JP2735323B2 - 制御棒駆動装置の取扱装置 - Google Patents

制御棒駆動装置の取扱装置

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JP2735323B2 JP1308036A JP30803689A JP2735323B2 JP 2735323 B2 JP2735323 B2 JP 2735323B2 JP 1308036 A JP1308036 A JP 1308036A JP 30803689 A JP30803689 A JP 30803689A JP 2735323 B2 JP2735323 B2 JP 2735323B2
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晃 中村
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、沸騰水型原子炉における制御棒駆動装置の
原子炉圧力容器への装着および取外しを行なう制御棒駆
動装置の取扱装置に係り、特にレンチ装置およびボルト
の状態を監視する監視装置に関する。
(従来の技術) 一般に、沸騰水型原子炉における制御棒駆動装置1
は、第4図に示すように、原子炉圧力容器底部2を貫通
して固着したハウジング3内に収納される本体部4と、
この本体部4の下端にスプール・ピース5を介して連結
される電動機6とを備えており、これらはそれぞれに応
じ複数本のボルト7により連結されている。
ところで、制御棒駆動装置1は、定期的な検査のため
に、第5図に示す手順に従って、ハウジング3からの取
外しおよび再度の取付けが行なわれる。
取外しの場合には、まず第5図(a)に示すように、
電動機6がスプール・ピース5から取外され、次いで第
5図(b)に示すように、スプール・ピース5が本体部
4から取外される。そして最後に第5図(c)に示すよ
うに、本体部4がハウジング3から取外される。また、
取付けの場合には、前記とは逆の手順で行なわれる。そ
して、この制御棒駆動装置1の取扱いには、第6図に示
すような取扱装置8が用いられる。
この取扱装置8は、第6図に示すように、本体部4、
スプール・ピース5および電動機6の各々の形状・寸法
に応じた専用のレンチ装置9(第6図はスプール・ピー
ス5用のレンチ装置を示す)と、このレンチ装置9が上
端部に着脱交換可能に搭載されるボルト着脱機10とから
構成されている。ボルト着脱機10は、図示しない昇降台
車により所定位置まで持ち上げられた後、ボルト7の緩
め動作を行なってスプール・ピース5を本体部4から分
離させるようになっている。そして、分離したスプール
・ピース5は、レンチ装置9内に収納・保持されるよう
になっている。
なお、電動機6および本体部4の場合にも、それらの
専用のレンチ装置9をボルト着脱機10に搭載して同様に
行なわれる。また、これらの動作は、すべて遠隔操作に
より制御室から作業員が行なう。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の取扱装置8において、レンチ装置9は、第
6図に示すように、林立する制御棒駆動装置1の間隙を
通って上昇し、ボルト緩めあるいはボルト緩め作業を行
なうことになるが、レンチ装置9がボルト7に嵌まる直
前の相互の位置関係やボルト7の回転状況を確認するこ
とが非常に困難である。このため、作業には慎重を期さ
なければならず、多くの作業時間を要するという問題が
ある。
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、
レンチ装置の状況および取扱いにおける諸動作を確認す
ることができ、作業時間の短縮および作業の信頼性向上
を図ることができる制御棒駆動装置の取扱装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成する手段として、レンチ装
置とボルト着脱機とを備え、原子炉圧力容器の底部に貫
通配置したハウジングに取付けられている制御棒駆動装
置の定期検査時に、制御棒駆動装置を構成する電動機、
スプール・ピースおよび本体部を締結しているボルトを
着脱し、その分解組付けを行なう制御棒駆動装置の取扱
装置において、前記レンチ装置またはボルト着脱機の外
周部に、前記レンチ装置またはボルト着脱機に固設され
た支持部材により固定保持された外筒と、前記外筒内に
軸受を介して前記レンチ装置またはボルト着脱機の外周
部を旋回可能に配設された内筒と、前記内筒を旋回駆動
する機構と、前記内筒に取付けられた前記レンチ装置お
よびボルトの状態を監視するTVカメラと、を備えている
ことを特徴とする。
(作 用) 本発明に係る制御棒駆動装置の取扱装置においては、
レンチ装置またはボルト着脱機の外周部に設けられる旋
回部にTVカメラが取付けられレンチ装置およびボルトの
状態が、このTVカメラにより監視される。このため、作
業状態が容易に確認でき、作業時間の短縮および作業の
信頼性向上を図ることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を、第1図ないし第3図を参
照して説明する。
第1図は、本発明に係る制御棒駆動装置の取扱装置の
一例を示すもので、この取扱装置11は、第1図に示すよ
うに、制御棒駆動装置1を構成する本体部4、スプール
・ピース5および電動機6の各々の形状・寸法に応じた
専用のレンチ装置12(第1図はスプール・ピース5用の
レンチ装置を示す)と、このレンチ装置12が上端部に着
脱交換可能に搭載されるボルト着脱機13と、レンチ装置
12の外周部に配された監視装置14とを備えており、取扱
装置11により制御棒駆動装置1を取扱う際に、その構成
部材を連結するボルト7およびレンチ装置12を監視装置
14により監視できるようになっている。
監視装置14は、第2図に示すように、レンチ装置12の
外周部に装着される内筒15と、内筒15を内包する外筒16
とを備えており、内筒15の下端部は、内筒15の荷重を支
持する支持装置17に軸受18を介し支持されているととも
に、内筒15上端の外フランジ部15aは、ガイドローラ19
を介し外筒16の内周面に支持されている。そして、外フ
ランジ部15a上には、周方向に所定間隔で複数台のTVカ
メラ20が取付けられている。これら各TVカメラ20は、側
視タイプのもの、あるいは直視タイプでレンズ等により
側視可能なものが用いられ、ボルト7およびレンチ装置
12を側方から画像として捉えることができるようになっ
ている。
外筒16の内面には、第2図に示すようにブラケット21
を介しモータ22が取付けられており、このモータ22の出
力軸に取付けたプーリ23と内筒15の外周部に固設したプ
ーリ24とは、例えばタイミングベルト等の動力伝達機構
を介し連動連結されている。そして、内筒15は、モータ
22の駆動により外筒16に対し旋回するようになってい
る。
このように構成された監視装置14は、レンチ装置12の
外周部に上方から着脱可能に装着されるようになってお
り、外筒16は、第3図に示すように、レンチ装置12の外
周部に取扱うもののレベルに応じた位置に固設した支持
部材25上に載置されるようになっている。そして、この
外筒16は、その外周部に設けられたキー等の回転防止部
材26を、支持部材25に設けたキー溝等のロック機構27に
係止することにより、周方向の固定がなされるようにな
っている。
なお、第1図において、符号3は図示しない原子炉圧
力容器底部に貫通して固設されたハウジングである。
次に、本実施例の作用について説明する。
第1図に示すように、例えばスプール・ピース5を取
扱う場合には、まず監視装置14を、スプール・ピース5
専用のレンチ装置12の外周部に上方から装着し、支持部
材25のロック機構27に外筒16の回転防止部材26を係止し
て外筒16の周方向の旋回を固定する。そしてその後、レ
ンチ装置12をボルト着脱機13上に搭載する。
次いで、ボルト着脱機13を、図示しない昇降台車によ
り持ち上げるとともに、モータ22の駆動により内筒15を
旋回させ、各TVカメラ20で各ボルト7部分を画像として
捉えることができるようにする。そして、この状態で、
ボルト着脱機13によりボルト7を緩め、スプール・ピー
ス5を本体部4から切離すとともに切離したスプール・
ピース5を、レンチ装置12内に収納・保持する。なお、
本体部4および電動機6を取扱う場合も、スプール・ピ
ース5と同様の方法で行なう。
これにより、レンチ装置12およびボルト7が、各TVカ
メラ20により画像として捉えられ、相互の位相や回転状
況等を遠隔で監視しながら作業を行なうことができる。
また、監視装置14は、レンチ装置12から取外すことがで
きるので、1台の監視装置14を、各レンチ装置12で共用
することができる。
なお、前記実施例においては、監視装置14をレンチ装
置12の外周部に装着する場合について説明したが、ボル
ト着脱機13の外周部に装着するようにしてもよい。
また、前記実施例においては、外筒16が固定で内筒15
が旋回する場合について説明したが、逆に、内筒15が固
定で外筒16が旋回するように構成し、この外筒16に各TV
カメラ20を取付けるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、レンチ装置またはボル
ト着脱機の外周部に、周方向に旋回駆動される円筒状の
旋回部を設け、この旋回部に、前記レンチ装置およびボ
ルトの状態を監視するTVカメラを取付けるようにしてい
るので、従来目視確認が不可能であったボルトの着脱作
業等を、遠隔で確認することができる。このため、作業
時間を短縮できるとともに、取扱いの信頼性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る制御棒駆動装置の取扱
装置を示す全体構成図、第2図はその監視装置の構成を
示す拡大断面図、第3図は監視装置を支持する支持部材
の構成を示すレンチ装置の部分断面図、第4図は従来の
制御棒駆動装置の概略図、第5図(a),(b),
(c)は制御棒駆動装置の取扱い手順を示す図、第6図
は制御棒駆動装置の取扱い装置を示す図である。 1……制御棒駆動装置、2……原子炉圧力容器底部、3
……ハウジング、4……本体部、5……スプール・ピー
ス、6……電動機、7……ボルト、11……取扱装置、12
……レンチ装置、13……ボルト着脱機、14……監視装
置、15……内筒、16……外筒、20……TVカメラ、22……
モータ、25……支持部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンチ装置とボルト着脱機とを備え、原子
    炉圧力容器の底部に貫通配置したハウジングに取付けら
    れている制御棒駆動装置の定期検査時に、制御棒駆動装
    置を構成する電動機、スプール・ピースおよび本体部を
    締結しているボルトを着脱し、その分解、組付けを行な
    う制御棒駆動装置の取扱装置において、前記レンチ装置
    またはボルト着脱機の外周部に、前記レンチ装置または
    ボルト着脱機に固設された支持部材により固定保持され
    た外筒と、前記外筒内に軸受を介して前記レンチ装置ま
    たはボルト着脱機の外周部を旋回可能に配設された内筒
    と、前記内筒を旋回駆動する機構と、前記内筒に取付け
    られた前記レンチ装置およびボルトの状態を監視するTV
    カメラと、を備えていることを特徴とする制御棒駆動装
    置の取扱装置。
JP1308036A 1989-11-28 1989-11-28 制御棒駆動装置の取扱装置 Expired - Lifetime JP2735323B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54134288A (en) * 1978-04-08 1979-10-18 Toshiba Corp Device for exchanging control rod drive mechanism
JPS58105092A (ja) * 1981-12-18 1983-06-22 株式会社東芝 制御棒駆動機構交換監視装置

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