JP2738504B2 - タイムアウト監視装置 - Google Patents

タイムアウト監視装置

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JP2738504B2
JP2738504B2 JP17146794A JP17146794A JP2738504B2 JP 2738504 B2 JP2738504 B2 JP 2738504B2 JP 17146794 A JP17146794 A JP 17146794A JP 17146794 A JP17146794 A JP 17146794A JP 2738504 B2 JP2738504 B2 JP 2738504B2
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暢也 荒川
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健 田中
重彦 牛島
克誌 則武
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイムアウト監視装置
に関し、例えば、B(広帯域)−ISDNにおけるAT
M通信システムなどに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、B−ISDNの技術開発が盛んに
行われている。このB−ISDNにおいて、一般に、非
同期に入力されるメッセージを送受信する際に、先頭メ
ッセージから最終メッセージまでの最大時間が規定され
ている場合、その規定時間内にメッセージが入力されな
いときには、そのメッセージを無効にする必要がある。
【0003】このように、『規定時間内にメッセージが
入力されないことをタイムアウトと呼ぶ』ものとする。
【0004】例えば、ATM(Asynchronou
s Transfer Mode:非同期転送モード)
の通信網では、複数の種類の可変長のメッセージを取り
扱う。そして、ATM通信網において、そのメッセージ
は固定長のパケット(セル)に分割される。このセルに
は次のような4つの種類がある。
【0005】1.先頭セル(BOM):メッセージの先
頭に値するセル 2.中間セル(COM):メッセージの中間に値するセ
ル 3.最終セル(EOM):メッセージの最終に値するセ
ル 4.単独セル(SSM):メッセージが1セルのみのセ
ル そして、同じメッセージは、セルのヘッダ部分の方路情
報(仮想パス識別子VPI、仮想チャネル識別子VC
I、多重識別子MID)が等しい。この場合も、全ての
メッセージに共通な先頭セルから最終セルの最大時間が
規定されているため、タイムアウト監視が必要になって
くる。
【0006】どのメッセージに対しても先頭セル(BO
M)が入力されてから最終セル(EOM)が入力される
までの最大時間(Tm)に規定されているため、Tmを
越えて入力されたセルは、無効扱いとする必要がある。
【0007】このような技術については、例えば、文
献:『B−ISDN絵とき読本』監修者 秋山 稔、発
行オーム社、ページ107〜112などにも解説されて
いる。
【0008】そして、このような処理を行う処理装置の
概略機能構成の一例を図2に示している。また、この装
置の概略の処理フローチャートの一例を図3に示してい
る。
【0009】図2のように、この装置は各メッセージご
とのタイマカウンタ23〜25と制御部22と通過廃棄
処理部21とから構成される。これらのタイマカウンタ
23〜25は制御部22からリセット指示があると、カ
ウンタ値を0にし、単位時間毎にカウンタ値をTm+1
までインクリメントしていく。制御部22には、セル出
力処理(入力セルをそのまま出力、入力セルをセル廃棄
指示によって、アイドルセルに変換して出力する処理)
とカウンタリセット指示の2つの処理が存在するもので
ある。
【0010】また、図3に従って処理を説明すると、先
ず入力セルが到着すると有効セルか否かを判断し(S3
1)、有効セルでなければ入力セルをそのまま出力す
る。そして、有効セルであれば単独セル(SSM)かを
判断し(S32)、単独セル(SSM)であれば入力セ
ルをそのまま出力する。次に先頭セル(BOM)かを判
断し(S33)、先頭セル(BOM)であれば方路情報
に対応するタイマカウンタに対し、リセット指示を出す
(S34)。そして、入力セルをそのまま出力する。
【0011】尚、全てのカウンタは、定期的にカウント
アップし、Tm+1の値になるとその状態で止まるもの
とする。
【0012】また、上述のS33で先頭セル(BOM)
でないと判断されれば方路情報に対応するカウンタ値が
Tm+1と等しい値であるかを調べる(S35〜S3
6)。そして、等しい値であれば、このセルはタイムア
ウトであるため、廃棄される(S37)。この廃棄によ
って、入力セルをアイドルセルに変換して出力する。T
m+1より小さい値であれば、入力セルをそのまま出力
する。
【0013】以上のようにしてタイムアウト監視を行う
ものであった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような方法でタイムアウト監視を行うと、方路数に応じ
た数のカウンタが必要となり、方路数が増加すると、装
置のハードウェア規模が非常に大きくなり、軽薄短小な
装置を実現する上で障害となっていた。
【0015】従って、非常に効率的な構成でタイムアウ
ト監視を行い得る仕組みの提供が要請されていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)そこで、第1の発
明のタイムアウト監視装置は、監視対象(例えば、方
路、端末装置、ホスト装置、伝送路、仮想パスなど)に
対するメッセージ(データを含む。)又は信号(例え
ば、制御信号、状態信号など)のタイムアウトを監視す
るタイムアウト監視装置において、監視対象に対するメ
ッセージの入力又は信号の入力を検出する入力検出手段
と、所定単位時間を1周期としてカウント値が巡回的に
計数されるタイマカウンタとを備える。
【0017】更に、入力検出手段によりメッセージの入
力又は信号の入力が検出されるたび、当該入力が検出さ
れた時点におけるタイマカウンタのカウント値を、当該
メッセージ又は信号に対応する監視対象についてのタイ
ムアウト値として取り込むタイムアウト値取込手段と、
タイムアウト値取込手段によりタイムアウト値が取り込
まれるたび、当該タイムアウト値をその監視対象と共に
記憶する一方、検索条件の入力があった場合には、当該
検索条件に合致するタイムアウト値の存在を全範囲を対
象とした一括検索により求め出力する連想メモリと、一
定時間ごと、各時点におけるタイマカウンタのカウント
値を連想メモリに検索条件として与え、その検索結果よ
り当該カウント値に一致するタイムアウト値の存在が判
明した場合、当該タイムアウト値に対応する監視対象は
タイムアウトしたものと判定するタイムアウト判定手段
とを備えることで、上述の課題を解決するものである。
【0018】(2)また、第2の発明のタイムアウト監
視装置は、監視対象に対するメッセージ又は信号のタイ
ムアウトを監視するタイムアウト監視装置において、監
視対象に対するメッセージの入力又は信号の入力を検出
する入力検出手段と、所定単位時間を1周期としてカウ
ント値が巡回的に計数されるタイマカウンタとを備え
る。ここまでは、上述の第1の発明の構成と同じであ
る。
【0019】更に、特徴的には、各監視対象それぞれに
ついてのタイムアウト時間を記憶したタイムアウト時間
保持テーブルと、入力検出手段によりメッセージの入力
又は信号の入力が検出されるたび、当該入力が検出され
た時点におけるタイマカウンタのカウント値とタイムア
ウト時間保持テーブルに保持されているタイムアウト時
間とによって与えられる値を、当該メッセージ又は信号
に対応する監視対象についてのタイムアウト値として取
り込むタイムアウト値取込手段と、タイムアウト値取込
手段によりタイムアウト値が取り込まれるたび、当該タ
イムアウト値をその監視対象と共に記憶する一方、検索
条件の入力があった場合には、当該検索条件に合致する
タイムアウト値の存在を全範囲を対象とした一括検索に
より求め出力する連想メモリと、一定時間ごと、各時点
におけるタイマカウンタのカウント値を連想メモリに検
索条件として与え、その検索結果より当該カウント値に
一致するタイムアウト値の存在が判明した場合、当該タ
イムアウト値に対応する監視対象はタイムアウトしたも
のと判定するタイムアウト判定手段とを備えることで
も、上述の課題を尚一層解決し得るものである。
【0020】尚、上述の第1及び第2の発明における連
想メモリとしては、例えば、内容アドレスメモリ(Co
ntent Addressable Memory:
CAM)、データアドレスメモリ(Data Addr
essed Memory)、探索メモリ(Searc
h Memory)などが想定される。
【0021】
【作用】そして、上述の(1)の構成において、タイマ
カウンタは、例えば、カウンタの最大値がタイムアウト
時間になるもので、しかも巡回的にカウントするもので
ある。そして、連想メモリはメッセージ又は信号に対す
る監視対象(例えば、方路情報など)ごとのタイムアウ
トを判断するためのタイムアウト値(タイムカウンタ
値)を記憶しているので、当該連想メモリに、現タイマ
カウンタ値を一定時間ごと与えて一括検索することによ
り、各監視対象ごとのタイムアウトを監視する。
【0022】つまり、タイマカウンタは、そのカウント
最大値がタイムアウト時間であり、巡回してカウントア
ップするため、次にこのカウンタが同じ値になるとき
は、タイムアウトと判断することができる。
【0023】このような仕組みであることから、従来の
ように監視対象(例えば、方路数など)に応じた数のカ
ウンタが必要とならず、タイムアウト監視するメッセー
ジ又は信号の監視対象(例えば、方路数など)が増加し
ても、装置のハードウェア規模が非常に大きくなること
がない。
【0024】また、上述の(2)の構成において、タイ
ムアウト時間保持テーブルは、各監視対象(例えば、方
路情報など)に対応するタイムアウト時間を登録してい
る。そして、連想メモリは、このタイムアウト時間とメ
ッセージ又は信号が入力された時点におけるタイムカウ
ンタのカウント値とで定まる値をタイムアウト値として
記憶しているので、当該連想メモリに、現タイマカウン
ト値を一定時間ごと与えて一括検索することにより、各
監視対象ごとのタイムアウトを監視する。
【0025】
【0026】このような仕組みであることから、監視対
象(例えば、方路情報など)毎に異なるタイムアウト時
間で監視(管理)することができるものであり、よりき
め細かくタイムアウトを監視することに適するものと考
えられる。そして、従来のように監視対象(例えば、方
路数など)に応じた数のカウンタが必要とならず、タイ
ムアウト監視するメッセージ又は信号の監視対象(例え
ば、方路数など)が増加しても、装置のハードウェア規
模が非常に大きくなることがない。
【0027】
【0028】
【実施例】次にこの発明の好適な実施例を図面を用いて
説明する。『基本的な構成』:そこで、この実施例で
は、『一定間隔でアップする1つのタイマカウンタと方
路情報ごとのタイムアウトを示すタイムカウンタ値(タ
イムアウト値)を記憶する連想メモリによって構成さ
れ、現タイマカウンタ値と各方路情報ごとのタイムアウ
ト時刻を連想メモリを使って比較することで小規模なハ
ードウェア構成でタイムアウト監視を行う』ことができ
るタイムアウト監視装置を実現するものである。
【0029】そこで、この一実施例では、『固定タイム
アウト値によってタイムアウト監視を行い得るように構
成する』ものである。
【0030】(タイムアウト監視装置の構成): 図
1は、この一実施例のタイムアウト監視装置の機能構成
図である。この図1において、タイムアウト監視装置
は、通過廃棄処理部1とタイムアウト値管理連想メモリ
(TCAM)2と、タイマ制御部3と、タイマカウンタ
4とから構成されている。
【0031】この図1において、通過廃棄処理部1で
は、単独セル(SSM)、先頭セル(BOM)、中間セ
ル(COM)、最終セル(EOM)などを判別し、この
判別に従って、タイムアウト値管理連想メモリ(TCA
M)2とタイマ制御部3に指示を出す。
【0032】そして、タイムアウト値管理連想メモリ
(TCAM)2は、アドレスに対するデータとバリッド
タグ(validtag:このデータが今、有効かどう
かを示すもの)の登録、読出しを行うことができる。ま
た、検索データがそのタイムアウト値管理連想メモリ
(TCAM)2内に登録されているかを検索し、一致し
たデータがあれば、そのデータが登録されている部分の
アドレスを外部に送出する機能を有するものである。
【0033】そして、タイマ制御部3では、通過廃棄処
理部1からの指示によって、現在のタイマカウンタ値を
送出したり、一定時間ごとに現タイマカウンタ値でタイ
ムアウト値管理連想メモリ(TCAM)2を検索し、一
致した場合、タイムアウト値管理連想メモリ(TCA
M)2の該当アドレスのメモリデータの廃棄bit(バ
リッドタグを利用している。)をクリアする。つまり、
バリッドタグに1を登録するものである。
【0034】そして、図1のタイマカウンタ4は、カウ
ンタの最大値がタイムアウト時間になる巡回的にカウン
トするアップ(up)カウンタである。
【0035】図4は、タイムアウト値管理連想メモリ
(TCMA)2のメモリマップの説明図である。この図
4において、アドレス0〜ZZZの内、例えば、アドレ
スXXXにデータとして、通過又は廃棄ビットをバリッ
ドタグを利用して設定する。例えば、通過のときには、
1を設定し、廃棄のときには0を設定する。更に、アド
レスXXXには、通過又は廃棄ビットの他、タイムアウ
ト値をデータとして設定するものである。
【0036】図5はこの一実施例の流れて来るセルの通
過/廃棄処理を行うセル処理フローチャートである。図
6はこの一実施例のタイマカウンタ4のタイムアップ、
タイムアウト検出、廃棄登録を行うタイマコントロール
処理フローチャートである。
【0037】(セル処理動作): 図5において、先
ずこの装置内にセルが入力されると、単独セル(SS
M)又はアイドルセルか否かを判断する(S51)。次
に単独セル(SSM)又はアイドルセルであれば、タイ
ムアウト監視には、関係ないものであるので、そのまま
通過させる。
【0038】次に、先頭セル(BOM)か否かを判断す
る(S52)。そして、先頭セル(BOM)だった場合
には、タイマ制御部3に現タイマカウンタ値の読出し要
求を発行する。タイマ制御部3では、タイマカウンタ4
から現タイマカウンタ値を読み出す。そして、読み出さ
れた現タイマカウンタ値がタイムアウト値となる。なぜ
ならば、タイマカウンタ4は、そのカウント最大値がタ
イムアウト時間であり、かつ、巡回してカウントアップ
するため、次にカウントが同じ値になる時、タイムアウ
トとなるためである。
【0039】次に、その読み出された現タイマカウンタ
値は、方路情報をアドレスとし、データ入力をバリッド
タグ(値は1)と現タイマカウンタ値として、タイムア
ウト値管理連想メモリ(TCAM)2に登録する。即ち
タイマセットする(S53)。
【0040】また、一方、S52において、先頭セル
(BOM)でなかった場合、つまり、中間セル(CO
M)又は最終セル(EOM)の場合には、廃棄通過処理
部1では、方路情報をアドレスとしてタイムアウト値管
理連想メモリ(TCAM)2からデータを読み出す(S
54)。そして、その中の廃棄ビット(バリッドタグを
利用している。)を参照する。
【0041】この廃棄ビットが0か1かを確認し(S5
5)、廃棄ビットが0だった場合には、タイムアウトと
判断して通過廃棄処理部1では、そのセルを廃棄するも
のである(S56)。
【0042】以上のような処理をセルが到着するごとに
繰り返すものである。
【0043】(タイマコントロール処理動作): 図
6において、先ずタイマカウンタ4を1つアップさせる
(S61)。次にタイマ制御部3がタイムアウト値管理
連想メモリ(TCAM)2にデータ入力(検索データ)
として現タイマカウンタ値を入力し、現在のタイマカウ
ンタと同じ値が登録されているかどうか検索する(検索
要求信号を使用する。)(S62)。
【0044】ここで、登録されていた場合には、登録さ
れている部分の一致アドレスがタイムアウト値管理連想
メモリ(TCAM)2から出力され、タイマ制御部3
は、タイムアウト値管理連想メモリ(TCAM)2内の
一致アドレスに登録されているデータ内の廃棄ビットを
0にする(S63)。つまり、タイムアウトにするもの
である。
【0045】以上のような処理を一定時間間隔で繰り返
し行うものである。
【0046】そして、以上のような2つの処理を行うこ
とによって、タイムアウト監視を行うものである。
【0047】(一実施例の効果): 以上の一実施例の
タイムアウト監視装置によれば、当該装置を、一定間隔
カウントアップする1つのタイマカウンタ3と、タイ
マ制御部3と、方路情報ごとのタイムアウトを示すタイ
ムカウンタ値(タイムアウト値)を記憶するタイムアウ
ト値管理連想メモリ(TCAM)2とによって構成
現タイマカウント値に一致するタイムアウト値をもつ方
路情報があるか否かをタイムアウト値管理連想メモリ
(TCAM)2を使って一括検索することとした(S6
2)ので、従来に比べ小規模のハードウェア構成でタイ
ムアウトの監視が可能になる。また、この装置は、ある
時刻からタイムアウトを検出(監視)するものであれ
ば、どのような構成にも適用可能と考えられる。
【0048】(他の実施例): (1)また、上述の
タイマ制御部3を図7に示すタイマ制御部3Aに示す構
成にする。つまり、『タイマ制御部3Aに方路情報に対
応するタイムアウト時間の登録してあるテーブル3A1
を備える。そして、更に現タイマカウンタ値とタイムア
ウト時間を加算する演算器3A2を設けることも更に好
ましい。』そして、タイマカウンタ4をカウンタ値の最
大が一番大きなタイムアウト時間より十分に大きなもの
となるように構成したものである。
【0049】このように構成することで、上述の一実施
例の図5のステップS53のタイムアウト値管理連想メ
モリ(TCAM)2に現タイマカウンタ値の代わりに、
現タイマカウンタ値と方路情報より引いてきたタイムア
ウト時間を足した(加算した)ものを登録するものであ
る。
【0050】このようにすることで『方路情報ごとに異
なるタイムアウト時間を管理することができるものであ
り、よりきめ細かくタイムアウトを監視することに適す
るものと考えられる。』 (2)また、尚、以上の実施例において、セル処理フロ
ーとタイマコントロール処理との2つの処理は、並列に
行うことも可能であるが、セル処理内の必ず行う処理と
して位置づけることも好ましい。
【0051】(3)更に、タイムアウト監視の対象は、
セルに限らず、パケットなどであっても適用することが
できる。
【0052】(4)更にまた、上述のタイムアウト値管
理連想メモリ(TCAM)2は、内容アドレスメモリ
や、データアドレスメモリや、探索メモリなどを使用す
ることで同様な機能を実現することもできるものと考え
られる。
【0053】(5)また、上述の実施例ではセルによる
メッセージを監視しタイムアウト監視するものであった
が、他に例えば、ホスト装置に複数の端末が接続される
システムにおいて、ホスト装置にアクセスしている状態
で、ある一定時間、端末からキー入力によるデータ伝送
が行われなかった場合に、ホスト装置がタイムアウトと
判断して端末との接続を自動的に切り離す、即ち、アク
セス状態から解除するシステムの実現へも適用すること
ができる。
【0054】(6)更に、メッセージ(データも含まれ
る。)を監視するだけでなく、簡単な制御信号、例え
ば、オン、オフ制御信号や、状態信号などを端末からホ
スト装置に送信するような状態を監視し、タイムアウト
監視することも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上述べた様に第1の発明のタイムアウ
ト監視装置は、監視対象に対するメッセージの入力又は
信号の入力を検出する入力検出手段と、所定単位時間を
1周期としてカウント値が巡回的に計数されるタイマカ
ウンタと、入力検出手段によりメッセージの入力又は信
号の入力が検出されるたび、当該入力が検出された時点
におけるタイマカウンタのカウント値を、当該メッセー
ジ又は信号に対応する監視対象についてのタイムアウト
値として取り込むタイムアウト値取込手段と、タイムア
ウト値取込手段によりタイムアウト値が取り込まれるた
び、当該タイムアウト値をその監視対象と共に記憶する
一方、検索条件の入力があった場合には、当該検索条件
に合致するタイムアウト値の存在を全範囲を対象とした
一括検索により求め出力する連想メモリと、一定時間ご
と、各時点におけるタイマカウンタのカウント値を連想
メモリに検索条件として与え、その検索結果より当該カ
ウント値に一致するタイムアウト値の存在が判明した場
合、当該タイムアウト値に対応する監視対象はタイムア
ウトしたものと判定するタイムアウト判定手段とを備え
て構成したものである。
【0056】このような構成であることから、従来のよ
うに監視対象数に応じた数のカウンタが必要とならず、
タイムアウト監視するメッセージ又は信号の監視対象数
が増加しても、装置のハードウェア規模が非常に大きく
なることがなく、非常に効率的な構成でタイムアウト監
視を行うことができる。
【0057】また、第2の発明のタイムアウト監視装置
は、監視対象に対するメッセージの入力又は信号の入力
を検出する入力検出手段と、所定単位時間を1周期とし
てカウント値が巡回的に計数されるタイマカウンタと、
各監視対象それぞれについてのタイムアウト時間を記憶
したタイムアウト時間保持テーブルと、入力検出手段に
よりメッセージの入力又は信号の入力が検出されるた
び、当該入力が検出された時点におけるタイマカウンタ
のカウント値とタイムアウト時間保持テーブルに保持さ
れているタイムアウト時間とによって与えられる値を、
当該メッセージ又は信号に対応する監視対象についての
タイムアウト値として取り込むタイムアウト値取込手段
と、タイムアウト値取込手段によりタイムアウト値が取
り込まれるたび、当該タイムアウト値をその監視対象と
共に記憶する一方、検索条件の入力があった場合には、
当該検索条件に合致するタイムアウト値の存在を全範囲
を対象とした一括検索により求め出力する連想メモリ
と、一定時間ごと、各時点におけるタイマカウンタのカ
ウント値を連想メモリに検索条件として与え、その検索
結果より当該カウント値に一致するタイムアウト値の存
在が判明した場合、当該タイムアウト値に対応する監視
対象はタイムアウトしたものと判定するタイムアウト判
定手段とを備えたものである。
【0058】このような構成であることから、監視対象
ごとに異なるタイムアウト時間で監視することができる
ものであり、そして、よりきめ細かくタイムアウトを監
視することに適するものと考えられる。
【0059】そして、従来のように監視対象数に応じた
数のカウンタが必要とならず、タイムアウト監視するメ
ッセージ又は信号の監視対象数が増加しても、装置のハ
ードウェア規模が非常に大きくなることがなく、非常に
効率的な構成でタイムアウト監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のタイムアウト監視装置の
機能構成図である。
【図2】従来例の処理装置の機能構成図である。
【図3】従来例の処理フローチャートである。
【図4】一実施例のタイムアウト値管理連想メモリ(T
CMA)のメモリマップの説明図である。
【図5】一実施例のセル処理フローチャートである。
【図6】一実施例のタイムコントロール処理フローチャ
ートである。
【図7】他の実施例のタイムアウト監視装置の機能構成
図である。
【符号の説明】
1…通過廃棄処理部、2…タイムアウト値管理連想メモ
リ(TCAM)、3…タイマ制御部、4…タイマカウン
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸野 訓明 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 田中 健 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 牛島 重彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 則武 克誌 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−336351(JP,A) 特開 平6−152686(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象に対するメッセージ又は信号の
    タイムアウトを監視するタイムアウト監視装置におい
    て、 監視対象に対するメッセージの入力又は信号の入力を検
    出する入力検出手段と、 所定単位時間を1周期としてカウント値が巡回的に計数
    されるタイマカウンタと、 上記入力検出手段によりメッセージの入力又は信号の入
    力が検出されるたび、当該入力が検出された時点におけ
    る上記タイマカウンタのカウント値を、当該メッセージ
    又は信号に対応する監視対象についてのタイムアウト値
    として取り込むタイムアウト値取込手段と、 上記タイムアウト値取込手段によりタイムアウト値が取
    り込まれるたび、当該タイムアウト値をその監視対象と
    共に記憶する一方、検索条件の入力があった場合には、
    当該検索条件に合致するタイムアウト値の存在を全範囲
    を対象とした一括検索により求め出力する連想メモリ
    と、 一定時間ごと、各時点における上記タイマカウンタのカ
    ウント値を上記連想メモリに検索条件として与え、その
    検索結果より当該カウント値に一致するタイムアウト値
    の存在が判明した場合、当該タイムアウト値に対応する
    監視対象はタイムアウトしたものと判定するタイムアウ
    ト判定手段とを備える ことを特徴とするタイムアウト監
    視装置。
  2. 【請求項2】 監視対象に対するメッセージ又は信号の
    タイムアウトを監視するタイムアウト監視装置におい
    て、 監視対象に対するメッセージの入力又は信号の入力を検
    出する入力検出手段と、 所定単位時間を1周期としてカウント値が巡回的に計数
    されるタイマカウンタと、 上記各監視対象それぞれについてのタイムアウト時間を
    記憶したタイムアウト時間保持テーブルと、 上記入力検出手段によりメッセージの入力又は信号の入
    力が検出されるたび、 当該入力が検出された時点におけ
    る上記タイマカウンタのカウント値と上記タイムアウト
    時間保持テーブルに保持されているタイムアウト時間と
    によって与えられる値を、当該メッセージ又は信号に対
    応する監視対象についてのタイムアウト値として取り込
    むタイムアウト値取込手段と、 上記タイムアウト値取込手段によりタイムアウト値が取
    り込まれるたび、当該タイムアウト値をその監視対象と
    共に記憶する一方、検索条件の入力があった場合には、
    当該検索条件に合致するタイムアウト値の存在を全範囲
    を対象とした一括検索により求め出力する連想メモリ
    と、 一定時間ごと、各時点における上記タイマカウンタのカ
    ウント値を上記連想メモリに検索条件として与え、その
    検索結果より当該カウント値に一致するタイムアウト値
    の存在が判明した場合、当該タイムアウト値に対応する
    監視対象はタイムアウトしたものと判定するタイムアウ
    ト判定手段と を備える ことを特徴とするタイムアウト監
    視装置。
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