JP2736505B2 - バイアルアダプター - Google Patents

バイアルアダプター

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JP2736505B2
JP2736505B2 JP6172037A JP17203794A JP2736505B2 JP 2736505 B2 JP2736505 B2 JP 2736505B2 JP 6172037 A JP6172037 A JP 6172037A JP 17203794 A JP17203794 A JP 17203794A JP 2736505 B2 JP2736505 B2 JP 2736505B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/1407Infusion of two or more substances
    • A61M5/1409Infusion of two or more substances in series, e.g. first substance passing through container holding second substance, e.g. reconstitution systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、患者へ有益な
薬物を放出するための放出システムに関する。より具体
的には、本発明はバイアルを接続部位に取り付けるため
の手段に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多くの
薬物は、患者へ静脈内放出される前に希釈剤と混合され
る。希釈剤は、例えば、ブドウ糖溶液、食塩溶液又は水
でさえあってよい。多くのそのような薬物は、粉末形態
で且つガラスのバイアル又はアンプルに包装されて供給
されている。化学療法において使用されているある種の
もののような他の薬物は、液体状態でガラスのバイアル
又はアンプルに包装されている。
【0003】粉末化された薬物は、混合のため液体をバ
イアル内に注入するために使用されるシリンジを利用し
て、周知の仕方で復元することができ、そしてシリンジ
は、混合された溶液を最終的にバイアルから抜き取る。
薬物が患者への放出の前に希釈されねばならない場合に
は、薬物はしばしば、復元後に希釈剤の容器内に注入さ
れ、そしてその場合該容器は、患者への放出のために投
与セットに連結することができる。
【0004】より具体的には、希釈剤は、しばしばガラ
ス瓶、又は、イリノイ州ディアフィールドのバクスター
・ヘルスケア・コーポレーションによってMINI-BAG(商
標)及びVIAFLEX (登録商標)なる名称のもとに販売さ
れているような、可撓性プラスチック容器中に包装する
ことができる。これらの容器は、該容器内容物を容器か
ら患者へ放出する投与セットへ接続するための投与ポー
トを有している。薬物は、典型的には、容器にある注入
部位を通して容器へ加えられる。
【0005】薬物は種々の理由で希釈剤とは別に包装さ
れることがある。最も大きな理由の一つは、多くの薬物
が、希釈剤と混合されると化学的及び物理的安定性を保
持せずこのためいかなる実質的な期間も貯蔵できないと
いうことである。また、薬物を製造している多くの会社
が静脈内放出のための容器入りの医療用液体の生産の事
業を行っておらず、またその逆もいえることから、薬物
はしばしば希釈剤とは別に包装されている。
【0006】従って、医者、看護婦、薬剤師その他の医
療要員は、薬物と希釈剤とを混合しなければならない。
これは多くの問題を提起する。復元操作は時間を費やし
且つ無菌技術を必要とする。オペレーターは、適切な希
釈剤とシリンジとを開始前に用意しなければならない。
粉末化薬物は、しばしばバイアルの底にケーキ化してい
る。このため、シリンジからバイアル内に液体が注入さ
れたとき、液体と粉末化薬物との間の接触面積は最初は
全く小さく、混合操作を一層時間消費的にする。限られ
たバイアル容量のため、希釈液中において上昇してくる
薬物濃度が、復元操作の完了を一層困難にする。
【0007】オペレーターは、繰り返し溶液をバイアル
中へ注入し、溶液を混合して抜き取ることによってこれ
を解決しようと試みるであろうが、これは追加の注入及
びシリンジの運動を必要にし、汚染の可能性を高める。
また、時にはバイアルから薬物及び/又は液体の全体を
得ることが困難であり、そのため復元操作を実施するの
に要する時間を増加させる。
【0008】復元操作は、好ましくは無菌条件下で実施
されなければならない。オペレーターを当然に一層注意
深くさせ且つ一層時間を消費させるそのような要件に加
えて、無菌条件は、維持するのがしばしば困難である。
ある場合には、復元操作がその下で実施される層流フー
ドを必要とすることがある。
【0009】ある種の化学療法剤のような、ある種の薬
物は有毒である。復元の間該薬物へのオペレーターの暴
露は、特にもしオペレーターがそのような薬物を日常的
に取扱い、そして繰り返しそれらに暴露されれば、危険
になり得る。
【0010】更なる問題は、復元操作が、どの容器がど
の薬物を含有するのかについての混同のもとを提供する
ことである。希釈液容器は、注入された薬物及びそれが
放出されるべき患者の名前を表示しなければならない。
【0011】薬物が復元されてシリンジ筒内へ抜き取ら
れた後、薬物は、ある場合には、患者の静脈系に直接注
射されるであろう。しかしながらより典型的には、復元
された薬物は、静脈内投与セットに接続するために、上
述のようにシリンジから一層大きい溶液容器に注入され
る。これは、シリンジ内で復元された薬物は、しばし
ば、針が皮膚を刺通する注射部位の付近の患者の静脈内
に局所毒性を引き起こす程依然として高い濃度であるた
めである。これは、医学上有害である重篤な静脈刺激を
発生させることがある。
【0012】加えて、たとえ適当な投薬量が注射器内に
あっても、患者の血流中への直接注入は、患者の全血流
中の薬物濃度レベルが危険なほど高いものである全身毒
性状態を発生し得る。シリンジから直接患者内への注入
をしない更に別の理由は、それが、患者へ追加の注入部
位を作り、それが患者に取って苦痛であり且つ感染の新
たな機会を提供することである。
【0013】これらの理由のため、復元された薬物は、
より典型的には、希釈剤容器内へ注入される。
【0014】患者は、典型的には、バクスター・ヘルス
ケア・コーポレーションから販売されているCONTINUFLO
(登録商標)投与セットのような投与セットを通して、
例えば1L容器のような大容量非経口容器からデキスト
ロース又は食塩水を投与される。もし復元された薬物が
そのような大容量非経口容器へ注入されたとしたら、薬
物の放出は通常余りにも長すぎる時間に亘ってなされる
こととなろう。しばしば、これらの大容積の液体は、非
常に遅い流速で放出される。
【0015】より典型的には、復元された薬物は、バク
スター・ヘルスケア・コーポレーションから販売されて
いる50mL容器のような、小容量非経口容器内に注入さ
れる。このMINIBAG (商標)容器は、大容量非経口容器
よりも高い水準に支持され、一次投与セット上の注射部
位へ二次投与セットによって接続される。それが一層高
い水準に維持されていることから、小容量容器中の復元
された薬物が放出され、その後で大容量容器からの液体
が再び流れ始める。直接注射器注射の代わりに、薬物又
は他の有益な薬剤の放出のため投与セットへ接続した小
容量容器を利用することにより、薬物は好ましくない副
作用を最小にする傾向のある好適な時間をかけて放出さ
れる。
【0016】米国特許第5,409,129 号は、投与セットを
通って液体が流れる受動的薬物復元及び放出システムを
開示している。該投与セット内に取り付けられたソケッ
トは、有益な薬剤を収容したカートリッジを受け入れる
のに適合させてある。やはり開示されているのは、カー
トリッジ又はバイアルと該ソケットとの接続のためのア
ダプター手段、及び該投与セット中の空気フラスコであ
る。あるアダプターは、標準のバイアルの口の周りにス
ナップ嵌合するよう構成された拡大したバイアル側末端
と、該ソケットと係合するよう形状を与えられた中空の
シェルとを含む。スライドするプレートが該中空のシェ
ル内に配置されており、そして該バイアル内の有益な薬
剤の適正な混合を保証するため該バイアルを通る流路を
作り出すために流路手段として働く2つの別個のカニュ
ーレを含む。
【0017】米国特許第4,804,366 号(対応特公平5-60
758 号)及び第4,850,978 号(対応特公平6−14977 )
は、カニューレ構造が剛直に取り付けられているもので
あるそれらのシステムのカートリッジにおいて使用する
よう設計された他のアダプターを備えた、薬物放出シス
テムを開示している。しかしながら、この開示されたア
ダプターにおいては、そこにおいて使用できるバイアル
の外径が、アダプターの内径の関数として限定される。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、有益な薬剤を
収容したバイアルと薬物放出システムとを相互連結する
ためのアダプターを提供する。該アダプターは、種々の
バイアルサイズを用いることができるように構成されて
いる。
【0019】一具体例においては、本発明は、第1の接
続部位と有益な薬剤を収容するためのチャンバーとを液
体連通状態に相互接続するためのアダプターであって、
第1及び第2の接続部位側を有するプレートと、該プレ
ートの該第2の接続部位側(バイアル側)から延びてお
りそして第2の接続部位にのみ係合するよう構成されて
いる壁と、該プレート中に剛直に固定され且つこれを貫
通して延びているカニューレ構造とを含むものであるア
ダプターを提供する。
【0020】本発明の一具体例においては、該アダプタ
ーは、該プレートの両側及び該カニューレを囲んで固定
された、これらを最初の無菌状態に維持するための、一
対の取外し可能なカバーを更に含んでなる。
【0021】本発明の一具体例においては、該アダプタ
ーは、該プレートの第1の接続部位側から該カニューレ
を囲んで同心で延びている管状のキー路部材を更に含ん
でなる。
【0022】本発明の一具体例においては、該アダプタ
ーは、該プレートの両側及び該カニューレを囲んで固定
された、これらを最初の無菌状態に維持するための、一
対の取外し可能なカバーを更に含んでなる。管状のキー
路部材が、該プレートの第1の接続部位から該カニュー
レを囲んで同心で延びており、該管状のキー路部材は、
第1の接続部位側の該カニューレを囲んで固定された該
カバーを囲んで同心に配置されている。
【0023】本発明の一具体例においては、該プレート
から延びている該壁は、放射状に外方へ突出したリップ
を含む。
【0024】本発明の一具体例においては、該アダプタ
ーは、第1の接続部位側に且つ該カニューレを囲んで固
定されたカバーの根元から延びて、該プレートを貫通す
る一対の穴を通って第2の接続部位側へ突出している一
対のピンと、第2の接続部位側において該カニューレを
囲んで該ピンに固定されたカバーとを更に含んでなる。
【0025】一具体例においては、本発明は、有用な薬
剤を内部に収容できるチャンバーと薬剤的接続部位を有
する蓋末端とを有する有益薬剤容器を含んでなる、有益
薬剤容器及びアダプターアセンブリーを提供する。該有
益薬剤容器と第1の接続部位とを液体連通状態に相互接
続するよう形状を与えられたアダプターであって、第1
の接続部位側及び第2の接続部位側を有するプレート
と、第2の接続部位側から延びており且つ該有益薬剤容
器の第1の薬剤接続部位の周りにのみ係合するよう構成
された管状の壁とを含むものであるアダプターが提供さ
れる。支持体が、該有益薬剤容器及びアダプターに、こ
れらを最初の組み立て状態に支持するために、固定され
ており、該アダプターは、該支持体に取外し可能に取り
付けられている。
【0026】一具体例においては、有益な薬剤を該放出
システム内へ導入することを可能にする接続部位を含
む、患者へ液体を放出するよう形状を与えられたソケッ
トを含んでなる有益薬剤放出システムを提供する。第2
の接続部位及び有益な薬剤を収容するためのチャンバー
を備えた有益薬剤容器を該放出システムの接続部位と液
体連通状態に相互接続するためのアダプターであって、
第1及び第2の接続部位側を有するプレートと、該プレ
ートの第2の接続部位側から延びており且つ該有益薬剤
容器の第2の接続部位にのみ係合するよう形状を与えら
れた壁と、そして該プレート中に剛直に固定されており
且つ該プレートを貫通して延びているカニューレを有す
るカニューレ構造と、を含むものであるアダプターが提
供される。そして、第2の接続部位を有する有益薬剤容
器が提供される。
【0027】本発明の更なる特徴及び利点は、目下好ま
しい具体例の詳細な記述に記載されており、そしてこれ
と図面とから明らかであろう。
【0028】上述のように、本発明は、種々のバイアル
サイズを注入部位に接続するアダプターを提供する。こ
の目的のため、該アダプターは、種々のサイズのバイア
ルに接続されるよう形状を与えられた側(バイアル側)
と接続部位に接続されるよう形状を与えられた接続部位
側とを含む。
【0029】図1には、米国特許第4,804,366 号及び第
4,850,978 号に開示されている(該開示を参照によりこ
こに導入する。)ようなソケット10が図解されている。
該ソケット10は、投与セットの一部を形成しており、液
体放出導管12と空気フラスコ14との間に相互接続されて
いる。
【0030】米国特許第4,804,366 号及び第4,850,978
号に開示されているように、該チャンバー内の薬物が復
元され次いで該投与セットの残り部分を通って該空気フ
ラスコの下流へと患者へ放出されることができるよう、
ソケット10は、導管12から液体流を受け取り、バイアル
のような有益薬剤含有容器を通して該液体を導くように
構成されている。
【0031】要するに、ソケット10は、間に分割器24を
固定して有する上側取付具20及び下側取付具22を備える
よう構成されている。上側取付具20は、入口26(これに
液体導管12が取り付けられる)及び接続部位27(この内
部にゴム又はゴム様の注入部位40が固定されている)を
含む。分割器24は、通常は液体が、分割器24と上側取付
具20とによって規定された上側チャンバー32から、下側
取付具22と分割器24とによって規定された下側チャンバ
ー34へと流れることを許容するであろう貫通孔30を含
む。下側取付具22は、空気フラスコ14の入口38に接続さ
れた出口36を含む。
【0032】米国特許第4,804,366 号及び第4,850,978
号に一層詳細に記載されているように、ソケット10の接
続部位27へのカートリッジの接続は、カートリッジのカ
ニューレが貫通孔30を通って延びるようにさせる。これ
は、液体が、カートリッジ及び注入部位40中に備えられ
た流路を通って上方へと、該有益な薬剤を通ってカニュ
ーレの上端へと上方へ、次いでカニューレを通って下方
へ、そしてチャンバー34を通って出て出口36へと流れざ
るを得ないように、貫通孔30を塞ぐ。
【0033】やはり米国特許第4,804,366 号及び第4,85
0,978 号に記載されているように、該有益薬剤含有チャ
ンバーは、カートリッジ内に備えられていることがで
き、又は、注入部位40にそれ自身接続がされているもの
である別個のアダプターに接続されることができる。本
発明の主題は、このタイプのアダプターである。以下、
実施例を挙げて説明する。
【0034】
【実施例】図2及び図3に図解されているのは、本発明
のアダプターの具体例である。図2及び3には、バイア
ルを接続部位に接続するよう形状の与えられたアダプタ
ー100 が図解されている。認識されるであろうように、
アダプター100 は、バイアルに接続されるよう形状の与
えられたバイアル側102 と、接続部位(例えばソケット
10の接続部位27)に接続されるよう形状の与えられた接
続部位側104 とを有する。
【0035】やはり図解されているように、そのバイア
ル側102 に、アダプター100 は、床又はプレート108 及
び該床又はプレート108 の外周111 から上方へ延びてい
る管状の壁110 を有する、実質的にキャップ状の構造10
6 を含む。図解した該具体例においては、床又はプレー
ト108 は好ましくは円形であり壁110 は形状が環状であ
る。外方へ又は放射状に突出している肩又はリップ112
は、床又はプレート108 の外周111 に繋がっていない先
端側末端114 において、壁110 から延びている。リップ
112 は、使用者が指でアダプター100 を保持してこれを
バイアルに取り付ける際に、アダプター100 が指から滑
り落ちるのを防止するよう接触上の支持を与える。
【0036】認識できるように、壁110 は、バイアルが
アダプター100 に接続されるときにカバーとして働く。
更には、壁110 は、バイアルの蓋(即ち、接続部位を備
えた部分)のみに係合しバイアルの本体壁(即ち、復元
すべき薬剤を収容している部分)には係合しないよう
に、長さが選択され及び構成される。壁110 がバイアル
本体部分を取り囲まないため、本体はいかなるサイズで
あってもよい。こうして、壁110 によって取り囲まれる
部分が壁110 内の空間より大きいものでない限り、種々
のサイズのバイアルをアダプター100 上に受け入れるこ
とができる。例えば、壁110 は20mmのバイアル栓を含
むいかなるバイアルとも係合することができる。
【0037】アダプター100 はまた、プレート108 に剛
直に固定され且つそれを同心で貫通して延びているカニ
ューレ構造をも含む。カニューレ構造のバイアル側102
から延びている部分は、バイアルのアクセス開口上に備
えられている自己シール式抗汚染膜を貫通するために用
いられる針121 を形成する。図解されているように、針
121 は、好ましくは心抜きを起こさないタイプのもので
ある。即ちそれは、針121 の内部の通路に液体連通を提
供するスロット124 を備えた、鈍い閉鎖した先端122 を
有する。勿論、所望により他のタイプの針を使用するこ
ともできる。
【0038】アダプター100 は、好ましくは、使用前に
汚染することから針121 を隔離して保護するための鞘12
6 を含む。いかなる鞘又はカバーも、好ましい具体例に
おいて使用することができるが、米国特許第5,167,642
号に開示(この開示を参照によりここに導入する。)さ
れているもののような鞘が好ましくは使用される。
【0039】図解した具体例において鞘126 を取り囲ん
でいるのは、一対のピン128 である。ピン128 は、カニ
ューレカバー150 と一体でありカニューレカバー150 の
根元から延びて、円形のプレート108 に設けられたピン
穴 128Aを貫通してバイアル側へ突出している。鞘126
を取り外した状態で、バイアルの蓋が壁110 内の空間に
受け入れられてプレート108 へと押されると、カニュー
レ121 及びシェル120が蓋を刺通し次いで該蓋がピン128
の先端と当接してこれをピン穴128 A内へと押し戻
す。このようにして、カニューレ121 及びシェル120 が
バイアルの蓋を刺通した後に初めてカニューレカバー15
0 がアダプター100 から簡単に取り外すことができるよ
うになる。
【0040】図解されているように、鞘126 は、カバー
から放射状に突出した、そしてピン128 の間に密着し
て、しかしきつ過ぎずに、嵌合する肩130 を有する。ピ
ン穴 128Aが、該プレート108 を貫通して延び、そし
て、鞘126 がプレート108 から不用意に外れないよう、
好ましくは締まり嵌めによって、ピン128 を受け入れて
いる。
【0041】カニューレ構造の、接続部位側104 から延
びている部分は、注入部位40のそれのような注入部位の
自己シール式抗汚染膜を刺通するために使用されるカニ
ューレ131 である。カニューレ131 は、プレート108 の
中心から突出しており、該アダプターの取り付けられて
いるバイアルから注入部位への出口を提供する。
【0042】カニューレ構造はまた、カニューレの外壁
と当該シェルの内壁との間に液体流路を提供するようカ
ニューレを囲んで形成されたシェル120 を含む。この液
体流路は、希釈剤が源容器から該有益な薬剤容器内へと
流れ込みそこで有益な薬剤と混合してこれを希釈するこ
とを許容する。次いで、希釈された薬剤がカニューレを
通って患者へと流れる。類似の方法が米国特許第4,840,
366 号及び第4,850,978 号に記述されている。
【0043】接続部位側104 では、アダプター100 は好
ましくは、基底プレート108 から延びており且つカニュ
ーレ131 と実質的に同心である、キー路部材140 及びを
含む。キー路部材140 は、接続部位上に嵌合するための
キー路142 を有する、比較的剛直な管状のキー路壁を含
むことができる。このキー路142 は、ソケット内におけ
るカニューレ出口、シェル及び通路入口の正しい配置を
含む、アダプターと関連したソケットとの正しい係合を
保証する。
【0044】アダプターはまた、基底プレート108 に及
びキー路部材140 内に除去可能に固定された、除去可能
なカニューレカバー150 を含む。この除去可能なカニュ
ーレカバー150 の主要目的は、アダプターがバイアルに
最初に接続することなしにアダプター100 が注入部位と
接続するのを阻止することにある。
【0045】動作においては、バイアル中の有益な薬剤
が患者へ放出される前に、ソケット10がその一部分であ
る投与セットが、組み立てられる。この手順は、米国特
許第4,840,366 号に一層完全に記述されている。アダプ
ターは次いで、実質的に図4に図解されているように、
バイアルに接続され、それからソケット10に接続され
る。
【0046】図4、5及び6には、本発明の一具体例が
図解されており、そこでは、アダプター200 は、その針
204 が滅菌状態に維持されるようにして、アセンブリー
203において使用する前にバイアル202 に固定されてい
る。図解されているように、バイアル202 に取り付けら
れているのは、中に自己シール式抗汚染膜208 を有する
キャップ206 であり、キャップ206 に取り付けられてい
るのは針ホルダー210である。上述のアダプター200
は、アダプター200 が、バイアル202 に取り付けられた
キャップ206 から延びている腕212 上に配置されるよう
にして、針ホルダー210 に固定されている。こうして、
図4においては、バイアル及びアダプターアセンブリー
203 が、その使用前の状態で図解されている。
【0047】アダプター200 が使用されるときには、針
ホルダー210 は、アダプター200 の適当な操作、例え
ば、アダプター200 が除去され針204 がホルダー210 か
ら除去されるまで前後に軽く曲げることによって、アダ
プター200 から取り外される。突出した針204 を有する
アダプター200 は、次いで、図5に図解されているよう
にしてバイアル202 に接続される。
【0048】この目的のため、針204 は、膜208 の上に
配置される。針204 は、次いで、それを通して挿入され
てキャップ206 に固定される。
【0049】次いで図6に図解されているように、アダ
プター200 は、バイアル202 の内容物と針204 とが液体
連通状態おかれるようにして、キャップ206 を囲んで固
定される。このとき、腕212 は、アダプター200 の管状
の壁に長手方向にその全長に渡って設けられた、該腕21
2 の厚みより大きい幅を有するスロット内(図には示さ
ず)に受入れられる。その後で、バイアル202 をさかさ
にし、アダプター200を、上述の仕方で上述の投与セッ
トの、ソケット10の注入部位28のような注入部位に固定
することができる。
【0050】キャップ206 の構造のために、アダプター
とのぴったりした嵌合を常に達成することが保証され
る。更に、キャップのみがバイアルの蓋に係合すること
から、種々のサイズのバイアルが利用できる。
【0051】キャップ206 が、異なったサイズの蓋を備
えた種々のバイアルに固定できるように構成することが
できるということが更に認識できる。しかしキャップ20
6 の接続部位は既知の標準サイズであることから、異な
ったバイアルのためにアダプター200 を変更する必要は
ない。その代わり、アダプターは、キャップ206 上の接
続部位の既知のサイズと共に働くように、既知の標準サ
イズであることができる。
【0052】ここに記述した目下好ましい具体例に対す
る種々の変更及び修正が当業者に明らかであることが理
解されなければならない。そのような変更及び修正は、
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく且つ伴う利
点を損なうことなく行うことができる。従って、そのよ
うな変更及び修正が請求の範囲に包含されることが意図
されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 注入部位と投与セットをとを含むソケットを
示す。
【図2】 本発明の原理を具体化しているアダプターの
部分的断面図。
【図3】 使用者に保持された状態の図1のアダプター
の透視図。
【図4】 バイアルに接続されたホルダー中に固定され
たアダプターを示す。
【図5】 使用者による図4のアダプターのカニューレ
の、図4のバイアル内への挿入を示す。
【図6】 相互連結されたバイアルとアダプターを示
す。
【符号の説明】
10・・・ソケット、12・・・液体放出導管、14・・・空
気フラスコ、20・・・上側取付具、22・・・下側取付
具、24・・・分割器、27・・・接続部位、30・・・貫通
孔、32・・・上側チャンバー、34・・・下側チャンバ
ー、40・・・注入部位、100 ・・アダプター、102 ・・
バイアル側、104 ・・接続部位側、108 ・・プレート、
112 ・・リップ、120 ・・シェル、121 ・・針(カニュ
ーレ)、124 ・・スロット、126 ・・鞘、128 ・・ピ
ン、 128A・・ピン穴、130 ・・肩、140・・キー路部
材、142 ・・キー路、150 ・・カニューレカバー、200
・・アダプター、206 ・・キャップ、208 ・・自己シー
ル式抗汚染膜、210 ・・針ホルダー、212 ・・腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールス、エラー アメリカ合衆国60002イリノイ、アンチ オック、ウェストビラリカロード 22870 (72)発明者 ブライアン、ジェー、ゴーマン アメリカ合衆国53147ウィスコンシン、 レイクジニーバ、ルート5、ボックス 969−1 (72)発明者 マーク、エー、ホークウォーター アメリカ合衆国60061イリノイ、バーノ ンヒルズ、イーストコートオブショアウ ッド 210、ナンバー4 (56)参考文献 特表 平3−502409(JP,A)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の接続部位を、本体及び蓋を有する有
    益な薬剤容器と液体連通状態に相互接続するためのアダ
    プターであって、(1)第1の接続部位側及び第2の接
    続部位側を有するプレートと、(2)該プレートの第2
    の接続部位側から延びており蓋の周りにのみ係合するよ
    う構成されている、その中に種々のサイズの本体を有す
    る容器が固定されることを許容する壁と、そして(3)
    該プレート中に剛直に固定されている、該プレートを貫
    通して延びる流路を規定しているカニューレと、を含ん
    でなるアダプター。
  2. 【請求項2】カニューレを最初の滅菌状態に維持するた
    めに該プレートの両側にそして該カニューレを囲んで固
    定された一対の除去可能なカバーを更に含んでなる、請
    求項1のアダプター。
  3. 【請求項3】該プレートの第1の接続部位側からカニュ
    ーレを囲んで同心で延びている管状のキー路部材を更に
    含んでなる、請求項1のアダプター。
  4. 【請求項4】(1)該カニューレの一部分を囲んで、該
    部分を最初の滅菌状態に維持するために固定された除去
    可能なカバーと、そして(2)該プレートの第1の接続
    部位側から該カニューレを囲んで同心で延びている管状
    のキー路部材であって、該カバーを囲んで同心に配置さ
    れているものであるキー路部材とを更に含んでなる、請
    求項1のアダプター。
  5. 【請求項5】該プレートから延びている該壁が放射状に
    外方へ延びているリップを含むものである、請求項1の
    アダプター。
  6. 【請求項6】(1)第1の接続部位側に該カニューレを
    囲んで固定されたカバーと、(2)該カバーの根元から
    延びて、該プレートを貫通する一対の穴を通って第2の
    接続部位側へ突出している、該カバーと一体である一対
    のピンと、そして(3)第2の接続部位側において該カ
    ニューレを囲んで該ピンに固定されたカバーとを更に含
    んでなる、請求項1のアダプター。
  7. 【請求項7】有益薬剤容器及びアダプターアセンブリー
    あって、(1)中に有益な薬剤を収容できるチャンバー
    と注入部位を有する蓋とを有する、有益薬剤容器と、そ
    して(2)該有益薬剤容器と第1の接続部位とを液体連
    通状態に相互接続するよう形状の与えられたアダプター
    であって、第1の接続部位と第2の接続部位とを有する
    プレート、第2の接続部位側から延びており当該管状の
    壁が種々のサイズのチャンバーを有する容器がこれに固
    定されることを許容するよう構成された管状の壁と、該
    プレートに剛直に固定されたカニューレ構造と、そして
    該プレートを貫通する流路とを含んだアダプターと、そ
    して(3)該アダプターを除去可能に受け入れるために
    該有益薬剤容器に固定された支持体と、を含んでなるア
    センブリー。
  8. 【請求項8】該カニューレを最初の滅菌状態に維持する
    ために、該プレートの両側にそして該カニューレを囲ん
    で固定された一対の取外し可能なカバーを更に含んでな
    る、請求項7の有益薬剤容器及びアダプターアセンブリ
    ー。
  9. 【請求項9】該プレートの第1の接続部位側から該カニ
    ューレを囲んで同心で延びている管状のキー路部材を更
    に含んでなる、請求項7の有益薬剤容器及びアダプター
    アセンブリー。
  10. 【請求項10】(1)該カニューレを最初の滅菌状態に
    維持するために該プレートの両側に該カニューレを囲ん
    で固定された一対の取外し可能なカバーであって、該支
    持体によって該プレートの第2の接続部位側に固定され
    たカバーと該有益薬剤容器とが相互接続されているもの
    であるカバーと、そして(2)該プレートの第1の接続
    部位側から該カニューレを囲んで同心で延びている管状
    のキー路部材であって、第1の接続部位側に該カニュー
    レを囲んで固定されたカバーを囲んで同心で配置されて
    いるものであるキー路部材とを更に含んでなる、請求項
    7のアセンブリー。
  11. 【請求項11】該プレートから延びている壁が放射状に
    外方へ突出しているリップを含むものである、請求項7
    のアセンブリー。
  12. 【請求項12】(1)第1の接続部位側に該カニューレ
    を囲んで固定されたカバーと、(2)該カバーの根元か
    ら延びて、該プレートを貫通する一対の穴を通って第2
    の接続部位側へ突出している、該カバーと一体である一
    対のピンと、そして(3)第2の接続部位側において該
    カニューレを囲んで該ピンに固定されたカバーとを更に
    含んでなる、請求項7のアセンブリー。
  13. 【請求項13】該支持体が、該カニューレの一端を受け
    入れるための長く延びたスリーブを含むものである、請
    求項7のアセンブリー。
  14. 【請求項14】該支持体が該チャンバーの蓋を受け入れ
    るための手段を含むものである、請求項7のアセンブリ
    ー。
  15. 【請求項15】該支持体がカニューレ受入れ部材を含む
    ものである請求項7のアセンブリー。
  16. 【請求項16】有益薬物放出システムであって、(1)
    患者へ液体を放出するよう形状の与えられたソケットで
    あって、有益な薬剤を該放出システム内へ導入すること
    を可能にする第1の接続部位を含むものであるソケット
    と、(2)該放出システムの第1の接続部位と、第2の
    接続部位を備えた蓋及び有益な薬剤を収容するためのチ
    ャンバーを有する有益薬剤容器とを液体連通状態に相互
    接続するためのアダプターであって、第1の接続部位側
    及び第2の接続部位側と、該プレートの第2の接続部位
    側から延びており該有益薬剤容器の蓋の周囲のみと係合
    するよう形状の与えられた壁と、該プレート中に剛直に
    固定された、該プレートを貫通して延びるカニューレと
    を含むものであるカニューレ構造を含むものであるアダ
    プターと、そし(3)第2の接続部位を備えた蓋及び中
    に有益な薬剤を収容できるチャンバーを有する、有益薬
    剤容器と、を含んでなるシステム。
  17. 【請求項17】該プレートの第1の接続部位側から該カ
    ニューレを囲んで同心で延びている管状のキー路部材を
    更に含んでなる、請求項16のシステム。
  18. 【請求項18】該プレートから延びている該壁が放射状
    に外方へ突出しているリップを含むものである、請求項
    16のシステム。
  19. 【請求項19】(1)第1の接続部位側に該カニューレ
    を囲んで固定されたカバーと、(2)該カバーの根元か
    ら延びて、該プレートを貫通する一対の穴を通って第2
    の接続部位側へ突出している、該カバーと一体である一
    対のピンと、そして(3)第2の接続部位側において該
    カニューレを囲んで該ピンに固定されたカバーとを更に
    含んでなる、請求項16のシステム。
  20. 【請求項20】該蓋を貫通して該カニューレを挿入する
    前に該有益薬剤容器に該アダプターを除去可能に結合さ
    せるための手段を含む、請求項16のシステム。
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