JP3067674B2 - 無挿抜力コネクタ - Google Patents

無挿抜力コネクタ

Info

Publication number
JP3067674B2
JP3067674B2 JP9043400A JP4340097A JP3067674B2 JP 3067674 B2 JP3067674 B2 JP 3067674B2 JP 9043400 A JP9043400 A JP 9043400A JP 4340097 A JP4340097 A JP 4340097A JP 3067674 B2 JP3067674 B2 JP 3067674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
lever
connection cable
contact
positioning portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9043400A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10241803A (ja
Inventor
正弘 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9043400A priority Critical patent/JP3067674B2/ja
Publication of JPH10241803A publication Critical patent/JPH10241803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3067674B2 publication Critical patent/JP3067674B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の内部配
線接続用のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の内部配線接続用のコネクタに
は、FPC(Flexible Printed Ci
rcuit)やFFC(Flexible Flat
Cable)の接続ケーブルを電子機器の内部配線に接
続するのに用いるものがあり、その従来例として、特開
平7−142130号公報に開示された構造のものがあ
る。
【0003】特開平7−142130号公報に開示され
た従来例のコネクタは図4(a)、(b)に示されるよ
うに、コネクタ本体20に装備された接触部21と加圧
部材22との対により、FPC又はFFC(以下、接続
ケーブルという)25を両面から挟持するようになって
いた。
【0004】対をなす一方の接触部21は、弾性体から
なり、コネクタ本体20に片持式に支持され、接続ケー
ブル25の板面に接触するようになっていた。
【0005】また、対をなす他方の加圧部材22は、コ
ネクタ本体20の接触子21と向き合う位置に凹凸嵌合
部23a、23bにより回動可能に支持されていた。さ
らに加圧部材22は、加圧角部24aと押圧部24bと
を有していた。
【0006】加圧部材22がコネクタ本体20から図中
の上方に突き出た位置において、加圧角部24aと押圧
部24bとが接続ケーブル25から離れ、接続ケーブル
25が自由に抜差可能となる。
【0007】また、加圧部材22をコネクタ本体20の
内側に回動させると、加圧角部24aが接続ケーブル2
5を接触部21の弾性力に抗して圧下するため、接続ケ
ーブル25が接触部21と加圧部材22との間に挟持さ
れ、さらに加圧部材22をコネクタ本体20の内側に回
動させると、押圧部24bが接続ケーブル25の板面に
接触し、接続ケーブル25の差込側を支えるようになっ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示された従来例では、加圧部材22がコネクタ本体20
の内外に出し入れされる構造であるため、コネクタ本体
20の一側、図4では上方に加圧部材22の可動空間を
確保する必要があり、高密度実装化には不向きの構造で
あった。
【0009】また、実開平3−82563号公報には、
無挿抜力コネクタが開示されているが、開示された無挿
抜力コネクタは、ばねコンタクトを接続ケーブルに圧接
するための可動片をコネクタ本体の外形寸法の範囲から
横方法に突出してスライドさせる構造のものであった。
そのため、図4に示した従来例と同様に可動片のスライ
ド空間をコネクタ本体の外形寸法の範囲外に確保する必
要があり、高密度実装化には不向きの構造であった。
【0010】本発明の目的は、高密度実装化に適合した
無挿抜力コネクタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る無挿抜力コネクタは、コネクタ本体
と、位置決め部と、対をなすコンタクト及びレバーとを
有する無挿抜力コネクタであって、コネクタ本体は、位
置決め部,コンタクト及びレバーを組込む内部空間を有
し、かつ内部空間に連通する接続ケーブルの挿抜口を有
するものであり、位置決め部は、コネクタ本体の内部空
間内に配置され、挿抜口から差込まれた接続ケーブルの
差込側を位置決めするものであり、コンタクトは、弾発
力をもち、位置決め部内に接続ケーブルを圧着するもの
であり、レバーは、コネクタ本体の上側面から内部空間
側へ移動して弾性力をもつコンタクトを圧下して該コン
タクトを位置決め部から一時的に退避させ接続ケーブル
を挿抜口から挿入可能にし、該接続ケーブルを挿入後、
該レバーをコネクタ本体の上側面まて移動させて戻し、
接続ケーブルをコネクタの弾性力で圧着させるものであ
【0012】また前記レバーは、接続ケーブルの挿抜口
と対向する他端側の内部空間に配置され、コネクタ本体
に回動可能に支持され、カム部を有し、前記レバーのカ
ム部は、コンタクトを圧下して位置決め部から一時的に
退避させるものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、接続ケーブルの接続及び解除
を行うレバーは、コンタクトを位置決め部から一時的に
退避させて、位置決め部への接続ケーブルの挿抜を可能
にするものであり、従来例のように接続ケーブルを挟持
するものではなく、その可動範囲が狭くなり、該レバー
の可動範囲は、コネクタ本体の外形寸法の範囲内に規制
されることとなり、該レバーは、コネクタ本体の外形寸
法の範囲を越えて可動することがなく、高密度実装化に
適合したものとなる。
【0014】さらにレバーのワンアクション操作によ
り、接続ケーブルの接続及び解除を行うことが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
【0016】図1(a)は本発明の一実施形態を示す斜
視図、図1(b)は分解斜視図、図2は図1(a)のa
−a’線断面図である。
【0017】図において、本発明の実施形態に係る無挿
抜力コネクタは、コネクタ本体1と、位置決め部2と、
対をなすコンタクト3及びレバー4とを有している。
【0018】コネクタ本体1は、カバーインシュレータ
5とベースインシュレータ6との組合せからなってお
り、コネクタ本体1内には、位置決め部2とコンタクト
3とレバー4とを組込む空間Sが確保されている。
【0019】位置決め部2は、カバーインシュレータ5
とベースインシュレータ6との対向面に設けられ、二面
側が開放された凹陥部として形成され、その一面は、コ
ネクタ本体1の外側に向けて開口されて接続ケーブル7
の挿抜口8として機能するようになっており、他の一面
は、コネクタ本体1の内部空間Sに連通して開口されて
いる。
【0020】位置決め部2をなす凹陥部は、接続ケーブ
ル7の差込側の板面7aを支える平坦面2aと、接続ケ
ーブル7の端縁7bを支える立上り面2bとを有してお
り、平坦面2aと立上り面2bとの二面により接続ケー
ブル7の差込側をコネクタ本体1内の定位置に位置決め
して定置するようになっている。
【0021】コンタクト3は、ベースインシュレータ6
に取付けられ、弾性力をもつ接触部3aがコネクタ本体
1の内部空間Sに内装して設けられ、接触部3aは、位
置決め部2の開放面を介して位置決め部2内に延長して
設けられている。
【0022】コンタクト3は、接続ケーブル7の差込側
の板面7aに設置した電極に相当する個数分が設けられ
いる。また、各コンタクト3は図1(b)及び図3に示
すように、基部にフォーク状の定着部3bが設けられ、
接触部3aが基部から上傾して設けられている。一方、
ベースインシュレータ6には、凹状の圧入保持部6aが
並列に刻設されている。各コンタクト3は、フォーク状
の定着部3bがベースインシュレータ6の凹状圧入保持
部6a内に圧入され、その接触部3aが同一方向に揃え
られ、複数のコンタクト3は、ベースインシュレータ6
の端縁に平行に揃えられて装着されている。
【0023】レバー4は、コネクタ本体1の外形寸法M
の範囲内で可動し、コンタクト3を位置決め部2から一
時的に退避させて、挿抜口8を通して位置決め部2への
接続ケーブル7の挿抜を可能にするようになっている。
【0024】レバー4の構成を具体的に説明する。レバ
ー4は、複数のコンタクト3の接触部3aを同時に圧下
して、接触部3aを位置決め部2から一時的に退避させ
るものであって、接続ケーブル7の挿入方向に対向する
方向に配置され、コネクタ本体1に回動可能に支持さ
れ、カム部4aを有している。またレバー4は、複数の
コンタクト3の全体を覆う板状に構成されている。
【0025】さらに、レバー4の取付構造について説明
する。レバー4は、ベースインシュレータ6と対向する
カバーインシュレータ5側に、かつ、接続ケーブル7の
挿入方向に対向する方向に配置され、その基部にカム部
4aを有している。一方、カバーインシュレータ5の内
側面には、コンタクト3に対向させて凹形状の回動受部
5aが設けられ、レバー4は、そのカム部4aの上部が
カバーインシュレータ5の回動受部5aに凹凸嵌合して
コネクタ本体に回動可能に支持されている。さらに、レ
バー4は、そのカム部4aの下部がカバーインシュレー
タ5の回動受部5aから下方にコンタクト3に向けて突
出している。
【0026】さらに、レバー4のカム部4aの上部外形
形状、及びカバーインシュレータ5の回動受部5aの内
形形状は、レバー4をコネクタ本体1に回動可能に支持
するカム形状に形成されている。また、カバーインシュ
レータ5の回動受部5aから下方にコンタクト3に向け
て突出しているレバー4のカム部4aの下部外形形状
は、図3においてレバー4を下方に押下げた際に、コン
タクト3の接触部3aを位置決め部2から一時的に退避
させるカム形状に形成されている。
【0027】また、カバーインシュレータ5の回動受部
5aの両開口縁には、ストッパ9が設けられており、レ
バー4のカム部4aの一部がストッパ9,9に当接する
ことにより、コネクタ本体1の内部空間S外のレバー4
が必要以上に回動してコネクタ本体1の外形寸法Mの範
囲を越えて外側に突き出ることを阻止するようになって
いる。
【0028】実施形態において、図3(a)に示すよう
に、接続ケーブル7が接続される前の状態では、コンタ
クト3の接触部3aは、位置決め部2内に差込まれた状
態となっている。
【0029】接続ケーブル7を接続する場合には図3
(b)に示すように、レバー4をコネクタ本体1の内
側、図3においては下方に押下げると、カム部4aによ
りコンタクト3が圧下されて接触部3aが位置決め部2
から一時的に退避され、挿抜口8が開放される。
【0030】この状態において、接続ケーブル7を挿抜
口8からコネクタ本体1の内部空間S内に差込むと、接
続ケーブル7の差込側の板面7aが位置決め部2の平坦
面2aに支えられ、接続ケーブル7の端縁7bが位置決
め部2の立上り面2bにあてがわれ、接続ケーブル7の
差込側が位置決め部2によりコネクタ本体1の内部空間
S内に位置決めされる。
【0031】接続ケーブル7が位置決めされた状態にお
いて、図3(c)に示すように、レバー4から力を解除
すると、コンタクト3の弾発力をもってレバー4が図の
時計方向に回動し、レバー4による接触部3aへの圧下
力が解除され、コンタクト3の弾発力により接触部3a
は、接続ケーブル7を位置決め部2に圧着し、かつ接触
部3aは、接続ケーブル7の電極に電気的に接続する。
【0032】接続ケーブル7をコネクタ本体1から抜き
取る場合には、上述した操作と逆の操作を行う。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
続ケーブルの接続及び解除を行うレバーは、コンタクト
を位置決め部から一時的に退避させて、位置決め部への
接続ケーブルの挿抜を可能にするものであり、従来例の
ように接続ケーブルを挟持するものではなく、その可動
範囲が狭くなり、該レバーの可動範囲は、コネクタ本体
の外形寸法の範囲内に規制されることとなり、該レバー
は、コネクタ本体の外形寸法の範囲を越えて可動するこ
とがなく、コネクタの実装面積は、コネクタの外形寸法
に相当するものでよく、従来例のものと比較して実装面
積を縮小することができ、高密度実装化に適合したもの
となる。
【0034】さらに、レバーは、接続ケーブルの挿入方
向に対向する方向に配置するため、レバーのワンアクシ
ョン操作により、接続ケーブルの圧着と電気的接続を同
時に行うことができ、操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施形態を示す斜視図、
(b)は、分解斜視図である。
【図2】図1(a)のa−a’線断面図である。
【図3】本発明の実施形態の動作を説明する断面図であ
る。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 コネクタ本体 2 位置決め部 2a 平坦面 2b 立上り面 3 コンタクト 3a 接触部 3b フォーク状定着部 4 レバー 4a レバーのカム部 5 カバーインシュレータ 5a 回動受部 6 ベースインシュレータ 6a 凹状圧入保持部6a 7 接続ケーブル(FPC又はFFC) 8 挿抜口 9 ストッパ S コネクタ本体の内部空間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体と、位置決め部と、対をな
    すコンタクト及びレバーとを有する無挿抜力コネクタで
    あって、 コネクタ本体は、位置決め部,コンタクト及びレバーを
    組込む内部空間を有し、かつ内部空間に連通する接続ケ
    ーブルの挿抜口を有するものであり、 位置決め部は、コネクタ本体の内部空間内に配置され、
    挿抜口から差込まれた接続ケーブルの差込側を位置決め
    するものであり、 コンタクトは、弾発力をもち、位置決め部内に接続ケー
    ブルを圧着するものであり、レバーは、コネクタ本体の上側面から内部空間側へ移動
    して弾性力をもつコンタクトを圧下して該コンタクトを
    位置決め部から一時的に退避させ接続ケーブルを挿抜口
    から挿入可能にし、該接続ケーブルを挿入後、該レバー
    をコネクタ本体の上側面まて移動させて戻し、接続ケー
    ブルをコネクタの弾性力で圧着させるものである ことを
    特徴とする無挿抜力コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記レバーは、接続ケーブルの挿抜口と
    対向する他端側の内部空間に配置され、コネクタ本体に
    回動可能に支持され、カム部を有し、 前記レバーのカム部は、コンタクトを圧下して位置決め
    部から一時的に退避させるものであることを特徴とする
    請求項1記載の無挿抜力コネクタ。
JP9043400A 1997-02-27 1997-02-27 無挿抜力コネクタ Expired - Lifetime JP3067674B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9043400A JP3067674B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 無挿抜力コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9043400A JP3067674B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 無挿抜力コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10241803A JPH10241803A (ja) 1998-09-11
JP3067674B2 true JP3067674B2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=12662735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9043400A Expired - Lifetime JP3067674B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 無挿抜力コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3067674B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4519172B2 (ja) * 2005-05-24 2010-08-04 第一電子工業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10241803A (ja) 1998-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2976327B2 (ja) コネクタ
JPH0733402Y2 (ja) コネクタ装置
CN101038990B (zh) 电连接器
US6116947A (en) Flexible board low profile electrical connector
JPH1131561A (ja) コネクタ
US6210209B1 (en) Electrical connector for FPC
KR950026055A (ko) 전기 커넥터
KR100490250B1 (ko) 플렉시블 평면 케이블용 전기 커넥터 어셈블리
US6711816B2 (en) Method of manufacturing electrical connector for flat cable
JPS63102183A (ja) コネクタ装置
JP3067674B2 (ja) 無挿抜力コネクタ
JP3579827B2 (ja) コネクタ
JP2580074Y2 (ja) フレキシブル基板用電気コネクタ
US5704800A (en) Electrical connector for connection to LSI package having preloaded and cantilevered plate type contact with L-shape slits for providing two contact points
JPH033991Y2 (ja)
JP4151129B2 (ja) Fpc用コネクタ
JP3000197B2 (ja) Fpc多列zifコネクタ
US6217362B1 (en) Electrical connector having improved contact elements
US6210190B1 (en) Compact flexible board connector
JPH0648786Y2 (ja) Lsiソケット
JP3718785B2 (ja) 回転テコ式zifコネクタ
JPS6215781A (ja) コネクタ
JPS61227384A (ja) コネクタ装置
JP2546784Y2 (ja) Zifコネクタ
JP3069634B2 (ja) ケーブル用コネクタ