前記箱の内面側に付勢さ
せつつ果菜類を収容包装するものである。収容包装され
た果菜類の確実に保持し西瓜等相互の接触や転がりによ
る傷付きが防止される。予め箱内に配置された山型区分
枠の両側の区分枠内に果菜類を上方より挿入するだけで
自動包装が可能となり作業性、経済性を向上させ得る。
(3)実施例 以下、添付図面により本発明の好適な実施例について
説明する。
説明する。
第1図には第1実施例の果菜類の包装用中仕切板10a
を示している。図において、可撓性を有する段ボール板
を素材とした帯状長板12には略中央に起立する山型区分
枠18を曲折形成するための複数の折線14を備えている。
この帯状長板12の略中央位置に折線14aを設けると共
に、折線14aより適当間隙をおいた両側位置に折線14b、
14cを設けている。この3本の折線14a、14b、14cで4分
割された両外側の区分板には放射状切断線16を設けて果
菜類の受部となしている。そして、第2図に示す様に包
装用中仕切板10aの中央の折線14a、両側の折線14b、14c
を利用して帯状長板12の略中央に起立する山型区分枠18
aを曲折形成させ、長方形状の段ボール箱20の内底面に
発泡スチロールのクッション材22を敷込みした後に山型
区分枠18aを曲折形成した包装用中仕切板10aをクッショ
ン材22の上面に配置し、山型区分枠18aの両側に西瓜の
様な果菜類24を落し込み状に挿入するものである。両側
の果菜類24、24は包装用中仕切板10aの山型区分枠18aで
仕切りされ、また、山型区分枠18aが適当な弾力性を有
するために相互に接触することなく傷等から保護され
る。
を示している。図において、可撓性を有する段ボール板
を素材とした帯状長板12には略中央に起立する山型区分
枠18を曲折形成するための複数の折線14を備えている。
この帯状長板12の略中央位置に折線14aを設けると共
に、折線14aより適当間隙をおいた両側位置に折線14b、
14cを設けている。この3本の折線14a、14b、14cで4分
割された両外側の区分板には放射状切断線16を設けて果
菜類の受部となしている。そして、第2図に示す様に包
装用中仕切板10aの中央の折線14a、両側の折線14b、14c
を利用して帯状長板12の略中央に起立する山型区分枠18
aを曲折形成させ、長方形状の段ボール箱20の内底面に
発泡スチロールのクッション材22を敷込みした後に山型
区分枠18aを曲折形成した包装用中仕切板10aをクッショ
ン材22の上面に配置し、山型区分枠18aの両側に西瓜の
様な果菜類24を落し込み状に挿入するものである。両側
の果菜類24、24は包装用中仕切板10aの山型区分枠18aで
仕切りされ、また、山型区分枠18aが適当な弾力性を有
するために相互に接触することなく傷等から保護され
る。
第4図は第2実施例の果菜類の包装用中仕切板10bを
示している。そして、複数の折線14のうちのいずれかの
両端部には、起立させて山型区分枠18を形成させた状態
でこの山型区分枠18を両側に拡開させる方向に弾力付勢
させる弾力補強部26を曲折形成するため、同山型区分枠
18を曲折させる際に内部に折り返されるV型折線14dが
設けられる。この包装用中仕切板10bは、第1実施例の
包装用中仕切板10aにおいて起立させた状態の山型区分
枠18を両側に拡開させる方向に付勢するために、複数の
折線14のうちの任意の折線14aの両端部にV型折線14dを
設けたものである。そして、第5図に示す様に中央の折
線14a、両側の折線14b、14cを利用して山型区分枠18b曲
折形成する時、折線14aの両端部をV型折線14dより内部
へ折り返して弾力補強部26となして、第6図に示す様に
段ボール箱20内に山型区分枠18bを曲折形成した包装用
中仕切板10bを配置し、果菜類24、24を挿入した場合の
山型区分枠18bの保型力や弾力性を高め得るものであ
る。したがって、収容包装された果菜類24を挟み込む様
に確実に保持し、例えば輸送中に西瓜等相互の接触や転
がりによる傷付きが防止される。包装用中仕切板10a、1
0bは、2個の果菜類の包装の場合に用いるもので、第3
図、第6図に示す様に長方形状の段ボール箱20内に山型
区分枠18を曲折形成した1組の包装用中仕切板10を配置
して山型区分枠18の両側に果菜類を挿入するものであ
る。また、4個の果菜類の包装の場合には第7図乃至第
9図に示す様に正方形状の段ボール箱20内に、まず広巾
の第1包装用中仕切板10cを利用し、山型区分枠18cを曲
折形成させた後に段ボール箱20内に挿入し、次に挟着な
第2包装用中仕切板10dを利用し、山型区分枠18dを曲折
形成した2組の第2包装用中仕切板10dを第1包装用中
仕切板18Cと交差する様に配置し、第1、第2包装用中
仕切板10c、10dの山型区分枠18c、18dで四等分された段
ボール箱20内に四個の果菜類を収容させるものである。
示している。そして、複数の折線14のうちのいずれかの
両端部には、起立させて山型区分枠18を形成させた状態
でこの山型区分枠18を両側に拡開させる方向に弾力付勢
させる弾力補強部26を曲折形成するため、同山型区分枠
18を曲折させる際に内部に折り返されるV型折線14dが
設けられる。この包装用中仕切板10bは、第1実施例の
包装用中仕切板10aにおいて起立させた状態の山型区分
枠18を両側に拡開させる方向に付勢するために、複数の
折線14のうちの任意の折線14aの両端部にV型折線14dを
設けたものである。そして、第5図に示す様に中央の折
線14a、両側の折線14b、14cを利用して山型区分枠18b曲
折形成する時、折線14aの両端部をV型折線14dより内部
へ折り返して弾力補強部26となして、第6図に示す様に
段ボール箱20内に山型区分枠18bを曲折形成した包装用
中仕切板10bを配置し、果菜類24、24を挿入した場合の
山型区分枠18bの保型力や弾力性を高め得るものであ
る。したがって、収容包装された果菜類24を挟み込む様
に確実に保持し、例えば輸送中に西瓜等相互の接触や転
がりによる傷付きが防止される。包装用中仕切板10a、1
0bは、2個の果菜類の包装の場合に用いるもので、第3
図、第6図に示す様に長方形状の段ボール箱20内に山型
区分枠18を曲折形成した1組の包装用中仕切板10を配置
して山型区分枠18の両側に果菜類を挿入するものであ
る。また、4個の果菜類の包装の場合には第7図乃至第
9図に示す様に正方形状の段ボール箱20内に、まず広巾
の第1包装用中仕切板10cを利用し、山型区分枠18cを曲
折形成させた後に段ボール箱20内に挿入し、次に挟着な
第2包装用中仕切板10dを利用し、山型区分枠18dを曲折
形成した2組の第2包装用中仕切板10dを第1包装用中
仕切板18Cと交差する様に配置し、第1、第2包装用中
仕切板10c、10dの山型区分枠18c、18dで四等分された段
ボール箱20内に四個の果菜類を収容させるものである。
次に、上記の包装用中仕切板10を用いた果菜類の収容
包装構造の実施例について説明する。この果菜類の収容
包装構造は、箱20内に果菜類24を仕切収容する中仕切板
が配置されている。段ボール等の可撓性を有する帯状長
板12の中央部分に複数の折線14を設け、この折線14から
曲折させて帯状長板12の略中央に山型区分枠18を形成さ
せ、前記複数の折線14のうちのいずれかの両端部に同山
型区分枠18を曲折させる際に内部に折り返させるV型折
線14を設け、該山型区分枠18を形成させる際にこのV型
折線14を内部に折り返し、山型区分枠18を両側に拡開さ
せる方向に弾力付勢させる弾力補強部26を曲折形成させ
た包装用中仕切板10を箱20内に配置させ、この弾力補強
部26を形成させた状態で前記区分枠18内に果菜類を収容
し、これらの果菜類を前記箱20の内面側に付勢させつつ
果菜類を収容包装する果菜類の収容包装構造である。第
6図に示す様に段ボール箱20内の山型区分枠18の両側の
区分枠内に果菜類24を上方より挿入するだけで、段ボー
ル箱20の内面側に付勢されて確実に保持され傷付きを防
止する。しかし、完全な自動包装が可能となり作業性、
経済性を向上させ得る。また、予め包装用中仕切板10を
段ボール箱20内に配置した後に果菜類24を収納するた
め、自動包装機による果菜類24の包装時に後工程で中仕
切板10を装着する手間を節約し得るものである。
包装構造の実施例について説明する。この果菜類の収容
包装構造は、箱20内に果菜類24を仕切収容する中仕切板
が配置されている。段ボール等の可撓性を有する帯状長
板12の中央部分に複数の折線14を設け、この折線14から
曲折させて帯状長板12の略中央に山型区分枠18を形成さ
せ、前記複数の折線14のうちのいずれかの両端部に同山
型区分枠18を曲折させる際に内部に折り返させるV型折
線14を設け、該山型区分枠18を形成させる際にこのV型
折線14を内部に折り返し、山型区分枠18を両側に拡開さ
せる方向に弾力付勢させる弾力補強部26を曲折形成させ
た包装用中仕切板10を箱20内に配置させ、この弾力補強
部26を形成させた状態で前記区分枠18内に果菜類を収容
し、これらの果菜類を前記箱20の内面側に付勢させつつ
果菜類を収容包装する果菜類の収容包装構造である。第
6図に示す様に段ボール箱20内の山型区分枠18の両側の
区分枠内に果菜類24を上方より挿入するだけで、段ボー
ル箱20の内面側に付勢されて確実に保持され傷付きを防
止する。しかし、完全な自動包装が可能となり作業性、
経済性を向上させ得る。また、予め包装用中仕切板10を
段ボール箱20内に配置した後に果菜類24を収納するた
め、自動包装機による果菜類24の包装時に後工程で中仕
切板10を装着する手間を節約し得るものである。
III.発明の効果 以上説明したように、本発明は箱内に配置され、果菜
類を収容包装するための果菜類の包装用中仕切板であっ
て、段ボール等の可撓性を有する帯状長板と、この帯状
長板の略中央に起立する山型区分枠を曲折形成するため
の複数の折線と、を備え、前記複数の折線のうちのいず
れかの両端部には、起立させて山型区分枠を形成させた
状態でこの山型区分枠を両側に拡開させる方向に弾力付
勢させる弾力補強部を曲折形成するため、同山型区分枠
を曲折させる際に内部に折り返されるV型折線が設けら
れているので、箱内に収容包装された果菜類を相互の接
触や転がりによる傷付きから保護し得る。また、中仕切
板の水平な両側部で果菜類を受着するため下面のクッシ
ョン性も向上し、敷込みしていた別体のクッション材も
厚くする必要がなく、包装材のコストダウンをも企図し
得る効果がある。
類を収容包装するための果菜類の包装用中仕切板であっ
て、段ボール等の可撓性を有する帯状長板と、この帯状
長板の略中央に起立する山型区分枠を曲折形成するため
の複数の折線と、を備え、前記複数の折線のうちのいず
れかの両端部には、起立させて山型区分枠を形成させた
状態でこの山型区分枠を両側に拡開させる方向に弾力付
勢させる弾力補強部を曲折形成するため、同山型区分枠
を曲折させる際に内部に折り返されるV型折線が設けら
れているので、箱内に収容包装された果菜類を相互の接
触や転がりによる傷付きから保護し得る。また、中仕切
板の水平な両側部で果菜類を受着するため下面のクッシ
ョン性も向上し、敷込みしていた別体のクッション材も
厚くする必要がなく、包装材のコストダウンをも企図し
得る効果がある。
また、段ボール等の可撓性を有する帯状長板の中央部
分に複数の折り線を設け、これ折れ線から曲折させて帯
状長板の略中央に山型区分枠を形成させ、前記複数の折
線のうちのいずれかの両端部に同山型区分枠を曲折させ
る際に内部に折り返させるV型折線を設け、該山型区分
枠を形成させる際にこのV型折れ線を内部に折り返し、
山型区分枠を両側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾
力補強部を曲折形成させた包装用中仕切板を箱内に配置
させ、この弾力補強部を形成させた状態で前記区分枠内
に果菜類を収容し、これらの果菜類を前記箱の内面側に
付勢させつつ果菜類を収容包装することにより、果菜類
を上方より挿入するだけで山型区分枠と箱の内面側とで
挟み込む様に確実に保持し転がりによる傷付きを防止す
る。また、包装用中仕切板を段ボール箱内に配置した後
に果菜類を収容するため、自動包装機の後工程で中仕切
板をセットする作業者を必要とすることなく、作業性を
向上させ得るものである。
分に複数の折り線を設け、これ折れ線から曲折させて帯
状長板の略中央に山型区分枠を形成させ、前記複数の折
線のうちのいずれかの両端部に同山型区分枠を曲折させ
る際に内部に折り返させるV型折線を設け、該山型区分
枠を形成させる際にこのV型折れ線を内部に折り返し、
山型区分枠を両側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾
力補強部を曲折形成させた包装用中仕切板を箱内に配置
させ、この弾力補強部を形成させた状態で前記区分枠内
に果菜類を収容し、これらの果菜類を前記箱の内面側に
付勢させつつ果菜類を収容包装することにより、果菜類
を上方より挿入するだけで山型区分枠と箱の内面側とで
挟み込む様に確実に保持し転がりによる傷付きを防止す
る。また、包装用中仕切板を段ボール箱内に配置した後
に果菜類を収容するため、自動包装機の後工程で中仕切
板をセットする作業者を必要とすることなく、作業性を
向上させ得るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例の中仕切板の平面図、第2
図は、その山型区分枠を曲折形成した斜視図、第3図
は、その中仕切板を段ボール箱内に配置させた断面図、
第4図は、第2実施例の中仕切板の平面図、第5図は、
その山型区分枠を曲折形成した斜視図、第6図は、その
中仕切板を段ボール箱内に配置させた断面図、第7図
は、広巾な第1中仕切板の平面図、第8図は、狭巾な第
2中仕切板の平面図、第9図は第1、第2中仕切板を組
合せて段ボール箱内に配置させた斜視図である。 10a、10b、10c、10d……包装用中仕切板、12……帯状長
板、14a、14b、14c……折線、14d……V型折線、18a、1
8b、18c、18d……山型区分枠
図は、その山型区分枠を曲折形成した斜視図、第3図
は、その中仕切板を段ボール箱内に配置させた断面図、
第4図は、第2実施例の中仕切板の平面図、第5図は、
その山型区分枠を曲折形成した斜視図、第6図は、その
中仕切板を段ボール箱内に配置させた断面図、第7図
は、広巾な第1中仕切板の平面図、第8図は、狭巾な第
2中仕切板の平面図、第9図は第1、第2中仕切板を組
合せて段ボール箱内に配置させた斜視図である。 10a、10b、10c、10d……包装用中仕切板、12……帯状長
板、14a、14b、14c……折線、14d……V型折線、18a、1
8b、18c、18d……山型区分枠
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−123275(JP,A) 実開 平1−100723(JP,U) 実開 昭49−2724(JP,U) 実開 昭55−176152(JP,U) 実開 昭57−114662(JP,U) 実開 昭59−168390(JP,U) 実公 昭37−32091(JP,Y1)
Claims (2)
- 【請求項1】箱内に配置され、果菜類を収容包装するた
めの果菜類の包装用中仕切板であって、 段ボール等の可撓性を有する帯状長板と、この帯状長板
の略中央に起立する山型区分枠を曲折形成するための複
数の折線と、を備え、 前記複数の折線のうちのいずれかの両端部には、起立さ
せて山型区分枠を形成させた状態でこの山型区分枠を両
側に拡開させる方向に弾力付勢させる弾力補強部を曲折
形成するため、同山形区分枠を曲折させる際に内部に折
り返されるV型折線が設けられたことを特徴とする果菜
類の包装用中仕切板。 - 【請求項2】段ボール等の可撓性を有する帯状長板の中
央部分に複数の折線を設け、この折線から曲折させて帯
状長板の略中央に山型区分枠を形成させ、 前記複数の折線のうちのいずれかの両端部に同山型区分
枠を曲折させる際に内部に折り返させるV型折線を設
け、 該山型区分枠を形成させる際にこのV型折線を内部に折
り返し、山型区分枠を両側に拡開させる方向に弾力付勢
させる弾力補強部を曲折形成させた包装用中仕切板を箱
内に配置させ、 この弾力補強部を形成させた状態で前記区分枠内に果菜
類を収容し、これらの果菜類を前記箱の内面側に付勢さ
せつつ果菜類を収容包装する果菜類の収容包装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053994A JP2739179B2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 果菜類の包装用中仕切板並びに果菜類の収容包装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1053994A JP2739179B2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 果菜類の包装用中仕切板並びに果菜類の収容包装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02233351A JPH02233351A (ja) | 1990-09-14 |
JP2739179B2 true JP2739179B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12958165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1053994A Expired - Fee Related JP2739179B2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 果菜類の包装用中仕切板並びに果菜類の収容包装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2739179B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2837111B2 (ja) * | 1995-04-17 | 1998-12-14 | カルトンアイ株式会社 | 収納用箱 |
KR200473371Y1 (ko) * | 2012-11-28 | 2014-07-01 | 주식회사 파리크라상 | 상품 포장 박스 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492724U (ja) * | 1972-04-07 | 1974-01-11 | ||
JPS56123275A (en) * | 1981-01-19 | 1981-09-28 | Shiyunkoushiya Kk | Method of packing spherical fruit |
JPH0516093Y2 (ja) * | 1987-12-25 | 1993-04-27 |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP1053994A patent/JP2739179B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02233351A (ja) | 1990-09-14 |
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