JP2738978B2 - 衣類乾燥機の使用方法 - Google Patents

衣類乾燥機の使用方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣類乾燥機の使用方法に関する。
〔従来の技術〕
洗濯衣類を自然乾燥させる場合、従来においては、洗
濯機を使用しての脱水工程で絡まり、しわの付いた衣類
を、乾燥後しわが付かないようにするため、吊り干しを
する前に、絡まった衣類を広げ、たたいたり、引っ張っ
たりして衣類に付いたしわを伸ばしてから干すようにし
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記のような吊り干しをする時の作業に
は、既述のごとく、洗濯機を使用しての脱水工程で絡ま
った衣類を広げ、たたいたり、引っ張ったりして衣類に
付いたしわを伸ばす手作業を必要とし、非常に面倒であ
るばかりでなく、干すまでに時間がかかる憾みがある。
本発明は、前記吊り干し乾燥を行う時の問題点を解決
することを目的とし、洗濯衣類を自然乾燥するに先立
ち、その前処理として、洗濯機を使用しての脱水工程で
の衣類の絡まりを衣類乾燥機を用いてほぐし、衣類に付
いたしわを乾燥機の温風運転により取り、従来吊り干し
を行う場合のように、衣類を広げてたたいたり、引っ張
ったりして衣類に付いたしわを伸ばす面倒な手作業を省
くことができ、また洗濯衣類を自然乾燥する場合の前処
理として、衣類容量の多少によらず乾燥機を無駄に運転
しないでより効率的に短時間のうちに吊り干し乾燥に移
行することができ、さらに洗濯衣類を自然乾燥する場合
の前処理として、衣類や乾燥機の衣類投入口を冷やして
衣類の取り出しを安全に行うことができるようにしたも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、洗濯衣類を自然乾燥するに先立ち、回転ド
ラム式衣類乾燥機を用いて、運転前の衣類の絡まりをほ
ぐし、衣類のしわを取るのに要する時間温風運転を行
い、温風運転スタート後、温風運転を継続しながら乾燥
物の容量を予測する容量予測の工程を実行して、予測さ
れた乾燥物の容量が多い程、温風による衣類ほぐし運転
時間を長くし、容量が少ない程、温風による衣類ほぐし
運転時間を短くし、この温風の後冷風運転を開始して、
前記予測された乾燥物の容量が多い程、冷風による運転
時間を長くし、容量が少ない程、冷風による運転時間を
短くし、この冷風運転の後乾燥機の運転を停止するよう
制御することを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、洗濯衣類を自然乾燥するに先立ち、
その前処理として、洗濯機を使用しての脱水工程での衣
類の絡まりを衣類乾燥機のドラムの回転力によりほぐ
し、衣類に付いたしわを乾燥機の温風運転により取り、
従来吊り干しを行う場合のように、衣類を広げてたたい
たり、引っ張ったりして衣類についたしわを伸ばす面倒
な手作業を省くことができる。
また、洗濯衣類を自然乾燥する場合の前処理として、
衣類容量の多少によらず乾燥機を無駄に運転しないでよ
り効率的に短時間のうちに吊り干し乾燥に移行すること
ができる。
さらに、洗濯衣類を自然乾燥する場合の前処理とし
て、衣類や乾燥機の衣類投入口を冷やして衣類の取り出
しを安全に行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を、第1図〜第5図を参照して説明す
る。
第1図は衣類乾燥機の外観図である。
1は乾燥機の外枠、2は衣類投入口3を覆い、開閉自
在としたドア、4は表示パネル部で、5は操作基板、6
は電源スイッチである。7はマイクロコンピュータの指
令により電動機、ヒータ等を駆動制御する制御装置であ
る。外枠1の内部には、第2図に示すように、乾燥室で
あるドラム8を回転自在に支承し、ドラム8内に温風を
送るためのヒータ9と送風装置10とを備え、送風装置10
およびドラム8を駆動するためのドラムベルト11とファ
ンベルト12および電動機13を備えている。
ここで本発明方法を実施する場合の衣類乾燥機の制御
フローを、第1図および第2図を参照しつつ、第3図に
基づいて説明する。
電源スイッチ6を投入し、運転をスタートさせると電
動機13が駆動され、乾燥物である衣類を収納したドラム
8が回転し、同時に送風装置10が回転する。これによ
り、ドラム8内の空気はドラム吸気口14を通って送風装
置10に吸入され、循環ダクト15を通り、ヒータ9に送り
込まれ、ここで加熱されて温風となり、ドラム8内に循
環されるものであって、衣類および衣類に含まれた水分
はこの温風により加熱される。なお、前記運転をしなが
ら乾燥物である衣類の容量予測運転を行う。
次に前記容量予測運転の動作について、第5図に基づ
いて説明する。
ドラム吸気口14の一部に設けた温度検知装置16により
測定される温度と、温度検知装置17により測定される外
気温度との差ΔTHは、乾燥経過と共に下記の乾燥期間に
より3つのパターンで変化する。
つまり、運転スタート後、衣類および衣類に含まれる
水分が加熱され、ΔTHが上昇を続ける予熱期間、衣類に
含まれる水分の蒸発が定常的に起り、ΔTHが一定温度Δ
THxとなる恒率乾燥期間、および水分の蒸発が進み、ΔT
Hが上昇する減率乾燥期間である。
前記予熱期間において、或る一定時間T0(本実施例
では3分に設定している)におけるΔTHは、第5図に示
すごとく、容量が多くなるに従い(G1:少量,G2:中
量,G3:大量)ΔTH1,ΔTH2,ΔTH3のように小さくな
る。つまり、ドラム吸気口14の一部に設けた温度と外気
温度との差ΔTHを運転スタート後或る一定時間で検知す
ることにより、ドラム8内の衣類の容量を予測すること
ができる。
一方、第4図は洗濯衣類のしわを取るのに要する温風
時間、および衣類および衣類投入口3が熱く感じなくな
るのに要する冷風時間を容量毎に示したものであり、こ
の情報は制御装置7に記憶されており、前記容量予測運
転により予測された容量により温風運転時間T1および
冷風運転時間T2を決定し、制御装置7は、決定された
温風運転時間T1、冷風運転時間T2だけ運転を行った
後、運転停止の指令を出す。
本実施例によれば、洗濯衣類を自然乾燥するに先立
ち、その前処理として、洗濯機を使用しての脱水工程で
の衣類の絡まりを衣類乾燥機のドラムの回転力によりほ
ぐし、衣類に付いたしわを乾燥機の温風運転により取
り、従来吊り干しを行う場合のように、衣類を広げてた
たいたり、引っ張ったりして衣類に付いたしわを伸ばす
面倒な手作業を省くことができる。
また、洗濯衣類を自然乾燥する場合の前処理として、
衣類容量の多少によらず乾燥機を無駄に運転しないでよ
り効率的に短時間のうちに吊り干し乾燥に移行すること
ができる。
さらに、洗濯衣類を自然乾燥する場合の前処理とし
て、衣類や乾燥機の衣類投入口3を冷やして衣類の取り
出しを安全に行うことができる。
なお、乾燥物の容量予測の運転は、図示実施例のよう
にドラム出口の温度と外気との差により予測する手段を
用いなくともよく、例えばヒータ出口の温度と外気の温
度との差により予測する手段等、温度測定の位置や予測
手段が如何なる場合でも、乾燥物の容量を予測できるも
のであれば本発明を実施する上で何等支障となるもので
はない。
〔発明の効果〕
以上図面を参照して説明して実施例の記載からも明ら
かなように、本発明によれば、洗濯衣類を自然乾燥する
に先立ち、その前処理として、洗濯機を使用しての脱水
工程での衣類の絡まりを衣類乾燥機のドラムの回転力に
よりほぐし、衣類に付いたしわを乾燥機の温風運転によ
り取り、従来吊り干しを行う場合のように、衣類を広げ
てたたいたり、引っ張ったりして衣類に付いたしわを伸
ばす面倒な手作業を省くことができ、また洗濯衣類を自
然乾燥する場合の前処理として、衣類容量の多少によら
ず乾燥機を無駄に運転しないでより効率的に短時間のう
ちに吊り干し乾燥に移行することができ、さらに洗濯衣
類を自然乾燥する場合の前処理として、衣類や乾燥機の
衣類投入口を冷やして衣類の取り出しを安全に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は衣類乾燥機の外観図、第2図は第1図に示す衣
類乾燥機の内部構造説明図、第3図は本発明方法を実施
する場合の衣類乾燥機の制御フロー図、第4図は洗濯衣
類のしわを取るのに要する温風時間と容量との関係、衣
類および衣類投入口が熱く感じなくなるのに要する冷風
時間と容量との関係を示す図、第5図はドラム出口の温
度と外気温度との差の変化を示す図である。 1……外枠、7……制御装置、8……ドラム、9……ヒ
ータ、10……送風装置、12……伝動装置、13……電動
機。
フロントページの続き (72)発明者 小松 常利 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 昭62−211098(JP,A) 特開 昭62−14900(JP,A) 特開 昭62−243595(JP,A) 実開 昭54−122165(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯衣類を自然乾燥するに先立ち、回転ド
    ラム式衣類乾燥機を用いて、運転前の衣類の絡まりをほ
    ぐし、衣類のしわを取るのに要する時間温風運転を行
    い、温風運転スタート後、温風運転を継続しながら乾燥
    物の容量を予測する容量予測の工程を実行して、予測さ
    れた乾燥物の容量が多い程、温風による衣類ほぐし運転
    時間を長くし、容量が少ない程、温風による衣類ほぐし
    運転時間を短くし、この温風の後冷風運転を開始して、
    前記予測された乾燥物の容量が多い程、冷風による運転
    時間を長くし、容量が少ない程、冷風による運転時間を
    短くし、この冷風運転の後乾燥機の運転を停止するよう
    制御することを特徴とする衣類乾燥機の使用方法。
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