JP2734479B2 - コアカツタ - Google Patents

コアカツタ

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JP2734479B2
JP2734479B2 JP32404289A JP32404289A JP2734479B2 JP 2734479 B2 JP2734479 B2 JP 2734479B2 JP 32404289 A JP32404289 A JP 32404289A JP 32404289 A JP32404289 A JP 32404289A JP 2734479 B2 JP2734479 B2 JP 2734479B2
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cutting
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,鉄筋コンクリート構造物等の切削,切断に
使用するコアカツタに関するものである。
(従来の技術) 従来のコアカツタを第8,9,10図により説明すると,第
8図の(1)がケーシングチユーブ,(2)が同ケーシ
ングチユーブ(1)の先端部にろう付けされた多数のカ
ツタビツトで,ケーシングチユーブ(1)を回転させる
とともに前進させ,各カツタビツト(2)の刃先を鉄筋
コンクリート構造物(3)(4)に当接させて,コンク
リート構造物(3)及びその中の鉄筋(4)を円環状に
切削,切断するようにしている。上記カツタビツト
(2)には,第9図に示すように炭化タングステンとコ
バルト等とを焼結して得た焼結材(超硬合金)よりなる
超硬合金カツタビツト(2a),または第10図に示すよう
に銅,錫,ニツケル等の金属粉末(2b1)とダイヤモン
ド砥粒(2b2)とを焼結して得た焼結材よりなるダイヤ
モンド砥粒カツタビツト(2b)を使用している。
(発明が解決しようとする課題) 前記第8,9,10図に示すコアカツタには,次の問題があ
った。即ち, 第9図に示す超硬合金カツタビツト(2a)は,その刃
先が先鋭であれば,鉄筋(4)を切削,切断できるが,
コンクリート(3)の切削,切断に対しては硬度がダイ
ヤモンド砥粒カツタビツト(2b)程高くなくて,早期に
摩耗し,刃先が先鋭でなくなって,鉄筋(4)の切削,
切断が不可能になる。
一方,第10図に示すダイヤモンド砥粒カツタビツト
(2b)は,切断するコンクリート構造物(3)に対して
最も優れた耐摩耗性を有しているが,ダイヤモンド砥粒
(2b2)がコンクリート構造物(3)中の鉄筋(4)と
反応するため,鉄筋(4)の切断時に,激しく損耗す
る。ところが切削性そのものは,変化しないので,ダイ
ヤモンド砥粒カツタビツト(2b)をケーシングチユーブ
(1)の先端部とともに交換することにより,対処可能
である。しかしダイヤモンド砥粒(2b2)が高価で,ラ
ンニングコストが極めて高くなるという問題があった。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり,そ
の目的とする処は,ランニングコストを低減できる上
に,鉄筋コンクリート構造物を長期間にわたり切削,切
断できるコアカツタを提供しようとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために,本発明のコアカツタ
は,ケーシングチユーブの逆回転時にケーシングチユー
ブに対して切削方向に回動する超硬合金カツタビツト
と、ケーシングチユーブの正回転時にケーシングチユー
ブに対して切削方向に回動するダイヤモンド砥粒カツタ
ビツトとをケーシングチユーブの前端部に取付けてい
る。
(作用) 本発明のコアカツタは前記のように構成されており,
コンクリート切削時には,ケーシングチユーブを正回転
させるとともに前進させて,ダイヤモンド砥粒カツタビ
ツトを切削方向に回動させ,その刃先をコンクリートに
食い込ませて,コンクリート構造物を切削する。また鉄
筋切削時には,ケーシングチユーブを逆回転させるとと
もに前進させて,超硬合金カツタビツトを切削方向に回
動させ,その刃先を鉄筋に食い込ませて,コンクリート
構造物の鉄筋を切削する。
(実施例) 次に本発明のコアカツタを第1図乃至第7図に示す一
実施例により説明すると,第1,2図の(1)がケーシン
グチユーブ,(2a)が超硬合金カツタビツト,(2b)が
ダイヤモンド砥粒カツタビツトで,同超硬合金カツタビ
ツト(2a)と同ダイヤモンド砥粒カツタビツト(2b)が
交互に並んでいる。また(8a)が上記各超硬合金カツタ
ビツト(2a)を上記ケーシングチユーブ(1)の前端部
に取付ける取付け治具,(8b)が上記各ダイヤモンド砥
粒カツタビツト(2b)を上記ケーシングチユーブ(1)
の前端部に取付ける取付け治具,第3,4,5図の(9a)が
上記各超硬合金カツタビツト(2a)のチツプ部,(10
a)が同各超硬合金カツタビツト(2a)のシヤンク部,
(11a)が上記各取付け治具(8a)に設けた凹陥部,(1
2a)が上記シヤンク部(10a)に穿設した長孔,(13a)
が同長孔(12a)に嵌挿したピンで,同ピン(13a)の両
端部が上記取付け治具(8a)に固定されて,超硬合金カ
ツタビツト(チツブ部(9a)及びシヤンク部(10a))
(2a)が上記取付け治具(8a)に回転可能に取付けられ
ている。また(9b)が上記各ダイヤモンド砥粒カツタビ
ツト(2b)のチツプ部,(10b)が同各ダイヤモンド砥
粒カツタビツト(2b)のシヤンク部,(11b)が上記各
取付け治具(8b)に設けた凹陥部,(12b)が上記シヤ
ンク部(10b)に穿設した長孔,(13b)が同長孔(12
b)に嵌挿したピンで,同ピン(13b)の両端部が上記取
付け治具(8b)に固定されて,ダイヤモンド砥粒カツタ
ビツト(チツプ部(9b)及びシヤンク部(10b))(2
b)が上記取付け治具(8b)に回転可能に取付けられて
いる。また第6,7図の(14a)(16a)が上記シヤンク部
(10b)部の上端面,(15a)が上記取付け治具(8a)の
支持面,(14b)(16b)が上記シヤンク部(10b)部の
上端面,(15b)が上記取付け治具(8b)の支持面であ
る。
次に前記第1図乃至第7図に示すコアカツタの作用を
具体的に説明する。
コンクリート切削時には,ケーシングチユーブ(1)
を第6図の破線矢印のように正回転させるとともに前進
させる。このとき,ダイヤモンド砥粒カツタビツト(チ
ツプ部(9b)及びシヤンク部(10b))(2b)は,コン
クリート(3)からコンクリート切削反力(b1)と押付
力(b2)とこれらの合力(b3)とを受け,ピン(13b)
を中心に矢印A方向に回転して,シヤンク部(10b)の
上端面(14b)が取付け治具(8b)の支持面に接触し,
ダイヤモンド砥粒カツタビツト(2b)のチツプ部(9b)
の前端面全域がコンクリート(3)に当接して,コンク
リート(3)が切削される。このとき,超硬合金カツタ
ビツト(チツプ部(9a)及びシヤンク部(10b))(2
b)は,水平反力(a1)を受け,ピン(13a)を中心に矢
印A方向に回転して,チツプ部(9a)がコンクリート
(3)面を滑動する。
鉄筋切削時には,ケーシングチユーブ(1)を第7図
の実線矢印のように逆回転させるとともに前進させる。
このとき,超硬合金カツタビツト(チツプ部(9a)及び
シヤンク部(10a))(2a)は,コンクリート(3)及
び鉄筋(4)から鉄筋切削反力(c1)と押付力(c2)と
これらの合力(c3)とを受け,ピン(13a)を中心に矢
印B方向に回転して,シヤンク(10a)の上端面(14a)
が取付け治具(8a)の支持面に接触し,超硬合金カツタ
ビツト(2a)のチツプ部(9a)の先端部がコンクリート
(3)に食い込んで,鉄筋(4)が切削される。このと
き,ダイヤモンド砥粒カツタビツト(チツプ部(9b)及
びシヤンク部(10b))(2b)は,水平反力(a1)を受
け,ピン(13b)を中心に矢印B方向に回転して,チツ
プ部(9b)がコンクリート(3)面を滑動する。
(発明の効果) 本発明のコアカツタは前記のようにコンクリート切削
時には,ケーシングチユーブを正回転させるとともに前
進させて,ダイヤモンド砥粒カツタビツトを切削方向に
回動させ,その刃先をコンクリートに食い込ませて,コ
ンクリート構造物を切削する。また鉄筋切削時には,ケ
ーシングチユーブを逆回転させるとともに前進させて,
超硬合金カツタビツトを切削方向に回動させ,その刃先
を鉄筋に食い込ませて,コンクリート構造物の鉄筋を切
削するので,コンクリートの切削,切断時には,それに
適したダイヤモンド砥粒カツタビツトを,鉄筋の切削,
切断時には,それに適した超硬合金カツタビツトを,と
いうように使い分けることができて,コアカツタのラン
ニングコストを低減できる。また上記のようにダイヤモ
ンド砥粒カツタビツトと超硬合金カツタビツトとを使い
分けるので,鉄筋コンクリート構造物を長期間にわたり
切削,切断できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコアカツタの一実施例を示す平面図,
第2図は同コアカツタのカツタビツトを示す平面図,第
3図は同コアカツタのカツタビツトの拡大側面図,第4
図はその縦断正面図,第5図はその縦断側面図,第6,7
図はその作用説明図,第8図は従来のコアカツタを示す
平面図,第9図は超硬合金カツタビツトを示す斜視図,
第10図はダイヤモンド砥粒カツタビツトを示す斜視図で
ある。 (1)……ケーシングチユーブ,(2a)……超硬合金カ
ツタビツト,(2b)……ダイヤモンド砥粒カツタビツ
ト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングチユーブの逆回転時にケーシン
    グチユーブに対して切削方向に回動する超硬合金カツタ
    ビツトと、ケーシングチユーブの正回転時にケーシング
    チユーブに対して切削方向に回動するダイヤモンド砥粒
    カツタビツトとをケーシングチユーブの前端部に取付け
    たことを特徴とするコアカツタ。
JP32404289A 1989-12-15 1989-12-15 コアカツタ Expired - Fee Related JP2734479B2 (ja)

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