JP2733650B2 - 高圧エジェクター噴射装置付異物分離除去、洗浄機 - Google Patents

高圧エジェクター噴射装置付異物分離除去、洗浄機

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JP2733650B2
JP2733650B2 JP9031095A JP9031095A JP2733650B2 JP 2733650 B2 JP2733650 B2 JP 2733650B2 JP 9031095 A JP9031095 A JP 9031095A JP 9031095 A JP9031095 A JP 9031095A JP 2733650 B2 JP2733650 B2 JP 2733650B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧エジェクタ−噴射
装置付異物分離除去、洗浄機に係り、更に詳しくは、食
品に付着している汚れや異物を分離除去する為の異物分
離除去、洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、製品として食品を消費者に
提供する際、その食品を予め洗浄することが広く行われ
ており、この食品の洗浄は、洗浄した後に行う食品の製
造、調理加工にとって大切な前工程である。
【0003】そこで、従来の食品の洗浄をみてみると、
従来は、流し台の水槽に水を蓄え、その中に食品を投入
し、この水槽内に投入した食品を1つ1つ人手によって
洗浄していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、次の点に於て幾つかの不具合を有する。即ち、上記
食品に着目すると、食品には農産物(例えば野菜やフル
−ツ、或いは穀物)や水産物、海産物(例えば魚、エ
ビ、貝類、昆布)、或いは畜産物(例えば鳥肉、豚肉、
副生物)等種々ある為に、これらの食品を全て同じよう
に人手によって洗浄するには限界があり、食品に付着し
ている汚れや異物を確実に、而も短時間で食品から分離
除去することは難しかった。
【0005】従って、本発明の目的とする所は、食品に
付着している汚れや異物を確実に、而も短時間で食品か
ら分離除去し、食品をより安全なものにできる技術を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記目的を解決する為に、
本発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応
する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本発
明は水Gが蓄えられた流し台1の水槽2中に、食品Fを
投入し、上記食品Fに付着した異物を分離除去し、洗浄
する異物分離除去、洗浄機に於て、上記異物分離除去、
洗浄機は、上記水槽2の側壁下部に取り付けられ、高圧
ポンプ6によって生成された高圧水、及び外部から取り
入れた空気A、並びに水槽2内の循環水Wの混合水Jを
水槽2内に噴射する高圧エジェクタ−噴射装置4と、上
記高圧エジェクタ−噴射装置4から噴射された混合水J
と上記水槽2内の水Gとの混合水である循環水Wを、そ
の床面に沿って水槽2の下部2Aから上部2Bへ上昇せ
しめる床であって、上記床面が高圧エジェクタ−噴射装
置4から噴射される混合水Jに向かって対面し、且つ上
記高圧エジェクタ−噴射装置4から遠ざかる方向へ昇り
傾斜となる昇り傾斜面35と成したテ−パ−床30と、
から成る異物分離手段と、上記異物分離手段によって食
品Fから分離された異物を収集除去する異物除去手段
と、を備え、上記循環水Wが、上記テ−パ−床30に沿
って上昇した後、水面G1付近で高圧エジェクタ−噴射
装置4が取り付けられた側壁側に向かって流動し、上記
側壁に沿って水槽2の下部2Aへ潜った後、再び上記テ
−パ−床30に沿って上昇する過程を有して回転循環す
ることを特徴とする高圧エジェクタ−噴射装置付異物分
離除去、洗浄機である。
【0007】また、他の特徴とする所は 上記異物除去
手段は、上記テ−パ−床30の昇り傾斜面35の上方に
面状に位置し、上記食品Fに付着していた土、砂、小石
等をテ−パ−床30へ向けて通過可能にするだけの大き
さを有する通過路45が形成された沈殿異物除去部材3
6と、上記沈殿異物除去部材36上に取り付けられ、上
記食品Fに付着していた鉄等の異物を吸着するマグネッ
トプレ−ト37と、上記水槽2内に蓄えられた水Gの水
面G1付近の側壁に配設され、水槽2内に浮遊している
小虫、小ゴミ等が入り込む網袋状の捕獲部41が形成さ
れた浮遊異物除去部材38と、上記水槽2内に蓄えられ
た水Gの水面G1付近の側壁に配設され、水Gに浮いた
毛髪、糸クズ等をからめ取るブラシ毛42を複数本有す
る毛取りブラシ39と、上記水槽2内に蓄えられた水G
の水面G1付近の側壁に配設され、水Gに浮いた農薬、
汚水等を循環水Wと共に水槽2内から流出せしめるオ−
バフロ−40と、を備えていることを特徴とする。
【0008】また、他の特徴とする所は、上記テ−パ−
床30は、水槽2の一側及び他側壁31、32のそれぞ
れの下部31A、32Bから水槽2の中央部2Cに向か
って昇り傾斜と成した二面の昇り傾斜面46、47を有
した山形状の床であることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によりその使い方を説明すると、先ず
流し台1の水槽2内に水Gを供給する。次に、上記水G
が蓄えられた水槽2内に食品Fを投入する。次に、上記
高圧エジェクタ−噴射装置4を作動させ、この高圧エジ
ェクタ−噴射装置4から高圧水P及び空気A並びに循環
水Wの混合水Jを噴射する。上記混合水Jは、水槽2中
の水Gと混合されて循環水Wとしてテ−パ−床30の昇
り傾斜面35に当り、且つ昇り傾斜面35に沿って水槽
2の下部2Aから上部2Bに向かって上昇する。そし
て、水面G1付近まで達した循環水Wは、水面G1付近
を高圧エジェクタ−噴射装置4が取り付けられた側壁側
へ向けて流動した後、側壁に沿って水槽2の下部2Aへ
潜り、再びテ−パ−床30に沿って上昇する。
【0010】即ち、上記高圧エジェクタ−噴射装置4が
噴射する混合水Jによって、循環水Wが水槽2内で回転
循環する。そして、上記回転循環する循環水Wに乗って
食品Fも回転循環する。この際、上記高圧エジェクタ−
噴射装置4から噴射される混合水Jが食品Fの隅々に当
り、食品Fに付着している汚れや異物を食品Fから分離
する。そして、上記食品Fから分離された汚れや異物は
上記回転循環する循環水Wに乗る。この際、上記汚れや
異物は、その種類によって比重の違いがあり、上記回転
循環の中でのそれぞれの場所で上記異物除去手段によっ
て回収される。つまり、上記汚れや異物は、回転循環す
る中で比重が大きいものは、水槽2の下部に下降し、下
降した場所で異物除去手段に収集除去され、比重が小さ
いものは、循環水Wと共に水槽2の上部に上昇し、上昇
した場所で異物除去手段に収集除去される。
【0011】
【実施例】次に、添付図面に従い本発明の実施例を説明
する。図1から図3までは第1の実施例の高圧エジェク
タ−噴射装置付異物分離除去、洗浄機であって、水槽2
を有する流し台1と、異物分離手段と、異物除去手段と
から成る。
【0012】上記流し台1の水槽2は、一側壁31と他
側壁32、前壁33と後壁34とを有する。また、上記
流し台1には、水槽2に水道水Gを蓄える為やその他の
作業に用いる為の蛇口25が設けられており、水道水G
が水道管27を介して導かれている。更に、上記水道水
Gは高圧ポンプ6にも導かれている。
【0013】上記異物分離手段は、高圧エジェクタ−噴
射装置4と、テ−パ−床30とから成る。上記高圧エジ
ェクタ−噴射装置4は、水槽2の一側壁31の下部31
Aに前後方向Xに沿って複数取り付けられていて、高圧
ポンプ6によって生成された高圧水P、及び外部から取
り入れた空気A、並びに水槽2内の循環水Wの混合水J
を水槽2内に噴射するものである。
【0014】更に詳しくは、上記高圧エジェクタ−噴射
装置4は、高圧エジェクタ−噴射装置本体5と高圧水噴
射ノズル16とより成る。上記高圧エジェクタ−噴射装
置本体5は、その前部5a側を水槽2内に臨ませるよ
う、高圧エジェクタ−噴射装置取付手段12及びOリン
グ13によって水槽2の一側壁31に挟着されている。
【0015】そして、上記高圧水噴射ノズル16は、流
し台1下部に位置する高圧ポンプ6にその一端が連なる
高圧水供給管7の他端に高圧水供給管指示体18を介し
て接続されていると共に、高圧水噴射ノズル支持体17
によって上記高圧エジェクタ−噴射装置4の後部5bに
取りつけられている。更に、上記高圧水噴射ノズル16
の先端は、高圧エジェクタ−噴射装置本体5内に設けら
れた内部空間14に臨んでいる。
【0016】上記内部空間14は、絞り部15を介して
高圧エジェクタ−噴射装置本体5の前部5a側の吐出口
8に連なると共に、循環水吸入口9及び空気吸入口10
が連なっている。上記循環水吸入口9は、その一端を水
槽2内に臨ませており、循環水Wを吸入できるように成
されている。上記空気吸入口10には、水槽2の外に臨
み、空気Aを吸入する空気吸入管11が接続されてい
る。
【0017】上記高圧ポンプ6の側部には、高圧ポンプ
6を駆動する為のモ−タ−19が配設されている。そし
て、高圧ポンプ6に連なる高圧水供給管7には枝管20
を分岐して高圧ホ−ス21によって連ねられたノズル2
3を有する高圧水吐出洗浄手段22が設けられており、
高圧ポンプ6によって生成された高圧水Pを水槽2以外
の場所に吐出できるよう構成されている。そして、上記
高圧水Pの水槽2内への吐出或いは水槽2以外への吐出
の切替えは高圧水供給管7及び枝管20に設けられた切
換バルブ24a、24bによって行われるものである。
【0018】上記テ−パ−床30は、上記高圧エジェク
タ−噴射装置4から噴射された混合水Jと水槽2内の水
Gとの混合水である循環水Wを、その床面に沿って水槽
2の下部2Aから上部2Bへ上昇せしめる床であって、
上記床面が高圧エジェクタ−噴射装置4から噴射される
混合水Jに向かって対面し、且つ上記高圧エジェクタ−
噴射装置4から遠ざかる方向へ昇り傾斜となる昇り傾斜
面35と成している。
【0019】また、この例では、上記他側壁32の上部
32Aに、前後方向Xに沿って複数の高圧エジェクタ−
噴射装置4が取り付けられ、この他側壁32の複数の高
圧エジェクタ−噴射装置4は、平面から見て上記一側壁
31の複数の高圧エジェクタ−噴射装置4と対向してい
る。これにより、上記高圧エジェクタ−噴射装置4を作
動させたとき、循環水Wが水槽2内でより回転循環し易
いものである。
【0020】次に、上記異物除去手段は、沈殿異物除去
部材36、マグネットプレ−ト37、浮遊異物除去部材
38、毛取りブラシ39、オ−バ−フロ−40を備えて
いる。
【0021】上記沈殿異物除去部材36は、上記テ−パ
−床30の昇り傾斜面35の上方に面状に位置し、食品
Fの内部に含まれる土、砂、小石等をテ−パ−床30へ
向けて通過可能にするだけの大きさを有する通過路45
が形成されている。そして、この例では上記沈殿異物除
去部材36は、すのこ36である。
【0022】次に、上記マグネットプレ−ト37は、上
記沈殿異物除去部材36上に取り付けられ、上記食品F
に付着した鉄等の異物を吸着するものである。
【0023】次に、上記浮遊異物除去部材38は、上記
水槽2内に蓄えられた水Gの水面G1付近の一側壁31
に位置し、水槽2内に浮遊している小虫、小ゴミ等が入
り込む網袋状の捕獲部41が形成されている。
【0024】次に、上記毛取りブラシ39は、上記水槽
2内に蓄えられた水Gの水面G1付近の一側壁31に位
置し、水Gに浮いた毛髪、糸クズ等をからめ取るブラシ
毛42を複数本有する。
【0025】次に、上記オ−バ−フロ−40は、上記水
槽2内に蓄えられた水Gの水面G1付近の一側壁31に
位置し、水Gに浮いた農薬、汚水等を水槽2内から流出
せしめるものである。
【0026】そして、上記テ−パ−床30の下部には、
上記テ−パ−床30及びオ−バ−フロ−40で収集され
た異物を含む収集水から、異物を回収するゴミ取りカゴ
43が配設されている。そして、上記ゴミ取りカゴ43
には、このゴミ取りカゴ43で異物が回収された排水Q
が通過する排水管44が連設されている。
【0027】次に、上記構成によりその使い方を説明す
ると、先ず流し台1の水槽2内に蛇口25から水道水G
を供給する。次に、上記水道水Gが蓄えられた水槽2内
に食品Fを投入する。次に、上記高圧エジェクタ−噴射
装置4を作動させ、この高圧エジェクタ−噴射装置4か
ら高圧水P及び空気A並びに循環水Wの混合水Jを噴射
する。
【0028】即ち、上記高圧ポンプ6によって生成され
た高圧水Pは高圧水供給管7を介して高圧エジェクタ−
噴射装置本体5の後部5bに設けられた高圧水噴射ノズ
ル16に導かれ、内部空間14内に噴射された後、絞り
部15で流速が増加せしめられ、高圧エジェクタ−噴射
装置本体5の前部5aの吐出口8から噴射される。この
とき、上記内部空間14を流れる高圧水Pの吸引作用に
よって、空気A及び循環水Wがそれぞれ吸入され、吐出
口8から噴射される高圧水Pは空気A及び循環水Wを混
合した混合水Jと成るものである。そして、上記空気A
は気泡群として混合水J中に存在しているものである。
【0029】上記噴射された混合水Jは、水槽2内の水
道水Gと混合された状態の循環水Wとしてテ−パ−床3
0の昇り傾斜面35に当たり、且つこの昇り傾斜面35
に沿って水槽2の下部2Aから上部2Bに向かって上昇
する。そして、水面G1付近まで達した循環水Wは、上
記他側壁32に配設された高圧エジェクタ−噴射装置4
から噴射される混合水Jによって流速を落すことなく一
側壁31側へ向けて流動した後、一側壁31に沿って水
槽2の下部2Aへ潜り、再びテ−パ−床30に沿って上
昇する。
【0030】即ち、上記高圧エジェクタ−噴射装置4が
噴射する混合水Jによって、循環水Wが水槽2内で回転
循環する。この際、上記食品Fも回転循環する循環水W
によって回転循環して上記高圧エジェクタ−噴射装置4
から噴射される混合水Jが食品Fの隅々に当り、食品F
に付着している汚れや異物を食品Fから分離する。そし
て、上記食品Fから分離した汚れや異物を上記回転循環
する循環水Wに乗せる。この際、上記汚れや異物は、そ
の種類によって比重の違いがあり、上記回転循環の中で
のそれぞれの場所で上記異物除去手段によって収集除去
される。
【0031】詳しくは、比重の大きい異物、例えば土や
砂、或いは小石等は、上記すのこ36の通過路45を通
過してテ−パ−床30に落下する。また、鉄等はマグネ
ットプレ−ト37に吸着される。そして、比重の小さい
異物、例えば小虫、小ゴミ等は、水面G1で上記浮遊異
物除去部材38によって捕獲される。また、毛髪や糸ク
ズ等は、水面G1で毛取りブラシ39によってからめ取
られる。また、農薬や汚水等は、オ−バ−フロ−40か
ら水槽2外へ流出する。
【0032】つまり、上記汚れや異物は、回転循環する
中で比重が大きいものは、水槽2の下部2Aに下降し、
下降した場所で異物除去手段に収集除去され、比重が小
さいものは、循環水Wと共に水槽2の上部2Bに上昇
し、上昇した場所で異物除去手段に収集除去されるもの
である。そして、上記食品Fは、洗浄された状態で水槽
2から取り出されるものである。
【0033】次に、図4及び図5を参照して第2の実施
例を説明する。この例では上記第1の実施例と略同様の
部分は省略して異なる部分のみを説明する。即ち、この
例では、上記テ−パ−床30を山形状にしている。詳し
くは、上記テ−パ−床30は、水槽2の一側壁31下部
31Aから他側壁32側へ向かって昇り傾斜と成す一側
昇り傾斜面46と、水槽2の他側壁32下部32Bから
一側壁31側へ向かって昇り傾斜と成す他側昇り傾斜面
47とを有し、上記一側昇り傾斜面46と他側昇り傾斜
面47とは、水槽2の中央部2Cに位置するテ−パ−床
30の頂上部48で連続している。そして、上記一側昇
り傾斜面46は、上記一側壁31下部31Aに配設され
た高圧エジェクタ−噴射装置4の混合水Jが噴射する方
向に向かって対面している。上記他側昇り傾斜面47
は、上記他側壁32下部32Bに配設された高圧エジェ
クタ−噴射装置4の混合水Jが噴射する方向に向かって
対面している。
【0034】次に、その動作を説明する。上記一側壁3
1及び他側壁32のそれぞれに配設置された高圧エジェ
クタ−噴射装置4を作動させたとき、上記一側昇り傾斜
面46に沿って上昇する循環水W1と、上記他側昇り傾
斜面47に沿って上昇する循環水W2とが上記山形状の
テ−パ−床30の頂上部48でぶつかる。そして、上記
循環水W1は、水面G1側を一側壁31に向かって流動
した後、一側壁31に沿って下方へ潜り、再び一側昇り
傾斜面46に沿って上昇すると共に、上記循環水W2
は、水面G1側を他側壁32に向かって流動した後、他
側壁32に沿って下方へ潜り、再び他側昇り傾斜面47
に沿って上昇する。
【0035】以上のように、上記高圧エジェクタタ−噴
射装置付異物分離除去、洗浄機によると上記高圧エジェ
クタ−噴射装置4及びテ−パ−床30によって、循環水
Wが水槽2内で回転循環する。そして、上記食品Fも回
転循環する循環水Wによって回転循環する。この際、上
記高圧エジェクタ−噴射装置4から噴射される混合水J
が上記回転循環する食品Fの隅々に当り、食品Fに付着
している汚れや異物を食品Fから分離する。そして、上
記食品Fから分離した汚れや異物を上記回転循環する循
環水Wに乗せる。この際、上記汚れや異物は、その種類
によって比重の違いがあり、上記回転循環の中でのそれ
ぞれの場所で上記異物除去手段によって収集除去される
ものである。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は請求項1及
び請求項3記載によると、上記異物分離手段により、食
品を回転循環させつつ、食品から汚れや異物を除去する
ことができる。この際、上記高圧エジェクタ−噴射装置
から噴射される混合水が回転循環する食品の隅々まで当
り、食品に付着している汚れや異物を分離する。そし
て、上記異物除去手段により、上記食品から分離した汚
れや異物を収集除去することができ、汚れや異物を確実
に、而も短時間で食品から分離除去することができ、以
って食品をより安全なものにできる。
【0037】また、上記水槽の床をテ−パ−床にするこ
とにより、1として水槽の容積を良好な異物分離除去、
洗浄が行える範囲で小さくすることができる。これによ
って、上記水槽内に蓄える水の量を少なくでき、節水で
きる。更に、2として上記水槽下部から水槽内の水を抜
くとき、すばやく行え、水の交換が短時間で行える。ま
た、沈んだ汚れや異物も集中でき、簡単に清掃が行え
る。
【0038】また、上記回転する循環水と共に食品を回
転循環させることで、上記食品が水面付近を移動する過
程を作り出すことができる。これにより、上記汚れや異
物が分離除去されて洗浄された食品を簡単に取り出すこ
とができる。
【0039】また、請求項2記載によると、上記異物除
去手段により、比重の違う汚れや異物を確実に収集除去
することができる。特に比重の小さい汚れや異物は、回
転する循環水に乗せて水面付近に集め易く、以ってこの
水面付近の汚れや異物を簡単に収集除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で示した高圧エジェクタ−噴射
装置付異物分離除去、洗浄機の全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例で示した高圧エジェクタ
−噴射装置付異物分離除去、洗浄機の簡略的な平面図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例で示した高圧エジェクタ
−噴射装置付異物分離除去、洗浄機の高圧エジェクタ−
噴射装置の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例で示した高圧エジェクタ
−噴射装置付異物分離除去、洗浄機の一部を省略した全
体構成図である。
【図5】本発明の第2の実施例で示した高圧エジェクタ
−噴射装置付異物分離除去、洗浄機の簡略的な平面図で
ある。
【符号の説明】
1 流し台 2 水槽 4 高圧エジェクタ−噴射装置 30 テ−パ−床 35 昇り傾斜面 36 沈殿異物除去部材 37 マグネットプレ−ト 38 浮遊異物除去部材 39 毛取りブラシ 40 オ−バ−フロ−

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水Gが蓄えられた流し台1の水槽2中
    に、食品Fを投入し、上記食品Fに付着した異物を分離
    除去し、洗浄する異物分離除去、洗浄機に於て;上記異
    物分離除去、洗浄機は、上記水槽2の側壁下部に取り付
    けられ、高圧ポンプ6によって生成された高圧水、及び
    外部から取り入れた空気A、並びに水槽2内の循環水W
    の混合水Jを水槽2内に噴射する高圧エジェクタ−噴射
    装置4と、上記高圧エジェクタ−噴射装置4から噴射さ
    れた混合水Jと上記水槽2内の水Gとの混合水である循
    環水Wを、その床面に沿って水槽2の下部2Aから上部
    2Bへ上昇せしめる床であって、上記床面が高圧エジェ
    クタ−噴射装置4から噴射される混合水Jに向かって対
    面し、且つ上記高圧エジェクタ−噴射装置4から遠ざか
    る方向へ昇り傾斜となる昇り傾斜面35と成したテ−パ
    −床30と、から成る異物分離手段と、上記異物分離手
    段によって食品Fから分離された異物を収集除去する異
    物除去手段と、を備え、上記循環水Wが、上記テ−パ−
    床30に沿って上昇した後、水面G1付近で高圧エジェ
    クタ−噴射装置4が取り付けられた側壁側に向かって流
    動し、上記側壁に沿って水槽2の下部2Aへ潜った後、
    再び上記テ−パ−床30に沿って上昇する過程を有して
    回転循環することを特徴とする高圧エジェクタ−噴射装
    置付異物分離除去、洗浄機。
  2. 【請求項2】 上記異物除去手段は、上記テ−パ−床3
    0の昇り傾斜面35の上方に面状に位置し、上記食品F
    に付着していた土、砂、小石等をテ−パ−床30へ向け
    て通過可能にするだけの大きさを有する通過路45が形
    成された沈殿異物除去部材36と、上記沈殿異物除去部
    材36上に取り付けられ、上記食品Fに付着していた鉄
    等の異物を吸着するマグネットプレ−ト37と、上記水
    槽2内に蓄えられた水Gの水面G1付近の側壁に配設さ
    れ、水槽2内に浮遊している小虫、小ゴミ等が入り込む
    網袋状の捕獲部41が形成された浮遊異物除去部材38
    と、上記水槽2内に蓄えられた水Gの水面G1付近の側
    壁に配設され、水Gに浮いた毛髪、糸クズ等をからめ取
    るブラシ毛42を複数本有する毛取りブラシ39と、上
    記水槽2内に蓄えられた水Gの水面G1付近の側壁に配
    設され、水Gに浮いた農薬、汚水等を循環水Wと共に水
    槽2内から流出せしめるオ−バフロ−40と、を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の高圧エジェクタ−
    噴射装置付異物分離除去、洗浄機。
  3. 【請求項3】 上記テ−パ−床30は、水槽2の一側及
    び他側壁31、32のそれぞれの下部31A、32Bか
    ら水槽2の中央部2Cに向かって昇り傾斜と成した二面
    の昇り傾斜面46、47を有した山形状の床であること
    を特徴とする請求項1記載の高圧エジェクタ−噴射装置
    付異物分離除去、洗浄機。
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