JP2736593B2 - 板体支持脚の圧入装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は取り付け対象物の所定位
置に仮挿入された板体の支持脚を更に強制圧入するため
の板体支持脚の圧入装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に取り付け対象物となるパチンコ遊
技盤に装備される板体を呈した各レールは、主として打
球を案内する外レール、これに連接される内レール、他
のパチンコ遊技盤に用いられるＡＰレールに分類されて
おり、従来はコンベアラインの当該ステーションにおい
て各レール毎に遊技盤の所定位置に設けられた支持脚挿
入孔に支持脚を仮挿入した状態で搬送され、前記遊技盤
に必要なレールを全部仮挿入した後、圧入ステーション
において前記レールの上面を、例えばハンマ等の工具で
人手により打圧して支持脚の圧入をするように成されて
いた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、支持脚の圧
入を人手により行なう場合は、支持脚の本数分打圧せね
ばならず、圧入時間が長くなるばかりか、作業者により
打圧荷重が不一定で打圧荷重が弱いと支持脚が所定位置
まで確実に圧入されず不完全圧入に成ると共に、前記打
圧荷重が強すぎるとレールの上面が変形したり、或いは
レールの下端面が遊技盤の取り付け面に過激な力で衝突
し、その反力で前記レールが取り付け面から浮上する恐
れがあるといった問題がある。

【０００４】又、レールの上面に対し正確な真直方向の
打圧が行なわれないときは、該レールが取り付け面に対
して傾いた状態でその支持脚を圧入され不良品を発生さ
せるといった問題がある。本発明は前記問題点に鑑みて
提案するもので、その目的は、取り付け対象物に仮挿入
された板体の支持脚を、一挙に自動的に、かつ一定の圧
力で、しかも板体に対し確実に真直方向に圧入すること
ができる板体支持脚の圧入装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は前記目的達成の
ため支持脚が直立状に仮挿入された板体を持つ取り付け
対象物を搬送する搬送機を胯間した主フレームと、板体
を案内するスリットを先端に持つガイド爪と、前記板体
を案内するスリットとその中心に位置する支持脚収納穴
とを先端に持つ加圧ピンとを隣接する至近位置に配した
圧入ユニットと、前記主フレームに支持されて圧入ユニ
ットを上下動する圧入ユニット駆動手段と、取り付け対
象物を搬送機から持ち上げる持ち上げ手段と、該持ち上
げ手段の下降を阻止する第２バックアップ機構とを備え
ることを特徴とするものである。

【０００６】

【作用】前記構成に依り、取り付け対象物の所定位置に
板体の支持脚を仮挿入された状態で搬送されてくると、
持ち上げ手段の動作で前記取り付け対象物を搬送機上か
ら持ち上げて第２バックアップ機構でその下降を阻止し
て支持脚の圧入荷重を直接搬送機に波及させない一方、
圧入ユニット駆動手段に予め設定してある所定の圧力に
より圧力ユニットを駆動してガイド爪および加圧ピンを
下降させ、この加圧ピンにより支持脚を圧入する。

【０００７】この場合、前記圧入ユニットに設けてある
ガイド爪と加圧ピンとが隣接する至近位置に配されてい
ることで前記ガイド爪で加圧ピンに至近した位置におけ
る板体の倒れを阻止しながら支持脚を直接加圧すること
ができ、該板体および支持脚に対して真直荷重を課せる
ことができるので前記板体の支持脚を取り付け対象物に
対して確実に強制圧入することができる。

【０００８】

【実施例】本発明における板体支持脚の圧入装置を図面
の実施例に基づいて説明する。該板体支持脚の圧入装置
は、主として遊技機を量産するための図１４に示した搬
送機としてのコンベアラインＣ（以下搬送機をコンベア
ラインＣと称す）におけるレール本圧入ステーションＣ
９に配設され、該コンベアラインＣにおいて既に直立状
に仮挿入された板体（以下板体をレールＲと称す）の支
持脚Ｒ１を強制圧入するように構成されている。

【０００９】この圧入装置は、図１ないし図３にしめす
ように主フレーム５０と、直立して延びるレールＲを案
内するガイド爪５１ａとレールＲとともに支持脚を案内
する加圧ピン５１ｂとを隣接する至近位置に設けて成る
圧入ツールアツシ５１ｄを複数配した圧入ユニット５１
と、該圧入ユニット５１を上下動する圧入ユニット駆動
手段５２と、取り付け対象物（以下取り付け対象物を遊
技盤Ｚと称す）を前記コンベアラインＣ上から浮離させ
る持ち上げ手段５３と、進出動作して遊技盤Ｚの底部の
一部を支承する第１バックアップ機構５４と、前記持ち
上げ手段５３の下降を阻止する第２バックアップ機構５
５とで構成されているそのため、この圧入装置は前記支
持脚Ｒ１の圧入荷重を前記第１バックアップ機構５４と
第２バックアップ機構５５とに加担させると共に、圧入
至近位置におけるレールＲの倒れを前記ガイド爪５１ａ
で阻止することにより、前記圧入ピン５１ｂでレールＲ
に対して真直荷重を課して前記支持脚Ｒ１を確実に遊技
盤Ｚに強制圧入するように成されている。

【００１０】前記コンベアラインＣは、延全長がロング
ラインを成すチェンコンベアで構成され、その搬送始点
Ｃ１には所定位置に釘が植設された遊技盤を用意するサ
ブラインＡがリフトを介して接続されており、一方搬送
終点Ｃ１８には装飾完了してラインオフした遊技盤を回
収する段積みエレベータＢが設けてある。そして前記始
点Ｃ１と終点Ｃ１８との間に、アウトポケットガイド供
給ステーションＣ２、アウトポケットガイド締付ステー
ションＣ３、内レール供給ステーションＣ４、ダブル防
止プレート供給ステーションＣ５、ダブル防止プレート
締付ステーションＣ６、外レール供給ステーションＣ
７、ＡＰレール供給ステーションＣ８、レール本圧入ス
テーションＣ９、レール飾り供給ステーションＣ１０、
ランプ飾り供給ステーションＣ１１、コーナ飾り供給ス
テーションＣ１２、レール締付ステーションＣ１３、コ
ーナ飾り、及びランプ飾り締付ステーションＣ１４、第
１風車供給ステーションＣ１５、第２風車供給ステーシ
ョンＣ１６、予備スペースラインＣ１７の各ステーショ
ンＣ２〜Ｃ１６と予備スペースラインＣ１７が配置さ
れ、該ステーションＣ２〜Ｃ１６を通過する毎に遊技盤
に各々の部品が組み付けられて遊技機としての形態を整
え、例えば１台当たりの所要時間が約１０秒間隔で能率
的にラインオフするように成されている。

【００１１】前記主フレーム５０は、コンベアラインＣ
のレール本圧入ステーション９ｃに固設された架台５６
と、これに立設した４本の支柱５０ａと、該支柱５０ａ
の頂部に支持された矩形状の厚板から成る天板５０ｃと
で構成され、前記コンベアラインＣを跨間した状態に設
けられている。前記天板５０ｃの中央には後記する油圧
シリンダ５２ｂがそのロッド５２ｄを下方に貫通させて
固定されており、しかもこのロッド５２ｄにはカップリ
ング５２ｅを介して圧入ユニット５１のベースプレート
５１ｃが連結されている。

【００１２】前記圧入ユニット５１のベースプレート５
１ｃは、図３および図４に示すように不定な多角形を呈
する厚板で形成されており、このベースプレート５１ｃ
にはガイド爪５１ａと加圧ピン５１ｂとで一対を成す圧
入ツールアツシ５１ｄが複数対所定位置に配置されてい
る。また、前記ベースプレート５１ｃにはその上面に前
記主フレーム５０の天板５０ｃに取り付けられたガイド
筒５０ｂを貫通して上下摺動する４本のスライドシャフ
ト５１ｅが立設されており、油圧シリンダ５２ｂの作動
によりベースプレート５１ｃが昇降するように構成され
ている。

【００１３】前記各加圧ピン５１ｂは、遊技盤Ｚに仮挿
入されたレールＲの支持脚Ｒ１位置と一致する位置に配
され、ガイド爪５１ａは前記加圧ピン５１ｂと隣接する
レールＲ上の至近位置に配されると共に、前記加圧ピン
５１ｂには図６，７に示すようにその軸心を通って直立
するレールＲの厚みを持ち、かつレールＲを挟嵌可能な
スリット５１ｆとその中心に位置して支持脚Ｒ１を収納
する支持脚収納溝５１ｈが先端に形成されている。前記
スリット５１ｆはレールＲと平行状に、かつ支持脚Ｒ１
の肩部と前記レールＲの上面との寸法より大なる深さに
形成されており、収納溝５１ｈが支持脚Ｒ１の上部を収
納して支持脚Ｒ１の肩部に当接するように構成されてい
る。

【００１４】一方前記ガイド爪５１ａは図５のようにそ
の軸心を通って直立するレールＲの厚みを持ち、かつレ
ールＲを挟嵌可能なスリット５１ｇを先端に有し、この
スリット５１ｇはレールＲの幅より大なる寸法の深さを
有し、しかもその先端が開先に成されていて、前記加圧
ピン５１ｂで加圧される支持脚Ｒ１の至近位置における
レールＲの倒れを防止するように成されている。

【００１５】又、前記圧入ユニット５１のベースプレー
ト５１ｃにはＡＰレール等の他種類のレールＲに対応で
きるようにＡＰレールＲ２の支持脚Ｒ３圧入位置にＡＰ
レールＲ２の支持脚Ｒ３を選択的に圧入するＡＰツール
アツシ５７が設けられている。該ＡＰツールアツシ５７
は図８、９、１０、１１に示すように、前記加圧ピン５
１ｂとガイド爪５１ａと同様構造の加圧ピン５１ｂ、ガ
イド爪５１ａおよびこれらが取り付けられた小スライド
シャフト５７ｇからなる２対の圧入ツールアツシ５１ｄ
と、ベースプレート５１ｃに取り付けられて小スライド
シャフト５７ｇを上下方向にガイドするガイド筒５７ａ
と、ベースプレート５１ｃに取り付けられて小スライド
シャフト５７ｇを連結具５７ｂを介して独立的に上下動
させる切り替えシリンダ５７ｃと、前記ベースプレート
５１ｃの下面に設けた図１１で示す凸状のスライドガイ
ド５７ｄに沿って圧入ツールアツシ５７の基部に対して
直交方向に進退する阻止体５７ｅと、該阻止体５７ｅを
ロッドで連結して進退させるシリンダ５７ｆとで構成さ
れ、ＡＰレールＲ２の支持脚Ｒ３を圧入するときのみ、
前記シリンダ５７ｆを動作させ、阻止体５７ｅの先端部
をＡＰツールアツシ５７の基部に介入させて加圧反力に
よるＡＰツールアツシ５７の逆戻りを阻止するように成
されている。

【００１６】前記圧入ユニット駆動手段５２は、既に公
知の空油圧変換機５２ａと、該変換機５２ａの下流側と
圧力パイプ５２ｃで連通接続した油圧シリンダ５２ｂと
で構成され、変圧器５２ａを主フレーム５０の上部一隅
に固定し、この変換機５２ａの動作により圧力パイプ５
２ｃを通じて流動する圧力油で油圧シリンダ５２ｂを動
作してそのロッド５２ｄを伸長させ圧入ユニット５１を
下降させて加圧ピン５１ｂによりレールＲの支持脚Ｒ１
を強制的に圧入するように成されている。

【００１７】前記持ち上げ手段５３は、架台５６から一
定距離において水平に延びるよう設けたサブフレーム５
８と、その中央下側でロッド５３ｃを上方に突出させて
固定された持ち上げシリンダ５３ｄと該サブフレーム５
８に具備したガイド部５８ａにより上下に摺動自在に案
内されたスライドシャフト５３ａを下面に垂設し、かつ
前記持ち上げシリンダ５３ｄのロッド５３ｃが連結され
た持ち上げ板５３ｂとで構成され、前記ロッド５３ｃの
伸長動作でコンベアラインＣ上の遊技盤Ｚを上方へ持ち
上げるように成されている。

【００１８】前記第１バックアップ機構５４は、コンベ
アラインＣの側部に位置して架台５６上の取り付け台５
４ｄに水平方向に設けたリニアガイド５４ａと、該リニ
アガイド５４ａ上を進退移動する支承板５４ｂと、該支
承板５４ｂを進退動作させるシリンダ５４ｃとで構成さ
れ、該シリンダ５４ｃのロッドが縮小するとき、前記支
承板５４ｂを前記持ち上げ手段５３で持ち上げている遊
技盤Ｚの底部に進出させて該遊技盤Ｚに負荷される圧入
荷重を一部架担させるように成されている。

【００１９】前記第２バックアップ機構５５は、持ち上
げ手段５３の作動時にそのスライドシャフト５３ａの下
端に介入するブロック体５５ａと、該ブロック体５５ａ
を水平方向に進退させるシリンダ５５ｂとで構成され、
該シリンダ５５ｂにおけるロッドの伸長動作により前記
ブロック体５５ａをスライドシャフト５３ａの下端に介
入させて持ち上げ手段５３の下降を阻止するように成さ
れている。

【００２０】又、圧入ユニット５１におけるベースプレ
ート５１ｃには、圧入時にレールＲの有無を検出する検
出センサ５９が設けてある。該センサ５９は、図１２に
示すようにレール厚さを遊嵌できるスリットを形成した
スリーブ５９ａと、これに内嵌された検出杆５９ｂと、
該検出杆５９ｂの頂部に設けた透過形検出手段５９ｃと
で構成され、圧入ユニット５１の下降動作で前記検出杆
５９ｂの先端がレールＲの上面に当接することによりレ
ールＲの有無を検出するように成されている。

【００２１】更に、前記コンベアラインＣには前記圧入
ユニット５１近くに位置して遊技盤Ｚの位置決めを行な
う位置決めピン６０ａを有する位置決めシリンダ６０が
取り付けられており、遊技盤Ｚを所定位置に位置決めす
るように構成されている。次に以上のように成された板
体支持脚の圧入装置における作用について説明する。

【００２２】該板体支持脚の圧入装置は、コンベアライ
ンＣにおいて既に仮挿入されたレールＲの支持脚Ｒ１を
強制的に圧入するのに供される。（図１３参照）即ち、
遊技盤ＺがコンベアラインＣの各ステーションＣ４、Ｃ
７、或いはＣ８において、各レールＲの支持脚Ｒ１を遊
技盤Ｚの所定位置における挿入孔に仮挿入された状態で
レール本圧入ステーションＣ９に定位置したとき、先ず
持ち上げ手段５３におけるシリンダ５３ｄのロッド５３
ｃを伸長させ、持ち上げ板５３ｂでコンベアラインＣ上
にある遊技盤Ｚを上方へ浮離させると共に、第２バック
アップ機構５５の動作によりブロック体５５ａが持ち上
げ手段５３の下降を阻止する。

【００２３】次に第１バックアップ機構５４におけるシ
リンダ５４ｃが縮小動作し、支承板５４ｂがリニアガイ
ド５４ａに沿って持ち上げられた遊技盤Ｚの底部に進出
して該遊技盤Ｚを前記コンベアラインＣから確実に上方
へ離間させた状態で支承する。その後圧入ユニット駆動
手段５２における変換機５２ａに所定圧の圧力空気が供
給されてこれと連通した圧力パイプ５２ｃを介して所定
の圧力を有する圧力油が油圧シリンダ５２ｂに流入す
る。

【００２４】この圧力油の流入で前記油圧シリンダ５２
ｂのロッド５２ｄが伸長して圧入ユニット５１を下降さ
せる。この下降で圧入ユニット５１に併設された検出セ
ンサ５９が支持脚Ｒ１を仮挿入されている遊技盤Ｚ上の
レールＲの有無を検出する。同時に前記圧入ユニット５
１の圧入ツールアツシ５１ｄが下降し、そのガイド爪５
１ａのスリット５１ｆ内に前記レールＲが挟嵌されると
共に、加圧ピン５１ｂの先端にレールＲが挟嵌され、同
時に加圧ピン１５ｂが遊技盤Ｚに仮挿入されている支持
脚Ｒ１の肩部を前記油圧シリンダ５２ｂの圧力により加
圧して該支持脚Ｒ１を遊技盤Ｚに強制的に圧入する。

【００２５】この場合、加圧ピン５１ｂとガイド爪５１
ａとが隣接する至近位置に配されていることで、前記支
持脚Ｒ１を加圧する至近位置をガイドでき、加圧動作に
よるレールＲの倒れを阻止することができるので圧入に
際し前記レールＲに対して真直荷重を課すことができ
て、前記レールＲの支持脚Ｒ１を遊技盤Ｚに確実に強制
圧入することができる。

【００２６】因に圧入ユニット５１を下降させる圧力、
即ち加圧ピン５１ｂを介して支持脚Ｒ１を圧入する荷重
は総荷重で約１５００ｋｇに設定されており、これを支
持脚Ｒ１の本数で除した値が各支持脚Ｒ１を圧入するた
めの圧入荷重となる。然して一般に遊技盤Ｚに装備する
レールＲには、図１０に示すように、外レールＲ５、内
レールＲ６、ＡＰレールＲ２に分類され前記内レールＲ
６に代え、選択的にＡＰレールＲ２を装備する場合もあ
る。

【００２７】このときは圧入ユニット５１に併設してあ
るＡＰツールアツシ５７を用いる。具体的には、図９、
１０、１１に見られる切り替えシリンダ５７ｃを縮小さ
せ、連結具５７ｂを介して小スライドシャフト５７ｇを
下降させて該ＡＰツールアツシ５７における加圧ピン５
１ｂ、及びガイド爪５１ａの先端を他の圧入ツールアツ
シ５１ｄにおける加圧ピン５１ｂ、ガイド爪５１ａと同
等高さ位置にすると共に、シリンダ５７ｆのロッドを伸
長させ、阻止体５７ｅをＡＰツールアツシ５７の基部に
介入させる。

【００２８】このことにより選択的にＡＰレールＲ２の
支持脚Ｒ３を、遊技盤ＺにおけるＡＰレールＲ２支持脚
Ｒ３の挿入孔に圧入することができる。尚、この場合阻
止体５７ｅをＡＰツールアツシ５７の基部に介入してい
ることで、圧入動作による反力でＡＰツールアツシ５７
が不用意に上動してＡＰレールＲ２の圧入動作を阻害す
ることがない。

【００２９】又前記ＡＰレールＲ２を装備しない場合
は、前記阻止体５７ｅの介入を解除して切り替えシリン
ダ５７ｃのロッドを伸長させることでＡＰツールアツシ
５７における加圧ピン５１ｂ、及びガイド爪５１ａの先
端を他のレールＲの上面から上方へ退去させることがで
きるので前記他のレールＲの圧入動作に影響を及ぼすこ
とがない。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、取り付け
対象物に仮挿入された板体支持脚を、自動的に、かつ設
定された一定の圧力で、しかも板体の倒れを阻止しなが
ら確実に圧入することができるので、従来のように人為
的な打圧荷重の不一定に伴う不完全圧入や、過激打圧に
よる反力での板体が取り付け面から浮上する恐れを解消
でき、圧入時に板体が傾いて取り付けられる等不良品の
発生を防止することができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本装置の作動状態を示す正面図である。

【図２】同上側面図である。

【図３】図１の平面図である。

【図４】圧入ツールアツシの動作状態を示す要部拡大断
面図である。

【図５】ガイド爪の拡大断面図である。

【図６】加圧ピンの拡大正面図である。

【図７】図６のＡ−Ａ断面図である。

【図８】ＡＰツールアツシの動作状態を示す要部拡大断
面図である。

【図９】ＡＰツールアツシの動作状態を示す要部拡大側
面図である。

【図１０】図９の要部底面図である。

【図１１】図９のＢ−Ｂ線端面図である。

【図１２】検出センサの要部拡大断面図である。

【図１３】各レールの配備を示した参考平面図である。

【図１４】本発明を装備したコンベアラインの平面図で
ある。

【符号の説明】

５０ 主フレーム ５１ 圧入ユニット ５１ａ ガイド爪 ５１ｂ 加圧ピン ５２ 圧入ユニット駆動手段 ５３ 持ち上げ手段 ５４ 第１バックアップ機構 ５５ 第２バックアップ機構

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 支持脚が直立状に仮挿入された板体を持
   つ取り付け対象物を搬送する搬送機を胯間した主フレー
   ムと、板体を案内するスリットを先端に持つガイド爪
   と、前記板体を案内するスリットとその中心に位置する
   支持脚収納穴とを先端に持つ加圧ピンとを隣接する至近
   位置に配した圧入ユニットと、前記主フレームに支持さ
   れて圧入ユニットを上下動する圧入ユニット駆動手段
   と、取り付け対象物を搬送機から持ち上げる持ち上げ手
   段と、該持ち上げ手段の下降を阻止する第２バックアッ
   プ機構とを備えることを特徴とする板体支持脚の圧入装
   置。