JP2736608B2 - ソケットコネクタ - Google Patents
ソケットコネクタInfo
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- JP2736608B2 JP2736608B2 JP6128223A JP12822394A JP2736608B2 JP 2736608 B2 JP2736608 B2 JP 2736608B2 JP 6128223 A JP6128223 A JP 6128223A JP 12822394 A JP12822394 A JP 12822394A JP 2736608 B2 JP2736608 B2 JP 2736608B2
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- contact
- printed circuit
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリやIC等の部品
を実装したプリント基板の接続を行うソケットコネクタ
の挿入、離脱の作業性の改良に関する。
を実装したプリント基板の接続を行うソケットコネクタ
の挿入、離脱の作業性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなコネクタのコンタクト部分
は、図6の(a)に示すように溝22の両側にコンタク
ト18およびコンタクト19が設けられており、それぞ
れの先端に近い部分が折り曲げられて接触部20が形成
されており、その位置は溝22の深さ方向(図では上下
方向)で異なっている。
は、図6の(a)に示すように溝22の両側にコンタク
ト18およびコンタクト19が設けられており、それぞ
れの先端に近い部分が折り曲げられて接触部20が形成
されており、その位置は溝22の深さ方向(図では上下
方向)で異なっている。
【0003】このようなコンタクト部分へプリント基板
の電極部分を挿入する場合、図6の(b)に示すよう
に、傾斜させて挿入すると抵抗が少なく挿入できるの
で、傾斜角をもたせて挿入し、次いで(c)のようにプ
リント基板17を引き起こすことによりコンタクト1
8、同19の弾性により充分な接触圧でプリント基板1
7の電極と接触することになる。
の電極部分を挿入する場合、図6の(b)に示すよう
に、傾斜させて挿入すると抵抗が少なく挿入できるの
で、傾斜角をもたせて挿入し、次いで(c)のようにプ
リント基板17を引き起こすことによりコンタクト1
8、同19の弾性により充分な接触圧でプリント基板1
7の電極と接触することになる。
【0004】引き起こしたプリント基板17は、手を放
すとコンタクト18、同19のばね作用により(b)の
状態へ戻ろうとするから、これを防止するためにプリン
ト基板17を固定する必要がある。そこで、図7に示す
ような構造が採用されている。
すとコンタクト18、同19のばね作用により(b)の
状態へ戻ろうとするから、これを防止するためにプリン
ト基板17を固定する必要がある。そこで、図7に示す
ような構造が採用されている。
【0005】図7(a)はプリント基板17が固定され
た状態を上方から見た平面図であり、(b)は横からプ
リント基板17の面を見た側面図であり、(c)は係止
機構26′(右側のみ)の詳細図である。係止機構2
6′は、板ばね状の部材が下部の方で支柱23′に取り
付けられており、上部の途中に、湾曲した係止部25′
が設けられており、更に上端に近い方は操作部24′と
なっており、(c)のように操作部24′を矢印の方へ
押すと係止部25′も右の方へ移動し、プリント基板1
7から外れるようになっている。
た状態を上方から見た平面図であり、(b)は横からプ
リント基板17の面を見た側面図であり、(c)は係止
機構26′(右側のみ)の詳細図である。係止機構2
6′は、板ばね状の部材が下部の方で支柱23′に取り
付けられており、上部の途中に、湾曲した係止部25′
が設けられており、更に上端に近い方は操作部24′と
なっており、(c)のように操作部24′を矢印の方へ
押すと係止部25′も右の方へ移動し、プリント基板1
7から外れるようになっている。
【0006】逆にプリント基板17を係止させようとす
るときは、(a)においてプリント基板17の上辺部分
を点線で示された位置から左右の係止部25、同25′
へ押し当て強く押すことにより係止部25、同25′が
左右に押し拡げられプリント基板17が実線の位置に入
ると係止部25、同25′も板ばねの作用により元へ戻
りプリント基板17を固定することになる。
るときは、(a)においてプリント基板17の上辺部分
を点線で示された位置から左右の係止部25、同25′
へ押し当て強く押すことにより係止部25、同25′が
左右に押し拡げられプリント基板17が実線の位置に入
ると係止部25、同25′も板ばねの作用により元へ戻
りプリント基板17を固定することになる。
【0007】プリント基板17を抜き取るときは、左右
の操作部24、同24′を左右に押し拡げると係止部2
5、同25′がプリント基板17から外れ、プリント基
板17にはコンタクト18、同19によって傾斜させよ
うとする力が加わっているから図6の(b)のようにな
り、抜き差しの抵抗の少ない傾斜角で抜き取ることがで
きる。
の操作部24、同24′を左右に押し拡げると係止部2
5、同25′がプリント基板17から外れ、プリント基
板17にはコンタクト18、同19によって傾斜させよ
うとする力が加わっているから図6の(b)のようにな
り、抜き差しの抵抗の少ない傾斜角で抜き取ることがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタではプリント基板をどの角度で挿入すると
コンタクトに無理がかからないかということは外部から
は分かりにくく、結局経験と手探り見当によっており、
時にはコンタクトに無理な力がかかる場合があるという
問題がある。
来のコネクタではプリント基板をどの角度で挿入すると
コンタクトに無理がかからないかということは外部から
は分かりにくく、結局経験と手探り見当によっており、
時にはコンタクトに無理な力がかかる場合があるという
問題がある。
【0009】また、挿入されているプリント基板を抜き
取るには、左右の操作部24、同24′を外側に開くよ
うに操作しなければならず片手での操作が行いにくいと
いう問題がある。
取るには、左右の操作部24、同24′を外側に開くよ
うに操作しなければならず片手での操作が行いにくいと
いう問題がある。
【0010】本発明の目的は、上記従来のコネクタの問
題点に鑑みて、コンタクトに対する挿入抵抗が小さい傾
斜角度で挿入させる案内機構を有するとともに、挿入固
定されているプリント基板の抜き取り操作が容易なソケ
ットコネクタを提供することにある。
題点に鑑みて、コンタクトに対する挿入抵抗が小さい傾
斜角度で挿入させる案内機構を有するとともに、挿入固
定されているプリント基板の抜き取り操作が容易なソケ
ットコネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の如き手段構成を有する。即ち、本発
明の第1の構成は、コネクタ絶縁体に、プリント基板の
電極が配列された一辺が挿入可能な溝を有し、該溝内に
は挿入された基板電極部を表側と裏側とで深さの異なる
位置で表裏から挟むようなコンタクトが溝の長手方向に
多数設けられ、該コンタクトが対応する基板電極に接触
することにより電気的接続を形成するコネクタにおい
て、ばね性を有する板状部材で加工形成され、プリント
基板挿入時に基板の左右両側縁を案内する案内部と、左
右の案内部の入口部分のそれぞれに挿入プリント基板の
面と直角な面を有して向い合うように形成され片手の指
2本で互いに寄せ合うように操作でき指を離すと元の位
置に戻るばね性を有する操作部と、該左右の操作部の外
側面に位置固定用の係合部とを有する案内機構が、プリ
ント基板挿入時は、コンタクトに対する挿入抵抗が小さ
い傾斜角度から挿入できるように傾斜させることができ
るとともに挿入後基板の姿勢を溝の深さ方向に一致させ
るよう引き起こし回動が可能なように設けられ、引き起
こし回動により基板の姿勢が溝の深さ方向と一致したと
きに前記案内機構の係合部がコネクタ絶縁体に設けられ
た係止部と嵌合して位置が固定する構造であることを特
徴とするソケットコネクタである。
達成するために次の如き手段構成を有する。即ち、本発
明の第1の構成は、コネクタ絶縁体に、プリント基板の
電極が配列された一辺が挿入可能な溝を有し、該溝内に
は挿入された基板電極部を表側と裏側とで深さの異なる
位置で表裏から挟むようなコンタクトが溝の長手方向に
多数設けられ、該コンタクトが対応する基板電極に接触
することにより電気的接続を形成するコネクタにおい
て、ばね性を有する板状部材で加工形成され、プリント
基板挿入時に基板の左右両側縁を案内する案内部と、左
右の案内部の入口部分のそれぞれに挿入プリント基板の
面と直角な面を有して向い合うように形成され片手の指
2本で互いに寄せ合うように操作でき指を離すと元の位
置に戻るばね性を有する操作部と、該左右の操作部の外
側面に位置固定用の係合部とを有する案内機構が、プリ
ント基板挿入時は、コンタクトに対する挿入抵抗が小さ
い傾斜角度から挿入できるように傾斜させることができ
るとともに挿入後基板の姿勢を溝の深さ方向に一致させ
るよう引き起こし回動が可能なように設けられ、引き起
こし回動により基板の姿勢が溝の深さ方向と一致したと
きに前記案内機構の係合部がコネクタ絶縁体に設けられ
た係止部と嵌合して位置が固定する構造であることを特
徴とするソケットコネクタである。
【0012】
【0013】
【0014】第2の構成は、第1の構成において係合部
と係止部の係止を外した場合案内機構を、コンタクトに
対する基板抜き差し抵抗の小さい決った傾斜角度へ押す
ばね機構を持たせたソケットコネクタである。
と係止部の係止を外した場合案内機構を、コンタクトに
対する基板抜き差し抵抗の小さい決った傾斜角度へ押す
ばね機構を持たせたソケットコネクタである。
【0015】
【作用】以下、上記構成を有するソケットコネクタの作
用は以下の通りである。本発明では、案内機構が、プリ
ント基板を、丁度コンタクトの挿入抵抗が小さい傾斜角
度で挿入案内するようになっているので挿入傾斜角度を
手加減で探る必要はなく、案内機構が有する係止機構は
その操作部を基板上辺中央の方へ押圧することにより係
止を外せるので、左右の操作部を片手の2本の指で挟む
ようにすることにより係止を解くことができ、基板抜き
取り時の操作性がよい。
用は以下の通りである。本発明では、案内機構が、プリ
ント基板を、丁度コンタクトの挿入抵抗が小さい傾斜角
度で挿入案内するようになっているので挿入傾斜角度を
手加減で探る必要はなく、案内機構が有する係止機構は
その操作部を基板上辺中央の方へ押圧することにより係
止を外せるので、左右の操作部を片手の2本の指で挟む
ようにすることにより係止を解くことができ、基板抜き
取り時の操作性がよい。
【0016】
【0017】第2の構成では、係止機構の係止を解除し
たときにはばねによって、案内機構をコンタクトの挿入
抵抗が小さくなる決った傾斜角度へ安定静止するように
なっているので、案内機構へ基板を一層挿入し易くな
る。
たときにはばねによって、案内機構をコンタクトの挿入
抵抗が小さくなる決った傾斜角度へ安定静止するように
なっているので、案内機構へ基板を一層挿入し易くな
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1の(a)は、案内機構が係止機構で係止され
た状態での基板挿入方向から見た正面図であり、(b)
は(a)を図の下方から見た側面図であり、(c)は
(b)の右側面図である。基板の挿入は、操作部材1、
同1′および案内機構3、同3′を(c)の基板7のよ
うに左へ一定角度だけ傾斜させておきその状態で基板の
左右両側を案内機構3および同3′に嵌合させて基板の
電極部を絶縁体4中の溝8内に多数配列されているコン
タクト5および同6に挟まれるよう充分に挿入した後、
案内機構3および同3′を(c)の時計回り矢印の方向
へ引き起こし回動を行い丁度直立したところで図示され
ていない係止機構が案内機構をその位置に保持する。
する。図1の(a)は、案内機構が係止機構で係止され
た状態での基板挿入方向から見た正面図であり、(b)
は(a)を図の下方から見た側面図であり、(c)は
(b)の右側面図である。基板の挿入は、操作部材1、
同1′および案内機構3、同3′を(c)の基板7のよ
うに左へ一定角度だけ傾斜させておきその状態で基板の
左右両側を案内機構3および同3′に嵌合させて基板の
電極部を絶縁体4中の溝8内に多数配列されているコン
タクト5および同6に挟まれるよう充分に挿入した後、
案内機構3および同3′を(c)の時計回り矢印の方向
へ引き起こし回動を行い丁度直立したところで図示され
ていない係止機構が案内機構をその位置に保持する。
【0019】本実施例では左右の案内機構3および同
3′は連結部材2で連結されているので傾斜の角度は同
じであり回動も一体となって行われる。基板を取り外す
ときは、左右の操作部1および同1′の一方に親指、他
方に人指し指あるいは中指を外側から添えて挟むように
力を加えることにより係止機構の係止が解除されるの
で、図1の(c)のように傾斜させて基板を引き抜くこ
とになる。本実施例では左右の案内機構3および同3′
の近くにばね9およびばね9′が設けられており、この
ばね9および同9′は案内機構3および同3′に対し図
1の(c)において反時計方向の回動力を付与している
ので、係止が解除されると停止位置まで自動的に復帰す
る。この停止位置における傾斜角度が、基板の挿入時、
コンタクト5および同6に対する挿入抵抗が最も小さく
なるように設定されている。
3′は連結部材2で連結されているので傾斜の角度は同
じであり回動も一体となって行われる。基板を取り外す
ときは、左右の操作部1および同1′の一方に親指、他
方に人指し指あるいは中指を外側から添えて挟むように
力を加えることにより係止機構の係止が解除されるの
で、図1の(c)のように傾斜させて基板を引き抜くこ
とになる。本実施例では左右の案内機構3および同3′
の近くにばね9およびばね9′が設けられており、この
ばね9および同9′は案内機構3および同3′に対し図
1の(c)において反時計方向の回動力を付与している
ので、係止が解除されると停止位置まで自動的に復帰す
る。この停止位置における傾斜角度が、基板の挿入時、
コンタクト5および同6に対する挿入抵抗が最も小さく
なるように設定されている。
【0020】以下、各部の構造の詳細を説明する。図2
は図1の(b)のB−B断面図である。案内機構3は、
ばね性を有する板状部材に操作部1、係合突起10、案
内部14、14、当接部13、軸嵌合部15が形成され
てなっている。そして、操作部1或いは係合突起10付
近を紙面の手前側へ押すようにすると若干手前側へ反る
ばね性を有している。
は図1の(b)のB−B断面図である。案内機構3は、
ばね性を有する板状部材に操作部1、係合突起10、案
内部14、14、当接部13、軸嵌合部15が形成され
てなっている。そして、操作部1或いは係合突起10付
近を紙面の手前側へ押すようにすると若干手前側へ反る
ばね性を有している。
【0021】軸嵌合部15は絶縁体4の側壁内側に設け
られている回動軸突起11に嵌合しており、案内機構全
体の回動が可能になっている。図の状態は当接部13が
絶縁体4に当接しており最も左回りに回動した状態を示
している。そしてばね9が案内機構3に対し左回りの力
を作用させているので、この状態で静止している。
られている回動軸突起11に嵌合しており、案内機構全
体の回動が可能になっている。図の状態は当接部13が
絶縁体4に当接しており最も左回りに回動した状態を示
している。そしてばね9が案内機構3に対し左回りの力
を作用させているので、この状態で静止している。
【0022】基板は、この傾斜状態で案内部14、14
の間を案内されて挿入される。この静止状態における傾
斜角度は基板挿入時の、図示されていないコンタクトに
対する挿入抵抗が最も小さくなる角度に設定されてい
る。
の間を案内されて挿入される。この静止状態における傾
斜角度は基板挿入時の、図示されていないコンタクトに
対する挿入抵抗が最も小さくなる角度に設定されてい
る。
【0023】案内機構3を、ばね9の力に抗して右回り
に引き起こし回動させて2点鎖線で示されている位置ま
で来ると、案内機構3の係合突起10が絶縁体4の側壁
に設けられている係止部12に係合し、案内機構3をそ
の位置に保持固定する。係止部12との係合を解除する
場合には、操作部1を紙面手前側へ押して若干反らせる
ことにより係合突起10は係止部12から外れ、後はば
ね9の作用により左回りに回動し図2の状態で静止す
る。
に引き起こし回動させて2点鎖線で示されている位置ま
で来ると、案内機構3の係合突起10が絶縁体4の側壁
に設けられている係止部12に係合し、案内機構3をそ
の位置に保持固定する。係止部12との係合を解除する
場合には、操作部1を紙面手前側へ押して若干反らせる
ことにより係合突起10は係止部12から外れ、後はば
ね9の作用により左回りに回動し図2の状態で静止す
る。
【0024】図3および図4は図1の(b)のC−C断
面を示す図である。図3は案内機構3が左方へ傾いてい
る状態図である。案内部14、14に挟まれている2点
鎖線は基板の厚みを示しており、外側の2点鎖線は基板
に実装されている部品類の張り出し領域を示している。
図4は案内機構を引き起こして係合突起10が係止部1
2(図示せず)に係合して保持されている状態である。
2点鎖線は図3の場合と同じく基板および実装部品の張
り出し領域を示す。
面を示す図である。図3は案内機構3が左方へ傾いてい
る状態図である。案内部14、14に挟まれている2点
鎖線は基板の厚みを示しており、外側の2点鎖線は基板
に実装されている部品類の張り出し領域を示している。
図4は案内機構を引き起こして係合突起10が係止部1
2(図示せず)に係合して保持されている状態である。
2点鎖線は図3の場合と同じく基板および実装部品の張
り出し領域を示す。
【0025】図5は絶縁体4の溝8に設けられたコンタ
クト5およびコンタクト6と基板7との接触状況を示す
図である。(a)は基板7挿入前のコンタクト5および
同6の状態でそれぞれの接点5′および接点6′は溝8
の深さ方向では高さが違えてあり、基板7の方向から見
た場合その間隔は基板7の厚さかそれよりやや狭い間隔
となっており基板7の挿入に対する抵抗が小さくなるよ
うになっている。
クト5およびコンタクト6と基板7との接触状況を示す
図である。(a)は基板7挿入前のコンタクト5および
同6の状態でそれぞれの接点5′および接点6′は溝8
の深さ方向では高さが違えてあり、基板7の方向から見
た場合その間隔は基板7の厚さかそれよりやや狭い間隔
となっており基板7の挿入に対する抵抗が小さくなるよ
うになっている。
【0026】図5の(b)は、基板7を挿入した後案内
機構3、同3′を引き起こして係合突起10が係止部1
2に係止したときのコンタクト5および同6の状態を示
す図である。即ち、コンタクト5および同6は点線で示
された状態から実線で示されたように押されてばね性の
反作用により基板7の電極部分と確実に接触することに
なる。
機構3、同3′を引き起こして係合突起10が係止部1
2に係止したときのコンタクト5および同6の状態を示
す図である。即ち、コンタクト5および同6は点線で示
された状態から実線で示されたように押されてばね性の
反作用により基板7の電極部分と確実に接触することに
なる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソケット
コネクタは、基板挿入時のコンタクトに対する挿入抵抗
が小さい向きから基板を挿入できる案内機構を有するの
で基板挿入時従来のように挿入抵抗の小さい角度を手探
りや感で探す必要がないという利点があるほか、該案内
機構の係止を解除する場合片手の指2本で操作部を挟む
ようにするだけでよいので従来より解除し易くなるとい
う利点、また、案内機構の係止機構が、案内機構自体に
突起または凹部の形で設けられる係合部とコネクタ絶縁
体本体に設けられる係止部とで構成されるため係止機構
のためスペースが極くわずかで済み、コネクタの高密度
実装に資するという利点がある。
コネクタは、基板挿入時のコンタクトに対する挿入抵抗
が小さい向きから基板を挿入できる案内機構を有するの
で基板挿入時従来のように挿入抵抗の小さい角度を手探
りや感で探す必要がないという利点があるほか、該案内
機構の係止を解除する場合片手の指2本で操作部を挟む
ようにするだけでよいので従来より解除し易くなるとい
う利点、また、案内機構の係止機構が、案内機構自体に
突起または凹部の形で設けられる係合部とコネクタ絶縁
体本体に設けられる係止部とで構成されるため係止機構
のためスペースが極くわずかで済み、コネクタの高密度
実装に資するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソケットコネクタの外観構造を示す図
である。
である。
【図2】図1のB−B断面を示す構造図である。
【図3】図1のC−C断面において案内機構が傾斜して
いる状態図である。
いる状態図である。
【図4】図1のC−C断面において案内機構が引き起こ
されて係止されている状態図である。
されて係止されている状態図である。
【図5】図1のA−A断面図で、基板挿入時のコンタク
トの状態および案内機構を引き起こした時のコンタクト
の状態を示す図である。
トの状態および案内機構を引き起こした時のコンタクト
の状態を示す図である。
【図6】従来のソケットコネクタにおける基板未挿入
時、挿入時、引き起こし時におけるコンタクトの状態を
示す図である。
時、挿入時、引き起こし時におけるコンタクトの状態を
示す図である。
【図7】従来のソケットコネクタにおけるプリント基板
の係止状態を示す図である。
の係止状態を示す図である。
1,1′ 操作部 2 連結部材 3,3′ 案内機構 4 絶縁体 5,6 コンタクト 7 基板 8 溝 9,9′ ばね 10 係合突起 11 回動軸突起 12 係止部 14 案内部 15 軸嵌合部 17 プリント基板 18,19 コンタクト 20 接触部 21 絶縁体 22 溝 23,23′ 支柱 24,24′ 操作部 25,25′ 係止部 26,26′ 係止機構
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクタ絶縁体に、プリント基板の電極
が配列された一辺が挿入可能な溝を有し、該溝内には挿
入された基板電極部を表側と裏側とで深さの異なる位置
で表裏から挟むようなコンタクトが溝の長手方向に多数
設けられ、該コンタクトが対応する基板電極に接触する
ことにより電気的接続を形成するコネクタにおいて、ば
ね性を有する板状部材で加工形成され、プリント基板挿
入時に基板の左右両側縁を案内する案内部と、左右の案
内部の入口部分のそれぞれに挿入プリント基板の面と直
角な面を有して向い合うように形成され片手の指2本で
互いに寄せ合うように操作でき指を離すと元の位置に戻
るばね性を有する操作部と、該左右の操作部の外側面に
位置固定用の係合部とを有する案内機構が、プリント基
板挿入時は、コンタクトに対する挿入抵抗が小さい傾斜
角度から挿入できるように傾斜させることができるとと
もに挿入後基板の姿勢を溝の深さ方向に一致させるよう
引き起こし回動が可能なように設けられ、引き起こし回
動により基板の姿勢が溝の深さ方向と一致したときに前
記案内機構の係合部がコネクタ絶縁体に設けられた係止
部と嵌合して位置が固定する構造であることを特徴とす
るソケットコネクタ。 - 【請求項2】 係合部と係止部の係止を外した場合案内
機構を、コンタクトに対する基板抜き差し抵抗の小さい
傾斜角度へ押すばね機構を有する請求項1に記載のソケ
ットコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6128223A JP2736608B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | ソケットコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6128223A JP2736608B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | ソケットコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320820A JPH07320820A (ja) | 1995-12-08 |
JP2736608B2 true JP2736608B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=14979545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6128223A Expired - Fee Related JP2736608B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | ソケットコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2736608B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028386Y2 (ja) * | 1986-01-14 | 1990-02-28 |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP6128223A patent/JP2736608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH07320820A (ja) | 1995-12-08 |
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