JP2737450B2 - 移動棚 - Google Patents
移動棚Info
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- JP2737450B2 JP2737450B2 JP3138145A JP13814591A JP2737450B2 JP 2737450 B2 JP2737450 B2 JP 2737450B2 JP 3138145 A JP3138145 A JP 3138145A JP 13814591 A JP13814591 A JP 13814591A JP 2737450 B2 JP2737450 B2 JP 2737450B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower frame
- window
- shelf
- movable
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば倉庫内や工場
内に設置され、複数条のレールに車輪を介して支持案内
される移動棚、特にその支柱取り付け構造に関するもの
である。
内に設置され、複数条のレールに車輪を介して支持案内
される移動棚、特にその支柱取り付け構造に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の移動棚の支柱取り付け構造を図５
の支柱取り付け部を裏面から見た斜視図により説明す
る。
の支柱取り付け部を裏面から見た斜視図により説明す
る。
【０００３】図５において、31は一定経路上を移動自在
な移動棚のコの字状の下部フレームであり、上方に移動
棚の棚部（荷収納空間）が形成される。この下部フレー
ム31の上部31Ａには、縦支柱32に合致した貫通窓33が設
けられ、この貫通窓33の下方には、貫通窓33に差し込ま
れた縦支柱32を下部フレーム31とともに支持する補助材
34が固定される。この補助材34は、平板からなる対向し
た一対の側板34Ａと、Ｌ字状に折り曲げられた平板から
なる背面板の一部を兼用した底板34Ｂとから構成され
る。
な移動棚のコの字状の下部フレームであり、上方に移動
棚の棚部（荷収納空間）が形成される。この下部フレー
ム31の上部31Ａには、縦支柱32に合致した貫通窓33が設
けられ、この貫通窓33の下方には、貫通窓33に差し込ま
れた縦支柱32を下部フレーム31とともに支持する補助材
34が固定される。この補助材34は、平板からなる対向し
た一対の側板34Ａと、Ｌ字状に折り曲げられた平板から
なる背面板の一部を兼用した底板34Ｂとから構成され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の移動棚の
支柱取り付け構造によると、縦支柱32を差し込むだけの
構造であるため、縦支柱32と下部フレーム31の結合力が
不足し、よって図５に示すように横ビーム35を縦支柱32
の下部間に取り付ける必要があり、そのため縦支柱32に
取り付けられる最下段の棚位置が高くなってしまうとい
う問題があった。また、横ビーム35と補助材34の製作・
取り付けのため、コストがアップするという問題があっ
た。
支柱取り付け構造によると、縦支柱32を差し込むだけの
構造であるため、縦支柱32と下部フレーム31の結合力が
不足し、よって図５に示すように横ビーム35を縦支柱32
の下部間に取り付ける必要があり、そのため縦支柱32に
取り付けられる最下段の棚位置が高くなってしまうとい
う問題があった。また、横ビーム35と補助材34の製作・
取り付けのため、コストがアップするという問題があっ
た。
【０００５】本発明は上記問題を解決するものであり、
強度を失うことなく、安価に最下段の棚位置を低くでき
る支柱取り付け構造を備えた移動棚を提供することを目
的とするものである。
強度を失うことなく、安価に最下段の棚位置を低くでき
る支柱取り付け構造を備えた移動棚を提供することを目
的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の移動棚は、一定経路上を前後方向に移動自在
で、かつ前記前後方向の両端部に位置した一対の下部フ
レーム上に複数の荷収納空間を有す移動棚であって、前
記下部フレームをコの字状で下部の先端部を上方向に折
り曲げた平板から構成し、前記下部フレームの上部に、
一部前面部を切り欠いて前記荷収納空間を形成する縦支
柱に合致した貫通窓を設け、前記下部フレームの前面に
前記貫通窓のほぼ中心に沿って上下複数箇所に貫通孔を
設け、前記貫通窓から下部フレーム内に差し込まれた縦
支柱の下部を、前記下部フレームの先端部と貫通窓の２
カ所で支持し、下部フレームに前記貫通孔から挿入され
たボルトで固定したことを特徴とするものである。
に本発明の移動棚は、一定経路上を前後方向に移動自在
で、かつ前記前後方向の両端部に位置した一対の下部フ
レーム上に複数の荷収納空間を有す移動棚であって、前
記下部フレームをコの字状で下部の先端部を上方向に折
り曲げた平板から構成し、前記下部フレームの上部に、
一部前面部を切り欠いて前記荷収納空間を形成する縦支
柱に合致した貫通窓を設け、前記下部フレームの前面に
前記貫通窓のほぼ中心に沿って上下複数箇所に貫通孔を
設け、前記貫通窓から下部フレーム内に差し込まれた縦
支柱の下部を、前記下部フレームの先端部と貫通窓の２
カ所で支持し、下部フレームに前記貫通孔から挿入され
たボルトで固定したことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】上記本発明の構成によると、移動棚の縦支柱
は、下部フレームの上部に一部前面部を切り欠いて前記
縦支柱に合致して形成された下部フレームの貫通窓から
差し込まれ、その縦支柱の下部が、下部フレームの側面
と隙間なく合わせられ、前記下部フレームの先端部と前
記貫通窓の２カ所で支持され、下部フレームの前面の貫
通孔から挿入されたボルトにより下部フレームと固定さ
れる。
は、下部フレームの上部に一部前面部を切り欠いて前記
縦支柱に合致して形成された下部フレームの貫通窓から
差し込まれ、その縦支柱の下部が、下部フレームの側面
と隙間なく合わせられ、前記下部フレームの先端部と前
記貫通窓の２カ所で支持され、下部フレームの前面の貫
通孔から挿入されたボルトにより下部フレームと固定さ
れる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図２は本発明の一実施例を示す移動棚の側面
図、図３は同移動棚の平面図、図４は同移動棚のバンパ
ーを除いた正面図である。
明する。図２は本発明の一実施例を示す移動棚の側面
図、図３は同移動棚の平面図、図４は同移動棚のバンパ
ーを除いた正面図である。
【０００９】図２〜図４において、１は前後一対の固定
棚であり、これら固定棚１間に、固定棚間の前後方向に
往復移動自在な複数（実施例では５台）の移動棚２を配
設している。
棚であり、これら固定棚１間に、固定棚間の前後方向に
往復移動自在な複数（実施例では５台）の移動棚２を配
設している。
【００１０】各移動棚２は、左右両端の側下部フレーム
４にそれぞれ前後方向で２個のつば付き車輪５を有し、
また内側に位置する左右一対の中間下部フレーム６にそ
れぞれ前後方向で２個のつば無し車輪７を有する。そし
て床側に敷設したレール８，９上に車輪５，７を介して
載置するとともに、それぞれ搭載したモータ（走行駆動
装置）を、無端伝動体や車輪軸（いずれも図示せず）を
介してつば無し車輪７に連動連結することで、移動棚２
は一定経路10上において各別に移動自在となる。前記側
下部フレーム４と中間下部フレーム６は左右フレーム11
により一体化され、以って枠組状の下部フレーム体12を
構成する。また、左右フレーム11の移動方向正面側に
は、バンパー（図示せず）が取り付けられる。
４にそれぞれ前後方向で２個のつば付き車輪５を有し、
また内側に位置する左右一対の中間下部フレーム６にそ
れぞれ前後方向で２個のつば無し車輪７を有する。そし
て床側に敷設したレール８，９上に車輪５，７を介して
載置するとともに、それぞれ搭載したモータ（走行駆動
装置）を、無端伝動体や車輪軸（いずれも図示せず）を
介してつば無し車輪７に連動連結することで、移動棚２
は一定経路10上において各別に移動自在となる。前記側
下部フレーム４と中間下部フレーム６は左右フレーム11
により一体化され、以って枠組状の下部フレーム体12を
構成する。また、左右フレーム11の移動方向正面側に
は、バンパー（図示せず）が取り付けられる。
【００１１】上記下部フレーム体12の上部には、棚部13
が設けられる。この棚部13は、下部フレーム体12（左右
フレーム11）の４方（左右方向および前後方向）にそれ
ぞれ立設され、上下方向に複数の係止孔（図示せず）が
設けられた縦支柱14と、左右一対の縦支柱14に固定され
た左右一対の側面化粧板15と、縦支柱の上部に固定され
た天井板16と、縦支柱14の係止孔に水平状に係止される
複数（実施例では３個）の棚17によって構成される。そ
して、移動棚２の棚部13の棚17により、上下方向ならび
に左右方向に複数の荷収納空間18が形成される。
が設けられる。この棚部13は、下部フレーム体12（左右
フレーム11）の４方（左右方向および前後方向）にそれ
ぞれ立設され、上下方向に複数の係止孔（図示せず）が
設けられた縦支柱14と、左右一対の縦支柱14に固定され
た左右一対の側面化粧板15と、縦支柱の上部に固定され
た天井板16と、縦支柱14の係止孔に水平状に係止される
複数（実施例では３個）の棚17によって構成される。そ
して、移動棚２の棚部13の棚17により、上下方向ならび
に左右方向に複数の荷収納空間18が形成される。
【００１２】上記左右フレーム11と縦支柱14の取り付け
構造を図１の前面から見た斜視図により説明する。左右
フレーム11はコの字状で下部の先端部11Ａを上方向に折
り曲げた平板から構成され、この左右フレーム11の上部
11Ｂに一部前面部11Ｃ上端を切り欠いて縦支柱14に合致
した、一辺が前面部11Ｃに平行な四角形の貫通窓21が設
けられ、さらにこの貫通窓21の上下方向のほぼ中心に沿
って左右フレーム11の前面部11Ｃの上下２箇所に貫通孔
22が設けられる。縦支柱14の下部には貫通孔22に対向す
る位置にネジ孔23が切られており、貫通孔22から左右フ
レーム11内に差し込まれた縦支柱14は、左右フレーム11
の下部の先端部11Ａと貫通窓21の２箇所で支持され、左
右フレーム11の前面の貫通孔22に挿入されたボルト24が
ネジ孔23に固定されることで左右フレーム11に固定され
る。
構造を図１の前面から見た斜視図により説明する。左右
フレーム11はコの字状で下部の先端部11Ａを上方向に折
り曲げた平板から構成され、この左右フレーム11の上部
11Ｂに一部前面部11Ｃ上端を切り欠いて縦支柱14に合致
した、一辺が前面部11Ｃに平行な四角形の貫通窓21が設
けられ、さらにこの貫通窓21の上下方向のほぼ中心に沿
って左右フレーム11の前面部11Ｃの上下２箇所に貫通孔
22が設けられる。縦支柱14の下部には貫通孔22に対向す
る位置にネジ孔23が切られており、貫通孔22から左右フ
レーム11内に差し込まれた縦支柱14は、左右フレーム11
の下部の先端部11Ａと貫通窓21の２箇所で支持され、左
右フレーム11の前面の貫通孔22に挿入されたボルト24が
ネジ孔23に固定されることで左右フレーム11に固定され
る。
【００１３】上記支柱取り付け構造により、左右フレー
ム11と縦支柱14をボルト24によって強固に結合すること
ができる。そのため従来の横ビームと補助材を取り去る
ことができ、コストダウンを図ることができるととも
に、従来と比較して最下段の棚17の位置を低くでき、よ
って荷収納空間18の高さを高くすることができ、高さの
高い荷を収納できる。また前面にボルト24を取り付ける
ことにより、この左右フレーム11の前面に取り付けられ
るバンパーによってボルト24を隠すことができ、美観を
保つことができる。
ム11と縦支柱14をボルト24によって強固に結合すること
ができる。そのため従来の横ビームと補助材を取り去る
ことができ、コストダウンを図ることができるととも
に、従来と比較して最下段の棚17の位置を低くでき、よ
って荷収納空間18の高さを高くすることができ、高さの
高い荷を収納できる。また前面にボルト24を取り付ける
ことにより、この左右フレーム11の前面に取り付けられ
るバンパーによってボルト24を隠すことができ、美観を
保つことができる。
【００１４】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、移動棚の縦
支柱は、下部フレームの上部に一部前面部を切り欠いて
前記縦支柱に合致して形成された下部フレームの貫通窓
から差し込まれ、その縦支柱の下部が、下部フレームの
側面と隙間なく合わせられ、前記下部フレームの先端部
と前記貫通窓の２カ所で支持され、下部フレームの前面
からボルトで下部フレームと固定されることにより、縦
支柱と下部フレームを強固に固定でき、したがって従来
の横ビームと補助材を取り去ることができ、コストダウ
ンを図ることができるとともに、最下段の棚位置を低く
でき、よって荷収納空間の高さを高くすることができ、
高さの高い荷を収納できる。また前面にボルトを取り付
けることにより、この下部フレームの前面に取り付けら
れるバンパーによってボルトを隠すことができ、美観を
保つことができる。
支柱は、下部フレームの上部に一部前面部を切り欠いて
前記縦支柱に合致して形成された下部フレームの貫通窓
から差し込まれ、その縦支柱の下部が、下部フレームの
側面と隙間なく合わせられ、前記下部フレームの先端部
と前記貫通窓の２カ所で支持され、下部フレームの前面
からボルトで下部フレームと固定されることにより、縦
支柱と下部フレームを強固に固定でき、したがって従来
の横ビームと補助材を取り去ることができ、コストダウ
ンを図ることができるとともに、最下段の棚位置を低く
でき、よって荷収納空間の高さを高くすることができ、
高さの高い荷を収納できる。また前面にボルトを取り付
けることにより、この下部フレームの前面に取り付けら
れるバンパーによってボルトを隠すことができ、美観を
保つことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す移動棚の支柱取り付け
部の斜視図である。
部の斜視図である。
【図２】同移動棚の側面図である。
【図３】同移動棚の平面図である。
【図４】同移動棚の正面図である。
【図５】従来の移動棚の支柱取り付け部の斜視図であ
る。
る。
１ 固定棚 ２ 移動棚 10 一定経路 11 左右フレーム 12 下部フレーム体 14 縦支柱 17 棚 18 荷収納空間 21 貫通窓 22 貫通孔 23 ネジ孔 24 ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 一定経路上を前後方向に移動自在で、か
つ前記前後方向の両端部に位置した一対の下部フレーム
上に複数の荷収納空間を有す移動棚であって、前記下部フレームをコの字状で下部の先端部を上方向に
折り曲げた平板から構成し、 前記下部フレームの上部に、一部前面部を切り欠いて前
記荷収納空間を形成する縦支柱に合致した貫通窓を設
け、前記 下部フレームの前面に前記貫通窓のほぼ中心に沿っ
て上下複数箇所に貫通孔を設け、 前記貫通窓から下部フレーム内に差し込まれた縦支柱の
下部を、前記下部フレームの先端部と貫通窓の２カ所で
支持し、下部フレームに前記貫通孔から挿入されたボル
トで固定したことを特徴とする移動棚。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3138145A JP2737450B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 移動棚 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3138145A JP2737450B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 移動棚 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04361904A JPH04361904A (ja) | 1992-12-15 |
| JP2737450B2 true JP2737450B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=15215063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3138145A Expired - Fee Related JP2737450B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 移動棚 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2737450B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5648191Y2 (ja) * | 1978-04-17 | 1981-11-11 | ||
| JP3004106U (ja) * | 1994-03-17 | 1994-11-08 | 株式会社東芝 | ディスク媒体及びその記録再生装置 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3138145A patent/JP2737450B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04361904A (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |