JP2734727B2 - バーコード読取装置 - Google Patents

バーコード読取装置

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JP2734727B2 JP2052175A JP5217590A JP2734727B2 JP 2734727 B2 JP2734727 B2 JP 2734727B2 JP 2052175 A JP2052175 A JP 2052175A JP 5217590 A JP5217590 A JP 5217590A JP 2734727 B2 JP2734727 B2 JP 2734727B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバーコード読取装置に関する。
(従来の技術) 従来、バーコード読取装置においては、例えば、特開
昭61−128383号公報に示すように、レーザースキャナを
利用したものがある。しかして、このバーコード読取装
置においては、レーザースキャナのバーコード読取部
が、商品を通過させる装置本体の一側部上方に位置する
とともに、同バーコード読取部の読取面が装置本体の一
側部に対し上方から斜め下方に向けられて同方向にレー
ザー光を出射するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような構成においては、装置本体の一
側部の上下方向中間部位から横方向へ突出する台の上に
買物カゴを載置して、買物カゴ内の商品を上方へ取出す
るとともに、この商品を、そのバーコードを上向きにし
た状態にて、バーコード読取部の読取面からの出射レー
ザー光中を通過させて、バーコードをバーコード読取部
により読取ることとなる。
然るに、買物カゴが上述のように装置本体の一側部の
上下方向中間部位に付設の台上に載置されているため、
バーコード読取部からの出射レーザー光が、買物カゴ内
にも入射して、同買物カゴ内の商品のバーコードまでも
が読取の対象となるおそれがあった。このため、買物カ
ゴ内の商品のバーコードが読取られた後に、同商品が取
出されてそのバーコードが再度読取られるという不具合
が生じた。
そこで、本発明は、このようなことに対処すべく、バ
ーコード読取装置において、基台上に直接或い買物カゴ
等を介し置かれた少なくとも一つの商品のうち、取上げ
られた商品のバーコードのみを常に正しく読取るように
しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題の解決にあたり、本発明によれば、第1図に
て示すごとく、 バーコードを付した少なくとも一つの商品を直接に又
は買物カゴ等を介し置いた基台の上方に位置し同基台上
に向け走査光を光学的に走査させる走査部1a、 及び前記商品がそのバーコードを上向きにして前記走
査光の走査方向に位置するとき同バーコードからの反射
光を光学的に受光し読取信号を発生するように、走査部
1aに隣接して位置する読取部1bを備えたオーバーヘッド
型スキャナー1と、 前記読取信号を解読して前記バーコードの解読データ
を得るとともに同バーコードの読取サイズをサイズデー
タとして決定する解読決定手段2と、 前記解読データ及び前記サイズデータを登録する登録
手段5と、 前記商品がそのバーコードを上向きにして前記走査光
中を通し取上げられたとき、この取り上げられたことを
検出して検出信号を発生する検出手段3と、 前記検出信号の発生後にて読取部1bから生じる読取信
号に対応した解読データ(以下、第1解読データとい
う)が、前記検出信号の発生前に登録手段5に登録され
た解読データ(以下、第2解読データという)と一致す
るとともに前記第1解読データに対応する前記サイズデ
ータが前記第2解読データに対応する前記サイズデータ
よりも大きいときに、前記取上げられた商品のバーコー
ドが前記検出信号の発生直前に前記基台上に置かれてい
た商品のバーコードと一致すると判断し、前記第1解読
データと同じデータを前記取上げられた商品の情報に対
応するデータとして出力する判断手段4とを具備するよ
うにしたバーコード読取装置が提供される。
なお、解読決定手段2はステップ80a、90aに対応す
る。検出手段4は移動センサ40に対応する。判断手段4
はステップ100乃至120に対応する。登録手段5はステッ
プ80bに対応する。
(発明の作用効果) このように本発明を構成したことにより、解読決定手
段2により解読された前記第1及び第2の解読データが
一致し、かつ前記第1解読データに対応するサイズデー
タが前記第2解読データに対応するサイズデータよりも
大きいときに、前記取上げられた商品のバーコードが前
記検出信号の発生直前に前記基台上に置かれていた商品
のバーコードと一致すると判断され、前記第1解読デー
タと同じデータが前記取上げられた商品の情報に対応す
るデータとして出力される。
従って、前記基台上に置かれていた商品の取上げに伴
うバーコードの再読取を、前記基台上にある商品のバー
コードの再読取或いは前記基台上にあった商品の取上げ
に伴うバーコードの最初の読取から確実に区別しつつ、
前記取上げられた商品のバーコードを正しく読取り、当
該取上げられた商品の情報に対応する出力データに基づ
く当該情報の登録等の処理を正しく行い得る。
(実施例) 以下、本発明に係る一実施例を図面により説明する
と、第2図及び第3図は例えばコンビニエンスストアの
POSシステムに採用するに適したバーコード読取装置の
一例を示している。このバーコード読取装置は、第2図
に示すごとく、オーバーヘッド型レーザースキャナSを
備えており、このレーザースキャナSは、コンビニエン
スストア内の長手状販売台(いわゆるサッカ台)10の一
側部11に立設した支柱20と、この支柱20の上端部に組付
けたスキュナ本体30とによって構成されている。支柱20
は、断面四角環状の外柱21を有しており、この外柱21
は、そのコ字状基部21aを販売台10の一側部11に第2図
に示すごとく嵌装ネジ止めとして販売台10の上面10a上
に立設されている。支柱20は断面四角形状の内柱22を有
しており、この内柱22は、外柱21内に上方から上下動可
能に嵌装されて、調整ネジ23により高さを調整するよう
になっている。
スキャナ本体30は、水平状の頸柱31を有しており、こ
の頸柱31は、その基部から下方へ突出する突起31aを、
内柱22の上端に販売台10の幅方向に直交して形成した二
叉部22aに軸22bを介し軸支して組付けられている。かか
る場合、頸柱31が内柱22に対し軸22bを中心として販売
台10の長手方向に傾動し得るように適宜な調整機構(図
示せず)が設けられている。
また、スキャナ本体30は、頸柱31の先端部に組付けた
ケーシング32を有しており、このケーシング32内には、
半導体レーザー、ホログラムその他の光学的素子からな
るレーザー光走査機構と、レーザー受光素子32a(第3
図参照)を含む光電的バーコード読取機構とが収容され
ている。しかして、前記レーザー光走査機構は、ケーシ
ング32の透明状の窓32bを通し、所定の走査パターンに
従いレーザー走査光を販売台10の上面20aに向け出射し
て走査するようになっている。かかる場合、ケーシング
32の窓32aは、鉛直面に対し45°の傾斜角をなして販売
台10の上面10a上に第2図に示すごとく対向しているた
め、窓32aから出射するレーザー走査光の向きは、販売
台10の上面10aに対しほぼ45°となっている。また、前
記バーコード読取機構は、前記レーザー走査光が商品の
バーコードにより反射されたときこの反射光を窓32aを
通しレーザー受光素子32aにて受光して前記バーコード
の読取信号を発生する。
バーコード読取装置は、第3図に示すごとく、移動セ
ンサ40を有しており、この移動センサ40は、第2図に示
すごとく、各発光素子42〜43と、各受光素子44〜46とに
より構成されている。各発光素子41〜43は、共に、赤外
発光ダイオードを内蔵して、ケーシング32の窓枠上縁32
cに間隔を付与して配設されている。しかして、本発明
装置が作動状態におかれたとき各発光素子41〜43がその
各赤外発光ダイオードからそれぞれ赤外光を傾斜状に下
方へ向け発光するようになっている。一方、各受光素子
44〜46は、共に、ホトトランジスタを内蔵して、各発光
素子41〜43から各赤外光をそれぞれ受光するように直方
体状基体12(販売台10の上面10aに第2図に示すごとく
突設されている。)の上面に配設されている。しかし
て、各受光素子44〜46は、その各ホトトランジスタにて
各発光素子からの赤外光をそれぞれ受光し受光信号を生
じる。なお、移動センサ40は、各受光素子44〜46からの
受光信号を論理積処理して出力するようになっている。
A−D変換器50は移動センサ40からの受光信号をディ
ジタル変換しディジタル信号として発生する。マイクロ
コンピュータ60は、第4図に示すフローチャートに従
い、レーザー受光素子32a及びA−D変換器50との協動
により、コンピュータプログラムを実行し、この実行中
において、POSシステムのレジスタRにデータ通信する
ための演算処理をする。但し、上述のコンピュータプロ
グラムはマイクロコンピュータ60のROMに予め記憶され
ている。また、マイクロコンピュータ60の作動は、本発
明装置全体の作動と共に、操作スイッチSWの操作に依存
している。レジスタRはマイクロコンピュータ60からの
データ通信に基づきデータ処理する。
以上のように構成した本実施例において、操作スイッ
チSWを操作すれば、移動センサ40が受光信号を発生し、
A−D変換器50がディジタル信号を発生し、レーザース
キャナSがそのスキャナ本体30の窓32bから所定の走査
パターンにてレーザー走査光を出射し、かつマイクロコ
ンピュータ60が、第4図のフローチャートに従い、ステ
ップ70にてコンピュータプログラムの実行を開始して、
ステップ70aにて初期化の処理をする。
このような状態において、操作者が、販売台10の他側
部近傍に立ち、空の買物カゴPと、バーコードをそれぞ
れ付した複数の商品を収容してなる買物カゴQとを、第
2図にて二点鎖線により示すごとく、販売台10上面10a
に基体12に併わせるように配置すると、レーザースキャ
ナSの窓32bから出射するレーザー走査光が買物カゴQ
内に入射する。従って、買物カゴQ内の各商品がそのバ
ーコードを上向きにした状態にあれば、買物カゴQ内に
入射したレーザー走査光が、前記各商品のバーコードに
より反射された反射光としてレーザースキャナSのケー
シング32内に窓32bを通り入射し、前記バーコード読取
機構が、同反射光をレーザー受光素子32aにて受光し各
商品のバーコードの読取信号を順次発生する。このと
き、移動センサ40の各発光素子41〜43と各受光素子44〜
46との間の発光作用は、買物カゴQにより阻害されるこ
となく、適正に維持されている。
しかして、上述のようにレーザースキャナSから各読
取信号が順次生じると、マイクロコンピュータ60が、コ
ンピュータプログラムの各ステップ80a,80b,90を通る循
環演算処理過程において、前記各読取信号を各バーコー
ドの解読データとして順次解読し、これら各解読データ
を各々に関連する各バーコードの全長をサイズデータと
して順次決定し、かつ各解読データ及び各サイズデータ
をリストとして登録する。
然る後、操作者が、買物カゴQ内の商品の一つを上方
に取上げて、そのバーコードを上向きにしながら、スキ
ャナ本体30の窓30bから下方へ傾斜して出射するレーザ
ー走査光中を移動させて買物カゴP内に入れる。このと
き、走査者により取上げられた商品が、移動センサ40の
各発光素子41〜43から各受光素子44〜46に向けて出射し
ている各赤外光の少なくとも一つを一時的に遮断した後
に、操作者により取上げられた商品のバーコードが、買
物カゴQ内の位置よりも高い位置にて、スキャナ本体30
の窓32bから出射するレーザー走査光を反射して前記バ
ーコード読取機構のレーザー受光素子32aからバーコー
ドの読取信号を発生させることとなる。
しかして、上述のように赤外光の一時的遮断がなされ
ると、移動センサ40からの受光信号が一時的に消滅して
A−D変換器50からのディジタル信号を一時的に消滅さ
せる。すると、マイクロコンピュータ60が、ステップ90
にて、同ディジタル信号の一時的消滅に基き「YES」と
判別し、コンピュータプログラムをステップ90aに進め
る。すると、マイクロコンピュータ60が、上述のように
取上げられた商品との関連でスキャナ本体30から生じる
読取信号を解読データとして解読し、かつこの解読デー
タに関連するバーコードの全長をサイズデータとして決
定する。
ついで、ステップ90aにおける解読データがステップ8
0bにおけるリスト中の解読データのいずれかと一致しな
ければ、マイクロコンピュータ60がステップ100にて「N
O」と判別する。このことは、上述のように買物カゴQ
から取上げられた商品のバーコードは、同商品の取上げ
前において読取られていないことを意味する。一方、ス
テップ100における判別が「YES」になる場合には、マイ
クロコンピュータ60が、コンピュータプログラムをステ
ップ110に進めて、ステップ90aにおけるサイズデータ
と、ステップ100で「YES」との判別の根拠となった前記
リスト中の解読データに関連するバーコードのサイズデ
ータとを比較判別する。しかして、ステップ90aにおけ
るサイズデータの方が大きければ、ステップ110での判
別が「YES」となり、一方、ステップ90aにおけるサイズ
データの方が大きくなければステップ110での判別が「N
O」となる。
かかる場合、ステップ110における判別基準は以下の
ような根拠によっている。今、第5図に示すように、二
つのバーコードG1,G2がスキャナ本体30の窓32bからの
レーザー走査光の進行方向に沿い上下に位置するものと
する。また、バーコードG1が、操作者により買物カゴQ
から取出された商品のバーコードに相当し、一方、バー
コードG2が、同商品が買物カゴQの中にいまだ置かれて
いるときの同商品のバーコードに相当するものとする。
従って、両バーコードG1,G2のコードの本数は当然に同
一である。
然るに、バーコードG1の全長(第5図にてレーザー走
査光の走査角θで挟まれる長さに相当する)は、スキャ
ナ本体30の窓32bからのレーザー走査光がバーコードG1
をその全長方向に横切る時間に比例した値となる。これ
は、レーザー走査光がバーコードG1を横切る時間は走査
角θで決まるためである。また、この走査角θは、バー
コードG2の全長を挟む走査角よりも大きい。換言すれ
ば、一般に、バーコードをその全長方向に挟む走査角
は、バーコードと窓32bとの間の距離が長い程小さくな
る。この現象を、各バーコードG1,G2に対するレーザー
受光素子32aからの各読取信号g1,g2(第6図参照)で
もって比較すれば、読取信号g1の時間幅t1の方が読取信
号g2の時間幅t2よりも広くなる。従って、バーコードG1
の全長を表わすサイズデータもバーコードG2の全長を表
わすサイズデータよりも大きくなる。よって、サイズデ
ータの大きさにより、バーコードがスキャナ本体30の窓
32bにより一層近く位置するか否かを判断できることが
分る。換言すれば、買物カゴQから取出された商品のバ
ーコードに対するサイズデータは、同商品が買物カゴQ
の中にあるときのバーコードに対するサイズデータより
も大きいと云える。
また、ステップ110での大きいか否かの判断基準たる
しきい値Thは、以下のように定めることが望ましい。即
ち、バーコードG1のサイズデータをS1とし、バーコード
G2のサイズデータをS2とすると、 S1≧Th=S2/0.75……(1) という関係式が与えられるようにしきい値Thを定める。
これは、次のような実験結果による。買物カゴQの開口
面に位置するバーコードに対するレーザー受光素子32a
からの読取信号の時間的幅(即ち、サイズデータ)をカ
ウント数で求めると「1520」となった。また、読取良好
な領域中の下限に位置する上記バーコードに対するレー
ザー受光素子32aからの読取信号の時間的幅(即ち、サ
イズデータ)をカウント数で求めると「2090」であっ
た。よって、{(2090−1520)/2090}×100(%)=27
(%)の変動率が得られることが分る。従って、この変
動率を25(%)に選べば、関係式(1)が得られる。な
お、関係式(1)は(S1-S2)/S1=0.25を前提に導出
できる。
しかして、上述のようにステップ100での判別が「N
O」になると、マイクロコンピュータ60が、ステップ120
にて、ステップ90aでの解読データをレジスタRにデー
タ送信する。これにより、レジスタRが、同解読データ
をデータ処理し、このデータ処理に基き上述のように取
出された商品の情報を登録する。また、上述のようにス
テップ110での判別が「YES」となった場合には、買物カ
ゴQ内にあるときに読取られたバーコードを付した商品
が取上げられたものと判断し、マイクロコンピュータ60
が、ステップ120にて、ステップ90aでの解読データをレ
ジスタRにデータ送信するとともに、ステップ80bにお
けるリスト中の解読データのうち、ステップ90aでの解
読データに一致するものを削除する。かかる場合、レジ
スタRは、上述と同様に、取り出された商品の情報を登
録する。また、ステップ110における判別が上述のよう
に「NO」となる場合には、ステップ90aにおける解読デ
ータが、上述のように取出された商品のバーコードに対
するものではなく、買物カゴQ内にある商品のバーコー
ドに対するものであると判別し、マイクロコンピュータ
60は、データ送信を行うことなく、コンピュータプログ
ラムをステップ80aに戻す。
このようなことから理解されるように、買物カゴQか
ら取出された商品のバーコードに対するサイズデータ
が、買物カゴQ内にあるときの同商品のバーコードに対
するサイズデータよりも大きくなることを前提条件とし
て、ステップ90における「YES」との判別の前後でもっ
てコンピュータプログラムの処理範囲を上述のように区
分するようにし、ステップ100における「NO」との判別
或いはステップ110での「YES」との判別に対してのみス
テップ120におけるデータ送信を行うようにしたので、
両買物カゴP,Qを第2図のように販売台10の上面10aに並
べた上で、買物カゴQ内の商品を、そのバーコードをレ
ーザースキャナSにより読取らせながら買物カゴP内に
移すようにしても、買物カゴQから買物カゴPに移す商
品のバーコードのみをレジスタRに確実にデータ送信す
ることができる。このことは、本発明装置によれば、両
買物カゴP,Qを隣接して位置させても、買物カゴQ内に
ある商品のバーコードに対する誤った読取りに影響され
ることなく、常に買物カゴQから取出された商品のバー
コードのみを読取り得ることを意味する。
なお、本発明の実施にあたっては、前記実施例の場合
に限らず、レーザースキャナSを、第7図に示すように
販売台10の一側部11に立設してもよい。かかる場合、移
動センサ40は、発光素子42と、ケーシング32の窓枠下縁
に設けた発光素子47と、これら各発光素子からの赤外光
を受光する基台12上の各受光素子44,46とによって構成
してもよい。その他の構成は前記実施例と同様である。
なお、各発光素子42,47は、ケーシング32の窓枠上下縁
の第7図の図示各右端に取り付けて、基体12の高さを低
くしてもよい。
また、本発明の実施にあたっては、移動センサ40の各
発光素子と各受光素子を、前記実施例とは異なり、ケー
シング32の窓枠と基体12にそれぞれ配設するようにして
もよい。かかる場合、発光素子と受光素子の数は適宜変
更してよい。また、各発光素子及び各受光素子に代え
て、超音波送信素子と超音波受信素子を採用してもよ
い。また、各発光素子と各受光素子を、前記実施例のよ
うに対向させることなく、ケーシング32の窓枠或いは基
台12または支柱20に同一位置にそれぞれ取付けて、買物
カゴQから取出された商品からの赤外反射光を受光信号
として発生させるようにしてもよい。
また、本発明の実施にあたっては、前記実施例にいう
基体12を販売台10の上面10aにて買物カゴQの第2図に
て図示手前側においてこの買物カゴQに沿い長手状に突
設してもよい。かかる場合、各発光素子41,42,43は、ケ
ーシング32の窓枠の第2図にて図示左縁に、各受光素子
44,45,46に対向させるように配設されればよい。
また、本発明の実施にあたっては、移動センサ40に代
えて、金属センサをケーシング32の窓枠に取付けるとと
もに、操作者の手首に鉄リングをはめて、操作者が買物
カゴQ内の商品を取上げてそのバーコードをレーザース
キャナSに読取らせるように移動させたとき、前記鉄リ
ングに対する前記金属センサの検出でもってステップ90
における「YES」との判別を行うようにしてもよい。
また、本発明の実施にあたっては、前記実施例にて述
べた場合とは異なり、買物カゴQを、基体12に対し間隔
を付与して、販売台10の上面10a上に置くようにした場
合には、基体12の高さを低くするようにしても、移動セ
ンサ40における受光素子の発光素子からの受光作用を適
正に確保し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲の記載に対する対応図、第2図
及び第3図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第4
図は第3図のマイクロコンピュータの作用を示すフロー
チャート、第5図はスキャナ本体の窓からのバーコード
の距離に応じその全長に対する走査角の相違を示す説明
図、第6図は同読取信号の時間的幅の相違を示すタイム
チャート、並びに第7図は前記実施例の部分的変形例を
示す要部斜視図である。 符号の説明 P,Q……買物カゴ、S……レーザースキャナ、10……販
売台、32a……レーザー受光素子、40……移動センサ、6
0……マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコードを付した少なくとも一つの商品
    を直接に又は買物カゴ等を介し置いた基台の上方に位置
    し同基台上に向け走査光を光学的に走査させる走査部、
    及び前記商品がそのバーコードを上向きにして前記走査
    光の走査方向に位置するとき同バーコードからの反射光
    を光学的に受光し読取信号を発生するように、前記走査
    部に隣接して位置する読取部を備えたオーバーヘッド型
    スキャナーと、 前記読取信号を解読して前記バーコードの解読データを
    得るとともに同バーコードの読取サイズをサイズデータ
    として決定する解読決定手段と、 前記解読データ及び前記サイズデータを登録する登録手
    段と、 前記商品がそのバーコードを上向きにして前記走査光中
    を通し取上げられたとき、この取り上げられたことを検
    出して検出信号を発生する検出手段と、 前記検出信号の発生後にて前記読取部から生じる読取信
    号に対応した解読データ(以下、第1解読データとい
    う)が、前記検出信号の発生前に前記登録手段に登録さ
    れた解読データ(以下、第2解読データという)と一致
    するとともに前記第1解読データに対応する前記サイズ
    データが前記第2解読データに対応する前記サイズデー
    タよりも大きいときに、前記取上げられた商品のバーコ
    ードが前記検出信号の発生直前に前記基台上に置かれて
    いた商品のバーコードと一致すると判断し、前記第1解
    読データと同じデータを前記取上げられた商品の情報に
    対応するデータとして出力する判断手段とを具備するよ
    うにしたバーコード読取装置。
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