JP2738574B2 - 木材防腐剤 - Google Patents
木材防腐剤Info
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/72—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
- A01N43/84—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms six-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,4
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27K—PROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
- B27K3/00—Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
- B27K3/34—Organic impregnating agents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B27K3/34—Organic impregnating agents
- B27K3/343—Heterocyclic compounds
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- B27K3/34—Organic impregnating agents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27K—PROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
- B27K3/00—Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
- B27K3/34—Organic impregnating agents
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、木材、特に新鮮な木材、例えば製材工場に
おける新しい挽き材、または林野で新しく伐採された幹
材の防腐保護のための木材防腐剤に係るものである。
おける新しい挽き材、または林野で新しく伐採された幹
材の防腐保護のための木材防腐剤に係るものである。
（従来技術） ジメチルアルキルアミン、４−（３−（パラ−３級ブ
チルフエニル）−２−メチル−プロピル）−2,6−シス
ジメチルモルホリン〔フエンプロペモルフ（Fenpropemo
rph）〕またはＮ−トリデシル−2,6−ジメチル−モルホ
リン〔トリデモルフ（Tridemorph）〕を、例えばその塩
の形で木材防腐用に使用することは、既に知られている
（西独特許公開公報第3613254.3号および西独特許公開
公報第3507420.5号参照）。
チルフエニル）−２−メチル−プロピル）−2,6−シス
ジメチルモルホリン〔フエンプロペモルフ（Fenpropemo
rph）〕またはＮ−トリデシル−2,6−ジメチル−モルホ
リン〔トリデモルフ（Tridemorph）〕を、例えばその塩
の形で木材防腐用に使用することは、既に知られている
（西独特許公開公報第3613254.3号および西独特許公開
公報第3507420.5号参照）。
（発明の構成） 以下の成分、すなわち ジメチルアルキルアミン、Ｎ−トリデシル−2,6−ジ
メチルモルホリンおよび４−（３−（パラ−３級ブチル
−フェニル）−２−メチル−プロピル）−2,6−シス−
ジメチルモルホリンのうちのいずれか１種、またはそれ
らの２種以上の混合物、 ｂ） 水不溶性酸および ｃ） 乳化剤 を含む木材防腐剤が、木材障害物、特に真菌類に対して
非常に良好な効力を有し、既知の木材防腐剤の効力より
も優れていることが、見出された。新規木材防腐剤は浸
透性水溶液の形で利用され、この浸透性水溶液は木材防
腐剤（濃縮物）から水で希釈することにより製造され
る。本発明は、木材防腐濃縮剤およびそれから水で稀釈
して得る稀釈水溶液（浸透性水溶液）を包含している。
新規の木材防腐剤は、木材の予防保護、特に新鮮な木
材、例えば製材工場での新しい挽き材または林野での新
しく伐採した幹材の防腐処理に適している。
メチルモルホリンおよび４−（３−（パラ−３級ブチル
−フェニル）−２−メチル−プロピル）−2,6−シス−
ジメチルモルホリンのうちのいずれか１種、またはそれ
らの２種以上の混合物、 ｂ） 水不溶性酸および ｃ） 乳化剤 を含む木材防腐剤が、木材障害物、特に真菌類に対して
非常に良好な効力を有し、既知の木材防腐剤の効力より
も優れていることが、見出された。新規木材防腐剤は浸
透性水溶液の形で利用され、この浸透性水溶液は木材防
腐剤（濃縮物）から水で希釈することにより製造され
る。本発明は、木材防腐濃縮剤およびそれから水で稀釈
して得る稀釈水溶液（浸透性水溶液）を包含している。
新規の木材防腐剤は、木材の予防保護、特に新鮮な木
材、例えば製材工場での新しい挽き材または林野での新
しく伐採した幹材の防腐処理に適している。
ジメチルアルキルアミンは、アルキル基が例えば６乃
至20個の炭素原子を含むN,N−ジメチル−Ｎ−アルキル
アミンである。特にアルキル基が12乃至14個の炭素原子
からなるジメチルアルキルアミンが、好適である。純粋
なジメチルアルキルアミンのほかに、また混合物、例え
ばジメチル−C12−アルキルアミンとジメチル−C14−ア
ルキルアミンからの混合物（ジメチル−C12/C14アルキ
ル−アミン）も、使用することができる。
至20個の炭素原子を含むN,N−ジメチル−Ｎ−アルキル
アミンである。特にアルキル基が12乃至14個の炭素原子
からなるジメチルアルキルアミンが、好適である。純粋
なジメチルアルキルアミンのほかに、また混合物、例え
ばジメチル−C12−アルキルアミンとジメチル−C14−ア
ルキルアミンからの混合物（ジメチル−C12/C14アルキ
ル−アミン）も、使用することができる。
乳化剤としては、イオン性および非イオン性乳化剤を
添加することができる。特に４級アンモニウム化合物、
脂肪族アミン塩（例えばココヤシ脂肪族アミン塩、オレ
イルアミン塩、ステアリルアミン塩）、エトキシル化ア
ルキルアミン（例えば、ココヤシ脂肪族アミン、C10−C
18−アルキルアミンをベースにしたエトキシル化アルキ
ルアミン）、Ｎ−アルキル−1,3−ジアミノプロパン等
が、好適である。
添加することができる。特に４級アンモニウム化合物、
脂肪族アミン塩（例えばココヤシ脂肪族アミン塩、オレ
イルアミン塩、ステアリルアミン塩）、エトキシル化ア
ルキルアミン（例えば、ココヤシ脂肪族アミン、C10−C
18−アルキルアミンをベースにしたエトキシル化アルキ
ルアミン）、Ｎ−アルキル−1,3−ジアミノプロパン等
が、好適である。
４級アンモニウム化合物は、例えば一般式として（R1
R2R3R4N）+z-に対応する化合物であり、ここにおいて、 R1が、８乃至20個の炭素原子を有するアルキル基、特
に12乃至20個の炭素原子を有するアルキル基、または場
合によりC1−乃至C20−アルキル基またはハロゲンで置
換されていることのあるベンジル基であり、 R2が、C1−乃至C6−アルキル、C3−乃至C9−アルコキ
シアルキルであり、 R3が、C1−乃至C6−アルキル、C3乃至C4−アルコキシ
であり、 R4が、C1−乃至C20−アルキルであるか、 または、R1からR4までの基の内の２個が窒素原子と一
緒に複素環基を形成し、この複素環基が４乃至５個の炭
素原子、１乃至２個の窒素原子および１個、２個または
３個の二重結合を含み、ここで炭素原子が場合によりC1
−乃至C4−アルキル基またはハロゲンで置換されてお
り、Ｚが酸基を意味しているものである。
R2R3R4N）+z-に対応する化合物であり、ここにおいて、 R1が、８乃至20個の炭素原子を有するアルキル基、特
に12乃至20個の炭素原子を有するアルキル基、または場
合によりC1−乃至C20−アルキル基またはハロゲンで置
換されていることのあるベンジル基であり、 R2が、C1−乃至C6−アルキル、C3−乃至C9−アルコキ
シアルキルであり、 R3が、C1−乃至C6−アルキル、C3乃至C4−アルコキシ
であり、 R4が、C1−乃至C20−アルキルであるか、 または、R1からR4までの基の内の２個が窒素原子と一
緒に複素環基を形成し、この複素環基が４乃至５個の炭
素原子、１乃至２個の窒素原子および１個、２個または
３個の二重結合を含み、ここで炭素原子が場合によりC1
−乃至C4−アルキル基またはハロゲンで置換されてお
り、Ｚが酸基を意味しているものである。
水不溶性酸は、例えば脂肪族C5−C20−カルボン酸、
例えばモノカルボン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オク
タン酸、ノナン酸、デカン酸、２−エチルペンタン酸、
２−エチルヘキサン酸、２−エチルヘプタン酸、イソオ
クタン酸、イソノナン酸、バーサテイツク酸（強分枝モ
ノカルボン酸）またはジカルボン酸、例えばデカンジカ
ルボン酸等である。また安息香酸、またはＮ−シクロヘ
キシルジアゼニウムジオキシド（例えばその水溶性塩の
形）が、適している。２−エチル−ヘキサン酸が、特に
好適である。
例えばモノカルボン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オク
タン酸、ノナン酸、デカン酸、２−エチルペンタン酸、
２−エチルヘキサン酸、２−エチルヘプタン酸、イソオ
クタン酸、イソノナン酸、バーサテイツク酸（強分枝モ
ノカルボン酸）またはジカルボン酸、例えばデカンジカ
ルボン酸等である。また安息香酸、またはＮ−シクロヘ
キシルジアゼニウムジオキシド（例えばその水溶性塩の
形）が、適している。２−エチル−ヘキサン酸が、特に
好適である。
酸は、またその塩の形、例えばジメチルアルキルアミ
ン塩の形で、使用することができる。Ｎ−シクロヘキシ
ル−ジアゼニウムジオキシドの水溶性塩は、例えばカリ
ウム塩である。
ン塩の形で、使用することができる。Ｎ−シクロヘキシ
ル−ジアゼニウムジオキシドの水溶性塩は、例えばカリ
ウム塩である。
本発明木材防腐剤は、水と混溶性であり、水と透明な
溶液を生成し、通常の使用濃度（濃縮物当りで0.5乃至1
0.0重量％）においては約5.0乃至8.0、特に6.0乃至7.0
のpH−価を有している。
溶液を生成し、通常の使用濃度（濃縮物当りで0.5乃至1
0.0重量％）においては約5.0乃至8.0、特に6.0乃至7.0
のpH−価を有している。
本発明木材防腐剤（濃縮物）は、多少とも粘稠な液体
であり、その粘度は極性溶剤の添加により低下させるこ
とができる。極性溶剤としては、例えばジメチルホルム
アミド、ジエチルホルムアミド、Ｎ−メチルピロリド
ン、ジメチルスルホキシド、グリコール、ポリグリコー
ル、グリコール−エーテル、グリコールエーテルアセテ
ート、アルコール等が使用できる。
であり、その粘度は極性溶剤の添加により低下させるこ
とができる。極性溶剤としては、例えばジメチルホルム
アミド、ジエチルホルムアミド、Ｎ−メチルピロリド
ン、ジメチルスルホキシド、グリコール、ポリグリコー
ル、グリコール−エーテル、グリコールエーテルアセテ
ート、アルコール等が使用できる。
木材防腐濃縮剤は、一般に次の成分比率を有しており
（重量％）、すなわち 5.0乃至75.0％、特に30乃至50％ジメチルアルキルア
ミン（C6−C20） 5.0乃至75.0％、特に15乃至25％トリデモルフ（Tride
morph） またはフエンプロペモルフ（Fenpropemorph） 6.5乃至50.0％、特に10乃至75％乳化剤 2.5乃至30.0％、特に５乃至25％水不溶性カルボン酸
またはそれらの塩 ０乃至50.0％、特に４乃至30％溶剤であり、この合計
がそれぞれに100重量％となつている。さらに、例えば
乳化剤の市販品の形で含まれている、水を含むことがで
きる。
（重量％）、すなわち 5.0乃至75.0％、特に30乃至50％ジメチルアルキルア
ミン（C6−C20） 5.0乃至75.0％、特に15乃至25％トリデモルフ（Tride
morph） またはフエンプロペモルフ（Fenpropemorph） 6.5乃至50.0％、特に10乃至75％乳化剤 2.5乃至30.0％、特に５乃至25％水不溶性カルボン酸
またはそれらの塩 ０乃至50.0％、特に４乃至30％溶剤であり、この合計
がそれぞれに100重量％となつている。さらに、例えば
乳化剤の市販品の形で含まれている、水を含むことがで
きる。
さらに、例えば架橋剤、防食剤、染料および場合によ
り接着剤を加えることができる。
り接着剤を加えることができる。
木材防腐剤の効力範囲を改良するために、有機殺菌
剤、例えばフルメシクロツクス（Furmecyclox）、ベノ
ダニル（Benodanil）、２−（チオシアノメチルチオ）
ベンゾチアゾール、３−ヨード−２−プロピニルカーバ
メートまたは、有機殺虫剤例えばクロル−ピリホス、ペ
ルメトリン、リンデン等を含むことができる。
剤、例えばフルメシクロツクス（Furmecyclox）、ベノ
ダニル（Benodanil）、２−（チオシアノメチルチオ）
ベンゾチアゾール、３−ヨード−２−プロピニルカーバ
メートまたは、有機殺虫剤例えばクロル−ピリホス、ペ
ルメトリン、リンデン等を含むことができる。
塩基性を示す乳化剤、例えばエトキシル化アルキルア
ミンを使用する際には、例えば25％までの殺菌剤酸また
はその塩、例えば硼酸が組み入れられる。
ミンを使用する際には、例えば25％までの殺菌剤酸また
はその塩、例えば硼酸が組み入れられる。
木材の防腐予防のための適用は、木材の危険状態に応
じて、例えばそれぞれ次のように処理することができ
る： ａ） 水溶液で木材を噴霧する ｂ） 木材を水溶液中に浸漬する ｃ） 圧差を利用して木材中に含浸させる。例えば、含
浸槽中での圧入または減圧にしてからの含浸 ｄ） 木材へ塗布する 木材の二次製品、例えば木版、パルプおよびそのほか
の加工製品またはセルロース含有製品等で真菌類の感染
を受け易い製品、例えば製紙用中間材料、木質化１年生
植物（セイヨウアブラナ）等が、本発明防腐剤の適用対
象となつている。
じて、例えばそれぞれ次のように処理することができ
る： ａ） 水溶液で木材を噴霧する ｂ） 木材を水溶液中に浸漬する ｃ） 圧差を利用して木材中に含浸させる。例えば、含
浸槽中での圧入または減圧にしてからの含浸 ｄ） 木材へ塗布する 木材の二次製品、例えば木版、パルプおよびそのほか
の加工製品またはセルロース含有製品等で真菌類の感染
を受け易い製品、例えば製紙用中間材料、木質化１年生
植物（セイヨウアブラナ）等が、本発明防腐剤の適用対
象となつている。
本発明防腐剤の木材保護の範囲における効力は、例え
ば以下の真菌類に対して有効である： ａ） 糸状菌（例えばクロカビAspergillus niger） ｂ） 土壌菌（例えばセトミウムグロボスムChaetomium
globosum） ｃ） 青かび菌（例えばプルラリアプルランスPullular
ia pullulans） ｄ） 木材腐朽坦子菌（例えばセルプララクリマンスSe
rpula lacrymans） 本発明木材防腐剤は、非常に優れた殺菌活性を有して
おり、以下の試験から明らかである： （実施例） 試験用には、新鮮な松材片が200×50×15mm寸法で使
用され、これは試験開始まで凍結保存されていた。
ば以下の真菌類に対して有効である： ａ） 糸状菌（例えばクロカビAspergillus niger） ｂ） 土壌菌（例えばセトミウムグロボスムChaetomium
globosum） ｃ） 青かび菌（例えばプルラリアプルランスPullular
ia pullulans） ｄ） 木材腐朽坦子菌（例えばセルプララクリマンスSe
rpula lacrymans） 本発明木材防腐剤は、非常に優れた殺菌活性を有して
おり、以下の試験から明らかである： （実施例） 試験用には、新鮮な松材片が200×50×15mm寸法で使
用され、これは試験開始まで凍結保存されていた。
凍結融解（約６時間）後に、試験材が溶液中に約10秒
間浸漬され、しずくを切るために傾斜して置かれ、約24
時間屋根の下で中間保存された後で、通常の気象条件下
で試験場に組みこまれた。個々の試験溶液について、そ
れぞれに10個の試験材料片が上述の方法で浸漬含浸され
た。含浸のないコントロールの試験材料片は、純水に浸
漬された。
間浸漬され、しずくを切るために傾斜して置かれ、約24
時間屋根の下で中間保存された後で、通常の気象条件下
で試験場に組みこまれた。個々の試験溶液について、そ
れぞれに10個の試験材料片が上述の方法で浸漬含浸され
た。含浸のないコントロールの試験材料片は、純水に浸
漬された。
試験場としては、試験材料片を置く場所の前の芝生が
短かくかられた場所が選ばれた。試験材料片は、芝生上
約1cmの高さにあるプラスチツクレール２個の上に置か
れた。
短かくかられた場所が選ばれた。試験材料片は、芝生上
約1cmの高さにあるプラスチツクレール２個の上に置か
れた。
屋外の天候（雨）に暴露された試験材料片が、２か月
（８月/9月）後に試験された。
（８月/9月）後に試験された。
殺菌剤の効力は、木材表面に表われてくる変色および
変化を基礎にして、以下の４種類の範ちゆうに従つて分
類された： ０ 真菌発育なし ＋ 軽度の表面点状発育 ＋＋ 強度の表面点状発育 ＋＋＋ 大面積から表面全部までの発育 比較例 Ａ 50.0％ジメチルアルキルアミン（C12/C14−アルキ
ル） 17.5％乳酸 20.0％1,2−プロピレングリコール 12.5％水 使用濃度 試験木材片の状態 （木材防腐濃縮物） ＝100％ 2.5％ ＋＋＋ 5.0％ ＋＋＋ 比較例 Ｂ 50％トリデモルフ（Tridemorph） 35％乳酸 ５％H2O 10％1,2−プロピレングリコール ４％溶液混濁状pH3.5 使用濃度 試験木材片の状態 ２％ ＋＋＋ ４％ ＋＋＋ 比較例 Ｃ 80％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド （C12約40％、C14約50％、C16約10％） 20％水 使用濃度 試験木材片の状態 5.0％ ＋＋＋ 比較例 Ｄ 50％ジメチルジアルキルアンモニウムクロリド（C10
約90％） 50％水 使用濃度 試験木材片の状態 ２％ ＋＋＋ ４％ 約50％＋＋＋、約50％＋＋ 本発明方法実施例 実施例 １ 30％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 25％エトキシル化ココヤシ脂肪族アミン（密度:50℃
で0.96g/cm3） 25％２−エチルヘキサン酸 実施例 ２ 30％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％フエンプロペモルフ（Fenpropemorph） 25％エトキシル化ココヤシ脂肪族アミン 25％２−エチルヘキサン酸 実施例 ３ 29％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド （C12約40％、C14約50％、C16約10％） ６％H2O 50％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％２−エチルヘキサン酸 実施例 ４ 24％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド （C12約40％、C14約50％、C16約10％） ６％H2O 30％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 20％２−エチルヘキサン酸 実施例 ５ 30％ジメチルアルキルアミン 20％トリデモルフ（Tridemorph） 20％安息香酸 ５％1,2−プロピレングリコール 25％エトキシル化ココヤシ脂肪族アミン 実施例 ６ 25％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド
（C10約90％） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 10％２−エチルヘキサン酸 35％水 実施例 ７ 25％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド
（C10約90％） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 10％Ｎ−シクロヘキシルジアゼニウムジオキシドカリ
ウム塩 45％水
変化を基礎にして、以下の４種類の範ちゆうに従つて分
類された： ０ 真菌発育なし ＋ 軽度の表面点状発育 ＋＋ 強度の表面点状発育 ＋＋＋ 大面積から表面全部までの発育 比較例 Ａ 50.0％ジメチルアルキルアミン（C12/C14−アルキ
ル） 17.5％乳酸 20.0％1,2−プロピレングリコール 12.5％水 使用濃度 試験木材片の状態 （木材防腐濃縮物） ＝100％ 2.5％ ＋＋＋ 5.0％ ＋＋＋ 比較例 Ｂ 50％トリデモルフ（Tridemorph） 35％乳酸 ５％H2O 10％1,2−プロピレングリコール ４％溶液混濁状pH3.5 使用濃度 試験木材片の状態 ２％ ＋＋＋ ４％ ＋＋＋ 比較例 Ｃ 80％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド （C12約40％、C14約50％、C16約10％） 20％水 使用濃度 試験木材片の状態 5.0％ ＋＋＋ 比較例 Ｄ 50％ジメチルジアルキルアンモニウムクロリド（C10
約90％） 50％水 使用濃度 試験木材片の状態 ２％ ＋＋＋ ４％ 約50％＋＋＋、約50％＋＋ 本発明方法実施例 実施例 １ 30％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 25％エトキシル化ココヤシ脂肪族アミン（密度:50℃
で0.96g/cm3） 25％２−エチルヘキサン酸 実施例 ２ 30％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％フエンプロペモルフ（Fenpropemorph） 25％エトキシル化ココヤシ脂肪族アミン 25％２−エチルヘキサン酸 実施例 ３ 29％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド （C12約40％、C14約50％、C16約10％） ６％H2O 50％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％２−エチルヘキサン酸 実施例 ４ 24％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド （C12約40％、C14約50％、C16約10％） ６％H2O 30％ジメチルアルキルアミン（C12/C14） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 20％２−エチルヘキサン酸 実施例 ５ 30％ジメチルアルキルアミン 20％トリデモルフ（Tridemorph） 20％安息香酸 ５％1,2−プロピレングリコール 25％エトキシル化ココヤシ脂肪族アミン 実施例 ６ 25％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド
（C10約90％） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 10％２−エチルヘキサン酸 35％水 実施例 ７ 25％ジメチルアルキルベンジルアンモニウムクロリド
（C10約90％） 20％トリデモルフ（Tridemorph） 10％Ｎ−シクロヘキシルジアゼニウムジオキシドカリ
ウム塩 45％水
Claims (2)
- 【請求項１】ａ） ジメチルアルキルアミン、Ｎ−トリ
デシル−2,6−ジメチルモルホリンおよび４−（３−
（パラ−３級ブチル−フェニル）−２−メチル−プロピ
ル）−2,6−シス−ジメチル−モルホリンのうちのいず
れか１種、またはそれらの２種以上の混合物、 ｂ） 乳化剤および ｃ） 水不溶性酸またはその塩 を含むことを特徴とするアミンをベースとする木材防腐
剤。 - 【請求項２】木材を請求項（１）記載の木材防腐剤で処
理することを特徴とする木材の真菌類に対する予防処理
法。
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