JP2736188B2 - 単結晶棒育成装置の消耗品管理方法及び装置 - Google Patents

単結晶棒育成装置の消耗品管理方法及び装置

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JP2736188B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単結晶棒育成装置の消
耗品管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チョクラルスキー法による単結晶棒育成
装置では、図5に示す如く、坩堝10がヒータ12に囲
繞され、ヒータ12がさらにヒートシールド14で囲繞
されている。坩堝10内に多結晶シリコンのブロックを
入れてヒータ12に電力を供給すると、このブロックが
融液16になる。
【0003】一方、坩堝10の上方には、ワイヤ18の
下端に種ホルダ20が取り付けられ、この種ホルダ20
に種結晶22が保持されている。ワイヤ18を下降させ
て種結晶22の下端を融液16に漬け、引き上げること
により、単結晶棒24が育成される。
【0004】ワイヤ18の下端部は、ヒータ12及び融
液16から熱を受けて劣化し、引っ張り強度が低下す
る。また、ヒータ12及びヒートシールド14は黒鉛で
形成されているので、これらが加熱されると、酸素やシ
リコン蒸気と反応してSiOやCOとなって劣化し、ヒ
ータ12は加熱能力が低下し、ヒートシールド14は断
熱効果が低下する。特に、ヒータ12及びヒートシール
ド14が劣化すると、融液16に対する温度分布が変化
するため、単結晶棒24の品質に影響する。この影響
は、結晶の大径化が進み、かつ、結晶品質に対する要求
が厳しくなっている今日、歩留まり低下の原因となって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、多数の結晶育成装置の各ヒータ12の寿命が使用条
件によって異なるのに同一であるとして、一定期間毎に
ヒータ12を交換していた。ワイヤ18及びヒートシー
ルド14についても同様であった。このため、これら消
耗品の取り換えが早すぎてコスト高の原因となったり、
取り換えが遅過ぎて単結晶棒24の歩留りが低下し、こ
れによりコスト高の原因となっていた。
【0006】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、単結晶育成装置に用いられる消耗品を適正に管理す
ることができる消耗品管理方法及び装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1の単結晶棒育成装置の消耗品管理方法では、 坩堝内融
液から育成単結晶棒を引き上げるワイヤ、坩堝内原料を
加熱するヒータ又は該ヒータを囲繞するヒートシールド
である加熱消耗品の加熱積算上限時間を設定しておき、
リセットから次のリセットまでの間における該ヒータの
通電時間を消耗品加熱積算時間として求め、 該消耗品加
熱積算時間を表示装置に表示し、かつ、該加熱積算上限
時間に対する該消耗品加熱積算時間の割合を表示装置に
表示し、 該消耗品加熱積算時間が該加熱積算上限時間を
越えたかどうかを判定する。
【0008】ワイヤ、ヒータ又はヒートシールドは、加
熱により劣化するので、この発明によれば、各単結晶育
成装置について、消耗品の取り換えが早すぎたり遅すぎ
たりすることがなく、消耗品を適正に管理することがで
きるという効果を奏する。また、単結晶育成中に該消耗
品を取り替えることができないが、この発明では加熱積
算上限時間に対する消耗品加熱積算時間の割合を表示す
るので、各消耗品について取り替え時期の判断が容易に
なるという効果を奏する。
【0009】請求項2の単結晶棒育成装置の消耗品管理
方法では、 坩堝内融液から育成単結晶棒を引き上げるワ
イヤ、坩堝内原料を加熱するヒータ又は該ヒータを囲繞
するヒートシールドである加熱消耗品の温度積分上限値
を設定しておき、 該ヒータの温度又はその近くの温度を
検出し、 リセットから次のリセットまでの間における検
出温度の時間積分値を加熱消耗品温度積分値として求
め、 該加熱消耗品温度積分値が該温度積分上限値を越え
たかどうかを判定する。
【0010】この方法によれば、ヒータ又はヒートシー
ルドである加熱消耗品に対し温度の時間積分値が用いら
れるので、請求項1の方法よりもより適正に消耗品を管
理することができるという効果を奏する。
【0011】請求項3の単結晶棒育成装置の消耗品管理
方法では、請求項1又は2において、上記加熱消耗品
は、上記ワイヤ、上記ヒータ及び上記ヒートシールドで
ある。この単結晶棒育成装置の消耗品管理方法によれ
ば、これら消耗品を同一方法で管理することができ、全
体として構成が簡単になるという効果を奏する。
【0012】請求項4の単結晶棒育成装置の消耗品管理
方法では、 黒鉛ヒータの抵抗上限値を設定しておき、
黒鉛ヒータの抵抗値を測定し、 該黒鉛ヒータの抵抗値が
該抵抗上限値を越えたかどうかを判定する。
【0013】この単結晶棒育成装置の消耗品管理方法に
よれば、黒鉛ヒータの取り替え管理がその抵抗値で行わ
れ、該抵抗値は、劣化の程度そのものをよく表してお
り、かつ、抵抗値の測定は一般に比較的容易であるの
で、請求項2の方法よりも適しているという効果を奏す
る。
【0014】請求項5の単結晶棒育成装置の消耗品管理
方法では、請求項4において、 上記ヒータの温度又はそ
の近くの温度を検出し、 検出された温度で、測定された
上記抵抗値を補正する。 抵抗値は温度に依存するが、こ
の単結晶棒育成装置の消耗品管理方法によれば、測定し
た抵抗値が検出温度で補正されるので、黒鉛ヒータをよ
り適正に管理することができるという効果を奏する。
【0015】請求項6の単結晶棒育成装置の消耗品管理
装置では、 坩堝内融液から育成単結晶棒を引き上げるワ
イヤ、坩堝内原料を加熱するヒータ又は該ヒータを囲繞
するヒートシールドである加熱消耗品の加熱積算上限時
間を設定するための設定手段と、 リセットから次のリセ
ットまでの間における該ヒータの通電時間を消耗品加熱
積算時間として求める積算手段と、 該消耗品加熱積算時
間を表示し、かつ、該加熱積算上限時間に対する該消耗
品加熱積算時間の割合を表示する表示装置と、該消耗品
加熱積算時間が該加熱積算上限時間を越えたかどうかを
判定する判定手段とを有する。
【0016】請求項7の単結晶棒育成装置の消耗品管理
装置では、 坩堝内融液から育成単結晶棒を引き上げるワ
イヤ、坩堝内原料を加熱するヒータ又は該ヒータを囲繞
するヒートシールドである加熱消耗品の温度積分上限値
を設定するための設定手段と、 該ヒータの温度又はその
近くの温度を検出する温度検出手段と、 リセットから次
のリセットまでの間における検出温度の時間積分値を加
熱消耗品温度積分値として求める積分手段と、 該加熱消
耗品温度積分値が該温度積分上限値を越えたかどうかを
判定する判定手段とを有する。
【0017】請求項8の単結晶棒育成装置の消耗品管理
装置では、 坩堝内原料を加熱する黒鉛ヒータの抵抗上限
値を設定するための設定手段と、 該黒鉛ヒータの抵抗値
を測定する測定手段と、 該黒鉛ヒータの抵抗値が該抵抗
上限値を越えたかどうかを判定する判定手段とを有す
る。
【0018】請求項9の単結晶棒育成装置の消耗品管理
装置では、請求項8において、 上記ヒータの温度又はそ
の近くの温度を検出する温度検出器と、 検出された温度
で、測定された上記抵抗値を補正する補正手段とを有す
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】(1)第1実施例 図1は、第1実施例の、単結晶棒育成装置の消耗品管理
装置とその関連部分を示す。
【0026】例えばAC380Vが、電磁接触器の主接
点30a、30bを介して電圧調節回路32に供給され
る。電圧調節回路32の出力電圧は、温度調節回路34
からの制御信号により決まり、この制御信号は、検出温
度と目標温度により決まる。主接点30a及び30b
は、電磁接触器の電磁コイル30により開閉される。ま
た、主接点30a及び30bと連動してこの電磁接触器
の補助接点30cが電磁コイル30により開閉され、リ
レーの電磁コイル35がオン/オフし、これによりリレ
ーの接点35aが開閉される。接点35aは、一端が接
地され、他端がプルアップ抵抗36を介して電源供給線
に接続されている。プルアップ抵抗36と接点35aと
の接続点の電圧は、ヒーティング信号SとしてI/Oイ
ンタフェース38を介しマイクロコンピュータ40に供
給される。
【0027】電磁コイル30を励磁すると、主接点30
a、30b、補助接点30c及び接点35aが閉状態と
なり、ヒータ12に電力が供給され、かつ、ヒーティン
グ信号Sが低レベルになる。電磁コイル30を消磁する
と、主接点30a、30b、補助接点30c及び接点3
5aが開状態となり、ヒータ12への電力供給が停止さ
れ、かつ、ヒーティング信号Sが高レベルになる。
【0028】マイクロコンピュータ40には、I/Oイ
ンタフェース38を介して数値表示器41〜43、キー
ボード44及びランプL1〜L3が接続されている。
【0029】次に、マイクロコンピュータ40のソフト
ウエア構成を図2に基づいて説明する。以下、括弧内の
数値は、図2中のステップ識別番号を示す。
【0030】(50)ヒーティング信号Sが高レベルで
あれば、ヒータ12がオフ状態であると判断し、ヒーテ
ィング信号Sが低レベルであれば、ヒータ12がオン状
態と判断して次のステップ51へ進む。
【0031】(51)内部時計の計測時間を読み出し、
ワイヤ加熱積算時間t1 及びその上限値te 1 に対する
割合を数値表示器41に表示させ、ヒータ加熱積算時間
2 及びその上限値te2に対する割合を数値表示器42
に表示させ、ヒートシールド加熱積算時間t3 及びその
上限値te3に対する割合を数値表示器43に表示させ
る。
【0032】(52〜54)t1 <te1、t2 <te2
かつ、t3 <te3であれば、ステップ50へ戻る。ここ
に、te1、te2及びte3はそれぞれ、ワイヤ18、ヒー
タ12及びヒートシールド14の交換時間である。これ
ら交換時間te1〜te3は、キーボード44を操作して予
め設定されている。
【0033】(60)t1 ≧te1であれば、ランプL1
をオンにする。
【0034】(61)ワイヤ加熱積算時間t1 がリセッ
トされなければ、ステップ53へ進む。
【0035】(62)操作者は、ランプL1がオンにな
っていることを確認し、その後適当な時期にワイヤ18
を取り換え、キーボード44を操作してワイヤ加熱積算
時間をリセットする。マイクロコンピュータ40は、こ
れに応じて、ランプL1をオフにし、ワイヤ加熱積算時
間t1 をゼロクリアした後、ステップ53へ進む。
【0036】ステップ70〜72及び80〜82の処理
は、上記ステップ60〜62の処理と同様であり、その
説明を省略する。
【0037】このようにして、ワイヤ18、ヒータ12
及びヒートシールド14の劣化の程度が数値表示器41
〜44に数値として表され、かつ、ワイヤ18、ヒータ
12及びヒートシールド14の適切な取り換え時点がラ
ンプL1〜4に表示される。
【0038】(2)第2実施例 図3は、第2実施例の、単結晶棒育成装置の消耗品管理
装置とその関連部分を示す。図1と同一構成要素には、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0039】この第2実施例では、ヒータ12及びヒー
トシールド14の抵抗値を抵抗測定器37で測定し、そ
の測定値を、I/Oインタフェース38Aを介してマイ
クロコンピュータ40Aに供給している。また、放射温
度計26で測定した温度を、I/Oインタフェース38
Aを介してマイクロコンピュータ40Aに供給してい
る。この放射温度計26は、図5に示す如く、黒鉛製の
ヒートシールド14に形成された凹部14aに光軸が向
けられて配置されており、ヒータ12の近くの温度を検
出する。図1と異なり、ヒータ12のオン・オフは検出
していない。
【0040】次に、マイクロコンピュータ40Aのソフ
トウエア構成を図4に基づいて説明する。以下、括弧内
の数値は、図4中のステップ識別番号を示す。
【0041】(100)放射温度計26で測定された温
度Tを読み込み、温度時間積分値S1 に、内部時計の現
時刻と前回温度を読み込んだ時刻との差Δtと温度Tと
の積TΔtを加えたものを、新たな温度時間積分値S1
とする。そして、この温度時間積分値S1 及びその上限
値S1Lに対する割合を数値表示器41に表示させる。上
限値S1Lは、キーボード44を操作して予め設定されて
いる。
【0042】ワイヤ18は加熱により劣化するので、こ
の温度の時間積分は、単結晶育成開始後引き上げ高さが
ある一定値になるまで、又は、単結晶育成開始後一定時
間経過するまでの間のみ行った方が好ましい。
【0043】(101)S1 <S1Lであれば、下記ステ
ップ105へ進む。
【0044】(102)S1 ≧S1Lであれば、ランプL
1をオンにする。
【0045】(103)そして、温度時間積分S1 がリ
セットされなければ、下記ステップ105へ進む。
【0046】(104)操作者がキーボード44を操作
して温度時間積分S1 をリセットすると、ランプL1を
オフにし、温度時間積分S1 をゼリクリアする。
【0047】(105)抵抗測定器37で測定されたヒ
ータ12の抵抗値を読み込み、温度Tでこの抵抗値を補
正する。この温度Tは、ヒータ12自体の温度ではない
ので、この温度Tと抵抗値との関係を予め実験で求めて
おき、実験式またはテーブルをマイクロコンピュータ4
0Aに記憶させておく。補正後の抵抗値R2 及びその上
限値R2Lに対する割合を数値表示器42に表示させる。
上限値R2Lは、キーボード44を操作して予め設定され
ている。
【0048】(106)抵抗値R2 とその上限値R2L
を比較する。
【0049】(107)R2 <R2Lであれば、ランプL
2をオフにする。
【0050】(108)R2 ≧R2Lであれば、ランプL
2をオンにする。
【0051】(109)抵抗測定器37で測定されたヒ
ートシールド14の抵抗値を読み込み、温度Tでこの抵
抗値を補正する。補正後の抵抗値R3 及びその上限値R
3Lに対する割合を数値表示器43に表示させる。上限値
3Lは、キーボード44を操作して予め設定されてい
る。
【0052】(110)抵抗値R3 とその上限値R3L
を比較する。
【0053】(111)R3 <R3Lであれば、ランプL
3をオフにする。
【0054】(112)R3 ≧R3Lであれば、ランプL
3をオンにする。次に、上記ステップ100へ戻る。
【0055】このようにして、ワイヤ18、ヒータ12
及びヒートシールド14の劣化の程度が数値表示器41
〜44に数値として表され、かつ、ワイヤ18、ヒータ
12及びヒートシールド14の適切な取り換え時点がラ
ンプL1〜4に表示される。
【0056】なお、ヒータ12及びヒートシールド14
の抵抗値測定は、温度がある一定範囲内にあるときのみ
測定することにより温度補正を行わないようにしてもよ
い。また、ヒータ12に電源を投入する時点等でのみ測
定してもよい。このような場合、表示は次回の測定まで
保持しておく。
【0057】
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の、単結晶棒育成装置の消
耗品管理方法のハードウエア構成図である。
【図2】図1に示すマイクロコンピュータ40のソフト
ウエア構成を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例の、単結晶棒育成装置の消
耗品管理方法のハードウエア構成図である。
【図4】図3に示すマイクロコンピュータ40Aのソフ
トウエア構成を示すフローチャートである。
【図5】チョクラルスキー法による単結晶棒育成装置の
要部構成図である。
【符号の説明】
10 坩堝 12 ヒータ 14 ヒートシールド 16 融液 18 ワイヤ 20 種ホルダ 22 種結晶 24 単結晶棒 26 放射温度計 30、35 電磁コイル 30a、30b 主接点 30c 補助接点 35a 接点 32 電圧調節回路 34 温度調節回路 37 抵抗測定器 38、38A マイクロコンピュータ 40 I/Oインタフェース 41〜43 数値表示器 44 キーボード L1〜L3 ランプ
【外1】

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坩堝内融液から育成単結晶棒を引き上げ
    るワイヤ、坩堝内原料を加熱するヒータ又は該ヒータを
    囲繞するヒートシールドである加熱消耗品の加熱積算上
    限時間を設定しておき、 リセットから次のリセットまでの間における該ヒータの
    通電時間を消耗品加熱積算時間として求め、 該消耗品加熱積算時間を表示装置に表示し、かつ、該加
    熱積算上限時間に対する該消耗品加熱積算時間の割合を
    表示装置に表示し、 該消耗品加熱積算時間が該加熱積算上限時間を越えたか
    どうかを判定する、 ことを特徴とする単結晶棒育成装置の消耗品管理方法。
  2. 【請求項2】 坩堝内融液から育成単結晶棒を引き上げ
    るワイヤ、坩堝内原料を加熱するヒータ又は該ヒータを
    囲繞するヒートシールドである加熱消耗品の温度積分上
    限値を設定しておき、 該ヒータの温度又はその近くの温度を検出し、 リセットから次のリセットまでの間における検出温度の
    時間積分値を加熱消耗品温度積分値として求め、 該加熱消耗品温度積分値が該温度積分上限値を越えたか
    どうかを判定する、 ことを特徴とする単結晶棒育成装置の消耗品管理方法。
  3. 【請求項3】 上記加熱消耗品は、上記ワイヤ、上記ヒ
    ータ及び上記ヒートシールドであることを特徴とする請
    求項1又は2記載の単結晶棒育成装置の消耗品管理方
    法。
  4. 【請求項4】 坩堝内原料を加熱する黒鉛ヒータの抵抗
    上限値を設定しておき、 該黒鉛ヒータの抵抗値を測定し、 該黒鉛ヒータの抵抗値が該抵抗上限値を越えたかどうか
    を判定する、 ことを特徴とする単結晶棒育成装置の消耗品管理方法。
  5. 【請求項5】 上記ヒータの温度又はその近くの温度を
    検出し、 検出された温度で、測定された上記抵抗値を補正する、 ことを特徴とする請求項4記載の単結晶棒育成装置の消
    耗品管理方法。
  6. 【請求項6】 坩堝内融液から育成単結晶棒を引き上げ
    るワイヤ、坩堝内原料を加熱するヒータ又は該ヒータを
    囲繞するヒートシールドである加熱消耗品の加熱積算上
    限時間を設定するための設定手段と、 リセットから次のリセットまでの間における該ヒータの
    通電時間を消耗品加熱積算時間として求める積算手段
    と、 該消耗品加熱積算時間を表示し、かつ、該加熱積算上限
    時間に対する該消耗 品加熱積算時間の割合を表示する表
    示装置と、 該消耗品加熱積算時間が該加熱積算上限時間を越えたか
    どうかを判定する判定手段と、 を有することを特徴とする単結晶棒育成装置の消耗品管
    理装置。
  7. 【請求項7】 坩堝内融液から育成単結晶棒を引き上げ
    るワイヤ、坩堝内原料を加熱するヒータ又は該ヒータを
    囲繞するヒートシールドである加熱消耗品の温度積分上
    限値を設定するための設定手段と、 該ヒータの温度又はその近くの温度を検出する温度検出
    手段と、 リセットから次のリセットまでの間における検出温度の
    時間積分値を加熱消耗品温度積分値として求める積分手
    段と、 該加熱消耗品温度積分値が該温度積分上限値を越えたか
    どうかを判定する判定手段と、 を有することを特徴とする単結晶棒育成装置の消耗品管
    理装置。
  8. 【請求項8】 坩堝内原料を加熱する黒鉛ヒータの抵抗
    上限値を設定するための設定手段と、 該黒鉛ヒータの抵抗値を測定する測定手段と、 該黒鉛ヒータの抵抗値が該抵抗上限値を越えたかどうか
    を判定する判定手段と、 を有することを特徴とする単結晶棒育成装置の消耗品管
    理装置。
  9. 【請求項9】 上記ヒータの温度又はその近くの温度を
    検出する温度検出器と、 検出された温度で、測定された上記抵抗値を補正する補
    正手段と、 を有することを特徴とする請求項8記載の単結晶棒育成
    装置の消耗品管理装置
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