JP2737252B2 - ゴム用可塑剤 - Google Patents
ゴム用可塑剤Info
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- JP2737252B2 JP2737252B2 JP13677089A JP13677089A JP2737252B2 JP 2737252 B2 JP2737252 B2 JP 2737252B2 JP 13677089 A JP13677089 A JP 13677089A JP 13677089 A JP13677089 A JP 13677089A JP 2737252 B2 JP2737252 B2 JP 2737252B2
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- acid
- rubber
- plasticizer
- glycol
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐寒性、低揮発性等物性のバランスを改良
した可塑剤、特にゴム用の可塑剤に係る。
した可塑剤、特にゴム用の可塑剤に係る。
[従来の技術] 従来、各種ゴム製品は、その低温柔軟性、低温衝撃性
等いわゆる耐寒性を向上させる目的で、ゴム自体の化学
的、物理的性質を改良することのできる樹脂等が配合さ
れている。また、ゴムタイヤの氷結路面の摩擦抵抗を向
上させるためにジオクチルセバケート、ジオクチルアジ
ペート、トリエチレングリコールまたはプロピレングリ
コールの脂肪酸エステル等のエステル化合物を配合した
タイヤトレッド用ゴム組成物の発明が特開昭60−137945
号公報、特開昭62−236840号公報に開示されている。
等いわゆる耐寒性を向上させる目的で、ゴム自体の化学
的、物理的性質を改良することのできる樹脂等が配合さ
れている。また、ゴムタイヤの氷結路面の摩擦抵抗を向
上させるためにジオクチルセバケート、ジオクチルアジ
ペート、トリエチレングリコールまたはプロピレングリ
コールの脂肪酸エステル等のエステル化合物を配合した
タイヤトレッド用ゴム組成物の発明が特開昭60−137945
号公報、特開昭62−236840号公報に開示されている。
しかしながら、樹脂の添加では、低温柔軟性や低温衝
撃性等の性質改善は充分でなく、また上述のエステル化
合物ではエステル化合物のゴムとの相溶性が未だ不充分
であり、成形後のゴム製品から可塑剤が揮発またはブリ
ードアウトし、長期間の使用によりゴムの柔軟性が消失
するという欠点があり、より低い温度において長期にわ
たって耐寒性を保持するという目的を達成し得ない。
撃性等の性質改善は充分でなく、また上述のエステル化
合物ではエステル化合物のゴムとの相溶性が未だ不充分
であり、成形後のゴム製品から可塑剤が揮発またはブリ
ードアウトし、長期間の使用によりゴムの柔軟性が消失
するという欠点があり、より低い温度において長期にわ
たって耐寒性を保持するという目的を達成し得ない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者は、ゴムとの相溶性が良く、揮発し難く、長
期間にわたってゴムに柔軟性を付与するゴム用の可塑剤
を検討していたところ、エステル化合物に使用するアル
コール成分を、炭化水素分岐鎖をもったアルキレンジオ
ールまたはポリオキシアルキレンジオールにすることに
より上述の目的を達成しうることを見い出し本発明を完
成するに到った。
期間にわたってゴムに柔軟性を付与するゴム用の可塑剤
を検討していたところ、エステル化合物に使用するアル
コール成分を、炭化水素分岐鎖をもったアルキレンジオ
ールまたはポリオキシアルキレンジオールにすることに
より上述の目的を達成しうることを見い出し本発明を完
成するに到った。
すなわち、本発明の目的は、ゴムとの相溶性に優れ、
低揮発性と耐寒性のバランスのとれたゴム用可塑剤を提
供するにある。
低揮発性と耐寒性のバランスのとれたゴム用可塑剤を提
供するにある。
[課題を解決するための手段] しかして、本発明の要旨とするところは、分岐鎖を有
しかつ全炭素原子数6〜9のアルキレングリコールまた
はポリオキシアルキレングリコールとモノカルボン酸と
をエステル化してなるゴム用可塑剤にある。
しかつ全炭素原子数6〜9のアルキレングリコールまた
はポリオキシアルキレングリコールとモノカルボン酸と
をエステル化してなるゴム用可塑剤にある。
本発明を詳細に説明するに、分岐鎖を有するアルキレ
ングリコールとしては、3−メチル−1,5−ペンタンジ
オール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2−ジエチル−
1,3−プロパンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3
−プロパンジオールが挙げられ、その全炭素原子数が6
〜9の範囲にあるものが使用される。また、分岐鎖を有
するポリオキシアルキレングリコールとしては、ポリプ
ロピレングリコールが代表例として挙げることができ、
その平均分子量が300〜1000の範囲にあるものを使用す
るのが好ましい。これらグリコール成分は2種以上を混
合して使用してもよい。
ングリコールとしては、3−メチル−1,5−ペンタンジ
オール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2−ジエチル−
1,3−プロパンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3
−プロパンジオールが挙げられ、その全炭素原子数が6
〜9の範囲にあるものが使用される。また、分岐鎖を有
するポリオキシアルキレングリコールとしては、ポリプ
ロピレングリコールが代表例として挙げることができ、
その平均分子量が300〜1000の範囲にあるものを使用す
るのが好ましい。これらグリコール成分は2種以上を混
合して使用してもよい。
モノカルボン酸は、脂肪族カルボン酸及び芳香族カル
ボン酸を使用することができ、好ましくは炭素原子数6
〜18の飽和脂肪族カルボン酸または不飽和脂肪族カルボ
ン酸である。具体的には、カプリル酸、ペラルゴン酸、
カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン
酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、ヘ
プタデカン酸、ステアリン酸、2−エチル−ヘキサン
酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイ
ン酸、リシノール酸があげられる。また芳香族カルボン
酸としては安息香酸、トルイル酸、ケイ皮酸等が使用さ
れる。これらモノカルボン酸は2種以上を併用しても差
支えない。
ボン酸を使用することができ、好ましくは炭素原子数6
〜18の飽和脂肪族カルボン酸または不飽和脂肪族カルボ
ン酸である。具体的には、カプリル酸、ペラルゴン酸、
カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン
酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、ヘ
プタデカン酸、ステアリン酸、2−エチル−ヘキサン
酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイ
ン酸、リシノール酸があげられる。また芳香族カルボン
酸としては安息香酸、トルイル酸、ケイ皮酸等が使用さ
れる。これらモノカルボン酸は2種以上を併用しても差
支えない。
本発明のゴム用可塑剤は、上述のグリコール成分とモ
ノカルボン酸成分を、例えば触媒の存在下または不存在
下、あるいはトルエン等水と共沸する化合物の存在下ま
たは不存在下で加熱しながらエステル化反応を行い、次
いでアルカリ洗浄または水洗した後、エステル化合物に
含まれる水分を除去することによって製造される。な
お、エステル化反応後アルカリ洗浄または水洗により未
反応のカルボン酸またはグリコールを除去することによ
って可塑剤の揮発性を押さえることができる。
ノカルボン酸成分を、例えば触媒の存在下または不存在
下、あるいはトルエン等水と共沸する化合物の存在下ま
たは不存在下で加熱しながらエステル化反応を行い、次
いでアルカリ洗浄または水洗した後、エステル化合物に
含まれる水分を除去することによって製造される。な
お、エステル化反応後アルカリ洗浄または水洗により未
反応のカルボン酸またはグリコールを除去することによ
って可塑剤の揮発性を押さえることができる。
[発明の効果] 本発明のゴム用可塑剤は、エステル化合物中に炭化水
素の分岐鎖を有するために分岐鎖のない同一分子量のエ
ステル化合物に比べて結晶性が低くかつ凝固点が低い。
したがって、同程度の凝固点を有するエステル化合物の
場合、分子量を大きくすることができ揮発性及び耐寒性
の改良に寄与する。また、該可塑剤は、ゴムとの相溶性
が良好で、かつ耐寒性及び揮発性の点でバランスが優
れ、これをゴム製品に使用した場合長期間にわたる保存
または使用によってもゴム成形時の特性をそのまま保持
することのできるゴム製品を提供することができて、工
業的利用価値は頗る大きい。
素の分岐鎖を有するために分岐鎖のない同一分子量のエ
ステル化合物に比べて結晶性が低くかつ凝固点が低い。
したがって、同程度の凝固点を有するエステル化合物の
場合、分子量を大きくすることができ揮発性及び耐寒性
の改良に寄与する。また、該可塑剤は、ゴムとの相溶性
が良好で、かつ耐寒性及び揮発性の点でバランスが優
れ、これをゴム製品に使用した場合長期間にわたる保存
または使用によってもゴム成形時の特性をそのまま保持
することのできるゴム製品を提供することができて、工
業的利用価値は頗る大きい。
[実施例] 次に本発明を実施例にて詳述するが、本発明はその要
旨を逸脱しない限り、以下の実施例に限定されるもので
はない。
旨を逸脱しない限り、以下の実施例に限定されるもので
はない。
実施例 (1) 可塑剤の製造法1 グリコール1モルにモノカルボン酸2.2モルを加えて2
10〜220℃に加熱し、脱水しながら4時間撹拌したの
ち、トルエンを全量の約2重量%に相当する量を加え、
更に4時間撹拌、脱水してエステル化反応を完結させ
た。得られた油状物を80℃まで冷却し、水酸化カリウム
の10重量%−水溶液を過剰量添加して洗浄し、未反応の
カルボン酸を除去してエステル化合物を得た。該エステ
ル化合物を更に水で洗浄した後に水とトルエンを蒸留除
去してゴム用可塑剤とした。この可塑剤の酸価、凝固
点、加熱減量及び相溶性の評価を第1表に記した。
10〜220℃に加熱し、脱水しながら4時間撹拌したの
ち、トルエンを全量の約2重量%に相当する量を加え、
更に4時間撹拌、脱水してエステル化反応を完結させ
た。得られた油状物を80℃まで冷却し、水酸化カリウム
の10重量%−水溶液を過剰量添加して洗浄し、未反応の
カルボン酸を除去してエステル化合物を得た。該エステ
ル化合物を更に水で洗浄した後に水とトルエンを蒸留除
去してゴム用可塑剤とした。この可塑剤の酸価、凝固
点、加熱減量及び相溶性の評価を第1表に記した。
(2) 可塑剤の製造法2 グリコール1モルにモノカルボン酸2.2モルを加え、
上述製造法1と同様の方法で反応を完結させた。得られ
た油状物を120℃まで冷却した後に、炭酸ナトリウム粉
末を全液量の5重量%に相当する量を加え15分間撹拌し
た。これを過した後液を水で洗浄し、水及びトルエ
ンを蒸留除去してゴム用可塑剤とした。実施例1と同様
の評価をし、第1表に併記した。
上述製造法1と同様の方法で反応を完結させた。得られ
た油状物を120℃まで冷却した後に、炭酸ナトリウム粉
末を全液量の5重量%に相当する量を加え15分間撹拌し
た。これを過した後液を水で洗浄し、水及びトルエ
ンを蒸留除去してゴム用可塑剤とした。実施例1と同様
の評価をし、第1表に併記した。
(3) 可塑剤の製造法3 グリコール1モルにモノカルボン酸2.2モルを加えて2
10〜220℃に加熱し、脱水しながら4時間撹拌した後全
量の約2%のトルエン及び触媒テトライソプロポキシチ
タン0.002モルを加え、更に8時間撹拌脱水し、反応を
完結させた。さらにこの温度で減圧蒸留して未反応の2
−エチルヘキサン酸を除去し、ゴム用可塑剤を得た。実
施例1と同様の評価をして第1表に併記した。
10〜220℃に加熱し、脱水しながら4時間撹拌した後全
量の約2%のトルエン及び触媒テトライソプロポキシチ
タン0.002モルを加え、更に8時間撹拌脱水し、反応を
完結させた。さらにこの温度で減圧蒸留して未反応の2
−エチルヘキサン酸を除去し、ゴム用可塑剤を得た。実
施例1と同様の評価をして第1表に併記した。
なお、物性の評価方法は次の通りである。
酸価 :JIS K 0070に準拠 凝固点:JIS K 6750に準拠 加熱減量:JIS K 6751 相溶性:スチレン−ブタジエン共重合体(SBR)10
重量部に対しトルエン50重量部を加え激しく撹拌してゴ
ムを溶解する。これに可塑剤を2重量部加えて撹拌して
均一溶液にする。
重量部に対しトルエン50重量部を加え激しく撹拌してゴ
ムを溶解する。これに可塑剤を2重量部加えて撹拌して
均一溶液にする。
この溶液をきれいなガラス板上にたらしてフィルム状
とし、減圧下で2時間、更に70℃で6時間加熱して溶媒
を除去した後更に室温で1日間放置した。
とし、減圧下で2時間、更に70℃で6時間加熱して溶媒
を除去した後更に室温で1日間放置した。
このようにして得られたフィルムの表面への可塑剤の
吹出し性を目視及び触感で4段階に評価した。
吹出し性を目視及び触感で4段階に評価した。
◎印 吹出しはなく、指で触ってもさらっとしてい
る。
る。
○印 吹出しなく、指にもべたつかず △印 若干吹出しあり、指に若干べたつく ×印 吹出しあり、指にべたつく 3−M−1,5−PG: 3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル 2−E−1,3HG: 2−エチル−1,3−ヘキサンジオール PPG(400)及び(700): ポリプロピレングリコール
(平均分子量400)及び(平均分子量700) イソノナン酸:3,5,5−トリメチルヘキサン酸 2EH酸 :2−エチルヘキサン酸 なお、これら可塑剤の未加硫ゴムシートの0℃におけ
る硬度を次のようにして測定し、その結果を第2表に示
す。
ル 2−E−1,3HG: 2−エチル−1,3−ヘキサンジオール PPG(400)及び(700): ポリプロピレングリコール
(平均分子量400)及び(平均分子量700) イソノナン酸:3,5,5−トリメチルヘキサン酸 2EH酸 :2−エチルヘキサン酸 なお、これら可塑剤の未加硫ゴムシートの0℃におけ
る硬度を次のようにして測定し、その結果を第2表に示
す。
<未加硫ゴムシートの成形> SBR50g及び可塑剤10gを混練機(ブラベンダー)で混
練した。
練した。
混練方法及び条件: SBR3/4に可塑剤添加、その後SBR1/4を投入、ジャケッ
ト温度100℃、回転数20r.p.mで混練 シート成形: 混練物をポリエチレンテレフタレートフィルムの間に
挟み、130℃で予熱2分間、次いで130℃、3分間、200k
g/cm2の圧力条件でプレスし、1mm厚のフィルムを成形し
た。
ト温度100℃、回転数20r.p.mで混練 シート成形: 混練物をポリエチレンテレフタレートフィルムの間に
挟み、130℃で予熱2分間、次いで130℃、3分間、200k
g/cm2の圧力条件でプレスし、1mm厚のフィルムを成形し
た。
<硬度の測定> JIS K 6301に準拠 フィルムは6枚重ねて測定した。
第1表から明らかな通り、本発明のゴム用可塑剤はゴ
ムとの相溶性が良好であり、また加熱減量も従来使用さ
れている可塑剤セバチン酸ジオクチルよりも優れてい
る。そして第2表から低温でのゴム硬度が小さく、低温
においてセバチン酸ジオクチルと同等以上の柔軟性を有
していることが分る。
ムとの相溶性が良好であり、また加熱減量も従来使用さ
れている可塑剤セバチン酸ジオクチルよりも優れてい
る。そして第2表から低温でのゴム硬度が小さく、低温
においてセバチン酸ジオクチルと同等以上の柔軟性を有
していることが分る。
また、参考のため、実施例3、4、5、6及び参考例
の可塑剤を混合して加硫シートを成形し、その硬度、引
張強さ等の物性及び老化試験後の物性変化率並びに低温
衝撃ぜい化温度等を測定し第3表に記した。
の可塑剤を混合して加硫シートを成形し、その硬度、引
張強さ等の物性及び老化試験後の物性変化率並びに低温
衝撃ぜい化温度等を測定し第3表に記した。
<加硫シートの成形> SBR100に対し、亜鉛華5、ステアリン酸1、イオウ1.
75、加硫促進剤1.5、カーボンブラック50及び可塑剤20
の割合(重量部)からなる組成物を、8“φ×18"ロー
ル、前後ロール回転比1;1.2でロール混練し、その後シ
ートを150℃で15分間加硫した。
75、加硫促進剤1.5、カーボンブラック50及び可塑剤20
の割合(重量部)からなる組成物を、8“φ×18"ロー
ル、前後ロール回転比1;1.2でロール混練し、その後シ
ートを150℃で15分間加硫した。
試験方法:JIS K 6301に基づく。
試験内容: 硬度、引張強さ、100%及び300%引張応力、伸び、引
裂強さ、老化試験後の物性変化、低温衝撃ぜい化温度 本発明のゴム用可塑剤は、従来から使用されているセ
バチン酸ジオクチル(DOS)に比較し、常態での物性が
優れ、また老化試験後の物性変化も比較的小さく、DOS
に比べ優るとも劣らない物性を示し、ゴム用可塑剤とし
て好適に使用できることが判る。
裂強さ、老化試験後の物性変化、低温衝撃ぜい化温度 本発明のゴム用可塑剤は、従来から使用されているセ
バチン酸ジオクチル(DOS)に比較し、常態での物性が
優れ、また老化試験後の物性変化も比較的小さく、DOS
に比べ優るとも劣らない物性を示し、ゴム用可塑剤とし
て好適に使用できることが判る。
Claims (1)
- 【請求項1】分岐鎖を有しかつ全炭素原子数6〜9のア
ルキレングリコールまたは分岐鎖を有するポリオキシア
ルキレングリコールとモノカルボン酸とをエステル化し
てなるゴム用可塑剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13677089A JP2737252B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | ゴム用可塑剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13677089A JP2737252B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | ゴム用可塑剤 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17576790A Division JPH0341134A (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | ゴム用可塑剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH032234A JPH032234A (ja) | 1991-01-08 |
JP2737252B2 true JP2737252B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=15183109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13677089A Expired - Fee Related JP2737252B2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | ゴム用可塑剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2737252B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP13677089A patent/JP2737252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH032234A (ja) | 1991-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |