JP2734557B2 - 半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振器およびレーザ共振型光ピックアップ - Google Patents
半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振器およびレーザ共振型光ピックアップInfo
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- JP2734557B2 JP2734557B2 JP63242355A JP24235588A JP2734557B2 JP 2734557 B2 JP2734557 B2 JP 2734557B2 JP 63242355 A JP63242355 A JP 63242355A JP 24235588 A JP24235588 A JP 24235588A JP 2734557 B2 JP2734557 B2 JP 2734557B2
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- optical pickup
- recording medium
- medium
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振
型光ピックアップに係り、半導体レーザの励起光が入射
するレーザ媒質の端面を凸レンズ状に加工するか又は半
導体レーザ励起光入射側に配置した共振ミラーを凹面鏡
とすることにより、励起光の収束レンズを用いることな
く、小型化及び光軸調整等の簡略化を図った半導体レー
ザ励起固体レーザの記録媒体表面にビームウエストを有
するレーザ共振型光ピックアップに関するものである。
型光ピックアップに係り、半導体レーザの励起光が入射
するレーザ媒質の端面を凸レンズ状に加工するか又は半
導体レーザ励起光入射側に配置した共振ミラーを凹面鏡
とすることにより、励起光の収束レンズを用いることな
く、小型化及び光軸調整等の簡略化を図った半導体レー
ザ励起固体レーザの記録媒体表面にビームウエストを有
するレーザ共振型光ピックアップに関するものである。
［従来の技術］ 従来の半導体レーザ励起固体レーザの基本構成を第３
図に示す。YAG結晶等よりなるレーザ媒質１へ入射する
半導体レーザの励起光を、収束レンズ２で集光して入射
する。第３図（ａ）は励起光を光ファイバー４で導光し
た場合を示す。レーザ共振器は、共振ミラー３とレーザ
媒質１の励起光入射側端面もしくはレーザ媒質１と収束
レンズ２間に配置されるもう１つの共振ミラーとで構成
される。
図に示す。YAG結晶等よりなるレーザ媒質１へ入射する
半導体レーザの励起光を、収束レンズ２で集光して入射
する。第３図（ａ）は励起光を光ファイバー４で導光し
た場合を示す。レーザ共振器は、共振ミラー３とレーザ
媒質１の励起光入射側端面もしくはレーザ媒質１と収束
レンズ２間に配置されるもう１つの共振ミラーとで構成
される。
［発明の解決しようとする課題］ 従来の半導体レーザー励起固体レーザは、収束レンズ
を組み込むためのスペースが必要で、小型化に不利であ
り、収束レンズの光軸合わせ、位置合わせ等の調整が複
雑であり、また構造が複雑となり、調整も面倒で生産性
が低くなる原因の１つとなっていた。
を組み込むためのスペースが必要で、小型化に不利であ
り、収束レンズの光軸合わせ、位置合わせ等の調整が複
雑であり、また構造が複雑となり、調整も面倒で生産性
が低くなる原因の１つとなっていた。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたもので
あり、半導体レーザによって光学的ポンピングがなされ
る固体レーザのレーザ共振型光ピックアップにおいて、
半導体レーザの励起光が入射するレーザ媒質の端面は凸
レンズ状に形成されてなり、前記励起光をレーザ媒質に
入射させてなり、情報が記憶され光学的に読み出し可能
にした記録層を有する記録媒体と前記端面とでレーザ共
振器が構成されてなり、レーザ発振光のビームウエスト
が前記記録媒体の表面に形成されてなることを特徴とす
る半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振型光ピック
アップを提供するものである。
あり、半導体レーザによって光学的ポンピングがなされ
る固体レーザのレーザ共振型光ピックアップにおいて、
半導体レーザの励起光が入射するレーザ媒質の端面は凸
レンズ状に形成されてなり、前記励起光をレーザ媒質に
入射させてなり、情報が記憶され光学的に読み出し可能
にした記録層を有する記録媒体と前記端面とでレーザ共
振器が構成されてなり、レーザ発振光のビームウエスト
が前記記録媒体の表面に形成されてなることを特徴とす
る半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振型光ピック
アップを提供するものである。
また、半導体レーザによって光学的ポンピングがなさ
れる固体レーザのレーザ共振型光ピックアップにおい
て、半導体レーザの励起光の入射側に配置した共振ミラ
ーを凹面鏡とし、前記励起光を凹面鏡を通してレーザ媒
質に入射させてなり、情報が記憶され光学的に読み出し
可能にした記録層を有する記録媒体と前記凹面鏡とでレ
ーザ共振器が構成されてなり、レーザ発振光のビームウ
エストが前記記録媒体の表面上に形成されてなることを
特徴とする半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振型
光ピックアップを提供するものである。
れる固体レーザのレーザ共振型光ピックアップにおい
て、半導体レーザの励起光の入射側に配置した共振ミラ
ーを凹面鏡とし、前記励起光を凹面鏡を通してレーザ媒
質に入射させてなり、情報が記憶され光学的に読み出し
可能にした記録層を有する記録媒体と前記凹面鏡とでレ
ーザ共振器が構成されてなり、レーザ発振光のビームウ
エストが前記記録媒体の表面上に形成されてなることを
特徴とする半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振型
光ピックアップを提供するものである。
また、レーザ媒質と記録媒体との光軸上に非線形光学
素子を配置した上記レーザ共振型光ピックアップを提供
するものである。
素子を配置した上記レーザ共振型光ピックアップを提供
するものである。
［作用］ レーザ媒質の励起光入射側の端面を凸レンズ状に研磨
するか又は半導体レーザ励起光入射側に配置した共振ミ
ラーを凹面鏡とすることによって、収束レンズを用いず
にレンズ効果をもたせ、レーザ共振器内のレーザ光の最
適の強度分布に適合するように励起することができる。
するか又は半導体レーザ励起光入射側に配置した共振ミ
ラーを凹面鏡とすることによって、収束レンズを用いず
にレンズ効果をもたせ、レーザ共振器内のレーザ光の最
適の強度分布に適合するように励起することができる。
前記レーザ共振器の一方を光ディスク、光磁気ディス
ク等の記録媒体として記録媒体表面にビームウエストを
有するレーザ共振型光ピックアップとする。
ク等の記録媒体として記録媒体表面にビームウエストを
有するレーザ共振型光ピックアップとする。
［実施例］ 本発明の実施例を第１図、第２図に示す。両実施例と
も、図示せぬ半導体レーザからの励起光を光ファイバー
８を通してレーザ共振器に導いている。レーザ媒質６の
励起光入射側端面を凸レンズ状に研磨加工し、その面を
共振ミラーの一方として（第11図）、又は、凹面鏡を共
振ミラーの一方として（第２図）光ディスク、光磁気デ
ィスク等の記録媒体10とでレーザ共振器を構成する。
も、図示せぬ半導体レーザからの励起光を光ファイバー
８を通してレーザ共振器に導いている。レーザ媒質６の
励起光入射側端面を凸レンズ状に研磨加工し、その面を
共振ミラーの一方として（第11図）、又は、凹面鏡を共
振ミラーの一方として（第２図）光ディスク、光磁気デ
ィスク等の記録媒体10とでレーザ共振器を構成する。
第２図の共振ミラー13を用いる場合、レーザ媒質６の
励起光入射側端面はフラットな面としているが、凸レン
ズ状に研磨加工しても良い。レーザ発振光のビームウエ
スト11を記録媒体10表面付近に形成するようにすると、
収束レンズを使用しないで記録媒体10上にレーザビーム
を絞ることができる。
励起光入射側端面はフラットな面としているが、凸レン
ズ状に研磨加工しても良い。レーザ発振光のビームウエ
スト11を記録媒体10表面付近に形成するようにすると、
収束レンズを使用しないで記録媒体10上にレーザビーム
を絞ることができる。
上記２つの実施例において、レーザ媒質６と記録媒体
10との間の光軸上にKNbO3,β−BaB2O4,KTiOPO4,KH2PO4
結晶等の非線形光学素子を配置してもよく、レーザ媒質
６と記録媒体10との間の光軸上に非線形光学素子を配置
して、第２高調波の発振が可能となる。第１図、第２図
の実施例に適用すれば、第２高調波により高記録密度の
記録媒体10を高感度に読み取ることができる。この場
合、ビームウエストは記録媒体10に形成される。
10との間の光軸上にKNbO3,β−BaB2O4,KTiOPO4,KH2PO4
結晶等の非線形光学素子を配置してもよく、レーザ媒質
６と記録媒体10との間の光軸上に非線形光学素子を配置
して、第２高調波の発振が可能となる。第１図、第２図
の実施例に適用すれば、第２高調波により高記録密度の
記録媒体10を高感度に読み取ることができる。この場
合、ビームウエストは記録媒体10に形成される。
本発明のレーザ媒質端面の凸レンズ形状としては、球
面レンズ、非球面レンズ、シリンドリカルレンズ等のビ
ームウエスト11の断面が円形もしくは楕円形状となるよ
うなものであればよい。
面レンズ、非球面レンズ、シリンドリカルレンズ等のビ
ームウエスト11の断面が円形もしくは楕円形状となるよ
うなものであればよい。
［発明の効果］ 本発明の半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振型
ピックアップは、励起光集光用の収束レンズが不要であ
るため小型軽量化が可能となり、収束レンズの光軸合わ
せおよび位置合わせ等の調整が簡略化され、また、コス
トダウンにも寄与するという効果を有する。
ピックアップは、励起光集光用の収束レンズが不要であ
るため小型軽量化が可能となり、収束レンズの光軸合わ
せおよび位置合わせ等の調整が簡略化され、また、コス
トダウンにも寄与するという効果を有する。
また、本発明のレーザ共振型光ピックアップは、記録
媒体表面にビームウエストを形成できるので、高感度に
情報を読み取ることができる。
媒体表面にビームウエストを形成できるので、高感度に
情報を読み取ることができる。
第１図は本発明の実施例のレーザ共振型光ピックアップ
の基本構成図、第２図は本発明の別の実施例のレーザ共
振型光ピックアップの基本構成図、第３図（ａ），
（ｂ）は従来の半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共
振器の基本構成図である。 6:レーザ媒質、8:光ファイバー、10:記録媒体、11:ビー
ムウエスト、13:共振ミラー。
の基本構成図、第２図は本発明の別の実施例のレーザ共
振型光ピックアップの基本構成図、第３図（ａ），
（ｂ）は従来の半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共
振器の基本構成図である。 6:レーザ媒質、8:光ファイバー、10:記録媒体、11:ビー
ムウエスト、13:共振ミラー。
Claims (3)
- 【請求項１】半導体レーザによって光学的ポンピングが
なされる固体レーザのレーザ共振型光ピックアップにお
いて、半導体レーザの励起光が入射するレーザ媒質の端
面は凸レンズ状に形成されてなり、前記励起光をレーザ
媒質に入射させてなり、情報が記憶され光学的に読み出
し可能にした記録層を有する記録媒体と前記端面とでレ
ーザ共振器が構成されてなり、レーザ発振光のビームウ
エストが前記記録媒体の表面に形成されてなることを特
徴とする半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振型光
ピックアップ。 - 【請求項２】半導体レーザによって光学的ポンピングが
なされる固体レーザのレーザ共振型光ピックアップにお
いて、半導体レーザの励起光の入射側に配置した共振ミ
ラーを凹面鏡とし、前記励起光を凹面鏡を通してレーザ
媒質に入射させてなり、情報が記憶され光学的に読み出
し可能にした記録層を有する記録媒体と前記凹面鏡とで
レーザ共振器が構成されてなり、レーザ発振光のビーム
ウエストが前記記録媒体の表面上に形成されてなること
を特徴とする半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振
型光ピックアップ。 - 【請求項３】レーザ媒質と記録媒体との光軸上に非線形
光学素子を配置した、請求項１または２記載のレーザ共
振型光ピックアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63242355A JP2734557B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振器およびレーザ共振型光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63242355A JP2734557B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振器およびレーザ共振型光ピックアップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02216879A JPH02216879A (ja) | 1990-08-29 |
| JP2734557B2 true JP2734557B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17087959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63242355A Expired - Fee Related JP2734557B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 半導体レーザ励起固体レーザのレーザ共振器およびレーザ共振型光ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2734557B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040093A (ja) * | 1973-08-15 | 1975-04-12 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52124672U (ja) * | 1976-03-19 | 1977-09-21 | ||
| US4879723A (en) * | 1987-07-27 | 1989-11-07 | Amoco Corporation | Intracavity generation of coherent optical radiation of optical mixing |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP63242355A patent/JP2734557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040093A (ja) * | 1973-08-15 | 1975-04-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02216879A (ja) | 1990-08-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |